JP2003152583A - 情報機器及び情報配信システム、並びにこれらに適用される通信モード切換方法、情報記憶方法、及び情報配信方法 - Google Patents

情報機器及び情報配信システム、並びにこれらに適用される通信モード切換方法、情報記憶方法、及び情報配信方法

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JP2003152583A
JP2003152583A JP2001348914A JP2001348914A JP2003152583A JP 2003152583 A JP2003152583 A JP 2003152583A JP 2001348914 A JP2001348914 A JP 2001348914A JP 2001348914 A JP2001348914 A JP 2001348914A JP 2003152583 A JP2003152583 A JP 2003152583A
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Muneyasu Tsuchiuchi
崇靖 土内
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の機器からの情報配信を効率的に受けるこ
とができるようにする。 【解決手段】 情報機器11は、近距離無線通信装置1
4を介して他の機器からの情報配信を受けることがで
き、通信可能な範囲に存在する不特定の機器からの情報
のプッシュ要求を全て受け入れる第1の通信モードと、
ユーザが予め登録した識別情報を有する機器からの情報
のプッシュ要求のみを受け入れ、それ以外の機器からの
プッシュ要求に対しては拒否する第2の通信モードとの
切換えを行えるようになっている。この通信モードの切
換えは、ユーザが一操作で行うことが可能なハードウェ
アとしての通信モード切換スイッチ21を介して即座に
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置を介
して他の機器からの情報配信を受けることが可能な情報
機器及び情報配信システム、並びにこれらに適用される
通信モード切換方法、情報記憶方法、及び情報配信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、BluetoothTMなどの近距離無線通
信技術の仕様に準拠した近距離無線通信装置を搭載した
情報機器が登場してきている。また、上記近距離無線通
信装置をPCカードやSDカードなどの形で実現し、こ
れを情報機器に挿入して使用する形態も現れてきてい
る。
【0003】このような近距離無線通信装置を用いた情
報機器の通信形態の一つとして、他の機器からのプッシ
ュ(挿入)式情報配信を受ける形態がある。
【0004】プッシュ式情報配信を行う情報機器側で
は、通信可能な範囲に存在する情報機器に対して能動的
に情報を配信する。一方、プッシュ式情報配信を受ける
情報機器は、通信可能な外部機器からの情報のプッシュ
要求を受動的に受け、受信した情報を所定の記憶領域に
記憶する。
【0005】プッシュ式情報配信は、配信した情報が通
信可能な範囲に存在する情報機器にスムーズに取り込ま
れるため、情報配信を行う側にとっては利用価値の高い
配信形態である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プッシ
ュ式情報配信を受ける情報機器は、プッシュ要求されて
くる情報を特に拒絶することなく受動的に受けるため、
情報が際限なくメモリに流入する可能性がある。そのた
め、プッシュ式情報配信を受ける情報機器のメモリに
は、必要な情報以外に不必要な情報も大量に蓄積されて
しまい、情報の管理上の問題が生じる。
【0007】また、情報が際限なくメモリに流入するこ
とにより、蓄積される情報の容量がすぐに限界に達し、
古い情報から次々と消去されてしまうため、ユーザにと
って大切な情報も次々と消去されてしまうという問題も
ある。
【0008】一方、配信される情報のプッシュ要求を一
方的に拒絶するような方法を採用した場合は、上述した
ようなプッシュ式情報受信の利点を削いでしまうことと
なる。
【0009】本発明は上記実状に鑑みてなされたもので
あり、他の機器からの情報配信を効率的に受けることの
できる情報機器及び情報配信システム、並びにこれらに
適用される通信モード切換方法、情報記憶方法、及び情
報配信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報機器
は、無線通信装置を介して他の機器からの情報配信を受
けることが可能な情報機器であって、不特定の機器から
の情報配信要求を受け入れる第1の通信モードと、ユー
ザが予め登録した識別情報を有する機器からの情報配信
要求のみを受け入れる第2の通信モードとを切換え可能
な通信モード切換スイッチと、前記通信モード切換スイ
ッチに対する切換え操作に応じて前記第1及び第2の通
信モードのうちの該当する方の通信モードを設定するよ
う切換え制御する手段とを具備することを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る情報機器は、無線通信
装置を介して他の機器からの情報配信を受けることが可
能な情報機器であって、不特定の機器から配信される情
報を記憶するための第1の記憶領域と、ユーザが予め登
録した識別情報を有する機器から配信される情報を記憶
