JP2003151313A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2003151313A JP2001337937A JP2001337937A JP2003151313A JP 2003151313 A JP2003151313 A JP 2003151313A JP 2001337937 A JP2001337937 A JP 2001337937A JP 2001337937 A JP2001337937 A JP 2001337937A JP 2003151313 A JP2003151313 A JP 2003151313A
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    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
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    • F21LIGHTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観意匠性に優れ、しかも構造が単純でかつ
製造が容易な車両用灯具を提供すること。 【解決手段】 光源と、ハウジングと、光出射用開口部
と、光透過性のランプカバーとを備えた車両用灯具にお
いて、ランプカバーの、光源からの光の出射に実質的に
関与しない非発光領域に、消灯時、外側からの光が透過
してハウジングの内壁で反射され、着色された反射光が
再び外側に出射可能な光透過性の着色部材が設けられて
いるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は灯具に関し、さらに
詳しく述べると、消灯時に外光により内部が着色して見
え、外観意匠性が格段に改善された車両用灯具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、車両用灯具は、通常、前
面に光出射用の開口部を備えたハウジングと、その光出
射用開口部を覆った板状もしくはレンズ状のランプカバ
ーと、ハウジングとランプカバーによって規定されたラ
ンプ室(灯室)に配置された光源とから構成されてい
る。ハウジングの内壁には、それと一体的に反射層が設
けられているか、さもなければ、独立したリフレクタが
設けられている。このような車両用ランプにおいて、光
源に点灯すると、その光源からの直接的な光と、ハウジ
ングの内壁で反射された後の反射光とがランプカバーを
経由してランプの外側に出射され、所期の照明機能が発
揮される。
【0003】近年、このような車両用灯具において、点
灯時の照明機能だけではなく、昼間の消灯時における外
観の向上も求められている。特にキラキラした感じと奥
まで見通せることによる透明感を求めて、ハウジングの
内壁の反射層をアルミニウム蒸着によってめっき調に形
成し、面設計によって光路をコントロールし、かつラン
プカバーをレンズ作用を有しない表裏とも平滑な樹脂カ
バーから形成することが、ヘッドランプを中心にして一
般的に行われている。
【0004】しかし、上述のような灯具では、外観の向
上を蒸着反射膜と樹脂カバーの組み合わせにのみ依存し
ているので、得られる外観はメタリック調(あるいは銀
色)に限定されるという欠点がある。着色外観を得るた
めにハウジングの内壁やリフレクタ、さらにはランプカ
バー自身を着色することも考えられるが、このような着
色の結果、灯火色を定めた法規、例えば道路運送車両の
保安基準等に違反してしまうおそれがある。
【0005】リフレクタの、照射光の反射に寄与しない
部分において、アルミニウム蒸着面に着色塗料を重ね塗
りしたものが一部の灯具で採用されているが、塗装とい
う複雑な処理工程を伴うという欠点があり、また、複雑
な立体形状が多いリフレクタに均一に塗装を行うことは
困難を伴い、非常に薄い色付けしか得られないのが実情
である。
【0006】ところで、特開平10−241415号公
報には、図1に示すような、リフレクタ32と、外側カ
バー38とを有し、シグナルランプ30から出る光の光
学的分布をリフレクタ32により制御する車両シグナル
ランプが開示されている。この車両シグナルランプで
は、不透明なマスク34が、リフレクタ32と外側カバ
ー38との間に配置されており、マスク34は、中央開
口部36を備えており、リフレクタ32からの光が中央
開口部36を通過して外側カバー38に達するように、
また、透明な色付けされた層42によって被覆された凹
状の反射面40を備えており、外側から入射した光Lを
反射するように、配置されている。この車両シグナルラ
ンプを使用すると、消灯時に着色外観を得ることができ
るが、実質的に2つのリフレクタを配置しなければなら
ないので、構造が複雑である分製造が煩雑となり、製造
