JP2003146461A - シート取り出し装置とシート取り出し方法 - Google Patents

シート取り出し装置とシート取り出し方法

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JP2003146461A JP2001349724A JP2001349724A JP2003146461A JP 2003146461 A JP2003146461 A JP 2003146461A JP 2001349724 A JP2001349724 A JP 2001349724A JP 2001349724 A JP2001349724 A JP 2001349724A JP 2003146461 A JP2003146461 A JP 2003146461A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層されたプレス用鋼板群から1枚の最上位
の鋼板を確実に取り出すシート取り出し装置の簡素化を
図る。 【解決手段】 積層Sの側方近接位置に配備した第1ノ
ズルAと、第1ノズルAの後方やや上方位置に配備した
第2ノズルBとから略水平方向にエアを噴射し、複数枚
の鋼板Pを積層Sから浮き上がらせる。最上位の鋼板P
をバキュームカップ5で吊り上げてプレス機に移送する
際、鋼板Pに主として第2ノズルBの噴流が作用してフ
ラッタ振動が起きるようにする。鋼板Pが2枚重ね状態
で吊り上げられている場合、フラッタ振動により下側の
鋼板Pが振り落とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、積層されたシー
ト群から最上位の1枚のシートを分離して取り出すシー
ト取り出し装置とシート取り出し方法に関し、特に、1
枚の最上位シートのみを確実に分離する機構を簡単かつ
安価に実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 プレス用鋼板が積層されたシート群か
ら最上位の1枚のプレス用鋼板を取り出してプレス機に
供給する鋼板供給装置が開発されている。この種の鋼板
供給装置は磁気フロータを備えている。磁気フロータ
は、積層された複数枚のプレス用鋼板の一側部を同一極
に磁化して磁気的に互いに反発分離させる。この作用に
よって上から数枚のプレス用鋼板が磁気的に分離され
る。積層されたシート群から磁気的に分離された最上位
の1枚のプレス用鋼板は、バキュームリフタ等の移送装
置に吸着されて次工程に送られる。このとき、2枚のプ
レス用鋼板が分離されないで2枚重ねの状態で吸着され
ていると、磁気フロータが下側の鋼板を磁気的に吸引し
て最上位の1枚のシートから引き剥がそうとする。
【0003】プレス用鋼板には油が付着しており、その
付着量が多いと油による吸着力が強くなり、磁気フロー
タでは2枚重ね状態のプレス用綱板を分離するのが難し
くなる。場合によってはバキュームリフタにプレス用鋼
板が2枚重ねの状態で吸着されたままで次工程に送られ
てしまう。磁気フロータの磁力を高めると、磁気的分離
力が高められ、2枚重ね状態で吸着された下側鋼板を最
上位鋼板から引き剥がす効果が増大するが、今度は、バ
キュームリフタに吸着されたプレス用鋼板が磁気フロー
タに吸引されて傾くことがあり、移送に支障をきたすこ
とがある。磁気フロータでは、2枚吸着を確実に防止し
ながら、安定的に鋼板を供給しつづけることが難しい。
また、磁気フロータは高値であり、設備費を安くしたい
という要請がある。
【0004】そこで、磁気フロータを使用しない分離手
段が提案されている。特開平3−67822号公報に開
示された「積層薄板材料の個別取出し機構」では、積層
された薄板材料に近接する上方から薄板材料の縁辺付近
に部分的に圧縮空気を吹付ける上部エアノズルと、最上
位の薄板材料とその下層の薄板材料との境界付近に側方
から圧縮空気を吹付ける側部エアノズルとを利用する。
この分離装置では、上部エアノズルからのエア噴射で最
上層の薄板材料を部分的に持ち上げ、部分的に持ち上が
った部分と下層の薄板材料との間隔に側部エアノズルか
