JP2003147929A - 手摺用取付金具 - Google Patents

手摺用取付金具

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JP2003147929A JP2001347849A JP2001347849A JP2003147929A JP 2003147929 A JP2003147929 A JP 2003147929A JP 2001347849 A JP2001347849 A JP 2001347849A JP 2001347849 A JP2001347849 A JP 2001347849A JP 2003147929 A JP2003147929 A JP 2003147929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手摺を簡単に着脱できるとともに、手摺を取
外した後、手摺の取付跡に邪魔な突起物が表れないよう
極力、薄型化できるようにする。 【解決手段】 手摺用取付金具1は、取付面1Aに固定
する取付基板2と、取付基板2と着脱自在に係合させる
取付座10とから成り、手摺32を固定する場合、取付基板
2の段差状凸部4に形成する係合溝部7,7に台座部11
の係合凸部15,15を凹凸嵌合させ、ストッパ18で平板部
6の下縁部に係止させる。手摺32を取り外した場合は、
取付面1Aに取付基板2が残るが、取付基板2は基板部
3の板厚を含めて僅か10mm程度であるとともに、表面
に平坦的な平板部6となっているから、歩行などの際、
邪魔にならないし、接触などによる怪我などの心配もな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面等の取付面に
手摺を固定する手摺用取付金具に関する。
【0002】
【発明の解決しようとする技術的課題】近年、高齢化に
伴って一般の住宅において、階段や廊下の壁面に手摺を
取り付ける傾向にある。このような手摺を壁面に対して
固定する手摺用取付金具は、平板状の取付座にL字状の
取付腕を一体形成して構成されている。そして、壁面に
取付座を所定間隔をおいて固定し、この各取付座に形成
する取付腕に手摺を掛け渡して固定するようにしてい
る。また、手摺を固定する取付座は、手摺がぐら付くこ
となく壁面に強固に固定する必要があり、一般に室内の
壁面に手摺を固定する場合には、ねじ等の止着部材によ
って手摺の取付座を固定し、この取付座に形成する取付
腕に手摺を固定するようにしている。
【0003】ところで、壁面に手摺は、一旦、壁面に固
定した後、手摺を撤去あるいは移設する場合がある。こ
の場合、壁面に固定する取付座から手摺を取り外して
も、壁面に固定された取付座が残ってしまう。しかも、
取付座には手摺を支持するL字状の取付腕が形成されて
いるため、取付腕に引っ掛けるなどして危険な面があ
る。このため、手摺を撤去あるいは移設する場合には、
取付座を含めて取り外す必要があり、手摺の取外し作業
が煩雑となるという問題があった。
【0004】本発明はこのような事情を鑑みてなされた
もので、手摺の取付跡に邪魔な突起物が表れることな
く、極力、薄型化することができるとともに、手摺の取
外し作業が容易な手摺用取付金具を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の手摺用
取付金具は、取付面に取付座を固定し、この取付座に手
摺を取り付けるようにした手摺用取付金具において、前
記取付面に前記取付座を固定する取付基板を固定し、こ
の取付基板と前記取付座とを着脱自在に係合させたもの
である。
【0006】請求項1の手摺用取付金具では、取付面に
取付基板を固定し、この取付基板に手摺を支持する取付
座を係脱させて手摺の取り付け及び取り外しが可能とな
り、手摺の着脱作業が簡略化される。
【0007】請求項2の発明の手摺用取付金具は、請求
項1記載の手摺用取付金具において、前記取付基板は、
前面に平板部を有する段差状凸部と、この段差状凸部の
両側部に形成される係合溝部とから成り、前記取付座は
前記手摺を支持する取付腕と、前記取付腕の基部に位置
して前記段差状凸部の前面を覆うようにして背面側を開
口する箱型の台座部を備え、この台座部の下面に前記段