コストも増加し、また、全体の大きさも増大する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
したような従来の車両用灯具の問題点を解決して、現行
法規に違反することなく、外観意匠性に優れ、しかも構
造が単純でかつ製造が容易な車両用灯具を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
によれば、光源と、該光源からの光を反射可能な内壁を
備えたハウジングと、該ハウジングの前方に開口した光
出射用開口部と、該光出射用開口部に装着された光透過
性のランプカバーとを備えた車両用灯具において、前記
ランプカバーの、前記光源からの光の出射に実質的に関
与しない非発光領域に、消灯時、外側からの光が透過し
て前記ハウジングの内壁で反射され、着色された反射光
が再び外側に出射可能な光透過性の着色部材が設けられ
ていることを特徴とする車両用灯具によって達成するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による車両用灯具は、照明
手段、標識手段、信号手段などとしていろいろな分野に
おいて使用可能であり、したがって、光源と、その光源
からの光を内壁で反射可能なハウジングと、光出射用開
口部と、その光出射用開口部に取り付けたランプカバー
とを備えるという要件を満足させる限り、その基本の形
態が限定されるものではない。このような車両用灯具の
一例は、以下に列挙するものに限定されるわけではない
けれども、ヘッドランプ、フォグランプ、クリアランス
ランプ、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナ
ルランプ、バックアップランプなどを包含する。また、
車両用灯具は、複数個のランプが組み合わさったコンビ
ネーションランプの形態をとってもよく、例えば、車両
のリア回りでリアコンビネーションランプとして、ある
いはフロント回りでフロントコンビネーションランプと
して使用することができる。とりわけ、ヘッドランプが
灯具として好適である。
【0010】本発明の灯具が使用される車両は、特に制
限されるものではなく、乗用車(RV車、キャンピング
カーなども含む)、バス、トラックなどを包含する。外
観意匠性の向上が得られることから、特に乗用車が対象
として好適である。
【0011】図2は、本発明による車両用灯具の一般的
な構成を示したものである。灯具20は、ハウジング2
2と、その前面の光出射用開口部(発光領域)を覆って
取り付けられたランプカバー23によって規定された1
個のランプ室(灯室)25を備える。なお、ランプ室2
5は、必要に応じて、2個もしくはそれ以上の室からな
っていてもよい。それぞれのランプ室は、互いに独立し
ていてもよく、連絡していてもよい。ランプ室には、通
常、適当な明るさの光源21がソケット(図示せず)な
どに嵌め込んで配置される。また、図示の例では1個の
光源21が取り付けられているが、必要ならば、2個も
しくはそれ以上の光源21を1つのランプ室25に配置
してもよい。
【0012】ハウジング22の内壁22aは、光源21
からの光が集光されるように凹面鏡の如き反射膜構造を
有している。かかる反射膜構造は、例えば、アルミニウ
ム蒸着によってめっき調薄膜で形成することができる。
また、別の態様によれば、内壁とは別に、凹面鏡あるい
はそれに類する光反射手段(通常、リフレクタ)をラン
プ室25内に備えていてもよい。また、光源21は、必
要に応じて、所定の色に着色されたキャップを有してい
てもよい。着色キャップを使用すると、ランプカバーと
して、着色カバーに代えて無色のカバーを使用すること
ができるからである。
【0013】ランプカバー23には、特に最近の傾向を
反映するものとして、外観意匠性の向上などのため、光
源21からの光の出射に実質的に関与しない光不透過領
域、換言すると、非発光領域が付設されている。さら
に、この非発光領域には、本発明により光透過性の着色
部材(図示の例では、着色フィルム)10が配置されて
いる。図示の例では、着色フィルム10は、ランプカバ
ー23の外側の貼付されているが、本発明の場合、以下
に説明するように、内側に貼付することもでき、また、
その他の着色部材も使用できる。
【0014】本発明の車両用灯具では、ランプ室の光出
射用開口部(発光領域及びそれに隣接する非発光領域)
にランプカバーを装着する。ランプカバーは、ランプ室
の光出射面を少なくとも覆う形状及びサイズを備えてい
る限りにおいて特に限定されるわけではないけれども、
円形、長方形又は正方形であるのが一般的であり、場合
により、楕円形、L字型のような変形形状を有していて
もよい。
【0015】ランプカバーは、無色であってもよく、必
要に応じて、すなわち、それから出射される光の色相に
