JP2003152936A - リアルタイムゲートウェイファクシミリ装置 - Google Patents

リアルタイムゲートウェイファクシミリ装置

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JP2003152936A
JP2003152936A JP2001344415A JP2001344415A JP2003152936A JP 2003152936 A JP2003152936 A JP 2003152936A JP 2001344415 A JP2001344415 A JP 2001344415A JP 2001344415 A JP2001344415 A JP 2001344415A JP 2003152936 A JP2003152936 A JP 2003152936A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 G3ファクシミリ装置が送信元や宛先である
場合にも、短縮手順を実行することにより通信時間を短
縮できるリアルタイムゲートウェイファクシミリ装置を
提供する。 【解決手段】 送信側ゲートウェイファクシミリ装置G
W1は、送信側G3ファクシミリ装置F1からの受信側
G3ファクシミリ装置宛ての画情報を受信側ゲートウェ
イファクシミリ装置GW2を介して受信側G3ファクシ
ミリ装置F2に転送する。この場合には、リアルタイム
ゲートウェイファクシミリ装置は、送信側G3ファクシ
ミリ装置から、短縮手順情報を取得し、これを受信側リ
アルタイムゲートウェイファクシミリ装置GW2に、ユ
ーザ・ユーザ情報(UUI)に含めて送出し、UUI送
出後、被呼局識別信号が応答される前にフェーズBを開
始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、G3ファクシミリ
装置との間で画情報をやり取りする機能(ITU−T勧
告T.30手順を実行して画情報をやり取りする機能)
と、インターネットを介して他のリアルタイムゲートウ
ェイファクシミリ装置との間で画情報をやり取りする機
能(ITU−T勧告T.38手順を実行して情報をやり
取りする機能)を備えたリアルタイムゲートウェイファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上での電子メール
を用いて、画情報を通信するインターネットファクシミ
リ装置が実用化されるようになっている。さらに、2つ
のンターネットファクシミリ装置をそれぞれゲートウェ
イとするG3ファクシミリ装置相互間で画情報を送受信
する通信方法も普及しつつある。この通信方法では、ま
ず送信側G3ファクシミリ装置が、第1のインターネッ
トファクシミリ装置に画情報をファクシミリ送信する。
第1のインターネットファクシミリ装置は受信した画情
報を電子メールに添付して、第2のインターネットファ
クシミリ装置に転送する。そして、第2のファクシミリ
装置は、受信した電子メールに添付された画情報を受信
側G3ファクシミリ装置に送信する。
【0003】しかし、送信側G3ファクシミリ装置が受
信側G3ファクシミリ装置に画情報を送信する場合、送
信側G3ファクシミリ装置と受信側G3ファクシミリ装
置とが直接通信するわけではない。このため、G3ファ
クシミリ装置相互間における通信能力の確認がリアルタ
イムに行われない等の問題がある。
【0004】このような不都合を解消するために、リア
ルタイム型のインターネットファクシミリ通信技術が提
案されている(特開2000−115503公報参
照)。この通信技術では、インターネットファクシミリ
装置をゲートウェイとするファクシミリ装置(「リアル
タイムインターネットゲートウェイファックシミリ装
置」とも称される。以下、単に「ゲートウェイファクシ
ミリ装置」と言う)が用いられる。
【0005】リアルタイム型のインターネットファクシ
ミリ通信では、送信側G3ファクシミリ装置は、まず、
第1のゲートウェイファクシミリ装置に発呼して、宛先
電話番号を通知する。第1のゲートウェイファクシミリ
装置では、第2のゲートウェイファクシミリ装置に対
し、送信側G3ファクシミリ装置から通知された受信側
G3ファクシミリ装置の電話番号(宛先電話番号)を通
知して接続要求を行う。
【0006】第2のゲートウェイファクシミリ装置は、
通知された宛先電話番号(受信側G3ファクシミリ装置
の電話番号)へ発呼し、回線が確立すると、受信側G3
ファクシミリ装置との間で所定のG3ファクシミリ伝送
手順を開始するとともに、所定のリアルタイム伝送手順
を開始する。
【0007】これにより、第1のゲートウェイファクシ
ミリ装置は、送信側G3ファクシミリ装置との間でG3
ファクシミリ伝送手順を開始するとともに、第2のゲー
トウェイファクシミリ装置との間で所定のリアルタイム
伝送手順を実行する。また、第2のゲートウェイファク
シミリ装置は、受信側G3ファクシミリ装置との間で送
受信手順を実行する。この結果、送信側G3ファクシミ
リ装置は、第1のゲートウェイファクシミリ装置および
第2のゲートウェイファクシミリ装置を介して、受信側
G3ファクシミリ装置との間でリアルタイムなファクシ
ミリ通信を行うことができる。
【0008】リアルタイム型インターネットファクシミ
リ通信では、ファクシミリ装置相互間における通信能力
の確認をリアルタイムに行うことができる。送信側G3
ファクシミリ装置は、受信側G3ファクシミリ装置の通
信能力に応じた画情報を送信できるとともに、通信結果
をリアルタイムに得ることができるので、再送動作など
を迅速に行うことができる。
【0009】一方、G3ファクシミリ装置間で短縮手順
を実行する場合の技術として、以下制御方法が知られて
いる(特許2962513号公報参照)。この制御方法
では、予め、送信側G3ファクシミリ装置は、各々の宛
先について伝送機能を記憶しておく。そして、送信時、
指定された宛先について上記伝送機能記憶手段に記憶さ
れた伝送機能に短縮手順が含まれているときには、受信
側G3ファクシミリ装置から被呼局識別信号が応答され
る前に、特定のトーン信号を受信側G3ファクシミリ装
置に送出し、この直後にフェーズBを開始する。これに
より、短縮手順を確実に実行することができる。
【0010】ところが、この通信手法を、リアルタイム
インターネットゲートウェイファクシミリ通信システム
に適用しようとしても、送信側リアルタイムゲートウェ
イファクシミリ装置と、受信側送信側リアルタイムゲー
トウェイファクシミリ装置との間に、トーン信号を運ぶ
手段がないため、短縮手順を実行することができない。
【0011】本発明は、G3ファクシミリ装置が送信元
および/または宛先である場合にも、短縮手順を実行す
ることにより通信時間を短縮できるリアルタイムゲート
ウェイファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のリアルタイムゲ
