JP2003145843A - バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システム - Google Patents

バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システム

Info

Publication number
JP2003145843A
JP2003145843A JP2001347033A JP2001347033A JP2003145843A JP 2003145843 A JP2003145843 A JP 2003145843A JP 2001347033 A JP2001347033 A JP 2001347033A JP 2001347033 A JP2001347033 A JP 2001347033A JP 2003145843 A JP2003145843 A JP 2003145843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar code
printing
data
bar
minimum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001347033A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3735062B2 (ja
Inventor
Seiji Mochizuki
征司 望月
Yasushi Yamamoto
靖 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2001347033A priority Critical patent/JP3735062B2/ja
Publication of JP2003145843A publication Critical patent/JP2003145843A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3735062B2 publication Critical patent/JP3735062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、所定の帳票にバーコードを印字する
バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システ
ムに関し、高密度バーコードでも正確に読み取ることが
できるバーコード印字を可能とすることを目的とする。 【解決手段】バーコードデータに基づいて所定の帳票に
バーコードを印字する際に、処理装置11において、キ
ャラクタ対象データ特定手段22でキャラクタ対象デー
タを特定した後、印字用最小モジュール幅特定手段23
でバー及びスペースの印字用最小モジュールを特定し、
バーコードプリンタ12において、バーコードイメージ
展開手段32で、キャラクタ対象データよりパターンテ
ーブル34を参照して印字パターンのデータを得、当該
印字パターンデータに基づき特定されたバー及びスペー
スのモジュールで印字すべきバーコードのイメージを展
開させて印字手段33で印字させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の帳票にバー
コードを印字するバーコード印字処理方法及びバーコー
ド印字処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、取り扱われる所定の帳票に、所定
の情報を示すバーコードを印字し、当該バーコードをバ
ーコードリーダにより読み取ってその情報に変換するこ
とで、当該情報の手作業での入力を省き当該帳票処理の
効率化が図られている。このような帳票におけるバーコ
ード情報の量が増大し、これに伴って帳票へのバーコー
ドの印字密度が高くなる場合、誤読を防止するための確
実なバーコード印字が必要となる。
【0003】従来、帳票にバーコードを印字して使用さ
れる一形態に、料金代理収納モデルがある。このモデル
は、例えば公共料金等の払込取扱票に振込先、払込人の
氏名住所、支払金額、支配期限等の情報を表すバーコー
ドを印字しておき、例えばコンビニエンスストアで払い
込み可能とすることにより払込人の利便性を向上させて
いるものである。このような帳票に印字されるバーコー
ドは、その情報の混乱を防ぐために規格が定められてお
り、特に商品コードを共通化したコード体系の規格とし
てUPC、EANがあり、日本ではEANの一つとして
のJANコード、その他種々のコード体系がある。
【0004】ここで、図7に、料金代理収納モデルで使
用されるバーコードが印字された払込取扱票の説明図を
示す。図7(A)、(B)は、共に払込取扱票を示した
