JP2003145873A - 印刷装置のシャトル制御方式 - Google Patents

印刷装置のシャトル制御方式

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JP2003145873A
JP2003145873A JP2001344562A JP2001344562A JP2003145873A JP 2003145873 A JP2003145873 A JP 2003145873A JP 2001344562 A JP2001344562 A JP 2001344562A JP 2001344562 A JP2001344562 A JP 2001344562A JP 2003145873 A JP2003145873 A JP 2003145873A
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JP
Japan
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phase excitation
printing
shuttle
switching
phase
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Pending
Application number
JP2001344562A
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English (en)
Inventor
Hiromi Terada
浩海 寺田
Hideaki Mamiya
英昭 間宮
Masabumi Hiratsuka
正文 平塚
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Ricoh Printing Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Printing Solutions Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、ステッピングモータ方式の
シャトル機構部を有する印刷装置において、印刷モード
切り替え時のタイムロスを省き、スループットの向上を
図ることである。 【解決手段】 上記課題を達成するための、本発明の制
御方式は、1−2励磁方式の2相励磁から2相励磁方式
へ切り替える場合、及び2相励磁方式から1−2相励磁
方式の1相励磁へ切り替える場合に、専用の相励磁パタ
ーンを用いて切り替え動作を行うことである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はステッピングモータ
方式のシャトル機構を有する印刷装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】ステッピングモータ方式のシャトル機構
部を有し、このシャトル機構でもって1個または複数個
の印字素子(ドット印字ハンマ等)を備えたハンマバン
クを往復移動せしめる印字装置のシャトル機構部の一例
を図5に示す。 【0003】1個または複数個のドット印刷用ハンマ
(図示せず)を搭載したハンマバンク10は、軸受け1
2に支持されたガイドシャフト11上を往復動作する。
ステッピングモータ20の動力は、少なくとも1本のク
ランク21によって、ハンマバンク10に伝えられる。
ハンマバンク10の反転往復動作は、あらかじめ決めら
れた往復運動の速度カーブに基づいて設定された相励磁
時間データテーブル32より読み出したデータに従っ
て、相励磁時間制御装置31がシャトル駆動装置40に
相励磁時間を出力し、ステッピングモータ20を制御す
る事で行われる。 【0004】ハンマバンク10の往復運動中にシャトル
位置検出装置(図示せず)がハンマバンク10の位置を
算出し、その結果に合わせて印刷制御装置(図示せず)
がハンマ駆動信号を出力し、インクリボン(図示せず)
を介して印刷用紙に向けてドット印刷用ハンマ(図示せ
ず)を駆動させる事で印刷がなされる。また、印刷用紙
はハンマバンク10に対向して装着されており、紙送り
手段(図示せず)によって搬送される。 【0005】従来の技術において、複数種の印刷速度モ
ードを備えた印刷装置が知られている。複数種の印刷速
度モードを備えている場合、ステッピングモータ20の
相励磁方式は1−2相励磁方式と2相励磁方式を併用し
ている場合が一般的であり、2相励磁は高トルクが得ら
れるので、トルクが必要となる高速印刷モード時に用い
られ、1−2相励磁方式は振動や騒音が少ないためトル
クを必要としない低速印刷モード時に用いられている。 【0006】次に、1−2相励磁方式で駆動させた場合
のステッピングモータ20の励磁相について説明する。 【0007】図3に、ハンマバンク10が右端となる付
近の励磁相を示す。図3に示すように、シャトル機構部
の組み立て方によって、ステッピングモータ20の励磁
相の組み合わせには(a)、(b)の二通りが存在す
る。即ち、ハンマバンク10の特定の位置(ここではハ
ンマバンク10が右端となる箇所)で1相を励磁する場
合と2相を励磁する場合の2通りである。 【0008】この状態のシャトルを2相励磁で駆動させ
た場合のステッピングモータ20の励磁相を図4に示
す。1−2相励磁の際に、ハンマバンク10が右端とな
る箇所の前後で、1相→2相の順に励磁していた場合
(図3(a))には図4(a)に示す通り、ハンマバン
ク10が右端となる箇所で2相励磁の切り替えを行う。
一方、1−2相励磁の際に、ハンマバンク10が右端と
