JP2003144714A - 弾球遊技機の基板取り付け構造 - Google Patents

弾球遊技機の基板取り付け構造

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JP2003144714A
JP2003144714A JP2001345053A JP2001345053A JP2003144714A JP 2003144714 A JP2003144714 A JP 2003144714A JP 2001345053 A JP2001345053 A JP 2001345053A JP 2001345053 A JP2001345053 A JP 2001345053A JP 2003144714 A JP2003144714 A JP 2003144714A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の裏セット盤に装備される回路基板の
着脱を容易化する。 【解決手段】 開閉搭載枠たる前枠の裏面側に開閉自在
に取り付けられた裏セット盤を有し、この裏セット盤に
基板ケースに収納されて取り付けられる回路基板を備え
る弾球遊技機において、裏セット盤を構成する基枠体3
0にガイド部838と複数の基枠体側係合部831,8
31とを一体的に形成し、基板ケース930には、ガイ
ド部と係合可能な被ガイド部(不図示)および基枠体側
係合部831,831と係合可能なケース側係合部93
1,931を設け、基板ケース側の被ガイド部が基枠体
側のガイド部838に案内されて上記複数の基枠体側係
合部831,831と複数のケース側係合部931,9
31とが着脱自在に係合し、基板ケース930に収容さ
れた回路基板93が基枠体30に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に代表
される弾球遊技機に関し、さらに詳しくは、遊技盤の裏
側に開閉自在に取り付けられた裏セット盤に支持部材を
介して取り付けられ遊技機を作動させる回路基板の取り
付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】弾球遊技機の代表例として知られるパチ
ンコ機は、近年では、単純になりがちなゲーム展開を複
雑化し多種多様な入賞状態や表示や、賞球制御、表示制
御等を行うため、その作動をマイクロコンピュータで制
御するいわゆるデジタルパチンコ機が主流となってい
る。このようなパチンコ機では、遊技盤等が取り付けら
れて開閉搭載枠を成す前枠の裏側に、予備賞球の貯留機
構や賞球の払出機構などが設けられた裏セット盤(裏機
構盤とも称される)が開閉可能に取り付けられており、
この裏セット盤にパチンコ機全体の作動を統括的に制御
する主制御基板や、賞球の払出制御を行う賞球制御基
板、効果照明や効果音の作動を制御するランプ・音声制
御基板など、パチンコ機を作動させるために複数の回路
基板が取り付けられている。 【0003】これらの回路基板は、正当な権限なき第三
者が基板を改造する(例えばプログラムROMを偽造R
OMに差し替える)等の不正行為を防止するとともに、
不正改造された事実を直ちに発見できるように、基板全
体を覆う透明な基板ケースに収容されており、このよう
にして収容された基板ケースを裏セット盤に取り付ける
ことにより裏セット盤に搭載していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パチンコ機にあっては、裏セット盤に複数の遊技球の通
路が立体交差状に形成されるため、裏セット盤の裏面が
凹凸化して平坦な取付スペースが少なく、回路基板を取
り付けるためにボスを設けて基板を浮かせたり、複数の
回路基板を重ねて配置する必要が生じるなど、基板取り
付け構造の複雑化に加えて各回路基板に対するメンテナ
ンス性が低下するなどの問題があった。 【0005】また、各回路基板を収容する基板ケースが
ねじ等の締結手段を用いて裏セット盤に取り付けられて
いたため、パチンコ機製造時における部品点数及び組立
工数がともに多く、上記取り付け構造の複雑化と相まっ
て生産コストを上昇させる一因になっていた。また、基
板ケースは基板が固定されるベース部材とこのベース部
材に開閉可能に取り付けられた蓋部材とから構成される
が、パチンコ機が遊技施設に設置された後に、動作不良
等によって回路基板の交換作業を行うときには、一般
に、基板を収容した基板ケースごとアッセンブリ交換さ
れることが多い。この場合に、従来では基板ケースを固
定する多数本のねじを逐一嵌脱させて基板交換を行う必
要があり、さらに小ねじを紛失させるおそれもあるため
基板交換時の作業工数が多く保守作業性が悪いという問
題もあった。 【0006】本発明はこのような事情に鑑みて成された
ものであり、裏セット盤の裏面を平坦化して基板取り付
け構造を簡明化させるとともに、ねじ等の締結手段を用
いずに軽快に着脱交換可能な取り付け構造を構築し、も
って生産性やメンテナンス性等に優れた弾球遊技機を提
供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る弾球遊技機の基板取り付け構造は、枠部材
と、この枠部材に取り付けられた遊技盤と、枠部材の裏
面側に開閉自在に取り付けられた裏セット盤と、基板支
持部材(例えば、実施形態における基板ケースのベース
部材や基板ベース)に固定されて裏セット盤に取り付け
られ遊技機を作動させる回路基板とを備える弾球遊技機
において、裏セット盤には、この裏セット盤の基枠体に
一体に形成されたガイド部と基枠体に一体に形成された
複数の基枠体側係合部とを有し、基板支持部材には、ガ
イド部と係合可能な被ガイド部および複数の基枠体側係
合部と係合可能な複数の支持部材側係合部(例えば、実
施形態におけるケース側係合部やベース側係合部)を有
し、基板支持部材側の被ガイド部が基枠体側のガイド部
に案内されて複数の基枠体側係合部と複数の支持部材側
係合部とが着脱自在に係合し、基板支持部材に固定され
た回路基板が裏セット盤に取り付けられるように基板取
り付け構造を構成する。 【0008】このような基板取り付け構造では、裏セッ
ト盤を構成する基枠体にガイド部と複数の基枠体側係合
部が一体成形され、他方の基板支持部材に上記ガイド部
と係合可能な被ガイド部及び複数の基枠体側係合部とそ
れぞれ係合可能な複数の支持部材側係合部が設けられ、
基板支持部材の被ガイド部が基枠体のガイド部に案内さ
れて複数の基枠体側係合部と複数の支持部材側係合部と
が着脱自在に係合することで、基板支持部材に固定され
た回路基板が裏セット盤に取り付けられる。すなわち、
基板支持部材に固定された回路基板は、ガイド部と被ガ
イド部との係合により案内されつつ、相互に係合可能な
支持部材側係合部と基枠体側係合部との係脱により裏セ
ット盤に着脱自在に取り付けられており、回路基板の取
り付け及び交換に際して多数本のねじを逐一嵌脱させる
必要がない。従って、裏セット盤の基枠体と基板支持部
材とに相互に係合可能なガイド構造と係合構造とを設け
るという簡明な構成で、軽快に着脱交換可能な基板の取
り付け構造を構築することができる。 【0009】なお、本明細書にいう「遊技機を作動させ
る回路基板」とは、遊技機を作動させるために用いられ
る各種の基板をいい、例えば、上述した主制御基板や賞
球制御基板、ランプ・音声制御基板等の制御基板の他
に、各制御基板や電子部品等を作動させるための電力を
供給する電源基板、各制御基板間の相互接続や電子部品
と制御基板との間を接続するために用いられる中継基
板、遊技施設との間で遊技機の作動状態を通信するター
ミナル基板等の各種基板を含む意味である。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について添付図面を参照しながら説明する。実施例では
本発明に係る弾球遊技機の代表例としてパチンコ機を採
り上げ、このパチンコ機の裏セット盤と、この裏セット
盤に搭載される各回路基板とに本発明の基板取り付け構
造を適用した場合を主として説明する。まず、本発明が
適用されるパチンコ機PMについてその概要構成を図1
から図5を参照して要約説明する。ここで、図1はパチ
ンコ機PMを正面から見た正面図、図2はパチンコ機P
Mを裏面から見た背面図(遊技盤の裏面構成を記載省略
している)、図3は裏セット盤BSPから各種回路基板
やカバー類を取り外した状態で示す背面図、図4はさら
に裏セット盤を取り外した状態で遊技盤20の裏面構成
を示す背面図、図5はパチンコ機PMから遊技盤20を
取り外した状態で裏セット盤の表面側を示す斜視図であ
る。なお、図3では遊技済み球排出経路70および賞球
払出経路60を明確に示すため、これらの経路の後方を
塞ぐ蓋部材32や回路基板等を取り外した状態で示して
いる。 【0011】パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構
成されて縦向きの固定保持枠を成す外枠1の開口前面
に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載
用の前枠2が互いの正面左側上下に配設されたヒンジ部