するための、前記第1の記憶領域とは異なる第2の記憶
領域とを有する記憶手段を具備することを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る情報配信システムは、
情報機器が無線通信装置を介して情報配布装置からの情
報配信を受ける情報配信システムであって、前記情報機
器は、不特定の機器からの情報配信要求を受け入れる第
1の通信モードと、ユーザが予め登録した識別情報を有
する機器からの情報配信要求のみを受け入れる第2の通
信モードとを切換え可能な通信モード切換スイッチと、
前記通信モード切換スイッチに対する切換え操作に応じ
て前記第1及び第2の通信モードのうちの該当する方の
通信モードを設定するよう切換え制御する手段とを具備
し、前記情報配布装置は、前記情報機器に対する情報配
信を行う手段を具備し、前記情報配布装置から前記情報
機器への情報配信は、前記通信モード切換スイッチによ
り前記第1の通信モードを設定した状態で行うことがで
きることを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る通信モード切換方法
は、無線通信装置を介して他の機器からの情報配信を受
けることが可能な情報機器に適用される通信モード切換
方法であって、不特定の機器からの情報配信要求を受け
入れる第1の通信モードと、ユーザが予め登録した識別
情報を有する機器からの情報配信要求のみを受け入れる
第2の通信モードとの切換えを、通信モード切換スイッ
チに対する操作により行えるようにし、前記通信モード
切換スイッチに対する切換え操作があった場合に前記第
1及び第2の通信モードのうちの該当する方の通信モー
ドを設定することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る情報記憶方法は、無線
通信装置を介して他の機器からの情報配信を受けること
が可能な情報機器に適用される情報記憶方法であって、
不特定の機器から配信される情報を第1の記憶領域に記
憶し、ユーザが予め登録した識別情報を有する機器から
配信される情報を第2の記憶領域に記憶することを特徴
とする。
【0015】また、本発明に係る情報配信方法は、情報
機器が無線通信装置を介して情報配布装置からの情報配
信を受けるシステムに適用される情報配信方法であっ
て、前記情報機器の側において、不特定の機器からの情
報配信要求を受け入れる第1の通信モードと、ユーザが
予め登録した識別情報を有する機器からの情報配信要求
のみを受け入れる第2の通信モードとの切換えを、通信
モード切換スイッチに対する操作により行えるように
し、前記情報機器の側において、前記通信モード切換ス
イッチにより前記第1の通信モードを設定した状態で、
前記情報配布装置から前記情報機器への情報配信を行う
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態に係る情報機
器と他の機器との無線通信を示す図である。
【0018】情報機器には携帯情報端末(PDA)やヘ
ッドフォン型音楽再生装置など、種々なものがあるが、
図1では、本実施形態に係る情報機器が携帯情報端末で
ある場合の例を示している。
【0019】図1に示される携帯情報端末11は、情報
の表示を行うための表示装置(LCD等)12やユーザ
が入力操作を行うための入力装置13(ユーザインタフ
ェース)を備えるほか、BluetoothTMの仕様に準拠した
近距離無線通信装置14を搭載している。
【0020】携帯情報端末11は、上記近距離無線通信
装置14を介して、通信可能な範囲に存在する同種の携
帯情報端末15と情報交換を行うことができるはもちろ
んのこと、BluetoothTMの仕様に準拠した近距離無線通
信装置を備えたものであれば、他の機器16とも情報交
換を行うことができる。特に本実施形態では、携帯情報
端末11の近距離無線通信装置14においてプッシュ
(挿入)式による受信を行うことが可能であり、ユーザ
の操作を介することなく外部の機器から情報(コンテン
ツ)を取得することが可能である。
【0021】なお、携帯情報端末11に搭載される近距
離無線通信装置14は、当該携帯情報端末11に内蔵さ
れた形態として実現してもよく、あるいはPCカードや
SDカードの形で外部から携帯情報端末11のカードス
ロットに挿入された形態として実現してもよい。
【0022】図2は、情報機器(携帯情報端末11)に
対するプッシュ式による情報の配信を説明するための図
である。なお、図1と共通する要素には同一の符号を付
している。
【0023】プッシュ式による情報配信を行うため、Bl
uetoothTMの仕様に準拠した近距離無線通信装置18を
有する情報端末17が所定の場所に設置される。この情
報端末17(の近距離無線通信装置18)は、Bluetoot
hTMのプロトコルに従って動作し、電波の有効範囲内に
入ってくる、情報交換を行うことができる機器を探索す
る。
【0024】情報端末17(の近距離無線通信装置1
8)は、携帯情報端末11(の近距離無線通信装置1
4)の存在を検知すると、当該携帯情報端末11に対し
て接続を図る。ここで、携帯情報端末11から拒否され
なければ、情報端末17は、送信したい情報(例えば、
ニュースのヘッドラインやダイレクトメールなど)を携
帯情報端末11に対してプッシュ(挿入)することによ
り、その情報を携帯情報端末11内部に送り込むことが
できる。
【0025】ところで、携帯情報端末11側でプッシュ
式による情報の受信をすべて認めてしまうと、情報が携
