JP2003152472A - 電圧電流変換比切り替え回路 - Google Patents

電圧電流変換比切り替え回路

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JP2003152472A
JP2003152472A JP2001351462A JP2001351462A JP2003152472A JP 2003152472 A JP2003152472 A JP 2003152472A JP 2001351462 A JP2001351462 A JP 2001351462A JP 2001351462 A JP2001351462 A JP 2001351462A JP 2003152472 A JP2003152472 A JP 2003152472A
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voltage
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circuit
current
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JP2001351462A
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Inventor
Koji Yamaguchi
浩二 山口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード信号出力高速立ち上がりの実現に必要
なgm値切替え回路において、大きな電圧電流変換比の
gmが通常電圧電流変換比のgmに対して、例えば10
0倍というようなかなり大きなgm値が必要な場合で
も、消費電流をあまり大きくする事なく大きな電圧電流
変換比のgm値を実現することを目的とする。 【解決手段】 gmアンプ回路の出力に、gmアンプ回
路の出力をそのまま容量負荷に伝えるか又はアンプ回路
を介してgmアンプ回路の出力をアンプして容量負荷に
伝えるか電圧電流変換比切り替え信号で制御されるスイ
ッチ回路を追加することで、消費電流をあまり大きくす
ることなく大きな電圧電流変換比のgmを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HDD装置用プリ
アンプにおけるライトモードからリードモードなどへモ
ードを切り替える時に要求されるリード信号出力を高速
に立ち上げる電圧電流変換比切り替え回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の電圧電流変換比切り替え回
路について説明する。
【0003】図4は従来の電圧電流変換比(gm値)切
り替え回路図であり、8は電圧電流変換比(gm値)切
り替え信号、1,2は電圧電流変換回路の入力端子、4
〜7は電圧電流変換回路を構成するトランジスタ、84
は電圧電流変換比切り替えスイッチ、94,104はg
mアンプ回路の電流源、14はgmアンプ回路の出力端
子、15は容量負荷回路である。
【0004】以上このように構成された電圧電流変換比
切り替え回路について説明する。
【0005】前記電圧電流変換回路の電圧電流変換比
は、電圧電流変換比切り替え信号8により電圧電流変換
比切り替えスイッチ84を切り替えて、電流源94,1
04のいずれかを選択することで電圧電流変換比を切り
替えている。このような電流源を切り替えて電圧電流変
換比を切り替える方式の図4の場合の電圧電流変換比
は、下記に示すように、通常電圧電流変換比(電流源2Io
1)のgm0は、 gm0=2/2(kT/qI01)=qIo1/kT であり、大きな電圧電流変換比(電流源2Io2)のgm1
は、 gm1=2/2(kT/qI02)=qIo2/kT である。但し Io2 > Io1とする。
【0006】また図3のHDD装置用プリアンプの入力
部の回路図を使用して、ライトモードからリードモード
などのモード切り替え時の動作について説明する。
【0007】ここで、73はMRヘッド、23は入力端
子、33はImrバイアス電流源、43はIC内部、5
3はgm0 or gm1切り替え回路、63は再生アン
プ回路、15は容量である。
【0008】ライトモード時は、消費電力削減の為にI
mrバイアス電流33はOFFし、リードモードに切り
替わるとImrバイアス電流33はONする。
【0009】よって、ライトモードからリードモードな
どのモード切り替え時にA点の電位はGNDからImr
×Rmrへ変化する。
【0010】この時、電圧電流変換比を大きいgm1値
へ切り替えて(電圧電流変換比と容量15で構成される
LPFのカットオフ周波数を上げる)、B点の電圧立ち
上がりを高速に行うことで、リード信号出力高速立ち上
がりを実現する。
【0011】そして、B点の電圧が立ち上がったら、次
に入力信号を再生アンプ6でアンプして出力する為に電
圧電流変換比を小さいgm0値へ戻す(電圧電流変換比
と容量15で構成されるLPFのカットオフ周波数を下
げる)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、リード信号出力高速立ち上がりの実現の為
に、大きな電圧電流変換比のgmが通常電圧電流変換比
のgmに対して、例えば100倍というようなかなり大
きな電圧電流変換比が必要な場合は、電流源の電流量を
通常時の100倍にしないと実現できず、これは消費電
流も非常に大きくなってしまうという問題があった。
【0013】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、消費電流をあまり大きくすることなく大きな電圧電
流変換比のgmを実現することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電圧電流変換比切り替え回路は、gmアンプ
回路の出力に、gmアンプ回路の出力をそのまま容量負
荷に伝えるか又はアンプ回路を介してgmアンプ回路の
出力をアンプして容量負荷に伝えるか電圧電流変換比切
り替え信号で制御されるスイッチ回路を追加すること
で、消費電流をあまり大きくする事なく大きな電圧電流