材3a,3bにより横開き開閉および着脱可能に取り付
けられ、正面右側に設けられた施錠装置4を利用して外
枠1と係合された閉鎖状態で遊技に供される。 【0012】前枠2の正面側には、前枠2の前側面域に
合わせた方形状のガラス扉5および上球皿6がともに横
開き開閉及び着脱が可能に組付けられており、施錠装置
4および図示しないロック機構を利用して前枠2の前面
を覆う閉止状態で保持される。上球皿6には払い出され
た遊技球を貯留して整列させる球皿部6aが設けられる
とともに、球皿部に貯留する遊技球を下球皿7に排出さ
せる球抜きレバー6bが設けられている。前枠2の下部
には球皿部7aおよび球出口7eを有する下球皿7が設
けられ、この下球皿7と並んで遊技球の発射操作を行う
操作ハンドル8が取り付けられている。 【0013】前枠2の裏側には、この前枠2と一体に方
形枠状の収容枠2aが成形されており、この収容枠2a
に所定のゲージ設定で構成された遊技盤20が複数の係
合レバー17,17…により着脱交換可能にセット保持
される。収容枠2aは遊技盤20をセット保持したとき
に、遊技盤20の前面が閉鎖状態にあるガラス扉5のガ
ラス板と所定間隔をおいて対向するように構成されてお
り、遊技盤面とガラス板内面との間に遊技球が落下移動
する遊技領域空間が形成される。 【0014】また、前枠2の裏側下部には打球発射装置
9が取り付けられ、前枠2における収容枠2aの下部に
前枠2と一体に遊技補助盤10が形成されている。な
お、遊技補助盤10の表側には打球発射装置9のハンマ
ーと位置整合して遊技球を遊技盤の外レールに向けて発
射する発射レールや、効果音を発生するスピーカ等が取
り付けられている。遊技補助盤10は上球皿6の裏側に
位置し、常には閉鎖状態に保持される上球皿6によりそ
の表面側が覆われている。 【0015】収容枠2aの裏側に球貯留供給機構40や
賞球払出機構50等を有する裏セット盤BSPが上下の
ヒンジ18,18で横開き開閉及び着脱が可能に装備さ
れ、常には閉鎖レバー19,19…を用いて遊技盤20
の裏面を覆うように閉鎖保持される。裏セット盤BSP
の各部には、このパチンコ機の作動を統括的に制御する
主制御基板91や、賞球の払出制御を行う賞球制御基板
92、効果照明や効果音の作動制御を行うランプ・音声
制御基板93、各制御基板や電子部品に所定の電力を供
給する電源基板94、複数のコネクタが取り付けられて
制御信号や電力の中継を行う中継基板95、遊技機の作
動状態を遊技施設側に出力するためのターミナル基板9
6等の各種基板や賞球カセット52などの電子部品が取
り付けられ、各機器が図示しないワイヤーハーネスで接
続される。パチンコ機PMは、全体が所要の後傾角度
(例えば、1度以内の後傾角)で遊技施設の遊技島に縦
向きに保持される。 【0016】パチンコ機PMは、上球皿6およびガラス
扉5が閉止施錠された状態(図1に示す状態)で遊技に
供され、球皿部6aに遊技球を貯留させて操作ハンドル
8を回動操作することにより遊技が開始される。操作ハ
ンドル8の操作レバーが回動操作されると、球皿部6a
に貯留する遊技球が図示省略する球送り装置によって1
球ずつ発射レール上に送り出され、打球発射装置9のハ
ンマーに打ち出されて遊技盤20の外レール22aに沿
って遊技領域PAに導かれ、以降パチンコゲームが展開
される。 【0017】さて、このように概要構成されるパチンコ
機PMにおいて、遊技盤20は所定板厚の積層合板の表
面にセルが貼り付けられた化粧板21の前面側に、帯状
の外レール22aおよび内レール22b(これらを合わ
せて案内レール22と称する)が固設され、この案内レ
ール22に囲まれた内側に遊技領域PAが区画される。
遊技領域PA内には多数本の遊技釘とともに、複数の風
車23、一般入賞具24や始動入賞具25並びにアタッ
カー装置26などの入賞具、周囲に飾り部を有した図柄
表示装置28などが設けられている。 【0018】一般入賞具24は、遊技球が落入可能な入
賞孔を有し、ここに入賞した遊技球を検出する入賞球検
出センサ(具体的には、遊技球の通過を磁気的または光
学的に検出するセンサ)が取り付けられている。一般入
賞具24の後側には化粧板21を貫通するセーフ球通路
孔24hが設けられており、一般入賞具24に入賞した
セーフ球はセーフ球通路孔24hを通って遊技盤20の
裏面側に排出される。 【0019】始動入賞具25は、いわゆる電動チューリ
ップ構成の入賞具からなり、左右のチューリップ羽根を
開閉させることができる。この始動入賞具25にも入賞
した遊技球を検出する入賞球検出センサが取り付けられ
るとともに、その後側に化粧板21を貫通するセーフ球
通路孔(不図示)が設けられており、始動入賞具25に
入賞したセーフ球はセーフ球通路孔を通って遊技盤20
の裏面側に排出される。 【0020】アタッカー装置26は、中央に横長方形状
の開口からなる大入賞口を有し、この大入賞口を開閉自
在に覆って開閉扉が取り付けられている。開閉扉は通常
閉止されており、遊技中において所定の遊技条件の下で
特別遊技状態が成立したときに、開閉扉が前方にほぼ9
0度倒されて大入賞口が開放される。大入賞口内には左
右二つの入賞口が設けられ、それぞれに入賞球検出セン
サが取り付けられるとともに、このアタッカー装置26
の後側に上記二つの入賞口に繋がって化粧板21を貫通
する二つのセーフ球通路孔26h,26hが設けられて
いる。大入賞口から入ったセーフ球はセーフ球通路孔2
6h,26hを通って遊技盤20の裏面側に排出され
る。 【0021】各入賞具24,25,26に遊技球が入賞
すると、各入賞具に取り付けられた入賞球検出センサに
よって入賞したセーフ球が検出され、その入賞具の種類
や遊技状況に応じた所定数の賞球が後述する賞球払出機
構50から上球皿6もしくは下球皿7に払い出される。
また、図柄表示装置28は遊技盤の前面側に液晶表示パ
ネルを有しており、遊技盤20の裏面側に取り付けられ
た画像制御基板97により制御されて遊技状況に応じた
種々の表示がなされる。 【0022】遊技領域PAの最下部には、入賞具24,
25,26に入賞せずに落下したアウト球を集合して排
出させるアウト口27が設けられている。アウト口27
の後側には化粧板21を貫通してアウト球通路孔27h
が形成されており、アウト口27に集められたアウト球
がアウト球通路孔27hを通って遊技盤20の裏面側に
排出される。化粧板21の裏側にはセーフ球通路孔24
h,26hおよびアウト球通路孔27hの裏側を覆い所
定間隔をおいて不正防止用の裏カバー29が固定され化
粧盤裏面との間に排出空間を形成している。裏カバー2
9の下端は開放されており、セーフ球通路孔およびアウ
ト球通路孔を通って遊技盤20の裏面に排出された遊技
済み球が上記排出空間を化粧板21の裏面に沿って下方
に落下する。 【0023】遊技盤20の背後に位置し、上下のヒンジ
18を利用して横開き開閉自在に取り付けられる裏セッ
ト盤BSPは、常には閉鎖レバー19を用いて遊技盤2
0の裏面を覆うように閉鎖保持される。裏セット盤BS
Pは、全体として収容枠2aの背面外郭サイズよりも幾
分大きめの縦長方形形状を成し、中央に遊技盤20から
突出する画像制御基板97を受容する窓口31を有して
一体成形された基枠体30をベースとして構成される。 【0024】裏セット盤を構成する基枠体30には、窓
口31の上部に装備されて遊技球(予備賞球という)の
貯留・供給処理を行う球貯留供給機構40や、窓口31
の側方(背面図における右側方)に装備されて賞球の払
い出し処理を行う賞球払出機構50などの機構構成部品
が取り付けられるとともに、賞球払出機構50の下方に
位置して払い出された遊技球(賞球という)を上下の球
皿6,7に排出するための賞球払出経路60、窓口31
の下方に位置して遊技盤20から排出されるアウト球お
よびセーフ球(遊技済み球)を遊技施設側の回収バケッ
トに排出させる遊技済み球排出経路70などが形成され
ている。また、基枠体30の裏面側には、前述した各回
路基板が取り付けられる平坦な基板取り付け部81,8
2,83等が一体成形されており、各回路基板がそれぞ
れの基板取り付け部に形成された基枠側係合部を利用し
て着脱可能に装備される。なお、これら各回路基板の取
り付け構造については後に詳述する。 【0025】基枠体30の上部に取り付けられる球貯留
供給機構40は、予備賞球用のタンク部材41、タンク
部材41内に貯留された予備賞球を整列して供給させる
整列樋部材42を有して構成される。整列樋部材42
は、タンク部材41から供給された予備賞球を二列の予
備賞球路に整列させて収容し傾斜下方の偏向出口42a
に送り出す。偏向出口部には、整列された予備賞球の流
れを停止可能な球止め部材43が上下に揺動可能に取り
付けられており、この球止め部材を閉止位置にすること
で偏向出口42aから賞球払出装置50への予備賞球の
流れを停止させることができるように構成されている。
なお、球止め部材43は常には予備賞球の流路外に待避
保持され、整列された予備賞球が偏向出口42aから賞
球払出機構50に送られる。 【0026】賞球払出機構50は、偏向出口42aから
送られた予備賞球を受けて所定数量の遊技球を待機保持
させる賞球待機通路51と、この賞球待機通路51の下
端部に配設されて待機保持された予備賞球を払い出す賞
球カセット52とを有して構成される。賞球カセット5
2は、その内部にインペラとこのインペラを回転させる
モータとを有し、入賞具24,25,26への遊技球の
入賞に応じて賞球制御基板92から出力される払出指令
信号に基づいてインペラを回転作動させ、指令信号に応
じた数量の遊技球を賞球として賞球払出経路60に払い
出す。賞球カセット52の下部には賞球カセット52か
ら送り出された賞球を計数して賞球制御基板92にフィ
ードバックする賞球検出センサ53が設けられている。 【0027】賞球払出経路60は、上球皿6の球皿部6
aに通じる上球皿払出通路61と、下球皿7の球皿部7
aに通じる下球皿払出通路65とからなり、両通路は仕
切壁62で仕切られつつこの壁面の上部で連通し、一体
となって賞球払出機構50の出口に繋がっている。上球
皿払出通路61には、賞球カセット52の略直下に位置
して賞球出口61eが設けられており、賞球カセット5
2から払い出された賞球は、上球皿払出通路61を落下
して賞球出口61eから遊技補助盤10の上部の通出口
10e内に流れ、さらに上球皿6形成された通出樋6e
を通って球皿部6aに送り出される。 【0028】一方、下球皿払出通路65には、基枠体3
0と蓋部材32とのそれぞれに、仕切壁62の上端を通
り背面視左方に下傾する迂回路が形成されている。すな
わち、基枠体30には、仕切壁62を越えて溢れ出よう
とする賞球をスムーズに下球皿払出通路65に導くべ
く、前方に突出して左方に傾斜した溝状の第1迂回路6
3aが形成され、蓋部材32には、同様に賞球を下球皿
払出通路65に導くべく後方に突出して左方に傾斜した
第2迂回路63bが形成されている。 【0029】このため、上球皿6に貯留する賞球が一杯
になって賞球出口6eから賞球を排出できなくなり、さ
らに仕切壁62の上端まで賞球が充満した状態で賞球払
い出し機構50からさらに賞球が払い出されたときに、
新たに払い出された賞球は仕切壁62に堰き止められた
賞球を乗り越えて下球皿払出通路65に溢れ出るととも
に、仕切壁62の前後に位置する第1迂回路63aおよ
び第2迂回路63bを通って下球皿払出通路65に至
り、この下球皿払出通路65を流れてその下端から前枠
2に固定された賞球バケット68および前枠下部の球出
口7eを通り、球皿7の球皿部7aに送り出される。 【0030】遊技済み球排出経路70は、基枠体30の
表面側に形成されて遊技盤20の裏面側に排出されるア
ウト球およびセーフ球を集合させる遊技済み球集合通路
71と、基枠体30の裏面側に形成されて遊技済み球集
合通路71で集められた遊技済み球を裏セット盤BSP
の下部に導く遊技済み球排出通路75とからなり、遊技
済み球排出通路75の下方には、前枠2の裏面に取り付
けられて遊技済み球排出通路75から排出される遊技済
み球を遊技施設側の回収バケット(不図示)に導くダク
ト76が設けられている。 【0031】基枠体30の表面側に形成される遊技済み
球集合通路71は、それぞれ左右端部から中央に向けて
下傾された第1集合樋71a、第2集合樋71bおよび
第3集合樋71cを有し、裏セット盤BSPが前枠2に
閉鎖された状態で、これらの集合樋がセーフ球通路孔2
4h,26h等およびアウト球通路孔27hの出口下方
に位置するように配設される。集合樋の後方には、各通
路孔の裏側を覆うように壁面部72が立設されるととも
に、その上部が裏セット盤BSPの閉鎖姿勢において遊
技盤の裏カバー29とほぼ当接するように折り曲げられ
て天井壁部73が形成され、図4中に二点鎖線で示よう
に遊技盤20の裏面下部を覆う蓋状に構成されている。
このため、外部から遊技済み球集合通路71に遊技球が
流入することが防止されるとともに、入賞具に取り付け
られたセーフ球検出器への不正操作を防止している。 【0032】第1集合樋71aと第2集合樋71bとの
間に、基枠体30を前後に貫通する導出口74が設けら
れ、基枠体30の裏面側に形成された遊技済み球排出通
路75と繋がっている。遊技済み球排出通路75は図3
に示すように多段に屈曲して形成されており、その下端
に排出口が形成されている。ダクト76は、上下に開口
を有して上下に延びる中空角筒状に形成されており、前
枠2の裏面から後方に突出する支持脚にねじ止めされ
て、裏セット盤BSPが前枠2に閉止された閉鎖姿勢に
おいて、上端開口が遊技済み球排出通路75の排出口と
対向する所定位置に配設される。 【0033】このため、セーフ球通路孔24h,26h
等およびアウト球通路孔27hを通って遊技盤20の裏
面側に排出された遊技済み球は、この遊技済み球集合通
路の第1〜第3集合樋71a,71b,71cに受け止
められてこの樋上を転がり、傾斜下端の導出口74から
基枠体30の裏面側の遊技済み球排出通路75に導かれ
る。遊技済み球排出通路75では、導出口74から落下
する遊技済み球が各段差部で受け止められ落下速度が緩
和され、ダクト76内を通って遊技施設側の回収バケッ
トに排出される。このようなダクト76の存在により裏
セット盤から落下する遊技済み球の落下方向が一定範囲
に規制されるため、遊技施設側の回収バケットに向けて
遊技済み球が散乱するようなことがない。 【0034】なお、図2に示すように、賞球払出経路6
0および遊技済み球排出経路70は、これらの経路の後
方を塞ぐ一体の蓋部材32で覆われており、蓋部材32
の表面が主制御基板91の取付部81や賞球制御基板9
2の取付部82と同一面に位置して、この蓋部材32の
上面に電源基板94の取付部84が形成される。 【0035】次に、以降ではこのように構成される裏セ
ット盤BSPの各部に取り付けられる制御基板の取り付
け構造について説明する。既に概要説明したように裏セ
ット盤BSPを構成する基枠体30の各部には、各回路
基板91,92,93,94,95等を取り付けるため
の基板取り付け部81,82,83,84,85が形成
されており、ターミナル基板96を除く各回路基板は基
板ケースまたは基板ベースに収容された状態で、これら
の基板取り付け部に着脱自在に取り付けられる。 【0036】図6には基枠体30の各部に形成された基
板取り付け部81〜85を明示するため、蓋部材32の
みを取り付けた状態の基枠体30の背面図を示し、図7
〜図11および図20に主制御基板91の基板取り付け
構造を、図12〜図14および図21に賞球制御基板9
2の基板取り付け構造を、図15〜図19および図22
にランプ・音声制御基板93の基板取り付け構造を示
す。 【0037】まず、主制御基板91の取り付け構造につ
いて、図6〜図11および図20を参照して説明する。
ここで、図7は主制御基板91の取り付け部81を主と
して示す背面図、図8は主制御基板91を収納した基板
ケース910の裏面図、図9,図10および図11はそ
れぞれ図7中の矢印IX−IX,X−X,XI−XIに沿った断面
図を示している。なお、以降の説明では図6に示す背面
視における左右方向を左または右方向と称し、紙面直交
方向の向こう側(遊技機正面方向)を前方、手前側(遊
技機裏面方向)を後方と称して説明する。また、各基板
取り付け部に取り付けられる基板ケースについては、特
記しない限り取付姿勢における上下・左右方向をもって
上下・左右と称して説明する。 【0038】主制御基板91の基板取り付け部81は、
前述した壁面部72と、この下方に壁面部72の背面と
同一高さとなるように後方に向けて膨出成形された第1
膨出部34とからなり、ともに基枠体30に一体成形さ
れる。このうち、壁面部72には二つの基枠体側第1係
合部811,811が形成され、第1膨出部34には基
枠体側第2係合部812と第3係合部813およびロッ
クアーム814が形成されている。 【0039】基枠体側第1係合部811は、壁面部72
から後方に突出する横長方形状の枠部811aを有し、
その中央に枠部に囲まれた受容空間811sを形成する
とともに、枠部811aの右上角部に受容空間811s
を一部覆うように下向きに突出する係合片部811bが
形成されている。また、基枠体側第2係合部812は、
第1膨出部34から後方に突出する横長方形状の枠部8
12aを有し、その中央に枠部に囲まれた受容空間81
2sを形成するとともに、枠部812aの右下角部に受
容空間812sを一部覆うように上向きに突出する係合
片部812bが形成されている。すなわち基枠体側第1
係合部811と第2係合部812とは略同様のボックス
状の構成を有するが、上下方向に対称なミラーイメージ
の関係を有して構成される。 【0040】基枠体側第3係合部813は、第1膨出部
34から後方に突出して上方に開くL字状断面の脚部8
13aを有し、この脚部813aの後端から上向きに突
出する係合片部813bが形成されている。また、ロッ
クアーム814は左右および下辺がスリット状に切り離
されたアーム部814aと、このアーム部の先端部に形
成された楔状のロック部814bとからなり、アーム部
814aが第1膨出部34に対して前後に撓み変形して
ロック部814bが基板取付面から待避可能に形成され
ている。 【0041】一方、この基板取り付け部81に取り付け
られる主制御基板91は、基板ケース910に収納され