ートウェイファクシミリ装置は、電話回線接続されたG
3ファクシミリ装置との間で画情報をやり取りする機能
と、インターネットを介して他のゲートウェイファクシ
ミリ装置との間で画情報をやり取りする機能とを備えて
いる。
【0013】本発明のゲートウェイファクシミリ装置
は、送信側G3ファクシミリ装置からの受信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置宛ての画情報をファクシミリ受信
し、当該画情報を当該受信側ゲートウェイファクシミリ
装置にリアルタイムでインターネット送信し、または、
送信側G3ファクシミリ装置からの受信側G3ファクシ
ミリ装置宛ての画情報をファクシミリ受信し、当該画情
報を前記受信側G3ファクシミリ装置と電話回線接続さ
れた受信側ゲートウェイファクシミリ装置にリアルタイ
ムでインターネット送信する送受信手段と、前記送信側
G3ファクシミリ装置から、宛先である前記受信側ゲー
トウェイファクシミリ装置との短縮手順情報または宛先
である前記受信側G3ファクシミリ装置との短縮手順情
報を取得する短縮手順情報取得手段と、受信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置に、前記短縮手順情報を含むユー
ザ・ユーザ情報(UUI)を送出するUUI送出手段
と、前記ユーザ・ユーザ情報(UUI)を送出したとき
は、被呼局識別信号が応答される前にフェーズBを開始
し、前記短縮手順を実行する制御手段と、を有すること
を特徴とする。この態様でのリアルタイムゲートウェイ
ファクシミリ装置は「送信側ゲートウェイファクシミリ
装置」である。
【0014】この場合、送信側ゲートウェイファクシミ
リ装置は、特定のトーンを検出する手段を有し、当該手
段が前記送信側G3ファクシミリ装置から短縮手順を要
求するトーンを検出したときに、前記受信側ゲートウェ
イファクシミリ装置にユーザ・ユーザ情報(UUI)を
送出してフェーズBを開始することができる。また、前
記制御手段は、前記送信側G3ファクシミリ装置と呼接
続したときに取得した短縮手順要求を含む所定情報(当
該送信側G3ファクシミリ装置のユーザ情報)基づきフ
ェーズBを開始することができる。
【0015】また、本発明のゲートウェイファクシミリ
装置は、送信側ゲートウェイファクシミリ装置から受信
側G3ファクシミリ装置宛ての画情報をインターネット
受信し、当該画情報を当該受信側G3ファクシミリ装置
にリアルタイムでファクシミリ送信し、または、受信側
G3ファクシミリ装置と電話回線接続された送信側ゲー
トウェイファクシミリ装置から受信側G3ファクシミリ
装置宛ての画情報をインターネット受信し、当該画情報
を前記受信側G3ファクシミリ装置にリアルタイムでフ
ァクシミリ送信する送受信手段と、前記送信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置から、宛先で自己との短縮手順情
報または宛先である前記受信側G3ファクシミリ装置と
の短縮手順情報を取得する短縮手順情報取得手段と、送
信側リアルタイムゲートウェイファクシミリ装置から、
前記短縮手順情報を含むユーザ・ユーザ情報(UUI)
を取得するUUI取得手段と、前記ユーザ・ユーザ情報
(UUI)を取得したときは、ただちにフェーズBを開
始し、前記短縮手順を実行する制御手段と、を有するこ
とを特徴とする。この態様でのゲートウェイファクシミ
リ装置は「受信側ゲートウェイファクシミリ装置」であ
る。
【0016】この場合、受信側ゲートウェイファクシミ
リ装置は、特定のトーンを送出する手段を有し、前記送
信側ゲートウェイファクシミリ装置から受信側G3ファ
クシミリ装置との短縮手順情報を含むユーザ・ユーザ情
報(UUI)を取得したときは、前記受信側G3ファク
シミリ装置に短縮手順を要求するトーンを送出してフェ
ーズBを開始することができる。また前記制御手段は、
前記受信側G3ファクシミリ装置と呼接続したときに送
出する短縮要求を含む所定情報(ユーザ情報)を前記受
信側G3ファクシミリ装置に送信した後、フェーズBを
開始することができる。
【0017】本発明では、G3ファクシミリ装置が送信
元である場合にも、送信側ゲートウェイファクシミリ装
置はG3ファクシミリ装置からトーン信号により短縮手
続に関する情報を取得できるし、G3ファクシミリ装置
が宛て先である場合にも、受信側ゲートウェイファクシ
ミリ装置はG3ファクシミリ装置にトーン信号により短
縮手続に関する情報を送出できる。通常、短縮手順情報
は、画情報の発信元の装置(G3ファクシミリ装置また
はゲートウェイファクシミリ装置)が画保有していれば
よい。本発明ではリアルタイム通信における短縮手順に
関する情報は、発信元と宛先との間にインターネットが
介在していると否とによらず、当該発信元から宛先に送
信されるので、勧告T.30短縮手順や勧告T.38短
縮手順を効率良く実行でき、したがった通信時間が大幅
に短縮される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図8により説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるゲートウェイファクシミリ装置が組み込まれた通信
システムの一例を示している。図1に示した通信システ
ムは、送信側G3ファクシミリ装置F1,受信側G3フ
ァクシミリ装置F2、および送信側ゲートウェイファク
シミリ装置GW1,受信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW2からなる。送信側G3ファクシミリ装置F1は
公衆網100を介して送信側ゲートウェイファクシミリ
装置GW1に、受信側G3ファクシミリ装置F2は公衆
網100(公衆回線(PSTN)または私設電話網)を
介して受信側送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
1に接続され、送信側ゲートウェイファクシミリ装置G
W1と受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2とは
インターネット200を介して相互に接続されている。
送信側G3ファクシミリ装置F1と受信側G3ファクシ
ミリ装置F2とは、送信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW1および受信側ゲートウェイファクシミリ装置G
W2を介して相互に画情報の送受信を行うことができ
る。
【0019】図2は、送信側ゲートウェイファクシミリ
装置GW1,受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
2(図2ではこれらを「GW」で記述する)の構成例を
示している。図2において、システム制御部11は、ゲ
