JP2003153015A - 色管理システム - Google Patents

色管理システム

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JP2003153015A JP2002221576A JP2002221576A JP2003153015A JP 2003153015 A JP2003153015 A JP 2003153015A JP 2002221576 A JP2002221576 A JP 2002221576A JP 2002221576 A JP2002221576 A JP 2002221576A JP 2003153015 A JP2003153015 A JP 2003153015A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 知覚色空間の色値がデバイス依存色空間の対
応する色値にマッピングされる条件等色を減少させる。 【解決手段】 異なる観察光源又は異なる環境などの複
数の異なる観察条件毎に、複数の異なる逆変換を知覚色
空間の色値に適用し、観察条件依存空間の複数の異なる
目標色値を得る。観察条件依存空間の複数の異なる目標
色値をデバイス色の反射率のスペクトルモデルに基づい
て回帰分析し、観察条件依存空間の複数の異なる目標色
値に最適に合致するデバイス依存座標での単一の色座標
を計算する。回帰分析は加重回帰分析で良い。目的デバ
イス依存色空間の色値が複数の異なる観察条件に対応す
る複数の異なる目標色値の最適合致回帰分析を介して得
られるので、観察条件の変化に起因する色のアピアラン
スの条件等色のずれが、単一の観察条件についてのみ正
確な値を得る変換と比較して大幅に減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目的画像(通常は
カラープリントアウト)が、異なる観察条件(異なる光
源又は異なる環境など)で見られるときに条件等色を減
少させる、色管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】「条件等色(性)」は、異なる色刺激か
ら正確に同一のカラーアピアランスをもたらす可能性が
ある、人間の視覚系の生理学的応答を表している。現代
の原色版法で広範囲の色を再現できるのは、条件等色
(性)のゆえである。
【0003】人間の目には同一に見えるが、反射される
エネルギスペクトルが非常に異なる物体がある。条件等
色がないと、これらの物体のそれぞれを含む絵を印刷す
るために、物体毎に特殊なインクが必要になる。必要な
インクの数は、管理しがたいものになろう。条件等色の
ゆえに、目にとってほぼ同じ刺激を、ごく少数の異なる
インク、通常はシアン、マゼンタ、イエロー及びブラッ
クだけを使用して作ることができる。
【0004】この場合もやはり条件等色のゆえに、CM
YK色の異なる組み合わせを用いて同一のカラーアピア
ランスを生じることがしばしば可能である。例えば、1
00%シアン、100%イエロー、30%マゼンタ及び
ブラックなしを用いて形成される色は、70%シアン、
70%イエロー、30%ブラック及びマゼンタなしを用
いて形成される色と同一に見えるはずである。この条件
等色の特徴が後に説明する発明で使用される。
【0005】条件等色は、基本的に光源及び環境などの
観察条件に影響されるが、特に光源に影響される。極端
な例として、実際の葉と並んだ緑の葉の原色版プリント
アウトを考慮すると、自然な光の下では、両方が緑に見
える。しかし、黄色い光の下で見た時、葉はまだ緑に見
えるが、原色版プリントは黒又は暗い青に見える。
【0006】従来の色管理システムは、目的画像で変化
する光源(又は観察条件の他の変化)の効果を無視して
いる。通常の色管理システムのフローを図14に示す。
色域マッピング及び他の変更を除いて、図14は、米国
特許第5,463,480号に記載された処理に多少類似してい
る。この処理は原始画像150内の個々の色にそれぞれ
作用して、目的画像の色の外見が原始画像の色の外見と
正確に一致する、目的画像160の対応するCMYK色
値を作る。従って、ステップS1401で、原始画像内
の個々のRGB色値それぞれをXYZ三刺激値に変換
し、原始での観察条件に関してフォワードアピアランス
モデルをステップS1402で適用し、XYZ三刺激値
をJCh色空間(又は他の知覚色空間)内のJCh値に
変換する。ステップS1404で、知覚色空間内で色域
調整を行い、ステップS1405で、目的デバイス観察
条件を使用して得られるJCh色値を観察条件依存色空
間内の単一のXYZ三刺激値に逆変換する。その後、X
YZ三刺激値を出力デバイスによるプリントアウトのた
めに、出力デバイス座標(CMYKなど)の色値に変換
する(ステップS1407)。
【0007】結果として生じるCMYK色は、逆変換で
用いられた観察条件の下で見られるとき、原始画像にお
ける元の色に正確に一致するように見える。上で注記し
たように、結果として生じる色は、ステップS1405
での逆変換で適用されたものと異なる観察条件の下で見
られる場合、条件等色のずれを示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、目的
画像を異なる光源などの複数の異なる観察条件の下で見
たときであっても、条件等色の効果を減らすことであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
異なる観察条件(異なる観察光源など)毎に、複数の異
なる逆アピアランス変換を、知覚色空間(Lab空間又
はJCh空間など)の色値に適用し、これによって、そ
れぞれが複数の異なる観察条件に対応する観察条件依存
空間(XYZ空間など)での複数の異なる目標色値を得
る。デバイス座標での単一の「最適合致」色値が観察条
件依存空間での複数の異なる目標色値について得られ
る。この「最適合致」は、得られた色値が観察条件依存
空間での複数の異なる目標色値の全てに関する正確な一
致ではないが、正確な一致からの誤差が制御される、又
は、最小自乗法など許容可能な誤差条件を満たすことを
意味する。
【0010】観察条件依存空間での複数の異なる目標色
値に最適に合致する、デバイス座標での単一の色値を得
るために、デバイスの色挙動を、スペクトルモデルを用
いてモデル化する。そのスペクトルモデルでは、波長の
関数としてデバイス空間での色の分光反射率を測定す
る。その後、スペクトルモデル、複数の異なる観察条件
及び観察条件依存空間での複数の異なる目標色値を使用
して、最小自乗法などの回帰分析を実行し、デバイス座
標での単一の最適合致色値を得る。
【0011】XYZ三刺激値(観察条件依存)及びCM
YK色値(デバイス依存)という特定の状況では、多数
の異なるCMYKの組み合わせによって1つのカラーア
ピアランスが生じるということを条件等色が示している
ので、複数の異なる目標XYZ三刺激値に関するよい合
