JP2003145824A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003145824A
JP2003145824A JP2001342336A JP2001342336A JP2003145824A JP 2003145824 A JP2003145824 A JP 2003145824A JP 2001342336 A JP2001342336 A JP 2001342336A JP 2001342336 A JP2001342336 A JP 2001342336A JP 2003145824 A JP2003145824 A JP 2003145824A
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developing roller
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forming apparatus
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JP2001342336A
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Atsunori Kitazawa
淳憲 北澤
Kiyoteru Katsuki
清輝 香月
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー飛翔制御手段に付着したトナーを効果
的に除去し、画質の良好な画像を安定して形成すること
のできる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、現像ローラ12に対す
るトナーの付着力がFPC4に対する付着力より大きく
なるように構成されている。この装置では、背面電極3
および制御電極43を接地する一方、現像ローラバイア
ス発生部103から現像ローラ12に対して矩形波交流
電圧からなるクリーニング電圧Vc1を印加することで、
トナーを現像ローラ12とFPC4との間で往復移動さ
せているが、現像ローラ12の方がトナーの付着力が大
きいので、最終的にはほとんどのトナーは現像ローラ1
2に付着し、FPC4に付着していたトナーは除去され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、ファク
シミリ、プリンタ等の画像形成装置、特にトナー担持体
から背面電極へのトナー飛翔を制御することによって複
写紙、転写紙、コピー用紙、記録紙、転写媒体などの受
像体にトナーを付着させて画像形成を行う画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トナーを用いた画像形成方法としては、
従来よりジャンピング方式のものや、プロジェクション
方式のものが最も広く用いられている。この種の画像形
成方法は、感光体上に画像に対応する静電潜像を形成
し、画像形成剤としてのトナーを現像ローラ等のトナー
担持体から感光体上の静電潜像に付着させてトナー像を
得た後、そのトナー像を複写紙、転写紙、コピー用紙、
記録紙などに転写するものである。しかしながら、これ
らの画像形成方法では、感光体表面に静電潜像を形成す
る工程(感光プロセス)を必要としており、装置構成が
複雑であり、かつ装置コストおよびランニングコストが
高いという問題を含んでいる。そこで、近年、米国特許
第3,689,935号、同第5,036,341号や
特表2001−505146号公報に記載されたよう
に、電界の作用によりトナーを複写紙、記録紙や中間転
写ベルトなどの受像体上に飛翔させ、画像を形成するい
わゆる「トナージェット(登録商標)」方式の画像形成
装置が注目されてきている。
【0003】この画像形成装置では、トナーを担持しな
がら所定の移動方向に搬送する現像ローラなどのトナー
担持体が設けられるとともに、そのトナー担持体の表面
に当接するようにトナー規制ブレードが設けられてい
る。このため、トナー担持体上のトナーはトナー規制ブ
レードによって摩擦帯電されるとともに、所定厚みに規
制された後、背面電極と対向するトナー飛翔開始位置ま
で搬送される。
【0004】また、この画像形成装置には、トナー担持
体と背面電極との間に、帯電トナーが通過するための複
数のトナー通過孔を有するフレキシブルプリント回路基
板(Flexible Printed Circuit)が配置されるととも
に、さらにフレキシブルプリント回路基板と背面電極と
の間に記録紙や転写媒体などの受像体が配置されてい
る。そして、トナー担持体と背面電極との間に電位差が
印加されて帯電トナーをトナー担持体から背面電極に向
かって飛翔させる移送静電界が形成されている。また、
フレキシブルプリント回路基板では、各トナー通過孔の
周囲に制御電極が配置されており、画像信号に応じて各
制御電極に与える制御電圧を制御することによって各ト