らエアを噴射することで最上位の薄板を下層の薄板から
分離させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
個別取り出し機構は、比較的多くの油が付着しているこ
とがあるプレス用鋼板等の積層(スタック)から最上位
の1枚のプレス用鋼板を分離させるには向いていない。
上部エアノズルから噴射されるエアによってプレス用網
板の上面に付着している油は吹き飛ばされるが、プレス
用鋼板間に入り込んで上下のプレス用鋼板を密着させて
いる油は除去されないために、最上位のプレス用鋼板と
その下層のプレス用鋼板が分離しない場合がある。ま
た、プレス用鋼板の移送のじゃまにならないように、上
部エアノズルを可動式に構成する必要があり、それだけ
設備が複雑になって設備費のコストダウンが阻害され
る。
【0006】本発明では、積層されたシート群から最上
位の1枚のシートを確実に分離して取り出すシート取り
出し装置を簡素な構成で実現することを目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記課題は、前記各請
求項に記載された構成のシート取り出し装置およびシー
ト取り出し方法によって解決される。請求項1のシート
取り出し装置は、積層されたシート群から1枚の最上位
シートを分離して取り出すための装置であり、積層され
たシート群に向けて略水平方向にエアを噴射して上から
1ないし複数枚のシートを浮遊させて分離させる手段
と、最上位シートを吸着具によって吸着して吊り上げて
移送する手段と、移送手段によって最上位シートが吊り
上げられる高さ範囲内に所定の気流を作ってその範囲内
に入ったシートにフラッタ振動をおこさせる振り落し手
段を備えている。
【0008】請求項1記載のシート取り出し装置では、
分離手段が積層されたシート群に向けてエアを噴射する
と、最上位シートの上面に沿って流れる気流(噴流)に
よって最上位シートには揚力が作用する。また、積層さ
れたシート群の側面に衝突するエアはシートをめくり上
げようとし、シート間に少しでも隙間ができると隙間の
深くまで入り込んで上側のシートを押し上げる。こうし
て上から1ないし複数枚のシートは積層されたシート群
から分離して浮き上がる。一旦浮き上がったシートは、
その後のそのシートが下降して下側シートに重ねられて
も、両者間には気泡が入り込んでおり、分離し易い状態
を維持する。続いて、シート間に気泡が入り込んだため
に下側シートから分離可能状態になった最上位シートを
移送手段の吸着具で吸着して吊り上げる。吊り上げられ
たシートは、振り落し手段が作る気流の作用を受ける領
域を通過するために、その領域を通過するときにフラッ
タ振動(自励振動によりばたつく振動)する。最上位シ
ートと次層のシートとの間に多量の油が入り込んでいて
シート間の密着力が高いと、2枚重ね状態で吊り上げら
れることがあるが、2枚重ね状態で吊り上げられても、
その2枚重ねのシートにフラッタ振動が生じるために、
下側のシートは確実に振り落とされ、枚の最上位シート
のみを確実に取り出すことができる。
【0009】請求項2に記載のシート取り出し装置で
は、主として、最上位シートの側方近接位置からエアを
噴射する第1ノズルで分離手段を構成し、主として、第
1ノズルよりも上方に配置されてエアを噴射する第2ノ
ズルで振り落し手段が構成される。この装置では、主と
して第1ノズルのエア噴射によって上から1ないし複数
枚のシートを浮き上がらせる一方、主として第2ノズル
のエア噴射によってシートにフラッタ振動をおこさせる
ための気流を作っている。第1および第2ノズルを別々
に構成し、それぞれ最適なエア噴射ができるように設定
できる。
【0010】請求項3に記載のシート取り出し装置で
は、第2ノズルが第1ノズルの後方やや上方位置に配設
され、第2ノズルは第1ノズルと略同一方向にエアを噴
射するとともに、第2ノズルのエア噴射圧力が第1ノズ
ルのエア噴射圧力より低く設定されていることを特徴と
する。
【0011】本発明者は本発明を完成する過程で次のよ
うな知見を得た。すなわち、前記分離手段として、近接