帯情報端末11内部に際限なく流入してしまうといった
問題が起こり得る。一方、プッシュ式による情報の受信
を認めないようにすると、プッシュ式による情報受信の
利点(例えば、ユーザが意識することなく最新の情報や
有効な情報を蓄えることができる点など)が損なわれ
る。そこで、本実施形態では、情報が携帯情報端末11
内部に際限なく流入してしまう問題を解決すると共に、
プッシュ式による情報受信の利点を生かせるようにする
ため、携帯情報端末11側において次にような2つの通
信モードを用意し、これらの通信モード間の切換えをユ
ーザが一操作で行えるようにする。これにより、ユーザ
にとって便利で快適な環境を実現する。
【0026】・通信可能な範囲に存在する不特定の機器
からの情報のプッシュ要求(アクセス要求)を全て受け
入れる通信モード(第1の通信モード)・ユーザが予め
登録した識別情報を有する機器からの情報のプッシュ要
求(アクセス要求)のみを受け入れ、それ以外の機器か
らのプッシュ要求に対しては拒否(接続拒否)する通信
モード(第2の通信モード)図3は、情報機器(携帯情
報端末11)において第1の通信モードと第2の通信モ
ードとの切換えを行うための通信モード切換機構の一例
(スライド式スイッチ)を説明するための図である。
【0027】同図に示されるように、携帯情報端末11
上の操作しやすい箇所(側面など)に、上記第1の通信
モードと第2の通信モードとの切換えをユーザが一操作
で行うための通信モード切換機構(ハードウェア)とし
て、スライド式スイッチ21が設けられる。このスライ
ド式スイッチ21には、部材21aが備えられる。ユー
ザは、この部材21aを指などで双方向にスライド操作
することにより、第1の通信モードと第2の通信モード
との切換えを即座に行えるようになっている。
【0028】図4は、スライド式スイッチ21が取り得
る2種類の状態を示す図である。図4の(a)に示され
るように、スライド式スイッチ21の部材21aがユー
ザによりA点に位置しているときには、第2の通信モー
ドが設定された状態となる。一方、図4の(b)に示さ
れるように、スライド式スイッチ21の部材21aがユ
ーザによりB点に位置しているときには、第1の通信モ
ードが設定された状態となる。
【0029】ユーザは、平常時においては部材21aを
A点に位置づけておくことにより、第2の通信モードが
設定された状態にし、予め登録した識別情報を有する機
器以外の機器からの不必要な情報の流入を防止すること
ができる。一方、識別情報を登録していない機器(店頭
などの公衆の場に設置された情報販売端末など)から情
報を取得する必要が生じた場合には、部材21aをB点
の位置までスライド操作することにより、第1の通信モ
ードが設定された状態にし、所望の情報取得を行うこと
ができる。
【0030】上記機構によれば、情報販売端末などから
情報をダウンロードしている間、部材21aに触れてい
る必要がないので、ユーザの負担を軽減するという利点
があり、比較的長時間にわたってダウンロードを行う場
合に有効である。
【0031】なお、上記機構に代えて、ユーザが部材2
1aに触れていないときにはばね等の力で当該部材21
aがA点に位置することで第2の通信モードが設定され
た状態となり、識別情報を登録していない機器から情報
を取得する必要が生じた場合にだけ部材21aをB点の
位置に押さえ続けることにより第1の通信モードを設定
するような機構を採用してもよい。この場合、情報販売
端末などから情報をダウンロードした後にスイッチの状
態を戻し忘れる心配がなく、また、比較的短時間でダウ
ンロードを行う場合に有効である。
【0032】図5は、情報機器(携帯情報端末11)に
おいて第1の通信モードと第2の通信モードとの切換え
を行うための通信モード切換機構の別の例(ボタン式ス
イッチ)を説明するための図である。
【0033】同図に示されるように、携帯情報端末11
上の操作しやすい箇所(側面など)に、上記第1の通信
モードと第2の通信モードとの切換えをユーザが一操作
で行うための通信モード切換機構(ハードウェア)とし
て、ボタン式スイッチ22が設けられる。このボタン式
スイッチ22には、部材22aが備えられる。ユーザ
は、この部材22aを指などで押下げ操作/離す操作を
することにより、第1の通信モードと第2の通信モード
との切換えを即座に行えるようになっている。
【0034】図6は、ボタン式スイッチ22が取り得る
2種類の状態を示す図である。図6の(a)に示される
ように、ボタン式スイッチ22の部材22aは、ユーザ
が触れていないときには、ばね22bの力により上方に
位置している。このとき、第2の通信モードが設定され
た状態となる。一方、図6の(b)に示されるように、
ボタン式スイッチ22の部材22aがユーザにより押下
げられているときには、ばね22bが収縮し、部材22
aは下方に位置する。このとき、第1の通信モードが設
定された状態となる。
【0035】ユーザは、平常時においては部材22aに
触れていないので、第2の通信モードが設定された状態
にあり、予め登録した識別情報を有する機器以外の機器
からの不必要な情報の流入を防止することができる。一
方、識別情報を登録していない機器(店頭などの公衆の
場に設置された情報販売端末など)から情報を取得する
必要が生じた場合には、当該情報を転送している期間だ
け部材22aを押し続けることにより、第1の通信モー
ドを設定し、所望の情報取得を行うことができる。
【0036】上記機構によれば、情報販売端末などから