ナー通過孔を静電気的に開閉し、上記画像信号に対応し
て帯電トナーをトナー担持体からトナー通過孔を介して
背面電極に飛翔させ、受像体に付着させる。このように
フレキシブルプリント回路基板によってトナー飛翔を制
御する、つまり該基板をトナー飛翔制御手段として機能
させることで画像信号に対応するトナー像が受像体上に
形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された画像形成装置では、トナー担持体から飛翔
したトナーの一部がトナー通過孔を通過せずフレキシブ
ルプリント回路基板に衝突したり、所望の極性とは逆極
性に帯電したトナー粒子が制御電極に引き寄せられるな
どの原因により、トナー飛翔制御手段たるフレキシブル
プリント回路基板の表面にトナーが付着・堆積し、画像
品質が劣化したり、印刷が行えなくなるなどの問題が発
生することがあった。すなわち、画像信号に対応して制
御電極に印加された制御電圧が堆積したトナーの電荷に
よって遮蔽され、トナーの飛翔を正しく制御することが
できなくなったり、トナー通過孔がトナーによって塞が
れて、トナー像形成が行えなくなることがある。
【0006】さらに、フレキシブルプリント回路基板に
付着したトナーが、装置の機械的振動や静電気力等の作
用によって飛散し受像体上に付着すると、受像体上に形
成されたトナー像を汚すこととなる。
【0007】このような問題を解消し、画質の良好な画
像を安定して形成するために、トナー飛翔制御手段に付
着したトナーを除去する技術の確立が求められている。
【0008】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、トナー飛翔制御手段に付着したトナーを効果的に
除去し、画質の良好な画像を安定して形成することので
きる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる画像形
成装置は、上記目的を達成するため、背面電極と、帯電
したトナーを担持しながら、所定の移動方向に移動して
前記背面電極と対向するトナー飛翔開始位置に該トナー
を搬送するトナー担持体と、前記背面電極と前記トナー
担持体との間に配置され、前記トナー担持体の前記トナ
ー飛翔開始位置から前記背面電極へのトナー飛翔を制御
することによって前記背面電極との間を搬送されてくる
受像体にトナーを着弾させてトナー像を形成するトナー
飛翔制御手段と、前記トナー担持体と前記トナー飛翔制
御手段との間に交番電界を発生させる電界発生手段とを
備え、しかも、前記トナー担持体に対する前記トナーの
付着力が、前記トナー飛翔制御手段に対する前記トナー
の付着力より大きいことを特徴としている。
【0010】このように構成された発明では、必要に応
じて電界発生手段によりトナー担持体とトナー飛翔制御
手段との間に交番電界を発生させると、トナー飛翔制御
手段に付着した帯電トナーは交番電界から受ける力によ
ってトナー担持体とトナー飛翔制御手段との間を往復運
動することとなる。このとき、トナー担持体に対するト
ナーの付着力がトナー飛翔制御手段に対するトナーの付
着力より大きいので、トナーがトナー担持体側に付着す
る確率はトナー飛翔制御手段側に付着する確率より高く
なっている。そのため、往復運動を繰り返す間に、トナ
ー飛翔制御手段に付着していたトナーは次第にトナー担
持体側に移行することとなり、最終的にはほとんどのト
ナーがトナー担持体に付着して、トナー飛翔制御手段に
付着していたトナーは除去される。しかも、こうして除
去されたトナーはトナー担持体に回収されることとなる
ため、装置の他の部分に飛散して装置内部や受像体を汚
すことがない。
【0011】また、トナー担持体に担持されるトナーの
中には本来の帯電極性とは逆の極性に帯電するものが不
可避的に含まれるが、交番電界を作用させることによっ
て、いずれの帯電極性を有するトナーであっても効果的
にトナー担持体に回収させることができる。
【0012】このように、トナー飛翔制御手段に付着し
たトナーを除去するクリーニングを行うことによって、
この画像形成装置では、画質の良好な画像を安定して形
成することが可能となっている。
【0013】なお、トナー粒子の他の物質に対する付着
力は、静電気力、ファンデルワールス力などの種々の原
因によって生じるものであり、トナーに加える外添剤の
種類や量、相手物質の表面状態等によってその大きさは
大きく変化する。また、その測定方法についても種々の
提案(例えば、特開2001−228075号公報に記
載の測定方法)がなされているが、本明細書にいう「付
着力」はこれら種々の原因に起因する力を総合したもの
であり、例えば、「トナー付着力の研究−外添剤の効
果」(飯村 治雄、リコーテクニカルリポート、No.2
6、Nov.,2000)に記載されている遠心分離法、あるい
は、「電界脱離法による粒子の付着力測定(II)」(長
山 将志 他、Japan Hardcopy 2000論文集、1