致の可能性が高い。そのような回帰によって得られたC
MYK色値が、その後、原始画像から対応する色を再現
するのに使用される。
【0012】目的デバイス色が、複数の異なる観察条件
に対応する複数の異なる目標色値の最適合致回帰分析を
介して得られるので、観察条件の変化に起因する色のア
ピアランスの条件等色のずれは、単一の観察条件だけに
ついて正確な色を得る色管理システムと比較して大幅に
減る。
【0013】どの合致が「最適」であるかの判定を手助
けするために、観察条件の異なる1つの重要性に重みを
付けて、何れかの観察条件が発生する可能性をより正確
に表現することができる。例えば、経験的分析又は他の
手段から写真画像などの特定の画像が、蛍光燈照明下の
オフィス環境よりも白熱照明下の家庭環境で見られる傾
向が強く、自然光では全く見られないことが示される状
況では、蛍光燈照明より白熱灯照明を優先した重みを適
用することができ、自然照明にほぼゼロの重みが与えら
れる。そのような重みの正しい選択を助けるため、及び
本発明の更なる態様によれば、選択可能な観察条件につ
いて適当な重み付けを入力又は選択するグラフィカルユ
ーザインターフェースが提供される。
【0014】本発明のもう1つの態様によれば、複数の
異なる観察条件の回帰分析の結果が、標準化されたデバ
イスプロファイルのカラールックアップテーブルを作成
することによるなど、カラープロファイルに組み込まれ
る。そのようなデバイスプロファイルに適する標準フォ
ーマットがInternational Color Consortium (ICC)によ
って「File Format for Color Profiles」、ICC Specif
ication No. ICC.1:1998-09(1998)で定義され、「Adden
dum 2」、Document No.ICC.1A:1999-04(1999)で修正さ
れた。本発明のこの態様によれば、デバイスプロファイ
ルに、色値を知覚色空間(Lab空間又はJCh空間な
ど)からデバイス依存色空間(CMYKなど)の色値に
変換する命令が含まれ、そのような変換によって、複数
の異なる観察条件に対応する複数の異なる目標色値の回
帰分析が実施される。好ましい実施形態では、カラール
ックアップテーブル(CLUT)によって、そのような
色変換が実施され、CLUTに、知覚色空間からデバイ
ス依存空間(CMYK空間など)への変換の命令が含ま
れる。
【0015】更なる態様では、本発明は、知覚色空間
(Lab又はJChなど)から観察条件依存空間(XY
Z三刺激値など)への変換を行う時に、複数の異なる観
察条件(光源又は環境など)を使用して複数のそのよう
な変換を行い、その後、複数の結果に最適に合致する、
デバイス座標(CMYKプリンタ座標など)での単一の
最適合致値を得るために、複数の結果に回帰分析を適用
する、色管理システムである。
【0016】本発明のこの態様の好ましい実施形態で
は、画像が見られると期待される観察条件のユーザ選択
を可能にするために、ユーザインターフェースが提供さ
れる。ユーザ選択に基づいて回帰分析で各異なる観察条
件に重みが割り当てられ、最適合致を実行する時の「最
適」の意味が指定される。
【0017】この短い要約は、本発明の性質を素早く理
解できるようにするために提供されたものである。本発
明のより完全な理解は、添付図面と共に以下の本発明の
好ましい実施形態の詳細な説明を参照することによって
得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】一態様において、本発明は、色管
理モジュールにより使用されるカラールックアップテー
ブル(CLUT)をコンピュータに取り込むのに適用さ
れる。色管理モジュールは、一般に、パーソナルコンピ
ュータなどのコンピューティングデバイスで、印刷動作
中に色データを調整するのに使用される。色管理モジュ
ールは、一般に、色変換や色域マッピングなどの動作を
実行するために、コンピュータに格納されたカラールッ
クアップテーブルにアクセスする。更なる態様におい
て、本発明は、カラーアピアランスモデルの開発フェー
ズ中に適用されるが、得られるモデルは、後に実際の色
管理セッション中にエンドユーザによって使用される。
【0019】本発明は、全般的に、1つのデバイスに対
応する第1色空間から別のデバイスに対応する第2色空
間への画像を表す色データを管理する色管理システムに
対処する。具体的に言うと、本発明の色管理システム
は、目的画像が、光源又は環境などの複数の異なる観察
条件の下で見られる時の条件等色を減少させる。異なる
観察条件毎に、複数の異なる逆アピアランス変換を、知
覚色空間の色値に適用し、これにより、それぞれが異な
る観察条件に対応する、観察条件依存空間での複数の異
なる目標色値となる。回帰分析を適用し、スペクトルモ
デルを用いてデバイスの色挙動をモデル化し、観察条件
依存空間での複数の異なる目標色値に関する出力デバイ
ス座標での単一の最適合致色値を得る。
【0020】本発明による色管理システムは、プリンタ
ドライバなどのコンピューティングデバイス内で実行さ
れる出力デバイスドライバに組み込まれるか、プリンタ
などの出力デバイスのファームウェアに組み込まれる
か、汎用コンピュータで使用されるスタンドアローンの
色管理アプリケーションに提供されても良い。本発明
は、これらの実施形態に制限されないことと、本発明
を、色条件等色を減らすことが望まれる他の環境で使用
できる。
【0021】図1は、本発明によるカラールックアップ
テーブルを取り込むのに使用される代表的なコンピュー
ティングシステムの外見を示す図であり、このシステム
には、本発明の実践に関連して使用することができるコ
ンピューティング機器、周辺機器、及びディジタルデバ
イスが含まれる。コンピューティング機器40には、パ
ーソナルコンピュータ(以下「PC」)を含むホストプ
ロセッサ41が含まれ、ホストプロセッサ41は、Maci
ntosh、非ウィンドウズベースコンピュータ、又は他の
コンピュータとすることができるが、Microsoft Window
s(登録商標)95、Windows(登録商標) 98、Windows
(登録商標) NT、Windows(登録商標)2000、Windows
(登録商標) ME、又はWindows(登録商標) XPなどの
ウィンドウ環境を有するIBM PC互換コンピュータである
ことが好ましい。コンピューティング機器40は、ディ
スプレイスクリーン42を含むカラーモニタ43、テキ
ストデータ及びユーザコマンドを入力するキーボード4
6、及びポインティングデバイス47を備える。ポイン
ティングデバイス47は、ディスプレイスクリーン42
上に表示されたオブジェクトのポイント、選択、及び操
作のためのマウスを含むことが好ましい。
【0022】コンピューティング機器40は、少なくと
もコンピュータ固定ディスク45、フロッピー(登録商
標)ディスクドライブ44及びCD−ROMドライブ4
9などのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含む。
フロッピー(登録商標)ディスクドライブ44及びCD
−ROMドライブ49は、画像データ、コンピュータ実
行可能処理ステップ、アプリケーションプログラム、デ
バイスドライバなど、取り外し可能な記憶媒体に保管さ
れた情報にコンピューティング機器40がそれによって
アクセスできる手段を提供する。
【0023】プリンタ50は、複数の異なる観察条件に
対応する観察条件依存空間における複数の異なる目標色
値に対する出力デバイス座標の単一の最適合致色値を得
るべく回帰分析を適用するために色域とスペクトル測定
及び分光反射率が測定されるカラー出力デバイスの代表
である。そのようなプリンタは、紙又は透過原稿又は類
似物などの記録媒体上にカラー画像を形成する。本発明
は、他のカラー出力デバイス(フィルムレコーダなど)
を用いて実践することができる。加えて、ディジタルカ
ラースキャナ80が、コンピューティング機器40に文
書及び画像をスキャンするために設けられる。もちろ
ん、コンピューティング機器40は、ディジタルカメラ
又はディジタルビデオカメラなどの他のソースから、或
いはネットワークインターフェースバス90を介してロ
ーカルエリアネットワーク又はインターネットから、文
書及び画像を獲得しても良い。
【0024】光の波長の関数としての分光反射率が、分
光蛍光計を使用して、ある波長でのカラーパッチの反射
率を測定することにより、或いは分光光度計又は分光反
射率を測定するかそれへのアクセスを有する他の手段に
よるなどコンピューティング機器40に供給される。図
2から図13に関して詳細に説明する固定ディスク45
内に含まれるアプリケーションプログラムがこのデータ
を使用して本発明の機能を実行する。
【0025】図2は、コンピューティング機器40のホ
ストプロセッサ41の内部アーキテクチャを示す詳細ブ
ロック図である。図2からわかるように、ホストプロセ
ッサ41は、コンピュータバス114とインターフェー
スする中央処理装置(CPU)113を含む。やはりコ
ンピュータバス114とインターフェースするものが、
固定ディスク45、メインメモリとして使用されるラン
ダムアクセスメモリ(RAM)116、読取専用メモリ
(ROM)117、フロッピー(登録商標)ディスクイ
ンターフェース119、CD−ROMインターフェース
121、モニタ43へのディスプレイインターフェース
120、ネットワークインターフェース109、キーボ
ード46へのキーボードインターフェース122、ポイ
ンティングデバイス47へのマウスインターフェース1
23、スキャナ80へのスキャナインターフェース12
4、及びプリンタ50へのプリンタインターフェース1
25である。
【0026】メインメモリ116は、コンピュータバス
114とインターフェースし、オペレーティングシステ
ム、アプリケーションプログラム、及びデバイスドライ
バなどのソフトウェアプログラムの実行中にCPU11
3にRAMストレージを提供する。具体的に言うと、C
PU113は、固定ディスク45からメインメモリ11
6の1領域にコンピュータ実行可能な処理ステップをロ
ードする。その後、CPU113はオペレーティングシ
ステム、アプリケーションプログラム、及びデバイスド
ライバなどのソフトウェアプログラムを実行するため
に、メインメモリ116からその保管された処理ステッ
プを実行する。カラー画像などのデータがメインメモリ
116に保管され、そのデータは使用するか変更するコ
ンピュータ実行可能な処理ステップの実行中にCPU1
13によってアクセスされる。
【0027】また図2に示すように、固定ディスク45
は、他のオペレーティングシステムが使用されても良い
が、好ましくはウィンドウオペレーティングシステムで
あるオペレーティングシステム130、アプリケーショ
ンプログラム131、どちらもが色管理モジュールを含
む画像処理アプリケーション及びカラーアピアランスモ
デル化アプリケーションなどのテーブル作成アプリケー
ション132、モニタドライバ133、プリンタドライ
バ134、スキャナドライバ135、及び他のデバイス
ドライバ136を含む複数のデバイスドライバを含む。
固定ディスク45は、画像ファイル137、他のファイ
ル138、フォワードルックアップテーブル139、モ
ニタ43用モニタカラープロファイル140、プリンタ
50用プリンタカラープロファイル141、スキャナ8
0用スキャナカラープロファイル142、及び他のデバ
イス及び周辺機器(図示せず)用の他のカラープロファ
イル143も含む。本発明は、プリンタドライバ134
などのデバイスドライバの一体化された部分又はアプリ
ケーションプログラム131のうちで画像処理を実行す
る1つの何れかとして、CPU113による実行のため
に固定ディスク45に保管されるコンピュータ実行可能
な処理ステップによって実行されることが好ましい。こ
れに関して、固定ディスク45は、色管理システムでの
条件等色の減少のための、本発明を実施するコンピュー
タ実行可能処理ステップからなるプログラム145であ
る色管理モジュール(CMM)144も含む。
【0028】本発明による色管理システムにおける条件
等色の減少を図3から図13に関してより詳細に説明す
る。以下の説明は、カラープリンタに関して適用される
が、本発明がプリンタへの応用に制限されるのではな
く、フィルムレコーダなどその画像が条件等色によって
影響を受ける他のカラー出力デバイスに同等に適用可能
である。
【0029】図3は、本発明によるRGB原始色データ
への色管理システムの適用を説明する全般的なシステム
レベルの図である。図3からわかるように、色管理シス
テムは、色管理モジュール(CMM)144で実施され
る。CMM144は、例えば、目的画像160内のCM
YK目的色データを生成するために、原始画像150の
RGB原始色データに適用される。
【0030】一般に、CMM144は、原始デバイスの
スペクトル測定を用いて、原始画像150内の個々のR
GB色値のそれぞれをXYZ三刺激値に変換する。フォ
ワードアピアランスモデルは、XYZ三刺激値をJCh
などの知覚色空間に変換するように原始で観察条件のた
めのXYZ三刺激値に適用される。色域調整はJCh知
覚色空間で行われる。異なる観察条件毎に1つの、複数
の異なる逆アピアランス変換を知覚色空間の色値に適用
し、これによってそれぞれが異なる観察条件に対応す
る、観察条件依存空間での複数の異なる目標色値をもた
らす。回帰分析を適用し、スペクトルモデルを用いてデ
バイスの色挙動をモデル化し、観察条件依存空間での複
数の異なる目標色値に関する出力デバイス座標での単一
の最適合致色値を得る。従って、本発明は、目的画像
が、異なる光源又は環境などの複数の異なる観察条件の
下で見られる時であっても、条件等色の効果を減少させ
る。
【0031】図4Aから4Cに、本発明による色管理モ
ジュールで実行される変換シーケンスの詳細なシステム
レベルの説明を提供する。図4A及び図4Bに示される
