JP2003147804A - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JP2003147804A
JP2003147804A JP2001350461A JP2001350461A JP2003147804A JP 2003147804 A JP2003147804 A JP 2003147804A JP 2001350461 A JP2001350461 A JP 2001350461A JP 2001350461 A JP2001350461 A JP 2001350461A JP 2003147804 A JP2003147804 A JP 2003147804A
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Masanori Hotta
正典 堀田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設点検台を取外すことなく、広幅な点検台
を容易に取付け取外しできるようにする。 【解決手段】 横掘り建設機械に予め設置されている支
持ブラケット12、既設点検台14を利用し、既設点検
台14に広幅な追加点検台18の踏板19を載置し、固
定具24のボルト24Bをねじ込んで支持ブラケット1
2に押付ける。これにより、既設点検台14を踏板19
と固定具24とで挟んで追加点検台18を上部旋回体2
側に簡単に取付けることができる。また、広幅な追加点
検台18によって点検作業時の作業性、安全性を向上す
ることができる。さらに、追加点検台18に設けられた
取付ブラケット20を支持ブラケット12に設けられた
ピン穴12Bに取付ピン21を介して連結することによ
り、既存の支持ブラケット12を利用して追加点検台1
8を上部旋回体2側に確実に取付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン、横掘り掘削機、杭打機等の建設機械
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械としては油圧ショベ
ル、油圧クレーン、横掘り掘削機、杭打機等がある。こ
れらの建設機械は、自走可能な下部走行体と、該下部走
行体の上側に旋回可能に搭載された上部旋回体とからな
り、上部旋回体の前側には作業内容に応じた作業装置が
取付けられている。
【0003】また、上部旋回体は、構造体をなす旋回フ
レームと、該旋回フレームの前側に設けられ、オペレー
タが乗車するキャブと、該キャブの後側に位置して作業
装置の動力源となるエンジン、油圧ポンプ等を覆った建
屋カバーと、該建屋カバーの下側に位置して前記旋回フ
レームの周囲を覆った下部カバーと、該下部カバーの外
面側に設けられ、前記エンジン等を点検するときの足場
となる点検台とによって大略構成されている。なお、点
検台は、建設機械に標準装備として予め設けられた既設
点検台をなしている。
【0004】次に、前述した既設点検台を設けるための
構成について説明する。下部カバーの外面側には、複数
個の支持ブラケットが間隔をもって取付けられ、既設点
検台は該各支持ブラケットに取付けられている。
【0005】ここで、既設点検台は、外面側に張出して
設けられているから、建設機械を輸送するときに道路交
通法で定められた輸送幅内に納まるように、大きな幅寸
法に形成することができない。このため、既設点検台で
は、足場スペースが狭く、作業性が悪いという問題があ
る。
【0006】そこで、既設点検台には、ほぼ水平な使用
状態からほぼ垂直な格納状態に折畳めるようにしたもの
がある。しかし、既設点検台を折畳み式とした場合で
も、下部カバーの上側に位置する建屋カバー等が左,右
方向に張出しているから、この張出し部分が既設点検台
を格納する(折畳む)ときの障害となってしまい、既設
点検台の幅寸法を大きく形成することができない。
【0007】このため、従来技術による建設機械では、
既設点検台に交換して広幅な点検台を別途取付けるよう
にしている。即ち、下部カバーには、前述した各支持ブ
ラケットとは別個に広幅な点検台を取付けるためのねじ
座を設け、既設点検台を取外した後に、各ねじ座に広幅
な点検台をボルト止めする構成としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による建設機械では、広幅な点検台を取付けるた
めの作業として、溶接手段等を用いてねじ座を下部カバ
ーに固着する、既設点検台を取外す、建設機械を輸送す
るときには広幅な点検台を取外す等の作業が必要にな
る。これらのことから、広幅な点検台を設置するために
は、多大な労力と時間を要してしまう。
【0009】従って、広幅な点検台を取付けることがで
きる建設機械は、輸送されることが少ない、即ち、一つ
の作業現場で長期間作業を行なうような建設機械に限定
