JP2003145069A - Pcb汚染物の処理方法及び装置 - Google Patents

Pcb汚染物の処理方法及び装置

Info

Publication number
JP2003145069A
JP2003145069A JP2001347741A JP2001347741A JP2003145069A JP 2003145069 A JP2003145069 A JP 2003145069A JP 2001347741 A JP2001347741 A JP 2001347741A JP 2001347741 A JP2001347741 A JP 2001347741A JP 2003145069 A JP2003145069 A JP 2003145069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
cleaning agent
pcb
container
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001347741A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Domoto
雅洋 堂元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKUATEKKU KK
Aquatech Corp
Original Assignee
AKUATEKKU KK
Aquatech Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AKUATEKKU KK, Aquatech Corp filed Critical AKUATEKKU KK
Priority to JP2001347741A priority Critical patent/JP2003145069A/ja
Publication of JP2003145069A publication Critical patent/JP2003145069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性の高い炭化水素系の洗浄剤を用い、P
CBが化学変化しない低温度で処理を行えるPCB汚染
物の真空洗浄処理方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 密閉可能な洗浄容器14に、PCBで汚
染された処理対象物11を入れ、密閉してドライタイプ
の真空ポンプ16を用いて内部を真空にした後、処理し
ようとするPCBより沸点の低い炭化水素系の洗浄剤を
入れて加温状態で超音波洗浄及び揺動洗浄を行う第1処
理と、第1処理の後に洗浄容器14内を大気圧に曝すと
共に洗浄剤を抜く第2処理とを複数回繰り返して洗浄を
行い、この後、処理対象物11の温度を下げて蒸気洗
浄、再度加熱して乾燥処理を行い、処理対象物11に付
着したPCBを除去する処理方法及びその装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCBの混入した
又は付着したトランス、コンデンサー及び安定器等のP
CB汚染物の真空洗浄処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PCBの混入又は付着したトランス、コ
ンデンサー及び安定器等のPCB汚染物を洗浄する場合
には、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンある
いはN−ヘキサン等の溶剤で洗浄する方法が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トリク
ロロエチレン、テトラクロロエチレン等は有機塩素系の
溶剤であり、発ガン性があり、これらによる地下汚染、
大気汚染及び労働安全面の問題があり、近年では使用が
敬遠されている。また、PCB汚染物からPCBを除去
する他の方法としては、真空加熱分離法もあるが、この
方法では副生成物としてタール状のカーボンが発生する
問題や、400℃前後の真空状態で、仮にパッキン、シ
ール等の漏れ事故でガスが漏出した場合には、250℃
以上でPCDF3が発生する危険性がある。本発明はか
かる事情に鑑みてなされたもので、安全性の高い炭化水
素系の洗浄剤を用い、PCBが化学変化しない低温度で
処理を行えるPCB汚染物の真空洗浄処理方法及びその
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係るPCB汚染物の処理方法は、密閉可能な蓋を備
えた洗浄容器に、PCBで汚染された処理対象物を入れ
る処理対象物の搬入工程と、前記洗浄容器を密閉して内
