JP2003145543A - パーティングロック装置 - Google Patents

パーティングロック装置

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JP2003145543A
JP2003145543A JP2001386777A JP2001386777A JP2003145543A JP 2003145543 A JP2003145543 A JP 2003145543A JP 2001386777 A JP2001386777 A JP 2001386777A JP 2001386777 A JP2001386777 A JP 2001386777A JP 2003145543 A JP2003145543 A JP 2003145543A
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JP
Japan
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mold
parting lock
lock device
block body
block
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001386777A
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Inventor
Yoshihiro Hirai
由浩 平井
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金型をパーティングロック具の装着穴を形成す
ることなく容易に製造できるようにする。 【解決手段】第1と第2のブロック体2、3それぞれ
と、第1と第2のブロック体2、3それぞれに装着され
第1と第2のブロック体2、3を互いに任意の強度で連
結するパーティングロック具5とを備え、第1と第2の
ブロック体2、3それぞれが一対の金型60、61それ
ぞれの側面に付設されて用いられるパーティングロック
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金型のパーティ
ングロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】成形後の金型の開き動作は型開き棒の動
作によりおこなわれるが、その際金型はある程度の強度
で固定されている必要がある。それは、金型が開かれる
のに先だって一方の金型に当接配置されるライナー取り
はずし板を移動分離させる必要があるからである。この
ライナー取りはずし板の移動分離動作により成形品に付
着するランナーを切除する。そして、従来における上記
金型の固定はそれぞれの金型内に装着したロックピンと
ボスとからなるパーティングロック具を複数個用ること
で行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来において
は金型の製造に際してはキャビティの製作に加えて金型
それぞれにパーティングロック具の装着穴を形成する必
要があり、そのように装着穴を複数個所それぞれの金型
の対応する位置に正確に形成するのは非常に手間がかか
った。
【0004】この発明は上記従来例の問題を解消しよう
とするものであり、パーティングロック具の装着穴を形
成することなく金型を容易に製造できるようにするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、第1と第2のブロック体それぞれ
と、前記第1と第2のブロック体それぞれに装着され前
記第1と第2のブロック体を互いに任意の強度で連結す
るパーティングロック具とを備え、前記第1と第2のブ
ロック体それぞれが一対の金型それぞれの側面に付設さ
れて用いられるパーティングロック装置を提供する。
【0006】 上記構成によれば、このパーティングロ
ック装置を付設して用いることで金型を所定の強度で閉
じ状態に維持でき、これにより金型自身にパーティング
ロックに機能を持たせる必要がなくなる。
【0007】さらに、金型の一方に当接使用されるライ
ナー取りはずし板の側面に付設されて用いられる第3の
ブロック体を備え、かつ、前記第1と第2と第3のブロ
ック体それぞれにそれらブロック体が前記金型と前記ラ
イナー取りはずし板に付設された際に連通する型開き棒
の挿通穴それぞれが形成されてなる構成とすることで、
パーティングロック装置を付設して用いると第1、第
2、第3のブロック体の型開き棒の挿通穴それぞれは連
通しそこに型開き棒が挿通でき、これにより、金型、ラ
イナー取りはずし板に開き棒の挿通穴を形成する必要が
なくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1はこの発明のパーティングロ
ック装置の分解斜視図、図2、図3は使用状態を示す断
面図である。図1においてパーティングロック装置1は
第1ブロック体2、第2ブロック体3、第3ブロック体
4、パーティングロック具5とからなる。第1、第2、
第3のブロック体2、3、4はともに直方体で鉄製であ
る。
【0009】第1のブロック体2には両側位置に一対の
ボス装着穴21が形成されるとともに、その間に型開き
棒挿通穴23が形成され、さらに、それらボス装着穴2
1と型開き棒挿通穴23とに直交する方向にしかもそれ
らの穴21、23と異なる位置に一対の取り付け用穴2
5、一対の位置決めピン穴26それぞれが形成されてい
る。
【0010】第2のブロック体3には両側位置に一対の
ロックネジねじ入れ穴31が形成されるとともに、その
間に型開き棒挿通穴32が形成され、さらに、それらロ
ックネジねじ入れ穴31と型開き棒挿通穴32とに直交
する方向にしかもそれら穴と異なる位置に一対の取り付
け用穴34、一対の位置決めピン穴35それぞれが形成
されている。
【0011】第3のブロック体4には中央位置に型開き
棒挿通穴41が形成され、さらに、その型開き棒挿通穴
41に直交する方向にしかも異なる位置に一対の取り付
