JP2003151545A - アルカリ蓄電池用正極活物質およびそれを用いたアルカリ蓄電池用正極 - Google Patents

アルカリ蓄電池用正極活物質およびそれを用いたアルカリ蓄電池用正極

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Sei Hayashi
聖 林
Nobuyasu Morishita
展安 森下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力および信頼性が高いアルカリ蓄電池を製
造できるアルカリ蓄電池用正極活物質およびそれを用い
たアルカリ蓄電池用正極を提供する。 【解決手段】 細孔が形成された粒子を用いる。上記粒
子の組成式は、(Ni 1-a-bCoab)(OH)2(ただ
し、0.01≦a≦0.06且つ0.01≦b≦0.0
6である。Xは、カドミウム、カルシウム、亜鉛および
マグネシウムからなる群から選ばれる少なくとも1つの
元素である。)で表され、上記粒子1グラムあたりの上
記細孔の容積が0.01cm3以上0.03cm3以下で
あり、上記粒子の比表面積が5m2/g以上20m2/g
以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルカリ蓄電池用正極
活物質およびそれを用いたアルカリ蓄電池用正極に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やノート型コンピュータ
ーといった携帯情報機器の普及に伴い、小型軽量でエネ
ルギー密度が高い二次電池が切望されている。また、電
気自動車やハイブリッド車用の電源としても出力および
エネルギー密度が高い二次電池の開発が切望されてい
る。これらの問題を解決するために、以下の方法が提案
されている。
【0003】特開平5−21064号公報には、Cd、
Ca、Zn、Mg、Fe、CoおよびMnから選ばれる
少なくとも1つの元素を1wt%〜7wt%固溶した水
酸化ニッケル粒子を用いた活物質が開示されている。こ
の活物質は、たとえば、粒径が10μm〜30μmの球
状の水酸化ニッケル粒子と、粒径が10μm以下の非球
状の水酸化ニッケル粒子とを含む。
【0004】また、特開平5−182663号公報で
は、Co、Zn、Mg、CdおよびBaから選ばれる少
なくとも1つの元素が固溶され、内部の細孔容積が0.
14cm3/g以下の水酸化ニッケル粒子を用いた活物
質が開示されている。
【0005】上記従来の活物質によれば、活物質の充填
密度を高めたり利用率を高めたりすることができるため
高容量化を図ることができる。また、γ‐NiOOHの
生成を抑制できるため長寿命化が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気自
動車やハイブリッド車用の電源に用いるためには、アル
カリ蓄電池のさらなる高性能化が求められている。たと
えば、電気自動車やハイブリッド車用の電源に用いるた
めには、幅広い温度領域において、寿命が長く出力が高
いことが必須とされる。さらに、自己放電特性や保存特
性を向上させて信頼性を高めることが求められている。
これに対して、従来の活物質では、正極活物質中に固溶
されたZn、Mg、Cd、またはBaの量が増加するに
つれて、自己放電特性、保存特性および高温時の充電効
率が低下するため、これらの特性低下の改善が求められ
ている。
【0007】上記の状況に鑑み、本発明は、出力および
信頼性が高いアルカリ蓄電池を製造できるアルカリ蓄電
池用正極活物質およびそれを用いたアルカリ蓄電池用正
極を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のアルカリ蓄電池用正極活物質は、細孔が形
成された粒子からなるアルカリ蓄電池用正極活物質であ
って、前記粒子の組成式が、 (Ni1-a-bCoab)(OH)2 (ただし、0.01≦a≦0.06且つ0.01≦b≦
0.06である。Xは、カドミウム、カルシウム、亜鉛
およびマグネシウムからなる群から選ばれる少なくとも
1つの元素である。)で表され、前記粒子1グラムあた
りの前記細孔の容積が0.01cm3以上0.03cm3