情報をダウンロードした後にスイッチの状態を戻し忘れ
る心配がなく、また、比較的短時間でダウンロードを行
う場合に有効である。
【0037】なお、上記機構に代えて、押下げ操作/離
す操作を行う度に、部材22aが下方に位置する第1の
通信モードと、部材22aが上方に位置する第2の通信
モードとを交互に繰り返すような機構を採用してもよ
い。この場合、情報販売端末などから情報をダウンロー
ドしている間、部材22aに触れている必要がないの
で、ユーザの負担を軽減するという利点があり、比較的
長時間にわたってダウンロードを行う場合に有効であ
る。
【0038】図1〜図6の説明では本実施形態に係る情
報機器が携帯情報端末11である場合の例を説明した
が、以下に説明するように当該情報機器をヘッドフォン
型音楽再生装置として実現してもよい。この場合も、上
述したような第1の通信モードと第2の通信モードとの
切換えを行う通信モード切換機構が適用される。
【0039】図7は、本実施形態に係る情報機器がヘッ
ドフォン型音楽再生装置である場合の例を示す図であ
る。
【0040】音楽再生装置31は、音楽を再生する機能
を備えた携帯可能な装置であり、同図に示されるような
ヘッドフォン、もしくはイヤホンの形状を成しており、
後で詳述するスピーカ、音楽再生部、近距離無線通信装
置、メモリ、操作部、スイッチ(通信モード切換機構)
などを備えている。
【0041】この音楽再生装置31は、ユーザが頭部に
装着した状態で音楽を再生して楽しめる構造となってお
り、楽曲が蓄えられている別の機器から音楽再生装置3
1へ楽曲をダウンロードする際には、近距離無線通信装
置を利用する。
【0042】図8は、情報機器(音楽再生装置31)に
おいて第1の通信モードと第2の通信モードとの切換え
を行うための通信モード切換機構の一例(スライド式ス
イッチ)を説明するための図である。
【0043】同図に示されるように、音楽再生装置31
上の操作しやすい箇所(耳当て部など)に、上記第1の
通信モードと第2の通信モードとの切換えをユーザが一
操作で行うための通信モード切換機構(ハードウェア)
として、スライド式スイッチ21(図3及び図4に示さ
れるスイッチと同じもの)が設けられる。スライド式ス
イッチ21の詳細については前述した通りなので、ここ
ではその説明を省略する。
【0044】図9は、情報機器(音楽再生装置31)に
おいて第1の通信モードと第2の通信モードとの切換え
を行うための通信モード切換機構の別の例(ボタン式ス
イッチ)を説明するための図である。
【0045】同図に示されるように、音楽再生装置31
上の操作しやすい箇所(耳当て部など)に、上記第1の
通信モードと第2の通信モードとの切換えをユーザが一
操作で行うための通信モード切換機構(ハードウェア)
として、ボタン式スイッチ22(図5及び図6に示され
るスイッチと同じもの)が設けられる。ボタン式スイッ
チ22の詳細については前述した通りなので、ここでは
その説明を省略する。
【0046】図10は、音楽再生装置31などに楽曲を
配布する楽曲販売端末(楽曲配布装置)を示す図であ
る。
【0047】楽曲販売端末32は、店頭などの公衆の場
に設置され、楽曲を販売することを主な目的とした端末
である。この楽曲販売端末32には、後で詳述するよう
にタッチパネル付き表示装置や近距離無線通信装置を内
蔵しており、ユーザに対して情報を表示するとともに、
タッチパネルを通じて入力操作を行うことができ、案内
や楽曲を近距離無線通信装置を介して音楽再生装置31
などへ送信することができるようになっている。
【0048】楽曲販売端末32は、同種の近距離無線通
信装置を備える機器を常に探索しており、例えば音楽再
生装置31を発見すると、楽曲販売端末32を利用する
よう音楽再生装置31のユーザに訴える。これは一種の
プッシュ式通信であるといえる。この際に、楽曲販売端
末32は、音声による情報を音楽再生装置31へ送り込
むわけであるが、音楽再生装置31のユーザにとっては
その時点で興味が無く、利用を控えたいという要望があ
る場合が考えられる。本実施形態では、そのような場合
を想定し、通信モード切換スイッチ21(図8)又は通
信モード切換スイッチ22(図9)により、不特定機器
からのアクセス要求を遮断する第2の通信モードに予め
設定しておくことで、ユーザが楽曲再生を楽しんでいる
ところに、楽曲販売端末32からの割り込みが発生する
ことを防ぐことができる。
【0049】また逆に、楽曲販売端末32の利用を要望
する場合には、不特定の機器からのアクセス要求を受け
入れる第1の通信モードに設定し、当該楽曲販売端末3
2に接近することで、利用案内がユーザの機器へ送り込
まれ、以後の楽曲購入操作を容易にすることが可能とな
る。
【0050】図11は、音楽再生装置31及び楽曲販売
端末32の構成を示すブロック図である。
【0051】音楽再生装置31には、制御部41、操作
部42、記憶部(内部・外部メモリ)43、再生部(デ
コーダ)44、スピーカ45、無線通信部46、アンテ
ナ47、前述のスイッチ21(又は22)などが備えら
れる。
【0052】制御部41は、音楽再生装置31全体の動
作を司り、種々な制御に関する処理を行う部分である。
例えば、上記制御部41は、所定の制御プログラムを実
行することにより、ユーザからのスイッチ21(又は2
2)に対する切換え操作に応じて第1の通信モード及び
第2の通信モードのうちの該当する方の通信モードを設
定するよう無線通信部46に対して切換え制御する。
【0053】また、制御部41は、第1の通信モードで