応じて、着色されていてもよい。また、もしもランプ室
が2室以上の組み合わせからなるような場合、ランプ室
ごとに異なる色相で着色されていてもよい。
【0016】無色あるいは着色されたランプカバーは、
任意の光透過性樹脂から成形によって有利に形成するこ
とができる。適当な成形法として、常用の成形法、例え
ば、射出成形法、真空成形法などを挙げることができ
る。また、成形に使用する原料樹脂としては、以下に列
挙するものに限定されるわけではないけれども、スチレ
ン系樹脂、硬質塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂などを挙げることができる。特に、アク
リル樹脂を有利に使用することができる。強度や透明性
に優れ、着色加工も有利に実施することができるからで
ある。なお、必要ならば、ガラスやその他の透明材料か
らランプカバーを形成してもよい。
【0017】さらに、着色されたランプカバーを製造す
る場合には、上述のような樹脂原料に着色剤の適当量を
混入することができる。適当な着色剤としては、以下に
列挙するものに限定されるわけではないけれども、ペリ
レン顔料、アゾ顔料、酸化鉄などの顔料、あるいはキノ
フタロン染料、アゾ染料、ジスアゾ染料、アンスラキノ
ン染料、ベンゾピラン染料など(いずれも、カラーイン
デックスから)の染料を挙げることができる。
【0018】ランプカバーの製造において、樹脂原料に
は、着色剤の他に、プラスチック成形の分野において常
用の添加剤を混入してもよい。適当な添加剤として、例
えば、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤などを挙げる
ことができる。例えば、適当な紫外線吸収剤は、以下に
列挙するものに限定されるわけではないけれども、ベン
ゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ジフェニルアク
リレート系、アミン系紫外線吸収剤などを包含する。
【0019】ランプカバーは、通常、平板状であり、平
滑な表面を有しているけれども、もしもレンズ機能があ
わせて要求されるような場合には、ランプカバーの内面
(光源側の面)に凹凸模様が付与されていてもよい。凹
凸模様によって、レンズ体としての機能あるいは再帰反
射機能が得られるからである。また、外観意匠性などの
向上のため、3次元曲面などを有するランプカバーを使
用していてもよい。
【0020】本発明のランプカバーには、その非発光領
域、すなわち、ランプ室に配置された光源からの出射光
が透過しないかもしくはそのような光を透過せしめる必
要のない光不透過領域に、着色フィルムあるいはその他
の着色部材が設けられる。
【0021】ここで、ランプカバーの非発光領域として
は、いろいろな領域が考えられるが、通常、ランプ室の
光出射用開口の周縁領域である。すなわち、非発光領域
とは、ヘッドランプ、ターンシグナルランプ、バックア
ップランプなどの周囲の領域などである。これらの非発
光領域は、通常、光出射用開口の周縁領域に合わせて任
意の形状を有することができる。
【0022】また、ランプカバーの非発光領域は、道路
運送車両の保安基準第32条(前照灯等)の検査実施要
領(4−21の3−2を参照)から、照明部、指示部又
は反射部以外の領域を指すものとしても定義することが
できる。すなわち、図3に示す模式図において、中心光
度の98%の光度となるレンズ部分Aと直接光が図面上
入射するレンズ部分Bを除いた部分Cが、本発明でいう
非発光領域となる。
【0023】本発明の車両用灯具では、ランプカバーの
うち光源からの光の進行に悪影響を及ぼさない部位に、
着色部材を配置したことによって、車両運行規則などの
要件を満足させつつ、外観意匠性の顕著な改良を具現す
ることができる。
【0024】本発明で使用する着色部材は、まず、灯具
の消灯時、外側からの光L(図2参照)が透過してハウ
ジング22の内壁22aで反射され、着色された反射光
が再び外側に出射可能な光透過性の着色部材であること
が必要である。このような着色部材の適当なものとして
は、以下に列挙するものに限定されるわけではないけれ
ども、(1)光透過性の着色フィルム、(2)光透過性
の着色塗料をランプカバーの外面もしくは内面に塗布又
は塗装するなどして形成した着色塗膜、(3)光透過性
の着色樹脂シート(例えば、アクリル板、ポリカーボネ
ート板など)、(4)光透過性の着色塗料を塗布又は塗
装したかもしくは光透過性の着色フィルムを積層した樹
脂シート(例えば、アクリル板、ポリカーボネート板な
ど)、(5)ランプカバーと一体的に成形したものであ
って、そのカバーの一部を構成する着色樹脂成形体、な
どを挙げることができる。
【0025】本発明の実施でとりわけ有用な着色部材
は、着色フィルムであり、また、最も好適な着色フィル
ムは、少なくとも着色層を含む多層構造フィルムであ
る。また、かかる着色フィルムは、必要に応じて、接合
層、支持層、ベース層、接着剤層、クリア層などの追加
の層を有することができる。例えば、着色フィルムは、
通常、感圧接着剤又は感熱接着剤からなる接着剤層を介
してランプカバーに貼付することが好ましい。また、も
しも着色フィルムをランプカバーの外面に貼付する場合
には、その最外層としてクリア層をさらに設けることが
好ましい。
【0026】着色フィルムは、ランプカバーの外面に貼
付してもよく、あるいはランプカバーの内面に塗布して
もよい。
【0027】図4は、着色フィルムをランプカバーの外
面に貼付した例を示した断面図である。着色フィルム1
0は、ランプカバー23の側から順に、接着剤層14、
第1の中間層11、着色層15、第2の中間層12、そ
してクリア層(表面層)16からなる。着色層15が、
第1の中間層11を兼ねてもよい。ここで、第1及び第
2の中間層11及び12は、任意であり、それぞれ、接
合層、支持層、ベース層などとして機能することができ
る。これらの中間層は、単層で使用してもよく、2層以
上を積層して使用してもよい。また、第1及び第2の中
間層11及び12は、無色透明が原則であり、少なくと
も、着色層15に由来する着色透光意匠性に悪影響を及
ぼすものであってはならない。さらに、着色層15以外
の層も着色して、全体としてより新規な着色透光意匠性
を実現してもよい。
【0028】図5は、着色フィルムをランプカバーの内
面に貼付した例を示した断面図である。着色フィルム1
0は、ランプカバー23の側から順に、接着剤層14、
第1の中間層11、着色層15、そして第2の中間層1
2からなる。ここで、第1及び第2の中間層11及び1
2は、任意であり、それぞれ、接合層、支持層、ベース
層などとして機能することができる。これらの中間層
は、単層で使用してもよく、2層以上を積層して使用し
てもよい。また、第1及び第2の中間層11及び12
は、無色透明が原則であり、少なくとも、着色層15に
由来する着色透光意匠性に悪影響を及ぼすものであって
はならない。さらに、着色層15以外の層も着色して、
全体としてより新規な着色透光意匠性を実現してもよ
い。
【0029】本発明の着色フィルムにおいて、その主た
る構成要素である着色層は、いろいろな常用の薄膜形成
技法を使用して形成することができる。すなわち、着色
層は、所定の色調をもったインクや塗料を印刷、塗装
(静電塗装を含む)などによって形成してもよく、ある
いは所定の色調をもったフィルムもしくはシートをコー
ティング、樹脂押し出し、あるいは貼付することによっ
て形成してもよい。インクや塗料には、パール粉、金属
粉などの光輝剤、その他の添加剤を含ませてもよい。こ
こで使用する着色層形成材料は、着色性のほか、ランプ
カバーに求められる要件であるすぐれた耐候性なども有
することが好ましい。着色層の厚さは、所望とする意匠
効果などに応じて広く変更することができるというもの
の、通常、約5〜500μmの範囲であり、さらに好ま
しくは、約20〜100μmの範囲である。
【0030】さらに具体的に説明すると、着色層は、そ
の1態様によれば、例えばポリエステルフィルム、ポリ
エチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、塩化ビ
ニルフィルム、アクリルフィルム、ポリウレタンフィル
ム、ポリオレフィンフィルム、弗化ビニリデンフィルム
などのプラスチック材料から着色フィルムの形で形成す
ることができる。ここで使用するプラスチック材料は、
樹脂の単独でもよく、あるいは樹脂の混合物もしくは共
重合体でもよい。着色フィルムは、原料樹脂に適当な着
色剤を混入した後、カレンダー成形法などの常用の成形
法を使用して、所望の膜厚で製造することができる。
【0031】別の態様によれば、着色層は、着色剤を混
入しないで製造したプラスチック材料のフィルムに金属
薄膜を施して、着色透光性を有するように形成してもよ
い。
【0032】着色フィルムは、それに腰を持たせたりす
るため、着色層に隣接して中間層を配置するのが好まし
い。中間層は、例えば、接合層、支持層、ベース層など
として機能することができる。適当な中間層は、例え
ば、ポリウレタン樹脂などからなる接合層や、ポリエス
テル樹脂からなるベース層である。これらの中間層は、
単層で使用してもよく、2層以上を積層して使用しても
よい。
【0033】着色フィルムは、それをランプカバーに貼
付するため、接着剤層をさらに有するのが一般的であ
る。ここで使用する接着剤層は、接着テープ、粘着テー
プなどの分野において常用の接着剤、例えば感圧タイ
プ、感熱タイプ、光硬化タイプなどの接着剤を使用し
て、形成することができる。適当な接着剤としては、例
えば、アクリル系接着剤、ゴム系接着剤などの感圧接着
