JP2000127542A - 印字装置のシャトル機構部 - Google Patents

印字装置のシャトル機構部

Info

Publication number
JP2000127542A
JP2000127542A JP30191798A JP30191798A JP2000127542A JP 2000127542 A JP2000127542 A JP 2000127542A JP 30191798 A JP30191798 A JP 30191798A JP 30191798 A JP30191798 A JP 30191798A JP 2000127542 A JP2000127542 A JP 2000127542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shuttle mechanism
speed machine
printing
speed
shuttle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30191798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000127542A5 (ja
Inventor
Satoru Hida
悟 飛田
Yuji Omura
裕二 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP30191798A priority Critical patent/JP2000127542A/ja
Publication of JP2000127542A publication Critical patent/JP2000127542A/ja
Publication of JP2000127542A5 publication Critical patent/JP2000127542A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドットラインプリンタの印字装置において、
開発期間の短縮を図るために低速機から高速機までその
主要部であるシャトル機構部を可能な限り共通化を図る
構成を創出することである。 【解決手段】 ハンマバンク反転時の付勢手段を具備し
た中速機用のリニアモータシャトル機構部において、高
速機用のシャトル機構部を提供する場合には、ハンマバ
ンクの重量増加分のカウンタバランサのみを追加取付け
られる用に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータ方式
のシャトル機構を有する印字装置に関するもので、更に
詳しくは、低速から高速領域の印字装置に対しても基本
となるシャトル機構部を適用することで新規機種を構成
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラスタスキャン方式で印字を行う代表的
なものとしては、ドットラインプリンタ又はシャトルプ
リンタと呼ばれる印字装置がある。このドットラインプ
リンタは、ドット印字を行う印字ハンマを桁方向にほぼ
等間隔で配設したハンマバンクを桁方向に往復移動させ
ながら文字及び図形等をドットマトリックスで印字して
いる。ドットラインプリンタの印字速度は、主に印字ハ
ンマのドット印字速度とそれによって決定される前記ハ
ンマバンクの往復移動速度に依存しする。
【0003】従来ドットラインプリンタの開発は、前記
印字ハンマのドット印字速度に応じてそれに対応できる
ようにその都度シャトル機構部を新規に開発してきた。
しかし、受注の拡大及び競合他社との市場競争のなか、
広範囲の印字速度領域をカバーするための低速機から高
速機のラインナップしたいとの顧客ニーズがある。かつ
新機機種の早期市場投入のため短期開発が必須となって
きている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した低速機から高
速機のラインナップ機の開発というニーズ及び開発期間
の短縮のためには少しでも共通化を図ることが必須であ
る。
【0005】ドットラインプリンタの原価には、開発費
及び生産設備の償却費が含まれる。従って、新たな開発
費及び生産設備等の償却費を発生させなければ原価を下
げることが可能となる。また、シャトル機構部の機種共
通化を図ることで生産ロットも増加するため部品の原価
低減をはかれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】低速機から高速機までそ
れぞれに搭載するシャトル機構部を共通にするために
は、高速機に耐えうるシャトル機構部の構成とし、低速
機用のシャトル機構部の原価を考慮しながらシャトル機
構部を構成させる必要がある。
【0007】そこで、高速機は、シャトル速度を高める
ことが非常に困難なことから、一般的に印字素子の実装
密度を高めたハンマバンクが搭載される。このため、中
速機のハンマバンクに対し重量が増加する。その重量増
加分を考慮したカウンタバランサを中速機のシャトル機
構部に追加搭載して用いる。
【0008】一方、低速機は、シャトル往復移動速度又
は周期を下げることが容易であることかた必要とするパ
ワーは少なくてすむ。そこで中速機で使用している反転
付勢手段等の構成部品を取り外して用いる。
【0009】なお、本発明においては、中速機とは印字
速度が300〜500(ライン/分)(以降LPMとす
る)程度の印字装置を示し、300LPM以下の印字装
置を低速機、500LPM以上の印字装置を高速機とし
ている。
【0010】
【発明の実施の形態】リニアモータ方式のシャトル機構
部を有し、このシャトル機構部でもって複数の印字素子
(ドット印字ハンマ等)を備えたハンマバンクを往復移
動せしめる印字装置において、印字速度を向上させるた
め、ハンマバンクの反転時にバネ等の反発力を利用した
反転付勢手段を備えたシャトル機構が開発されている。
【0011】図2に、中速機用に開発した反転付勢手段
を備えたリニアモータ方式のシャトル機構の構成の一例
を示す。
【0012】複数個の印字素子を搭載したハンマバンク
10は、直動軸受け12に支持され、ガイドシャフト1
1上を往復動作する。往復動作の動力源であるリニアモ
ータ部20は少なくともコイル21とマグネット24を
構成品としている。ハンマバンク10とコイル21は少
なくとも1本の連結手段、本例においてはタイミングベ
ルト31に連結され、少なくとも1対の支持されたタイ
ミングプーリ32より構成された反転機構部30によっ
て、リニアモータ部20からの動力によりシャトル動作
が可能なように構成されている。コイル21は、ハンマ
バンク10とは逆位相で動作しカウンタバランサを兼ね
ている。
【0013】更に、前記ハンマバンク10またはコイル
21の両端部には、反転を付勢する位置に反転付勢手段
(例えばバネ)40が配置されている。前記反転付勢手
段40はバネに限らず、マグネットの同極反発を利用し
た手段でもよい。
【0014】前記ハンマバンク10及びコイル21の反
転往復動作は、可動部に取り付けられた位置検出センサ
50によりハンマバンク10の位置及び往復運動速度を
計算し、予め決められた往復運動の速度カーブ上を動作
する。その制御は、コイル21に通電する電流値を変化
させるシャトル制御回路60、コイル21へ電流を通電
するシャトル駆動回路70によって行われている。
【0015】印字用紙は前記ハンマバンクに対向して装
着されており、図示しない紙送り手段により搬送され
る。そして、ハンマバンク10往復動作の過程で、イン
クリボンを介して印字用紙へ向けて印字素子が駆動され
る事により、印字がなされる。
【0016】図1に本発明におけるシャトル機構部の一
例の斜視図を示す。
【0017】図2で説明したように、直動軸受け12に
支持されたハンマバンク10及びコイルベースプレート
25を介し取り付けられているコイル21がガイドシャ
フト11上を往復動作する。前記直動軸受け12が往復
動作中に反転付勢手段40に衝突する構成になってい
る。
【0018】上記構成の中速機を高速機を適用する場合
には、シャトル速度を高めることが非常に困難なことか
ら、一般的に印字素子の実装密度を高めたハンマバンク
が搭載される。このため、中速機のハンマバンクに対し
重量が増加する。その重量増加分を考慮したカウンタバ
ランサを中速機のシャトル機構部に追加搭載して用い
る。この場合、ハンマバンク10の重量が増加した分の
カウンタバランサ45が、コイルベースプレート25上
に取り付けられるように構成すれば、ハンマバンクが往
復動作したときの振動等を防止することができる。
【0019】一方、かかる構成において、低速機用のシ
ャトル機構部を構成する場合は、反転付勢手段40のみ
を取り外すことで容易に対応できる。その理由は、低速
機においては、シャトル往復移動速度又は周期を下げる
ことが容易であることから、必要とするパワーが少なく
てすむ。そこで、基本構造となる中速機の反転付勢手段
40のみを取り外して、新たに低速機として用いる。
【0020】以上のように、高速機用は高速機のみでし
か使用しないものを取り付け、低速機用は不要なものを
取り外すだけで容易にシャトル機構部を構成できるよう
にすることで共通化率の高いシャトル機構部を提供でき
る。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、中速機のシャトル
機構部を基本構成とし高速機用及び低速機用のシャトル
機構部主要部分を共通化することで開発期間を短縮させ
ると共に、その開発費、設備費及び生産ロットの増加に
伴う部品費等の大幅な削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるシャトル機構部の斜視図。
【図2】 リニアモータを用いたシャトル機構部の一例
を示す概略側面図。
【符号の説明】
10はハンマバンク、11はガイドシャフト、12は直
動軸受け、20はリニアモータ部、21はコイル、22
は反転コイル、23は等速コイル、24はマグネット、
25はコイルベースプレート、30は反転機構部、31
はタイミングベルト、32はタイミングプーリ、40は
バネ、45はカウンタバランサ、50は位置検出セン
サ、60はシャトル制御回路、70はシャトル駆動回路
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の印字素子を搭載したハンマバンク
    と、少なくともマグネットとコイルとを有し、該コイル
    へ駆動電流を通電する事により前記ハンマバンクを往復
    移動させ、該ハンマバンクとは逆位相で往復移動するカ
    ウンタバランサを備え、前記往復移動の反転時にハンマ
    バンクに付勢力を与える反転付勢手段を備えたリニアモ
    ータ方式のシャトル機構部とを有する印字装置であっ
    て、 前記印字装置を基にして従来よりも高速の印字速度を実
    現させるべく、前記印字素子を追加して実装密度を上げ
    ると共に、前記シャトル機構部には前記印字素子の追加
    による重量増加分のカウンタバランサを追加搭載できる
    ように構成したことを特徴とする印字装置のシャトル機
    構部。
JP30191798A 1998-10-23 1998-10-23 印字装置のシャトル機構部 Pending JP2000127542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30191798A JP2000127542A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 印字装置のシャトル機構部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30191798A JP2000127542A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 印字装置のシャトル機構部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000127542A true JP2000127542A (ja) 2000-05-09
JP2000127542A5 JP2000127542A5 (ja) 2005-08-18

Family

ID=17902680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30191798A Pending JP2000127542A (ja) 1998-10-23 1998-10-23 印字装置のシャトル機構部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000127542A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1060706A (en) Dot matrix printer
US4359289A (en) Counterbalanced bidirectional shuttle drive having linear motor
JP2000108444A (ja) 印字装置の往復移動制御方法
JP2000127542A (ja) 印字装置のシャトル機構部
JPH0225337B2 (ja)
US4446789A (en) Dot matrix printer
JP2000127542A5 (ja)
JP2908127B2 (ja) シャトル型プリンタ装置
US6231250B1 (en) Method of controlling reciprocal movement of hammer rank in print device
KR19990013573A (ko) 도트라인 프린터
JP4253693B2 (ja) ドットラインプリンタの印刷制御方法
JP3620634B2 (ja) 印刷装置のシャトル制御方法
JP2002172825A (ja) 印字装置のシャトル制御方法
US5544964A (en) Dot line printer having a balance shuttle
JP3552020B2 (ja) 印刷装置のシャトル制御方法
JPS5854037B2 (ja) プリンタ
JP2003145873A (ja) 印刷装置のシャトル制御方式
JP2003182178A (ja) ドットラインプリンタのシャトル制御方法
JPS5889379A (ja) ドツトインパクト式ラインプリンタ
JPH071750A (ja) シャトル型ラインプリンター
JPH10181135A (ja) プリンタ
JP3557892B2 (ja) プリンタの印字制御方法および印字制御装置
JP2003341166A (ja) 印刷装置のシャトル制御方法
JP2002337413A (ja) 印刷装置のシャトル制御方法
JPH0640047A (ja) プリンタ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20050204

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060905

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20081016

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20081016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512