他の機器からの情報配信が行われている間は、スイッチ
21(又は22)に対する切換え操作があった場合であ
っても、通信モードの切換えを行わないよう制御するも
のとしてもよい。
【0054】また、制御部41は、第1の通信モードで
他の機器からの情報配信が行われている間は、更なる他
の機器からの情報配信要求があった場合であっても、そ
の情報配信要求に応じないよう制御するものとしてもよ
い。
【0055】また、制御部41は、第1の通信モードに
よる他の機器からの情報配信が完了した後は、スイッチ
21(又は22)に対する切換え操作が無かった場合で
あっても、第1の通信モードから第2の通信モードへの
切換えを行うよう制御するものとしてもよい。
【0056】操作部42は、音楽再生装置31の所有者
が操作する部分であり、再生処理や、記録処理、無線通
信処理などに関する操作を行う際に使用される。また、
ユーザは、この操作部42を通じて、第2の通信モード
の際にプッシュ要求(アクセス要求)を受け入れるべき
機器の識別符号を記憶部43に登録することが可能であ
る。
【0057】記憶部43は、所定の方式により楽曲(音
楽)などのデータを記憶・記録する部分である。また、
この記憶部43は、第2の通信モードの際にプッシュ要
求(アクセス要求)を受け入れるべき機器の識別符号を
記憶しており、制御部41により参照される。
【0058】再生部44は、記憶部43に記憶された楽
曲などの音声情報の再生処理(復号処理)を行う部分で
ある。
【0059】スピーカ45は、再生部44の再生処理に
より再生された音声を出力する部分である。
【0060】無線通信部46は、BluetoothTMの仕様に
準拠した無線通信インタフェースに相当する部分であ
り、近距離無線通信に関する種々な設定処理や制御処理
を行う部分である。
【0061】アンテナ47は、無線通信先の機器に対し
て電波を発したりその機器から電波を受けたりする部分
である。
【0062】一方、楽曲販売端末32には、制御部5
1、操作部(タッチパネル)52、表示部(液晶パネ
ル)53、記憶部54、スピーカ(もしくはヘッドフォ
ン端子)55、ネットワークアダプタ56、無線通信部
57、アンテナ58などが備えられる。
【0063】制御部51は、楽曲販売端末32全体の動
作を司り、種々な制御に関する処理を行う部分である。
【0064】操作部52は、楽曲販売端末32の利用者
(音楽再生装置31の所有者など)がタッチパネル(も
しくはカーソルキー)を通じて操作する部分であり、案
内や楽曲購入などに関する操作を行う際に使用される。
【0065】表示部53は、液晶パネルなどを備えてお
り、楽曲販売端末3の通信圏内の音楽再生装置を個々に
識別するための項目を画面表示したり、楽曲購入のため
のガイダンスを行うなど、楽曲に関する種々な案内やサ
ービスを提供する。
【0066】記憶部54は、案内情報や楽曲情報などを
記憶する部分である。
【0067】スピーカ(もしくはヘッドフォン端子)5
5は、利用者に対して案内情報や楽曲情報などを音声と
して出力する部分である。
【0068】ネットワークアダプタ56は、外部のネッ
トワークとの情報の往来を制御するための部分である。
例えば、ネットワークアダプタ56は、予め保管された
楽曲情報などを必要時にネットワークを介して取得す
る。
【0069】無線通信部57は、BluetoothTMの仕様に
準拠した無線通信インタフェースに相当する部分であ
り、近距離無線通信に関する種々な設定処理や制御処理
を行う部分である。
【0070】アンテナ58は、無線通信先の機器に対し
て電波を発したりその機器から電波を受けたりする部分
である。
【0071】なお、楽曲は、楽曲販売端末32自身が持
つ記憶部54から、もしくは外部のサーバよりネットワ
ークを経て利用者へ提供される。
【0072】図12は、音楽再生装置31の所有者が楽
曲販売端末32に対して楽曲購入のための操作を行う様
子を示す図である。
【0073】楽曲販売端末32の利用者(ここでは音楽
再生装置31の所有者)は、音楽再生装置31を頭部に
装着した状態で、同図に示されるように楽曲購入のため
の操作を楽曲販売端末32に対して行うことにより、自
身の音楽再生装置31へ所望の楽曲を取り込む。この場
合、楽曲販売端末32から音楽再生装置31への楽曲の
取り込みは、楽曲販売端末32に備えられる近距離無線
通信装置(無線通信部57、アンテナ58)及び音楽再
生装置31に備えられる近距離無線通信装置(無線通信
部46、アンテナ47)を介して行われる。
【0074】ところで、音楽再生装置31などの情報機
器が他の機器から近距離無線通信装置を介して取得した
情報は記憶部内の所定の記憶領域に記憶されるが、当該
情報のうち、利用者にとって大切な情報が必ずしも記憶
領域において消去されずに保持されているとは限らな
い。そこで、そのような情報を安全に保護する手法を以
下に説明する。
【0075】図13は、携帯情報端末11や音楽再生装
置31などの情報機器が他の機器から取得した情報を記
録する記録空間を説明するための図である。
【0076】同図に示されるように、情報機器の記憶部
(例えば、音楽再生装置31の記憶部43(図11))
においては、不特定の機器から得た情報(第1の通信モ
ードで得た情報)を記録するための第1の記憶領域61
と、ユーザが登録した既知の機器から得た情報(第2の
通信モードで得た情報)を記録するための第2の記憶領
域62とが、互いに独立して管理されている。
【0077】情報機器が不特定の機器からプッシュ式配