差状凸部が通過可能な開口部を形成するとともに、台座
部の背面側に前記係合溝部と凹凸嵌合する左右一対の係
合凸部を形成したものである。
【0008】請求項2の発明の手摺用取付金具では、取
付面に所定の間隔をおいて、取付基板を固定する。次
に、取付基板に形成する段差状凸部を台座部の開口部に
通すようにして取付座を取付基板の上方側からスライド
させ、前記段差状凸部の両側に形成される係合溝部に台
座部の背面側に形成する係合凸部を凹凸嵌合させる。こ
れにより、取付基板に対して取付座が左右方向に位置決
めされ、取付基板に取付座が固定される。また、取付座
を上方側にスライドさせれば、取付基板から取付座を取
り外すことが可能となり、この場合、取付面には、薄い
取付基板が取付面に残ることになる。
【0009】請求項3の発明の手摺用取付金具は、請求
項2記載の手摺用取付金具において、前記台座部の前面
側に前記段差状凸部の下面を係止して前記取付基板に対
して前記取付座を抜け止めするストッパを設けたもので
ある。
【0010】請求項3の手摺用取付金具では、係合溝部
と係合凸部との凹凸嵌合により、取付基板に対して取付
座が左右方向に位置決め、さらに、台座部に組み付けた
ストッパによって、段差状凸部の下縁部が係止され、取
付座が抜け止め保持される。
【0011】請求項4の発明の手摺用取付金具は、請求
項3記載の手摺用取付金具において、前記台座部に前記
ストッパと弾発的に接触してストッパの遊動を抑える抜
止部材を設けたものである。
【0012】請求項4の手摺用取付金具では、ストッパ
が台座部に組み付けた抜止部材と弾発的に接触してお
り、ストッパの遊動が規制される。これにより、段差状
凸部とストッパとの係合状態を維持できる。
【0013】請求項5の発明の手摺用取付金具は、請求
項4記載の手摺用取付金具において、前記抜止部材をバ
ネ板で構成するとともに、このバネ板に前記ストッパと
弾発的に接触するほぼU字状の湾曲部を設けたものであ
る。
【0014】請求項5の手摺用取付金具では、取付座を
抜け止め保持するストッパが台座部の内面側に組み付け
た抜止部材の湾曲部と弾発的に接触し、ストッパの遊動
が規制されることになる。
【0015】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例を添付図面を
参照して説明する。図1ないし図5は本発明の一実施例
に係る手摺用取付金具1を示し、同図に示すように、手
摺用取付金具1は、取付面1Aに固定する取付基板2
と、取付基板2と着脱自在に係合させる取付座10とで構
成されている。この取付基板2と取付座10は金属製(例
えばステンレス製)である。また、前記取付基板2は、
縦長長方形状の基板部3と、この基板部3の前面に形成
する段差状凸部4を備えている。段差状凸部4は、幅方
向に間隔をおいて前記基板部3の前面に突設した左右一
対の連結突部5,5と、この連結突部5,5により前記
基板部3と平行に固定される平板部6とで構成されてい
る。このように、基板部3と平板部6とを前記連結突部
5,5で連結することによって段差状凸部4の両側に係
合溝部7,7が形成されている。この係合溝部7,7は
図4に示すようにあり溝形状を成すとともに、基板部3
の板厚がほぼ3mmで、その基板部3から平板部6表面
の高さはほぼ7mmであって、基板部3の板厚を含んだ
取付基板2全体な厚さはほぼ10mm程度である。また、
前記平板部3の上、下部中央には止着部材として皿ねじ
8を挿通するテーパ状の通し孔9が形成されている。
【0016】前記取付座10は前記取付基板2に対して着
脱自在に係合する台座部11を有している。この台座部11
は上面板12と左右側板13,13及び前面板14とを有して背
面側を開口した箱型に形成されるとともに、台座部11の
下面側は前記段差状凸部4が挿通可能な開口部11Aが形
成されている。また、前記左右側板13,13の後端縁上部
には前記係合溝部7,7と係合する左右一対の係合凸部
15,15が形成されている。この係合凸部15,15は、図4に
示すように前記係合溝部7,7と嵌合するように内側に
向かってテーパ状に形成されている。また、台座部11の
前面板14に形成する開口部17にはストッパ18が前後方向