37−140頁、日本画像学会)に記載されている電界
脱離法等によって評価することができるが、他の評価方
法によってもよい。
【0014】ここで、前記トナー飛翔制御手段が前記ト
ナーの前記背面電極への飛翔を制御する制御電圧が印加
される制御電極を備えている場合には、前記電界発生手
段は、前記トナー担持体と前記制御電極との間に交番電
圧を印加することによって前記交番電界を発生させるよ
うにしてもよい。
【0015】また、前記トナー飛翔制御手段の少なくと
も前記トナー担持体に対向する表面に設けられた半導電
性層を備えている場合には、前記電界発生手段は、前記
トナー担持体と前記半導電性層との間に交番電圧を印加
することによって前記交番電界を発生させるようにして
もよい。
【0016】これらの発明では、クリーニングのための
特別な部材を設けることなく、画像形成を行うために必
須的に設けられた制御電極または半導電性層とトナー担
持体との間に交番電圧を印加することで、トナー飛翔制
御手段のクリーニングを効果的に行うことができる。
【0017】また、前記交番電圧としては、例えば、前
記帯電したトナーに対し前記トナー飛翔制御手段から前
記トナー担持体へ向かう方向の力を作用させる極性の電
圧印加期間が前記極性とは逆極性の電圧印加期間より長
くなるようにしてもよい。こうすることで、より確実に
トナーをトナー担持体側に引き寄せて回収することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる画像形成
装置の第1の実施形態を示す図である。また、図2は図
1の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。この画像形成装置では、ホストコンピュータなどの
外部装置から画像信号が制御ユニット100のメインコ
ントローラ101に与えられると、このメインコントロ
ーラ101からの信号に応じてエンジンコントローラ1
02が現像器1の各部を制御することで、2つのローラ
21、22に掛け渡された中間転写ベルト23にトナー
を飛翔し、付着させて画像信号に対応するトナー像を形
成する。このように、この実施形態では中間転写ベルト
23が受像体として機能している。
【0019】この現像器1では、ハウジング11内に、
現像剤としてのトナーTが貯留されるとともに、現像ロ
ーラ12、供給ローラ13および規制ブレード14が収
容されている。現像ローラ12は、帯電したトナー(す
なわち、画像形成用の帯電粒子)Tを担持し、同図の矢
印方向Dに所定の周速度で回転することによって後述す
る背面電極3に対向する位置(トナー飛翔開始位置)J
に搬送するトナー担持体である。この現像ローラ12
は、アルミニウム、鉄等の金属又は合金によって円筒状
に形成されており、エンジンコントローラ102に設け
られた現像ローラバイアス発生部103から動作に応じ
た電圧が印加される。例えば、画像形成時には現像ロー
ラバイアス発生部103から現像バイアスとして直流電
圧が印加される一方、後述するようにクリーニング動作
時には同発生部103から交番電圧が印加される。
【0020】供給ローラ13は現像ローラ12の外周面
に当接されて、該現像ローラ12とは逆方向に回転し、
トナーTを現像ローラ12に供給するとともに、余分な
トナーTを該現像ローラ12から落とすものである。こ
の供給ローラ13は、例えば金属芯にウレタンスポンジ
等の合成ゴムを巻き付けてなり、現像ローラ12と摩擦
接触することによってトナーTを所定極性に帯電させる
働きも有する。なお、本実施形態ではトナーTは負に帯
電するものとして、以下説明する。
【0021】規制ブレード14は、現像ローラ12の回
転方向Dにおいて上記供給ローラ13よりも下流側で現
像ローラ12の外周面に当てられ、現像ローラ12との
摩擦によってトナーTを負に帯電させるとともに、現像
ローラ12に担持されるトナーTの量を規制する。より
具体的には、この規制ブレード14は、その一端をハウ
ジング11に固定した板状金属片141の他端部に弾性
部材142を取り付けたものによって構成され、弾性部
材142が現像ローラ12の外周面に当接し、トナーT
を規制している。
【0022】この現像ローラ12に対向して背面電極3
が配置されている。より詳しくは、背面電極3は、図1
に示すように、中間転写ベルト23を挟んで現像ローラ
12の反対側に配置されている。そして、画像形成時に
は、エンジンコントローラ102に設けられた背面バイ
アス発生部104から、現像ローラ12に印加される電
圧よりも高い直流電圧が印加されており、現像ローラ1
2と背面電極3との間に帯電トナーTを背面電極3に向
かって移送させるための移送静電界が形成されている。
このため、この移送静電界によってトナー飛翔開始位置
Jで帯電トナーTが現像ローラ12から背面電極3に向
けて飛翔し、受像体として機能する中間転写ベルト23
の表面に着弾付着する。
【0023】また、この実施形態では、中間転写ベルト
