JP2003152557A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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JP2003152557A
JP2003152557A JP2001350469A JP2001350469A JP2003152557A JP 2003152557 A JP2003152557 A JP 2003152557A JP 2001350469 A JP2001350469 A JP 2001350469A JP 2001350469 A JP2001350469 A JP 2001350469A JP 2003152557 A JP2003152557 A JP 2003152557A
Authority
JP
Japan
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chassis
portable wireless
wireless device
heat
wireless machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001350469A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Fujimoto
和彦 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い放熱効率が容易に得られ、小型化と高出
力化の両立が得られるようにした携帯無線機を提供する
こと。 【解決手段】 PAモジュール4と回路基板5を搭載し
たシャシー1の周辺部を外部に露出させ、左側面部1b
と右側面部1c(底面部と頂面部も同じ)とし、これらの
部分を前カバー2と電池パック3の外周面から窪んだ状
態にし、それらの面に放熱用のフィンを形成させた携帯
無線機。シャシー1の周辺部が外部に露出し、放熱用の
フィンが形成されているので高い放熱機能が得られ、く
もませてあるので、ユーザの手に触れないようにでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ハンディタイプの
携帯無線機に係り、特に比較的高出力のトランシーバに
好適な筐体構造を備えた携帯無線機に関する。 【0002】 【従来の技術】トランシーバなどの携帯無線機では、送
信電力の大出力化と小型化が絶えざる命題であるが、動
作電源が電池(通常、二次電池)に依存しているため、送
信電力の増大と使用可能時間がトレードオフ関係にな
り、従って、従来は大出力化による性能アップが難しか
った。 【0003】しかし、近年、電池の性能向上は目覚まし
く、このため、近年は、かなり送信電力の大きな無線機
でも容易に得ることができるようになっているが、この
とき小型化の維持に伴う送信系の回路素子による発熱が
無視できなくなり、放熱機能の付与が必要になってい
る。 【0004】ところで、このような携帯無線機として
は、従来から図6〜図9に示す構成のものがある。ここ
で、図6は従来技術による携帯無線機の正面図で、図7
は側断面図であり、図8は底面図、そして図9は縦断面
図である。 【0005】この携帯無線機では、肉厚部1aが形成し
てある長方形の蓋のない浅い箱型をした金属製のシャシ
ー1を用い、これに回路基板5をネジ7により取付け、
同じく肉厚部1aにはPAモジュール4をネジ6で取付
け、このシャシー1に合成樹脂製の前カバー2を被せて
本体ユニットとする。 【0006】そして、この本体ユニットの長手方向の一
方の端部、つまり図6と図7では上方の端部に棒状のア
ンテナ8を取付け、本体ユニットのシャシー1の背面に
合成樹脂製の電池パック3を装着して構成されている。 【0007】ところで、このような携帯無線機の場合、
動作中、発熱するのは、回路素子の中でも主としてPA
モジュール4である。ここで、PAとはパワーアンプの
ことである。そこで、この従来技術では、シャシー1に
肉厚部1aを設け、これにPAモジュール4を取付け、
これにより放熱が得られるようになっている。 【0008】こうすると、PAモジュール4で発生した
熱は、まずシャシー1の肉厚部1aに伝達され、ここか
らシャシー1の全体に拡散される。そして、この結果、
シャシー1の全面から外部に熱が放散されるので、放熱
が得られるのである。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、放熱
について特に配慮がされているとは言えず、小型化と高
出力化の両立に問題があった。すなわち、従来技術で
は、シャシー1の全体から放熱が得られるようになって
いるが、このとき、このシャシー1の周囲は前カバー2
と電池パック3により囲まれていて外気に触れることが
ない。 【0010】従って、効果的な放熱が得られず、小型化
と高出力化を図ると、温度上昇の抑制が阻害され、この
ため小型化と高出力化に問題が生じてしまうのである。
本発明の目的は、高い放熱効率が容易に得られ、小型化
と高出力化の両立が得られるようにした携帯無線機を提
供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的は、回路素子を
搭載した金属製のシャシーと、このシャシーを収容した
本体と、この本体に棒状のアンテナを備えた携帯無線機
において、前記シャシーの一部が外部に露出されるよう
に構成し、該シャシーの露出された部分が、前記本体の
側面から窪んだ面で形成され、該窪んだ面に放熱用のフ
ィンが設けられているようにして達成される。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明による携帯無線機に
ついて、図示の実施の形態により、詳細に説明する。 【0013】図1〜図5は本発明の一実施形態を示した
もので、図1は正面図、図2は側断面図、図3は底面
図、図4は上面図、そして図5は縦断面図で、これらの
図において、1bは左側面部、1cは右側面部、1dは
底面部、それに1eは頂面部であり、その他の構成は、
図6〜図9で説明した従来技術による携帯無線機と同じ
である。 【0014】ここで、これら左側面部1bと右側面部1