ートウェイファクシミリ装置GWの各部の制御処理、フ
ァクシミリ伝送制御手順(勧告T.30手順)処理、お
よび、リアルタイム伝送制御手順(勧告T.38手順)
処理などの各種制御処理を行う。システムメモリ(フラ
ッシュROM等)12は、システム制御部11が実行す
る制御処理プログラム、およびこの制御処理プログラム
を実行するときに必要な各種データなどを記憶するとと
もに、システム制御部11のワークエリアを構成する。
さらに、本実施形態では、システムメモリ12は、本発
明における伝送機能記憶手段としての機能を有してお
り、複数の宛先についての伝送機能についての情報(短
縮手順が含まれるか否かの情報を含む)等が記憶されて
いる。
【0020】パラメータメモリ13は、このゲートウェ
イファクシミリ装置GWに固有な各種の情報を記憶す
る。時計回路14は、現在時刻情報を出力する。スキャ
ナ15は、所定の解像度で原稿画像を読み取る。プロッ
タ16は、所定の解像度で画像を記録出力する。操作表
示部17は、ユーザインタフェースであり、ファクシミ
リ装置を操作するための各種の操作キー、および、各種
の表示器からなる。符号化復号化部18は、画データを
符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報
を元の画データに復号化する。また、画像蓄積装置19
は、符号化圧縮された状態の画情報を蓄積する。
【0021】網制御装置20は、このゲートウェイファ
クシミリ装置を公衆網100に接続するものであり、自
動発着信機能を備えている。G3ファクシミリモデム2
1は、G3ファクシミリ装置GWのモデム機能を実現す
ることができ、伝送手順信号をやり取りするための低速
モデム機能(V.21モデム)、および、主として画情
報をやり取りするための高速モデム機能(V.17モデ
ム、V.34モデム、V.29モデム、V.27ter
モデム等)を備えている。本実施形態では、送信側ゲー
トウェイファクシミリ装置GW1の網制御装置20は、
送信側G3ファクシミリ装置F1が発生する、短縮手順
を要求するトーンを検出することができる。また、受信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW2の網制御装置2
0は、受信側G3ファクシミリ装置F2に、短縮手順を
要求するトーンを送出することができる。
【0022】インターネット通信制御部22は、ゲート
ウェイファクシミリ装置GWをインターネット200に
接続し、種々のデータをやり取りする。TCP/IPパ
ケット解析部23は、インターネット通信制御部22が
受信したTCP/IPパケットを解析して受信情報を取
り出す。送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1の
インターネット通信制御部22は、本発明におけるUU
I送出手段として機能することができ、また、受信側ゲ
ートウェイファクシミリ装置GW2のインターネット通
信制御部22は、本発明におけるUUI取得手段として
機能することができる。
【0023】G3プロトコル情報生成部24は、リアル
タイム伝送手順において、TCP/IPパケット解析部
13から出力される情報を、対応するG3伝送手順信号
情報に変換する。G3プロトコル情報取出部25は、リ
アルタイム伝送手順において、送信するG3ファクシミ
リ伝送手順情報を取り出す。TCP/IPパケット変換
部26は、G3プロトコル情報取出部25から出力され
るG3ファクシミリ伝送手順情報をTCP/IPパケッ
トデータに変換し、その出力データをインターネット通
信制御部22に送る。
【0024】システム制御部11、システムメモリ1
2、パラメータメモリ13、時計回路14、スキャナ1
5、プロッタ16、操作表示部17、符号化復号化部1
8、画像蓄積装置19、網制御装置20、G3ファクシ
ミリモデム21、G3プロトコル情報生成部24、およ
びG3プロトコル情報取出部25は、内部バス27に接
続されており、これらの各要素間でのデータのやり取り
は、主として内部バス27を介して行われる。また、網
制御装置20とG3ファクシミリモデム21との間のデ
ータのやり取りは、直接行われる。
【0025】本実施形態においては、図3(A),
(B),(C)に示すように3つの通信形態がある。図
3(A)は、送信側G3ファクシミリ装置F1が、送信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW1,受信側ゲート
ウェイファクシミリ装置GW2を介して宛先である受信
側ファクシミリ装置F2にリアルタイムで接続されてい
る場合を示している。また、図3(B)は、送信側ゲー
トウェイファクシミリ装置GW1が、受信側ゲートウェ
イファクシミリ装置GW2を介して宛先である受信側ゲ
ートウェイファクシミリ装置GW2にリアルタイムで接
続されている場合を示している。さらに、図3(C)
は、送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1が、受
信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2を介して宛先
である受信側ファクシミリ装置F2にリアルタイムで接
続されている場合を示している。
【0026】図3(A)の態様において、通常の(すな
わち、短縮手順が実行されない場合の)リアルタイム転
送手順の一例を図4に示す。短縮手順が実行される場合
については、図6〜図8のフローチャートの説明におい
て説明する。
【0027】まず、送信側G3ファクシミリ装置F1
は、送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1へ発呼
する(勧告T.30手順のトーン信号CNGを送出す
る)。これにより、送信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW1は、受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
2に対し接続要求パケットを送信して、接続要求すると
ともに、宛先電話番号を通知する。これにより、受信側
ゲートウェイファクシミリ装置GW2は、指定された受
信側G3ファクシミリ装置F2に発呼し、所定のトーン
信号CNGを送出して呼接続を要求する一方、接続確認
パケットを送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1
に送信して、呼接続を確認する。
【0028】受信側G3ファクシミリ装置F2は、受信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW2から発呼される
と、着信応答して、所定の被呼局識別信号(トーン信号
CED)を送出する。受信側ゲートウェイファクシミリ