もので、図7(A)に示す払込取扱票101には、払込
先情報のバーコード111、払込人の氏名、住所の情報
のバーコード112、料金や払込期限の情報のバーコー
ド113が印字されたものである。このように分割され
たバーコード111〜113は、例えば111〜113
の順番に読み込むことによって全情報を読み取ってい
る。
【0005】しかし、複数分割されたバーコードを順番
に読み込まれなければ正確にバーコード情報を読み取る
ことができず、オペレーションミスが生じることから、
図7(B)に示すように情報量を多く含ませることがで
きる例えばEAN−128規格に基づくバーコード12
1が使用されるようになってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、情報量を多
く含ませるバーコードといっても、既存のバーコードリ
ーダを使用しようとする場合、自ずと全幅が制限される
ことから、その全幅内で両端のクワイアットゾーンも含
めて総てのバー及びスペースのモジュールを収めなけれ
ばならず、印字密度が高くなってくる。しかしながら、
バーコードプリンタ、特にサーマル方式や静電方式等の
ノンインパクト式のバーコードプリンタによるバーコー
ド印字では、紙等の印字対象にもよるが、にじみを生じ
て規格上のモジュール幅のバーより太いものが印字され
ることとなり、印字密度の高いバーコード印字でバーと
バー間のスペースが狭くなって正確に読み取ることがで
きなくなるという問題を生じる。
【0007】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、高密度バーコードでも正確に読み取ることがで
きるバーコード印字を可能とするバーコード印字処理方
法及びバーコード印字処理システムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、所定の帳票に、入力されるバ
ーコードデータに基づいて所定種類幅のバー及びスペー
スのモジュールで形成されるキャラクタで構成したバー
コードを印字手段で印字するバーコード印字処理方法で
あって、入力されたバーコードデータより前記キャラク
タの対象データを特定するステップと、前記バーコード
データ及び前記特定されたキャラクタ対象データに基づ
いて、印字用のバー及びスペースの最小モジュール幅を
特定するステップと、前記キャラクタ対象データに基づ
き、キャラクタパターンデータとキャラクタとが関連付
けられた関連データを参照して、所定数の印字パターン
データを得、前記特定されたバー及びスペースの最小モ
ジュール幅により前記バーコードデータに基づく印字す
べきバーコードのイメージを展開するステップと、前記
展開されたバーコードイメージを前記印字手段に送信す
るステップと、を含む構成とする。
【0009】請求項2の発明は、前記印字用のバー及び
スペースの最小モジュール幅を特定するにあたり、前記
バーコードデータ、印字手段に応じて選択される対象の
基本最小バーモジュール幅を所定量狭めた印字用バーモ
ジュール、及び選択対象の基本最小スペースモジュール
幅を所定量広げた印字用スペースモジュールとする構成
である。
【0010】請求項3の発明では、所定の帳票に、入力
されるバーコードデータに基づいて所定種類幅のバー及
びスペースのモジュールで形成されるキャラクタで構成
したバーコードを印字手段で印字するバーコード印字処
理システムであって、入力されたバーコードデータより
前記キャラクタの対象データを特定するスキャラクタ対
象データ特定手段と、前記バーコードデータ及び前記特
定されたキャラクタ対象データに基づいて、印字用のバ
ー及びスペースの最小モジュール幅を特定する印字用最
小モジュール幅特定手段と、前記キャラクタ対象データ
に基づき、キャラクタパターンデータとキャラクタとが
関連付けられた関連データを参照して、所定数の印字パ
ターンデータを得、前記特定されたバー及びスペースの
最小モジュール幅により前記バーコードデータに基づく
印字すべきバーコードのイメージを展開して、前記印字
手段で印字させるためのバーコードイメージ展開手段
と、を有する構成とする。
【0011】請求項4の発明は、前記印字用最小モジュ
ール幅特定手段は、前記印字用のバー及びスペースの最
小モジュール幅を特定するにあたり、前記バーコードデ
ータ、印字手段に応じて選択される対象の基本最小バー
モジュール幅を所定量狭めた印字用バーモジュール、及
び選択対象の基本最小スペースモジュール幅を所定量広
げた印字用スペースモジュールとする構成である。
【0012】請求項5、6の発明は、「前記バーコード
イメージ展開手段が参照する関連データがパターンテー
ブルとして備えられる」構成であり、「前記バーコード
イメージ展開手段が参照する関連データは、当該バーコ
ードイメージ展開手段で展開処理するためのプログラム
