JP2003143622A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003143622A
JP2003143622A JP2001342364A JP2001342364A JP2003143622A JP 2003143622 A JP2003143622 A JP 2003143622A JP 2001342364 A JP2001342364 A JP 2001342364A JP 2001342364 A JP2001342364 A JP 2001342364A JP 2003143622 A JP2003143622 A JP 2003143622A
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Mitsuaki Kurokawa
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 色分離回路22aから出力されたRGBデー
タの白バランスが白バランス調整回路22bによって調
整されると、当該RGBデータがLCH変換回路22d
によってLCHデータに変換される。変換されたL成
分,C成分およびH成分はそれぞれ、L補正回路22
e,C補正回路22fおよびH補正回路22gによる色
調補正を施される。このとき、目標値テーブル22kに
設定された目標L成分値,目標C成分値および目標H成
分値が用いられ、LCH系で表現される各々の画素デー
タの色調が個別に補正される。CPUは、ゲインx1お
よびy1が最適ゲインおよびに調整される前後の差分ゲ
インΔxおよびΔyを算出し、当該差分ゲインΔxおよ
びΔyに基づいて目標値テーブル22kの目標L成分
値,目標C成分値および目標H成分値を変更する。 【効果】 色再現性を改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理装置に
関し、特にたとえばディジタルカメラに適用され、画像
信号に色調整を施す、画像処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】ディジタルカメラのような画像処理装置で
は、撮影された画像信号に白バランス調整が施される。
具体的には、画像信号を形成するR信号,G信号および
B信号のレベルが所定関係となるように、R信号および
B信号にゲインxおよびyが付与される。ただし、白バ
ランス調整は画像の一部分のみを対象として実行される
わけではなく、ゲインxおよびyは1フレーム期間にわ
たって付与される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、たとえば水
色の用紙の上に置かれた青色の主要被写体を撮影する
と、用紙の色は白色に変化し、主要被写体の色は水色に
変化してしまう。また、ピンク色の用紙の上に置かれた
赤色の主要被写体を撮影すると、用紙の色はピンク色か
ら白色に変化し、主要被写体の色はピンク色に変化して
しまう。つまり、白バランス調整のみでは、色再現性が
低下する場合がある。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、色
再現性を改善することができる、画像処理装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像信号の
白バランスを調整する調整手段、白バランスが調整され
た画像信号を形成する画素信号の色調を個別に補正する
補正手段、調整手段による調整が行われる前後の白バラ
ンスの変化量を検出する検出手段、および補正手段によ
る補正量を変化量に基づいて変更する変更手段を備え
る、画像処理装置である。
【0006】
【作用】画像信号の白バランスが調整手段によって調整
されると、当該白バランスが調整された画像信号を形成
する画素信号の色調が補正手段によって個別に補正され
る。検出手段は、調整手段による調整が行われる前後の
白バランスの変化量を検出し、変更手段は、補正手段に
よる補正量を変化量に基づいて変更する。
【0007】白バランス調整は、画像信号を形成する各
々の画素信号に共通する態様で行われる。これに対し
て、補正手段による色調補正は、画素信号毎に異なる態
様で行われる。ここで、補正手段による補正量は、白バ
ランスの変化量に基づいて決定される。
【0008】好ましくは、補正手段は画素信号の彩度に
補正係数を掛け算する掛け算手段を含み、変更手段は補
正係数を変化量に基づいて変更する補正係数変更手段を
含む。白バランス調整によって無彩色に調整された画素
信号の彩度はゼロであり、これに補正係数を掛け算して
も掛け算結果はゼロのままである。換言すれば、補正係