なる箇所の前後で2相→1相の順に励磁していた場合
(図3(b))には図4(b)に示す通り、ハンマバン
ク10が右端となる箇所では相励磁の切り替えは行わな
い。 【0009】次に、図2を用いて印刷モードを切り替え
る場合の相励磁時間データテーブル32の切り替え動作
を説明する。通常、印刷モードを切り替える場合の相励
磁時間データテーブルの切り替えは特定の位置で行われ
る。 【0010】以下、ハンマバンク10が右端となる箇所
で相励磁データテーブルを切り替える場合について説明
する。 【0011】図4を用いて説明した通り、ハンマバンク
が右端となる箇所で2相励磁の切替を行う場合と行わな
い場合があるため、1−2相励磁方式から2相励磁方
式、または2相励磁方式から1−2相励磁方式に切り替
える場合、(a)に示すように相切替が可能な場合と、
(b)に示すように相切替ができない場合がある。従っ
て、従来技術では1−2相励磁方式から2相励磁方式
へ、または2相励磁方式から1−2相励磁方式へ切り替
える場合には印刷を中断し、シャトルを一旦停止させた
後、再起動後に印刷を再開する。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
技術においては、印刷中に印刷モードを切り替える際
に、1−2相励磁方式から2相励磁方式、または2相励
磁方式から1−2相励磁方式に切り替える場合には印刷
を中断し、シャトルを一旦停止させた後、再起動後に印
刷を再開するため、そのタイムロスによってスループッ
トの低下を招いていた。 【0013】本発明の目的は、ステッピングモータ方式
のシャトル機構部を有する印刷装置において、印刷モー
ド変更時のタイムロスを省き、スループットの向上を図
ることである。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明では、複数個のドット印刷用ハンマを搭載し
たハンマバンクと、前記ハンマバンクを桁方向に往復運
動させるための往復移動手段としてステッピングモータ
を動力としたシャトル機構とを有し、印刷時のシャトル
速度を複数設定でき、それに応じたステッピングモータ
の相励磁時間データテーブルを有する印字装置におい
て、印刷中の印刷速度モード切り替え時に異なる相励磁
方式間で切り替えを行う際に、専用の相励磁切り替え動
作を行うことで、シャトルを停止させることなく印刷モ
ードを切替えることを特徴とする。 【0015】 【発明の実施形態】以下、図面を参照して本発明を詳述
する。シャトル機構部の構成については、従来技術と同
一のため省略する。 【0016】図1に、本発明の一例を示す。 【0017】本発明の実施時において、図2(b)を用
いて説明したように1−2相励磁方式から2相励磁方式
に切り替えることができない場合には、図1中ののよ
うに、2相励磁方式に切り替えた直後に、2相励磁方式
の相励磁時間の半分の時間で1相を励磁する。また、図
2(b)を用いて説明したように2相励磁方式から1−
2相励磁方式に切り替えることができない場合には、図
1中ののように1−2相励磁方式に切り替える直前
に、2相励磁方式の相励磁時間の半分の時間で2相を励
磁する。 【0018】 【発明の効果】ステッピングモータ方式のシャトル機構
部を有する印刷装置において、本発明のシャトル制御方
式を実施する事で、印刷モード切り替え時のタイムロス
を省き、スループットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一例を示す相励磁切り替えタイミン
グチャートである。 【図2】 従来技術における印刷モード切り替えの例を
示す相励磁切り替えタイミングチャートである。 【図3】 従来技術における、1−2相励磁方式の例を
示す相励磁切り替えタイミングチャートである。 【図4】 従来技術における、2相励磁方式の例を示す
相励磁切り替えタイミングチャートである。 【図5】 従来技術におけるシャトル機構部の概念図で
ある。 【符号の説明】 10はハンマバンク、11はガイドシャフト、12は軸
受け、20はステッピングモータ、21はクランク、3
0はハンマバンク制御装置、31は相励磁時間制御装
置、32はデータテーブル、40はシャトル駆動装置で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平塚 正文 茨城県ひたちなか市武田1060番地 株式会 社日立工機インフォメーションテクノロジ ー内 Fターム(参考) 2C480 CA01 CA57 EA03 EA26 EA30

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数個のドット印刷用ハンマを搭載したハ
    ンマバンクと、前記ハンマバンクを桁方向に往復運動さ
    せるための往復移動手段としてステッピングモータを動
    力としたシャトル機構とを有し、印刷時のシャトル速度
    を複数設定でき、それに応じたステッピングモータの相
    励磁時間データテーブルを有する印字装置において、印
    刷中の印刷速度モード切り替え時に異なる相励磁方式間
    で切り替えを行う際に、専用の相励磁切り替え動作を行
    うことで、シャトルを停止させることなく印刷モードを
    切替えることを特徴とした印刷装置のシャトル制御方
    法。
JP2001344562A 2001-11-09 2001-11-09 印刷装置のシャトル制御方式 Pending JP2003145873A (ja)

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