JP2003146059A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003146059A JP2001346245A JP2001346245A JP2003146059A JP 2003146059 A JP2003146059 A JP 2003146059A JP 2001346245 A JP2001346245 A JP 2001346245A JP 2001346245 A JP2001346245 A JP 2001346245A JP 2003146059 A JP2003146059 A JP 2003146059A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行用のエンジンと電動モータとを切り換え
て圧縮機を駆動する空調装置において、電動モータの消
費動力を低減、及び小型化を図る。 【解決手段】 減圧装置120をキャピラリーチューブ
にて構成する。これにより、減圧装置120前後は常に
連通した状態となるので、エンジン200が停止する
と、減圧装置120を介して高圧側の冷媒が低圧側に移
動して高圧側冷媒圧力が低下し、減圧装置120前後の
冷媒圧力が略等しくなるので、モータ210にて圧縮機
100を駆動する際の駆動トルクを小さくすることがで
きる。したがって、モータ210の消費動力を低減しつ
つ、モータ210の小型化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
関するもので、特に、ハイブリッド駆動方式の圧縮機を
備える空調装置に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ハイブ
リッド駆動方式の圧縮機とは、実用新案登録公報第25
96291号に記載されているように、走行用のエンジ
ンと電動モータとを切り換えて圧縮機を駆動するもので
ある。
【0003】ところで、このハイブリッド駆動方式の圧
縮機は、一般的に、車両燃費の向上及び排出ガスの低減
を図った車両の空調装置に適用されるもので、ハイブリ
ッド駆動方式の圧縮機を備える車両では、走行時はエン
ジンにて圧縮機を駆動し、信号待ちや渋滞等の車両停止
時には、エンジンを停止させて車両燃費の向上及び排出
ガスの低減を図りつつ、電動モータにて圧縮機を駆動す
ることにより空調能力を維持する。
【0004】しかし、電動モータにて圧縮機を駆動する
際には、エンジンが停止して発電機が停止しているの
で、バッテリに蓄えられた電力のみで電動モータを駆動
しなければならず、バッテリに蓄えられた電力量が低下
してまう。
【0005】そこで、発明者等は、電動モータでの消費
電力を低減すべく、電動モータにて圧縮機を駆動する際
には、エンジンにて圧縮機を駆動する場合に比べて、冷
凍機内を循環する冷媒流量を低減することにより、圧縮
機の消費動力、すなわち電動モータの消費電力を低減す
る空調装置を試作検討したが、以下に述べる問題が新た
に発生した。
【0006】すなわち、圧縮機の駆動トルクは、圧縮機
の吐出圧(高圧側冷媒圧力)が高くなるほど大きくなる
が、前述のごとく、エンジンにて圧縮機を駆動する場合
には電動モータにて圧縮機を駆動する場合に比べて冷媒
流量を増大させて大きな冷凍能力を発揮させているの
で、圧縮機の吐出圧は比較的高い圧力となっている。
【0007】しかも、減圧装置である温度式膨張弁の開
度は圧縮機が停止しても、直ぐにはその開度が変化しな
いことに加えて、圧縮機が停止すると、膨張弁の弁体は
弁口を閉じる向きに移動するので、高圧側冷媒圧力は、
エンジン駆動時の比較的高い圧力が維持された状態とな
っている。
【0008】したがって、エンジンが停止した後、高圧
側冷媒圧力が高い状態のまま電動モータにて圧縮機を駆
動すると、大きな駆動トルクを電動モータで必要とする
ので、電動モータの消費動力の増大及び大型化を招いて
しまう。
【0009】本発明は、上記点に鑑み、走行用のエンジ
ンと電動モータ等のエンジンと異なる駆動源とを切り換
えて圧縮機を駆動する空調装置において、エンジンと異
なる駆動源の消費動力を低減、及び小型化を図ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、走行用の駆
動源(200)、及び駆動源(200)と異なる第2の
駆動源(210)から動力を得て冷媒を吸入圧縮する圧
縮機(100)と、圧縮機(100)から吐出した冷媒
を冷却する放熱器(110)と、少なくとも空調装置の
稼働時には、常に連通した状態で放熱器(110)から