に含まれる」構成である。
【0013】このように、バーコードデータに基づいて
所定の帳票にバーコードを印字する際に、キャラクタ対
象データを特定した後、所定数の基本最小モジュール幅
のうち、バーコードデータ、印字手段に応じて選択され
る対象の基本最小バーモジュール幅を所定量狭めた印字
用バーモジュール、及び選択対象の基本最小スペースモ
ジュール幅を所定量広げた印字用スペースモジュールを
特定し、関連データを参照して、所定数の印字パターン
データを得、前記特定されたバー及びスペースの最小モ
ジュール幅により前記バーコードデータに基づく印字す
べきバーコードのイメージを展開させて印字させる。す
なわち、バーコード印字によるにじみ分を考慮した印字
用最小モジュール幅を特定することから、印字によるに
じみ分を含めてあたかも本来印字されるべきモジュール
幅で印字されているようにさせることが可能となるもの
で、これによって、高密度バーコードでも正確に読み取
ることができるバーコード印字を可能とするものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図により説明する。本実施形態は、例えば前述の図7
(B)に示すようなEAN−128規格(特に、規格を
問うものではない)のような多くの情報を、単一のバー
コードであって、例えば既存のバーコードリーダ(例え
ば60mm幅)を使用させるために、規定されたバーコ
ードのシンボル幅内に高密度でバー及びスペースのモジ
ュールを印字させる場合に適用させるものとして示して
いる。
【0015】図1に、本発明に係るバーコード印字処理
システムの一実施形態のブロック構成図を示す。図1に
示すバーコード印字処理システムは、処理装置11及び
バーコードプリンタ12により構成され、処理装置11
には入力手段13が接続される。処理装置11は、例え
ばコンピュータ内でバーコード作成処理プログラムによ
りメモリ上に構築され、入力手段13として当該コンピ
ュータに接続されるキーボードや、マウス等のポインテ
ィングデバイスなどが使用される。なお、上記処理装置
11、バーコードプリンタ12及び入力手段13を、一
つの装置で構成させてもよい。
【0016】上記処理装置11は、当該バーコード印字
処理の制御を統括する図示しない制御手段の他に、バー
コードデータ取得手段21、キャラクタ対象データ特定
手段22、印字用最小モジュール幅特定手段23、バー
コード情報ファイル作成手段24及び送信手段25を適
宜備える。また、バーコードプリンタ12は、バーコー
ド情報ファイル取得手段31、バーコードイメージ展開
手段32、印字手段33及びパターンデーブル34を適
宜備える。
【0017】上記バーコード取得手段21は、入力手段
13より入力されるバーコードデータ(一例を図2で説
明する)を取得する。上記スキャラクタ対象データ特定
手段22は、入力されたバーコードデータよりキャラク
タの対象データを特定する。そして、印字用最小モジュ
ール幅特定手段23は、上記バーコードデータ及び特定
されたキャラクタ対象データに基づいて、印字用のバー
及びスペースの最小モジュール幅を特定するもので、当
該印字用のバー及びスペースの最小モジュール幅を特定
するにあたり、バーコードデータ、印字手段に応じて選
択される対象の基本最小バーモジュール幅を所定量狭め
た印字用バーモジュール、及び選択対象の基本最小スペ
ースモジュール幅を所定量広げた印字用スペースモジュ
ールとする。
【0018】上記バーコード情報ファイル作成手段24
は、入力されたバーコードデータ、並びに特定されたバ
ー及びスペースの印字用最小モジュール幅の指令データ
に基づいてバーコード情報ファイルを作成する。そし
て、送信手段25は、いわゆるインタフェースであり、
バーコード情報ファイル作成手段24で作成されたバー
コード情報ファイルをバーコードプリンタ12に送信す
る。
【0019】一方、バーコードプリンタ12における上
記バーコード情報ファイル取得手段31は、上記処理装
置11の送信手段27より送信されるバーコード情報フ
ァイルを取得する。上記バーコードイメージ展開手段3
2は、バーコード情報ファイルに含まれたキャラクタ対
象データに基づいて、関連データとしてのパターンテー
ブル(図3で詳述する)34を参照して印字パターンデ
ータを得、当該ファイルにおけるバー及びスペースの印
字用最小モジュール幅、及び当該ファイルにおけるバー
コードデータによる印字条件に基づいて印字すべき幅、
パターン及び高さに沿ってバーコードイメージを展開さ
せる。
【0020】そして、印字手段33は、バーコードイメ
ージ展開手段32で展開された印字イメージに基づいて
対象の所定帳票に印字を行うものである。対象の帳票と
しては、図7(B)に示すような例えば上質紙で作製さ
れた払込取扱票102があり、その他ラベルや直接バー