にスライドするようにして嵌合している。このストッパ
18は、全体に板片状に形成され、その前後両端部を下方
側に屈曲させて、開口部17からの抜け止めを成す抜止部
19と操作時に指先を引っ掛ける立下り部20を形成してい
る。このストッパ18は、前記係合溝部7,7と係合凸部
15,15との係合時に平板部6の下縁部に係止することに
よって、取付基板2から取付座10の抜けを防止してい
る。また、前面板14の背面側には上下一対の補強板21
A,21Bが一体的に固定され、下側の補強板21には開口
部17と連続する切欠凹部22が形成されるとともに、補強
板21A,21Bの間に前記ストッパ18と弾発的に係止して
ストッパ18の遊動を抑制する抜止部材25が固定されてい
る。この抜止部材25は板バネ26の一端をねじ27によって
上側の補強板21Aの下面側に固定し、板バネ26の他端側
をほぼU字状に湾曲させてストッパ18と当接する湾曲部
28を形成している。
【0017】前記台座部11の前面板14にはL型に屈曲し
た取付腕30が固定されており、この取付腕30の先端に水
平方向に屈曲する支持片31が一体形成されている。この
支持片31に取付ける手摺32の下面側には前記支持片31と
係合する溝部33が形成されるとともに、支持片31の先端
部には溝部33に突き当てる固定ねじ34が螺着されてい
る。なお、図5に示すように、手摺31の図示右端を支持
する支持片31は、左側に突出しているが、手摺31の図示
左端の支持する支持片31、これとは対称に右側に突出し
ている。なお、図5において、35は手摺32の端部に装着
するキャップである。
【0018】次に、手摺用取付金具1を用いて行なう手
摺の取付方法について説明する。先ず、取付面1Aに手
摺32の長さに応じて所定の間隔をおいて、取付基板2を
皿ねじ8によって固定する。次に、取付基板2の平板部
6に形成する段差状凸部4を台座部11の開口部11Aに通
すようにして取付基板2の上方側から台座部11をスライ
ドさせ、前記段差状凸部4の両側に形成される係合溝部
7,7に台座部11の背面側に形成した係合凸部15,15を
凹凸嵌合させる。この後、係合溝部7,7の上端部を台
座部11の上面板12に突き当てるまでスライドさせる。さ
らに、台座部11の前面板14に組み付けたストッパ18を押
し出すことによって、ストッパ18が平板部6の下縁部に
係止される。これにより、取付座10は、係合溝部7,7
と係合凸部15,15との凹凸嵌合によって、左右方向に位
置決めされるとともに、ストッパ18によって上下方向に
位置決めされて抜け止め保持される。また、ストッパ18
は、台座部11の内面側に組み付けた板バネ26の湾曲部28
と弾発的に接触しており、ストッパ18の遊動が規制され
ている。このため、人為的にストッパ18を後方側にスラ
イドさせない限り、ストッパ18が平板部6から外れるこ
ともない。このようして取付面1Aに所定の間隔をおい
て固定した取付基板2に取付座10を位置決め固定した
後、その台座部11に形成した取付腕30に手摺32を固定す
る。すなわち、取付腕30の先端部に固定した支持片31を
手摺32の溝部33に嵌合させ、この後、支持片31の先端部
に螺着する固定ねじ34を溝部33の下面側から締め付け
る。これにより、取付座10に手摺32が固定され、最終的
に手摺32の端部にキャップ35を装着することによって、
手摺32の取り付け作業が完了する。
【0019】ところで、前述したように、取付面1Aに
手摺32に固定した後、手摺32を一時的に取り外したり、
移設あるいは撤去する場合がある。このような場合、前
述した組み立て時とは逆の手順によって手摺32を取り外
す。すなわち、固定ねじ34を緩めて支持片31から手摺32
を抜き取った後、取付基板2から取付座10を取り外す。
この際、板バネ26の弾性力に抗してストッパ18を後方側
にスライドさせることによって、取付基板2と取付座10
との係合が解除され、取付基板2の段差状凸部4に形成
される係合溝部7,7に沿って取付座10を上方側にスラ
イドさせるだけで取付面1Aに固定する取付基板2から
手摺32の取付座10を簡単に取り外すことができる。ま
た、取付面1Aに固定される取付基板2は、それぞれ平
板状の基板部3と平板部6とを左右一対の連結突部5,
5を介して連結した構造であって、取付面1Aからの突
出量は基板部3の板厚を含めて僅か10mm程度である。
このため、一旦、手摺32を取り付けた後、これを一時的
に取り外したり、移設あるいは撤去する場合、取付面1
Aにそのまま取付基板2が残るが、その取付基板2が歩
行などの際、邪魔になることもない。さらに、また、基
板部3の表面に表れる平板部6が極めて平坦的に形成さ
れているため、接触などによる怪我などの心配もない。
【0020】以上のように、本実施例の手摺用取付金具
1は、取付面1Aに固定した取付基板2と手摺32を固定
するための取付座10とを着脱自在に係合させることよっ
て、取付基板2と取付座10とを簡単かつ迅速に固定する
ことができるとともに、一旦、手摺32を取り付けた後、
これを一時的に取り外したり、移設あるいは撤去する場
合、取付座10から手摺32を抜き取るだけで極めて簡単に
取り外すことができる。また、取付基板2と取付座10と
の係合時においては、ストッパ18によって取付座10が抜
け止め保持されるとともに、係合溝部7,7と係合凸部
15,15との凹凸嵌合によって取付座10が左右方向に位置
決めされ、取付面1Aに固定した取付基板2と取付座10
とが一体化し、取付座10に取り付ける手摺32がぐら付く
ことなく、確実に固定することができる。しかも、取付
座10を抜け止め保持するストッパ18は、台座部11の内面
側に組み付けた抜止部材25の湾曲部28と弾発的に接触し
て遊動が規制され、平板部6からストッパ18が外れる心
配もない。このため、より確実に手摺32を固定すること
ができ、その信頼性も高まる。また、手摺32を取り外し
た場合、取付面1Aには、取付基板2が残るが、取付基
板2は、取付面1Aからの突出量は基板部3の板厚を含
めて僅か10mm程度であリ、歩行などの際、邪魔になる
ことがない。さらに、基板部3の表面に表れる平板部6
が極めて平坦的に形成されているため、接触などによる
怪我などの心配もない。
【0021】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、垂直な取付面1Aに手摺32を取り付け
た場合を示したが、床面等の水平な取付面に手摺32の取
付基板2を取り付けようにしもよい。また、手摺は、木
製などのものであってもよく、その断面形状や材質など
な適宜選定するばよい。さらに、手摺を支持する取付腕
についても手摺の形状によって適宜選定すればよいもの
である。また、ストッパは、前記実施例に示した構造以
外、例えば、スプリング状あるいはトーションバネなど
で構成してもよい。また、前記実施例では、取付基板を
固定する止着部材として木ねじを用い、木製壁面等に固
定した例を示したが、両面接着テープなどによって固定
してもよく、さらに、コンクリート面等に固定する場合
は、コンクリート面にアンカースリーブを打ち込んで、
これにねじ止めして取付基板を固定するように構成して
もよいものであり、取付基板を固定する止着部材は適宜
選定すればよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明の手摺用取付金具では、
取付面に取付座を固定し、この取付座に手摺を取り付け
るようにした手摺用取付金具において、前記取付面に前
記取付座を固定する取付基板を固定し、この取付基板と
前記取付座とを着脱自在に係合させたものであるから、
取付面に固定した取付基板と手摺を固定するための取付
座とを着脱自在に係合させることよって、一旦、手摺を
取り付けた後、これを一時的に取り外したり、移設ある
いは撤去する場合、取付座から手摺を抜き取るだけで極
めて簡単に取り外すことができる。
【0023】請求項2の発明の手摺用取付金具では、請
求項1記載の手摺用取付金具において、前記取付基板
は、前面に平板部を有する段差状凸部と、この段差状凸
部の両側部に形成される係合溝部とから成り、前記取付
座は前記手摺を支持する取付腕と、前記取付腕の基部に
位置して前記段差状凸部の前面を覆うようにして背面側
を開口する箱型の台座部を備え、この台座部の下面に前
記段差状凸部が通過可能な開口部を形成するとともに、
台座部の背面側に前記係合溝部と凹凸嵌合する左右一対
の係合凸部を形成したものであるから、取付基板と取付
座との係合時においては、係合溝部と係合凸部との凹凸
嵌合によって取付座が左右方向に位置決めされ、取付面
に固定した取付基板と取付座とが一体化し、取付座に取
り付ける手摺がぐら付くことなく、確実に固定すること
ができる。また、手摺を取り外した場合、取付面には、
取付基板が残るが、取付基板は、取付面から取付基板の
段差状凸部が突出するものの、その突出量は小さいとと
もに、基板基部の表面に表れる平板部が極めて平坦的に
形成されているため、歩行などの際、邪魔になることが
なく、また、接触などによる怪我などの心配もない。
【0024】請求項3の発明の手摺用取付金具は、請求
項2記載の手摺用取付金具において、前記台座部の前面
側に前記段差状凸部の下面を係止して前記取付基板に対
して前記取付座を抜け止めするストッパを設けたもので
あるから、請求項2の効果に加えてストッパによって取
付座が抜け止め保持され、より確実に取付座を固定する
ことができる。
【0025】請求項4の発明の手摺用取付金具によれ
ば、請求項3記載の手摺用取付金具において、前記台座
部に前記ストッパと弾発的に接触してストッパの遊動を
抑える抜止部材を設けたものであるから、台座部に係止
するストッパが抜止部材によって遊動が規制され、段差
状凸部とストッパとの係合状態を維持できる。
【0026】請求項5の発明の手摺用取付金具によれ
ば、請求項4記載の手摺用取付金具において、前記抜止
部材をバネ板で構成するとともに、このバネ板に前記ス
トッパと弾発的に接触するほぼU字状の湾曲部を設けた
ものであるから、抜止部材の湾曲部と弾発的に接触させ
ることによって、より確実にストッパの遊動を規制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、取付基板と取付座と
の分解斜視図である。
【図2】同上手摺の取付け状態を示す縦断面図である。
【図3】同上取付座の背面図である。
【図4】同上図4のA−A線断面図である。
【図5】同上手摺の取り付け状態を示す一部を省略した
正面図である。
【符号の説明】
1 手摺用取付金具 1A 取付面 2 取付基板 4 段差状凸部 6 平板部 7 係合溝部 10 取付座 11 台座部 11A 開口部 15 係合凸部 18 ストッパ 25 抜止部材 26 板バネ 28 湾曲部 30 取付腕 32 手摺

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付面に取付座を固定し、この取付座に
    手摺を取り付けるようにした手摺用取付金具において、
    前記取付面に前記取付座を固定する取付基板を固定し、
    この取付基板と前記取付座とを着脱自在に係合させたこ
    とを特徴とする手摺用取付金具。
  2. 【請求項2】 前記取付基板は、前面に平板部を有する
    段差状凸部と、この段差状凸部の両側部に形成される係
    合溝部とから成り、前記取付座は前記手摺を支持する取
    付腕と、前記取付腕の基部に位置して前記段差状凸部の
    前面を覆うようにして背面側を開口する箱型の台座部を
    備え、この台座部の下面に前記段差状凸部が通過可能な
    開口部を形成するとともに、台座部の背面側に前記係合
    溝部と凹凸嵌合する左右一対の係合凸部を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の手摺用取付金具。
  3. 【請求項3】 前記台座部の前面側に前記段差状凸部の
    下面を係止して前記取付基板に対して前記取付座を抜け
    止めするストッパを設けたことを特徴とする請求項2記
    載の手摺用取付金具。
  4. 【請求項4】 前記台座部に前記ストッパと弾発的に接
    触してストッパの遊動を抑える抜止部材を設けたことを
    特徴とする請求項3記載の手摺用取付金具。
  5. 【請求項5】 前記抜止部材をバネ板で構成するととも
    に、このバネ板に前記ストッパと弾発的に接触するほぼ
    U字状の湾曲部を設けたこと特徴とする請求項4記載の
    手摺用取付金具。
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