部をドライタイプの真空ポンプを用いて真空にした後、
該洗浄容器中に、処理しようとするPCBより沸点の低
い炭化水素系の洗浄剤を入れて、該洗浄剤の沸点以下の
高温度で超音波洗浄及び揺動洗浄を行う第1処理と、第
1処理の後に前記洗浄容器内を大気圧に曝すと共に前記
洗浄剤を抜く第2処理とを複数回繰り返す主洗浄工程
と、前記主洗浄工程が完了した後、前記洗浄容器の温度
を下げて前記処理対象物の温度を降下し、前記洗浄剤に
よる蒸気洗浄を行い、前記処理対象物に付着した微量の
PCBを実質的に除去する仕上げ洗浄工程と、前記仕上
げ洗浄工程後に前記処理対象物及び洗浄容器内に残った
洗浄剤を、前記洗浄容器を加熱すると共に、内部を高真
空にして除去する乾燥工程と、前記乾燥工程で処理が終
わった後、前記洗浄容器内を大気に保ち、前記蓋を開け
て前記処理対象物を前記洗浄容器から取り出す搬出工程
とを有し、前記処理対象物の洗浄に使用した前記洗浄剤
は、蒸留して実質的に純水な再生洗浄剤とPCBを多量
に含むPCB濃縮液に分離し、前記再生洗浄剤を前記主
洗浄工程の洗浄剤及び前記仕上げ洗浄工程における蒸気
として用いる。
【0005】ここで、第1の発明において、前記炭化水
素系の洗浄剤(常温では液体)に、高純度(例えば、9
9.99%以上)の灯油、その他の高純度の炭化水素系
溶液で沸点が200℃(1気圧)以下のものを採用する
のが好ましい。また、第1の発明において、前記洗浄剤
の蒸留は、PCBの混入した洗浄剤を低真空状態で加熱
して純度の高い洗浄剤とPCBを主体とする残液とに分
離する蒸留再生ユニットを用いるのが好ましい。
【0006】そして、前記目的に沿う第2の発明に係る
PCB汚染物の処理装置は、内部にあるPCBで汚染さ
れた処理対象物を、処理しようとするPCBより沸点の
低い炭化水素系の洗浄剤を用いて、洗浄する超音波洗浄
器及び揺動洗浄機構を備え、密閉可能な蓋を有する加温
冷却機構付きの洗浄容器と、前記洗浄容器内の洗浄剤を
回収して一次保存する加温冷却機構付きの予備容器と、
前記洗浄容器及び予備容器に接続されてこれらを選択的
に真空可能で、しかも入口側配管には、前記洗浄剤を蒸
気状態に保つ加温機構が設けられているドライタイプの
真空ポンプと、前記真空ポンプの出口側に接続され、該
真空ポンプからの放出ガスを集めて含まれる蒸気を液化
する排ガス凝縮タンクと、前記排ガス凝縮タンクからの
排ガスを更に常温近傍まで冷却する冷却装置と、前記排
ガス凝縮タンクを経由するPCBで汚染された洗浄剤を
実質的に純粋な洗浄剤とPCBを主体する汚染液に分離
する蒸留再生ユニットとを有する。
【0007】そして、第2の発明において、前記蒸気再
生ユニットは、汚染された洗浄剤を受入れ、含まれる純
粋な洗浄剤のみを蒸気化する加温機構付きの蒸留槽と、
前記蒸留槽からの蒸気を冷却して液化するコンデンサー
及びこれに直列に接続され前記蒸留槽内を減圧するエジ
ェクターと、前記エジェクターの出側に接続されて循環
タンク及び該循環タンクの洗浄剤を前記エジェクターに
送って該エジェクターに負圧を発生させる循環ポンプと
を有し、前記循環タンクから実質的に純粋な洗浄剤を回
収しているのが好ましい。なお、ここで、前記蒸留槽に
残ったPCBを多量に含む汚染液は、前記蒸気再生ユニ
ットと同一構造の別の蒸気再生ユニットに送って、実質
的に純粋な洗浄剤を汚染液から分離しているのがより好
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係るPCB汚染物の処理装置の概略構成図である。
【0009】図1に示すように、本発明の一実施の形態
に係るPCB汚染物の処理装置10は、内部にあるPC
Bで汚染された処理対象物11を洗浄する超音波洗浄器
12及び図示しない揺動洗浄機構を備え、密閉可能な蓋
13を有する加温冷却機構(加熱冷却機構)付きの洗浄
容器14と、洗浄容器14内の洗浄剤を回収して一次保
存する加温冷却機構(加熱冷却機構)付きの予備容器1
5と、洗浄容器14及び予備容器15に接続されている
ドライタイプの真空ポンプ16と、真空ポンプ16の出
口側に接続される排ガス凝縮タンク17と、排ガス凝縮
タンク17からの排ガスを更に常温近傍まで冷却する冷
却装置18と、排ガス凝縮タンク17を経由するPCB
で汚染された洗浄剤を実質的に純粋な洗浄剤とPCBを
主体する汚染液に分離する蒸留再生ユニット19を有し
ている。以下、これら及びその付属機器について詳細に
説明する。
【0010】洗浄容器14は、鉄又はステンレス製の丈
夫な容器からなって、上部に密閉かつ開閉可能な蓋13
を有している。なお、蓋13を油圧又は空圧シリンダー
を用いて開閉すること、及び蓋13を閉じた後別の空圧
シリンダーを用いて確実に閉じるようにすることもでき