装置GW2は、このトーン信号CEDを検出すると、信
号CEDを検出した旨を表す信号(T30IND:CE
D)を送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1に送
信する。そして、送信側ゲートウェイファクシミリ装置
GW1は、トーン信号CEDを送信側G3ファクシミリ
装置F1へ送出する。
【0029】次いで、受信側G3ファクシミリ装置F2
は、フラグ信号(Flags)に続き、自端末のオプシ
ョン的な伝送機能を通知するための信号NSF、自端末
の識別信号を通知するための信号CSI、および、自端
末の標準的な伝送機能を通知するための信号DISを順
次送出する。受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
2は、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:
Flags)を送信側ゲートウェイファクシミリ装置G
W1に送信するとともに、信号NSF,CSI,DIS
を順次検出すると、信号NSF,CSI,DISを表す
信号(V21HDLC:NSF/CSI/DIS)を、
送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1に順次送信
する。
【0030】これにより、送信側ゲートウェイファクシ
ミリ装置GW1は、フラグ信号を受信した時点で送信側
G3ファクシミリ装置F1へフラグ信号の送出を開始
し、信号(V21HDLC:NSF/CSI/DIS)
を受信すると、それぞれ対応する信号NSF,CSI,
DISを送信側G3ファクシミリ装置F1に送信する。
【0031】送信側G3ファクシミリ装置F1は、受信
側G3ファクシミリ装置F2の識別信号および伝送機能
を知るので、その通知された伝送機能に基づき、そのと
きに使用する伝送機能およびモデム速度などを設定す
る。送信側G3ファクシミリ装置F1は、フラグ信号に
続き、自端末の識別信号を通知するための信号TSI、
および、使用する伝送機能を通知するための信号DCS
を順次送出し、さらに、通知したモデム速度でモデムト
レーニングを行うための信号TCFを送出する。
【0032】送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
1は、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:
Flags)を受信側ゲートウェイファクシミリ装置G
W2に送信するとともに、信号TSI,DCS,TCF
を順次検出し、これらの信号TSI,DCSを表す信号
(V21HDLC:TSI/DCS)を受信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置GW2に送信する。
【0033】これにより、受信側ゲートウェイファクシ
ミリ装置GW2は、フラグ信号を受信した時点で受信側
G3ファクシミリ装置F2へのフラグ信号の送出を開始
し、信号(V21HDLC:TSI/DCS)を受信す
ると、それぞれ対応する信号TSI,DCS、および、
信号TCFを受信側G3ファクシミリ装置F2に送信す
る。
【0034】受信側G3ファクシミリ装置F2は、信号
TSIを受信すると、相手端末(送信側G3ファクシミ
リ装置F1)の識別情報を取得し、信号DCSを受信す
ると使用する伝送機能を取得し、それによって、モデム
速度を設定し、信号TCFを受信する。
【0035】受信側G3ファクシミリ装置F2は、信号
TCFの受信結果が良好な場合には、フラグ信号に続
き、G3ファクシミリ装置伝送手順信号であり、受信準
備が完了した旨を通知するための信号CFRを送出す
る。受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2は、フ
ラグ信号を検出すると、信号(T30IND:Flag
s)を送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1に送
信するとともに、信号CFRを検出すると、信号CFR
を表す信号(V21HDLC:CFR)を送信側ゲート
ウェイファクシミリ装置GW1に送信する。
【0036】送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
1は、フラグ信号を受信した時点で送信側G3ファクシ
ミリ装置F1へフラグ信号の送出を開始し、信号(V2
1HDLC:CFR)を受信すると、対応する信号CF
Rを送信側G3ファクシミリ装置F1に送信する。
【0037】このようにして、画情報の送信準備が整う
と、送信側G3ファクシミリ装置F1は、モデムのリト
レーニングのためのトレーニング(Training)
信号を送出した後に、画情報を送出し、画情報の送出を
終了すると、フラグ信号に続いて、画情報送信が終了し
た旨を通知する信号EOPを送出する。
【0038】また、送信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW1は、送信側G3ファクシミリ装置F1よりトレ
ーニング信号を検出すると、信号(T30IND:Sp
eed)を受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2
に送信し、続いて、送信側G3ファクシミリ装置F1か
ら受信した画情報を複数に分割し、それぞれの分割され
た画情報をパケットデータとして、受信側ゲートウェイ
ファクシミリ装置GW2に送信する。そして、送信側G
3ファクシミリ装置F1よりフラグ信号を検出すると、
信号(T30IND:Flags)を受信側ゲートウェ
イファクシミリ装置GW2に送信するとともに、信号E
OPを検出すると、信号EOPを表す信号(V21HD
LC:EOP)を受信側ゲートウェイファクシミリ装置
GW2に送信する。
【0039】一方、受信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW2は、信号(T30IND:Speed)を受信
すると、対応するトレーニング信号を受信側G3ファク
シミリ装置F2に送信し、画情報を運ぶパケットを受信
すると、それに含まれている分割画情報を順次取り出
し、連結した画情報を作成し、その画情報を、受信側G
3ファクシミリ装置F2に送信する。また、画報の送信
を終了した後に、受信側G3ファクシミリ装置F2への
フラグ信号の送出を開始し、このときには、信号(V2
1HDLC:EOP)を受信するので、対応する信号E
OPを受信側G3ファクシミリ装置F2へと送信する。
【0040】また、受信側G3ファクシミリ装置F2
は、受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2より受
信したトレーニング信号でモデムのリトレーニングを行
った後、画情報を受信し、次いで、フラグ信号に続いて