コードを印字する段ボール等がある。
【0021】なお、処理装置11とバーコードプリンタ
12とが一体的な装置として構成される場合には、バー
コード情報ファイル作成手段26、送信手段27及びバ
ーコード情報ファイル取得手段31を不要とさせること
ができるものである。
【0022】ここで、図2に、本システムの処理装置に
入力されるバーコードデータの説明図を示す。図2に示
すように、バーコードデータとして、例えば、データ形
式、プリンタ解像度、データ内容、印字サイズ、印字開
始位置(X座標、Y座標)、シンボルの横幅、シンボル
の高さ等がある。そして、入力手段13によりそれぞれ
に設定を入力するもので、例えばデータ形式(キャラク
タ体系)としてEAN規格の「EAN−128」とし、
例えばシンボルの横幅が最大60mm、シンボルの高さ
が最小10mmの制約が既存のバーコードリーダを用い
る場合としてデータ入力が行われる。
【0023】また、プリンタ解像度(例えば、300d
pi、400dpi、600dpi・・・)、シンボル
横幅で、印字されるバー及びスペースの最小モジュール
幅(例えば3ドット、4ドット・・・)が決定される。
また、印字サイズはバーコードを印字するエリアサイズ
であり、印字開始位置(X座標、Y座標)は印字サイズ
のうちのどの位置より印字するかのものとしてデータ入
力が行われる。
【0024】さらに、データ内容が例えば〜の項目
における全44桁の数字で表されるデータ入力が行われ
る。上記データ内容として、例えば、データ項目(例
えば、国区分として自動的に2桁を設定)、企業コー
ド(例えば6桁表示)、自由使用欄(例えば当該企業
の対象商品のコードで21桁表示)、再発行区分(例
えば1桁表示)、支払期限日(例えば6桁表示)、
印紙フラグ(例えば1桁表示)、支払金額(例えば6
桁表示)、全体チェックデジット(例えばチェック用
として自動的に1桁を設定)がある。すなわち、入力デ
ータとしては〜の入力が行われるものである。
【0025】続いて、図3に、本システムで使用される
パターンテーブルの説明図を示す。図3(A)はバーコ
ード印字に使用される対象の特定された印字用のバー幅
最小モジュール及びスペース幅最小モジュールを示した
もので、図3(B)は図3(A)で特定されたバー及び
スペースのモジュールで形成されるキャラクタ毎のパタ
ーンデータがパターンテーブル34に格納されるものと
して示したものであり、図3(C)はパターンデータを
視覚的とした印字パターンを示したものである。
【0026】図3(A)において、・・・は、上
記印字用最小モジュール幅特定手段23で特定される印
字用最小バーモジュール及び印字用最小スペースモジュ
ールを示したもので、印字用最小バーモジュールの2ド
ット、3ドット、4ドット・・・に対応させて、印字用
最小スペースモジュールを4ドット、5ドット、6ドッ
ト・・・としたものである。すなわち、上記バーコード
データより、何れかのバー及びスペースの最小モジュー
ル幅が選択されて特定されるものである。
【0027】ここで、上記バー及びスペースの最小モジ
ュール幅の特定は、上述のように、バーコードデータ、
バーコードプリンタ12に応じて選択される対象の基本
最小バーモジュール幅を所定量狭めた印字用バーモジュ
ール、及び選択対象の基本最小スペースモジュール幅を
所定量広げた印字用スペースモジュールとしたものであ
る。例えば、の場合として、選択対象のバー及びスペ
ースの基本最小モジュール幅が共に3ドットの場合であ
って、印字用として使用されるバーの印字用最小モジュ
ール幅を2ドットとし、印字用として使用されるスペー
スの印字用最小モジュール幅を4ドットとするものであ
る。すなわち、バーの印字用最小モジュールは基本最小
モジュール幅3ドットより1ドット狭めて2ドットと
し、スペースの印字用最小モジュールは基本最小モジュ
ール幅3ドットより1ドット広めた4ドットとして後述
のキャラクタを形成する最小モジュールとするものであ
る。
【0028】同様に、の以降のものは、それぞれ選択
対象のバー及びスペースの基本最小モジュール幅4ドッ
ト、5ドット・・・に対して、印字用バー最小モジュー
ル幅を基本バー最小モジュール幅より1ドット狭めた3
ドット、4ドット・・・とし、印字用スペース最小モジ
ュール幅を基本モジュール幅より1ドット広めた5ドッ
ト、6ドット・・・とするものである。なお、上記それ
ぞれの狭め量及び広め量を1ドットとして示したが、2
ドットまたはそれ以上としてもよいことはもちろんであ
る。
【0029】そこで、図3(B)において、パターンテ
ーブル34には、例えばキャラクタ及びパターンデータ
が関連付けられて格納され、一例としてEAN−128
規格のCODE−Cが示されたものである。キャラクタ
は、上記規格における「00」〜「99」、その他必要