23への帯電トナーTの飛翔を制御するために、現像ロ
ーラ12と背面電極3との間にフレキシブルプリント回
路基板(以下、FPCという)4が配置されている。以
下、図3および図4を参照しつつFPC4の構成および
作用について説明する。
【0024】図3はフレキシブルプリント回路基板の部
分拡大断面および帯電トナーの飛翔モデルを示す図であ
る。また、図4はフレキシブルプリント回路基板に形成
された制御電極および偏向電極を示す図である。このF
PC4では、現像ローラ12から背面電極3に帯電トナ
ーTを案内するためのトナー通過孔41がポリイミド等
の電気絶縁性材料よりなる基体42に穿設されている。
なお、図3においては、トナー通過孔41が1つだけ示
されているが、この実施形態では、複数のトナー通過孔
41が図3紙面の垂直方向Xに等間隔で一列に設けられ
ており、各トナー通過孔41を介して帯電トナーTが背
面電極3側に向けて通過可能となっている。なお、この
実施形態ではトナー通過孔41を1列に並べているが、
複数列に並べて設けてもよい。また、トナー通過孔41
の形状については、この実施形態の如く円形に形成して
もよいし、また楕円形あるいは多角形であってもよい。
【0025】ここで、本発明にかかる画像形成装置にお
いては、トナー飛翔制御手段の表面に対するトナーの付
着力が、トナー担持体に対するトナーの付着力より小さ
くなるように選ばれる。本実施形態の装置に使用するト
ナーTにおいては、例えば、アルミニウム製、表面粗さ
Rz=2μmの現像ローラ(トナー担持体)12と、ポ
リイミド製の(トナー飛翔制御手段たるFPC4の)基
体42との組み合わせによって上記条件を満たすことが
できるが、トナーの付着力は、トナーおよび相手物質の
材料やその表面状態などに左右されるものであり、使用
するトナーや装置仕様に合わせてこれらを適宜変更して
もよい。
【0026】また、基体42の現像ローラ12側におい
て、各トナー通過孔41を取り囲むように、リング状に
制御電極43が形成されている。また、各制御電極43
からリード線44がトナー通過孔41の配列方向と直交
する方向に延びている。なお、制御電極43の形状は円
形に限定されるものではなく任意であり、例えば楕円形
あるいは多角形であってもよく、また、完全なリングで
はなく一部が欠けたものであってもよい。
【0027】また、基体42の背面電極3側において、
各トナー通過孔41ごとに、一対の偏向電極45L、4
5Rが図4に示すように中間転写ベルト23の搬送方向
(トナー通過孔列と直交する方向)Yに対して斜めに対
向するように設けられるとともに、偏向電極45L、4
5Rからリード線46L、46Rがそれぞれ延設されて
いる。
【0028】さらに、この基体42には、図3および図
4への図示は省略されているものの、高圧ドライバIC
などからなる制御バイアス発生部47(図2)、L偏向
バイアス発生部48L(図2)およびR偏向バイアス発
生部48R(図2)が設けられている。このうち、制御
バイアス発生部47は各制御電極43に電気的に接続さ
れており、エンジンコントローラ102のCPU105
からの開閉制御信号に応じて適切な電圧が選択的に印加
されることによって、上記トナー通過孔41を静電気的
に開閉する。つまり、各制御電極43ごとに、帯電トナ
ーTが現像ローラ12から飛び出し、トナー通過孔41
を通過して背面電極3に向かって飛翔するように、現像
ローラ12と背面電極3との間にトナー通過孔41を通
る移送静電界を露出させ、また該露出を制限するもので
ある。
【0029】また、L偏向バイアス発生部48Lは偏向
電極45Lと電気的に接続されるとともに、R偏向バイ
アス発生部48Rは偏向電極45Rと電気的に接続され
ており、エンジンコントローラ102からの偏向制御信
号に応じて偏向電極45L、45Rのそれぞれに適切な
電圧が選択的に印加されることによって、帯電トナーT
の飛翔方向を以下の3方向に切り替えている。
【0030】(1)偏向なし:図3の矢符P1 偏向電極45L、45Rの両者に同一電圧を印加した場
合には、帯電トナーTは図3の矢符P1で示すようにト
ナー通過孔41をまっすぐ通過して中間転写ベルト23
の上の当該トナー通過孔41に対応する位置に飛翔す
る。
【0031】(2)左偏向:図3の矢符P2 両偏向電極45L、45Rのうち中間転写ベルト23の
搬送方向Yを基準としてトナー通過孔41の左側に配置
された偏向電極45Lに右側に配置された偏向電極45
Rよりも相対的に高い電圧を印加した場合には、負極性
に帯電している帯電トナーTは、図3の矢符P2に示す
ように、両電極45L、45Rの間に生ずる偏向用静電
界によって左側に偏向する。
【0032】(3)右偏向:図3の矢符P3 両偏向電極45L,45Rのうち中間転写ベルト23の
搬送方向Yを基準としてトナー通過孔41の右側に配置
された偏向電極45Rに左側に配置された偏向電極45
Lよりも相対的に高い電圧を印加した場合には、負極性
に帯電している帯電トナーTは、図3の矢符P3に示す