以下(水銀圧入法または窒素ガス吸着法で測定した値で
ある)であり、前記粒子の比表面積が5m2/g以上2
0m2/g以下(BET法によって測定した値である)
である。この正極活物質によれば、出力および信頼性が
高いアルカリ蓄電池を製造できる。
【0009】上記本発明の正極活物質では、コバルトお
よび前記少なくとも1つの元素が、水酸化ニッケル中に
固溶していることが好ましい。
【0010】また、本発明のアルカリ蓄電池用正極は、
上記本発明のアルカリ蓄電池用正極活物質を含む正極で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】(実施形態1)実施形態1では、本発明の
正極活物質について説明する。
【0013】実施形態1の正極活物質は、細孔が形成さ
れた粒子(以下、粒子Aという場合がある)からなる。
粒子Aは、組成式 (Ni1-a-bCoab)(OH)2 (ただし、0.01≦a≦0.06且つ0.01≦b≦
0.06である。Xは、カドミウム、カルシウム、亜鉛
およびマグネシウムからなる群から選ばれる少なくとも
1つの元素である。)で表される。この実施形態1の正
極活物質を用いることによって、自己放電特性および保
存特性を改善することができ、アルカリ蓄電池の性能を
飛躍的に向上させることができる。そのため、実施形態
1の正極活物質を用いることによって電気自動車やハイ
ブリッド車に好適なアルカリ蓄電池を製造できる。
【0014】粒子Aには細孔が形成されている。粒子
A:1グラムあたりの細孔の容積は0.01cm3以上
0.03cm3以下である。そして、粒子Aの比表面積
は、5m 2/g以上20m2/g以下である。細孔の容積
および粒子Aの比表面積を上記範囲とすることによっ
て、活物質と電解液との接触面積を十分に確保でき、か
つ十分なタップ密度を確保できるために、反応抵抗を低
減することができ、その結果出力を高めることができ
る。細孔の容積および粒子Aの比表面積の制御は、たと
えば、上記少なくとも1つの元素(元素X)を水酸化ニ
ッケルに固溶させて水酸化ニッケルの結晶に歪みを生じ
させることによって容易に行うことができる。
【0015】粒子Aでは、コバルトおよび上記少なくと
も1つの元素(元素X)が、水酸化ニッケル中に固溶し
ていることが好ましい。この構成によれば、自己放電特
性および高温充電効率がさらに向上する。
【0016】実施形態1の正極活物質は、粒子Aによっ
て構成される粉末の形態で正極に利用される。粒子Aの
粒径については特に限定はないが、たとえば5μm〜2
0μmの範囲内(好ましくは7μm〜15μmの範囲
内)である。
【0017】実施形態1の正極活物質は、実施例で説明
する方法によって製造できる。実施形態1の正極活物質
を用いることによって、出力が高く、自己放電特性や保
存特性が優れたアルカリ蓄電池を製造できる。
【0018】(実施形態2)実施形態2では、本発明の
正極について説明する。実施形態2のアルカリ蓄電池用
正極は、実施形態1の正極活物質を用いた正極である。
この正極は、金属製の支持体と支持体に支持された活物
質とを含む。金属製の支持体には発泡ニッケルなどを用
いることができる。実施形態2の正極は、実施例で説明
する方法で製造できる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の正極活物質、およびそれを
用いた正極ならびにアルカリ蓄電池を作製した一例につ
いて説明する。
【0020】まず、以下の方法で正極活物質を作製し
た。最初に、硫酸ニッケルを主な溶質として含む水溶液
を用意した。この水溶液には、必要に応じて、カドミウ
ム、カルシウム、亜鉛、またはマグネシウムとコバルト
とを所定量だけ添加した。これらは、硫酸塩または硝酸
塩の形態で添加した。この水溶液に、アンモニア水およ
び水酸化ナトリウム水溶液を添加し、温度およびpHを
制御しながら攪拌することによって、本発明の正極活物
質の粉末を析出させた。このとき、細孔の容積や比表面
積が異なる正極活物質を得るために、反応槽内での反応
生成物の滞留時間、および水溶液のpHおよび温度を制
御した。具体的には、水溶液のpHを12.0〜13.