なキャラクタ(例えば、「START」、「STOP」
等)であって、例えば、キャラクタ「00」のパターン
データが「2−1−2−2−2−2」である。この場合
のバー(B)の「2」は2ドットの最小モジュール幅が
2配列という意味であって全体で4ドットとなり、スペ
ース(S)の「2」は4ドットの最小モジュール幅が2
配列という意味で、全体で8ドットとなることを意味し
ている。すなわち、このようなパターンデータは、バー
(B)とスペース(S)の並びのデータであり、バー及
びスペースの最小モジュール幅1単位の配列数で示され
る。
【0030】また、バーコードを構成するバー及びスペ
ースにおけるそれぞれの太さは、例えばバーコードデー
タに基づいて4種類(1:2:3:4)のうちの3種類
が選択されるもので、最小幅以外のバー及びスペースの
幅は最小幅の整数倍となる。これらのパターンデータを
視覚的に表したのが図3(C)に示す印字パターンであ
る。なお、印字される各バー及びスペースの高さは、上
記バーコードデータに基づいて一ライン毎に印字する際
の行数で決定されるものである。
【0031】すなわち、バーコードデータに基づいて、
特定されたキャラクタのパターンデータを図3(B)に
示すパターンテーブル34より得、特定されたバー及び
スペースの最小モジュールで上記パターンデータに即し
て印字(イメージ展開)されるものである。
【0032】なお、本実施形態では、図3(B)に示す
パターンデータをパターンテーブル34に格納した場合
を示したが、このようなパターンデータを、バーコード
イメージ展開手段32で展開処理するためのプログラム
に含ませてもよいものである。このことは後述の他の実
施形態においても同様である。
【0033】そこで、図4に、図1に係るバーコード印
字処理システムによるバーコード印字処理のフローチャ
ートを示す。図4(A)は処理装置11の処理フローチ
ャートであり、図4(B)はバーコードプリンタ12の
印字処理のフローチャートである。図4(A)におい
て、まず、バーコードデータ取得手段21が入力手段1
3より入力された図2に示すようなバーコードデータを
取得する(ステップ(S)1)。ここで、キャラクタ対
象データ特定手段22において、当該バーコードデータ
のデータ内容により、バーコードを構成するキャラクタ
の対象データ(図3における「00」、「99」等)を
特定する(S2)。
【0034】続いて、印字用最小モジュール幅特定手段
23において、上記入力されたバーコードデータ及び上
記キャラクタ対象データ特定手段22で特定された各キ
ャラクタ対象データに基づいて、当該バーコードデータ
におけるプリンタ解像度、データ内容、シンボル横幅等
で定まるバー及びスペースの印字用最小モジュール幅を
特定する(S3)。そこで、バーコード情報ファイル作
成手段24において、入力されたバーコードデータ、並
びに特定されたバー及びスペースの印字用最小モジュー
ル幅の指令データに基づいてバーコード情報ファイルを
作成する(S4)。そして、送信手段25おいて、バー
コード情報ファイル作成手段24で作成されたバーコー
ド情報ファイルをバーコードプリンタ12に送信するも
のである(S5)。
【0035】一方、図4(B)において、バーコードプ
リンタ12側では、バーコード情報ファイル取得手段3
1が、上記処理装置11の送信手段27より送信される
バーコード情報ファイルを取得する(S11)。そこ
で、上記バーコードイメージ展開手段32は、バーコー
ド情報ファイルに含まれたキャラクタ対象データに基づ
いて、パターンテーブル34を参照して印字パターンデ
ータを得、当該バーコード情報ファイルにおけるバー及
びスペースの印字用最小モジュール幅、及び当該ファイ
ルにおけるバーコードデータによる印字条件に基づいて
印字すべき幅、パターン及び高さに沿ってバーコードイ
メージを展開させる(S12)。そして、印字手段33
において、バーコードイメージ展開手段32で展開され
た印字イメージに基づいて対象の所定帳票に印字を行う
ものである(S13)。
【0036】このように、バーコード印字によるにじみ
分を考慮した印字用最小モジュール幅を特定し、パター
ンデータに沿って印字用最小モジュールで印字させるこ
とから、印字によるにじみ分も含めてあたかも本来印字
されるべきモジュール幅で印字されているようにさせる
ことができるもので、これによって、高密度バーコード
でも正確に読み取ることができるバーコード印字を行う
ことができるものである。
【0037】次に、図5に、図1のバーコード印字処理
システムにおける他の実施形態のブロック構成図を示
す。図5に示すバーコード印字処理システムは、図1に
示す処理装置11に、上記同様のバーコードイメージ展
開手段32及び上記同様のパターンテーブル34を備え
させ、加えて表示手段41を適宜備えさせたもので、そ