剤や、ポリウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤な
どの感熱接着剤を挙げることができ、耐候性などを考慮
した場合、特にアクリル系接着剤を有利に使用すること
ができる。感圧接着剤の場合には、着色フィルムをラン
プカバーに圧着することにより貼付を行い、感熱接着剤
の場合には、着色フィルムを加熱しながらもしくは予め
加熱されているランプカバーに貼るか、圧着してからカ
バーごと加熱することにより、貼付を行う。また、接着
剤層を着色フィルムに設ける代わりに、ランプカバー側
に予め設けておいてもよい。
【0034】接着剤層の厚さは、広い範囲で変更するこ
とができるというものの、通常、約10〜500μmの
範囲であり、さらに好ましくは、約20〜100μmの
範囲である。接着剤層の厚さが10μmを下回ると、満
足し得る接着力を得ることができず、反対に500μm
を上回ると、着色フィルムの全体の厚さが非常に大きく
なるので、好ましくない。実際、ランプカバーの外面に
貼り付けた時に、そのカバーから突出した状態となり、
違和感が出てくる。
【0035】本発明の着色フィルムはまた、それをカバ
ーフィルムの外面に貼付して使用する場合、その最外層
としてクリア層をさらに有していることが好ましい。ク
リア層は、それを保護膜として作用させる観点から、本
来必須の性質である透明性に加えて、耐候性及び耐熱性
を有することが望ましい。また、クリア層は、その下地
との良好な密着性を有することも望ましい。クリア層の
形成のために適当な樹脂としては、以下に列挙するもの
に限定されないけれども、ポリエステル樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、ア
クリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、
フッ素系樹脂(PVdF、ETFE等)などを挙げるこ
とができる。これらの樹脂は、必要に応じて、混合物も
しくは共重合体として使用してもよい。さらに、クリア
層は、ランプカバーの表面に対して光沢を付与し、外観
を向上させることもできる。
【0036】クリア層には、その耐候性を高めるため、
紫外線吸収剤を混入するのが好ましい。適当な紫外線吸
収剤は、以下に列挙するものに限定されるわけではない
けれども、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾ
フェノン系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線
吸収剤などを包含する。
【0037】さらに、クリア層の膜厚は、所望とする効
果などに応じて広く変更することができるけれども、通
常、約10〜500μmの範囲であり、さらに好ましく
は、約20〜100μmの範囲である。クリア層の厚さ
が10μmを下回ると、保護膜としての作用効果を得る
ことができず、反対に500μmを上回ると、着色フィ
ルムの全体の厚さが非常に大きくなるので、もはや着色
フィルムとして使用できなくなる。
【0038】以上に説明したように、本発明の車両用灯
具では、そのランプカバーの照射光路以外の部分に透明
な着色フィルム又はその他の着色部材を施したことに特
徴がある。このような構造の灯具では、光源に点灯時、
光源からの照射光が着色部材の影響を受けることなく外
側に出射され、灯具本来の機能に悪影響がでることがな
い。一方、消灯時では、着色部材を通過して入射した外
光は、その着色部材で着色されるので、その外光が当た
ったハウジングの内壁やランプカバーが、カバーを通し
て着色されて見える。また、当然のことながら、着色部
材を通してハウジング内をみることによっても、着色さ
れた外観を観察できる。
【0039】本発明の車両用灯具は、各種のランプおい
てその効果を発揮できるが、ハウジングの内壁をアルミ
ニウム蒸着でめっき調にし、かつ表裏とも平滑なランプ
カバー(中が見渡せる)を装着したヘッドランプにおい
て特に有効である。ヘッドランプの照射光が通らないカ
バー周縁部のうち特に上方の縁部に着色部材を施すと、
消灯時に太陽光が着色されてハウジング内に入り、アル
ミニウム蒸着面で反射してキラキラした着色外観が得ら
れる。また、着色部材を晴天時の青色に近い色調で着色
すると、曇天時でも、青空を映したような外観を得るこ
とができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明をその実施例を参照して説明す
る。なお、本発明は、これらの実施例によって限定され
るものではないということを理解されたい。実施例1〜3及び比較例1 下記の第1表〜第3表に記載のような層構成を有する3
種類の着色フィルムを作製した。着色フィルム1及び2
は、ランプカバーの外側に貼付するような仕様であり、