5の範囲内で変化させ、水溶液の温度を25℃〜65℃
の範囲内で変化させ、反応生成物の滞留時間を12時間
〜36時間の範囲内で変化させた。
【0021】このようにして作製した正極活物質につい
て、組成、比表面積および細孔の容積を測定した。比表
面積は、窒素ガスの吸着量によるBET法によって測定
した。また、細孔の容積は窒素ガスの吸着法または水銀
圧入法によって測定した。測定結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1中、細孔容積の単位[cm3/g]
は、活物質1グラムあたりの細孔の容積を意味する。ま
た、表1に示したサンプルのうち、サンプル1〜3、
8、9、16〜19は、比較例のサンプルである。
【0024】次に、表1に示した活物質を用いて、以下
の方法で正極板を作製した。まず、表1に示した活物質
粉末100質量部(重量部)と水酸化コバルト粉末5質
量部と一酸化コバルト粉末5質量部と水酸化カルシウム
粉末1質量部とに水を加えて練合し、ペーストを作製し
た。次に、このペーストを、支持体である発泡状ニッケ
ル(多孔度95%、面密度450g/m2)に充填し、
乾燥、加圧したのち所定の寸法(厚さ:0.5mm、
幅:35mm、長さ:110mm)に切断した。このよ
うにして、理論容量が1000mAhの正極を作製し
た。
【0025】次に、これらの正極を用いてAAサイズの
密閉型ニッケル・水素蓄電池を作製した。作製したアル
カリ蓄電池の一部分解斜視図を図1(ハッチングは省略
する)に模式的に示す。図1のアルカリ蓄電池10は、
ケース11と、ケース11内に封入された正極板12、
負極板13、電解液(図示せず)、および正極板12と
負極板13との間に配置されたセパレータ14と、安全
弁を備える封口板15とを含む。負極板13には、水素
吸蔵合金(MmNi3.6Co0.7Mn0.4Al0.3、Mm:
ミッシュメタル)を使用した負極を用いた。セパレータ
14には、スルホン化されたポリプロピレンセパレータ
を用いた。アルカリ蓄電池の作製では、まず、上述した
正極板12と負極板13とをセパレータ14を挟んで渦
巻き状に巻回し、負極端子を兼ねるケース11に挿入し
た。その後、比重が1.3である水酸化カリウム水溶液
に水酸化リチウムを20g/lだけ溶解したアルカリ電
解液を2.0cm3注液した。その後、封口板15によ
ってケース11を封口し、アルカリ蓄電池(ニッケル・
水素二次電池)を得た。
【0026】表1のサンプル1、サンプル2〜サンプル
23の活物質を用いて作製した電池を、それぞれ、電池
1、電池2〜電池23とする。これらの電池について特
性を評価した結果を以下に述べる。
【0027】まず、環境温度を変えて充放電を行い、環
境温度と利用率との関係について調べた。充放電は、2
000mA(理論容量の2CA)で行った。評価結果を
表2に示す。また、代表的な挙動を示す電池1、4およ
び8について、環境温度と利用率との関係を図2に示
す。
【0028】
【表2】
【0029】表2および図2に示すように、本発明の活
物質を用いた電池4〜7、10〜15、および20〜2
3は、幅広い環境温度で高い利用率を示した。一方、C
oまたは添加元素が少ない比較例の電池は利用率が低下
する傾向にあり、特に高温下で利用率の低下が大きかっ
た。また、添加元素の量が多すぎる場合においても、活
物質として作用する量が低下するために利用率が低下し
た。さらに、活物質の比表面積が5m2/g〜20m2
gの範囲内にない電池16および17、ならびに、活物
質1グラムあたりの細孔容積が0.01cm3〜0.0
3cm3の範囲内にない電池18および19についても
利用率が低かった。
【0030】次に、2000mAの電流値で充放電サイ
クルを5000サイクル行い、500サイクル毎に電池
の放電容量と内部抵抗とを測定した。測定結果を表3お
よび表4に示す。また、代表的な挙動を示す電池1、4
および8について、サイクル数と内部抵抗との関係を図
3に、サイクル数と放電容量との関係を図4に示す。
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】表3および4、ならびに図3および4に示
すように、本発明の水酸化ニッケルを用いた電池は、サ
イクルを経過しても内部抵抗が上昇せず、高い放電容量
を維持した。一方、比較例の電池1〜3、8、9、およ
び16〜19は、サイクルの経過に伴って内部抵抗が上
昇し放電容量が低下した。活物質の比表面積が大きすぎ
る電池17、および活物質の細孔容積が大きすぎる電池
19の場合は、活物質の結晶構造が不十分で劣化が速く
なったと考えられる。また、それらの値が小さすぎる電
池16および18の場合は、活物質と電解液との接触が
不十分であるために反応が不均一となり、同様に劣化が
速くなったと考えられる。
【0034】次に、上記電池と同様に、それぞれの正極
板を用いて電池を2個ずつ作製した。そして、各電池に
ついて、放電状態の電池と充電状態の電池とを1個ずつ
用意し、これらの電池を45℃環境下で放置した。放電
状態の電池については、48時間おきに電池の開放電圧