ように、原始画像150からのRGB色データが目的画
像160のCMYK色データを生成するために色管理モ
ジュール144に入力される。色管理モジュール144
は、目的画像160が複数の異なる観察条件で見られる
時の条件等色の影響を減らしながら、原始画像150の
RGB色データをスキャナ80などの原始デバイスに対
応する色空間からプリンタ50などの目的デバイスに対
応する目的画像160でのCMYK色データに変換す
る。従って、複数の異なる観察条件の下で見られる時に
目的画像が同一に見えることが望まれる場合に、本発明
は色変換シーケンスにおいて有利である。
【0032】また図4A及び図4Bに示すように、色管
理モジュール144は、原始デバイスのスペクトル測定
406及び目的デバイスのスペクトル測定412の2組
のスペクトル測定を利用して変換シーケンスを実行す
る。
【0033】次に、図4A乃至図4Cの変換シーケンス
に移行し、色管理モジュール144は、目的画像160
のCMYK目的色データを生成するために、処理用の原
始画像150からRGB原始色データにアクセスする。
原始デバイスのスペクトル測定406を用いて原始デバ
イスの原始画像150の各RGB色値に対して、観察条
件依存XYZ三刺激値への変換400が行われる。
【0034】図4Aの変換処理を続けると、フォワード
アピアランスモデル401を原始観察条件407に関し
て適用し、XYZ三刺激値をJCh色空間のJCh値又
は他の知覚色空間に変換する。この円柱座標空間は、そ
の観察環境に独立に色のアピアランスを記述するのに使
用することができ、従って、色を色域マッピングする時
に使用するのに適当な空間である。
【0035】JCh知覚色空間において、その変換処理
における、画像を調整する色域調整402が実行される
と、その結果、再現不能な色をよい忠実度で再現するこ
とができる。元の着色料及び媒体で作ることができるも
のと同一の色の範囲を、再現の着色料及び媒体によって
作ることができないことが頻繁にある。色域の境界は、
デバイス依存色空間の原始画像の色のアピアランスに依
存し、照明の変化に伴って変化する。環境ライティング
の正確な測定が存在しない場合に、図12に示されてい
るように、色域境界でサンプリングされた色のXYZ値
を予測することにより、色域境界を計算することができ
る。これを行うために、最も可能性が高いライティング
環境の確率的推定をステップS1201で行う。これら
の推定値は、所定の媒体の着色料の分光反射率1210
の測定値及びCIE Standard Observerの応答関数121
1と共に、所定のカラーパッチの可能性が高いXYZ値
を推定するのに使用される(ステップS1202)。ス
テップS1204で、XYZ値を知覚色空間座標(JC
h又はLabなど)に変換する。これは、既知の光源を
用いて色域境界記述を計算する方法に似るが、光源の確
率的推定値を用いて機能する。
【0036】図4Cに戻り、逆アピアランス変換404
が知覚色空間から目標XYZ値へマッピングする。観察
条件パラメータを順方向モデルと逆モデルの間で変更す
ることにより、元のXYZ値を知覚色空間値にマッピン
グすることができ、その後、知覚色空間値が、再現目標
XYZ値にマッピングされる。従って、複数の異なる観
察条件で見られる場合であっても、元の画像と同一のア
ピアランスをもたらす再現を作ることができる。再現で
所望の目標XYZ値をもたらす着色料の組み合わせのど
れもが、所望のアピアランスをもたらす。条件等色のた
めに複数のそのような組み合わせがあると期待される。
符号409、410、及び411に示す目標観察条件n
のそれぞれについて、逆アピアランスモデルを使用し
て、アピアランスを保つために、観察条件での所望のX
T nT nT n値を計算する(但し、添字「T」は「目標」
を表す)。例えば、目標観察条件の組が、光源A、光源
D50、及び光源F2である場合に、XT AT AT A、X
T D50T D50T D50、及びXT F 2T F2T F2が計算される
(実際には、CIE標準光源が、正確に使用されるので
はなく、「通常の」白熱電球と「通常の」昼光電球との
測定値が使用される可能性がある)。異なる観察条件毎
に1つの、複数の異なる逆アピアランス変換が、知覚色
空間(Lab又はJCh空間など)の色値に適用され、
これにより、それぞれが異なる観察条件に対応する、観
察条件依存空間(XYZ空間など)の複数の異なる目標
色値がもたらされる。
【0037】複数の観察条件に関する逆アピアランス変
換404が適用された後に、CMM144変換処理で
は、スペクトルモデルを使用してデバイスの色挙動をモ
デル化し、回帰分析405を適用して複数の異なる観察
条件に関する出力デバイス座標での単一の最適合致色値
と、観察条件依存空間での複数の異なる目標色値を得
る。
【0038】これを実行するために、En(λ)を用い
て既知の光源(又は原始)nからの所与の波長λの照明
を示す。例えば、CIE光源A、タングステン電球の分
光分布は、EA(λ)として示される。S(λ)は、所
定の波長の表面反射率を示すのに使用され、x ̄
(λ)、y ̄(λ)、及びz ̄(λ)が、その波長での
CIE等色関数を示すのに使用される。原始nの下での
表面色の三刺激値は、次のように計算される。
【0039】
【数1】
【0040】S(λ)は、カラーパッチを作るのに使用
された着色料の関数なので、着色料の所定の組について
S(λ)は必ず同一になる。その後、S(λ)を、デバ
イス着色料の関数で置換することができる。例えば、4
つの着色料、C、M、Y、及びKがある場合、S(λ)
がF(C、M、Y、K、λ)で置換される。関数Fは、
複数の異なるテクノロジ依存の形で決定することができ
る。一部のデバイスについて、Fをブルートフォースに
よって決定することができる。デバイスが多くの色を作
ることができない場合には、単純に各色を測定すること
が可能である。デバイスの多くのクラスについて、分析
的モデルが、デバイスの特性を表すのに有効であること
がわかっている。例えば、Kubelka Monkモデルは昇華型
プリンタについて良好に機能し、Neugebaurモデル又は
その変形はオフセット印刷について良好に機能する。本
発明は、全ての関数Fに適用可能である。
【0041】この例では、下記の9つの式を作成する。
【0042】
【数2】
【0043】他の方法の中でも、最小自乗法により、全
ての観察条件(即ち、ライティング環境)の下で目標X
YZ値の全て(即ち、XT AT AT A、XT D50T D50T
D50、XT F2T F2T F2など)に対するよい合致を作る単
一のCMYK色値が見つかる。ここでの目的は、ΔEな
どの条件等色の色差について、XAAAとXT AT AT
Aの間の誤差と、XD50D50D50とXT D50T D50T D50
の間の誤差と、XF2F2F2とXT F2T F2T F2の間の
誤差を最小にして、正確な一致からの誤差が許容可能な
誤差条件を満たす単一のCMYK色値を得ることであ