数を画素信号の彩度に掛け算することで、有彩色の画素
信号の彩度のみが補正される。このような補正係数を白
バランスの変化量に基づいて補正することで、有彩色の
色再現性が変化する。
【0009】さらに好ましくは、複数の色に個別に対応
する複数の補正係数が保持手段によって保持され、画素
信号に関連する補正係数が検出手段によって保持手段か
ら検出される。この場合、掛け算手段は検出手段によっ
て検出された補正係数を画素信号の彩度に掛け算し、補
正係数変更手段は保持手段によって保持された複数の補
正係数を変化量に基づいて個別に変更する。
【0010】基準調整係数に従って白バランスが調整さ
れた画像信号に基づいて最適調整係数を算出する場合、
調整手段は最適調整係数に従って白バランスを調整し、
検出手段は基準調整係数と最適調整係数との差分を変化
量として検出する。
【0011】被写体の光学像に基づいて画像信号を生成
する撮影手段を設ける場合、撮影された被写体像の色再
現性が改善される。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、補正手段による補正
量を白バランスの変化量に基づいて決定するようにした
ため、色再現性を改善することができる。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、フォーカスレンズ12を含む。被写体の光
学像は、このフォーカスレンズ12を経てイメージセン
サ14の受光面に入射される。受光面では、入射された
光学像に対応するカメラ信号(生画像信号)が光電変換
によって生成される。なお、受光面は、原色ベイヤ配列
の色フィルタ(図示せず)によって覆われ、カメラ信号
を形成する各々の画素信号は、R,GおよびBのいずれ
か1つの色情報成分のみを持つ。
【0015】電源が投入されると、CPU38からタイ
ミングジェネレータ(TG)16,信号処理回路22お
よびビデオエンコーダ28に処理命令が与えられる。こ
れによって、スルー画像処理が開始される。
【0016】TG16は、イメージセンサ14の露光お
よびカメラ信号の読み出しを繰り返し実行する。イメー
ジセンサ14から読み出された各フレームのカメラ信号
は、CDS/AGC回路18における周知のノイズ除去
およびレベル調整を経て、A/D変換器20でディジタ
ル信号に変換される。
【0017】信号処理回路22は、A/D変換器20か
ら出力された各フレームのカメラデータに色分離,色調
整,YUV変換などの信号処理を施し、輝度成分(Yデ
ータ)および色差成分(Uデータ,Vデータ)からなる
画像データを生成する。色調整処理では、まず白バラン
スが調整され、続いて明度,彩度および色相が補正され
る。このとき、白バランスを調整するための調整係数
(後述するゲインx1およびy1)ならびに明度,彩度
および色相を補正するための補正係数(後述する目標L
成分値,目標C成分値および目標H成分値)は、CPU
38によって決定される。信号処理回路22によって生
成された画像データはメモリ制御回路24に与えられ、
メモリ制御回路24によってSDRAM26に書き込ま
れる。
【0018】ビデオエンコーダ28は、SDRAM26
に格納された画像データをメモリ制御回路24に読み出
させる。そして、読み出された各フレームの画像データ
をNTSCフォーマットのコンポジット画像信号にエン
コードし、エンコードされたコンポジット画像信号をモ
ニタ30に供給する。モニタ30には、被写体のリアル
タイム動画像(スルー画像)が表示される。
【0019】シャッタボタン40が全押しされると、撮
影/記録処理が実行される。まず、CPU38からJP
EGコーデック32に圧縮命令が与えられる。JPEG
コーデック32は、SDRAM26に格納された1フレ
ーム分の画像データをメモリ制御回路24に読み出さ
せ、読み出された画像データにJPEGフォーマットに
準じた圧縮処理を施す。圧縮画像データが得られると、
JPEGコーデック32は、生成された圧縮画像データ
をメモリ制御回路24に与える。圧縮画像データは、メ
モリ制御回路24によってSDRAM26に格納され
る。
【0020】圧縮画像データの格納処理が完了すると、
CPU38は、メモリ制御回路24を通してSDRAM
26から圧縮画像データを読み出し、読み出した圧縮画
像データをI/F回路34を通してメモリカード36に
記録する。これによって、メモリカード36内に画像フ
ァイルが作成される。なお、メモリカード36は着脱自
在な不揮発性の記録媒体であり、スロット(図示せず)
に装着されたときにCPU38によってアクセス可能と
なる。
【0021】信号処理回路22は、図2に示すように構
成される。A/D変換器20から出力されたカメラデー