ノズルを積層されたシート群の上端部縁辺に近接配置し
たとき(図1参照)と比べ、その近接ノズルの若干後方
に遠方ノズルを追加配置したとき(図2参照)の方がシ
ートの浮き上がり量を増大させ得る。また、ノズルを前
後に組み合わせたものを何組か使用したときの方が、同
じ個数のノズルを横一列(左右)に分散配置して使用す
るときよりはるかに効果的である。経験的にいって、前
側の近接ノズルから噴射されるエアは、最上位シートと
その下層のシートとの隙間の深くまで入り込んで最上位
シートの広い範囲で下層シートから分離させる一方、後
側の遠方ノズルからのエアは、最上位シートをさらに押
し上げる(浮き上がり量を増大させる)力に効果的に変
換される。このとき、近接ノズルのエア噴射圧力よりも
遠方ノズルのエア噴射圧力を低く設定しても浮き上がり
量を増大させる効果が十分に得られるので、エアの節約
ができる。
【0012】すなわち、請求項3でいう第2ノズルは、
上記知見を踏まえて第1ノズルの後方やや上方位置に配
設されたものであり、図3に示したように、第2ノズル
(遠方ノズル)から出る噴流の一部が積層されたシート
群の上端部に作用して第1ノズル(近接ノズル)の噴流
によって浮き上がるシートの浮き上がり量をさらに増大
させる。これと同時に、第2ノズルから出る噴流の一部
(上側部分)は、最上位シートが浮き上がるときの浮遊
高さを超えた高さ範囲に、シートにフラッタ振動をおこ
させるための気流を作ることができる。
【0013】請求項4に記載の発明では、積層されたシ
ート群に向けてエアを噴射して上から1ないし複数枚の
シートを分離可能な状態にし、その後に最上位シートを
吸着具で吊り上げて移送する際に、その吸着具によって
吊り上げられたシートに所定の気流を作用させてシート
にフラッタ振動をおこさせる。この方法によれば、積層
されたシート群から分離したシートが2枚密着した状態
で吊り上げられた場合であっても、それらのシートにフ
ラッタ振動をおこさせることによって下側のシートを振
り落として1枚の最上位シートのみを確実に取り出すこ
とが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の一実施形態を図
に基づいて説明する。図4はシート取り出し装置のノズ
ル配置を説明する平面図、図5は同取り出し装置の要部
を示す正面図である。両図に示すように、昇降可能に形
成された載置台1の上に複数枚のプレス用鋼板(以下、
単に「鋼板」という)Pを積み重ねた積層Sがセットさ
れる。本例では、板厚が0.4〜4mm、一辺の長さが
2m程の四角形の鋼板Pを対象ワークとする。載置台1
の側部には起立する丸棒状の積層ガイド2が設けられ
(図5では省略した)、4本の積層ガイド2により積層
Sの位置決め(後記するように、上から数枚の鋼板が浮
遊するが、その浮遊状態の鋼板の水平位置も積層ガイド
2で規制される)がなされる。積層上端の両側には、対
を成す第1ノズルAと第2ノズルBが、片側について2
組づつ配設されている。なお、鋼板Pの大きさに合わせ
て適宜にノズル対を増減させるのが好ましい。
【0015】積層Sに近接配置される近接ノズルである
第1ノズルAと、第1ノズルAの後方やや上方位置に設
置される遠方ノズルである第2ノズルBとは、図外のエ
ア供給装置に接続され、供給された圧縮エアをノズル先
端から水平方向に噴射する。第1ノズルAと第2ノズル
Bは、図6に示すように、ハウジング3に多数のノズル
4が設けられたものであり、所定の範囲にわたってエア
を噴射できるようになっている。本例では、ハウジング
3の全高寸法は40mmである。なお、積層Sの積み重
ね高さ(初期高さ)は、第1ノズルAの上端から20m
m下に積層上端が位置するようにセットされる。
【0016】各ノズルの平面的な位置関係は、積層上端
の縁辺から第1ノズルAの先端までが10mm、積層上
端の縁辺から第2ノズルBの先端までが150mmであ
る。隣接する第1ノズルA同士のピッチは350mmで
あり、対をなす第1ノズルAと第2ノズルBは横方向に
50mmずらして配設されている。そして、高さ方向に
は第2ノズルBが第1ノズルAより20mm高くなるよ