信により情報を大量に受信した場合(第1の通信モード
で受信を行った場合)、その情報は第1の記憶領域61
に記憶されることとなる。ここで、第1の記憶領域61
の容量が一杯となり、限界に達した場合には、古い情報
から自動的に消去されることになる。しかし、この第1
の記憶領域61上の情報は不特定の機器からプッシュ式
配信により得た情報であり、ユーザにとって特に重要と
いうわけではないため、消去されたとしても問題はな
い。
【0078】一方、ユーザが予め登録した既知の機器か
ら情報を受信した場合(第2の通信モードで受信を行っ
た場合)、その情報は第2の記憶領域62に記憶される
こととなる。第2の記憶領域62に記憶される情報はユ
ーザにとって比較的重要な情報であるが、この第2の記
憶領域62には不特定の機器からの情報が大量に流入す
ることがないため、記憶容量がすぐに一杯になるような
ことはない。もし、記憶容量が一杯になり、消去を行う
必要が生じた場合には、制御部によりユーザに確認をと
るための処理が行われる。このため、ユーザからの許可
なしに第2の記憶領域62中の情報が消去されることは
ない。
【0079】このように、不特定の機器から得た情報
(第1の通信モードで得た情報)を記録するための第1
の記憶領域61と、ユーザが予め登録した既知の機器か
ら得た情報(第2の通信モードで得た情報)を記録する
ための第2の記憶領域62とを、分けて管理することに
より、ユーザによって大切な情報を安全に保護すると共
に、記憶容量がすぐに限界に達することを防ぐことが可
能となる。
【0080】次に、図14のフローチャートを参照し
て、情報機器における動作を説明する。
【0081】情報機器(携帯情報端末11もしくは音楽
再生装置31)の使用時には、初期設定として、ユーザ
が予め登録した機器からのアクセス要求のみを受け入れ
る状態とするため、スイッチを通じて当該情報機器を第
2の通信モードに設定しておく(ステップA1)。
【0082】第2の通信モードが設定されている状態に
おいて、ユーザが予め登録した機器からのアクセス要求
があるかどうか監視される(ステップA2)。ユーザが
予め登録した機器からのアクセス要求があった場合に
は、そのアクセス要求を受け入れ、これにより受信した
情報を第2の記憶領域62に記憶する(ステップA
3)。
【0083】また、ユーザによるスイッチ操作があるか
どうか監視される(ステップA4)。ユーザによるスイ
ッチ操作があった場合には、上記第2の通信モードか
ら、不特定の機器からのアクセス要求を受け入れる第1
の通信モードへの切換えが行われ、これにより第1の通
信モードが設定される(ステップA5)。
【0084】第1の通信モードが設定されている状態に
おいて、不特定機器からのアクセス要求があるかどうか
監視される(ステップA6)。不特定機器からのアクセ
ス要求があった場合には、そのアクセス要求を受け入
れ、これにより受信した情報を第1の記憶領域61に記
憶する(ステップA7)。
【0085】また、ユーザによるスイッチ操作(スイッ
チの状態を元に戻す操作)があるかどうか監視される
(ステップA8)。ユーザによるスイッチ操作があった
場合には、ステップA1へ戻る。すなわち、現在設定さ
れている第1の通信モードから、上記第2の通信モード
への切換えが行われ、これにより第2の通信モードが設
定され、後続の処理が行われることになる。
【0086】次に、図15のフローチャートを参照し
て、音楽再生装置31を用いて楽曲販売端末32から楽
曲を購入する際の動作を説明する。
【0087】楽曲販売端末32は、近距離無線通信装置
を介して、当該楽曲販売端末32の周囲にある(接続可
能な通信圏内にある)同種の近距離無線通信装置を有す
る機器(ここでは、音楽再生装置31)を探索する(ス
テップB1)。
【0088】ここで、音楽再生装置31を装着した利用
者が、当該音楽再生装置31側のスイッチにより第1の
通信モードを設定した状態で楽曲販売端末32の付近に
近づくと、楽曲販売端末32は音楽再生装置31の圏内
への到達を検知し(音楽再生装置31を発見し)、近距
離無線通信装置を介して利用者の音楽再生装置31への
接続を試みる(ステップB2)接続が成功すると、楽曲
販売端末32は音楽再生装置31へ割り込み、案内のた
めの音声や音楽を発信する(ステップB3)。これによ
り、楽曲販売端末32の所有者に対するプッシュ式の案
内提供が実現され、利用者は案内を知得することができ
る。
【0089】利用者はその存在を知覚して楽曲販売端末
32の操作を開始する(ステップB4)。
【0090】操作時に発生する音声や音楽は、同じく近
距離無線通信装置を通じて利用者が装着している音楽再
生装置31において流れる。利用者は楽曲販売端末32
で操作を行い、楽曲の購入を決定し、その楽曲が有償配
布の場合は決済手続きを行い(ステップB5)、ダウン
ロードにより楽曲データの取得を行う(ステップB
6)。
【0091】このように上述した実施形態によれば、平
常時においては、通信モード切換スイッチを、ユーザが
予め登録した識別情報を有する機器からの情報配信のみ
を受ける第2の通信モードに設定しておくことで、ユー
ザは特別な操作をすることなく不必要な情報の受け入れ
を防止することができる。
【0092】一方、ユーザが登録していない識別情報を
有する機器からの情報配信を受けたい場合には、通信モ
ード切換スイッチに対して単純な切換え操作をするだけ
で、不特定の機器からの情報配信を受ける第1の通信モ
ードが設定されるので、必要時に所望の情報配信を容易
に受けることができる。