変換比のgmを実現することを特徴とする構成を有して
いる。
【0015】この構成によって、リード信号出力高速立
ち上がりの実現に必要な電圧電流変換比切り替え回路に
おいて、大きな電圧電流変換比のgmが通常電圧電流変
換比のgmに対して、例えば100倍というようなかな
り大きな電圧電流変換比が必要な場合でも、消費電流を
あまり大きくする事なく大きな電圧電流変換比の電圧電
流変換比を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態における電圧電
流変換比切り替え回路を示すものである。
【0018】図1において、1,2はgmアンプ回路の
入力端子、3はgmアンプ回路の電流源、4〜7はgm
アンプ回路を構成するトランジスタ、8は電圧電流変換
比切り替え信号、9〜11は電圧電流変換比切り替えス
イッチ回路を構成するトランジスタ、12,13は、ア
ンプ回路を構成するトランジスタ、14は出力端子、1
5は容量負荷回路である。ここで、図1で使用されてい
るすべてのトランジスタは、バイポーラトランジスタも
しくはMOSトランジスタのいずれで構成されても構わ
ない。
【0019】ここでは図1の回路構成を代表としてgm
切り替え回路について動作説明する。
【0020】図1において、電圧電流変換比切り替え信
号8により電圧電流変換比を切り替えるが、まず電圧電
流変換比切り替え信号がHi時は、スイッチ回路を構成
するトランジスタ10,11はONし、9はOFFす
る。よってアンプ回路を構成するトランジスタ12のベ
ースはLowとなりOFFし、トランジスタ13はコレ
クタとベースがショートされダイオード接続となる。よ
ってgmアンプ回路の出力が、そのまま容量負荷へ伝達
される。つまり下記の式により電圧電流変換比が決ま
る。
【0021】通常電圧電流変換比のgm0は、 gmo=2/2(kT/qI0)=qIo/kT であり、次に電圧電流変換比切り替え信号がLow時
は、スイッチ回路を構成するトランジスタ10,11は
OFFし、9はONする。よってアンプ回路を構成する
トランジスタ12はコレクタとベースがショートされダ
イオード接続となりONし、トランジスタ13はgmア
ンプ回路の出力を約hfe倍アンプして負荷へ伝達す
る。つまり下記の式により電圧電流変換比が決まる。
【0022】大きな電圧電流変換比のgm1は、 gm1=2/2(kT/qI0)×hfe =gm0×hfe ここで、アンプ回路を構成するトランジスタ13のhf
eを100とすると、大きな電圧電流変換比のgm1
は、通常電圧電流変換比のgm0の100倍という値に
なる。
【0023】上記のように消費電流をあまり大きくする
ことなくリード信号出力高速立ち上がりの実現に必要な
大きな電圧電流変換比の電圧電流変換比を実現すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、gmアンプ回路
の出力に、gmアンプ回路の出力をそのまま容量負荷に
伝えるか又はアンプ回路を介してgmアンプ回路の出力
をアンプして負荷に伝えるか電圧電流変換比切り替え信
号で制御されるスイッチ回路を追加することで、リード
信号出力高速立ち上がりの実現に必要な電圧電流変換比
切り替え回路において、大きな電圧電流変換比のgmが
通常電圧電流変換比のgmに対して、例えば100倍と
いうようなかなり大きな電圧電流変換比が必要な場合で
も、消費電流をあまり大きくすることなく大きな電圧電
流変換比の電圧電流変換比を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧電流変換比切り替え回路の第一の
実施形態を示す図
【図2】本発明の電圧電流変換比切り替え回路の第二の
実施形態を示す図
【図3】HDD用プリアンプの入力部の回路図
【図4】従来の電圧電流変換比切り替え回路を示した回
路図
【符号の説明】
1,2 入力端子 3 電流源 4〜7 トランジスタ 8 電圧電流変換比切り替え信号 9〜13 トランジスタ 14 出力端子 15 容量負荷回路 23 入力端子 33 電流源 43 IC 53 切り替え回路 63 再生アンプ回路 73 MRヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J091 AA01 AA11 AA53 CA36 FA18 HA08 HA10 HA17 HA18 HA26 HA29 HA38 HA39 KA02 KA04 KA05 KA09 MA21 SA01 5J500 AA01 AA11 AA53 AC36 AF18 AH08 AH10 AH17 AH18 AH26 AH29 AH38 AH39 AK02 AK04 AK05 AK09 AM21 AS01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子に与えられた信号を増幅した電
    流を出力端子に出力するgmアンプ回路と、このgmア
    ンプ回路の出力端子に接続されたスイッチ回路とを備
    え、 前記スイッチ回路が、前記gmアンプ回路の出力電流を
    そのまま負荷に与えるか、又は、前記gmアンプ回路の
    出力をアンプして負荷に伝えるか外部から与えられる電
    圧電流変換比切り替え信号で制御されることを特徴とす
    る電圧電流変換比切り替え回路。
  2. 【請求項2】 電流源と、 入力端子対に与えられた信号を増幅して出力端子に出力
    するgmアンプ回路と、 ベースが前記gmアンプ回路の出力端子に接続され、エ
    ミッタが容量負荷回路に接続された第1のトランジスタ
    と、 エミッタが第1のトランジスタのコレクタに接続され、
    コレクタが電源端子に接続された第2のトランジスタ
    と、 第1のトランジスタのコレクタ、ベース間にソース、ド
    レインが個々に接続され、外部から与えられる信号によ
    ってスイッチ動作する第3のMOSトランジスタと、 前記外部から与えられる信号によって駆動され反転した
    信号を第2のトランジスタのベースに与えるインバータ
    回路とを備えた電圧電流変換比切り替え回路。
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