る。洗浄容器14の底部に超音波洗浄器12が設けられ
ている他、洗浄容器14はモータによって回転駆動する
カムによって上下に往復動する吊り下げ手段を有する揺
動洗浄機構によって、上下に約1〜5cmのストローク
で1分間に1〜60回の揺動ができるようになってい
る。また、洗浄容器14の容量は、洗浄しようとする処
理対象物11の大きさによって異なるが、この実施の形
態では1〜1.5m3 の網籠20が収納できる大きさと
なっている。処理対象物11は、PCBを含むトラン
ス、リアクトル、コンデンサー、安定器等で、予め溜ま
ったPCBがある程度除去されているものもあるし、そ
のまま残っているものもある。余り大型のものの場合に
は、適当に分解して網籠20内に収納することになる。
なお、各処理対象物11には予め貫通孔が形成されて内
部のPCBが外部に排出できるようになっている。この
洗浄容器14はジャケット構造となって、内部に加熱蒸
気及び冷却水を流して、洗浄容器14を高温状態(例え
ば、120〜130℃程度)から低温状態(例えば40
〜60℃程度)に内部の温度を切り換えることができる
図示しない加温冷却機構が設けられている。また、洗浄
容器14の上部に被さってこの洗浄容器14を密閉可能
な蓋13を有し、洗浄容器14の上部位置には、大気開
放弁21が設けられている。
【0011】前記予備容器15は、洗浄容器14内の炭
化水素系の洗浄剤(この実施の形態では99.99%の
高純度の灯油、ノーマルパラフィンの一例)を一時収納
するためのもので、洗浄容器14の容量と実質的に一致
するかそれより大きな容量となっている。なお、洗浄剤
の沸点はPCBの沸点より十分低いことが好ましく、例
えば、PCBの沸点より100℃以上(好ましくは、2
00℃以上、更に好ましくは300℃以上)低くなって
いる。そして、予備容器15と洗浄容器14とは途中に
開閉電磁弁22を有する配管23によって連結され、上
部位置になる予備容器15にある洗浄剤が、開閉電磁弁
22を開くことによって、洗浄容器14内に流れこめる
ようになっている。また、予備容器15の上部位置は、
途中に開閉電磁弁24を有する配管25によって、洗浄
容器14より下位置にある液戻しタンク26に連結され
ている。この液戻しタンク26は開閉電磁弁27を備え
る配管28によって洗浄容器14の底部に連結されてい
る。これによって、洗浄容器14の底部に残った洗浄剤
を開閉電磁弁27を開けて液戻しタンク26に回収し、
開閉電磁弁24を開けて減圧又は真空状態にした予備容
器15に液戻しタンク26に溜まった洗浄剤を戻すこと
ができる構造となっている。この予備容器15も、洗浄
容器14と同じく蒸気及び冷却水を供給して内部の温度
を高温状態あるいは冷却して低温状態にする図示しない
加温冷却機構が設けられている。また、開閉可能な蓋2
8aが設けられ、予備容器15の上部位置には大気開放
弁29が設けられている。
【0012】洗浄容器14及び予備容器15には、内部
を真空にするドライタイプの真空ポンプ16が接続され
ている。この真空ポンプ16の入口側配管30は外側を
高温蒸気によって被覆されて、内部を通る洗浄剤が蒸気
の状態で真空ポンプ16に吸引されるようにしている。
入口側配管30は開閉電磁弁31を介して洗浄容器14
の上部と連結され、入口側配管30は開閉電磁弁32を
介して予備容器15の上部と連結されている。真空ポン
プ16は油を使わないタイプのポンプからなって、仮に
PCBを含む油の蒸気や液体を吸い込んでも、真空ポン
プ16がこれらの油によって汚染されないようになって
いる。また、真空ポンプ16には図示しない水配管がな
されて、高温の蒸気を吸い込んでも支障なく連続運転が
できる構造となっている。
【0013】真空ポンプ16の出口側には排ガス凝縮タ
ンク17が配管33を介して設けられている。排ガス凝
縮タンク17は真空ポンプ16からの高温の排ガス(放
出ガス)を約50〜60℃で冷却して内部に含まれてい
る液体分を凝縮して回収するもので、内部には冷却水が
循環している冷却コイル34が設けられている。そし
て、排ガス凝縮タンク17からの気体分(排ガス)は途
中にダンパー35が設けられている配管36によって冷
却装置(チラー)18に供給され、更に冷却して常温近
くにし、大気に開放している。なお、この装置10で使
用される冷却水はこの冷却装置18によって常温又は常
温より少し低い温度に冷却されて各機器に供給され、各
機器で使用されて加温された冷却水は更にこの冷却装置
18に戻り、再度冷却して使用されている。排ガス凝縮
タンク17には、不足する洗浄剤を入れる洗浄剤供給口
37が開閉弁38を介して設けられている。
【0014】以上の排ガス凝縮タンク17によって凝縮
された洗浄剤にはPCBが混入している汚染洗浄剤なの
で、この洗浄剤を蒸留再生ユニット19及びこれに続く