タは、色分離回路22aによって色分離を施される。カ
メラデータを構成する各々の画素データはR成分,G成
分およびB成分のいずれか1つしか持っていないため、
各画素が不足する2つの色成分が色分離回路22aによ
って補完される。色分離回路22aからは、各画素のR
成分,G成分およびB成分が同時に出力される。つま
り、各画素がR成分,G成分およびB成分を有するRG
Bデータが、色分離回路22aから出力される。R成分
およびB成分は、白バランス調整回路22bを形成する
アンプ221bおよび222bを経て積算回路22cお
よびLCH変換回路22dに与えられる。アンプ221
bではR成分にゲインx1が付与され、アンプ222b
ではB成分にゲインy1が付与される。一方、G成分
は、そのまま積算回路22cおよびLCH変換回路22
dに与えられる。
【0022】画面は、水平方向および垂直方向に16分
割され、256個の分割エリアが画面上に形成される。
積算回路22cは、R成分,G成分およびB成分を分割
エリア毎にかつ同じ色成分毎に積算する。このため、2
56個の積算値Ir(i),256個の積算値Ig
(i)および256個の積算値Ib(i)が1フレーム
期間毎に得られる(i=1〜256)。つまり、256
個の分割エリアに個別に対応する256個の色評価値
が、1フレーム期間毎に求められる。CPU38は、こ
うして得られた色評価値に基づいて、白バランス調整の
ための最適ゲインxsおよびysを算出する。
【0023】具体的には、まず積算値Ir(i)および
Ib(i)を積算値Iry(i)およびIby(i)に
変換する。積算値Iry(i)およびIby(i)は、
色差成分R‐YおよびB‐Yを分割エリア毎に積算した
値に等しい。このような積算値Iry(i)およびIb
y(i)もまた、各分割エリアの色評価値である。
【0024】続いて、図3(A)に示す数値分布を持つ
重み付けテーブル38a(CPU38内に形成)と各分
割エリアの積算値Iry(i)およびIby(i)とに
基づいて、各分割エリアの重み付け係数k(i)を検出
する。重み付けテーブル38aには重み付け係数k
(i)として“0”または“1”が格納されており、各
々の重み付け係数k(i)は図3(B)に示すグラフに
対応している。つまり、B−Y軸およびR−Y軸がそれ
ぞれ17分割され、さらにB−Y軸およびR−Y軸によ
って区切られた各々の象限が64分割される。重み付け
係数k(i)は、こうして形成された290個のエリア
に1つずつ割り当てられる。なお、重み付け係数k
(i)=1が割り当てられた範囲が引き込み範囲であ
る。
【0025】分割エリア毎に重み付け係数k(i)が検
出されると、数1に従って最適ゲインxsおよびysが
算出される。
【0026】
【数1】 重み付け係数k(i)は“0”または“1”しか持たな
いため、k(i)をIg(i)およびIb(i)に掛け
ることで、色評価値が引き込み範囲内にある分割エリア
だけが有効となる。数1によれば、このような有効分割
エリアの積算値Ir(i),積算値Ig(i)および積
算値Ib(i)の各々の総和に基づいて、最適ゲインx
sおよびysが求められる。求められた最適ゲインxs
およびysは、引き込み範囲に含まれる色評価値の平均
がR−Y軸およびB−Y軸の交点に収束するような値を
とる。
【0027】図4に示すように用紙42の上に置かれた
スティック44を真上から撮影した場合、LCD30に
は図5に示す要領で被写体像が表示される。図5に示す
複数の縦線および横線は、画面を256個の分割エリア
に区分するための線であり、実際には表示されない。用
紙42が薄いオレンジ色で、スティック44が濃い黄色
である場合、用紙42の色のみを積算した積算値Iry
(i)およびIby(i)は引き込み範囲に含まれる
が、スティック44の色のみを積算した積算値Iry
(i)およびIby(i)は引き込み範囲から外れる。
この結果、最適ゲインxsおよびysは、用紙42の色
に関する積算値Ir(i),Ig(i)およびIb
(i)に基づいて決定される。
【0028】最適ゲインxsおよびysが算出される前
の用紙42の色に関する積算値Iry(i)およびIb
y(i)が図6に示すエリア1に分布する場合、最適ゲ
インxsおよびysが算出されかつアンプ221bおよ
び222bに設定された後の用紙42の色に関する積算
値Iry(i)およびIby(i)は、図6に示すエリ
ア2に移動する。つまり、用紙42の色に関する積算値
Iry(i)およびIby(i)は、移動量W1だけ移
動する。
【0029】図2に戻って、LCH変換回路22dは、
与えられた各画素のR成分、G成分およびB成分をL成
分(明度成分),C成分(彩度成分)およびH成分(色