ように、両電極45L、45Rの間に生ずる偏向用静電
界によって右側に偏向する。
【0033】このように、この実施形態では、帯電トナ
ーTの飛翔方向を3方向に切替えながら、その偏向範囲
内を含む中間転写ベルト23の着弾位置PIで帯電トナ
ーTを中間転写ベルト23に着弾させている。
【0034】ただし、上述の如く偏向電極45L、45
Rは中間転写ベルト23の搬送方向Yに対して斜め方向
に対向配置されているから、上記(1)偏向なし、(2)左偏
向及び(3)右偏向という3つの態様によって、中間転写
ベルト23が停止しているときは該中間転写ベルト23
の搬送方向Yに対して斜めに直線的に並ぶ3つのドット
が中間転写ベルト23上に形成される。この場合、中間
転写ベルト23がドットを打つ周期(時間)で相隣るド
ットのずれ量(距離)だけ搬送されるようにその搬送速
度を定めることにより、当該3つのドットを中間転写ベ
ルト23の搬送方向Yと直交する方向に直線的に並べる
ことができる。従って、1つのトナー通過孔41で3つ
のドットを形成することができ、ドットの高密度化を図
ることができる。
【0035】また、現像ローラ12の回転方向Dにおい
てトナー飛翔開始位置Jよりも上流側において、上記の
ように構成されたFPC4と現像ローラ12との間に現
像ローラ12の長手方向(図3紙面の垂直方向)Xの全
長にわたって広がったスペーサ5がFPC4のトナー通
過孔41よりも回転方向Dの手前側に差し込まれてお
り、スペーサ5の一部が現像ローラ12上に担持される
トナー層TLと当接することで、現像ローラ12とFP
C4のトナー通過孔41とのギャップGPが一定値に規
定されている。
【0036】上記のように構成された画像形成装置で
は、外部装置から画像信号が制御ユニット100のメイ
ンコントローラ101に与えられると、このメインコン
トローラ101からの信号に応じてエンジンコントロー
ラ102のCPU105がその画像信号に応じた制御信
号を制御バイアス発生部47、L偏向バイアス発生部4
8LおよびR偏向バイアス発生部48Rに与えてトナー
Tを中間転写ベルト23上に飛翔・付着させて画像信号
に対応したトナー像を形成する。そして、そのトナー像
については、所定の転写領域TRにおいて、カセット7
から取り出された複写紙、転写紙、およびOHP用透明
シートなどのシートS上に転写する(図1)。また、こ
うして画像が形成されたシートSは定着ユニット8を経
由して図示を省略する排出トレイに搬送される。
【0037】次に、この画像形成装置において、FPC
4に付着したトナーTを除去するために随時実行される
クリーニング動作について、図5ないし図7を参照しつ
つ説明する。図5は、図1の画像形成装置のクリーニン
グ動作において各部に付与される電位を示す図であり、
図6は、クリーニング電圧の波形の一例を示す図であ
る。また、図7は、クリーニング動作時のトナーの挙動
を示す模式図である。
【0038】この装置のクリーニング動作では、CPU
105からの制御指令に基づいて、制御バイアス発生部
47および背面バイアス発生部104が接地電位(0
V)を出力する一方、現像ローラバイアス発生部103
がクリーニング電圧Vc1を出力する。そのため、図5に
示すように、制御電極43および背面電極3が接地電位
に保たれる一方、現像ローラ12にはクリーニング電圧
Vc1が印加される。このクリーニング電圧Vc1は、図6
に示す矩形波電圧であり、例えばそのピーク間電圧Vpp
を500V、繰り返し周波数を3kHzに設定すること
ができる。
【0039】このように、装置各部に所定の電圧が印加
されることにより、FPC4のクリーニングが実施さ
れ、FPC4に付着したトナーTが除去される。以下、
トナーTがFPC4から除去される理由について、図6
および図7を参照しつつ詳述する。
【0040】まず、電圧Vc1が正の期間t1において
は、現像ローラ12とFPC4との間には図7(a)に
示す矢印の向きに電界Eが生じるため、現像ローラ12
およびFPC4に付着したトナーTのうち負帯電トナー
TnはFPC4から現像ローラ12へ向かう力Fn1を受
ける一方、正帯電トナーTpはこれとは反対方向の力Fp
1を受ける。
【0041】次に、電圧Vc1が負の期間t2に移ると、
図7(b)に示すように、電界Eの向きは上記とは逆向
きとなり、負帯電トナーTnが現像ローラ12からFP
C4へ向かう方向の力Fn2を受ける一方、正帯電トナー
TpはFPC4から現像ローラ12へ向かう方向の力Fp
2を受ける。
【0042】このように各トナーTが電界Eから受ける
力が、各トナー粒子Tの付着している被付着物質(すな
わち、現像ローラ12またはFPC4)に対する付着力
より大きく、しかもその方向がその被付着物質からトナ
ーTを引き離す方向であるとき、トナーTは被付着物質
から遊離して飛翔を開始する。例えば、図7(a)に示
す負帯電トナーTnは、FPC4に対する付着力より電
界Eから受ける力Fn1の方が大きいとき、FPC4から