る。最小自乗誤差が、現在は好ましいが、「絶対値の合
計」又はエラーバウンディングなどの、他の誤差条件を
使用することもできる。最小自乗法は、あるライティン
グ環境について必ず最適の結果を作るわけではないが、
観察条件の組にまたがって条件等色が減らされた、許容
可能な結果を作る。
【0044】この式の組は、合致される変数の数より式
の数が少ない場合は非決定になる。式の数と未知数の数
が一致する場合は、これらの式に対する多くとも1つの
解がある。未知数より多数の式がある場合には解が過剰
決定になり、その結果、式の組に対する正確な答えがな
くなる。しかし、最適合致だけで、正確な答えが捜し求
められていない。従って、未知の変数より多数の式があ
る限り、着色料の数を増やすことができる(例えば、5
色システム又は7色システム)。より多くの突き合わさ
れる観察条件を追加することにより、式を更に生成する
ことができる。しかし、一般に、突き合わされる条件が
増えるほど、どの観察条件の下であっても一致が悪くな
る。
【0045】上述のように、観察条件依存空間での複数
の異なる目標色値に最適に合致するデバイス座標での単
一の色値を得るために、デバイスの色挙動を、スペクト
ルモデルを使用してモデル化する。スペクトルモデルに
より、波長の関数としてデバイス空間での色の分光反射
率が与えられる。例えば、目標の媒体及び着色料を使用
して、パッチの組がプリンタ50によって印刷される。
これらのパッチのそれぞれをスペクトルについて測定
し、関数F(C、M、Y、K、λ)を作成する。
【0046】一実施形態では、パッチを、分光蛍光計を
用いて測定する。カラーパッチからの分光反射率を測定
するのに、分光光度計などの他の方法ではなく分光蛍光
計を使用することにより、関数S(λ)全体を測定し、
蛍光を考慮に入れる分光蛍光計の能力のゆえに、高い度
合の精度を得ることができる。増白剤を含む市販の紙及
び一部の市販のインクなどの蛍光材料は、一部の入射エ
ネルギをより長い波長で放出又は反射する。Seth Ansel
lの論文、「Measurement of Fluorescence inInkjet an
d Laser Printing」から再現した図5における列に、あ
る波長の入射エネルギがより長い波長でどのように反射
されるかを示す。より短い波長で反射されることもあり
えるが、これは検討中の媒体に関しては発生しない。あ
るサンプルの総スペクトル輝度因子(TSRF)値は、
この行列の値に光源の分光分布をかけ、その後、波長に
ついて積を合計することによって計算することができ
る。ここで、前の例の最初の式のF(C、M、Y、K、
λ)を次式として実施することができる。
【0047】
【数3】
【0048】ここで、matrixCMYKはC、M、Y、及
びKのインクと波長λとの所定の組み合わせで構成され
る所定のカラーパッチの2スペクトル輝度因子行列であ
る。より複雑な公式が分光光度計と共に使用されるが、
最適一致を見つけるために、目標XYZ三刺激値に対し
て同一の最小自乗誤差法が実行される。また、一致は蛍
光が考慮に入れられなかった場合より正確である。
【0049】上の分析で、等しい重み、従って等しい重
要性が、各観察条件に与えられているものとする。最適
合致の判定を助けるために、観察条件の異なる1つの重
要性に、図4Bに示すように、重み414、415、及
び416を与え、1つの観察条件が他の観察条件より頻
繁に発生する可能性をより正確に表すことができる。1
つの原始が他の原始より確からしいか重要であるかの何
れかであれば、最も重要な原始の誤差がより重要でない
原始の誤差より重要になるように、重み付けが405の
回帰分析に追加されても良い。これにより、最も重要な
原始の下で妥当な一致をもたらし、より重要でない原始
についてできる限り条件等色を減らす、各色の一致に使
用することができるシステムが得られる。
【0050】図6に、本発明による色管理システムで条
件等色を減らす処理を描写及び説明する流れ図を示す。
ステップS601で、本発明による色管理のために、R
GB原始色データにアクセスする。原始画像150の個
々のRGB色値それぞれを、原始デバイスのスペクトル
測定を利用してXYZ三刺激値に変換する。次に、ステ
ップS602で、原始観察条件に対してフォワードアピ
アランスモデルを適用してXYZ三刺激値を知覚色空間
に変換する。その後、知覚色空間で画像を調整するため
に光源の確率的推定値を使用して色域調整を実行し、そ
の結果、全ての色を再現できる(ステップS604)。
異なる観察条件及び関連する重み値毎に、複数の異なる
逆アピアランス変換を知覚色空間の色値に適用し、これ
により、異なる観察条件に応じてそれぞれ、観察条件依
存空間内の複数の異なる目標色値という結果となる(ス
テップS605)。ステップS607で、回帰分析を適
用し、スペクトルモデルを用いてデバイスの色挙動をモ
デル化し、観察条件依存空間内の複数の異なる目標色値
に対して出力デバイス座標での単一の最適合致色値を得
る。
【0051】上述した実施形態は、回帰分析が処理され
る画像内の全ての画素について実行されるかのように説
明した。多くの色システムは、回帰分析の結果の事前計
算及びICCデバイスプロファイルなど、より簡単にか
つより少ない計算労力で使用され得るフォーマットでの
結果の記憶から利益を得る。具体的に言うと、カラーイ
メージングシステムは、デバイス着色料レベルでの小さ
い変化についてアピアランスの大きな変化を生じないよ
う設計される。従って、ほとんどのデバイスについて、
知覚色空間又はデバイス空間が、均一にサンプリングさ
れる場合、サンプルの間のデバイス値は、その隣のサン
プルの間のアピアランスを有する傾向がある。デバイス
プロファイルには、色値を、知覚色空間(Lab空間又
はXYZ空間など)から、デバイス依存色空間(CMY
Kなど)の色値に変換する命令が含まれ、そのような変
換で、複数の異なる観察条件に対応する複数の異なる目
標色値の回帰分析が実施される。カラールックアップテ
ーブルを作成して条件等色を減らす形で知覚色空間から
デバイス着色料空間へ移動することができる。
【0052】ルックアップテーブルにより、入力XYZ
三刺激値に対する出力CMYK値が提供されることが好
ましい。というのは、そのようなテーブルは、Internat
ional Color Consortiumによって使用される規約に準拠
するからである(もちろん、入力JCh値から直接に出
力CMYK値へなどの、ルックアップテーブルの他の入
力/出力配置が可能である)。図7に、異なる観察条件
の事前に計算されたCLUTを使用する、入力XYZ三
刺激値に関する出力CMYK値の取得を示す。ステップ
S701からS704は、図6におけるステップS60
1からS604に直接に対応する。色域調整を知覚色空
間内で行った後に、ステップS705で、極座標から直
交座標に変換する。その後、観察条件の異なる組み合わ
せ毎に、カラープロファイル内の複数のCLUTからス
