JP2003148916A - 鉄塔の変位計測方法およびその装置並びにその変位計測に使用される記録媒体 - Google Patents

鉄塔の変位計測方法およびその装置並びにその変位計測に使用される記録媒体

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JP2003148916A
JP2003148916A JP2001350177A JP2001350177A JP2003148916A JP 2003148916 A JP2003148916 A JP 2003148916A JP 2001350177 A JP2001350177 A JP 2001350177A JP 2001350177 A JP2001350177 A JP 2001350177A JP 2003148916 A JP2003148916 A JP 2003148916A
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steel tower
camera
displacement
viewpoint
measured
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Tomoyuki Watanabe
友行 渡邊
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄塔の変位計測を容易化する。 【解決手段】 パソコン側に既知データ取り込み手段1
1と座標変換部12とROM13と動作制御部14と画
面表示部15と演算部16とを設ける。既知データ取り
込み手段11は測定対象鉄塔の構造図を取り込む。RO
M13は鉄塔変位の計測を行うプログラムを格納し、こ
のプログラムに従い動作制御部14は既知データ取り込
み手段11と座標変換部12と画面表示部15と演算部
16とを制御する。画面表示部15は視点座標系の投影
面上に鉄塔構造図の構造モデルとカメラ7による鉄塔の
撮影画像とを同一の実長関係をもって表示する。画面上
で少なくとも視点から投影面までの距離を可変して構造
モデルの基準部位と撮影画像の同じ基準部位とを一致さ
せる。構造モデルに対する撮影画像の変位測定対象部位
のずれ量を求め、これをワールド座標系に変換した実長
のずれ量が鉄塔測定部位の変位として測定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電線等の架空線
を吊持する鉄塔の部材の変位や鉄塔傾斜の変位等を測定
する、鉄塔の変位計測方法およびその装置、並びにその
変位計測のコンピュータ処理に使用される記録媒体に関
するものである。
【0002】
【背景技術】図14に示されるように、電線等の架空線
5は鉄塔1間に吊持されて延設されている。鉄塔1は鉄
骨支柱(ポスト)、アーム(腕金)2等の複数の部材に
よって組み立てられている。これら鉄塔の部材は、組み
立て時、架線時、台風時、積雪時、地盤沈下、地すべ
り、斜面崩壊、地震、経年変化等により、変位(撓み)
が生じ、鉄塔の傾斜による変位も同様な原因により生じ
る。鉄塔の保守点検等にあっては、必要に応じ、これら
鉄塔の変位が測定される。
【0003】これらの鉄塔の変位を鉄塔工事の現場で使
用している機材で測定する手段として、一般に、トラン
シット等の光学測量器が使用されている。通常、これら
の光学測量器は鉄塔の据え付け中心点に対して設置し、
線路方向や、その直角方向から、側定点の変位を目視で
計測している。
【0004】鉄塔の変位を数値的に計測する場合は、角
度センサー、加速度センサー、歪ゲージ等を使用した測
定装置を用いることによって、その数値的計測を行うこ
とは可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラン
シットを使用した変位測定方法では、トランシットを鉄
塔の据え付け中心点に対して、線路方向や、その直角方
向に正確に添え付ける必要があり、その添え付け作業は
困難である。また、測定点が多いと非常に時間がかか
る。
【0006】前記の鉄塔変位を数値的に計測する方法
は、センサー等を鉄塔上に取付けなければならず、その
作業が大変な上に、装置も高価であり、現場で簡単に使
用することはできないものである。さらに、従来の変位
測定方法においては、鉄塔変位の記録は、側定点の測定
時の読みを羅列的に記載したものに過ぎないため、鉄塔
変位の具体的な形態および鉄塔変位の全体的なイメージ
が分かり難いという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、カメラの設置および鉄塔変
位の測定が容易であり、鉄塔変位の形態や、鉄塔の全体
的な変位の状況を一見して理解することが可能な鉄塔の
変位計測方法およびその装置並びにその鉄塔の変位計測
のコンピュータ処理に使用される記録媒体を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために次のような構成をもって課題を解決する手段
としている。すなわち、第1の発明の鉄塔の変位計測方
法は、鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像データをコ
ンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を計測する
方法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を
取り込んでおき、測定対象の鉄塔の鉄塔構造図をカメラ
位置を視点とした視線方向のデータと視点から投影面ま
での仮の距離データとを与えて視点座標系に置き換え該
投影面に透視投影変換したものを鉄塔構造モデルとして
画面上に表示する工程と、前記カメラにより撮影される
測定対象鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構造モデルと
同一の実長関係をもって予め定めた鉄塔の基準部位を前
記鉄塔構造モデルの同じ基準部位に重ねて表示する工程
と、前記視点から投影面までの距離の値を順次変えて鉄
塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影された
静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とが一致するまで
前記各工程を順次繰り返し行う工程と、前記鉄塔構造モ
デルの前記基準部位とカメラにより撮影された静止画の
測定対象鉄塔の前記基準部位とを一致させた後に、カメ
ラにより撮影された静止画の鉄塔の変位測定対象部位の
位置ずれ量を鉄塔構造モデルの同じ部位に対して求め、
この位置ずれ量から測定対象の鉄塔の変位を計測する工
程と、を有する構成をもって課題を解決する手段として
いる。
【0009】また、第2の発明の鉄塔の変位計測方法
は、鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像データをコン
ピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を測定する方
法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を取
り込んでおき、測定対象鉄塔の鉄塔構造図の予め定めた
位置を原点とした3次元座標を水平軸と垂直軸を基準と
した3次元のワールド座標系に変換する第1の工程と、
前記3次元のワールド座標系をカメラ位置を視点とした
視線方向のデータと視点から投影面までの仮の距離デー