c、底面部1d、それに頂面部1eは、何れも蓋のない
浅い箱型に作られているシャシー1の周側面で、前カバ
ー2の主側面から外部に露出するようにして作られてい
る。 【0015】このとき、これら左側面部1bと右側面部
1c、底面部1d、それに頂面部1eは、何れも前カバ
ー2と電池パック3の周辺面から円弧状に窪ませてあ
り、しかも、これらの表面には、図示のように、周方向
に延びた複数本の溝が所定の間隔で平行に並んで設けら
れ、これによりシャシー1の周側面に放熱用のフィンが
形成されるようにしてある。 【0016】この実施形態による携帯無線機が使用さ
れ、特に送信動作中はPAモジュール11などの回路素
子が発熱し、発生された熱がシャシー12に伝達され、
これから外部に放散されるようになる。 【0017】このとき、この実施形態では、シャシー1
の周辺にある左側面部1bと右側面部1c、底面部1
d、それに頂面部1eが外部に露出され、しかも、そこ
には放熱用のフィンが形成されていて、外気に触れる面
積、つまり伝熱面が広くされている。 【0018】そこで、PAモジュール11などの回路素
子から、これら左側面部1bと右側面部1c、底面部1
d、それに頂面部1eに伝達された熱は、これらによる
広い伝熱面から外気に伝達され、効率良く放散されるよ
うになる。 【0019】この結果、シャシー12からの熱の放散は
大いに促進され、小型化しても効率の良い放熱が得られ
るようになり、PAモジュール11など回路素子を効果
的に冷却することができ、小型化と高出力化に容易に対
応できるようになる。 【0020】このとき、送信動作時間が長くなり、発熱
量が多くなると、左側面部1bと右側面部1c、底面部
1d、それに頂面部1eの温度が上昇し、このため、ユ
ーザが手を触れたとき熱さが感じられ、不快感を与えて
しまうだけではなく、長時間にわたった場合、低温火傷
に到ってしまう虞れもある。 【0021】しかしながら、この実施形態では、シャシ
ー1の周辺にある左側面部1bと右側面部1c、底面部
1d、それに頂面部1eは、何れも前カバー2と電池パ
ック3の周辺面から円弧状に窪ませてあるので、ユーザ
に不快感を与えてしまう虞れは無く、低温火傷の虞れも
ない。 【0022】何故なら、このようなハンディタイプの携
帯無線機の場合、ユーザによる使用態様は、無線機本体
の鷲掴みによる場合が殆どであり、この場合、左側面部
1bと右側面部1c、底面部1d、それに頂面部1eが
本体面から窪んでいることにより、これらの部分がユー
ザの手に接触してしまう虞れは殆ど生じないからであ
る。 【0023】しかも、この実施形態の場合、左側面部1
bと右側面部1c、底面部1d、それに頂面部1eには
放熱用のフィンが形成してあるので、たとえユーザの手
に触れたとしても、このときの接触面積はかなり極限さ
れてしまい、従って、殆ど熱さを感じさせることが無い
からである。 【0024】従って、この実施形態によれば、高い放熱
機能が確実に得られるので、本体を小型化しても充分に
大きな放熱効果を得ることができ、小型化と高出力化の
両立が容易に図れることになる。 【0025】ここで、このような携帯無線機は、一般的
に送信動作が1で、待ち受け受信動作が3の割合である
と言われており、これを目安にし、この状態で内部の温
度上昇が許容範囲に収まるように設計されるのが通例で
あり、送信時間が1分を越えるたら送信動作が禁止され
るような仕様もある。 【0026】しかし、上記実施形態によれば、効果的な
放熱が得られるので、連続送信にも容易に対応すること
ができ、この結果、通常の通話に限らずデータ伝送にも
対応できるようにすることができる。 【0027】 【発明の効果】本発明によれば、回路素子の放熱が効率
良く得られるので、携帯無線機の小型化と高出力化に容
易に対応することができる。この結果、小型で高性能の
携帯無線機を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による携帯無線機の一実施形態を示す正
面図である。 【図2】本発明による携帯無線機の一実施形態を示す縦
断面図である。 【図3】本発明による携帯無線機の一実施形態を示す底
面面図である。 【図4】本発明による携帯無線機の一実施形態を示す上
面図である。 【図5】本発明による携帯無線機の一実施形態を示す横
断面図である。 【図6】従来技術による携帯無線機の一例を示す正面図
である。 【図7】従来技術による携帯無線機の一例を示す縦断面
図である。 【図8】従来技術による携帯無線機の一例を示す底面図
である。 【図9】従来技術による携帯無線機の一例を示す横断面
図である。 【符号の説明】 1 シャシー(金属製) 1a 肉厚部 1b 左側面部 1c 右側面部 1d 底面部 1e 頂面部 2 前カバー(合成樹脂製) 3 電池パック(合成樹脂製) 4 PAモジュール 5 回路基板 6、7 ネジ 8 アンテナ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回路素子を搭載した金属製のシャシー
    と、このシャシーを収容した本体と、この本体に棒状の
    アンテナを備えた携帯無線機において、 前記シャシーの一部が外部に露出されるように構成し、 該シャシーの露出された部分が、前記本体の側面から窪
    んだ面で形成され、該窪んだ面に放熱用のフィンが設け
    られていることを特徴とする携帯無線機。
JP2001350469A 2001-11-15 2001-11-15 携帯無線機 Pending JP2003152557A (ja)

Priority Applications (1)

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ID=19162965

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007194872A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 折畳み式電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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