の分バーコードプリンタ12をバーコード情報ファイル
取得手段31及び印字手段33で構成したものである。
【0038】この場合、上記バーコードイメージ展開手
段32は、印字用最小モジュール幅特定手段23で特定
したバー及びスペースの印字用最小モジュール、及びキ
ャラクタ対象データにより図3(B)に示すパターンテ
ーブル34を参照して得た各印字パターンデータによっ
て、上記バーコードデータによる印字条件に基づいて印
字すべき幅、パターン及び高さ等に沿ってバーコードイ
メージを展開させる。バーコード情報ファイル作成手段
24は、このバーコードイメージ展開の印字データをバ
ーコード情報ファイルとするものである。また、表示手
段41は、上記バーコードイメージ展開手段32で展開
したバーコードイメージを、例えばオペレータへの確認
のために表示させるためのものである。
【0039】そこで、図6に、図5のシステムによるバ
ーコード印字処理のフローチャートを示す。図6(A)
は処理装置11の処理フローチャートであり、図6
(B)はバーコードプリンタ12の印字処理のフローチ
ャートである。図6(A)において、まず、バーコード
データ取得手段21が入力手段13より入力された図2
に示すようなバーコードデータを取得する(S21)。
ここで、キャラクタ対象データ特定手段22において、
当該バーコードデータのデータ内容により、バーコード
を構成するキャラクタの対象データを特定する(S2
2)。
【0040】続いて、印字用最小モジュール幅特定手段
23において、上記入力されたバーコードデータ及び上
記キャラクタ対象データ特定手段22で特定された各キ
ャラクタ対象データに基づいて、当該バーコードデータ
におけるプリンタ解像度、データ内容、シンボル横幅等
で定まるバー及びスペースの印字用最小モジュール幅を
特定する(S23)。そこで、バーコードイメージ展開
手段32は、印字用最小モジュール幅特定手段23で特
定したバー及びスペースの印字用最小モジュール、及び
キャラクタ対象データにより図3(B)に示すパターン
テーブル34を参照して得た各印字パターンデータによ
って、上記バーコードデータによる印字条件に基づき印
字すべき幅、パターン及び高さ等に沿ってバーコードイ
メージを展開させる(S24)。そして、表示手段41
において、バーコードイメージ展開手段32で展開した
バーコードイメージを、例えばオペレータへの確認のた
めの表示を行う(S25)。
【0041】一方、バーコード情報ファイル作成手段2
4において、バーコードイメージ展開手段32で展開さ
れたバーコードイメージの印字データに基づいてバーコ
ード情報ファイルを作成する(S26)。そして、送信
手段25おいて、バーコード情報ファイル作成手段24
で作成されたバーコード情報ファイルをバーコードプリ
ンタ12に送信するものである(S27)。
【0042】一方、図6(B)において、バーコードプ
リンタ12側では、バーコード情報ファイル取得手段3
1が、上記処理装置11の送信手段27より送信される
バーコード情報ファイルを取得する(S31)。そし
て、印字手段33において、バーコード情報ファイルの
バーコードイメージに基づいて印字手段33により対象
の所定帳票に印字を行うものである(S32)。
【0043】このような構成とすることによっても、上
記同様の効果を奏するものであるが、処理装置11から
バーコードプリンタ12へのデータ伝送量が図1のシス
テムと比較して多くなる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、バーコ
ードデータに基づいて所定の帳票にバーコードを印字す
る際に、キャラクタ対象データを特定した後、所定数の
基本最小モジュール幅のうち、バーコードデータ、印字
手段に応じて選択される対象の基本最小バーモジュール
幅を所定量狭めた印字用バーモジュール、及び選択対象
の基本最小スペースモジュール幅を所定量広げた印字用
スペースモジュールを特定し、関連データを参照して、
所定数の印字パターンデータを得、前記特定されたバー
及びスペースの最小モジュール幅により前記バーコード
データに基づく印字すべきバーコードのイメージを展開
させて印字させることにより、印字によるにじみ分を含
めてあたかも本来印字されるべきモジュール幅で印字さ
れているようにさせることができ、高密度バーコードで
も正確に読み取ることができるバーコード印字を行うこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバーコード印字処理システムの一
実施形態のブロック構成図である。
【図2】本システムの処理装置に入力されるバーコード
データの説明図である。
【図3】本システムで使用されるパターンテーブルの説
明図である。
【図4】図1に係るバーコード印字処理システムによる
バーコード印字処理のフローチャートである。