テップS706において適当なCLUTを選択する。ス
テップS707において、このCLUTを使用し、ステ
ップS705で変換されたXYZ値に関連する、対応す
る事前に計算したCMYK値を取得し、目的画像160
に使用する。このCMYK値は、観察条件依存空間の複
数の異なる目標色値に関する出力デバイス座標での単一
の最適合致色値である。
【0053】図8に、事前に作成したカラールックアッ
プテーブルを用いる色管理モジュールの詳細なシステム
レベルの説明を示す。符号800から807は、図4の
同一の項目に直接に対応する。色域調整802が知覚色
空間でなされると、極座標が直交座標に変換される80
8。CLUTセレクタ809が、観察条件の異なる組み
合わせのそれぞれについて、カラープロファイル内の複
数のCLUTから適用可能なCLUTを得る。CLUT
が選択されると、CMYKセレクタ810が目的画像1
60に使用される対応する事前に計算したCMYK値を
取得する。
【0054】図9に、前例の観察条件を使用するルック
アップテーブルへのJabインデックスの作成を示す。
ステップS901で、知覚色空間を均一にサンプリング
し、これらの値を回帰分析に使用される観察条件の下で
XYZ目標三刺激値に変換する(即ち、図6のステップ
S605)ことが好ましい。均一にサンプリングされた
知覚色空間のJab値が、ルックアップテーブルへのイ
ンデックスとして選択される。全てのXYZ3つ組につ
いて、回帰分析を適用し、スペクトルモデルを用いてデ
バイスの色挙動をモデル化して、観察条件依存空間内の
複数の異なる目標色値について出力デバイス座標での単
一の最適合致色値を得る(即ち、図6のステップS60
7)。これらの着色料が、ルックアップテーブルの均一
にサンプリングされた知覚色空間のJab座標に保管さ
れ、テーブルにCMYK出力が取り込まれる(ステップ
S902)。これによって、カラールックアップテーブ
ル910、即ち、知覚色空間(Jab又はXYZなど)
からデバイス依存空間(CMYK空間など)へのマッピ
ングを含む色変換が作成される。
【0055】回帰分析の結果の事前計算及び記憶によっ
て解決される問題(例えば、結果をより簡単により少な
い計算労力で使用することができる)は、通常の消費者
が使用する入力デバイスの特性記述に存在する。これら
が存在するのは、消費者が、自分の観察環境の特性を正
確に記述するための適当な測定機器、専門知識、及び欲
望に欠けるからである。スキャンされる画像のアピアラ
ンスは、ライティング環境の正確な測定を有しない場
合、正確に予測することができない。しかし、色域調整
で、図13に示すように、最も可能性が高い観察条件の
確率的推定を、ステップS1301で行うことができ
る。これらの推定を、所定の媒体の着色料の分光反射率
の測定値1310及びCIE Standard Observerの応答関
数1311と共に使用し、所定のカラーパッチの可能性
が高いXYZ値を推定することができる(ステップS1
302)。このXYZ値を用いて、入力デバイス値から
三刺激値への入力ルックアップテーブルをステップS1
305で作成することができ、また、ステップS130
4でXYZ値が知覚色空間座標に変換される場合には知
覚色空間座標からのルックアップテーブルを作成するこ
とができる。
【0056】出力デバイスに関する回帰分析において、
条件等色が多くの異なるCMYKの組み合わせから1つ
のカラーアピアランスを生じるということを示すので、
複数の異なる目標XYZ三刺激値に関するよく合致する
CMYK色値の可能性が高い。
【0057】そのような回帰分析によって得られたCM
YK色値を用いて、原始画像150から対応する色を目
的画像160内で再現する。目的デバイス色は、複数の
異なる観察条件に対応する複数の異なる目標色値の最適
合致回帰分析を介して得られるので、観察条件の変化に
起因する色のアピアランスの条件等色のずれが単一の観
察条件のみについて正確な色を得る色管理システムと比
較して大幅に減少する。
【0058】そのような重みの適切な選択を助けるため
に、本発明の更なる態様に従って、選択可能な観察条件
について適当な重みを選択することができる、グラフィ
カルユーザインターフェースが提供される。
【0059】図10に、GUIを示すが、このGUI
は、CLUTを取り込むためのICCプロファイルビル
ダ内で、或いは回帰分析の実施又は事前に作成したCL
UTの選択のために観察条件及び確率的重みをエンドユ
ーザが選択できるようにするために、プリンタドライバ
内で使用することができる。単純にするために、光源の
総数が4にセットされているが、本発明では4つより多
数又はより少数の観察条件並びに環境などの光源以外の
観察条件が企図されている。エディットボックスの第1
列の初期値は、0.0であり、原始のどれもが使用され
ないことを示す。ユーザは、0.0と1.0の間の値で
ある原始の重みを定義する。その後、ユーザはプルダウ
ンメニューでその光源を指定する。CIE標準光源を含
むメニューがロードされる。このメニューは、カスタム
測定された光源を選択するオプションも有する。これ
は、標準のファイル選択ボックスを用いて行われる。カ
スタムプロファイルを保存するための、サポートされた
ファイルフォーマットがあり、例えば、1行毎に1つの
浮動小数点の数があり、各数が対応する波長での相対ス
ペクトルパワーを示す。アプリケーション設計者は、最
初の波長及び帯域幅を指定するか、より柔軟性のあるフ
ォーマットをサポートすることができる。
【0060】図11は、他のGUIを表し、このGUI
はCLUTを取り込むためのICCプロファイルビルダ
内で使用され、或いは回帰分析を実施又は事前に作成し
たCLUTを選択するための観察条件及び確率的重みを
エンドユーザが選択できるようにプリンタドライバ内で
使用される。この代替案では、ユーザが遭遇するライテ
ィングの種類を示すことができる。これは、チェックボ
ックスベースのインターフェースを用いて達成される。
そのようなインターフェースにおいて、プログラマは各
光源(又は、環境などの他の観察条件)に関連付ける重
みを決定する。これは、それぞれに同一の重みを与える
ことができるが、そうである必要はない。例えば、D5
0原始は、グラフィックアートにとって重要なので、そ
れが存在する場合に、その原始に対して75%の重みを
与えることができる。残りの重みは、他の原始の間で均
等に分割される。
【0061】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用しても良い。
【0062】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0063】この場合、記録媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は
本発明を構成することになる。
【0064】このプログラムコードを供給するための記