信号EOPを受信すると、画情報の受信が終了したこと
を認識する。そして、受信側G3ファクシミリ装置F2
は、そのときの画情報の受信結果が良好な場合には、フ
ラグ信号に続いて、その旨を通知する信号MCFを受信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW2に送信する。
【0041】受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
2は、フラグ信号を検出すると、信号(T30IND:
Flags)を送信側ゲートウェイファクシミリ装置G
W1に送信するとともに、信号MCFを検出すると、信
号MCFを表す信号(V21HDLC:MCF)を送信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW1に送信する。
【0042】送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
1は、フラグ信号を受信した時点で送信側G3ファクシ
ミリ装置F1へフラグ信号の送出を開始し、信号(V2
1HDLC:MCF)を受信すると、対応する信号MC
Fを送信側G3ファクシミリ装置F1へと送信する。
【0043】送信側G3ファクシミリ装置F1は、受信
側G3ファクシミリ装置F2で画情報を正常に受信され
たことを認識する。この後は、送信側G3ファクシミリ
装置F1は、フラグ信号に続き、回線復旧を指令するた
めの信号DCNを送信側ゲートウェイファクシミリ装置
GW1へ送出した後に、回線を復旧する。
【0044】上述と同様の手順により、信号(T30I
ND:Flags)、信号(V21HDLC:DCN)
が送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1から受信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW2へと送信され
る。そして、送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
1からは、フラグ信号および信号DCNが受信側G3フ
ァクシミリ装置F2へと順次送信され、受信側G3ファ
クシミリ装置F2は、信号DCNを受信すると、回線を
復旧する。
【0045】また、送信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW1は、通信パスを切断する旨を要求する切断要求
パケットを受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2
へ送出し、受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2
は、切断要求パケットを受信すると、通信パスの切断を
確認した旨を表す切断確認パケットを送信側ゲートウェ
イファクシミリ装置GW1へ送出して、一連の通信動作
を終了する。
【0046】これにより、送信側G3ファクシミリ装置
F1と送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1との
間の回線、および、受信側G3ファクシミリ装置F2と
受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2との間の回
線が復旧され、送信側G3ファクシミリ装置F1と受信
側G3ファクシミリ装置F2の間に形成されていたリア
ルタイム通信パスが切断される。
【0047】このようにして、送信側G3ファクシミリ
装置F1と受信側G3ファクシミリ装置F2との間のフ
ァクシミリ伝送手順が、送信側ゲートウェイファクシミ
リ装置GW1および受信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW2のリアルタイム伝送手順により、リアルタイム
に実行されて、送信側G3ファクシミリ装置F1から受
信側G3ファクシミリ装置F2への画情報の送信がなさ
れる。
【0048】図4における信号(T30IND:「信号
名」)は、ITU−T勧告T.30に従ったトーナル信
号の検出を通知するための信号であり、信号(V21H
DLC:「信号名」)は、ITU−T勧告T.30に従
ったバイナリ信号を運ぶための信号である。また、
「V.21」、ITU−T勧告V.21モデムにより運
ばれる信号であることを表し、「HDLC」は、HDL
Cフレーム化されている信号であることを表す。
【0049】送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
1が受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2に対し
て、接続要求する際に送出する接続要求パケット、およ
び、受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2が送信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW1に対して、接続
確認のために送出する接続確認パケットは、図5(A)
に示すような信号形式を持つ。この信号形式は、ITU
−T勧告H.225.0で規定されているものであり、
基本的には、ISDNのレイヤ3における呼接続用信号
と同一の信号形式である。この接続要求パケット(また
は、接続確認パケット)は、プロトコル仕様(フォーマ
ット、シーケンス等)を識別するためのプロトコル識別
子、そのメッセージがどの呼に関与するものであるかを
識別するための呼番号、それぞれのメッセージの内容を
識別するためのメッセージタイプ、伝達能力、発信元番
号、発信先番号、および、ユーザ・ユーザ情報(UU
I)からなる。
【0050】「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の
内容が、音声、非制限デジタル情報、制限デジタル情
報、3.1KHzオーディオ、7KHzオーディオ、あ
るいは、ビデオのいずれかであるのかを示す情報転送能
力、使用する交換機能が回線交換であるのかパケット交
換であるのかを示す転送モード、情報転送の速度を表す
情報転送速度、情報の転送形態を表す情報、および、ユ
ーザ情報のプロトコルを表す情報などからなる。また、
「発信元番号」情報要素は、送信側G3ファクシミリ装
置F1の電話番号を表し、「発信先番号」情報要素は、
受信側G3ファクシミリ装置F2の電話番号を表す。ま
た、「ユーザ・ユーザ」情報(UUI)要素は、ユーザ
間の情報の伝達に用いるためのものであり、この「ユー
ザ・ユーザ」情報要素の内容は、中間で解釈されること
なくトランスペアレントに転送されて相手ユーザに伝達
される。本実施形態の場合には、「ユーザ・ユーザ」情
報要素として、勧告T。30の短縮手順および勧告T.