別の(二段目の)蒸留再生ユニット39によって、実質
的に純粋な洗浄剤とPCBを主体とするPCB濃縮液と
に分離する。蒸留再生ユニット19と二段目の蒸留再生
ユニット39とは実質的には同一構造であるので、蒸留
再生ユニット19について説明し、蒸留再生ユニット3
9については同一の符号を付してその詳しい説明を省略
する。排ガス凝縮タンク17の底部にその元側で接続さ
れた配管40の途中には開閉電磁弁41及びオイルフィ
ルタ42が設けられ、液面調整タンク43を介して蒸留
槽44に接続されている。液面調整タンク43は蒸留槽
44の中間位置に設けられて、上側配管と下側配管によ
って蒸留槽44の気相と液相に連結されている。液面調
整タンク43の内部にフロートセンサーを有し、液面調
整タンク43の中間位置より液面が下がると、フロート
センサーがオンになって、開閉電磁弁41を開き、排ガ
ス凝縮タンク17から汚染洗浄剤を蒸留槽44内に引込
み、液面調整タンク43の中間位置より液面が上げる
と、フロートセンサーがオフになって、開閉電磁弁41
を閉じて、常時一定レベルの汚染洗浄剤が蒸留槽44内
にあるようになっている。
【0015】この蒸留槽44には蒸気による加温機構
(加熱機構)が設けられ、内部の温度を常時110℃〜
130℃の間の特定の温度に保つようにしている。蒸留
槽44の頂部の蒸気排出口には三方電磁弁(流路切替え
電磁弁)45が設けられ、常時開いている側(即ち、図
1において左側)には、冷却器46を介してコンデンサ
ー47が設けられ、発生する洗浄剤の蒸気を液化してい
る。コンデンサー47の底部は配管48によってエジェ
クター49に接続されている。このエジェクター49は
下流側に洗浄液を溜める循環タンク50が設けられてい
る。この循環タンク50の底部には配管51を介して循
環ポンプ52が設けられ、配管53を介してエジェクタ
ー49の入口側に洗浄剤を送り、洗浄剤をエジョクター
49に送ることで配管48に負圧を発生させ、これによ
って、蒸留槽44の内部を約30Torr程度の低真空
に保っている。これによって、沸点の高いPCBは気化
しないが、沸点の低い洗浄剤は気化(蒸気化)するの
で、洗浄剤からPCBを分離できる。なお、蒸留槽44
内の圧力と温度は洗浄剤とPCBを効率的に分けるのに
最適な温度及び圧力を使用する。循環タンク50からオ
ーバーフローする分は、純度の高い洗浄剤であるので、
途中に三方電磁弁54を備えた配管55を介して排ガス
凝縮タンク17又は予備容器15に送って再度使用す
る。
【0016】この蒸留再生ユニット19の蒸留槽44の
底部に溜まる液体は、PCBの濃度が徐々に濃くなる
が、洗浄剤も残っているので、配管56を介して2段目
の蒸留再生ユニット39に送る。蒸留再生ユニット39
では蒸留再生ユニット19と同一の動作を行って、この
PCBの濃い汚染液から純粋な洗浄剤を回収して排ガス
凝縮タンク17に送る。なお、この蒸留再生ユニット3
9において三方切替え弁45を開いてその蒸気を排ガス
凝縮タンク17に送ることもできるが、これは非常用で
ある。この蒸留再生ユニット39の蒸留槽44にはPC
Bを主体とする液(5/60以下の洗浄剤で残りがPC
B)が溜まるので、定期的にバルブ60を開いて抜いて
ドラム缶等に入れる。このPCBは別の装置で分解処理
される。なお、各配管にはメンテナンスのためにそれぞ
れバルブが設けられているが、通常は開いているので、
図面上の記載及び説明は省略する。
【0017】続いて、以上の構成となったPCB汚染物
の処理装置10の動作方法及びPCB汚染物の処理方法
について説明する。所定の大きさのPCB汚染物である
処理対象物11を、網籠20に収納した状態で洗浄容器
14に入れて蓋13をする。蓋13は内部の洗浄液やそ
の蒸気が漏洩しないように完全に密閉しておく(以上、
処理対象物の搬入工程)。蓋13を密閉した状態で、開
閉電磁弁22、27及び大気開放弁21を閉じた状態
で、真空ポンプ16に接続される開閉電磁弁31を開
き、真空ポンプ16を運転して、洗浄容器14内の空気
を抜いて真空にする。処理対象物11は予め内部に貫通
する孔が設けられているので、内部に貯留した空気の殆
どを抜き出す。これによって洗浄容器14内は3Tor
r程度となる。洗浄容器14は加温冷却機構を用いて蒸
気によって約110〜126℃程度に加熱されている。
次に、開閉電磁弁31を閉じた状態で、開閉電磁弁22
と大気開放弁29を開け、予備容器15に貯留している
洗浄剤を洗浄容器14内に入れる。配管23の内径は大
きく、洗浄容器14内は真空になっており、しかも予備
容器15は洗浄容器14に対して上位置に配置されてい
るので、短時間が予備容器15内の洗浄剤が洗浄容器1
4内に入る。そして、洗浄剤は開けられている孔を介し