流出した冷媒を減圧する減圧装置(120)と、減圧装
置(120)にて減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器
(130)とを備えることを特徴とする。
【0011】これにより、駆動源(200)が停止する
と、減圧装置(120)を介して放熱器(110)側の
冷媒が蒸発器(130)側に移動して高圧側冷媒圧力が
低下し、減圧装置(120)前後の冷媒圧力が略等しく
なるように冷凍機が均圧化するので、第2の駆動源(2
10)にて圧縮機(100)を駆動する際の駆動トルク
を小さくすることができる。したがって、第2の駆動源
(210)の消費動力を低減しつつ、第2の駆動源(2
10)の小型化を図ることができる。
【0012】なお、減圧装置(120)は、請求項2に
記載の発明のごとく、キャピラリーチューブ又は固定絞
りにて構成してもよい。
【0013】また、請求項3に記載の発明のごとく、蒸
発器(130)出口側の冷媒過熱度が所定値となるよう
に弁開度を機械的調節する温度式膨張弁(121)、及
び温度式膨張弁(121)を迂回させて冷媒を流す絞り
手段(122)にて減圧装置(120)を構成してもよ
い。
【0014】請求項4に記載の発明では、第2の駆動源
(210)は電動式のモータであり、さらに、第2の駆
動源(210)は、走行用の駆動源(200)が停止し
た後、蒸発器(130)の温度が所定温度以上となった
時に稼動し始めることを特徴とする。
【0015】これにより、第2の駆動源(210)の消
費動力をより一層低減することができる。
【0016】請求項5に記載の発明では、第2の駆動源
(210)は電動式のモータであり、さらに、第2の駆
動源(210)は、走行用の駆動源(200)が停止し
た時から所定時間が経過した時に稼動し始めることを特
徴とする。
【0017】これにより、第2の駆動源(210)の消
費動力をより一層低減することができる。
【0018】請求項6に記載の発明では、第2の駆動源
(210)は電動式のモータであり、さらに、第2の駆
動源(210)は、減圧装置(120)前後の冷媒圧力
が略等しくなった時に稼動し始めることを特徴とする。
【0019】これにより、第2の駆動源(210)の消
費動力をより一層低減することができる。
【0020】請求項7に記載の発明では、圧縮機(10
0)は、吐出容量を変化させることができる可変容量型
の圧縮機であり、さらに、圧縮機(100)を第2の駆
動源(210)にて駆動する際には、圧縮機(100)
の吐出容量を最大吐出容量より小さい吐出容量とするこ
とを特徴とする。
【0021】これにより、圧縮機(100)を駆動する
際のトルクを更に小さくすることができるので、第2の
駆動源(210)の消費動力を更に小さくすることがで
きる。
【0022】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本実施形
態に係る車両用空調装置(蒸気圧縮式冷凍機)の模式図
であり、圧縮機100は冷媒を吸入圧縮するもので、こ
の圧縮機100は、走行用のエンジン200及び電動式
のモータ210から駆動力を得て稼動する。
【0024】なお、モータ210は、エンジン200の
動力を圧縮機100に伝達するVベルト220が掛けら
れるプーリ230に一体化されている。
【0025】放熱器(凝縮器)110は圧縮機100か
ら吐出した冷媒と外気とを熱交換させて冷媒を冷却させ
るもので、減圧装置120は放熱器110から流出した
冷媒を減圧膨張させるものである。
【0026】蒸発器130は減圧装置120にて減圧さ
れた低圧冷媒と室内に吹き出す空気とを熱交換させて液
相冷媒を蒸発させるものであり、アキュムレータ140
は蒸発器130から流出した冷媒を液相冷媒と気相冷媒
とに分離して液相冷媒を蓄えるとともに、気相冷媒を圧
縮機100の吸入側に流出させる気液分離手段である。
【0027】ここで、減圧装置120は、開度が固定さ
れた固定絞り(オリフィス)のごとく、常に冷媒通路が
連通した状態で冷媒流量に応じて所定の圧力損失を発生
させる細管状のキャピラリーチューブである。
【0028】次に、本実施形態の特徴的作動を述べる。
【0029】図2は冷凍機内を循環する冷媒流量の変化
示すチャートであり、走行時はエンジン200にて圧縮
機100を駆動し、信号待ちや渋滞等の車両停止時に
は、エンジン200を停止させた後、所定時間ΔTが経
過した時にモータ210を稼動させて圧縮機100を駆
動するとともに、蒸発器130での空調負荷によらず、
冷凍機内を循環する平均冷媒流量Vaが、エンジン20
0にて圧縮機100を駆動するとき冷媒流量に比べて小
さくなるように圧縮機100から吐出する冷媒の流量を
周期的に変化させる。
【0030】ここで、モータ210にて圧縮機100を
駆動する際の平均冷媒流量Vaは、空調フィーリングが
大きく悪化しない程度の冷媒流量であり、モータ210
にて圧縮機100を駆動する際の最大冷媒流量Vmax
は、蒸発器130内において冷媒流れに顕著な偏りが発
生しない冷媒流量の下限値相当である。
【0031】次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0032】本実施形態によれば、減圧装置120はキ
ャピラリーチューブにて構成されているので、減圧装置
120前後は常に連通した状態となる。このため、エン
ジン200が停止すると、減圧装置120を介して高圧
側の冷媒が低圧側に移動して高圧側冷媒圧力が低下し、
減圧装置120前後の冷媒圧力が略等しくなるように冷
凍機が均圧化するので、モータ210にて圧縮機100
を駆動する際の駆動トルクを小さくすることができる。
したがって、モータ210の消費動力を低減しつつ、モ
ータ210の小型化を図ることができる。
【0033】また、本実施形態では、信号待ちや渋滞等
の車両停止時には、エンジン200を停止させた後、所
定時間ΔTが経過した時にモータ210を稼動させるの
で、モータ210の消費電力をより一層低減することが
できる。
【0034】なお、所定時間ΔTとは、エンジン200
が停止した後、減圧装置120前後の冷媒圧力が略等し
くなるに必要な時間であり、本実施形態では、予め試験
にて求めた時間(例えば、20秒)を所定時間ΔTとし
ている。
【0035】ところで、冷媒流量が低下すると、蒸発器
130内を流れる冷媒が冷媒入口から冷媒出口に至る多
数の冷媒通路のうち圧力損失が小さい通路に集まるよう
にして蒸発器130内を流れるため、蒸発器130内に
おいて冷媒流れに顕著な偏りが発生し、蒸発器130を
通過した冷風の温度が、通過する蒸発器130の部位に
異なってしまい、空調フィーリングが悪化するおそれが
高い。
【0036】これに対して、本実施形態では、圧縮機1
00から吐出する冷媒の流量を周期的に変化させるの
で、蒸発器130内において冷媒流れに顕著な偏りが発
生することを防止することができる。
【0037】したがって、蒸発器130内で発生する冷
媒流れの偏りに起因する空調フィーリングの悪化を防止
しながら、平均冷媒流量Vaを下げることによりモータ
210での消費動力(消費電力)を低減することができ
る。
【0038】ところで、圧縮機100が停止した後は、
蒸発器130内に残留する冷媒及び蒸発器130の熱容
量に従って蒸発器130の温度又は蒸発器130を通過
した直後の空気温度が上昇していくが、減圧装置120
をキャピラリチューブにて構成しているので、残存する
高低圧差により高圧(放熱器110)側の液相冷媒を蒸
発器130に供給することが可能であるので、この供給
された液相冷媒が蒸発することにより蒸発器130の温
度上昇を抑制することができる。
【0039】したがって、エンジン200が停止すると
同時にモータ210を稼動させなくても、空調フィーリ
ング(涼感)が大きく損なわれることを防止できるの
で、モータ210の稼働時間を短縮することができ、モ
ータ210の消費電力を更に低減することができる。
【0040】(第2実施形態)第1実施形態では、キャ
ピラリチューブにて減圧装置120を構成したが、本実
施形態は、図3に示すように、蒸発器130出口側の冷
媒過熱度が所定値となるように弁開度を機械的調節する
温度式膨張弁121、及び温度式膨張弁121を迂回さ
せて冷媒を流すキャピラリチューブや固定絞り等の絞り
122により減圧装置120を構成したものである。
【0041】因みに、温度式膨張弁121とは、図4に
示すように、ダイヤフラム121aの上面側に蒸発器1
30の冷媒出口側の冷媒温度による飽和圧力を作用さ
せ、一方、ダイヤフラム121aの下面側には、蒸発器
130の冷媒出口側の冷媒圧力及びバネ121bによる
弾性力を作用させることにより、ダイヤフラム121a
の作用する圧力差に応じて弁体121cが変位して弁開
度が調節されるものである。
【0042】なお、本実施形態では、圧力センサ123
により高圧側冷媒圧力を検出し、空調装置の稼働時(A
/Cスイッチが投入された状態)であってエンジン20
0が停止した後、この圧力センサ123の検出圧力が所
定圧力以下となったときに、冷凍機が均圧化したものと
見なして、モータ210を稼動させている。
【0043】次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0044】エンジン200が停止して圧縮機100が
停止すると、温度式膨張弁121はその構造上、弁が閉
じる向きに移動する(図4参照)ことに加えて、エンジ
ン200にて圧縮機100を駆動するときの冷媒流量
が、モータ210にて圧縮機110を駆動するとの冷媒
流量より大きいため、エンジン200が停止した直後は
高圧側の冷媒圧力は比較的高い。
【0045】これに対して、本実施形態では、温度式膨
張弁121が閉じても絞り122を介して高圧側の冷媒
が低圧側に移動して高圧側冷媒圧力が低下し、減圧装置
120前後の冷媒圧力が略等しくなるように(冷凍機が
均圧化するので、モータ210にて圧縮機100を駆動
する際の駆動トルクを小さくすることができる。したが
って、モータ210の消費動力を低減しつつ、モータ2
10の小型化を図ることができる。
【0046】なお、本実施形態は、絞り122を温度式
膨張弁121内に設けてもよいことは、言うまでもな
い。
【0047】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、所定時間ΔTは、予め試験にて求めた固定した時間
であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、
冷凍機が均圧化すると、蒸発器130内の温度及び圧力
が上昇することから、エンジン200が停止した後、蒸
発器130の温度が所定温度以上となった時にモータ2
10を始動してもよい。また、所定時間ΔTを内気温
度、外気温度、日射量等の空調負荷に関するパラメータ
に基づいて変化させてもよい。
【0048】また、上述の実施形態では、圧縮機110
は固定容量型のものであったが、圧縮機100を周知の
可変容量型圧縮機とするとともに、モータ210にて圧
縮機100を駆動する際には、圧縮機100の吐出容量
を最大吐出容量より小さい吐出容量としてもよい。この
ようにすれば、圧縮機100を駆動する際のトルクを小
さくすることができるので、モータ210の消費動力を
さらに小さくしつつ、モータ210の小型化を図ること
ができる。
【0049】また、上述実施形態では、矩形波状に冷媒
流量を変化させたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば三角波状、鋸波状又は正弦波状であって
もよい。
【0050】また、上述実施形態では、モータ駆動時の
最大流量Vmax及び周期は一定であったが、本発明は
これに限定されるものではなく、最大流量Vmax及び
周期を変化させてもよい。
【0051】また、上述実施形態では、キャピラリチュ
ーブに代えてオリフィス等の固定絞りを採用しても本発
明を実施することができる。
【0052】また、減圧装置120を電気式膨張弁とし
て、少なくとも空調装置の稼働時は、常に連通した状態
で放熱器110から流出した冷媒を減圧するようにして
もよい。
【0053】また、上述の実施形態では、モータ駆動時
には、冷媒流量を変化させたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、モータ駆動時における冷媒流量を略
一定としてもよい。
【0054】また、キャピラリーチューブ120の冷媒
流れ上流側に電磁弁を設け、走行用のエンジンが停止し
た時からモータ210が稼動する前まで、つまりエンジ
ンが停止した時から所定時間ΔTより短い時間ΔT’
(例えば、10〜15秒)の間は電磁弁を閉じて、高温
・高圧冷媒が蒸発器130に流入することを防止しても
よい。
【0055】また、信号待ちや渋滞等の車両停止時に
は、空調負荷を低減すべく、内気循環モードとして上記
した制御を実施することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る空調装置の模式図
である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る空調装置における
冷媒流量と時間との関係を示すチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態に係る空調装置の模式図
である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る空調装置に適用さ
れる膨張弁の模式図である。
【符号の説明】
100…圧縮機、110…放熱器、120…キャピラリ