現像ローラ12へ向けて飛翔する。そして、電界Eの向
きが逆になると(図7(b))、トナーTnの飛翔方向
は上記とは逆になる。つまり、電界Eの向きが周期的に
変化することにより、トナーTnは現像ローラ12とF
PC4との間を往復運動することとなる。また、正帯電
トナーTpにおいても同様であるが、飛翔の方向は上記
負帯電トナーTnとは反対となる。
【0043】ここで、前述したように、この実施形態の
画像形成装置は、現像ローラ12に対するトナーTの付
着力が、FPC4に対するトナーTの付着力より大きく
なるように構成されている。そのため、クリーニング電
圧Vc1により形成される交番電界Eの作用によって現像
ローラ12とFPC4との間を往復運動するトナーTが
現像ローラ12側に付着する確率は、FPC4側に付着
する確率より高くなっている。したがって、クリーニン
グ電圧Vc1を所定期間にわたって印加しつづけると、往
復運動していたトナーTは次第に現像ローラ12に付着
してゆき、最終的には図7(c)に示すように、ほとん
どのトナーTは、その帯電極性にかかわらず現像ローラ
12に付着して回収されることとなり、こうしてFPC
4に付着していたトナーTはそのほとんどが除去され
る。
【0044】このように、上記した第1実施形態の画像
形成装置では、現像ローラ12と制御電極43との間に
クリーニングのための交番電圧Vc1を印加することによ
り、FPC4の表面に付着したトナーTをより付着力の
大きい現像ローラ12に回収してFPC4のクリーニン
グを実行する。そのため、FPC4のトナー通過孔41
の周囲にトナーTが堆積することがなく、従来の画像形
成装置で発生していた、制御電圧が遮蔽されてトナー飛
翔を正しく制御できなくなったり、トナー通過孔が塞が
れるといった問題を効果的に防止して、画質の良好な画
像を安定して形成することが可能となっている。
【0045】なお、上記実施形態では、制御電極43お
よび背面電極3に接地電位を与え、現像ローラ12に図
6に示すクリーニング電圧Vc1を印加しているが、各部
の直流電位およびクリーニング電圧Vc1の波形としては
これに限定されるものではない。例えば、制御電極43
に負の直流電圧を印加して、負帯電トナーTnをFPC
4から現像ローラ12へ向けて飛翔させやすくするよう
にしてもよい。また、クリーニング電圧Vc1に直流電圧
を重畳したり、その波形を矩形波以外の、例えば正弦波
電圧としてもよい。
【0046】また、背面電極3に適当な直流電位を与え
て、FPC4から遊離したトナーTを現像ローラ12へ
向けて飛翔させる電界を形成するようにしてもよい。
【0047】また、クリーニング電圧Vc1のピーク間電
圧Vppは他の値であってもよいが、電圧Vc1の印加によ
り形成される電界Eが各帯電トナー粒子に及ぼす力Fn1
等が、トナーTのFPC4に対する付着力よりは大き
く、現像ローラ12に対する付着力よりは小さくなるよ
うな電圧値に設定することが望ましい。
【0048】また、上記実施形態では、制御電極43を
接地し、現像ローラ12にクリーニング電圧Vc1を印加
することにより交番電界Eを発生させているが、これと
は逆に、現像ローラ12を接地または所定の直流電位に
保ち、制御電極43に交番電圧を印加するようにしても
よい。
【0049】次に、この発明にかかる画像形成装置の第
2実施形態について、図8ないし図10を参照しつつ説
明する。図8は、第2実施形態の画像形成装置における
フレキシブルプリント回路基板の部分拡大断面を示す図
であり、図9は図8の画像形成装置の電気的構成を示す
ブロック図である。また、図10は図8の画像形成装置
のクリーニング動作において各部に付与される電位を示
す図である。
【0050】この実施形態の画像形成装置では、図8に
示すように、FPC4の基体42の現像ローラ12側の
表面421上に、半導電性層49が設けられており、図
9に示す半導電性層バイアス発生部491によって所定
の電位(例えば画像形成時には接地電位)が与えられて
いる。この半導電性層49は予め設定されている温度
(初期設定温度)で最適抵抗値を示し、飛翔する帯電ト
ナーTがFPC4と接触することで発生する摩擦電荷を
FPC4から逃がしてFPC4の帯電を効果的に防止す
るとともに、移送静電界および偏向用電界への影響を抑
えることができるように構成されている。すなわち、半
導電性層49の温度が初期設定温度あるいは許容温度範
囲内に保持される間、良好な印字品質を確保可能となっ
ている。
【0051】さらに、この半導電性層49は、トナーT
の半導電性層49に対する付着力が現像ローラ12に対
する付着力より小さい材料、例えばカーボンまたは鉛を
含有したポリイミドで形成されている。なお、上記以外
の構成については図1に示す第1実施形態の画像形成装
置と同一であるため、同一の構成には同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0052】この実施形態の画像形成装置においては、