38短縮手順を備えている旨を表す情報がセットされ
る。
【0051】図4では、図3(B)および(C)に示し
た態様の手順について説明はしていない。図3(B)の
場合は、図4における受信側G3ファクシミリ装置F2
と受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2とのやり
取りを省略すれば理解できるし、図3(C)の場合は、
図4における送信側G3ファクシミリ装置F1と、送信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW1とのやり取りを
省略すれば理解できる。
【0052】図5(B)は、送信側ゲートウェイファク
シミリ装置GW1と受信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW2との、勧告T.38短縮手順のやり取りの一例
を示す図である。送信側ゲートウェイファクシミリ装置
GW1は、受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2
に対し接続要求パケットを送信して、接続要求する通知
する。これにより、受信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW2は、接続確認パケットを送信側ゲートウェイフ
ァクシミリ装置GW1へ送信して、呼接続を確認する。
【0053】次いで、送信側ゲートウェイファクシミリ
装置GW1は、非標準機能設定NSSを示す信号(V2
1HDLC:NSS)を受信側ゲートウェイファクシミ
リ装置GW2に送信する。これにより、受信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置GW2は、V21HDLC:NS
Sを受信すると、応答信号として、G3ファクシミリ伝
送手順信号であり、受信準備が完了した旨を通知するた
めの信号CFRに対応した信号(V21HDLC:CF
R)を送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1に送
信する。そして、送信側ゲートウェイファクシミリ装置
GW1は、画情報を送出し、画情報の送出を終了する
と、画情報送信が終了した旨を通知する信号EOPに対
応した信号(V21HDLC:EOP)を送出する。
【0054】一方、受信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW2は、信号(V21HDLC:EOP)を受信す
ると、そのときの画情報の受信結果が良好な場合には、
その旨を通知する信号MCFに対応した信号(V21H
DLC:MCF)を送出する。そして、この信号(V2
1HDLC:MCF)を受信すると、送信側ゲートウェ
イファクシミリ装置GW1は、画情報送信が完了した旨
を確認し、信号DCNに対応した信号(V21HDL
C:DCN)を送信側ゲートウェイファクシミリ装置G
W1へ送出し、続いて、通信パスを切断する旨を要求す
る切断要求パケットを受信側ゲートウェイファクシミリ
装置GW2へ送出する。受信側ゲートウェイファクシミ
リ装置GW2は、信号(V21HDLC:DCN)を受
信した時点で、通信動作を終了し、切断要求パケットを
受信すると、通信パスの切断を確認した旨をあらわす切
断確認パケットを送信側ゲートウェイファクシミリ装置
GW1へ送出して、一連の通信動作を終了する。また、
送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1は、受信側
ゲートウェイファクシミリ装置GW2より切断確認パケ
ットを受信すると、一連の通信動作を終了する。
【0055】以下に、本発明における短縮手順が実行さ
れる場合の、送信側G3ファクシミリ装置F1、送信側
ゲートウェイファクシミリ装置GW1、受信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置GW2、受信側G3ファクシミリ
装置F2の相互手順を説明する。図6は送信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置GW1が、発呼するときの動作
(すなわち、図3(C)における伝送形態における送信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW1の動作)の一例
を示すフローチャートである。発呼の処理が開始される
と(S101)、まず宛先が回線網100に接続された
G3ファクシミリ装置(勧告T.30の手順に対応して
いるファクシミリ装置)であるか否かを判断する(S1
02)。なお、勧告T.30の手順に対応しているファ
クシミリ装置であれば、宛先が私設網に接続されたG3
ファクシミリ装置であってもよい。ステップS102の
判断において、宛先がG3ファクシミリ装置でないとき
は、システムメモリ12を参照して、登録済みの宛先で
あるか否か、すなわち当該宛先が伝送機能として短縮手
順を含んでいるか否かをチェックする(S103)。
【0056】登録済みの宛先であるときは、勧告T.3
8の要求を含むUUI(ユーザ・ユーザ情報)をセット
して接続要求パケットを受信側ゲートウェイファクシミ
リ装置GW2に送信する。これ以降、勧告T.38短縮
手順を実行する(S104)。この短縮手順では、たと
えば、送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1が受
信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2に非標準機能
設定NSSを送出することで、モデムトレーニング手順
を行わないことを通知することができる。また、ステッ
プS103で、登録済みの宛先でないと判断したとき
は、短縮手順を含まない勧告T.38手順に従った通常
通信を行う(S105)。そして、呼の終了時に宛先と
伝送機能をシステムメモリ12(ここでは、フラッシュ
ROM)に記憶する(S106)。システムメモリ12
に記憶された宛先と伝送機能は、次回の送信に際しての
参照対象とされる。
【0057】ステップS102において、宛先がG3フ
ァクシミリ装置であると判断したきは、宛先電話番号に
発呼し(S107)、システムメモリ12を参照して宛
先電話番号が登録済みの宛先か否かを判断する(S10
8)。宛先電話番号が登録済みの宛先でないときは、勧
告T.30手順に従った通常通信を行う(S110)。
そして、呼の終了時に宛先と伝送機能を記憶する(S1
11)。
【0058】ステップS108の判断において、宛先電
話番号が登録済みの宛先であるときは、短縮手順を要求
するトーン信号を送出する(S109)。そして、NS
S(非標準装置設定)を送信する(S110)。非標準
機能設定NSSを送信することで、たとえば、モデムト
レーニング手順を行わないことを通知することができ
る。つぎに、CFR(受信準備確認)を検出したか否か
をチェックし(S113)、CFRを検出したときは、
画情報を送出し、以降、勧告T.30手順に従った短縮