【図5】図1のバーコード印字処理システムにおける他
の実施形態のブロック構成図である。
【図6】図5のシステムによるバーコード印字処理のフ
ローチャートである。
【図7】料金代理収納モデルで使用されるバーコードが
印字された払込取扱票の説明図である。
【符号の説明】
11 処理装置 12 バーコードプリンタ 22 キャラクタ対象データ特定手段 23 印字用最小モジュール幅特定手段 32 バーコードイメージ展開手段 33 印字手段 34 パターンテーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の帳票に、入力されるバーコードデー
    タに基づいて所定種類幅のバー及びスペースのモジュー
    ルで形成されるキャラクタで構成したバーコードを印字
    手段で印字するバーコード印字処理方法であって、 入力されたバーコードデータより前記キャラクタの対象
    データを特定するステップと、 前記バーコードデータ及び前記特定されたキャラクタ対
    象データに基づいて、印字用のバー及びスペースの最小
    モジュール幅を特定するステップと、 前記キャラクタ対象データに基づき、キャラクタパター
    ンデータとキャラクタとが関連付けられた関連データを
    参照して、所定数の印字パターンデータを得、前記特定
    されたバー及びスペースの最小モジュール幅により前記
    バーコードデータに基づく印字すべきバーコードのイメ
    ージを展開するステップと、 前記展開されたバーコードイメージを前記印字手段に送
    信するステップと、 を含むことを特徴とするバーコード印字処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバーコード印字処理方法で
    あって、前記印字用のバー及びスペースの最小モジュー
    ル幅を特定するにあたり、前記バーコードデータ、印字
    手段に応じて選択される対象の基本最小バーモジュール
    幅を所定量狭めた印字用バーモジュール、及び選択対象
    の基本最小スペースモジュール幅を所定量広げた印字用
    スペースモジュールとすることを特徴とするバーコード
    印字処理方法。
  3. 【請求項3】所定の帳票に、入力されるバーコードデー
    タに基づいて所定種類幅のバー及びスペースのモジュー
    ルで形成されるキャラクタで構成したバーコードを印字
    手段で印字するバーコード印字処理システムであって、 入力されたバーコードデータより前記キャラクタの対象
    データを特定するスキャラクタ対象データ特定手段と、 前記バーコードデータ及び前記特定されたキャラクタ対
    象データに基づいて、印字用のバー及びスペースの最小
    モジュール幅を特定する印字用最小モジュール幅特定手
    段と、 前記キャラクタ対象データに基づき、キャラクタパター
    ンデータとキャラクタとが関連付けられた関連データを
    参照して、所定数の印字パターンデータを得、前記特定
    されたバー及びスペースの最小モジュール幅により前記
    バーコードデータに基づく印字すべきバーコードのイメ
    ージを展開して、前記印字手段で印字させるためのバー
    コードイメージ展開手段と、 を有することを特徴とするバーコード印字処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項3記載のバーコード印字処理システ
    ムであって、前記印字用最小モジュール幅特定手段は、
    前記印字用のバー及びスペースの最小モジュール幅を特
    定するにあたり、前記バーコードデータ、印字手段に応
    じて選択される対象の基本最小バーモジュール幅を所定
    量狭めた印字用バーモジュール、及び選択対象の基本最
    小スペースモジュール幅を所定量広げた印字用スペース
    モジュールとすることを特徴とするバーコード印字処理
    システム。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のバーコード印字処
    理システムであって、前記バーコードイメージ展開手段
    が参照する関連データがパターンテーブルとして備えら
    れることを特徴とするバーコード印字処理システム。
  6. 【請求項6】請求項3または4記載のバーコード印字処
    理システムであって、前記バーコードイメージ展開手段
    が参照する関連データは、当該バーコードイメージ展開
    手段で展開処理するためのプログラムに含まれることを
    特徴とするバーコード印字処理システム。