以下のようにしてFPC4のクリーニングが行われる。
すなわち、図10に示すように、現像ローラ12に直流
電圧(例えば+200V)が現像ローラバイアス発生部
103から印加される一方、半導電性層49には、半導
電性層バイアス発生部491から図6に示す矩形波状の
クリーニング電圧Vc2が印加される。ただし、この実施
形態は、例えばピーク間電圧Vppを300V、繰り返し
周波数を2kHzとしており、ピーク間電圧Vpp、繰り
返し周波数とも第1実施形態の装置におけるクリーニン
グ電圧Vc1より低く設定している。これは、半導電性層
49が現像ローラ12に対して制御電極43より近い位
置に配置されているため、同じ電界強度を得るために必
要な電圧が低くて済み、また半導電性層49が比較的大
きな電気抵抗を有するため電界の変化に時間遅れが生じ
ることに対応させたものである。
【0053】そして、半導電性層49にこのようなクリ
ーニング電圧Vc2を印加することにより、前述した第1
実施形態の装置と同様に、FPC4の現像ローラ12側
表面、すなわち半導電性層49に付着していたトナーT
は現像ローラ12に移行し、FPC4のクリーニングが
達成される。
【0054】この実施形態においても、現像ローラ1
2、制御電極43および背面電極3の直流電位は上記し
た値に限定されるものでなく、適宜印加電圧を変更した
り、接地してもよい。また、半導電性層49を接地また
は適当な直流電位に固定して、現像ローラ12にクリー
ニング電圧Vc2を印加するようにしてもよい。
【0055】また、上記した実施形態ではFPC4の現
像ローラ12側表面にのみ半導電性層49を設けた例に
ついて説明したが、FPC4においてトナー通過孔41
の内壁面や背面電極3側表面にも半導電性層を有する構
成としてもよい。
【0056】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記した各実施形態におけるクリーニング
電圧Vc1およびVc2は、図6に示すようにt1=t2、す
なわちデューティ比50%の矩形波電圧であるが、クリ
ーニングに適した電圧波形はこれに限定されるものでは
なく、t1≠t2となるようにしてもよい。例えば、図1
1に示すように、t1>t2としてもよく、このようにし
た場合には、帯電トナーTの大半を占める負帯電トナー
TnがFPC4から現像ローラ12へ向けて飛翔する期
間が、その逆向きに飛翔する期間より長くなるため、負
帯電トナーTnをより効率よく現像ローラ12側に引き
寄せて回収することが可能となり、FPC4のクリーニ
ング効果をさらに高めることができる。
【0057】また、各実施形態で例示した現像ローラ1
2、FPC4の基体42および半導電性層49等の各部
材それぞれの材料は上記に限定されるものではなく、使
用するトナーの性質に応じて、それぞれの部材に対する
トナーの付着力が本発明に規定する関係を満たす限りに
おいて適宜変更してもよい。
【0058】また、例えば、制御電極43および偏向電
極45L、45Rに印加される電圧がトナー通過孔41
の周辺以外の電界に影響を及ぼすことを防止すべく、F
PC4の少なくとも現像ローラ12側表面にシールド電
極を設けた構成とした場合には、そのシールド電極と現
像ローラ12との間にクリーニングのための電圧を印加
するようにしてもよい。
【0059】また、例えば、上記実施形態では、トナー
像を中間転写ベルト23などの転写媒体に形成した後、
その転写媒体上のトナー像をシートSに転写する中間転
写方式の画像形成装置に本発明を適用しているが、現像
器1から飛翔させた帯電トナーTを直接シートSに着弾
させて画像を形成する画像形成装置に対して本発明を適
用してもよい。
【0060】また、上記実施形態では、偏向電極45
L、45Rによって帯電トナーTの飛翔方向を3方向P
1、P2、P3に切替可能な画像形成装置に対して本発明
を適用しているが、本発明の適用対象はこれに限定され
るものではなく、帯電トナーTの飛翔方向が固定された
画像形成装置に対しても本発明を適用することができ
る。
【0061】さらに、上記実施形態では、1つの現像器
1で画像を形成する、いわゆる単色印字を実行する画像
形成装置に本発明を適用しているが、例えばフルカラー
の画像を形成する場合には、イエロー、マゼンタ、シア
ン及びブラックの4種類のトナーについて同様の現像器
1を中間転写ベルト23やシートSの搬送方向Yに一列
に並ぶように設けた、いわゆるタンデム方式のカラー画
像形成装置に対しても本発明を適用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、トナー
担持体に対するトナーの付着力がトナー飛翔制御手段に
対するトナーの付着力より大きいので、トナーがトナー
担持体側に付着する確率はトナー飛翔制御手段側に付着
する確率より高くなっており、トナー飛翔制御手段に付
着した帯電トナーが交番電界から受ける力によってトナ
ー担持体とトナー飛翔制御手段との間の往復運動を繰り