て処理対象物11の内部まで侵入する。洗浄容器14に
は図示しないレベルスイッチが設けられ、所定のレベル
まで洗浄剤が入った後は、開閉電磁弁22を閉じる。
【0018】そして、洗浄剤の沸点以下の温度の高温度
で、超音波洗浄器12を作動させると共に、洗浄容器1
4を揺動洗浄機構を用いて上下に揺動させる。これによ
って、処理対象物11に付着している又は溜まっている
PCBが洗浄剤に効率的に溶け込み洗浄効果が増す。洗
浄容器14によるこのような洗浄を約5分程度連続的に
行う。なお、洗浄容器14に直接接続される配管類は全
てフレキシブルホースか、上下方向に長さを伸縮できる
継ぎ手が用いられ、洗浄容器14が自由に上下に揺動で
きる構造となっている。洗浄容器14で洗浄を行ってい
る間に、予備容器15は開閉電磁弁32を開くことによ
って内部を真空状態にしている。なお、予備容器15に
は途中に開閉電磁弁58を有するオーバーフロー配管5
9が設けられ、開閉電磁弁58を開いた状態ではオーバ
ーフローする洗浄剤は排ガス凝縮タンク17に流れこむ
ようになっている。この開閉電磁弁58は予備容器15
を真空状態又は減圧状態にする場合は閉じているが、他
の場合は開いていてオーバーフローする洗浄剤を、下位
置にある排ガス凝縮タンク17に流している。(以上、
第1処理)
【0019】洗浄容器14での処理対象物11の一応の
洗浄が終わった後は、大気開放弁21を開くと共に、開
閉電磁弁22を開く。これによって、洗浄容器14内の
洗浄剤が予備容器15内に移行する。なお、配管23は
洗浄容器14の底部まで延びて殆どの洗浄剤を予備容器
15に移行させることができる(以上、第2処理)。次
に、開閉電磁弁22及び大気開放弁21を閉じて、開閉
電磁弁31を開け洗浄容器14内を再度真空にする。こ
れによって、処理対象物11内に隠れていたガスが排出
され、洗浄剤が侵入し易くなる(第1処理の一部)。こ
のような第1処理と第2処理を繰り返して、高温状態に
保持している洗浄容器14内の処理対象物11を真空に
した後、洗浄剤を入れて洗浄し、洗浄剤を抜いて更に真
空するという動作を例えば5〜6回程度行う。これによ
って、処理対象物11の隙間に洗浄剤が入り込み、含ま
れているPCBが洗浄剤に溶け込んで処理対象物11の
洗浄が行われる主洗浄工程が行われる。
【0020】主洗浄工程が終了すると、次に処理対象物
11の仕上げ洗浄を行う。この仕上げ洗浄は、洗浄容器
14内の洗浄剤を略完全に除去した後に行う。洗浄容器
14から予備容器15への真空吸い上げだけでは、洗浄
容器14の底部に洗浄剤が残るので、最後は、大気開放
弁21及び開閉電磁弁27を開いて溜まっている洗浄剤
を液戻しタンク26に落下させる。液戻しタンク26に
溜まった洗浄剤は開閉電磁弁24を開けて予備容器15
から真空引きする。これによって、略完全に洗浄容器1
4に溜まった洗浄剤はなくなるので、次に、大気開放弁
21、開閉電磁弁27、22を閉めた状態で、開閉電磁
弁31を開き内部を真空状態にすると共に、加温冷却機
構を水に切り換えて洗浄容器14の温度を約50〜60
℃程度に下げる。
【0021】洗浄容器14内に溜まっていた空気が略完
全に抜け、処理対象物11の温度が50〜60℃近傍に
下がった状態で、三方電磁弁45を図1において下から
左方向に開き、蒸留槽44が気化した実質的に純粋な洗
浄剤蒸気を洗浄容器14内に導く。洗浄剤蒸気は、洗浄
容器14内に真空で引かれて入ると、低温の洗浄容器1
4の内面及び処理対象物11に凝結して付着する。これ
によって、処理対象物11及び洗浄容器14内面の蒸気
洗浄が行われる(以上、仕上げ洗浄工程)。このような
仕上げ洗浄工程が終了した後、三方電磁弁45を元の位
置に戻して蒸気の供給を停止し、洗浄容器14内に溜ま
ったPCBを含む洗浄液を開閉電磁弁27を開けて排除
した後、加温冷却機構を作動させて洗浄容器14内の温
度を110〜130°付近まで上昇し、開閉電磁弁2
2、27及び大気開放弁21を閉じて、開閉電磁弁31
を開け内部を高真空(約3Torr)にして、洗浄容器
14内の洗浄剤の乾燥を行う。これによって、処理対象
物11からPCBは略完全(例えば、5ppm以下)に
除去される(以上、乾燥工程)。処理対象物11の乾燥
処理が終了した後、洗浄容器14の温度を下げると共に
大気圧に戻し、蓋13を開けて処理対象物11を取り出
し(以上、搬出工程)、一回の処理対象物11の処理が
完了する。
【0022】以上の処理によって、PCBに汚染された
洗浄剤が発生するが、予備容器15から、通常は開いて
いる開閉電磁弁58が設けられているオーバーフロー配
管59を通じて排ガス凝縮タンク17に流れ込む。排ガ
ス凝縮タンク17に溜まったPCBを含む洗浄剤は、蒸
留再生ユニット19及びこれに続く別の蒸留再生ユニッ
ト39によって蒸留して、純粋な洗浄剤(再生洗浄剤)