JP2001347033A 2001-11-13 2001-11-13 バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システム Expired - Fee Related JP3735062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001347033A JP3735062B2 (ja) 2001-11-13 2001-11-13 バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001347033A JP3735062B2 (ja) 2001-11-13 2001-11-13 バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003145843A true JP2003145843A (ja) 2003-05-21
JP3735062B2 JP3735062B2 (ja) 2006-01-11

Family

ID=19160098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001347033A Expired - Fee Related JP3735062B2 (ja) 2001-11-13 2001-11-13 バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3735062B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103009824B (zh) * 2012-12-27 2015-04-22 北京爱创科技股份有限公司 一种喷码方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3735062B2 (ja) 2006-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8300261B2 (en) Systems and methods for retrieving printable media templates
US20030184797A1 (en) Identification code creating method in network and identification code creating program
CN101620520B (zh) 印刷控制装置、印刷装置的控制方法及控制程序
JPH01282694A (ja) 光学読取コード及び情報伝達方法
EP0397200B1 (en) Printer apparatus
EP2503489B1 (en) Printer, printing method, and program for superposing received print data and stored print data
JP3735062B2 (ja) バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システム
JP3723487B2 (ja) バーコード印字処理方法及びバーコード印字処理システム
JPH0330977A (ja) ページプリンタにおける印字基準位置設定方法
JP2004157588A (ja) 画像処理装置
JP2008146406A (ja) 印刷システム及び印刷システムにおける印刷制御方法
JPS61130069A (ja) プリンタ
JPH07137356A (ja) プリンタ装置
JP5527820B2 (ja) 決済端末
JP2937640B2 (ja) 帳票の自動ターンページ装置
JP2006119953A (ja) 印刷システム
JP2006195624A (ja) 商品発注システム及び発注方法
JPH10161827A (ja) 出力不可能文字情報の出力方法
JP2005169645A (ja) 印刷制御装置及びプログラム
JP2007253554A (ja) 印刷装置、及び印刷システム
TW563058B (en) Method for adding encoded information to mission-critical pages of a document during a document assembly process and documents produced thereby
JPH01229666A (ja) 印字装置
JP2760353B1 (ja) データ書込システム
JPH09251271A (ja) 生産指示標識付きのラベル台紙
JP2002283626A (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131028

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees