JP2006229355A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【構成】 撮影装置22は、被写界を表すRGBデータを出力する。出力されたRGBデータのうち、RデータおよびBデータは、白バランス調整回路26を形成するアンプ24aおよび24bによってそれぞれ増幅される。CPU36は、白バランス調整回路26から出力されるRGBデータについて所定の白バランスが得られる調整ゲインを算出し、算出された調整ゲインが昼白色エリアに属するか否かを判別する。この判別結果が肯定的であれば、調整ゲインがアンプ24aおよび24bにそれぞれ設定される。判別結果が否定的であれば、昼白色エリアの周縁上の値を示す所定ゲインがアンプ24aおよび24bにそれぞれ設定される。
【効果】 撮影画像の色あいを的確かつ安定的に調整することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子カメラに関し、特にたとえば撮影された被写界像の白バランスを調整する、電子カメラに関する。
従来のこの種の電子カメラの一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、蛍光灯マニュアルモードが選択されると、測色部によって求められた測色結果R/Bが閾値K1およびK2の各々と比較される。
K1<R/Gであれば、光源は電球色蛍光灯であるとみなされ、電球色に対応するゲインが白バランス調整用に選択される。K2<R/G≦K1であれば、光源は白色蛍光灯であるとみなされ、白色に対応するゲインが白バランス調整用に選択される。
K3<R/G≦K2であれば、光源は昼白色蛍光灯であるとみなされ、昼白色に対応するゲインが白バランス調整用に選択される。上記のいずれの条件も満たされなければ、光源は昼光色蛍光灯であるとみなされ、昼光色に対応するゲインが白バランス調整用に選択される。
特開平6−165189号公報[H04N9/04, 9/73]
しかし、従来技術では、複数の光源が照射された被写界を撮影するときに、この被写界のわずかな変化によって撮影画像の色合いが大きく変動する可能性がある。たとえば、電球色蛍光灯および白色蛍光灯の両方が照射された状態で人物AおよびBの各々を撮影した場合、測定結果R/Gが閾値K1の近傍で変動すると、選択されるゲインが大きく変化する。この結果、人物Aの撮影画像と人物Bの撮影画像との間で色あいが大きく相違してしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、撮影画像の色合いを的確かつ安定的に調整することができる、電子カメラを提供することである。
請求項1の発明に従う電子カメラは、被写界を表す複数色の色情報信号を出力する撮影手段(22)、撮影手段から出力された色情報信号を増幅する増幅手段(24a, 24b)、増幅手段から出力される色情報信号について所定の白バランスが得られる調整ゲインが互いに異なる複数の数値によって規定される特定範囲に属するか否かを判別する判別手段(S21)、判別手段の判別結果が肯定的であるとき調整ゲインを増幅手段に設定する第1設定手段(S23)、および判別手段の判別結果が否定的であるとき特定範囲の縁を基準とする所定範囲に属する所定ゲインを増幅手段に設定する第2設定手段(S27, S31, S35, S37)を備える。
撮影手段は、被写界を表す複数色の色情報信号を出力する。出力された色情報信号は、増幅手段によって増幅される。判別手段は、増幅手段から出力される色情報信号について所定の白バランスが得られる調整ゲインが特定範囲に属するか否かを判別する。ここで、特定範囲は、互いに異なる複数の数値によって規定される範囲である。判別手段の判別結果が肯定的であれば、上述の調整ゲインが第1設定手段によって増幅手段に設定される。判別手段の判別結果が否定的であれば、特定範囲の縁を基準とする所定範囲に属する所定ゲインが第2設定手段によって増幅手段に設定される。
特定範囲は、複数の数値によって規定される広がりを有する。所定の白バランスが得られる調整ゲインがこの特定範囲に属するときは、この調整ゲインが有効となる。一方、所定の色バランスが得られる調整ゲインがこの特定範囲に属しないときは、特定範囲の縁を基準とする所定範囲に属する所定ゲインが有効となる。つまり、有効化されるゲインは、或る広がりを有する特定範囲に関連する値を有することとなる。この結果、撮影画像の色あいを的確かつ安定的に調整することができる。