録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
【0065】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0066】更に、記録媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0067】特定の例示的実施形態に関して本発明を説
明した。本発明が上に示された実施形態に制限されない
ことと、本発明の趣旨及び範囲から逸脱せずに当業者が
様々な変更及び修正を行えることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるコンピュータシステムを表
す図である。
【図2】図1のコンピュータシステムに示すコンピュー
タ機器の内部アーキテクチャを示す詳細なブロック図で
ある。
【図3】本発明による色管理システムの全般的なシステ
ムレベルの説明を提供する図である。
【図4A】本発明の実施形態による色管理システムにお
ける条件等色を減少させる詳細なシステムレベルの説明
を提供する図である。
【図4B】本発明の実施形態による色管理システムにお
ける条件等色を減少させる詳細なシステムレベルの説明
を提供する図である。
【図4C】本発明の実施形態による色管理システムにお
ける条件等色を減少させる詳細なシステムレベルの説明
を提供する図である。
【図5】Seth Ansellの論文、「Measurement of Fluore
scence in Inkjet and Laser Printing」から再現さ
れ、ある波長の入射エネルギが蛍光材料によってより長
い波長でどのように反射/放出されるかを示す図であ
る。
【図6A】本発明の実施形態による色管理システムで条
件等色を減少させるコンピュータ実行可能な処理ステッ
プを示す流れ図である。
【図6B】本発明の実施形態による色管理システムで条
件等色を減少させるコンピュータ実行可能な処理ステッ
プを示す流れ図である。
【図7】事前に作成したカラールックアップテーブルを
用いる色管理モジュールを示す流れ図である。
【図8】事前に作成したカラールックアップテーブルを
用いる色管理モジュールの詳細なシステムレベルの説明
を提供する図である。
【図9】本発明の一実施形態による色管理システムで条
件等色を減らす形で知覚色空間からデバイス依存色空間
へ変換するためのカラールックアップテーブルの作成を
説明する図である。
【図10】ユーザが0.0と1.0との間の値である、
光源の重みを定義し、プルダウンメニューがCIE標準
光源と共にロードされるメニューを用いて光源を指定す
るICCプロファイルビルダのためのGUIである。こ
のGUIは、カスタム測定された光源を選択するオプシ
ョンも有する。
【図11】ユーザが遭遇する、どんな照明のタイプかを
ユーザが示すICCプロファイルビルダのGUIであ
る。
【図12】観察条件の正確な特性記述が色域調整を実行
する形で存在しない場合にどんな所定のカラーパッチの
XYZ値がそうなるかを推定する処理を示す流れ図であ
る。
【図13】観察条件の正確な特性記述が入力デバイス値
から三刺激値又は知覚色空間座標への入力ルックアップ
テーブルを作成する形で存在しない場合にどんな所定の
カラーパッチのXYZ値がそうなるかを推定する処理を
示す流れ図である。
【図14A】従来の色管理システムを示す流れ図であ
る。
【図14B】従来の色管理システムを示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
150 原始画像 160 目的画像 400 変換 401 フォワードアピアランスモデル 402 色域調整 404 逆アピアランス変換 405 回帰分析 406 原始デバイスのスペクトル測定 407 原始観察条件 409 目的観察条件D50 410 目的観察条件A 411 目的観察条件F2 412 目的デバイスのスペクトル測定 414 重みD50 415 重みA 416 重みF2
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CB01 CB08 CE17 CE18 CH01 CH07 CH11 DB06 DB09 DC25 5C077 MP08 PP32 PP33 PP37 PQ12 PQ18 PQ22 PQ23 5C079 HB01 HB03 HB05 HB11 HB12 LA02 LB02 MA01 MA04 MA10 MA11 NA03 PA03

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 知覚色空間における色の色値を変換する
    方法であって、 各々が異なる観察条件に対応する複数の逆変換を色値に
    適用して知覚色空間から観察条件依存色空間へ前記色値
    を変換し、前記観察条件依存色空間における複数の異な
    る観察条件のそれぞれの色値における色の複数の異なる
    目標色値を取得する工程と、 許容可能な誤差で前記複数の目標色値に合致するデバイ
    ス依存色空間内の1つの色値を算出する工程とを有する
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記デバイス依存色空間内の色値を計算
    する工程は、前記デバイス依存色空間内の色の分光反射
    率を測定するスペクトルモデルを用いて前記複数の異な
    る目標色値に回帰分析を適用する工程を有することを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記回帰分析は、最小自乗法であること
    を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該回帰分析は、前記複数の異なる観察条
    件に重み付けされる加重回帰分析であることを特徴とす
    る請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ユーザインターフェースに重み値を入力
    する工程を更に有することを特徴とする請求項4に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記スペクトルモデルは、蛍光もモデル
    化することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の異なる観察条件は、異なる観
    察光源を有することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記複数の異なる観察条件は、複数の異
    なる環境を有することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記知覚色空間における色域マッピング
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記知覚色空間における色値の関数と