を測定し、経過日数と開放電圧との関係について測定し
た。測定結果を表5に示す。また、代表的な挙動を示す
電池について経過日数と開放電圧との関係を図5に示
す。
【0035】
【表5】
【0036】表5および図5に示すように、本発明の活
物質を用いていない比較例の電池では72日目以降で急
激に電圧低下が発生し、138日の時点ですべての比較
例の電池の開放電圧が0Vになってしまった。これは、
比較例の電池では活物質の分解反応が促進されるために
長期の保存に耐えられなかったためであると考えられ
る。一方、Coおよび添加元素を最適化し、また、比表
面積および細孔容積も最適化した本発明の活物質を用い
た電池では、電圧の低下が抑えられ、分解反応が進んで
いないことが確認された。
【0037】また、充電状態の電池については、2週間
を経過した時点で残存容量を測定した。残存容量の測定
結果を表6に示す。
【0038】
【表6】
【0039】表6に示すように、本発明の活物質を用い
た電池は残存容量が680mAh以上であり、容量維持
率が70%以上と高かった。
【0040】以上、本発明の実施の形態について例を挙
げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
ず本発明の技術的思想に基づき他の実施形態に適用する
ことができる。
【0041】たとえば、上記実施例では、アルカリ蓄電
池の一例としてニッケル・水素二次電池を挙げて説明し
たが、本発明はニッケル・カドミウム電池に適用しても
よい。
【0042】また、上記実施例では、元素Xが1種類の
元素である場合について説明したが、元素Xとして複数
の元素を用いても良好な結果が得られる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の正極活物
質およびそれを用いた正極によれば、出力および信頼性
が高いアルカリ蓄電池が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の正極活物質を用いたアルカリ蓄電池
について一例を示す一部分解斜視図である。
【図2】 本発明および比較例の電池について環境温度
と利用率との関係を示すグラフである。
【図3】 本発明および比較例の電池についてサイクル
数と内部抵抗との関係を示すグラフである。
【図4】 本発明および比較例の電池についてサイクル
数と放電容量との関係を示すグラフである。
【図5】 本発明および比較例の電池について放置時の
経過日数と開放電圧との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10アルカリ蓄電池 11 ケース 12 正極板 13 負極板 14 セパレータ 15 封口板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森下 展安 静岡県湖西市境宿555番地 パナソニック EVエナジー株式会社内 Fターム(参考) 5H050 AA01 AA05 AA09 BA11 BA14 CA03 CA04 CB16 CB17 FA05 HA02 HA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細孔が形成された粒子からなるアルカリ
    蓄電池用正極活物質であって、 前記粒子の組成式が、 (Ni1-a-bCoab)(OH)2 (ただし、0.01≦a≦0.06且つ0.01≦b≦
    0.06である。Xは、カドミウム、カルシウム、亜鉛
    およびマグネシウムからなる群から選ばれる少なくとも
    1つの元素である。)で表され、 前記粒子1グラムあたりの前記細孔の容積が0.01c
    3以上0.03cm3以下であり、 前記粒子の比表面積が5m2/g以上20m2/g以下で
    あるアルカリ蓄電池用正極活物質。
  2. 【請求項2】 コバルトおよび前記少なくとも1つの元
    素が、水酸化ニッケル中に固溶している請求項1に記載
    のアルカリ蓄電池用正極活物質。
  3. 【請求項3】 細孔が形成された粒子からなる活物質を
    含むアルカリ蓄電池用正極であって、 前記粒子の組成式が、 (Ni1-a-bCoab)(OH)2 (ただし、0.01≦a≦0.06且つ0.01≦b≦
    0.06である。Xは、カドミウム、カルシウム、亜鉛
    およびマグネシウムからなる群から選ばれる少なくとも
    1つの元素である。)で表され、 前記粒子1グラムあたりの前記細孔の容積が0.01c
    3以上0.03cm3以下であり、 前記粒子の比表面積が5m2/g以上20m2/g以下で
    あるアルカリ蓄電池用正極。
  4. 【請求項4】 コバルトおよび前記少なくとも1つの元
    素が、水酸化ニッケル中に固溶している請求項3に記載
    のアルカリ蓄電池用正極。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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