返す間に、トナー飛翔制御手段に付着していたトナーは
次第にトナー担持体側に移行することとなり、トナー飛
翔制御手段に付着していたトナーが除去される。
【0063】そして、このようにトナー飛翔制御手段に
付着したトナーを除去するクリーニングを行うことによ
って、この画像形成装置では、画質の良好な画像を安定
して形成することが可能となっている。しかも、これら
のトナーはトナー担持体に回収されることとなるため、
装置の他の部分に飛散して装置内部や受像体を汚すこと
がない。
【0064】また、トナー担持体に担持されるトナーの
中に本来の帯電極性とは逆の極性に帯電するものが含ま
れていたとしても、交番電界を作用させることによっ
て、いずれの帯電極性を有するトナーであっても効果的
にトナー担持体に回収させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像形成装置の第1の実施形
態を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】フレキシブルプリント回路基板の部分拡大断面
および帯電トナーの飛翔モデルを示す図である。
【図4】フレキシブルプリント回路基板に形成された制
御電極および偏向電極を示す図である。
【図5】図1の画像形成装置のクリーニング動作におい
て各部に付与される電位を示す図である。
【図6】クリーニング電圧の波形の一例を示す図であ
る。
【図7】クリーニング動作時のトナーの挙動を示す模式
図である。
【図8】第2実施形態の画像形成装置におけるフレキシ
ブルプリント回路基板の部分拡大断面を示す図である。
【図9】図8の画像形成装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】図8の画像形成装置のクリーニング動作にお
いて各部に付与される電位を示す図である。
【図11】クリーニング電圧波形の他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
3…背面電極 4…FPC(トナー飛翔制御手段) 12…現像ローラ(トナー担持体) 23…中間転写ベルト(受像体) 41…トナー通過孔 42…基体 43…制御電極 49…半導電性層 103…現像ローラバイアス発生部(電界発生手段) 491…半導電性層バイアス発生部(電界発生手段) T…トナー Tn…負帯電トナー Tp…正帯電トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C162 AE25 AE31 AE47 AE69 AE74 AE93 AG07 AG13 AH20 AJ05 CA03 CA12 CA24 2H029 DB00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面電極と、 帯電したトナーを担持しながら、所定の移動方向に移動
    して前記背面電極と対向するトナー飛翔開始位置に該ト
    ナーを搬送するトナー担持体と、 前記背面電極と前記トナー担持体との間に配置され、前
    記トナー担持体の前記トナー飛翔開始位置から前記背面
    電極へのトナー飛翔を制御することによって前記背面電
    極との間を搬送されてくる受像体にトナーを着弾させて
    トナー像を形成するトナー飛翔制御手段と、 前記トナー担持体と前記トナー飛翔制御手段との間に交
    番電界を発生させる電界発生手段とを備え、しかも、 前記トナー担持体に対する前記トナーの付着力が、前記
    トナー飛翔制御手段に対する前記トナーの付着力より大
    きいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー飛翔制御手段は、前記トナー
    の前記背面電極への飛翔を制御する制御電圧が印加され
    る制御電極を備えており、 前記電界発生手段は、前記トナー担持体と前記制御電極
    との間に交番電圧を印加することによって前記交番電界
    を発生させることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー飛翔制御手段の少なくとも前
    記トナー担持体に対向する表面に設けられた半導電性層
    をさらに備え、 前記電界発生手段は、前記トナー担持体と前記半導電性
    層との間に交番電圧を印加することによって前記交番電
    界を発生させることを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記交番電圧は、前記帯電したトナーに
    対し前記トナー飛翔制御手段から前記トナー担持体へ向
    かう方向の力を作用させる極性の電圧印加期間が前記極
    性とは逆極性の電圧印加期間より長いことを特徴とする
    請求項2または3に記載の画像形成装置。
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