タとを与えて視点座標系に置き換える第2の工程と、視
点から見た測定対象鉄塔の前記鉄塔構造図を前記視点座
標系に表示する第3の工程と、前記視点座標系の投影面
に視点から見た測定対象鉄塔の鉄塔構造図を透視投影変
換したものを鉄塔構造モデルとして画面表示する第3の
工程と、前記カメラにより撮影される測定対象鉄塔の静
止画を画面上で前記鉄塔構造モデルと同一の実長関係を
もって予め定めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデル
の同じ基準部位にに重ねて表示する第4の工程と、前記
視点から投影面までの距離の値を順次変えて鉄塔構造モ
デルの前記基準部位とカメラにより撮影された静止画の
測定対象鉄塔の前記基準部位とが一致するまで前記第2
の工程から第4までの工程を繰り返し行う第5の工程
と、この第5の工程の後に、カメラにより撮影された静
止画の鉄塔の変位測定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造
モデルの同じ部位に対して求め、この位置ずれ量から測
定対象の鉄塔の変位を計測する第6の工程と、を有する
構成をもって課題を解決する手段としている。
【0010】さらに、第3の発明の鉄塔の変位計測方法
は、鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像データをコン
ピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を計測する方
法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を取
り込んでおき、測定対象の鉄塔の鉄塔構造図をカメラ位
置を視点とした視線方向と視点から投影面までの距離と
を仮のデータで与えて視点座標系に置き換え該投影面に
透視投影変換したものを鉄塔構造モデルとして画面上に
表示する工程と、前記カメラにより撮影される測定対象
鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構造モデルと同一の実
長関係をもって予め定めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔構
造モデルの同じ基準部位に重ねて表示する工程と、前記
視点からの視線方向と視点から投影面までの距離の値を
順次変えて鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラによ
り撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とが
一致するまで前記各工程を順次繰り返し行う工程と、前
記鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影さ
れた静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とを一致させ
た後に、カメラにより撮影された静止画の鉄塔の変位測
定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデルの同じ部位に
対して求め、この位置ずれ量から測定対象の鉄塔の変位
を計測する工程と、を有する構成をもって課題を解決す
る手段としている。
【0011】さらに、第4の発明の鉄塔の変位計測方法
は、鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像データをコン
ピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を測定する方
法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を取
り込んでおき、測定対象鉄塔の鉄塔構造図の予め定めた
位置を原点とした3次元座標を水平軸と垂直軸を基準と
した3次元のワールド座標系に変換する第1の工程と、
前記3次元のワールド座標系をカメラ位置を視点とした
視線方向と視点から投影面までの距離とを仮のデータで
与えて視点座標系に置き換える第2の工程と、前記視点
座標系の投影面に視点から見た測定対象鉄塔の鉄塔構造
図を透視投影変換したものを鉄塔構造モデルとして画面
表示する第3の工程と、前記カメラにより撮影される測
定対象鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構造モデルと同
一の実長関係をもって予め定めた鉄塔の基準部位を前記
鉄塔構造モデルの同じ基準部位にに重ねて表示する第4
の工程と、前記視点からの視線方向と視点から投影面ま
での距離の値を順次変えて鉄塔構造モデルの前記基準部
位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔の前
記基準部位とが一致するまで前記第2の工程から第4ま
での工程を繰り返し行う第5の工程と、この第5の工程
の後に、カメラにより撮影された静止画の鉄塔の変位測
定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデルの同じ部位に
対して求め、この位置ずれ量から測定対象の鉄塔の変位
を計測する第6の工程と、を有する構成をもって課題を
解決する手段としている。
【0012】さらに、第5の発明の鉄塔の変位計測装置
は、測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を取り込む既
知データ取り込み手段と;測定対象の鉄塔を撮影したカ
メラの撮影画像と前記既知データ取り込み手段によって
取り込まれた鉄塔構造図とを指令に応じて画面上に表示
する画面表示部と;前記画面表示部に表示される画像の
座標を指令に応じて変換する座標変換部と;前記画面表
示部に表示される測定対象の鉄塔の鉄塔構造図と前記カ
メラによる測定対象鉄塔の静止画像とに基き測定対象鉄
塔の変位を求める演算部と;鉄塔変位の測定手順の指令
を行うプログラムが記録されたプログラム記録媒体と;
このプログラム記録媒体のプログラムの手順に従い、前
記既知データ取り込み手段と、座標変換部と、画面表示
部と、演算部との動作を制御する動作制御部と;を有
し、前記プログラム記録媒体には、鉄塔構造図をカメラ
位置を視点とした視線方向のデータと視点から投影面ま
での仮の距離データとを与えて視点座標系に置き換え該
投影面に透視投影変換したものを鉄塔構造モデルとして
前記画面表示部の画面上に表示する工程と、前記カメラ
により撮影された測定対象鉄塔の静止画を画面上で前記
鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予め定めた鉄
塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部位に重
ねて表示する工程と、前記視点から投影面までの距離の
値を順次変えて鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラ
により撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位
とが一致するまで前記各工程を順次繰り返し行う工程
と、前記鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより
撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とを一
致させた後に、カメラにより撮影された静止画の鉄塔の
変位測定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデルの同じ
部位に対して求めて、この位置ずれ量から測定対象の鉄
塔の変位を計測する工程と、の各工程手順が記録されて
いる構成をもって課題を解決する手段としている。
【0013】さらに、第6の発明の鉄塔の変位計測装置
は、測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を取り込む既
知データ取り込み手段と;測定対象の鉄塔を撮影したカ
メラの撮影画像と前記既知データ取り込み手段によって
取り込まれた鉄塔構造図とを指令に応じて画面上に表示
する画面表示部と;前記画面表示部に表示される画像の
座標を指令に応じて変換する座標変換部と;前記画面表
示部に表示される測定対象の鉄塔の鉄塔構造図と前記カ
メラによる測定対象鉄塔の静止画像とに基き測定対象鉄
塔の変位を求める演算部と;鉄塔変位の測定手順の指令
を行うプログラムが記録されたプログラム記録媒体と;
このプログラム記録媒体のプログラムの手順に従い、前
記既知データ取り込み手段と、座標変換部と、画面表示
部と、演算部との動作を制御する動作制御部と;を有
し、前記プログラム記録媒体には、鉄塔構造図をカメラ
位置を視点とした視線方向と視点から投影面までの距離
とを仮のデータで与えて視点座標系に置き換え該投影面
に透視投影変換したものを鉄塔構造モデルとして前記画
面表示部の画面上に表示する工程と、前記カメラにより
撮影された測定対象鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構
造モデルと同一の実長関係をもって予め定めた鉄塔の基
準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部位に重ねて表
示する工程と、前記視点からの視線方向と視点から投影
面までの距離の値を順次変えて鉄塔構造モデルの前記基
準部位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔
の前記基準部位とが一致するまで前記各工程を順次繰り
返し行う工程と、前記鉄塔構造モデルの前記基準部位と
カメラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基
準部位とを一致させた後に、カメラにより撮影された静
止画の鉄塔の変位測定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造
モデルの同じ部位に対して求めて、この位置ずれ量から
測定対象の鉄塔の変位を計測する工程と、の各工程手順
が記録されている構成をもって課題を解決する手段とし
ている。
【0014】さらに、第7の発明の鉄塔の変位計測用の
記録媒体は、鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像デー
タをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を計
測するためのコンピュータ処理用の記録媒体であって、
予め取り込まれてメモリに記憶されている測定対象の鉄
塔構造図をカメラ位置を視点とした視線方向のデータと
視点から投影面までの仮の距離データとを与えて視点座
標系に置き換え該投影面に透視投影変換したものを鉄塔
構造モデルとして画面上に表示する工程の手順と、前記
カメラにより撮影される測定対象鉄塔の静止画を画面上
で前記鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予め定
めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部
位に重ねて表示する工程の手順と、前記視点から投影面
までの距離の値を順次変えて鉄塔構造モデルの前記基準
部位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔の
前記基準部位とが一致するまで前記各工程の手順を順次
繰り返し行う工程の手順と、前記鉄塔構造モデルの前記
基準部位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄
塔の前記基準部位とを一致させた後に、カメラにより撮
影された静止画の鉄塔の変位測定対象部位の位置ずれ量
を鉄塔構造モデルの同じ部位に対して求め、この位置ず
れ量から測定対象の鉄塔の変位を計測する工程の手順
と、が記録されている構成をもって課題を解決する手段
としている。
【0015】さらに、第8の発明の鉄塔の変位計測用の
記録媒体は、鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像デー
タをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を計
測するためのコンピュータ処理用の記録媒体であって、
予め取り込まれてメモリに記憶されている測定対象の鉄
塔構造図を、カメラ位置を視点とした視線方向と視点か
ら投影面までの距離とを仮のデータで与えて視点座標系
に置き換え該投影面に透視投影変換したものを鉄塔構造
モデルとして画面上に表示する工程の手順と、前記カメ
ラにより撮影される測定対象鉄塔の静止画を画面上で前
記鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予め定めた
鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部位に
重ねて表示する工程の手順と、前記視点からの視線方向
と視点から投影面までの距離の値を順次変えて鉄塔構造
モデルの前記基準部位とカメラにより撮影された静止画
の測定対象鉄塔の前記基準部位とが一致するまで前記各
工程の手順を順次繰り返し行う工程の手順と、前記鉄塔
構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影された静
止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とを一致させた後
に、カメラにより撮影された静止画の鉄塔の変位測定対
象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデルの同じ部位に対し
て求め、この位置ずれ量から測定対象の鉄塔の変位を計
測する工程の手順と、が記録されている構成をもって課
題を解決する手段としている。
【0016】本発明においては、鉄塔の変位測定の現場
において、短時間でビデオカメラ等で撮影した画像を、
事務所のパソコンに取り込ませることができる。パソコ
ンには、予め測定する鉄塔の構造図を例えば三次元座標
の形態で入力しておく。そして、取り込んだカメラ撮像
の鉄塔と三次元座標を使って表示させた鉄塔の構造図と
を比較して、鉄塔の変位が測定される。この取り込んだ
鉄塔の構造図、撮像画像、計算結果は記録保存すること
が可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づき説明する。本実施形態例においても、図14に
示したような、架空線5を吊持して架空線5が延設され
る鉄塔1の変位(鉄塔を構成する部材の変位(撓み)、
鉄塔の傾斜変位等)を計測(測定)するものである。図
1は本発明の鉄塔変位計測方法を行う鉄塔変位計測装置
の構成例を示す。この鉄塔変位計測装置は、鉄塔1を撮
影するカメラ7と、例えば事務所等に配置されるコンピ
ュータ側(本実施形態例ではパソコン側)の装置により
構成され、パソコン側の装置は、既知データ取り込み手
段11と、座標変換部12と、ROM13と、動作制御
部14と、画面表示部15と、演算部16とを有して構
成されている。
【0018】前記カメラ7はCCDカメラでもよいが、
本実施形態例では、(デジタル)ビデオカメラを使用し
ている。既知データ取り込み手段11はキーボード、イ
メージスキャナ等の文字データ、図面データ、キャプチ
ャ装置等の画像データ等を取り込むデータ入力部と、入
力したデータを記憶し、読み出し指令に応じて記憶デー
タを読み出し出力する部分を備えている。
【0019】本実施形態例では、この既知データ取り込
み手段11によって、野外に設置されている各測定対象
の鉄塔の構造図が取り込まれて記憶部に記憶格納されて
いる。
【0020】記録媒体として機能する不揮発性メモリの
ROM13には鉄塔変位の計測(測定)をコンピュータ
処理により行うためのプログラムが格納されている。動
作制御部14はROM13から読み出したプログラムの
指令手順に従い、既知データ取り込み手段11と座標変
換部12と画面表示部15と演算部16の動作を制御す
る。座標変換部12は前記動作制御部14の制御指令に
従い、画面表示部15の表示画面に表示される表示座標
を変換する。具体的には、原点移動による座標変換、2
次元と3次元座標間の変換、視点座標系と投影変換、視
点座標系とワールド座標系間の座標変換等を行う。画面
表示部15はその座標変換された画像等のデータ(情
報)を液晶、CRT等のディスプレー画面上に表示す
る。
【0021】演算部16は画面表示部15に表示された
データ等に基づき鉄塔1の変位(撓みや、傾斜)を演算
等により求める。
【0022】本実施形態例の鉄塔計測装置を含む鉄塔計
測のシステムは上記のように構成されており、次に、こ
のシステムを使用した鉄塔変位の計測方法を順を追って
説明する。まず、測定対象鉄塔の鉄塔構造図のデータが
既知データ取り込み手段11により取り込まれてメモリ
に記憶される。
【0023】図2は観測側鉄塔1の構造図の一モデル例
を示すもので、このような鉄塔1の2次元図面および鉄
塔1の寸法X1〜X6、Y1〜Y6のデータをもとに3
次元化された構造図を書くことができる。
【0024】この三次元座標においては、測定対象鉄塔
1の任意の位置に座標の原点を設定することが可能であ
るが、説明の都合上、この例では、鉄塔1の下端部の4
脚の中心(鉄塔の台座の中心)に原点17を設定し、既
知データ取り込み手段11によって取り込まれた測定対
象の鉄塔1の構造図は図3に示すようなワールド座標に
よって画面表示部15に表示される。本実施形態例では
鉄塔1の部材の変位や、傾斜が測定(計測)されるの
で、鉄塔1のワールド座標系での表示は鉄塔1を下側か
ら上方を見た形態の図として表示される。
【0025】次に、図4に示すように、ワールド座標系
の原点が鉄塔1の台座の中心点から、カメラ7の位置
(カメラ7の視点位置)に変更される。新たな原点の位
置はワールド座標系において、(a,b,c)の座標点
に位置することから、台座の中心点に原点17を有する
ワールド座標系(x,y,z)は、次の関係をも
って、カメラ7の視点を原点とするワールド座標系(x
,y,z)に変換される。
【0026】x=x−a y=y−b z=z−c
【0027】この座標変換により、測定対象の鉄塔1の
構造図はカメラ7の視点を原点としたワールド座標系に
移される。
【0028】次に、このワールド座標系(x,y
)はカメラ7の視点を原点とした視点座標系に変換
される。視点座標系とは、図5(a)に示すように、カ
メラ7の視点を原点にしたワールド座標系(x
,z)の座標軸を回転させた3次元座標系(x,
y,z)のことで、この場合、カメラ7の視点からの視
線方向(カメラの向き)がz軸となるので、投影面19
は視点からの視線方向に対して垂直に配置される。図5
(b)は、被投影体18を投影面19に透視投影変換し
て2次元化したもので、画面にはこの投影面19が表示
される。
【0029】ワールド座標系(x,y,z)を視
点座標系に変換するために前記ワールド座標系のx
軸、y軸、z軸の回転θが順次行われ、この各軸
の回転毎に座標系が順次変換される。なお、各軸の回転
θの角度は実際においては異なるが、ここでは便宜上共
通のθの記号を用いて示す。
【0030】先ず、x軸がθ回転されることにより、
座標系(x,y,z)は次の座標系(x
,z)に変換される。
【0031】x=x =ycosθ+zsinθ z=−ysinθ+zcosθ
【0032】次に、y軸がθ回転されることにより、
座標系(x,y,z)は次の座標系(x
,z)に変換される。
【0033】x=xcosθ−zsinθ y=y =xsinθ+zcosθ
【0034】次に、z軸がθ回転されることにより、
座標系(x,y,z)は次の座標系(x
,z)に変換される。
【0035】x=xcosθ+ysinθ y=−xsinθ+ycosθ z=z
【0036】以上の軸回転により、ワールド座標系(x
,y,z)は視線方向をz軸とする視点座標系
(x,y,z)に変換されたことになる。
【0037】次に、視点座標系(x,y,z)に
おいて、測定対象鉄塔3の実長を投影面19に割り当て
る作業が演算部16により行われる。このとき、図4に
示すように、例えば、鉄塔1のE点の座標を(x,y,
z)とし、視点(原点)から投影面(画面)19までの
距離としてgzの値を与えると、投影面19上における
E点の投影点の座標は(gx,gy,gz)となる。
【0038】そして、比例関係により、x:z=gx:
gzが成り立ち、これにより、gxはgx=x・gz/
zの演算により求まり、同様に、gyもgy=y・gz
/zの演算により求められる。このようにして、鉄塔の
視点座標系での座標(x,y,z)は(gx,gy,g
z)に変換される。前記投影面19に投影される画面は
画面表示部15によって液晶、CRT等に表示される表
示画面に相当し、この表示画面上で、実長が次のように
割り当てられる。
【0039】図6に示すように表示画面20が、横にe
個、縦にf個のドット配列により構成されていて、表示
画面20に表示される横の長さの実長が2L、縦の長さ
の実長が2Mである場合、分解能は横方向(x方向)で
e/2L,縦方向(y方向)でf/2Mとなり、前記鉄
塔3のE点(図4参照)を表示する表示画面20上のド
ットの位置は、xが((e/(2L))×gx+(e/
2))に表示され、yは((f/(2M))×gy+
(f/2))に表示される。このようにして、測定対象
の鉄塔1は実長を割り当てられて表示画面20に表示さ
れる。
【0040】ところで、図5(b)から明らかなよう
に、視点座標系の視点方向が変化すると投影面19に透
視投影される被投影体18の形状が変化する。このこと
は、カメラ7の視線方向によって、撮影される鉄塔1の
形状が変化することを意味する。つまり、カメラ7の取
り付け角度(x軸,y軸,z軸のそれぞれの軸に対する
回転方向の角度)が変わることにより、表示画面20に
表示される被写体の像が変形することを意味する。ま
た、表示画面20に表示される被写体の像はカメラ7の
視点から投影面19までの距離によって大きさが異な
る。
【0041】この点を考慮し、本実施形態例では、図7
に示されるように、鉄塔の下方において、鉄塔中心部か
ら、鉛直上方に向けてカメラ7を取付けている。カメラ
7は地上に設置した方が鉄塔に設置するよりも方向を合
わせる(調整する)のがより容易となる。カメラ7の視
線方向を鉛直方向に設定することにより、画像処理の操
作上では、カメラ7の視線方向の調整処理は不要とな
り、投影面19までの投影変換のみの計算となり、画像