うに配設されている。このように、第1ノズルAと第2
ノズルBは互いの噴射方向が若干オフセットされている
が、図3に模式的に示したように、第1ノズルAの噴流
を第2ノズルBの噴流がほぼ包み込んでしまうように近
接して設けられている。また、第1ノズルAのエア噴射
圧力は0.5MPa、第2ノズルBのエア噴射圧力は
0.3MPaに設定した。なお、本発明でいう分離手段
は、第1ノズルAと第2ノズルBとで構成され、振り落
し手段は第2ノズルBにより構成されている。
【0017】そして、載置台1の上方位置には、移送手
段として、バキュームカップ5を有するロボット6が設
けられ、分離された1枚の最上位の鋼板Pを吸着してプ
レス機等の次工程に移送できるようになっている。な
お、載置台1は鋼板Pが所定枚数取り出される毎に上昇
し、積層上端の高さ位置を噴流の作用を受ける適正な高
さに維持するように駆動される。実際には、積層上端の
高さが、第1ノズルAの上端から20〜30mm低い範
囲内に維持される。鋼板Pの板厚が1mmであれば、積
層上端の高さが第1ノズルAの上端から20mm低い位
置にあった状態から10枚を取り出すことによって、積
層上端の高さが第1ノズルAの上端から30mm低い位
置となる。このとき、載置台1を10mm上昇させ、積
層上端の高さが第1ノズルAの上端から20mm低い位
置に戻す。積層上端の高さは、第1ノズルAの上端か
ら、20mm、21mm、・・・30mm低い状態の間
で変化する。ロボット6は、積層上端の高さ変化にあわ
せて下降高さを修正し、積層上端に対する位置関係を一
定に維持しながら吸着する。積層上端高さが高くても低
くても吸着力が一定に維持される。このために、ロボッ
ト6は、バキュームカップ5を鋼板Pに柔らかく当てる
ことで安定的に吸着することができ、最上位鋼板をその
下の鋼板に強く押付けることなく吸着することができ
る。また、ロボット6を高速で動かしながら、バキュー
ムカップ5を鋼板Pに柔らかく当てることができる。
【0018】さて、上記のように構成されたシート取り
出し装置を使用する際は、適宜な搬入手段にて載置台1
に所定高さの積層Sを載置し、続いて、ロボット6を駆
動し退避させておいたバキュームカップ5を積層Sの真
上に移動させる。次に、エア供給装置からの圧縮エアを
第1ノズルAと第2ノズルBから同時に噴出させると、
前述した噴流の作用で上から複数枚の鋼板Pが浮き上が
って積層Sから分離する(図3参照)。こうして分離可
能状態となった最上位の鋼板Pの上にバキュームカップ
5を降下させてこれを吸着する。バキュームカップ5を
降下させると浮き上がっている鋼板Pは押し下げられて
積層Sの上に戻されるが、一旦浮遊した鋼板Pは、降下
させても上下の鋼板間に気泡が介在するために、容易に
分離することができる。次にロボット6を駆動してバキ
ュームカップ5が吸着する鋼板Pを吊り上げる。主とし
て第2ノズルBからの噴流(気流)が作る所定領域F
(図3参照)に鋼板Pが入ると、鋼板Pがフラッタ振動
をおこしてばたつく。したがって、吊り上げられた鋼板
Pが2枚重ね状態になっているときには、下側の一枚が
ここで振り落とされるので、そのまま持ち替えることな
く、1枚の鋼板Pのみを次工程に移送することが可能と
なる。所定枚数の鋼板Pが取り出されて積層上端が低く
なったら、適宜タイミングで載置台1を上昇させる。第
2ノズルBが第1ノズルAよりも高い位置に設けられて
いることから、鋼板Pにフラッタ振動を起こさせる高さ
F(図3参照)を充分に確保することができ、2枚重ね
状態の下側の鋼板を確実に振り落とすことができる。
【0019】上記の動作を繰り返すことによって、積層
Sから鋼板Pを一枚一枚取り出して次工程のプレス機に
供給することができる。
【0020】なお、本例では、バキュームカップ5で鋼
板を吸着する直前にエア噴射を開始し、鋼板Pにフラッ
タ振動を起こさせる高さF(図3参照)を超えて上昇し
た直後にエア噴射を停止させているが、これに代えて、
バキュームカップ5で鋼板を押し下げるときに一旦エア
噴射を止め、バキュームカップ5で鋼板を持ち上げるの
と相前後してエア噴射を再開してもよい。あるいは、バ