ーチューブ(減圧装置)、130…蒸発器、140…ア
キュムレータ、200…エンジン(駆動源)、210…
モータ(第2の駆動源)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60H 1/22 671 B60H 1/22 671 F04B 49/06 F25B 1/00 304B F25B 1/00 304 41/06 D 41/06 Q F04B 49/02 331E (72)発明者 高橋 恒吏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H045 AA02 AA09 AA10 AA12 AA27 BA19 BA32 CA08 CA11 DA01 DA04 DA09 DA25 DA47 DA48 EA14 EA16 EA17 EA33 EA35 EA36

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用の駆動源(200)、及び前記駆
    動源(200)と異なる第2の駆動源(210)から動
    力を得て冷媒を吸入圧縮する圧縮機(100)と、 前記圧縮機(100)から吐出した冷媒を冷却する放熱
    器(110)と、 少なくとも空調装置の稼働時には、常に連通した状態で
    前記放熱器(110)から流出した冷媒を減圧する減圧
    装置(120)と、 前記減圧装置(120)にて減圧された冷媒を蒸発させ
    る蒸発器(130)とを備えることを特徴とする車両用
    空調装置。
  2. 【請求項2】 前記減圧装置(120)は、キャピラリ
    ーチューブ又は固定絞りにて構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記減圧装置(120)は、前記蒸発器
    (130)出口側の冷媒過熱度が所定値となるように弁
    開度を機械的調節する温度式膨張弁(121)、及び前
    記温度式膨張弁(121)を迂回させて冷媒を流す絞り
    手段(122)を有して構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の駆動源(210)は電動式の
    モータであり、 さらに、前記第2の駆動源(210)は、前記走行用の
    駆動源(200)が停止した後、前記蒸発器(130)
    の温度が所定温度以上となった時に稼動し始めることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車
    両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の駆動源(210)は電動式の
    モータであり、 さらに、前記第2の駆動源(210)は、前記走行用の
    駆動源(200)が停止した時から所定時間が経過した
    時に稼動し始めることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれか1つに記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の駆動源(210)は電動式の
    モータであり、 さらに、前記第2の駆動源(210)は、前記減圧装置
    (120)前後の冷媒圧力が略等しくなった時に稼動し
    始めることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    つにに記載の車両用空調装置。
  7. 【請求項7】 前記圧縮機(100)は、吐出容量を変
    化させることができる可変容量型の圧縮機であり、 さらに、前記圧縮機(100)を前記第2の駆動源(2
    10)にて駆動する際には、前記圧縮機(100)の吐
    出容量を最大吐出容量より小さい吐出容量とすることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車
    両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006523569A (ja) * 2003-04-15 2006-10-19 オブリスト エンジニアリング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 空調システム付き自動車

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