【0093】すなわち、1つの通信方式に固定すること
なく、2種類の通信モードを採用し、これらの通信モー
ド間を一操作で切り換えることのできる機構を設けるこ
とにより、ユーザにとって使い勝手の良い情報機器を実
現することができる。
【0094】また、不特定の機器から配信される情報を
記憶するための第1の記憶領域を設けるほか、ユーザが
予め登録した識別情報を有する機器から配信される情報
を記憶するための第2の記憶領域を、第1の記憶領域と
は異なる独立した記憶領域として設けることにより、当
該第2の記憶領域に記憶される情報を特に安全に保護す
ることが可能となる。
【0095】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種
々変形して実施することが可能である。
【0096】例えば、上記実施形態では、近距離無線通
信技術としてBluetoothTMを採用する場合を例に挙げた
が、無線LANなどといった他の近距離無線通信技術を
採用しても構わない。また、プッシュ式配信される情報
(コンテンツ)は、楽曲などの音情報のみならず、動画
や静止画などの画像情報(映像情報)としてもよい。
【0097】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、他
の機器からの情報配信を効率的に受けることのできる情
報機器及び情報配信システム、並びにこれらに適用され
る通信モード切換方法、情報記憶方法、及び情報配信方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報機器(携帯情報
端末)と他の機器との無線通信を示す図。
【図2】情報機器(携帯情報端末)に対するプッシュ式
による情報の配信を説明するための図。
【図3】情報機器(携帯情報端末)において第1の通信
モードと第2の通信モードとの切換えを行うための通信
モード切換機構の一例(スライド式スイッチ)を説明す
るための図。
【図4】スライド式スイッチが取り得る2種類の状態を
示す図。
【図5】情報機器(携帯情報端末)において第1の通信
モードと第2の通信モードとの切換えを行うための通信
モード切換機構の別の例(ボタン式スイッチ)を説明す
るための図。
【図6】ボタン式スイッチが取り得る2種類の状態を示
す図。
【図7】情報機器がヘッドフォン型音楽再生装置である
場合の例を示す図。
【図8】情報機器(音楽再生装置)において第1の通信
モードと第2の通信モードとの切換えを行うための通信
モード切換機構の一例(スライド式スイッチ)を説明す
るための図。
【図9】情報機器(音楽再生装置)において第1の通信
モードと第2の通信モードとの切換えを行うための通信
モード切換機構の別の例(ボタン式スイッチ)を説明す
るための図。
【図10】音楽再生装置などに楽曲を配布する楽曲販売
端末を示す図。
【図11】音楽再生装置及び楽曲販売端末の構成を示す
ブロック図。
【図12】音楽再生装置の所有者が楽曲販売端末に対し
て楽曲購入のための操作を行う様子を示す図。
【図13】携帯情報端末や音楽再生装置などの情報機器
が他の機器から取得した情報を記録する記録空間を説明
するための図。
【図14】情報機器における動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図15】音楽再生装置を用いて楽曲販売端末から楽曲
を購入する際の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11…携帯情報端末 12…表示装置 13…入力装置 14…近距離無線通信装置 15…他の携帯情報端末 16…他の機器 17…他の情報端末 18…近距離無線通信装置 21…スライド式スイッチ 22…ボタン式スイッチ 31…音楽再生装置 32…楽曲販売端末(楽曲配布装置) 41…制御部 42…操作部 43…記憶部(内部・外部メモリ) 44…再生部(デコーダ) 45…スピーカ 46…無線通信部 47…アンテナ 51…制御部 52…操作部(タッチパネル) 53…表示部(液晶パネル) 54…記憶部 55…スピーカ(もしくはヘッドフォン端子) 56…ネットワークアダプタ 57…無線通信部 58…アンテナ 61…第1の記憶領域 62…第2の記憶領域

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置を介して他の機器からの情
    報配信を受けることが可能な情報機器であって、 不特定の機器からの情報配信要求を受け入れる第1の通
    信モードと、ユーザが予め登録した識別情報を有する機
    器からの情報配信要求のみを受け入れる第2の通信モー
    ドとを切換え可能な通信モード切換スイッチと、 前記通信モード切換スイッチに対する切換え操作に応じ
    て前記第1及び第2の通信モードのうちの該当する方の
    通信モードを設定するよう切換え制御する手段とを具備
    することを特徴とする情報機器。
  2. 【請求項2】 前記通信モード切換スイッチはスライド
    式スイッチであることを特徴とする請求項1記載の情報
    機器。
  3. 【請求項3】 前記通信モード切換スイッチはボタン式
    スイッチであることを特徴とする請求項1記載の情報機
    器。
  4. 【請求項4】 前記ボタン式スイッチがユーザにより押
    下されている間は前記第1の通信モードが設定され、押
    下されていない間は前記第2の通信モードが設定される
    ことを特徴とする請求項3記載の情報機器。