手順を実行する(S114)。ステップS113で、C
FRを受信していないときは、NSS/CSI/DIS
の検出待ちに遷移し、以降、勧告T.30に従った手順
実行する(S115)。そして、呼の終了時に宛先と伝
送機能をシステムメモリ12に記憶する(S116)。
【0059】図7は送信側ゲートウェイファクシミリ装
置GW1が、送信側G3ファクシミリ装置F1からファ
クシミリ着呼するときの動作(すなわち、図3(A)ま
たは(B)における伝送形態における送信側ゲートウェ
イファクシミリ装置GW1の動作)の一例を示すフロー
チャートである。着呼の処理が開始されると(S20
1)、送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1は、
まず短縮手順を示すトーンを検出したか否かを判断する
(S202)。短縮手順を示すトーンを検出しない場合
はタイムアウトか否かを判断し(S203)、タイムア
ウトである場合にはCEDを送信して通常の通信を行
い、以降、短縮手順を含まない勧告T.30手順を実行
する(図4参照)(ステップS204)。図7には示し
ていないが、ステップS204において、宛先があると
きは勧告T.38短縮手順を含まない画情報の送信、ま
たは短縮手順を含む手順を受信側ゲートウェイファクシ
ミリ装置GW2との間で実行することができる(図4,
図5(B)参照)。
【0060】ステップS203でタイムアウトでないと
判断した場合は、ステップS202に処理を戻す。ステ
ップS202で、短縮手順を示すトーンを検出したとき
は、宛先があるか否か、をチェックする(S205)。
ここでの宛先は、受信側ゲートウェイファクシミリ装置
GW2または受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW
2を介して接続された受信側G3ファクシミリ装置F2
である。宛先があるときは、勧告T.38短縮手順を要
求した接続要求パケットを、受信側ゲートウェイファク
シミリ装置GW2に送信し、以降勧告T.38短縮手順
に従った短縮手順を実行する(図4,図5(B)参照)
(S206)。
【0061】ステップS205で、宛先がないとき(す
なわち、自己装置が宛先である場合)は、NSS(非標
準装置設定要求)の検出をチェックする(S207)。
NSSが検出されない場合は、タイムアウトか否かを判
断し(S208)、タイムアウトではない場合にはS2
07に処理が遷移し、タイムアウトの場合にはNSF/
CSI/DISの送出を行い、短縮手順を含まない勧告
T.30手順による通常通信を行う(図4参照)(S2
09)。ステップS207でNSSが検出された場合
は、短縮手順が実行される。すなわち、CFR(受信準
備確認)を送信して画情報受信待ちに処理が移り、以降
勧告T.30短縮手順を実行する(図4参照)(S21
0)。
【0062】図8は、受信側ゲートウェイファクシミリ
装置GW2が、送信側ゲートウェイファクシミリ装置G
W1から、接続要求パケットを受信したときのの動作
(すなわち、図3(A)から(C)における伝送形態に
おける受信側ゲートウェイファクシミリ装置GW2の動
作)の一例を示すフローチャートである。接続要求パケ
ットを受信すると(S301)、次に接続確認パケット
を送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1に送出す
る(S302)。そして、UUIを受信したか否かを判
断し(S303)、受信していない場合はタイムアウト
か否かを判断する(S304)。タイムアウトでない場
合は、処理はS303に戻り、タイムアウトの場合には
次のステップS305に処理が遷移し、宛先があるか否
かが判断される(S305)。宛先がない場合には、短
縮手順が使用可能か否かが判断される(S306)。短
縮手順が使用可能である倍には、V21:HDLC:N
SS待ちに遷移し、以降勧告T.38短縮手順に従った
手順を実行する(図5(B)参照)(S307)。ステ
ップS306で、短縮手順が使用不可能と判断した場合
には、V21HDLC:CEDを送信し、以降短縮手順
を含まない勧告T.38手順に従った順を実行する(図
4参照)(S308)。
【0063】ステップS305で、宛先がある場合に
は、宛先番号(受信側G3ファクシミリ装置F2)に発
呼する(S309)。次に、短縮手順がUUIによって
指定されていたかをチェックする(S310)。短縮手
順がUUIによって指定されていないときはCNGを送
出し、以降短縮手順を含まない勧告T.30手順に従っ
た通常手順を実行する(図4参照)(S311)。
【0064】ステップS310において、短縮手順がU
UIによって指定されているときは、短縮手順を要求す
るトーンを送出する(S312)。そして、NSSを送
信し(S313)、CFRを検出したかをチェックする
(S314)。CFRを検出しない場合には、NSS/
CSI/DIS検出待ちに入り、以降勧告T.30短縮
手順を実行し(図4参照)または短縮手順を吹くまい勧
告T.30に従った通常の手順を実行する(S31
5)。CFRを検出した場合には、画情報を送出し、勧
告T.30短縮手順を実行する(S316)。
【0065】以上の説明からもわかるように、図4は短
縮手順を含まない手順を示すものであるが、上記手順に
おいて短縮を行う場合には、フラグ(Flags)の手
順を実行しないようにできる。また、NSF/CSI/
DISのやり取り、TSI/DCS/TCFのやり取り
を省略する(ただし、短縮手順のためにはNSSを実行
する)ようにできる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、G3ファクシミリ装置
が送信元である場合にも、送信側ゲートウェイファクシ
ミリ装置はG3ファクシミリ装置からトーン信号により
短縮手続に関する情報を取得できるし、G3ファクシミ
リ装置が宛て先である場合にも、受信側ゲートウェイフ
ァクシミリ装置はG3ファクシミリ装置にトーン信号に
より短縮手続に関する情報を送出できる。これにより、
リアルタイム通信における短縮手順に関する情報は、発
信元装置(G3ファクシミリ装置またはゲートウェイフ
ァクシミリ装置)と宛先との間にインターネットが介在
していると否とによらず、当該発信元から宛先に送信さ
れるので、勧告T.30短縮手順や勧告T.38短縮手
順を効率良く実行でき、したがった通信時間が大幅に短
縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリアルタイムゲートウェイファクシミ
リ装置が組み込まれたシステムを示す図である。
【図2】本発明の実施形態で使用される送信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置の構成例を示す図である。
【図3】本発明における送信側G3ファクシミリ装置F
1、送信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1,受信
側ゲートウェイファクシミリ装置GW2,受信側ファク