    してアクセス可能なルックアップテーブルに前記デバイ
    ス依存値を格納する工程を更に有することを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記色域マッピングを実行するため
    に、最も可能性が高い観察条件の確率的推定値、所定の
    媒体の着色料の分光反射率の測定値、及びCIEStandard
    Observerの応答関数に基づいて所定のカラーパッチの可
    能性が高いXYZ値を推定する工程を更に有することを
    特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 入力デバイス値から三刺激値又は知覚
    色空間座標への入力ルックアップテーブルを作成するた
    めに、最も可能性が高い観察条件の確率的推定値、所定
    の媒体の着色料の分光反射率の測定値、及びCIE Standa
    rd Observerの応答関数に基づいて所定のカラーパッチ
    の可能性が高いXYZ値を推定する工程を更に有するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 知覚色空間における色の色座標を変換
    する装置であって、 請求項1乃至請求項12の何れか一項に記載の方法を実
    行するために実行可能な処理工程を格納するプログラム
    メモリと、 前記プログラムメモリに格納された処理工程を実行する
    プロセッサとを有することを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 コンピュータに、請求項1乃至請求項
    12の何れか一項に記載の方法を実行させるためのプロ
    グラム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のプログラムが記録
    されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 知覚色空間からデバイス依存空間へ条
    件等色を減少させる色変換を実施するユーザインターフ
    ェースであって、前記変換は、各々が異なる観察条件の
    それぞれに対して、複数の異なる変換を知覚色空間にお
    ける色値に適用する工程と、観察条件依存空間における
    複数の異なる目標色値を取得する工程と、前記観察条件
    依存空間における複数の異なる目標色値に許容可能な誤
    差で合致するデバイス依存座標の色値を取得するため
    に、前記観察条件依存空間における複数の異なる目標色
    値に加重回帰分析を適用する工程とを含み、前記ユーザ
    インターフェースは、 前記加重回帰分析の重みを入力する前記ユーザインター
    フェース上のユーザ操作可能領域と、 前記複数の異なる観察条件を選択する前記ユーザインタ
    ーフェース上のユーザ操作可能領域とを有することを特
    徴とするユーザインターフェース。
  17. 【請求項17】 前記複数の異なる観察条件は、異なる
    観察光源を含むことを特徴とする請求項16に記載のユ
    ーザインターフェース。
  18. 【請求項18】 前記複数の異なる観察条件は、異なる
    観察環境を含むことを特徴とする請求項16に記載のユ
    ーザインターフェース。
  19. 【請求項19】 原始デバイス依存座標の原始画像から
    目的デバイス依存座標の目的画像へ変換する色管理シス
    テムであって、 原始デバイス依存座標における原始画像を知覚色空間に
    変換する第1変換シーケンスと、 前記知覚色空間から前記目的デバイス依存座標に変換す
    る第2変換シーケンスとを有し、 前記第2変換シーケンスは、複数の異なる観察条件のそ
    れぞれの変換を用いて適用される複数の変換で前記知覚
    色空間から観察条件依存空間への変換と、複数の結果に
    最適に合致するデバイス座標における色を得るための複
    数の結果に対する回帰分析とを含むことを特徴とする色
    管理システム。
  20. 【請求項20】 前記回帰分析は、最小自乗法であるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の色管理システム。
  21. 【請求項21】 前記複数の異なる観察条件は、異なる
    観察光源を有することを特徴とする請求項19に記載の
    色管理システム。
  22. 【請求項22】 前記複数の異なる観察条件は、異なる
    環境を含むことを特徴とする請求項19に記載の色管理
    システム。
  23. 【請求項23】 前記回帰分析は、前記複数の異なる観
    察条件が重み付けられる加重回帰分析であることを特徴
    とする請求項19に記載の色管理システム。
  24. 【請求項24】 ユーザが重み値を入力できるユーザイ
    ンターフェースを更に有することを特徴とする請求項2
    3に記載の色管理システム。
  25. 【請求項25】 スペクトルモデルは蛍光をモデル化す
    ることを特徴とする請求項23に記載の色管理システ
    ム。
  26. 【請求項26】 前記知覚色空間における色値の関数と
    してアクセス可能なルックアップテーブルに前記デバイ
    ス依存座標を格納する記憶装置を更に有することを特徴
    とする請求項19に記載の色管理システム。
  27. 【請求項27】 原始デバイス依存色空間における原始
    画像を目的デバイス依存色空間における目的画像に変換
    するためにデバイスプロファイルを利用する色管理シス
    テムであって、 少なくとも1つのデバイスプロファイルに、知覚色空間
    からデバイス依存色空間への変換の命令が含まれ、前記
    命令は、各々が異なる観察条件のそれぞれの変換に対し
    て、複数の異なる逆変換を知覚色空間における色値に適
    用し、観察条件依存空間における複数の異なる目標色値
    を取得し、前記複数の異なる目標色値に許容可能な誤差
    で合致する目的デバイス依存空間における色値の演算を
    実施することを特徴とする色管理システム。
  28. 【請求項28】 前記デバイスプロファイル内の命令
    は、前記知覚色空間における色を前記目的デバイス依存
    色空間にマッピングするルックアップテーブルとして格
    納されることを特徴とする請求項27に記載の色管理シ
    ステム。
  29. 【請求項29】 各々が可能な観察条件の特定の期待値
    に合わせた複数のデバイスプロファイルを含み、原始画
    像から目的画像への変換に使用するために複数のデバイ
    スプロファイルの1つを選択するユーザインターフェー
    スを更に有することを特徴とする請求項27に記載の色
    管理システム。
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