相成分)に変換する。LCH変換回路22dからは、各
画素がL成分,C成分およびH成分を有するLCHデー
タが出力される。L成分,C成分およびH成分は、L補
正回路22e,C補正回路22fおよびH補正回路22
gにそれぞれ与えられる。L補正回路22e,C補正回
路22fおよびH補正回路22gはそれぞれ、入力され
たL成分,C成分およびH成分に所定の演算を施し、補
正L成分,補正C成分および補正H成分を求める。求め
られた補正H成分,補正C成分および補正L成分はその
後、YUV変換回路22hによってY成分,U成分およ
びV成分に変換される。YUV変換はいわゆる4:2:
2変換(または4:1:1変換)であり、YUV変換回
路22hから出力されるY成分,U成分およびV成分は
4:2:2(または4:1:1)の比率を持つ。
【0030】LCH変換回路22dから出力されたH成
分は、領域判別回路22iにも与えられる。領域判別回
路22iは、基準値テーブル22jを参照して、LCH
変換回路22dから与えられたH成分の属する領域を判
別する。そして、判別結果に対応する基準値を基準値テ
ーブル22jから読み出すとともに、判別結果に対応す
る目標値を目標値テーブル22kから読み出す。
【0031】図7を参照して、基準値テーブル22jに
は、6つの基準H成分値,6つの基準C成分値および6
つの基準L成分値が書き込まれている。H,CおよびL
はそれぞれ色相,彩度および明度を意味し、いずれも色
調補正のためのパラメータである。互いに関連する基準
H成分値,基準C成分値および基準L成分値には同じ基
準値番号N(1〜6)が割り当てられ、基準値番号が共
通する3つの成分値(基準H成分値,基準C成分値,基
準L成分値)によって基準値が規定される。この6つの
基準値は、6つの代表色(Mg,R,Ye,G,Cy,
B)に個別に対応し、図9および図10に示すようにY
UV空間に分布する。なお、図10には基準値番号が
“5”の基準値のみを示している。
【0032】一方、目標値テーブル22kは、図8に示
すように形成される。図7に示す基準値テーブル22h
と同様、色相(H),彩度(C)および明度(L)の各
々に関する6つの目標H成分値,6つの目標C成分値お
よび6つの目標L成分値が設定され、同じ目標値番号N
(=1〜6)に割り当てられた目標H成分値,目標C成
分値および目標L成分値によって目標値が規定される。
この6つの目標値もまた、6つの代表色(Mg,R,Y
e,G,Cy,B)に個別に対応する。目標H成分値,
目標C成分値および目標L成分値が図8に示す数値を示
すとき、6つの目標値は図9および図10に示すように
YUV空間に分布する。なお、図10には目標値番号が
“5”の目標値のみを示している。
【0033】目標値テーブル22kが基準値テーブル2
2jと異なるのは、各々の目標値を変更できる点であ
る。つまり、基準値テーブル22jに設定された基準H
成分値,基準C成分値および基準L成分値が、製造段階
で予め設定され、オペレータによって自由に変更できな
いのに対して、目標値テーブル22kに設定される目標
H成分値,目標C成分値および目標L成分値は、CPU
38によって変更される。
【0034】領域判別回路22iは、画像データを形成
する各画素について領域判別と判別結果に応じた基準値
および目標値の選択とを行うべく、図11に示すフロー
図を1画素毎に実行する。まずステップS1でカウンタ
22nのカウント値Nを“1”に設定し、ステップS3
でカウント値Nに対応する基準H成分値を基準値テーブ
ル22hから読み出す。ステップS5では、LCH変換
回路22dから入力した現画素のH成分値(現画素H成
分値)を基準値テーブル22jから読み出された基準H
成分値と比較する。
【0035】ステップS5で基準H成分値>現画素H成
分値と判断されると、ステップS11でカウント値Nを
“1”と比較する。N=1であればステップS21〜S
27を処理するが、N>1であればステップS13〜S
19を処理する。一方、基準H成分値≦現画素H成分値
であれば、ステップS7でカウンタ22nをインクリメ
ントし、続くステップS9で更新後のカウント値Nを
“6”と比較する。そして、N≦6であればステップS
3に戻るが、N>6であればステップS21〜S27を
処理する。
【0036】ステップS13では、現時点のカウント値
Nに対応する基準H成分値,基準C成分値および基準L
成分値をHr1,Cr1およびLr1として基準値テー
ブル22jから選択し、ステップS15では、現時点の
カウント値Nに対応する目標H成分値,目標C成分値お
よび目標L成分値をHt1,Ct1およびLt1とし
て、目標値テーブル22kから選択する。また、ステッ
プS17では、カウント値N−1に対応する基準H成分
値,基準C成分値および基準L成分値をHr2,Cr2
およびLr2として基準値テーブル22jから選択し、
ステップS19では、カウント値N−1に対応する目標
H成分値,目標C成分値および目標L成分値をHt2,
Ct2およびLt2として、目標値テーブル22kから
選択する。
【0037】一方、ステップS21では、カウント値N
=1に対応する基準H成分値,基準C成分値および基準
L成分値をHr1,Cr1およびLr1として基準値テ
ーブル22jから選択し、ステップS23では、カウン
ト値N=1に対応する目標H成分値,目標C成分値およ
び目標L成分値をHt1,Ct1およびLt1として、
目標値テーブル22kから選択する。また、ステップS
25では、カウント値N=6に対応する基準H成分値,
基準C成分値および基準L成分値をHr2,Cr2およ
びLr2として基準値テーブル22jから選択し、ステ
ップS27では、カウント値N=6に対応する目標H成
分値,目標C成分値および目標L成分値をHt2,Ct
2およびLt2として、目標値テーブル22kから選択
する。
【0038】このようにして、色相に関して現画素値を
挟む2つの基準値と、この2つの基準値に対応する2つ
の目標値とが検出される。
【0039】基準H成分値Hr1およびHr2ならびに
目標H成分値Ht1およびHt2はH補正回路22gに
与えられる。また、基準C成分値Cr1およびCr2な
らびに目標C成分値Ct1およびCt2はC補正回路2
2fに与えられる。さらに、基準L成分値Lr1および
Lr2ならびに目標L成分値Lt1およびLt2はL補
正回路22eに与えられる。
【0040】H補正回路22gは、LCH変換回路22
dから現画素H成分値Hinを取り込み、数2に従って
補正H成分値Houtを算出する。算出された補正H成
分値Houtは、図12に破線で示す角度にシフトす
る。
【0041】
【数2】 Hout=(Ht2・β+Ht1・α)/(α+β) α=|Hr2−Hin| β=|Hr1−Hin| H補正回路22gはまた、角度データα(=|Hr2−
Hin|)およびβ(=|Hr1−Hin|)をC補正
回路22fおよびL補正回路22eに出力するととも
に、角度データγ(=|Ht2−Hout|)およびδ
=(|Ht1−Hout|)をL補正回路22eに出力
する。
【0042】C補正回路22fは、LCH変換回路22
dから取り込んだ現画素C成分値Cinに数3に示す演
算を施し、図13に示す補正C成分値Coutを算出す
る。
【0043】
【数3】Cout=Cin・{Ct1+(Ct2−Ct
1)・β/(α+β)}/{Cr1+(Cr2−Cr
1)・β/(α+β)} C補正回路22fはまた、数4を演算して、CH系の座
標(0,0)および(Cin,Hin)を結ぶ直線と座
標(Cr1,Hr1)および(Cr2,Hr2)を結ぶ
直線との交点座標におけるC成分値Cr3、ならびにC
H系の座標(0,0)および(Cout,Hout)を
結ぶ直線と座標(Ct1,Ht1)および(Ct2,H
t2)を結ぶ直線との交点座標におけるC成分値Ct3
を算出する。そして、算出したC成分値Cr3およびC
t3を上述の現画素C成分値Cinおよび補正C成分値
CoutとともにL補正回路22eに出力する。
【0044】
【数4】 Cr3=Cr1+(Cr2−Cr1)・β/(α+β) Ct3=Ct1+(Ct2−Ct1)・δ/(γ+δ) L補正回路22eは、LCH変換回路22dから現画素
L成分値Linを取り込み、数5に従って図14に示す
補正L成分値Loutを求める。図14に示すLmax
およびLminはそれぞれ、再現できるL(明度)の最
大値および最小値である。現画素値(入力画素値)は、
LCH系の座標(Lmax,0,0)、(Lmin,
0,0)および(Lr3,Cr3,Hin)によって形
成される面(YUV空間を色相Hinで切り出した面)
上に存在する。一方、補正画素値は、LCH系の座標
(Lmax,0,0)、(Lmin,0,0)および
(Lt3,Ct3,Hout)によって形成される面
(YUV空間を色相Houtで切り出した面)上に存在
する。
【0045】
【数5】 Lout=(Lin−La)・(Ld−Lc)/(Lb−La)+Lc La=Cin/Cr3・(Lr3−Lmin) Lb=Cin/Cr3・(Lr3−Lmax)+Lmax Lc=Cout/Ct3・(Lt3−Lmin) Ld=Cout/Ct3・(Lt3−Lmax)+Lmax Lr3=Lr1+(Lr2−Lr1)・β/(α+β) Lt3=Lt1+(Lt2−Lt1)・δ/(γ+δ) このようにして求められた補正H成分値Hout,補正
C成分値Coutおよび補正L成分値Loutによっ
て、補正画素値が規定される。なお、現画素値は、LC
H変換回路22dから出力された現画素H成分値Hi
n,現画素C成分値Cinおよび現画素L成分値Lin
によって規定される。
【0046】CPU38は、具体的には、図15および
図16に示すフロー図を処理する。まずステップS31
で、基準ゲインxrおよびyrをゲインx1およびy1
として保持する。アンプ221bおよび222bには、
基準ゲインxrおよびyrが設定される。なお、基準ゲ
インxrおよびyrとは、5100Kの色温度(基準色
温度)を持つ被写体を撮影したときに白バランスが適切
に調整されるゲインであり、製造段階で決定される。ス
テップS33ではスルー画像処理を開始すべくTG1
6,信号処理回路22およびビデオエンコーダ28に処
理命令を与え、続くステップS35では色調補正を行
う。ステップS37ではシャッタボタン40の操作の有
無を判別し、NOであればステップS35に戻る。この
結果、色調補正が行われたスルー画像がLCD30に表
示される。シャッタボタン40が操作されると、ステッ
プS39に進み、撮影/記録処理を行う。これによっ
て、シャッタボタン40の操作に応答して撮影された被
写体像の圧縮画像データが、ファイル形式でメモリカー
ド36に記録される。
【0047】ステップS35の色調補正処理は、図16
に示すサブルーチンに従って実行される。まずステップ
S41で垂直同期信号の発生の有無を判別し、YESと
判断されたときに図2に示す積分回路22cから積算値
Ir(i),Ig(i)およびIb(i)を取り込む
(i=1〜256)。ステップS45では取り込まれた
積算値Ir(i),Ig(i)およびIb(i)に基づ
いて最適ゲインxsおよびysを算出し、続くステップ
S47では算出された最適ゲインxsおよびysをゲイ
ンx2およびy2として保持する。ステップS49で
は、数6に従って差分ゲインΔxおよびΔyを求める。
【0048】
【数6】Δx=x2−x1 Δy=y2−y1 算出された差分ゲインΔxおよびΔyは、被写体像の白
バランスの変化量であり、図6または図17に示すエリ
ア1からエリア2までの移動量W1に相当する。ステッ
プS51,S53およびS55では、目標値テーブル2
2kに設定された目標H成分値,目標C成分値および目
標L成分値をこのような差分ゲインΔxおよびΔyに基
づいて変更する。変更された目標H成分値,目標C成分
値および目標L成分値によって規定される目標値は、図
17に□で示す位置に移動する。このときの移動量T1
は、白バランス調整による移動量W1を相殺する量であ
る。ステップS55の処理が完了すると、ステップS5
7でゲインx2およびy2をゲインx1およびy1とし
て保持し、その後上階層のルーチンに復帰する。
【0049】以上の説明から分かるように、色分離回路
22aから出力されたRGBデータの白バランスが白バ
ランス調整回路22bによって調整されると、当該RG
BデータがLCH変換回路22dによってLCHデータ
に変換される。変換されたL成分,C成分およびH成分
はそれぞれ、L補正回路22e,C補正回路22fおよ
びH補正回路22gによる色調補正を施される。このと
き、目標値テーブル22kに設定された目標L成分値,
目標C成分値および目標H成分値が用いられ、LCH系
で表現される各々の画素データの色調が個別に補正され
る。CPU38は、ゲインx1およびy1が最適ゲイン
xsおよびysに調整される前後の差分ゲインΔxおよ
びΔyを白バランスの変化量として算出し、当該差分ゲ
インΔxおよびΔyに基づいて目標値テーブル22kの
目標L成分値,目標C成分値および目標H成分値を変更
する。
【0050】C補正回路22gによる彩度補正は、上述
の数3に従って行われる。数3によれば、現画素C成分
値Cinに目標C成分値Ct1およびCt2が掛け算さ
れる。ただし、現画素C成分値Cinが白バランス調整
によって無彩色に調整された画素のC成分値であれば、
Cin=0であり、これに目標C成分値Ct1およびC
t2を掛け算しても掛け算結果は0のままである。換言
すれば、目標C成分値Ct1およびCt2を現画素C成
分値Cinに掛け算することで、有彩色の画素データの
彩度のみが補正される。このような目標C成分値Ct1
およびCt2をΔxおよびΔyに基づいて補正すること
で、有彩色の色再現性を改善することができる。
【0051】なお、この実施例では、原色データに基づ
いて被写体像の白バランスを調整するようにしている
が、イメージセンサから補色データが出力される場合、
白バランスは補色データ(たとえばCyおよびYe)に
基づいて調整するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す信号処理回路の構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図3】(A)は重み付けテーブルに設定された重み付
け係数の一例を示す図解図であり、(B)は色の分布状
態を示す図解図である。
【図4】被写体の一例を示す図解図である。
【図5】図4に示す被写体を撮影したときの表示画面の
一例を示す図解図である。
【図6】白バランス調整時の動作の一部を示す図解図で
ある。
【図7】基準値テーブルの一例を示す図解図である。
【図8】目標値テーブルの一例を示す図解図である。
【図9】基準値および目標値の分布状態の一例を示す図
解図である。
【図10】基準値および目標値の分布状態の他の一例を
示す図解図である。
【図11】領域判別回路の動作の一部を示すフロー図で
ある。
【図12】色相を調整するときの動作の一例を示す図解
図である。
【図13】彩度を調整するときの動作の一例を示す図解
図である。
【図14】明度を調整するときの動作の一例を示す図解
図である。
【図15】CPUの動作の一部を示すフロー図である。
【図16】CPUの動作の他の一部を示すフロー図であ
る。
【図17】図1実施例の動作の一部を示す図解図であ
る。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ 14…イメージセンサ 22…信号処理回路 26…SDRAM 28…ビデオエンコーダ 32…JPEGコーデック 36…メモリカード 38…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 1/46 Z 5C079 9/04 1/40 D Fターム(参考) 5B047 AA07 AB04 BA03 BB04 BC05 BC07 DA01 DB01 DC20 5B057 AA20 CA01 CA08 CB01 CB08 CE16 CH01 CH07 5C065 AA03 BB01 BB02 CC01 CC08 GG18 GG23 GG24 GG50 5C066 AA01 BA17 CA05 DD07 EA03 EA14 GA01 HA03 KE01 KE03 KE05 KE19 5C077 LL19 MP08 PP32 PP35 PP37 PP47 PQ12 PQ22 TT09 5C079 HB01 HB06 HB11 LA23 LB01 MA01 MA11 NA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号の白バランスを調整する調整手
    段、 前記白バランスが調整された画像信号を形成する画素信
    号の色調を個別に補正する補正手段、 前記調整手段による調整が行われる前後の前記白バラン
    スの変化量を検出する検出手段、および前記補正手段に
    よる補正量を前記変化量に基づいて変更する変更手段を
    備える、画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記補正手段は前記画素信号の彩度に補正
    係数を掛け算する掛け算手段を含み、 前記変更手段は前記補正係数を前記変化量に基づいて変
    更する補正係数変更手段を含む、請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】複数の色に個別に対応する複数の補正係数
    を保持する保持手段、および前記画素信号に関連する補
    正係数を前記保持手段から検出する検出手段をさらに備
    え、 前記掛け算手段は前記検出手段によって検出された補正
    係数を前記画素信号の彩度に掛け算し、 前記補正係数変更手段は前記保持手段によって保持され
    た前記複数の補正係数を前記変化量に基づいて個別に変
    更する、請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】基準調整係数に従って前記白バランスが調
    整された画像信号に基づいて最適調整係数を算出する算
    出手段をさらに備え、 前記調整手段は前記最適調整係数に従って前記白バラン
    スを調整し、 前記検出手段は前記基準調整係数と前記最適調整係数と
    の差分を前記変化量として検出する、請求項1ないし3
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】被写体の光学像に基づいて画像信号を生成
    する撮影手段をさらに備える、請求項1ないし4のいず
    れかに記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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