されてしまうという問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、既設点検台を取外すこ
となく、広幅な点検台を容易に取付け取外しできるよう
にした建設機械を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による建設機械
は、作業装置の動力源を備えた車体と、該車体の外面側
に張出して設けられ前記動力源等を点検するときの足場
となる点検台とを備えている。
【0012】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記既設点検
台には、該既設点検台よりも広幅な追加点検台を取付け
取外し可能に載置して設ける構成としたことにある。
【0013】このように構成したことにより、広幅な追
加点検台を追加する場合には、既設点検台を取付けたま
まの状態で、追加点検台を既設点検台に載置するだけで
取付けることができる。また、追加点検台を既設点検台
から容易に取外すこともできる。
【0014】請求項2の発明によると、追加点検台に
は、既設点検台に載置された状態で該追加点検台を固定
する固定具を設けたことにある。
【0015】このように構成したことにより、固定具
は、追加点検台を既設点検台に載置したときに該追加点
検台を確実に取付けることができる。
【0016】請求項3の発明によると、車体には既設点
検台を使用位置と格納位置とに位置決めする2つの位置
決め部をもったブラケットを設け、既設点検台を該ブラ
ケットの使用位置に取付けたとき、該ブラケットの格納
位置側の位置決め部を用いて追加点検台を車体側に取付
ける構成としたことにある。
【0017】このように構成したことにより、既設点検
台をブラケットの使用位置に取付けた状態で、該既設点
検台に追加点検台を載置する。このときに、追加点検台
をブラケットの格納位置側の位置決め部に取付けること
により、既存の位置決め部を利用して追加点検台を車体
側に取付けることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
建設機械として横掘り掘削機を例に挙げ、図1ないし図
10に従って詳細に説明する。
【0019】1は自走可能なクローラ式の下部走行体、
2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載され、該下部走
行体1と共に車体を構成する上部旋回体で、該上部旋回
体2の前側には横掘り作業装置3が取付けられている。
【0020】ここで、横掘り作業装置3は、図1、図2
に示す如く、後述する旋回フレーム7の前端部に左,右
方向に延びて設けられた長方形状の案内フレーム4と、
該案内フレーム4に左,右方向に移動可能に取付けられ
た昇降装置5と、該昇降装置5によって上,下方向に移
動される作業具6とによって大略構成されている。
【0021】また、作業具6は、昇降装置5に取付けら
れ、電動モータ、減速機等からなる駆動装置6Aと、該
駆動装置6Aに下向きに延びて取付けられた複数本のオ
ーガスクリュ式カッター6B,6B,…とによって大略
構成されている。さらに、作業具6には、掘削した深溝
にモルタルを注入するモルタル注入装置(図示せず)が
組込まれている。
【0022】また、上部旋回体2は、構造体をなす旋回
フレーム7と、該旋回フレーム7の前端部に設けられた
キャブ8と、前記旋回フレーム7の後端部に設けられた
カウンタウエイト9と、前記キャブ8とカウンタウエイ
ト9との間に設けられた建屋カバー10と、前記旋回フ
レーム7の周囲を覆うように設けられた下部カバー11
と、後述する既設点検台14、追加点検台18とによっ
て大略構成されている。また、前記建屋カバー10内に
は、横掘り作業装置3の動力源となるエンジン、油圧ポ
ンプ、制御弁等(いずれも図示せず)が収容されてい
る。
【0023】ここで、建屋カバー10は、図5に示す如
く、内部のスペースを広くするために下部カバー11よ
りも左,右方向の外側に張出して形成されている。ま
た、下部カバー11の外面側には、後述の支持ブラケッ
ト12が前,後方向に間隔をもって取付けられている。
【0024】12,12,…は下部カバー11に設けら
れた複数個、例えば6個の支持ブラケットで、該各支持
ブラケット12は、図5、図10に示す如く、後述の既
設点検台14と追加点検台18を支持するものである。
ここで、支持ブラケット12は、例えば溶接手段、ボル
ト止め手段等によって下部カバー11の外側面に取付け
られている。
【0025】そして、支持ブラケット12は、上,下方
向に延びる略角柱状に形成され、その下側寄りには、既
設点検台14を回動可能に支持するピン穴12Aが前,
後方向に貫通して設けられ、該ピン穴12Aから離間し
た上部には、他のピン穴12Bが前,後方向に貫通して
設けられている。ここで、下側のピン穴12Aは既設点
検台14を使用位置に位置決めするものである。また、
上側のピン穴12Bは、既設点検台14が格納位置に配
置されたときに、該既設点検台14の取付部16に設け
られた位置決め穴16Eに位置決めピン(図示せず)を
介して連結して位置決めするものである。さらに、上側
のピン穴12Bは、後述する追加点検台18を上部旋回
体2側に取付けるための取付穴も兼ねている。
【0026】また、支持ブラケット12の下側には左,
右方向に突出するように調整ボルト13が螺着されてい
る。この調整ボルト13は、既設点検台14の取付部1
6に設けられた当接板16Cに当接することにより、該
既設点検台14をほぼ水平状態に位置決めするもので、
突出量を調節できるようになっている。
【0027】14,14,…は上部旋回体2の左,右の
側面に張出して設けられた既存の点検台、即ち既設点検
台14で、該既設点検台14は、エンジン、油圧ポンプ
等の点検作業を行なうとき、キャブ8に乗降するとき、
洗浄作業を行なうとき等に足場となるもので、図4に示
すように、例えば片側に3個づつ前,後方向に連なるよ
うに配設されている。
【0028】また、既設点検台14は、例えばスリット
加工、メッシュ加工が施された板材を前,後方向に伸長
して形成した踏板15と、該踏板15の長さ方向の両端
に設けられた取付部16,16とによって構成されてい
る。また、取付部16は、図7ないし図10に示すよう
に、所定寸法離間した2枚の取付板16A,16Aを連
結板16Bと当接板16Cによって連結することにより
形成されている。さらに、各取付板16A,16Aに
は、取付穴16Dと位置決め穴16Eとが形成されてい
る。
【0029】そして、既設点検台14は、取付部16の
取付穴16Dを上部旋回体2側に設けられた支持ブラケ
ット12のピン穴12Aに合わせ、この状態で各穴16
D,12Aに連結ピン17を挿着することにより、支持
ブラケット12に回動可能に取付けられている。このと
きには、図8に示す如く、取付部16の当接板16Cが
支持ブラケット12側の調整ボルト13に当接すること
により、ほぼ水平となる使用状態に保持される。
【0030】一方、横掘り掘削機を輸送する場合には、
図9に示す如く、連結ピン17を中心に既設点検台14
を上側に回動させてほぼ垂直にし、この状態で取付部1
6の位置決め穴16Eと支持ブラケット12のピン穴1
2Bに取付ピン21を挿着することにより、既設点検台
14を格納状態に保持することもできる。
【0031】18,18は上部旋回体2の左,右両側に
位置して既設点検台14に取付け取外し可能に載置して
設けられた追加点検台で、該各追加点検台18は、図5
ないし図7に示すように、既設点検台14よりも広幅に
形成され、これにより、広い足場スペースを確保するも
のである。そして、追加点検台18は、後述の踏板1
9、取付ブラケット20、縦板22,23、固定具24
等によって大略構成されている。
【0032】19は追加点検台18の本体部分を構成す
る踏板で、該踏板19は、例えばスリット加工、メッシ
ュ加工が施された板材を前,後方向に伸長して形成さ
れ、連なる3個の既設点検台14を覆うように載置され
ている。また、踏板19の下面側には、幅方向の両端と
中間部近傍の1箇所に長さ方向に延びる補強リブ19
A,19A,…が下向きに突出して設けられている。そ
して、内側と中間部の補強リブ19Aが既設点検台14
の踏板15上面に当接する。
【0033】20,20,…は踏板19の両端側に2個
ずつ設けられた取付ブラケットで、該各取付ブラケット
20は、支持ブラケット12のピン穴12Bを利用して
追加点検台18を上部旋回体2側に取付けるものであ
る。ここで、各取付ブラケット20は、下部カバー11
に設けられた6個の支持ブラケット12のうち、両端の
支持ブラケット12に対応する位置に配置されている。
また、各取付ブラケット20にはピン穴20Aが形成さ
れている。そして、取付ブラケット20は、そのピン穴
20Aを支持ブラケット12のピン穴12Bに合わせ、
取付ピン21が挿着されることにより、支持ブラケット
12に取付け取外し可能に取付けられている。
【0034】22,22,…は踏板19の長さ方向両端
部とほぼ等間隔となる途中の2箇所に設けられた例えば
4枚の縦板、23,23,…は該各縦板22の間に設け
られた3枚の補強用縦板をそれぞれ示し、縦板22,2
3は合計7枚設けられている。また、4枚の縦板22に
は、幅方向内側の下部に位置して後述する固定具24が
設けられている。
【0035】24,24,…は6個の支持ブラケット1
2に対応するように各縦板22に設けられた6個の固定
具(1個のみ図示)で、該各固定具24は、既設点検台
14に追加点検台18を載置した状態で該追加点検台1
8を固定するものである。また、固定具24は、縦板2
2に固着された固定板24Aと、支持ブラケット12の
下面のした側に位置して該固定板24Aに上向きに螺着
されたボルト24Bと、該ボルト24Bの抜止めを行う
ナット24Cとによって構成されている。
【0036】そして、固定具24は、踏板19を既設点
検台14上に載置した状態で、固定板24Aに対してボ
ルト24Bをねじ込み、該ボルト24Bを支持ブラケッ
ト12の下面に押付けることにより、踏板19との間に
既設点検台14、支持ブラケット12を挟んで固定する
ものである。
【0037】このように構成された追加点検台18を上
部旋回体2側に取付ける場合には、まず、踏板19の内
側の補強リブ19A,19Aを既設点検台14上に載置
する。この状態で固定具24のボルト24Bをねじ込ん
で支持ブラケット12の下面に押付ける。これにより、
踏板19と固定具24との間に支持ブラケット12、既
設点検台14を挟むようにして追加点検台18を固定す
ることができる。また、踏板19に設けられた取付ブラ
ケット20のピン穴20Aと支持ブラケット12のピン
穴12Bとに亘って取付ピン21を挿着することによ
り、追加点検台18を、脱落を防止した状態で上部旋回
体2側に確実に取付けることができる。
【0038】一方、追加点検台18を取外す場合には、
固定具24のボルト24Bを緩めると共に、取付ピン2
1を取外すことにより、追加点検台18を上部旋回体2
から簡単に取外すことができる。
【0039】本実施の形態による横掘り掘削機はこのよ
うな構成を有するもので、次に、その作動について説明
する。
【0040】まず、キャブ8内に乗込んだオペレータ
は、該キャブ8内のレバー、ペダル(いずれも図示せ
ず)を操作することにより、下部走行体1を駆動して作
業現場まで移動したり、横掘り作業装置3を駆動して横
方向に深溝を掘削することができる。
【0041】また、エンジン等の点検作業を行う場合に
は、追加点検台18を足場として点検作業を行うことが
できる。このときに、追加点検台18は、既設点検台1
4よりも広幅に形成されているから、足場を気にするこ
となく効率よく作業を行うことができる。
【0042】一方、横掘り掘削機を他の作業現場に輸送
する場合には、輸送時の幅寸法の制限により追加点検台
18を取外す必要がある。この場合には、固定具24の
ボルト24Bを緩める作業と、取付ブラケット20のピ
ン穴20A、支持ブラケット12のピン穴12Bから取
付ピン21を抜取る作業とを行うだけで、追加点検台1
8を簡単に取外すことができる。このように追加点検台
18を取外したら、既設点検台14を折畳んで格納状態
とすることにより、規定の輸送幅内で輸送することがで
きる。
【0043】そして、次の作業現場に到着したら、追加
点検台18を既設点検台14に載置し、固定具24のボ
ルト24Bをねじ込み、取付ピン21を取付けることに
より、追加点検台18を簡単に取付けることができる。
【0044】かくして、本実施の形態によれば、標準仕
様の横掘り建設機械に予め設置されている支持ブラケッ
ト12、既設点検台14を利用し、該既設点検台14に
広幅な追加点検台18の踏板19を載置し、固定具24
のボルト24Bをねじ込んで支持ブラケット12に押付
ける。これにより、既設点検台14を踏板19と固定具
24とで挟んで追加点検台18を上部旋回体2側に取付
けることができる。
【0045】この結果、従来技術のようにねじ座等を別
個に設けたり、既設点検台14を取外したりすることな
く、既存の部材を利用し、かつ簡単な作業で広幅な追加
点検台18を取付け取外すことができるから、比較的に
輸送する機会の多い建設機械に対しても追加点検台18
を取付けることができ、追加点検台18の適用範囲を広
めることができる。また、広幅な追加点検台18を取付
けることにより、点検作業時の作業性、安全性を向上す
ることができる。
【0046】また、追加点検台18には取付ブラケット
20を設け、該取付ブラケット20は既設点検台14を
格納状態に保持するために支持ブラケット12に設けら
れたピン穴12Bに取付ピン21を介して連結する構成
としているから、既存の支持ブラケット12を利用して
追加点検台18を上部旋回体2側に確実に取付けること
ができ、信頼性を向上することができる。
【0047】なお、実施の形態では、3個の既設点検台
14を覆うように1個の追加点検台18を載置して設け
た場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば1個の既設点検台に対して1個の追加点検台
を載置して設ける構成としてもよい。
【0048】また、実施の形態では、建設機械として横
堀り掘削機を例に挙げたが、本発明はこれに限らず、例
えば油圧ショベル、油圧クレーン、杭打ち機、ホイール
ローダ、ブルドーザ等の他の建設機械にも広く適用する
ことができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、既設点検台には、該既設点検台よりも広幅な追加