た状態で基板取り付け部81に着脱自在に取り付けられ
る。基板ケース910は、主制御基板91が固定される
ベース部材910aと、このベース部材910aに揺動
開閉可能に取り付けられた蓋部材910bとからなり、
ポリカーボネート等の透明な樹脂材料を用いて射出成形
等の成形手段により成形される。 【0042】ベース部材910aの背面側には、上記し
た二つの基枠体側第1係合部811,811とそれぞれ
係合可能なケース側第1係合部911,911、基枠体
側第2係合部812と係合可能なケース側第2係合部9
12、および基枠体側第3係合部813およびロック部
814bと係合可能なケース側第3係合部913とを有
して構成される。 【0043】ケース側第1係合部911は、ベース部材
910aからケース背面方向に突出して上方に開くL字
状断面の脚部911aを有し、この脚部の後端から上向
きに突出する係合片部911bが形成されている。一
方、ケース側第2係合部912は、ベース部材910a
からケース背面方向に突出して下方に開く逆L字状断面
の脚部912aを有し、この脚部の後端から下向きに突
出する係合片部912bが形成されている。ケース側第
3係合端部913は、ケース部材910aの背面下端の
リブから下方に向けて突出成形されている。なお、図9
から明らかなように、ケース側第1係合片部911およ
び第2係合部912はケース周囲のリブ高さよりも低く
形成されており、通常の取扱時に係合片部911a,9
12bを当接させて傷つけることがないように構成され
ている。 【0044】このように構成される主制御基板の取り付
け構造にあって、基枠体側係合部811,812,81
3とケース側係合部911,912,913とがそれぞ
れ着脱自在に係合する。基板ケース910の装着時に
は、まず、基板ケース910を把持してケース側第1係
合部911,911を基枠体側第1係合部811,81
1における後方に開く枠部に位置合わせして受容空間8
11s,811s内に嵌入させ、また同様に、ケース側
第2係合部912を基枠体側第2係合部812の後方に
開く枠部に位置合わせして受容空間812s内に嵌入さ
せる。このときケース側第3係合部913はその背面が
ロックアーム814のロック部814bを押さえる位置
にあり、上記受容空間内に嵌入させる押圧力によりアー
ム部814aが前方に撓むように待避し、ケース背面の
リブ915aと915bとが壁面部72および第1膨出
部34の表面(すなわち主制御基板取り付け部81の表
面)に当接する。 【0045】次いで、基板ケース910を押圧保持した
まま右方にスライド移動させる。これによりケース側第
1,第2係合部911,912の先端部がそれぞれ基枠
体側第1,第2係合部の受容空間811s,812s内
を右方に移動し、基枠体側の係合片部811b,812
bとケース側の係合片部911b,912bとが相互に
係合する(図10および図11を参照)。また同時に、
ケース側第3係合部913が右方に移動し、基枠体側の
係合片部813bと係合する。そして、このケース側第
3係合部913が右方に移動してロック部814bの上
方から待避することによって、ケース側第3係合部91
3の背面で押圧されていたロックアーム814の押圧力
が解除され、ロックアーム814が弾性力で元の状態に
復元してロック部814bの右側端部がケース側第3係
合部913の左側端面と係合し、基板ケース910の左
右方向への移動がロックされる(図11参照)。 【0046】このようにして、ケース側の第1〜第3係
合部911,912,913が基枠体側の第1〜第3係
合部811,812,813と係合し、ケース側第3係
合部913がロックアーム814に係止されて、基板ケ
ース910が壁面部72および第1膨出部34からなる
主制御基板の取り付け部81に取り付けられる。 【0047】基板ケース910の取り外しは上述したと
逆の手順による。すなわち、まず、ロックアーム814
のロック部814bを前方に押圧してロック部814b
によるケース側第3係合部813の係止を解除し、この
状態のまま基板ケース910を左方にスライド移動させ
て、ケース側の係合片部911b,912b,913と
基枠体側の係合片部811b,812b,813bとの
係合を解除させる。次いで基板ケース910を把持して
手前に引くことで、基枠体側第1係合部811および第
2係合部812の受容空間811s,812sからケー
ス側第1係合部911および第2係合部912が引き出
され、基板ケース910が取り外される。 【0048】このため、基板ケース910は壁面部72
および第1膨出部34に形成された基板取り付け部81
に着脱自在であり、これにより主制御基板91が基枠体
30に着脱交換自在に取り付けられる。 【0049】なお、本実施形態に示す取り付け構造で
は、基板ケース910の背面と基板取り付け部81の表
面との間に、電磁シールドを主目的とするシールド板を
取り付け可能に構成されている。各図中に二点鎖線で示
す背面視矩形の板状体がシールド板710であり、以
下、このシールド板710の取り付け構造について図2
0に示す斜視図を含めて参照しながら説明する。 【0050】基枠体30における壁面部72と第1膨出
部34とに、後方に突出して断面視T字状のシールド板
係合部816,816が形成されている(図9参照)。
また、第1膨出部には、前述したロックアーム814と
同様に撓み変形可能なアーム部817aとロック部81
7bとからなるシールド板ロックアーム817が形成さ
れている。 【0051】一方、シールド板710は、所定板厚の溶
融亜鉛メッキ鋼板や、ケイ素鋼板、アルミ合金板等の金
属板を、各図に示す形状に切断または打ち抜き加工して
形成される。シールド板710には、前述した基枠体側
第1係合部および第2係合部の枠部811a,811
a,812aにそれぞれ左右方向に摺動移動可能に支持
される支持孔部711,711,712と、上記T字状
のシールド板係合部816における頭部が前後に通過可
能な通過孔部および基端側の立設部が左右にスライド移
動可能なスリット部からなり背面視凸形状をなす上下2
カ所のスロット孔716,716と、シールド板710
が枠部に支持された状態で図7における右方向に移動さ
れたときに、シールド板ロックアーム817のロック部
817bに係止されるロック孔717とから構成され
る。 【0052】このように構成されるシールド板710
は、上下のシールド板係合部816の頭部とスロット孔
716の通過孔部とを位置合わせして基板取り付け部8
1の上面を覆うようにかぶせることで、同時に支持孔部
711,711,712が枠部811a,811a,8
12aを受容してこれらの枠部に支持される。この状態
からシールド板710を押圧しつつ右方向にスライド移
動させると、スロット孔716のスリット部がシールド
板係合部816の立設部の上下を挟持するようにスライ
ド移動し、シールド板710が係合保持される。 【0053】このときシールド板ロックアーム817の
ロック部817bは、シールド板710の背面に押圧さ
れることでアーム部817aが撓んで前方に待避した
後、ロック孔717の右動によって押圧力が解除され、
アーム部の弾性力で元の状態に復元することでロック部
817bがロック孔717内に突出する。このロック部
817bとロック孔717との係合によりシールド板7
10の移動が規制され、上記シールド板係合部816と
併せてシールド板710が基板取り付け部81に係合お
よびロック保持される。 【0054】ところで、基板ケース910の背面側には
ケースの剛性を確保するためにリブ915(915a〜
915c,915α〜915δ)が立設されている。リ
ブ915は、図8に示したように、矩形形状を成すベー
ス部材910aの周囲4辺に中央部を取り囲むように立
設された周辺リブ915a,915b,915c,91
5αと、これらに囲まれた中央部に碁盤の目状に立設さ
れた補強リブ915β,915γ,915δとからな
り、ともにベース部材910aに一体成形される。 【0055】ここで、基板取り付け部81への取付姿勢
における右側の周辺リブ915αおよび背面中央の補強
リブ915β,915γ,915δのリブ高さが、上下
および左側の周辺リブ915a,915b,915cの
リブ高さよりもシールド板710の板厚分程度低く形成
され、シールド板710は周辺リブ915a,915
b,915c,915αの内側壁面が形成する矩形より
も幾分小型の矩形形状に構成されている。 【0056】このため、シールド板710は、上述した
ようにシールド板単体で基板取り付け部81に着脱可能
なほか、基板ケース910背面のにはめ込むようにして
基板ケース910とともに一操作で同時に取り付けるこ
とも可能である。また、基板ケースの4辺の周辺リブの
うち、右側の周辺リブ915αが中央の補強リブ915
β,915γ,915δとともに、他の3辺の周辺リブ
915a,915b,915cよりも低く形成されてい
るため、シールド板710が基板取り付け部81にロッ
ク保持された状態で、基板ケース910のみを自由に着
脱交換することができる。従って、パチンコ機の製造時
のみならず保守交換時の工数をも削減した基板取り付け
構造を構成することができる。なお、これまでの説明か