け用穴43、一対の位置決めピン穴44それぞれが形成
されている。
【0012】パーティングロック具5は一対の鉄製のロ
ックネジ51と一対の樹脂製の環状ボス53とからな
り、環状ボス53は上記第1ブロック体2のボス装着穴
21内に装着され、ロックネジ51はその装着された環
状ボス53を挿通する状態においてその先端のネジ部5
5が第2ブロック体3のネジねじ入れ穴31のネジ部分
にねじ入れられて使用される。
【0013】上記パーティングロック装置1は、図2、
図3に示すように、金型60、61ランナー取りはずし
板62の上側面に付設されて用いられる。その際の取り
付け固定は、図には現われていないが、パーティングロ
ック具5が装着された第1、第2、第3のブロック体
2、3、4それぞれの取り付け穴25、34、43から
差し込まれる固定ネジが金型60、61ランナー取りは
ずし板62それぞれの上側面にねじこみ固定されること
で行なわれる。この取り付け固定は第1、第2、第3の
ブロック体2、3、4の位置決めピン穴26、35、4
4から挿入されたピンが金型60、61ランナー取りは
ずし板62それぞれの上側面の所定位置に形成されたピ
ン穴それぞれに差し込まれた状態で行なわれ、これによ
り、第1、第2、第3のブロック体2、3、4を設定位
置にとどめた状態において容易に取り付け固定作業が行
なえる。
【0014】上記パーティングロック具5の第1、第2
のブロック体2、3への装着に際しては、環状ボス53
の端面がネジねじ入れ穴31の段部38で受止められた
状態においてロックピン51のネジ部55がネジねじ入
れ穴31にねじ入れられていくことでその太径となって
いくロート部57が環状ボス53を徐々に拡開し、それ
により環状ボス53の周面がボス装着穴21の内面に圧
接する状態となり、その結果、第1、第2のブロック体
2、3はそのロックピン51のねじ込み度合いに対応す
る強度で一体にロックされるようになっている。したが
って、このパーティングロック装置1が金型60、61
に取り付けられることで、金型60、61も閉じられた
状態において対応する強度で固定される。金型60、6
1内にはもちろんパーティングロック具は装着されてい
ない。
【0015】また、パーティングロック装置1が取り付
けられた状態において第1、第2、第3のブロック体
2、3、4の型開き棒の挿通穴23、32、41それぞ
れは連通し、そこに型開き棒70が挿通される。金型6
0、61、ライナー取りはずし板にはもちろん型開き棒
の挿通穴は形成されていない。図2、図3において、9
0、91のそれぞれは取り付け板、92は受け板、93
はスペーサである。
【0016】
【発明の効果】この発明のパーティングロック装置を用
いれば、従来のように金型自身にパーテイングロック機
能を持たせるための加工が必要でなくなり、これによ
り、金型の製造が従来に比してきわめて容易に行なえ、
その結果、製造期間の短縮、製造コストの削減が可能と
なった。また、金型を開くことなく金型の閉じ固定具合
を容易に調整できるという付加的メリットもある。
【0017】さらに、ライナー取りはずし板の側面に付
設されて用いられる第3のブロック体を備え、第1と第
2と第3のブロック体それぞれに連通する型開き棒の挿
通穴を形成したことで、金型及びはライナー取りはずし
板に型開き棒の挿通穴を加工形成をする必要がなくな
り、これにより、さらに金型の製造が容易に行なえるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパーティングロック装置実施形態の
分解斜視図
【図2】この発明のパーティングロック装置実施形態の
使用状態断面図。
【図3】この発明のパーティングロック装置実施形態の
使用状態断面図。
【符号の説明】
1 パーティングロック装置 2 第1ブロック体 3 第2ブロック体 4 第3ブロック体 5 パーティングロック具 60 金型 61 金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2のブロック体それぞれと、前
    記第1と第2のブロック体それぞれに装着され前記第1
    と第2のブロック体を互いに任意の強度で連結するパー
    ティングロック具とを備え、前記第1と第2のブロック
    体それぞれが一対の金型それぞれの側面に付設されて用
    いられるパーティングロック装置。
  2. 【請求項2】 さらに、成形に際し前記金型の一方に当
    接使用されるライナー取りはずし板の側面に付設されて
    用いられる第3のブロック体を備え、かつ、前記第1と
    第2と第3のブロック体それぞれにそれらブロック体が
    前記金型と前記ライナー取りはずし板に付設された際に
    連通する型開き棒の挿通穴それぞれが形成されてなる請
    求項1記載のパーテイングロック装置。
JP2001386777A 2001-11-14 2001-11-14 パーティングロック装置 Pending JP2003145543A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2001386777A JP2003145543A (ja) 2001-11-14 2001-11-14 パーティングロック装置

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Publications (1)

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Family

ID=19187975

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104260279A (zh) * 2014-07-31 2015-01-07 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种可防止模芯胀开的模具

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