処理の操作が容易化できる。投影面までの距離を仮の値
として与えることにより、鉄塔1の各部材の位置を三次
元計算し、その計算した点(位置)を結んで図8(a)
や、図8(b)の画像が測定対象鉄塔1の構造モデルと
して得られる。
【0042】このようにして作成した鉄塔構造モデル
に、カメラ7で撮影した画像を重ねることにより、鉄塔
1の三次元構造図と撮影画像を比較する。この際、カメ
ラ7の視点位置から投影面までの距離が分かっていない
ため、投影面までの距離を確定する作業が行われる。
【0043】通常、鉄塔1のポストの地上近傍は、変位
が無視できる程度に微小であることから、本実施形態例
ではこの鉄塔1のポストの地上近傍部位を、表示画面2
0において、鉄塔構造モデルと鉄塔の撮像画像を合わせ
る基準部位としている。鉄塔構造モデルが表示画面20
の視点座標系の投影面19に表示されている状態で、カ
メラ7によって撮影された鉄塔1の静止画像を前記構造
モデルの上に重ねて表示する。カメラ7の視点から投影
面19までの距離が正しい値で与えられているならば前
記構造モデルの基準部位と静止画像の基準部位は一致す
る。しかし、視点から投影面19までの距離は最初は目
安値(仮のデータ)で与えられるので、構造モデルと静
止画像の基準部位は不一致の状態で重なり合う。
【0044】この場合は、視点から投影面19までの距
離を修正方向に変更して、表示画面20上で構造モデル
の大きさを修正し、構造モデルの基準部位と静止画像の
基準部位を一致させる。
【0045】この静止画像と構造モデルの基準部位同士
が一致したとき、視点から投影面19までの距離が確定
される。この画像修正処理により、表示画面20に表示
された鉄塔1の撮影画像はカメラ7を視点とした視線方
向と視点から投影面19までの距離が視点座標系の投影
面19上の画像と等価なものして判断され、次に、測定
対象鉄塔1の変位を求める演算が行われる。
【0046】例えば、図8(c)に示すように、カメラ
7による静止画像と構造モデルの基準部位同士が一致し
ている状態で、実線で示されている構造モデルのアーム
2の先端と破線で示されている静止画像においての鉄塔
のアーム2の先端とにずれ量eが認められるとき、この
ずれ量eが画面上でのドット数で求められる。そして、
視点座標系からワールド座標系に逆変換して、(つま
り、ワールド座標系から視点座標系に変換した前述の操
作を座標軸の回転を逆に回転して視点座標系からワール
ド座標系へ逆変換して、)ワールド座標系で実長に変換
してその変位量eが演算され、その実長の演算値が鉄塔
1のアーム(変位測定対象部位)2の変位として求めら
れる。
【0047】地震、地滑り等によりポストも含めた鉄塔
全体が傾斜している場合には、取り込み撮影画像の鉄塔
の中心(変位測定対象部位)と構造モデルの中心(変位
測定対象部位)を比較し、その両者の中心(変位測定対
象部位)間のずれを同様に求めて鉄塔傾斜の変位を求め
ることができる。このとき、撮影画像の鉄塔の中心が分
からないときは、例えば、ポストを基準点として鉄塔の
中心以外の変位測定対象部位を設定して鉄塔の傾斜変位
を計測することも可能である。
【0048】また、測定対象鉄塔1の部材の変位や、鉄
塔傾斜の変位は図9(c)に示すように、測定対象鉄塔
1の下端側の四辺の角にカメラ7を視線方向が鉛直とな
るように取付けて撮影することによっても可能である。
この場合は、図9(a),(b)に示すような鉄塔の撮
影画像が得られ、この撮影画像を取り込んで、同様に画
像処理を行うことで、鉄塔変位の測定が可能である。さ
らに、図10(c)に示すように、測定対象鉄塔1の下
端側の四辺のうちの一辺の例えば中間部にカメラ7を視
線方向が鉛直となるように取付けて撮影することによっ
ても可能である。この場合は、図10(a),(b)に
示すような鉄塔の撮影画像が得られ、この撮影画像を取
り込んで、同様に画像処理を行うことで、鉄塔変位の測
定が可能である。
【0049】なお、カメラ7の視線方向の向きは垂直に
設定しなくとも、画像処理により鉄塔1の変位を計算す
ることができる。ただし、この場合は、カメラの視線方
向の向きを求める必要がある。例えば、図12に示すよ
うに、2つの鉄塔間の地上にカメラ7を設置し、視線方
向(Z方向)を斜めにして測定対象の鉄塔1を撮影して
もよい。この場合、鉄塔1の撮影画像は図11(a),
(b)のような画像が得られ、視線方向を同じ方向にし
て表示画面20に表示された構造モデルと鉄塔の撮影静
止画像を、図13に示すように、基準部位を一致させて
表示させることにより、測定対象鉄塔の変位測定対象部
位が構造モデルの同じ変位測定対象部位からどの程度ず
れているかのずれ量が視点座標系で求められ、これをワ
ールド座標系に変換してそのずれ量を実長の値で求める
ことにより、測定対象鉄塔1の変位を測定(計測)する
ことができる。
【0050】このように鉄塔を撮影するカメラ7の取付
け位置は測定対象の鉄塔の前記基準位置(撮影画像と構
造モデルを画面上で合わせて重ねる位置)と実際に変位
を測定するための変位測定対象部位とが撮影できる位置
であればよく、カメラ7は地上に設置してもよく鉄塔1
に取付けてもよい。この場合、カメラ7の取付け角度
(視線方向の角度)を垂直上方や、ある既知の角度で固
定した状態で、撮影できるようにしておけば、鉄塔下に
て、短時間の撮影を行い、後は事務所に設置したパソコ
ンで処理することにより、鉄塔変位の測定(計測)を行
うことができる。そして、現場での作業時間を短縮し、
その測定結果を画像と数値により記録として残すことが
できる。
【0051】なお、上記実施例では、カメラ7を取付け
る際、カメラ7の視線方向を正確に設定するようにした
が、このカメラ7の視線方向を正確に設定しない場合で
あっても、画像処理により、測定対象の鉄塔1の変位を
正確に求めることが可能である。ただし、この場合は、
視点座標系の表示画面20上で、鉄塔1の構造モデルの
基準部位と、カメラ7による鉄塔1の撮影画像(静止画
像)の同じ基準部位とを一致させる場合、構造モデル
(鉄塔構造図)側を、カメラ7の視点位置から投影面1
9までの距離を順次変える他に、カメラ7の視線方向を
順次変えて鉄塔1の構造モデルの基準部位と、カメラ7
により撮影された鉄塔1の撮影画像(静止画像)の同じ
基準部位を一致させる画像処理を行うことが必要であ
る。
【0052】この点をより具体的に説明すれば、測定対
象鉄塔1の鉄塔構造図の予め定めた位置(例えば、カメ
ラ7の視点位置)を原点とした3次元座標を水平軸と垂
直軸を基準とした3次元のワールド座標系に変換する第
1の工程と、前記3次元のワールド座標系をカメラ位置
を視点とした視線方向と視点からの投影面までの距離を
仮のデータで与えて視点座標系に置き換える第2の工程
と、前記視点座標系の投影面に視点から見た被測定側鉄
塔の鉄塔構造図を透視投影変換したものを鉄塔構造モデ
ルとして画面表示する第3の工程と、前記カメラにより
撮影される測定対象鉄塔の静止画像(静止画)を画面上
で前記鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予め定
めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部
位にに重ねて表示する第4の工程とを、前記視点からの
視線方向と視点から投影面までの距離の値を順次変えて
鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影され
た静止画像の測定対象鉄塔の前記基準部位とが一致する
まで前記第1の工程から第4の工程の動作を繰り返し行
うことが必要である。
【0053】この点、上記実施形態例のように、カメラ
7の視線方向を正確に設定してカメラ7を設置(取付け
る)ことにより、このように、鉄塔構造モデルの基準部
位とカメラにより撮影された静止画像の測定対象鉄塔の
同じ基準部位とを一致させる操作(画像処理)を行う場
合にはカメラ7の視線方向を変化する必要はなく、カメ
ラ7の視点から投影面19までの距離の値を変えるだけ
でよいので、その画像処理がより容易となり、その画像
処理の時間も短縮可能となる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、カメラによって測定対象の鉄
塔を撮影するだけで現場の作業が終了し、その後は事務
所に戻ってコンピュータ(パソコン)を使用して画像処
理するだけの操作で測定鉄塔の変位を測定することがで
きる。現場での撮影の作業は鉄塔に登ってセンサー等を
取付ける作業が無く、例えば、鉄塔の下側から鉄塔を撮
影すれば済むので、現場での作業が非常に容易である。
また、カメラは市販のビデオカメラ等を使用できるの
で、コストも安価である。
【0055】また、鉄塔に上ることを要せずに、鉄塔の
下側の地面や鉄塔にカメラを設置すれば良いので、カメ
ラ設置がし易く、カメラの視線方向を正確に設定するの
が容易であり、その作業は短時間で済む。カメラの視線
方向を正確に設定した場合には、鉄塔の変位を求める画
像処理の操作がより単純化され、短時間のうちに鉄塔の
変位を正確に測定することができる。
【0056】カメラの視線方向を正確に設定しない場合
においても、画像処理により鉄塔の変位を正確に測定す
ることが可能であり、この場合は、カメラの視線方向の
設定調整作業が不要となるので、現場での鉄塔撮影作業
はさらに容易となる。
【0057】また、本発明においては、画像処理によっ
て、鉄塔構造図から得られる鉄塔構造モデルとカメラで
撮影された鉄塔の静止画像とが重ね合わせて画面に表示
されるので、鉄塔構造モデル(変位が無い状態の鉄塔)
に対し現場の鉄塔の変位状況が一目瞭然となり、鉄塔変
位の全体像及び細部の状況を容易に把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鉄塔の変位計測方法を行う変位計測装
置の一実施形態例の要部構成説明図である。
【図2】測定対象鉄塔の構造図の取り込みデータ例の説
明図である。
【図3】ワールド座標系で表示される鉄塔構造図(鉄塔
構造モデル)の説明図である。
【図4】台座の中心に与えられた初期原点位置をカメラ
の視点位置に変更する座標変換の説明図である。
【図5】視点座標の説明図である。
【図6】測定対象鉄塔の実長を表示画面に割り当てる手
法の説明図である。
【図7】カメラの一取付け例を示す説明図である。
【図8】視点座標系に表示される鉄塔の構造モデルと撮
影静止画像の関係を示す図である。
【図9】カメラを鉄塔の底部の四辺のうちの一辺の中間
部に取付けたときに得られる撮影画像の説明図である。
【図10】カメラを鉄塔の底部の四辺の1つの角部(隅
部)に取付けたときに得られる撮影画像の説明図であ
る。
【図11】カメラを2つの鉄塔間の地上部に設置したと
きに得られる撮影画像の説明図である。
【図12】カメラを2つの鉄塔間の地上部に設置したと
きの鉄塔撮影の視線方向を示す説明図である。
【図13】カメラを2つの鉄塔間の地上部に設置したと
きに得られる撮影静止画像と鉄塔の構造モデルを視点座
標系の画面上で重ねて表示した状態を示す図である。
【図14】一般的な鉄塔の設置状況を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 鉄塔 5 架空線 7 カメラ 19 投影面 20 表示画面
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA09 AA20 BB05 CC14 DD00 DD06 FF04 FF61 JJ03 JJ19 QQ00 QQ24 QQ25 QQ28 SS03 SS13 5B057 AA20 CA13 CB12 CB20 CD14 CE08 CH01 DA07 DA16 5L096 BA20 EA14 FA66 FA69 FA76 HA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像デ
    ータをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を
    計測する方法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既
    知情報を取り込んでおき、測定対象の鉄塔の鉄塔構造図
    をカメラ位置を視点とした視線方向のデータと視点から
    投影面までの仮の距離データとを与えて視点座標系に置
    き換え該投影面に透視投影変換したものを鉄塔構造モデ
    ルとして画面上に表示する工程と、前記カメラにより撮
    影される測定対象鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構造
    モデルと同一の実長関係をもって予め定めた鉄塔の基準
    部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部位に重ねて表示
    する工程と、前記視点から投影面までの距離の値を順次
    変えて鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮
    影された静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とが一致
    するまで前記各工程を順次繰り返し行う工程と、前記鉄
    塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影された
    静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とを一致させた後
    に、カメラにより撮影された静止画の鉄塔の変位測定対
    象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデルの同じ部位に対し
    て求め、この位置ずれ量から測定対象の鉄塔の変位を計
    測する工程と、を有することを特徴とする鉄塔の変位計
    測方法。
  2. 【請求項2】 鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像デ
    ータをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を
    測定する方法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既
    知情報を取り込んでおき、測定対象鉄塔の鉄塔構造図の
    予め定めた位置を原点とした3次元座標を水平軸と垂直
    軸を基準とした3次元のワールド座標系に変換する第1
    の工程と、前記3次元のワールド座標系をカメラ位置を
    視点とした視線方向のデータと視点から投影面までの仮
    の距離データとを与えて視点座標系に置き換える第2の
    工程と、視点から見た測定対象鉄塔の前記鉄塔構造図を
    前記視点座標系に表示する第3の工程と、前記視点座標
    系の投影面に視点から見た測定対象鉄塔の鉄塔構造図を
    透視投影変換したものを鉄塔構造モデルとして画面表示
    する第3の工程と、前記カメラにより撮影される測定対
    象鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構造モデルと同一の
    実長関係をもって予め定めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔
    構造モデルの同じ基準部位にに重ねて表示する第4の工
    程と、前記視点から投影面までの距離の値を順次変えて
    鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影され
    た静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とが一致するま
    で前記第2の工程から第4までの工程を繰り返し行う第
    5の工程と、この第5の工程の後に、カメラにより撮影
    された静止画の鉄塔の変位測定対象部位の位置ずれ量を
    鉄塔構造モデルの同じ部位に対して求め、この位置ずれ
    量から測定対象の鉄塔の変位を計測する第6の工程と、
    を有することを特徴とする鉄塔の変位計測方法。
  3. 【請求項3】 鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像デ
    ータをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を
    計測する方法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既
    知情報を取り込んでおき、測定対象の鉄塔の鉄塔構造図
    をカメラ位置を視点とした視線方向と視点から投影面ま
    での距離とを仮のデータで与えて視点座標系に置き換え
    該投影面に透視投影変換したものを鉄塔構造モデルとし
    て画面上に表示する工程と、前記カメラにより撮影され
    る測定対象鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構造モデル
    と同一の実長関係をもって予め定めた鉄塔の基準部位を
    前記鉄塔構造モデルの同じ基準部位に重ねて表示する工
    程と、前記視点からの視線方向と視点から投影面までの
    距離の値を順次変えて鉄塔構造モデルの前記基準部位と
    カメラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基
    準部位とが一致するまで前記各工程を順次繰り返し行う
    工程と、前記鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラに
    より撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位と
    を一致させた後に、カメラにより撮影された静止画の鉄
    塔の変位測定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデルの
    同じ部位に対して求め、この位置ずれ量から測定対象の
    鉄塔の変位を計測する工程と、を有することを特徴とす
    る鉄塔の変位計測方法。
  4. 【請求項4】 鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像デ
    ータをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を
    測定する方法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既
    知情報を取り込んでおき、測定対象鉄塔の鉄塔構造図の
    予め定めた位置を原点とした3次元座標を水平軸と垂直
    軸を基準とした3次元のワールド座標系に変換する第1
    の工程と、前記3次元のワールド座標系をカメラ位置を
    視点とした視線方向と視点から投影面までの距離とを仮
    のデータで与えて視点座標系に置き換える第2の工程
    と、前記視点座標系の投影面に視点から見た測定対象鉄
    塔の鉄塔構造図を透視投影変換したものを鉄塔構造モデ
    ルとして画面表示する第3の工程と、前記カメラにより
    撮影される測定対象鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構
    造モデルと同一の実長関係をもって予め定めた鉄塔の基
    準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部位にに重ねて
    表示する第4の工程と、前記視点からの視線方向と視点
    から投影面までの距離の値を順次変えて鉄塔構造モデル
    の前記基準部位とカメラにより撮影された静止画の測定
    対象鉄塔の前記基準部位とが一致するまで前記第2の工
    程から第4までの工程を繰り返し行う第5の工程と、こ
    の第5の工程の後に、カメラにより撮影された静止画の
    鉄塔の変位測定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデル
    の同じ部位に対して求め、この位置ずれ量から測定対象
    の鉄塔の変位を計測する第6の工程と、を有することを
    特徴とする鉄塔の変位計測方法。
  5. 【請求項5】 測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を
    取り込む既知データ取り込み手段と;測定対象の鉄塔を
    撮影したカメラの撮影画像と前記既知データ取り込み手
    段によって取り込まれた鉄塔構造図とを指令に応じて画
    面上に表示する画面表示部と;前記画面表示部に表示さ
    れる画像の座標を指令に応じて変換する座標変換部と;
    前記画面表示部に表示される測定対象の鉄塔の鉄塔構造
    図と前記カメラによる測定対象鉄塔の静止画像とに基き
    測定対象鉄塔の変位を求める演算部と;鉄塔変位の測定
    手順の指令を行うプログラムが記録されたプログラム記
    録媒体と;このプログラム記録媒体のプログラムの手順
    に従い、前記既知データ取り込み手段と、座標変換部
    と、画面表示部と、演算部との動作を制御する動作制御
    部と;を有し、前記プログラム記録媒体には、鉄塔構造
    図をカメラ位置を視点とした視線方向のデータと視点か
    ら投影面までの仮の距離データとを与えて視点座標系に
    置き換え該投影面に透視投影変換したものを鉄塔構造モ
    デルとして前記画面表示部の画面上に表示する工程と、
    前記カメラにより撮影された測定対象鉄塔の静止画を画
    面上で前記鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予
    め定めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基
    準部位に重ねて表示する工程と、前記視点から投影面ま
    での距離の値を順次変えて鉄塔構造モデルの前記基準部
    位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔の前
    記基準部位とが一致するまで前記各工程を順次繰り返し
    行う工程と、前記鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメ
    ラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基準部
    位とを一致させた後に、カメラにより撮影された静止画
    の鉄塔の変位測定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデ
    ルの同じ部位に対して求めて、この位置ずれ量から測定
    対象の鉄塔の変位を計測する工程と、の各工程手順が記
    録されていることを特徴とする鉄塔の変位計測装置。
  6. 【請求項6】 測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を
    取り込む既知データ取り込み手段と;測定対象の鉄塔を
    撮影したカメラの撮影画像と前記既知データ取り込み手
    段によって取り込まれた鉄塔構造図とを指令に応じて画
    面上に表示する画面表示部と;前記画面表示部に表示さ
    れる画像の座標を指令に応じて変換する座標変換部と;
    前記画面表示部に表示される測定対象の鉄塔の鉄塔構造
    図と前記カメラによる測定対象鉄塔の静止画像とに基き
    測定対象鉄塔の変位を求める演算部と;鉄塔変位の測定
    手順の指令を行うプログラムが記録されたプログラム記
    録媒体と;このプログラム記録媒体のプログラムの手順
    に従い、前記既知データ取り込み手段と、座標変換部
    と、画面表示部と、演算部との動作を制御する動作制御
    部と;を有し、前記プログラム記録媒体には、鉄塔構造
    図をカメラ位置を視点とした視線方向と視点から投影面
    までの距離とを仮のデータで与えて視点座標系に置き換
    え該投影面に透視投影変換したものを鉄塔構造モデルと
    して前記画面表示部の画面上に表示する工程と、前記カ
    メラにより撮影された測定対象鉄塔の静止画を画面上で
    前記鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予め定め
    た鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部位
    に重ねて表示する工程と、前記視点からの視線方向と視
    点から投影面までの距離の値を順次変えて鉄塔構造モデ
    ルの前記基準部位とカメラにより撮影された静止画の測
    定対象鉄塔の前記基準部位とが一致するまで前記各工程
    を順次繰り返し行う工程と、前記鉄塔構造モデルの前記
    基準部位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄
    塔の前記基準部位とを一致させた後に、カメラにより撮
    影された静止画の鉄塔の変位測定対象部位の位置ずれ量
    を鉄塔構造モデルの同じ部位に対して求めて、この位置
    ずれ量から測定対象の鉄塔の変位を計測する工程と、の
    各工程手順が記録されていることを特徴とする鉄塔の変
    位計測装置。
  7. 【請求項7】 鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像デ
    ータをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を
    計測するためのコンピュータ処理用の記録媒体であっ
    て、予め取り込まれてメモリに記憶されている測定対象
    の鉄塔構造図をカメラ位置を視点とした視線方向のデー
    タと視点から投影面までの仮の距離データとを与えて視
    点座標系に置き換え該投影面に透視投影変換したものを
    鉄塔構造モデルとして画面上に表示する工程の手順と、
    前記カメラにより撮影される測定対象鉄塔の静止画を画
    面上で前記鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予
    め定めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基
    準部位に重ねて表示する工程の手順と、前記視点から投
    影面までの距離の値を順次変えて鉄塔構造モデルの前記
    基準部位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄
    塔の前記基準部位とが一致するまで前記各工程の手順を
    順次繰り返し行う工程の手順と、前記鉄塔構造モデルの
    前記基準部位とカメラにより撮影された静止画の測定対
    象鉄塔の前記基準部位とを一致させた後に、カメラによ
    り撮影された静止画の鉄塔の変位測定対象部位の位置ず
    れ量を鉄塔構造モデルの同じ部位に対して求め、この位
    置ずれ量から測定対象の鉄塔の変位を計測する工程の手
    順と、が記録されていることを特徴とする鉄塔の変位計
    測用の記録媒体。
  8. 【請求項8】 鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像デ
    ータをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を
    計測するためのコンピュータ処理用の記録媒体であっ
    て、予め取り込まれてメモリに記憶されている測定対象
    の鉄塔構造図を、カメラ位置を視点とした視線方向と視
    点から投影面までの距離とを仮のデータで与えて視点座
    標系に置き換え該投影面に透視投影変換したものを鉄塔
    構造モデルとして画面上に表示する工程の手順と、前記
    カメラにより撮影される測定対象鉄塔の静止画を画面上
    で前記鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予め定
    めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部
    位に重ねて表示する工程の手順と、前記視点からの視線
    方向と視点から投影面までの距離の値を順次変えて鉄塔
    構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影された静
    止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とが一致するまで前
    記各工程の手順を順次繰り返し行う工程の手順と、前記
    鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影され
    た静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とを一致させた
    後に、カメラにより撮影された静止画の鉄塔の変位測定
    対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデルの同じ部位に対
    して求め、この位置ずれ量から測定対象の鉄塔の変位を
    計測する工程の手順と、が記録されていることを特徴と
    する鉄塔の変位計測用の記録媒体。
JP2001350177A 2001-11-15 2001-11-15 鉄塔の変位計測方法およびその装置並びにその変位計測に使用される記録媒体 Pending JP2003148916A (ja)

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