らも明らかなように、基板ケース910はシールド板7
10の有無に拘わらず、独立して着脱交換および係止保
持が可能である。 【0057】次に、賞球制御基板92の取り付け構造に
ついて、図12〜図14および図21を参照しつつ簡潔
に説明する。この賞球制御基板92の取り付け構造は、
これまでに説明した主制御基板91の取り付け構成と概
略同一であり、その取り付け方向が左右逆の構成となっ
ている。なお、図12は賞球制御基板92の取り付け部
82を主として示す背面図、図13は賞球制御基板92
を収納した基板ケース920の裏面図、図14は図12
中の矢印XIV−XIVに沿った断面図、図21はこの基板取
り付け構造の作用を説明するための説明図(斜視図)で
ある。 【0058】賞球制御基板92の基板取り付け部82
は、基枠体30の右下部に膨出成形された第2膨出部3
5に設けられており、前述した第1膨出部34や壁面部
72と同一高さを有して基枠体30に一体成形される。
第2膨出部35には、基枠体側第1係合部821,82
1、第2係合部822、第3係合部823、ロックアー
ム824、シールド板係合部826,826、シールド
板ロックアーム827などが形成され、賞球制御基板9
2の基板取り付け部82を構成する。 【0059】この基板取り付け部82に形成される上記
各係合部821〜823,826およびロックアーム8
24,827は、前述した主制御基板の各構成要素81
1〜813,816および814,817と左右の方向
が逆に構成され、また各係合部と係脱可能に係合する賞
球制御基板の基板ケース920のベース部材920a裏
面に形成されるケース側係合部921〜923について
も同様に左右逆の構成となっている。 【0060】すなわち、基枠体側第1係合部821は、
第2膨出部35から後方に突出する横長方形状の枠部8
21aを有し、その中央に枠部に囲まれた受容空間82
1sを形成するとともに、枠部821aの左上角部に受
容空間821sを一部覆うように下向きに突出する係合
片部821bが形成されている。なお、二つの第1係合
部のうち右上方に位置する第1係合部は、その右側の枠
部が一部切り欠かれた構成となっている。また、基枠体
側第2係合部822は、第2膨出部35から後方に突出
する横長方形状の枠部822aを有し、その中央に枠部
に囲まれた受容空間822sを形成するとともに、枠部
822aの左下角部に受容空間822sを一部覆うよう
に上向きに突出する係合片部822bが形成されてい
る。すなわち、これらの基枠体側第1係合部821およ
び第2係合部822も、上下方向に対称なミラーイメー
ジの関係を有して構成される。 【0061】基枠体側第3係合部823は、第2膨出部
35から後方に突出して上方に開くL字状断面の脚部8
23aを有し、この脚部823aの後端から上向きに突
出する係合片部823bが形成されている。ロックアー
ム824は左右および下辺がスリット状に切り離された
アーム部824aと、このアーム部の先端部に形成され
た楔状のロック部824bとからなり、アーム部824
aが第2膨出部35に対して前後に撓み変形してロック
部824bが基板取付面から待避可能に形成されてい
る。 【0062】この基板取り付け部82に取り付けられる
賞球制御基板92は、基板ケース920に収納された状
態で基板取り付け部82に着脱自在に取り付けられる。
基板ケース920は、賞球制御基板92が固定されるベ
ース部材920aと、このベース部材920aに揺動開
閉可能に取り付けられた蓋部材920bとからなり、前
記同様の樹脂材料を用いて射出成形等により成形され
る。ベース部材920aの背面側には、基枠体側第1係
合部821,821とそれぞれ係合可能なケース側第1
係合部921,921、基枠体側第2係合部822と係
合可能なケース側第2係合部922、および基枠体側第
3係合部823およびロック部824bと係合可能なケ
ース側第3係合部923などが形成されている。 【0063】ケース側第1係合部921は、ベース部材
920aからケース背面方向に突出して上方に開くL字
状断面の脚部921aを有し、この脚部の後端から上向
きに突出する係合片部921bが形成されている。一
方、ケース側第2係合部922は、ベース部材920a
からケース背面方向に突出して下方に開く逆L字状断面
の脚部922aを有し、この脚部の後端から下向きに突
出する係合片部922bが形成されている。ケース側第
3係合端部923は、ケース部材920aの背面下端の
リブから下方に向けて突出成形されている。なお、図1
4から明らかなように、ケース側第1係合片部921お
よび第2係合部922はケース周囲のリブ高さよりも低
く形成されており、通常の取扱時に係合片部921a,
922bを当接させて傷つけることがないように構成さ
れている。 【0064】このように構成される賞球制御基板の取り
付け構造にあっては、基枠体側係合部811,812,
813とケース側係合部921,922,923とがそ
れぞれ着脱自在に係合する。基板ケース920の装着時
には、まず、基板ケース920を把持してケース側第1
係合部921を基枠体側第1係合部821の受容空間8
21s内に嵌入させるとともに、ケース側第2係合部9
22を基枠体側第2係合部822の受容空間822s内
に嵌入させる。このときケース側第3係合部923の背
面がロックアーム824のロック部824bと当接する
が、さらに押圧することでアーム部824aが前方に撓
んで待避し、ケース背面のリブ925aと蓋部材32の
表面に当接し、リブ925bが第2膨出部35の表面
(すなわち賞球制御基板取り付け部82の表面)に当接
する。 【0065】次いで、基板ケース920を押圧保持した
まま左方にスライド移動させることによりケース側第
1,第2係合部921,922の先端部がそれぞれ基枠
体側第1,第2係合部の受容空間821s,822s内
を左方に移動し、基枠体側の係合片部821b,822
bとケース側の係合片部921b,922bとが相互に
係合する。また同時に、ケース側第3係合部923が基
枠体側の係合片部823bと係合する。そして、ケース
側第3係合部923の左方への移動によりその背面で押
圧されていたロックアーム824の押圧力が解除され、
ロックアーム824aが弾性力で元の状態に復元してそ
の左側端面とケース側第3係合部923の右側端面とが
係合し、基板ケース920の左右方向への移動がロック
される。 【0066】基板ケース920の取り外しは上述したと
逆の手順であり、ロックアーム824のロック部824
bを前方に押圧してロック部824bとケース側第3係
合部823との係合を解除し、この状態のまま基板ケー
ス920を右方にスライド移動させて、ケース側の係合
片部921b,922b,923と基枠体側の係合片部
821b,822b,823bとの係合を解除させる。
次いで基板ケース920を把持して手前に引くことで、
基枠体側第1係合部821および第2係合部822の受
容空間821s,822sからケース側第1係合部92
1および第2係合部922が引き出され、基板ケース9
20が取り外される。 【0067】このため、基板ケース920は第2膨出部
35に形成された基板取り付け部82に着脱自在であ
り、これにより賞球制御基板92が基枠体30に着脱交
換自在に取り付けられる。 【0068】なお、この賞球制御基板の取り付け部82
についても、前述した主制御基板の取り付け部81と同
様にシールド板720が着脱自在に構成されている。な
お、このシールド板の取り付け構造は、基板ケース92
0の取り付け方向が左右逆になったのに合わせて、シー
ルド板係合部826およびスロット孔726の係合方
向、シールド板720のロック孔727と係合するシー
ルド板ロックアーム827のロック方向が左右逆構成と
なるが、これらの構成および作用は前述したシールド板
710の取り付け構成と同様であり、当業者であれば容
易に理解可能であるため、以下重複説明を省略する。 【0069】そして、この賞球制御基板の取り付け部8
2においても、前述した主制御基板の取り付け部81と
同様にシールド板単体での着脱、基板ケース920と一
体での取り付け、シールド板720なしでの基板ケース
920のみでの着脱が可能に構成されている。この構成
を簡単に説明すると、基板ケース920の背面側には図
13に示すようにリブ925(925a〜925c,9
25α〜925ζ)が一体成形されている。リブ925
はベース部材920aの周囲4辺に立設された周辺リブ
925a,925b,925c,925αと、これらに
囲まれた中央部に立設された補強リブ925β,925
γ,925δ,925ε,925ζとからなる。 【0070】基板取り付け部82への取付姿勢における
右側の周辺リブ925αおよび背面中央に立設された補
強リブ925β〜925ζのリブ高さは、他の3辺の周
辺リブ925a,925b,925cのリブ高さよりも
シールド板720の板厚分程度低く形成され、シールド
板720は周辺リブ925a,925b,925c,9
25αの内側壁面が形成する矩形領域内に収まるように
構成されている。 【0071】このため、シールド板720は、シールド
板単体で基板取り付け部82に着脱可能なほか、基板ケ