また、着色フィルム3は、ランプカバーの内側に貼付す
るような仕様である。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】ここで、着色層及びクリア層とも、自動車
外装の分野で屋外使用実績のあるポリウレタンコーティ
ングを使用し、また、着色層では、さらに所定の色調に
着色した。接着剤層は、屋外使用実績のあるアクリル系
粘着剤を使用して形成した。
【0045】得られた着色フィルムを、ハウジング内面
がアルミニウム蒸着によるめっき調で、表裏とも平滑な
透明なランプカバー(厚さ:約2mm)を備え、ランプ
室の内部が見渡せるタイプの市販乗用車のヘッドランプ
に貼付した。それぞれの例において、ランプカバーの発
光部の周囲に設けられた非発光領域(照射光路以外のカ
バー面)に限定して着色フィルムを圧着した。また、着
色フィルムの貼付位置は、 実施例1:ランプカバーの外面 実施例2:ランプカバーの外面 実施例3:ランプカバーの内面 比較例1:着色フィルムを貼付せず 得られた灯具の外観を、昼間(消灯時)及び夜間(点灯
時)に観測したところ、下記の第4表に記載のような観
測結果が得られた。
【0046】
【表4】
【0047】上記第4表の観測結果から、本発明に従う
と顕著に改善された外観意匠性が得られることがわか
る。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、現行法規に違反することなく、外観意匠性に優れ、
しかも構造が単純でかつ製造が容易な車両用灯具を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の車両用灯具の一例を示した断面図であ
る。
【図2】本発明による車両用灯具の一例を模式的に示し
た断面図である。
【図3】本発明の車両用灯具の非発光領域について説明
した模式図である。
【図4】本発明の灯具における着色フィルムの1つの使
用例を示した断面図である。
【図5】本発明の灯具における着色フィルムのもう1つ
の使用例を示した断面図である。
【符号の説明】
10…着色フィルム 15…着色層 21…光源 22…ハウジング 23…ランプカバー 25…ランプ室
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 101:10 F21M 3/02 R 101:12 3/25 101:14 F21Y 101:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源からの光を反射可能な内
    壁を備えたハウジングと、該ハウジングの前方に開口し
    た光出射用開口部と、該光出射用開口部に装着された光
    透過性のランプカバーとを備えた車両用灯具において、 前記ランプカバーの、前記光源からの光の出射に実質的
    に関与しない非発光領域に、消灯時、外側からの光が透
    過して前記ハウジングの内壁で反射され、着色された反
    射光が再び外側に出射可能な光透過性の着色部材が設け
    られていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 【請求項2】 前記着色部材が、光透過性の着色フィル
    ム、光透過性の着色塗料の塗膜、光透過性の着色樹脂シ
    ート、光透過性の着色塗料を塗布したかもしくは光透過
    性の着色フィルムを積層した樹脂シート又は前記ランプ
    カバーの一部を構成する着色樹脂成形体であることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 【請求項3】 前記着色フィルムが、少なくとも着色層
    を含む多層構造フィルムであることを特徴とする請求項
    2に記載の車両用灯具。
  4. 【請求項4】 前記ランプカバーの外面に前記着色フィ
    ルムが貼付されていることを特徴とする請求項2又は3
    に記載の車両用灯具。
  5. 【請求項5】 前記ランプカバーの内面に前記着色フィ
    ルムが貼付されていることを特徴とする請求項2又は3
    に記載の車両用灯具。
  6. 【請求項6】 前記着色フィルムが、アクリル系接着剤
    からなる接着剤層をさらに有していることを特徴とする
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  7. 【請求項7】 前記着色フィルムが、前記カバーフィル
    ムの外面に貼付して使用される時、その最外層としてク
    リア層をさらに有していることを特徴とする請求項2〜
    4及び6のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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