を分離し、蒸留再生ユニット19によって回収される洗
浄剤は、配管55及び三方電磁弁54を通じて予備容器
15に、又は予備容器15に供給することができない場
合には、三方電磁弁54を切り換えて直接排ガス凝縮タ
ンク17に送って、常時予備容器15内に溜まる洗浄剤
及び排ガス凝縮タンク17に溜まる洗浄剤を循環浄化し
ている。なお、蒸留再生ユニット39から回収される洗
浄剤は排ガス凝縮タンク17に入れる。先に述べたよう
に、ドライタイプの真空ポンプ16の入口側配管30に
は加熱配管(加温機構)が使用されて、内部を通過する
洗浄剤の液化を防ぎ、真空ポンプ16から排ガス凝縮タ
ンク17を通じて排気される気体は一旦冷却装置18を
通じて常温近くまで温度を下げた状態で大気開放してい
る。
【0023】前記実施の形態において、洗浄容器14、
予備容器15及び排ガス凝縮タンク17には、外部から
洗浄剤の状態を視認できる液面計が設けられている。ま
た、このPCB汚染物の処理装置には、石油系の洗浄剤
を使用するので、機器は全て防爆発構造のものを使用
し、その他、二酸化炭素の自動消火装置、粉末タイプ消
火剤を使用した自動消火ボール、可燃性ガス濃度計、可
燃性ガスを検知した場合や火災等の異常時に全体を密閉
する自動密閉装置(具体的には扉自動遮断装置)、異常
時のエアー自動遮断装置、異常時の排気ダンパーの自動
遮断機構、異常時の電源遮断機構等の安全を確保するた
めの機器や装置を設けておくのが好ましい。そして、全
体の制御をプログラマブルコントローラを用い、使用機
器の自己診断機能を設けておき、仮に故障した場合に
は、その箇所及び予めプログラムされた対処方法を正面
にタッチパネルに表示するようにするのが好ましい。前
記真空ポンプ等の点検やグリスアップ等を定期的に行う
ような制御を組み込み、これを人が行う場合には、タッ
チパネルに表示するようにするのが好ましい。更に、P
CBで汚染された処理対象物の洗浄容器への搬送、搬入
は自動的に行うように搬入、搬出手段を設けておくのが
好ましい。なお、前記PCB汚染物の処理方法及び装置
においては、2段の蒸留再生ユニットを用いたが更に多
段とすることもでき、これによって洗浄剤の回収性が向
上する。
【0024】
【発明の効果】請求項1〜3記載のPCB汚染物の処理
方法及び請求項4〜6記載のPCB汚染物の処理装置に
おいては、洗浄剤として、PCBより沸点の(十分に)
低い炭化水素系の洗浄剤を使用しているので、従来のト
リクロロエチレン、テトラクロロエチレン等のように有
機塩素系の洗浄剤を使用する場合に比較して、発ガン
性、地下汚染及び大気汚染等の心配がなく、更には労働
安全面においても優れる。更には、真空ポンプとして油
を使用しないドライタイプの真空ポンプを用いているの
で、洗浄剤の蒸気に混じったPCBが真空ポンプで使用
しているオイルに溶けて、その処理に困る等の問題がな
い。洗浄剤は系内で繰り返し使用するので、仮にPCB
を微小含むものであっても、系外に排出されず安全であ
る。最終処理されるPCBは純粋なPCBにするわけで
はなく、炭化水素系の洗浄剤が少し混じっていることに
はなるが、PCB燃焼処理の燃料として働く。特に、請
求項2記載のPCB汚染物の処理方法においては、洗浄
剤に高純度の灯油を使用するので、その処理が容易であ
り、更には安価である。そして、請求項6記載のPCB
汚染物の処理装置においては、更に2段の蒸留再生ユニ
ットを用いて洗浄剤とPCBを分離しているので、PC
Bの分離効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るPCB汚染物の処
理方法及び装置を示した説明図である。
【符号の説明】
10:PCB汚染物の処理装置、11:処理対象物、1
2:超音波洗浄器、13:蓋、14:洗浄容器、15:
予備容器、16:真空ポンプ、17:排ガス凝縮タン
ク、18:冷却装置、19:蒸留再生ユニット、20:
網籠、21:大気開放弁、22:開閉電磁弁、23:配
管、24:開閉電磁弁、25:配管、26:液戻しタン
ク、27:開閉電磁弁、28:配管、28a:蓋、2
9:大気開放弁、30:入口側配管、31、32:開閉
電磁弁、33:配管、34:冷却コイル、35:ダンパ
ー、36:配管、37:洗浄剤供給口、38:開閉弁、
39:蒸留再生ユニット、40:配管、41:開閉電磁
弁、42:オイルフィルタ、43:液面調整タンク、4
4:蒸留槽、45:三方電磁弁、46:冷却器、47:
コンデンサ、48:配管、49:エジェクター、50:
循環タンク、51:配管、52:循環ポンプ、53:配
管、54:三方電磁弁、55:配管、56:配管、5
8:開閉電磁弁、59:オーバーフロー配管、60:バ
ルブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉可能な蓋を備えた洗浄容器に、PC
    Bで汚染された処理対象物を入れる処理対象物の搬入工
    程と、前記洗浄容器を密閉して内部をドライタイプの真
    空ポンプを用いて真空にした後、該洗浄容器中に、処理
    しようとするPCBより沸点の低い炭化水素系の洗浄剤
    を入れて、該洗浄剤の沸点以下の高温度で超音波洗浄及
    び揺動洗浄を行う第1処理と、第1処理の後に前記洗浄
    容器内を大気圧に曝すと共に前記洗浄剤を抜く第2処理
    とを複数回繰り返す主洗浄工程と、前記主洗浄工程が完
    了した後、前記洗浄容器の温度を下げて前記処理対象物
    の温度を降下し、前記洗浄剤による蒸気洗浄を行い、前
    記処理対象物に付着した微量のPCBを実質的に除去す
    る仕上げ洗浄工程と、前記仕上げ洗浄工程後に前記処理
    対象物及び洗浄容器内に残った洗浄剤を、前記洗浄容器
    を加熱すると共に、内部を高真空にして除去する乾燥工
    程と、前記乾燥工程で処理が終わった後、前記洗浄容器
    内を大気に保ち、前記蓋を開けて前記処理対象物を前記
    洗浄容器から取り出す搬出工程とを有し、前記処理対象
    物の洗浄に使用した前記洗浄剤は、蒸留して実質的に純
    水な再生洗浄剤とPCBを多量に含むPCB濃縮液に分
    離し、前記再生洗浄剤を前記主洗浄工程の洗浄剤及び前
    記仕上げ洗浄工程における蒸気として用いることを特徴
    とするPCB汚染物の処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のPCB汚染物の処理方法
    において、前記炭化水素系の洗浄剤に、高純度の灯油を
    用いることを特徴とするPCB汚染物の処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のPCB汚染物の処
    理方法において、前記洗浄剤の蒸留は、PCBの混入し
    た洗浄剤を低真空状態で加熱して純度の高い洗浄剤とP
    CBを主体とする残液とに分離する蒸留再生ユニットを
    用いることを特徴とするPCB汚染物の処理方法。
  4. 【請求項4】 内部にあるPCBで汚染された処理対象
    物を、処理しようとするPCBより沸点の低い炭化水素
    系の洗浄剤を用いて、洗浄する超音波洗浄器及び揺動洗
    浄機構を備え、密閉可能な蓋を有する加温冷却機構付き
    の洗浄容器と、前記洗浄容器内の洗浄剤を回収して一次
    保存する加温冷却機構付きの予備容器と、前記洗浄容器
    及び予備容器に接続されてこれらを選択的に真空可能
    で、しかも入口側配管には、前記洗浄剤を蒸気状態に保
    つ加温機構が設けられているドライタイプの真空ポンプ
    と、前記真空ポンプの出口側に接続され、該真空ポンプ
    からの放出ガスを集めて含まれる蒸気を液化する排ガス
    凝縮タンクと、前記排ガス凝縮タンクからの排ガスを更
    に常温近傍まで冷却する冷却装置と、前記排ガス凝縮タ
    ンクを経由するPCBで汚染された洗浄剤を実質的に純
    粋な洗浄剤とPCBを主体する汚染液に分離する蒸留再
    生ユニットとを有することを特徴とするPCB汚染物の
    処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のPCB汚染物の処理装置
    において、前記蒸気再生ユニットは、汚染された洗浄剤
    を受入れ、含まれる純粋な洗浄剤のみを蒸気化する加温
    機構付きの蒸留槽と、前記蒸留槽からの蒸気を冷却して
    液化するコンデンサー及びこれに直列に接続され前記蒸
    留槽内を減圧するエジェクターと、前記エジェクターの
    出側に接続されて循環タンク及び該循環タンクの洗浄剤
    を前記エジェクターに送って該エジェクターに負圧を発
    生させる循環ポンプとを有し、前記循環タンクから実質
    的に純粋な洗浄剤を回収していることを特徴とするPC
    B汚染物の処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のPCB汚染物の処理装置
    において、前記蒸留槽に残ったPCBを多量に含む汚染
    液は、前記蒸気再生ユニットと同一構造の別の蒸気再生
    ユニットに送って、実質的に純粋な洗浄剤を汚染液から
    分離していることを特徴とするPCB汚染物の処理装
    置。