ース920の背面にはめ込むようにして基板ケース92
0とともに一操作で同時に取り付けることも可能であ
る。また、基板ケースの4辺の周辺リブのうち、左側の
周辺リブ925αが中央の補強リブ925β〜925ζ
とともに他の3辺の周辺リブ925a,925b,92
5cよりも低く形成されているため、シールド板720
が基板取り付け部82にロック保持された状態で、基板
ケース920のみを着脱交換することができる。さら
に、基板ケース920はシールド板720の有無に拘わ
らず、独立して着脱交換および係止保持が可能である。 【0072】次に、ランプ・音声制御基板93の取り付
け構造について、図15〜図19および図22を参照し
ながら説明する。なお、図15はランプ・音声制御基板
93の取り付け部83を主として示す背面図、図16は
ランプ・音声基板93を収納した基板ケース930の裏
面図、図17,図18および図19はそれぞれ図15中
の矢印XVII−XVII,XVIII−XVIII,XIX−XIXに沿った断
面図、図22はこの基板取り付け構造の作用を説明する
ための説明図(斜視図)である。 【0073】ランプ・音声制御基板の取り付け部83
は、上述した主制御基板取り付け部81の上方にあっ
て、基枠体30における窓口31の左側に形成される。
基板取り付け部83には、窓口31の左側端部に位置し
てガイド部838,838,838とロックアーム83
4とが形成され、窓口31の上下に位置して基枠体側係
合部831,831とシールド板係合部836,836
が形成されている。 【0074】ガイド部838は、図15および図17か
ら明らかなように、窓口31の左端にあって後方に突出
し上下および左側面を塞ぐ側壁部838aと、この側壁
部の右側に右方向(窓口方向)に開いて形成されたガイ
ド空間838sと、ガイド空間838sの後方下側を覆
うレール部838bとを有し、レール部838bの上部
には後方に向けてテーパ状に開く導入部838cが形成
されている。また、ガイド部838の上下にはガイド部
の右側端面と同一面を有して上下に繋がるガイドリブ8
38dが形成されている。このガイド部838では、ガ
イド部838の右側端面およびガイドリブ838dが基
板ケース930の左右方向位置をガイドし、レール部8
38bの前方端面が基板ケース930の前後方向位置を
ガイドする。 【0075】基枠体側係合部831は、基板取り付け部
83の基板取付面とこの取付面に直交する壁面とが交わ
る角部に形成された開口からなり、後述するケース側係
合部931を受容可能に構成される。ロックアーム部8
34は左右および上辺がスリット状に切り離されたアー
ム部834aと、このアーム部の先端部に形成された楔
状のロック部834bとからなり、アーム部834aが
前後に弾性変形してロック部834bが基板取付面から
待避可能に形成されている。なお、シールド板係合部8
36の構成は、その向きが左右方向から上下方向になっ
ている点を除きこれまでに説明したシールド板係合部8
16,826と同様である。 【0076】一方、この基板取り付け部83に取り付け
られるランプ・音声制御基板93は、基板ケース930
に収納された状態で基板取り付け部83に着脱自在に取
り付けられる。基板ケース930はランプ・音声制御基
板93が固定されるベース部材930aと、このベース
部材930aに揺動開閉可能に取り付けられた蓋部材9
30bとからなり、前記各基板ケース910,920と
同様の樹脂材料を用い同様の成形手段で成形される。 【0077】ベース部材930aの左側端面に、基板取
り付け部83の3カ所のガイド部838,838,83
8とそれぞれ係合可能な被ガイド部938,938,9
38が形成され、ベース部材930aの背面側に、2カ
所の基枠体側係合部831,831とそれぞれ係合可能
なケース側係合部931,931、およびロックアーム
834のロック部834bと係合可能なロック爪934
が形成される。 【0078】被ガイド部938は、ベース部材930b
の左側面に、このベース部材930bから左方に突出し
て形成された半円筒状の突起部からなり、基板ケース取
付時に被ガイド部材938が基枠体側ガイド部838の
導入部838cからガイド空間838s内に進入し、ベ
ース部材930bの背面が基板取り付け部の取り付け面
とほぼ当接する状態で、被ガイド部材938の円筒面が
レール部838bと係合してこのレール部の内面に沿っ
て案内され、ガイド空間838s内を下方に移動可能に
構成される。 【0079】上下2カ所のケース側係合部931は、そ
れぞれベース部材930aからケース背面方向に立設さ
れた脚部931aと、この脚部931aの先端部から下
方に向けて突出する係合片部931bとからなり、基板
ケース930の背面に断面視L字状に突出する鉤状の形
態をなす。ベース部材930aの背面(後述する周辺リ
ブ935a,935b,935cの端面)から係合片部
931bの内側の係合面までの高さ(以下、「係合高
さ」という)は、係合片部931bの突出端側で大きく
脚部931aと繋がる基端側で小さくなるような楔状に
形成されており、この基端側における係合高さが、基枠
体側係合部831の開口下縁の厚さと同等もしくはわず
かに小さくなるように設定されている。 【0080】ロック爪934は、ベース部930bの背
面から斜めに延びる傾斜片部934aと、傾斜片部の上
方に立設されたロック片部934bとからなり、ベース
部材934と一体に成型されている。 【0081】このように構成されるランプ・音声制御基
板の取り付け構造にあって、基板ケース930の装着時
には、まず、基板ケース930を把持して、ケース左側
の3カ所の被ガイド部938をガイド部838の導入部
838cに位置合わせし、この導入部838cからガイ
ド空間838s内に嵌入させる。このとき、2カ所のケ
ース側係合部931,931は、その係合片部931
b,931bがともに基枠体側係合部831,831の
上方にあり、係合片部931の下端は未だ基枠体側係合
部831の開口に進入していない。 【0082】この状態から、基板ケース930の左側端
面をガイドリブ838dの右側面に軽く付き当ててこの
面に沿わせつつ、基板ケース930全体を下方に押圧移
動させる。基板ケース930は左右方向がガイドリブ8
38dに案内され、前後方向がレール部938bに案内
されて、ケース側係合部931が鉛直下方に移動する。
この移動に伴って係合片部931bが基枠体側係合部8
31の開口から内部に進入し、係合片部931bの係合
面が基枠体側係合部831の開口下縁と係合する。前述
したように、係合片部931bの係合面は楔状に形成さ
れており、その係合高さが係合片部931bの基端側で
取付面の厚さと同等もしくはわずかに小さくなるように
設定されている(図18参照)。このため、上記係合操
作の初期では軽く、係合の完了状態近くで確実に係合す
るようになっている。 【0083】このような、ケース側係合部931と基枠
体側係合部831との係合状態の進行過程に伴って、基
板ケース930のロック爪934が基板取り付け部83
側のロックアーム834のロック部834bを乗り越え
るように下動する。このときロックアーム834は、ロ
ック爪934の傾斜片部934aおよびロック片部93
4bに押圧されてそのアーム部834aが前方に弾性変
形して撓み、係合の完了状態近くでロック片部934b
がロック部834bを越えたときに弾性力でもとの状態
に復元し、ロック片部934bとロック部844bとが
係合して基板ケース930が係合状態にロック保持され
る。 【0084】基板ケース930の取り外しは上述したと
逆の手順であり、ロックアーム834のロック部834
bを前方に押圧してロック部834bとロック片部83
4bとの係合を解除し、この状態のまま基板ケース93
0を上方に押圧し、被ガイド部938がガイド空間83
8sの上端に位置するまでスライド移動させ、上下2カ
所のケース側の係合片部931bと基枠体側の係合片部
831bとの係合を解除させる。次いで基板ケース93
0を把持して手前に引き、被ガイド部938を導入部8
38cから退出させることで、基板ケース930が基板
取り付け部83から取り外される。 【0085】このため、基板ケース930はランプ・音
声制御基板の基板取り付け部83に着脱自在であり、こ
れによりランプ・音声制御基板93が基枠体30に着脱
交換自在に取り付けられる。また、本実施例の基板取り
付け部では窓口31の左側後端面および上下の一部を利
用する構成のため、窓口31の開口面積(窓口に受容可
能な突出部の面積)を確保しつつ、前述した主制御基板
91や賞球制御基板92と略同一面上にランプ・音声制
御基板93を装着できる。 【0086】なお、このランプ・音声制御基板の取り付
け部83についても、既述した主制御基板や賞球制御基
板の取り付け部81,82と同様にシールド板730が
着脱自在に構成されている。図22にシールド板730
の取り付け構造を示すように、シールド板730にはケ
ース側係合部931が通過可能で基板ケース930の着
脱時にケース側係合部931が当接しない大きさの貫通
孔731が上下2カ所に形成されている。また、シール
ド板730の左側部にはロックアーム834と位置整合