点検台を取付け取外し可能に載置して設ける構成として
いるので、広幅な追加点検台を追加する場合には、既設
点検台を取付けたままの状態で、追加点検台を既設点検
台に載置するだけで簡単に取付けることができる。ま
た、追加点検台を既設点検台から簡単に取外すこともで
きる。
【0050】この結果、既存の部材を利用し、簡単な作
業で広幅な追加点検台を取付け取外すことができるか
ら、比較的に輸送する機会の多い建設機械に対しても追
加点検台を取付けることができ、追加点検台の適用範囲
を広めることができる。また、広幅な追加点検台を取付
けることにより、点検作業時の作業性、安全性を向上す
ることができる。
【0051】請求項2の発明によれば、追加点検台に
は、既設点検台に載置された状態で該追加点検台を固定
する固定具を設けているので、この固定具によって該追
加点検台を確実に取付けることができ、安全性、信頼性
を向上することができる。
【0052】請求項3の発明によれば、車体には既設点
検台を使用位置と格納位置とに位置決めする2つの位置
決め部をもったブラケットを設け、既設点検台を該ブラ
ケットの使用位置に取付けたとき、該ブラケットの格納
位置側の位置決め部を用いて追加点検台を車体側に取付
ける構成としている。
【0053】従って、既設点検台をブラケットの使用位
置に取付けた状態で、該既設点検台に追加点検台を載置
し、このときに追加点検台をブラケットの格納位置側の
位置決め部に取付けることにより、既存の位置決め部を
利用して追加点検台を車体側に確実に取付けることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される横掘り掘削機
を示す正面図である。
【図2】図1に示す横掘り掘削機の平面図である。
【図3】既設点検台、追加点検台を上部旋回体の一部と
一緒に示す要部拡大平面図である。
【図4】追加点検台を取外して既設点検台を上部旋回体
の一部と一緒に示す要部拡大平面図である。
【図5】既設点検台、追加点検台を図3中の矢示V−V
方向からみた拡大断面図である。
【図6】追加点検台を単体で示す平面図である。
【図7】既設点検台、追加点検台を支持ブラケットに取
付けた状態を下側からみた断面斜視図である。
【図8】追加点検台を取外して既設点検台を支持ブラケ
ットに取付けた状態を下側からみた断面斜視図である。
【図9】既設点検台を格納状態に配置した状態を下側か
らみた断面斜視図である。
【図10】既設点検台を支持ブラケットから取外した状
態を下側からみた断面分解斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体(車体) 2 上部旋回体(車体) 12 支持ブラケット 12A,12B ピン穴(位置決め部) 14 既設点検台 18 追加点検台 20 取付ブラケット 24 固定具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業装置の動力源を備えた車体と、該車
    体の外面側に張出して設けられ前記動力源等を点検する
    ときの足場となる点検台とを備えてなる建設機械におい
    て、 前記既設点検台には、該既設点検台よりも広幅な追加点
    検台を取付け取外し可能に載置して設ける構成としたこ
    とを特徴とする建設機械。
  2. 【請求項2】 前記追加点検台には、前記既設点検台に
    載置された状態で該追加点検台を固定する固定具を設け
    てなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 【請求項3】 前記車体には前記既設点検台を使用位置
    と格納位置とに位置決めする2つの位置決め部をもった
    ブラケットを設け、前記既設点検台を該ブラケットの使
    用位置に取付けたとき、該ブラケットの格納位置側の位
    置決め部を用いて前記追加点検台を前記車体側に取付け
    る構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011241642A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機のサイドステップ装置
JP2013064239A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械の足場構造
JP2016098618A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 日本車輌製造株式会社 杭打機
JP2016199355A (ja) * 2015-04-10 2016-12-01 コベルコクレーン株式会社 作業機械
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