JP2001347741A 2001-11-13 2001-11-13 Pcb汚染物の処理方法及び装置 Pending JP2003145069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001347741A JP2003145069A (ja) 2001-11-13 2001-11-13 Pcb汚染物の処理方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001347741A JP2003145069A (ja) 2001-11-13 2001-11-13 Pcb汚染物の処理方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003145069A true JP2003145069A (ja) 2003-05-20

Family

ID=19160699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001347741A Pending JP2003145069A (ja) 2001-11-13 2001-11-13 Pcb汚染物の処理方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003145069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101239203B1 (ko) * 2008-09-30 2013-03-05 한국전력공사 수직구조로 된 유형 또는 더블유형 화력발전용 증기계통 보일러 튜브를 위한 화학세정방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101239203B1 (ko) * 2008-09-30 2013-03-05 한국전력공사 수직구조로 된 유형 또는 더블유형 화력발전용 증기계통 보일러 튜브를 위한 화학세정방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4443269A (en) Tool decontamination method
RU2366873C2 (ru) Система и способ извлечения гексафторида серы в газовой фазе
AU673663B2 (en) Vacuum air lock for a closed perimeter solvent conservation system
JPH06269605A (ja) 多成分蒸気混合物の回収方法および回収装置
AU2012245083B2 (en) A plant and method for recovering sulphur hexafluoride for reuse
US7444761B2 (en) Intrinsically safe flammable solvent processing method and system
JP2002018372A (ja) 洗浄方法及び洗浄装置
JPH03140485A (ja) 脱脂洗浄方法および装置
US5150577A (en) System and method for recovering and purifying a halocarbon composition
JPH05500473A (ja) 揮発性成分を有する液体組成物のための放出制御システム及びその方法
JP3307429B2 (ja) 真空洗浄・乾燥方法および装置
JP2003190892A (ja) マルチ密閉式洗浄,真空乾燥の方法及びその装置
JP2003145069A (ja) Pcb汚染物の処理方法及び装置
JPH07227581A (ja) 真空洗浄・乾燥方法及び装置
JP2000237703A (ja) 真空洗浄乾燥方法及び装置
KR100530019B1 (ko) 용제 재생기가 장착된 세정장치
JP3818876B2 (ja) 乾燥装置
JP3032938B2 (ja) 減圧洗浄・乾燥装置
RU114625U1 (ru) Устройство для очистки изделий
JP3278781B2 (ja) 密閉式溶剤洗浄回収方法及びその装置
JP4690953B2 (ja) オイルスクラバー洗浄油の逆流防止タンクを備える真空加熱装置
JP3813277B2 (ja) 密閉化処理方法
JPH09290147A (ja) 電気装置の絶縁媒体回収装置
JPH0571281B2 (ja)
JPH07925A (ja) 非水系溶剤を用いたベーパー洗浄乾燥方法とその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051213

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060530