してロック部834bが係合可能なロック凹部734が
形成されている。シールド板取り付け部836およびス
ロット孔736の構成は、基板ケース930の着脱方向
が上下方向になったのに合わせてその方向が変更されて
いるが、これらの詳細構成および作用は前述したシール
ド板710の取り付け構成と同様である。 【0087】シールド板730を基板取り付け部83に
取り付けるときには、上下のシールド板係合部836の
頭部とスロット孔736の通過孔部とを位置合わせして
基板取り付け部83の上面を覆うようにかぶせ、この状
態からシールド板730を前方に押圧しながら下方にス
ライド移動させてスロット孔736とシールド板係合部
836を係合させる。このときロックアーム834はロ
ック部834bがシールド板730の背面に押圧されて
弾性変形し、一旦ロック部834bが前方に待避した
後、ロック凹部734の下動によって押圧力が解除さ
れ、アーム部の弾性力で元の状態に復元してロック部8
34bとロック凹部734の下辺とが係合し、シールド
板730が基板取り付け部83に係合およびロック保持
される。 【0088】一方、基板ケース930の背面側には、図
16に示すようにリブ935(935a〜935c,9
35α〜935ε)が一体成形されている。リブ935
は、ベース部材930aの周囲4辺に立設された周辺リ
ブ935a,935b,935c,935αと、これら
に囲まれた中央部に碁盤の目状に立設された補強リブ9
35β,935γ,935δ,935εとからなり、下
端の周辺リブ935αおよび背面中央部の補強リブ93
5β〜935εのリブ高さが、周辺リブ935a,93
5b,935cのリブ高さよりもシールド板730の板
厚分程度低く形成されている。また、シールド板730
は周辺リブ935a,935b,935c,935αの
内側壁面が形成する矩形領域内に収まるように構成され
ている。 【0089】このため、シールド板730は、シールド
板単体で基板取り付け部83に着脱可能なほか、基板ケ
ース930の背面にはめ込むようにして基板ケース93
0とともに一操作で同時に取り付けることが可能であ
る。また、基板ケースの4辺の周辺リブのうち、下端の
周辺リブ935αが中央の補強リブ935β〜935ε
とともに他の3辺の周辺リブ935a〜935cよりも
低く形成されているため、シールド板730が基板取り
付け部83にロック保持された状態で、基板ケース93
0のみを着脱交換することができる。さらに、基板ケー
ス930はシールド板730の有無に拘わらず、独立し
て着脱交換および係止保持が可能である。なお、以上の
説明および図17からも明らかなように、このランプ・
音声制御基板の取り付け部83においては、一つのロッ
クアーム834でシールド板730と基板ケース930
との両者がロック保持可能に構成されている。 【0090】次に、電源基板94および中継基板95の
取り付け構造について、図6を参照して簡潔に説明す
る。電源基板94が取り付けられる電源基板取り付け部
84は、基枠体30における壁面部72に形成された基
枠体側第1係合部841,841と、蓋部材32に形成
された基枠体側第2係合部842、および第2膨出部8
2に形成されたねじ穴843から構成される。前述した
ように、主制御基板91が取り付けられる主制御基板取
り付け部81(すなわち第1膨出部34および壁面部7
2)と賞球制御基板92が取り付けられる賞球制御基板
取り付け部82(すなわち第2膨出部35)とは、その
取付面高さが同一となるように成形されており、さら
に、賞球払出経路60および遊技済み球排出経路70の
後方を塞ぐ蓋部材32の表面がこれらの基板取付面と同
一高さとなるように構成されている。このため、電源基
板取り付け部84の取付面が上記各制御基板の取付面と
同一面上に構成される。 【0091】基枠体側第1係合部841は、上方に円筒
面を有して壁面部72から後方に突出成形され、下方の
突出端面に基板取付面と高さ位置を合わせてスリット状
の係合開口が形成されている。また、蓋部材32に形成
される基枠体側第2係合部842は、下方に円筒面を有
して後方に突出成形され、上方の突出端部が凹状に切り
欠かれて上方および後方に開く係合開口が形成されてい
る。一方、電源基板94はパンチングメタル製の基板ケ
ースに収納されており、この基板ケースの取付面側に上
下に半円形に突出するタブ状のケース側係合部が形成さ
れ、各係合部にこのケースを固定するための孔部が設け
られている。 【0092】このように構成される電源基板取り付け構
造にあっては、電源基板の基板ケースを把持してこのケ
ース上方の2カ所のケース側係合部を基枠体側第1係合
部のスリット状の係合開口に挿入させ、さらに基板ケー
スを上方に引き上げた状態でケース下方のケース側係合
部が基枠体側第2係合部の凹状の切り欠き部上方を通る
ように基板ケース揺動させ、基板ケース背面が基板取付
面に当接した状態でケース全体を下方にスライド移動さ
せることで、基板ケースが第1および第2係合部84
1,842に係止される。そして、基板ケース右下方の
ケース側係合部の孔部を通してねじを挿入しねじ穴84
3を利用して基板ケースを固定する。これにより、電源
基板94は主制御基板91や賞球制御基板92と同一面
上に固定されるとともに、わずかねじ1本を係脱するだ
けの簡便な操作で基枠体30に着脱自在に取り付けられ
る。 【0093】中継基板95が取り付けられる中継基板取
り付け部85は、基枠体30の壁面部72に形成されて
おり、3カ所の基枠体側係合部851とロックアーム8
54とから構成される。基枠体側係合部851は壁面部
72を前後に貫通する矩形の開口からなり、ロックアー
ム854は、既述したロックアーム817,827,8
34等と同様の構成である。 【0094】また、中継基板95は図示省略する基板ベ
ースにねじ止め固定されており(図2参照)、この基板
ベースを介して基板取り付け部85に着脱自在に取り付
けられる。基板ベースの背面には、前述したランプ・音
声基板のベース部材930aに形成されたケース側係合
部931と同様に、背面方向に突出する断面視L字状の
ベース側係合部が形成されている。なお、このケース側
係合部における脚部(931aに相当する部分)は上下
方向に延び、この脚部の先端部から突出する係合片部
(931bに相当する部分)が左方向に楔状の形態を有
して突出する。また、基板ベース下方の側端面は、前述
した電源基板の基枠体側第1係合部841における円筒
面の上端部と係合可能に構成され、基板ベースの右側端
面がロックアーム854と係合可能に構成されている。 【0095】このような中継基板95の取り付け構造に
あっては、中継基板95が固定された基板ベースを把持
して基板ベース背面の3カ所のベース側係合部を基枠体
側係合部851の開口に挿入させて前方に押圧し、基板
ベースの背面を壁面部72に当接させる。そして基板ベ
ース下方の側端面を基枠体側第1係合部841の円筒面
に付き当ててこの2つの円筒面をガイドとし基板ベース
を左方向にスライド移動させる。このスライド移動によ
り各ケース側係合部の係合片部が基枠体側係合部835
の開口左縁と係合する。係合片部は楔状に形成されてお
り上記係合操作の初期に軽く、係合片部の脚部が開口端
面と近接する係合の完了状態近くで確実に係合する。そ
して、基板ベースの右側端面がロックアーム854のロ
ック部854bを乗り越えたところでロックアーム85
4が弾性力で復帰し、基板ベースが係合状態にロック保
持される。このため、基板ベースは中継基板取り付け部
85に着脱自在であり、これにより中継基板95が他の
回路基板91,92等と同一面上に基枠体30に着脱交
換自在に取り付けられる。 【0096】このように、以上説明した基板取り付け構
造によれば、一般に射出成形等により形成される裏セッ
ト盤の基枠体と、同様の成形手段で形成される基板ケー
スとに相互に係合可能な係合部を一体成形するため、何
等の付加部品等を用いず、少ない部品点数の簡明な構成
で、組立工数や保守作業工数等を削減した遊技機を提供
できる。また、各回路基板がほぼ同一面内に取り付けら
れるため、薄型でかつメンテナンス性に優れた遊技機を
提供することができる。 【0097】なお、以上説明した各回路基板の取り付け
部における基枠体側係合部とケース側係合部の構成は、
その配置を逆に構成するものであっても良い。例えば、
ランプ・音声制御基板93の取り付け部におけるL字状
の突起(ケース側係合部931)を基枠体側に設け、開
口(基枠体側係合部831)を基板ケース側に形成する
ような構成であってもよい。また、実施例では主制御基
板取り付け部81および賞球制御基板の取り付け部82
について、基枠体側係合部の係合片部とケース側係合部
の係合片部とがともに平行な場合について説明したが、
ランプ・音声制御基板の取り付け部93や中継基板の取
り付け部85と同様に、いずれかの係合片部を係合方向
に向けて楔状に形成することも可能である。 【0098】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
枠部材の裏面側に開閉自在に取り付けられた裏セット盤
を有し、この裏セット盤に基板支持部材に固定されて取
り付けられる回路基板を備える弾球遊技機において、裏