  5. 【請求項5】 ユーザが前記通信モード切換スイッチに
    触れていない間は、前記第2の通信モードが設定される
    ことを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  6. 【請求項6】 前記第1の通信モードで他の機器からの
    情報配信が行われている間は、前記通信モード切換スイ
    ッチに対する切換え操作があった場合であっても、通信
    モードの切換えを行わないよう制御する手段を更に具備
    することを特徴とする請求項1記載の情報機器。
  7. 【請求項7】 前記第1の通信モードで他の機器からの
    情報配信が行われている間は、更なる他の機器からの情
    報配信要求があった場合であっても、その情報配信要求
    に応じないよう制御する手段を更に具備することを特徴
    とする請求項1記載の情報機器。
  8. 【請求項8】 前記第1の通信モードによる他の機器か
    らの情報配信が完了した後は、前記通信モード切換スイ
    ッチに対する切換え操作が無かった場合であっても、前
    記第1の通信モードから前記第2の通信モードへの切換
    えを行うよう制御する手段を更に具備することを特徴と
    する請求項1記載の情報機器。
  9. 【請求項9】 不特定の機器から配信される情報を記憶
    するための第1の記憶領域と、ユーザが予め登録した識
    別情報を有する機器から配信される情報を記憶するため
    の、前記第1の記憶領域とは異なる第2の記憶領域とを
    有する記憶手段を更に具備することを特徴とする請求項
    1記載の情報機器。
  10. 【請求項10】 無線通信装置を介して他の機器からの
    情報配信を受けることが可能な情報機器であって、 不特定の機器から配信される情報を記憶するための第1
    の記憶領域と、ユーザが予め登録した識別情報を有する
    機器から配信される情報を記憶するための、前記第1の
    記憶領域とは異なる第2の記憶領域とを有する記憶手段
    を具備することを特徴とする情報機器。
  11. 【請求項11】 前記第2の記憶領域に記憶される情報
    は、ユーザの許可なしには消去されないことを特徴とす
    る請求項10記載の情報機器。
  12. 【請求項12】 情報機器が無線通信装置を介して情報
    配布装置からの情報配信を受ける情報配信システムであ
    って、 前記情報機器は、 不特定の機器からの情報配信要求を受け入れる第1の通
    信モードと、ユーザが予め登録した識別情報を有する機
    器からの情報配信要求のみを受け入れる第2の通信モー
    ドとを切換え可能な通信モード切換スイッチと、 前記通信モード切換スイッチに対する切換え操作に応じ
    て前記第1及び第2の通信モードのうちの該当する方の
    通信モードを設定するよう切換え制御する手段とを具備
    し、 前記情報配布装置は、 前記情報機器に対する情報配信を行う手段を具備し、 前記情報配布装置から前記情報機器への情報配信は、前
    記通信モード切換スイッチにより前記第1の通信モード
    を設定した状態で行うことができることを特徴とする情
    報配信システム。
  13. 【請求項13】 前記情報配布装置は、前記情報機器に
    楽曲を配布する楽曲配布装置であり、 前記情報機器は、楽曲を再生することが可能な音楽再生
    装置であることを特徴とする請求項12記載の情報配信
    システム。
  14. 【請求項14】 無線通信装置を介して他の機器からの
    情報配信を受けることが可能な情報機器に適用される通
    信モード切換方法であって、 不特定の機器からの情報配信要求を受け入れる第1の通
    信モードと、ユーザが予め登録した識別情報を有する機
    器からの情報配信要求のみを受け入れる第2の通信モー
    ドとの切換えを、通信モード切換スイッチに対する操作
    により行えるようにし、 前記通信モード切換スイッチに対する切換え操作があっ
    た場合に前記第1及び第2の通信モードのうちの該当す
    る方の通信モードを設定することを特徴とする通信モー
    ド切換方法。
  15. 【請求項15】 無線通信装置を介して他の機器からの
    情報配信を受けることが可能な情報機器に適用される情
    報記憶方法であって、 不特定の機器から配信される情報を第1の記憶領域に記
    憶し、 ユーザが予め登録した識別情報を有する機器から配信さ
    れる情報を第2の記憶領域に記憶することを特徴とする
    情報記憶方法。
  16. 【請求項16】 情報機器が無線通信装置を介して情報
    配布装置からの情報配信を受けるシステムに適用される
    情報配信方法であって、 前記情報機器の側において、不特定の機器からの情報配
    信要求を受け入れる第1の通信モードと、ユーザが予め
    登録した識別情報を有する機器からの情報配信要求のみ
    を受け入れる第2の通信モードとの切換えを、通信モー
    ド切換スイッチに対する操作により行えるようにし、 前記情報機器の側において、前記通信モード切換スイッ
    チにより前記第1の通信モードを設定した状態で、前記
    情報配布装置から前記情報機器への情報配信を行うこと
    を特徴とする情報配信方法。
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