キュームカップ5を最上位の鋼板Pに吸着させてから始
めてエア噴射を開始してもよい。このシート取り出し装
置では、固定された第1および第2ノズルA,Bで分離
手段と振り落し手段が構成されているから、全体構成が
簡素で比較的安価に製造することが可能になる。なお、
上述の例は、プレス用鋼板の場合を説明したが、アルミ
等他の素材からなるシートに適用しても同様の作用効果
が得られる。
【0021】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明によれ
ば、シート取り出し装置を簡素に構成できるとともに、
1枚の最上位のシートのみを確実に積層から分離させて
移送することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 近接ノズルのエア噴射によりシートが浮き上
がる様子を説明する模式図であり、(イ)は噴射前、
(ロ)は噴射中を示す。
【図2】 対を成す近接ノズルと遠方ノズルのエア噴射
によりシートが浮き上がる様子を説明する模式図であ
り、(イ)は噴射前、(ロ)は噴射中を示す。
【図3】 対を成す近接ノズルと遠方ノズルのエア噴射
によりシートが浮き上がる様子を説明する模式図であ
り、(イ)は噴射前、(ロ)は噴射中を示す。
【図4】 実施形態に係る取り出し装置のノズル配置を
説明する平面図である。
【図5】 実施形態に係る取り出し装置の要部を示す正
面図である。
【図6】 ノズルの外観を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
1:載置台 2:積層ガイド 5:バキュームカップ A:第1ノズル B:第2ノズル P:プレス用鋼板(シート) S:積層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹市 正樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 須藤 一郎 愛知県豊田市広久手町7丁目7番地 株式 会社アイサク内 Fターム(参考) 3F343 FA10 FB17 FC01 GA01 GB01 GD01 JB02 JD04 JD28 JD40 KB04 KB17 LA03 LA18 LB09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層されたシート群から1枚の最上位シ
    ートを分離して取り出す装置であって、積層されたシー
    ト群に向けて略水平方向にエアを噴射して上から1ない
    し複数枚のシートを浮遊させて分離させる手段と、最上
    位シートを吸着具によって吸着して吊り上げて移送する
    手段と、移送手段によって最上位シートが吊り上げられ
    る高さ範囲内に所定の気流を作ってその範囲内に入った
    シートにフラッタ振動をおこさせる振り落し手段とを備
    えてなるシート取り出し装置。
  2. 【請求項2】 前記分離手段は、主として、最上位シー
    トの側方近接位置からエアを噴射する第1ノズルで構成
    され、前記振り落し手段は、主として、第1ノズルより
    も上方に配置されてエアを噴射する第2ノズルで構成さ
    れる請求項1記載のシート取り出し装置。
  3. 【請求項3】 第2ノズルが第1ノズルの後方やや上方
    位置に配設され、第2ノズルは第1ノズルと略同一方向
    にエアを噴射するとともに、第2ノズルのエア噴射圧力
    が第1ノズルのエア噴射圧力よりも低く設定されている
    請求項2記載のシート取り出し装置。
  4. 【請求項4】 積層されたシート群の側方からエアを噴
    射して上から1ないし複数枚のシートを分離可能な状態
    にし、その後に最上位シートを吸着具で吊り上げて移送
    する際に、その吸着具によって吊り上げられたシートに
    所定の気流を作用させてシートにフラッタ振動をおこさ
    せるようにしたことを特徴とするシート取り出し方法。
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