セット盤の基枠体にガイド部と複数の基枠体側係合部と
を一体的に形成し、基板支持部材には、ガイド部と係合
可能な被ガイド部および複数の基枠体側係合部と係合可
能な複数の支持部材側係合部を設け、基板支持部材の被
ガイド部が基枠体側のガイド部に案内されて複数の基枠
体側係合部と複数の支持部材側係合部とが着脱自在に係
合し、基板支持部材に固定された回路基板が裏セット盤
に取り付けられるように基板取り付け構造を構成する。
このため、基板支持部材に固定された回路基板は、ガイ
ド部と被ガイド部との係合により案内されつつ、相互に
係合可能な支持部材側係合部と基枠体側係合部との係脱
により裏セット盤に着脱自在に取り付けられ、回路基板
の取り付け及び交換に際して多数本のねじを逐一嵌脱さ
せる必要がない。従って、簡明な構成で、軽快に着脱交
換可能な基板の取り付け構造を構築することができ、生
産性やメンテナンス性に優れた弾球遊技機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る弾球遊技機の一例として示すパチ
ンコ機の正面図である。 【図2】上記パチンコ機の裏面側を示す背面図である。 【図3】上記パチンコ機を構成する裏セット盤から回路
基板等を取り外した状態で示す背面図である。 【図4】上記パチンコ機を構成する前枠および遊技盤の
裏面側を、裏セット盤を取り外した状態で示す背面図で
ある。 【図5】上記パチンコ機を構成する裏セット盤の表面側
を遊技盤を取り外した状態で示す斜視図である。 【図6】上記裏セット盤を構成する基枠体の構成を示す
背面図である。 【図7】上記裏セット盤における主制御基板の取り付け
部の構成を示す背面図である。 【図8】主制御基板を収納する基板ケースの背面図であ
る。 【図9】図7中の矢印IX−IXに沿った断面図である。 【図10】図7中の矢印X−Xに沿った部分断面図であ
り、基枠体側係合部とケース側係合部との係合状態を示
す説明図である。 【図11】図7中の矢印XI−XIに沿った部分断面図であ
り、基枠体側係合部とケース側係合部との係合状態を示
す説明図である。 【図12】上記裏セット盤における賞球制御基板の取り
付け部の構成を示す背面図である。 【図13】賞球制御基板を収納する基板ケースの背面図
である。 【図14】図12中の矢印XIV−XIVに沿った断面図であ
る。 【図15】上記裏セット盤におけるランプ・音声制御基
板の取り付け部の構成を示す背面図である。 【図16】ランプ・音声制御基板を収納する基板ケース
の背面図である。 【図17】図15中の矢印XVII方向から見た矢視図であ
る。 【図18】図15中の矢印XVIII−XIIIに沿った断面図
である。 【図19】図15中の矢印XIX−XIXに沿った断面図であ
る。 【図20】主制御基板のシールド板の取り付け構造を示
す斜視図である。 【図21】賞球制御基板のシールド板の取り付け構造を
示す斜視図である。 【図22】ランプ・音声制御基板のシールド板の取り付
け構造を示す斜視図である。 【符号の説明】 BSP 裏セット盤 PA 遊技領域 PM パチンコ機 1 外枠 2 前枠 2a 収容枠 3a,3b ヒンジ部材 4 施錠装置 5 ガラス扉 6 上球皿(6a 球皿部、6b 球抜きレバー、6e
通出樋) 7 下球皿(7a 球皿部、7e 球出口) 8 操作ハンドル 9 打球発射装置 10 遊技補助盤(10e 通出口) 17 係合レバー 18 ヒンジ 19 閉鎖レバー 20 遊技盤 21 化粧板 22 案内レール(22a 外レール、22b 内レー
ル) 23 風車 24 一般入賞具(24h セーフ球通路孔) 25 始動入賞具 26 アタッカー装置(26h セーフ球通路孔) 27 アウト口(27h アウト球通路孔) 28 図柄表示装置 29 裏カバー 30 基枠体 31 窓口 32 蓋部材 34 第1膨出部 35 第2膨出部 40 球貯留供給機構 41 タンク部材 42 整列樋部材(42a 偏向出口) 43 球止め部材 50 賞球払出機構 51 賞球待機通路 52 賞球カセット 53 賞球検出センサ 60 賞球払出経路 61 上球皿払出通路(61e 賞球出口) 62 仕切壁 63a 第1迂回路 63b 第2迂回路 65 下球皿払出通路 68 賞球バケット 70 遊技済み球排出経路 71 遊技済み球集合通路 71a 第1集合樋 71b 第2集合樋 71c 第3集合樋 72 壁面部 73 天井壁部 74 導出口 75 遊技済み球排出通路(75a,75b,75c
緩衝部) 76 ダクト 81 主制御基板取り付け部 82 賞球制御基板取り付け部 83 ランプ・音声制御基板取り付け部 84 電源基板取り付け部 85 中継基板取り付け部 86 ターミナル基板取り付け部 91 主制御基板 92 賞球制御基板 93 ランプ・音声制御基板 94 電源基板 95 中継基板 96 ターミナル基板 97 画像制御基板 710 主制御基板のシールド板 711 主制御基板のシールド板における(以下710
番台同様)支持孔部 712 支持孔部 716 スロット孔 717 ロック孔 720 賞球制御基板のシールド板 721 賞球制御基板のシールド板における(以下72
0番台同様)支持孔部 722 支持孔部 726 スロット孔 727 ロック孔 730 ランプ・音声制御基板のシールド板 731 ランプ・音声制御基板のシールド板における
(以下730番台同様)貫通孔 734 ロック凹部 736 スロット孔 811,812,813 主制御基板取り付け部81に
おける(以下810番台同様)基枠体側第1係合部、第
2係合部、第3係合部 811a,812a 枠部 811b,812b 係合片部 811s,812s 受容空間 813a 脚部 813b 係合片部 814 ロックアーム(814a アーム部、814b
ロック部) 816 シールド板係合部 817 シールド板ロックアーム(817a アーム
部、817b ロック部) 821,822,823 賞球制御基板取り付け部82
における(以下820番台同様)基枠体側第1係合部、
第2係合部、第3係合部 821a,822a 枠部 821b,822b 係合片部 821s,822s 受容空間 823a 脚部 823b 係合片部 824 ロックアーム(824a アーム部、824b
ロック部) 826 シールド板係合部 827 ロックアーム(827a アーム部、827b
ロック部) 831,832,833 ランプ・音声制御基板取り付
け部83における(以下830番台同様)基枠体側係合
部 834 ロックアーム(834a アーム部、834b
ロック部) 836 シールド板係合部 838 ガイド部(838a 側壁部、838b 係合
片部、838c 導入部、838d ガイドリブ、83
8s ガイド空間) 841 電源基板取り付け部84における(以下840
番台同様)基枠体側第1係合部 842 基枠体側第2係合部 843 ねじ穴 910 主制御基板の基板ケース(910a ベース部
材、910b 蓋部材) 911,912,913 主制御基板の基板ケースにお
ける(以下910番台同様)ケース側第1係合部、第2
係合部、第3係合部 911a,912a,913a 脚部 911b,912b 係合片部 915 リブ(915a〜915c、915α〜915
δ) 920 賞球制御基板の基板ケース(920a ベース
部材、920b 蓋部材) 921,922,923 賞球制御基板の基板ケースに
おける(以下920番台同様)ケース側第1係合部、第
2係合部、第3係合部 921a,922a,923a 脚部 921b,922b 係合片部 925 リブ(925a〜925c、925α〜925
ζ) 930 ランプ・音声制御基板の基板ケース(930a
ベース部材、930b蓋部材) 931 ランプ・音声制御基板の基板ケースにおける
(以下930番台同様)ケース側係合部 931a 脚部 931b 係合片部 934 ロック爪(934a 傾斜片部、934b ロ
ック片部) 935 リブ(935a〜935c、935α〜935
ε) 938 被ガイド部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 枠部材と、前記枠部材に取り付けられた
    遊技盤と、前記枠部材の裏面側に開閉自在に取り付けら
    れた裏セット盤と、基板支持部材に固定されて前記裏セ
    ット盤に取り付けられ、遊技機を作動させる回路基板と
    を備える弾球遊技機において、 前記裏セット盤には、前記裏セット盤の基枠体に一体に
    形成されたガイド部と前記基枠体に一体に形成された複
    数の基枠体側係合部とを有し、 前記基板支持部材には、前記ガイド部と係合可能な被ガ
    イド部および前記複数の基枠体側係合部と係合可能な複
    数の支持部材側係合部を有し、 前記被ガイド部が前記ガイド部に案内されて前記複数の
    基枠体側係合部と前記複数の支持部材側係合部とが着脱
    自在に係合し、前記基板支持部材に固定された前記回路
    基板が前記裏セット盤に取り付けられることを特徴とす
    る弾球遊技機の基板取り付け構造。
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