シミリ装置F2との通信形態を示す図である((A)〜
(C))。
【図4】短縮手順が実行されないリアルタイム転送手順
の一例を示す図である。
【図5】(A)は接続確認のために送出する接続確認パ
ケットの信号形式(構造)を示す図、(B)は送信側ゲ
ートウェイファクシミリ装置GW1と受信側ゲートウェ
イファクシミリ装置GW2との間の短縮処理を示す図で
ある。
【図6】図3(C)の伝送形態における送信側ゲートウ
ェイファクシミリ装置GW1の動作の一例を示すフロー
チャートである。
【図7】図3(A)または(B)の伝送形態における送
信側ゲートウェイファクシミリ装置GW1の動作の一例
を示すフローチャートである。
【図8】図3(A)〜(C)の伝送形態における受信側
ゲートウェイファクシミリ装置GW2の動作の一例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
11 システム制御部 12 システムメモリ 13 パラメータメモリ 14 時計回路 15 スキャナ 16 プロッタ 17 操作表示部 18 符号化復号化部 19 画像蓄積装置 20 網制御装置 21 G3ファクシミリモデム 22 インターネット通信制御部 23 TCP/IPパケット解析部 24 G3プロトコル情報生成部 25 G3プロトコル情報取出部 26 TCP/IPパケット変換部 27 内部バス 100 回線網 200 インターネット F1 送信側G3ファクシミリ装置 F2 受信側G3ファクシミリ装置 GW1 送信側ゲートウェイファクシミリ装置 GW2 受信側ゲートウェイファクシミリ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線接続されたG3ファクシミリ装
    置との間で画情報をやり取りする機能と、インターネッ
    トを介して他のリアルタイムゲートウェイファクシミリ
    装置との間で画情報をやり取りする機能とを備えたリア
    ルタイムゲートウェイファクシミリ装置において、 送信側G3ファクシミリ装置からの他のリアルタイムゲ
    ートウェイファクシミリ装置宛ての画情報をファクシミ
    リ受信し、当該画情報を当該他のリアルタイムゲートウ
    ェイファクシミリ装置にリアルタイムでインターネット
    送信し、または、送信側G3ファクシミリ装置からの受
    信側G3ファクシミリ装置宛ての画情報をファクシミリ
    受信し、当該画情報を前記受信側G3ファクシミリ装置
    と電話回線接続された他のリアルタイムゲートウェイフ
    ァクシミリ装置にリアルタイムでインターネット送信す
    る送受信手段と、 前記送信側G3ファクシミリ装置から、宛先である前記
    他のリアルタイムゲートウェイファクシミリ装置との短
    縮手順情報または宛先である前記受信側G3ファクシミ
    リ装置との短縮手順情報を取得する短縮手順情報取得手
    段と、 前記他のリアルタイムゲートウェイファクシミリ装置
    に、前記短縮手順情報を含むユーザ・ユーザ情報(UU
    I)を送出するUUI送出手段と、 前記ユーザ・ユーザ情報(UUI)を送出したときは、
    被呼局識別信号が応答される前にフェーズBを開始し、
    前記短縮手順を実行する制御手段と、 を有することを特徴とするリアルタイムゲートウェイフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 さらに、特定のトーンを検出する手段を
    有し、当該手段が前記送信側G3ファクシミリ装置から
    短縮手順を要求するトーンを検出したときに、前記他の
    リアルタイムゲートウェイファクシミリ装置にユーザ・
    ユーザ情報(UUI)を送出してフェーズBを開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載のリアルタイムゲート
    ウェイファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記送信側G3ファク
    シミリ装置と呼接続したときに取得した短縮手順要求を
    含む所定情報に基づきフェーズBを開始することを特徴
    とする請求項1に記載のリアルタイムゲートウェイファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 電話回線接続されたG3ファクシミリ装
    置との間で画情報をやり取りする機能と、インターネッ
    トを介して他のリアルタイムゲートウェイファクシミリ
    装置との間で画情報をやり取りする機能とを備えたリア
    ルタイムゲートウェイファクシミリ装置において、 他のリアルタイムゲートウェイファクシミリ装置から受
    信側G3ファクシミリ装置宛ての画情報をインターネッ
    ト受信し、当該画情報を当該受信側G3ファクシミリ装
    置にリアルタイムでファクシミリ送信し、または、受信
    側G3ファクシミリ装置と電話回線接続された他のリア
    ルタイムゲートウェイファクシミリ装置から受信側G3
    ファクシミリ装置宛ての画情報をインターネット受信
    し、当該画情報を前記受信側G3ファクシミリ装置にリ
    アルタイムでファクシミリ送信する送受信手段と、 前記他のリアルタイムゲートウェイファクシミリ装置か
    ら、宛先で自己との短縮手順情報または宛先である前記
    受信側G3ファクシミリ装置との短縮手順情報を取得す
    る短縮手順情報取得手段と、 前記他の送信側リアルタイムゲートウェイファクシミリ
    装置から、前記短縮手順情報を含むユーザ・ユーザ情報
    (UUI)を取得するUUI取得手段と、 前記ユーザ・ユーザ情報(UUI)を取得したときは、
    ただちにフェーズBを開始し、前記短縮手順を実行する
    制御手段と、を有することを特徴とするリアルタイムゲ
    ートウェイファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 さらに、特定のトーンを送出する手段を
    有し、前記他のリアルタイムゲートウェイファクシミリ
    装置から受信側G3ファクシミリ装置との短縮手順情報
    を含むユーザ・ユーザ情報(UUI)を取得したとき
    は、前記受信側G3ファクシミリ装置に短縮手順を要求
    するトーンを送出してフェーズBを開始する、ことを特
    徴とする請求項4に記載のリアルタイムゲートウェイフ
    ァクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記受信側G3ファク
    シミリ装置と呼接続したときに送出する短縮要求を含む
    所定情報を前記受信側G3ファクシミリ装置に送信した
    後、フェーズBを開始することを特徴とする請求項4に
    記載のリアルタイムゲートウェイファクシミリ装置。
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