請求項2の発明に従う電子カメラは、請求項1に従属し、増幅手段によって増幅された複数色の色情報信号に基づいて調整ゲインを決定する決定手段(S19)をさらに備え、判別手段は決定手段によって決定された調整ゲインの値を複数の数値の各々と比較する。
請求項3の発明に従う電子カメラは、請求項1または2に従属し、第2設定手段は互いに異なる複数の光源色にそれぞれ対応する複数のゲインの1つを所定ゲインとして選択する。
請求項4の発明に従う電子カメラは、請求項3に従属し、第2設定手段は調整ゲインの値に基づいて選択動作を行う。
請求項5の発明に従う電子カメラは、請求項1ないし4のいずれかに従属し、特定範囲は昼白色の光源に対応する。
この発明によれば、特定範囲は、複数の数値によって規定される広がりを有する。所定の白バランスが得られる調整ゲインがこの特定範囲に属するときは、この調整ゲインが有効となる。一方、所定の色バランスが得られる調整ゲインがこの特定範囲に属しないときは、特定範囲の縁を基準とする所定範囲に属する所定ゲインが有効となる。つまり、有効化されるゲインは、或る広がりを有する特定範囲に関連する値を有することとなる。この結果、撮影画像の色あいを的確かつ安定的に調整することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ(電子カメラ)10は、光学レンズ12を含む。被写界の光学像は、光学レンズ12を介して、撮像装置22を形成するイメージセンサ16の撮像面に照射される。撮像面は、図2に示すベイヤ配列を有する原色フィルタ14によって覆われる。このため、撮像面に形成された複数の受光素子の各々で生成される電荷の量は、R(Red),G(Green)またはB(Blue)の光量を反映する。
TG(Timing Generator)42は、1/30秒毎に発生する垂直同期信号Vsyncに応答して、複数のタイミング信号をイメージセンサ16に与える。複数の受光素子の各々で生成された電荷つまり画素信号は、かかるタイミング信号に応答して、ラスタ走査態様でイメージセンサ16から読み出す。読み出された画素信号は、A/D変換器18によってディジタル信号である画素データに変換され、変換された画素データは前処理回路20によって相関2重サンプリング,自動ゲイン調整および色分離の一連の処理を施される。色分離によって、R,GおよびBの全ての色情報が各画素に割り当てられる。同じ画素に割り当てられたRデータ,GデータおよびBデータは、白バランス調整回路26に向けて同時に出力される。
Rデータは、アンプ24aによってゲインGrに従う増幅処理を施された後、マトリクス演算回路30および積算回路28rに与えられる。Bデータは、アンプ24bによってゲインGbに従う増幅処理を施された後、マトリクス演算回路30および積算回路28bに与えられる。Gデータは、そのままマトリクス演算回路30および積算回路28gに与えられる。
マトリクス演算回路30は、与えられたRGBデータに基づいてYUVデータを生成する。後処理回路32は、生成されたYUVデータをコンポジットビデオ信号に変換し、変換されたコンポジットビデオ信号をLCDモニタ34に向けて出力する。この結果、被写界のリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ画面に表示される。
また、積算回路28r,28gおよび28bの各々は、以下に述べる要領で積算処理を行う。図7を参照して、被写界は、水平方向および垂直方向の各々に16分割される。この結果、256個の分割エリアが被写界上に割り当てられる。積算回路28rはRデータを分割エリア毎に積算し、積算回路28gはGデータを分割エリア毎に積算し、そして積算回路28bはBデータを分割エリア毎に積算する。これによって、各々の分割エリアの積算値Rij,GijおよびBijが、1フレーム期間(=1/30秒)を費やして生成される。
なお、iは水平方向における分割エリアの位置番号であり、“1”〜“16”のいずれかの値を示す。同様に、jは垂直方向における分割エリアの位置番号であり、“1”〜“16”のいずれかの値を示す。
モードSW38によって蛍光灯モードが選択されると、CPU36は、垂直同期信号Vsyncが発生する毎に、図3〜図4に示すフロー図に従う白バランス調整処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ40に記憶される。
まずステップS1で、ゲインGrおよびGbの各々を初期値に設定し、変数i,jおよび後述する変数ΣR,ΣG,ΣBの各々を“0”に設定する。
ステップS3では、初期値を示すゲインGrおよびGbに従って白バランス調整を施されたRデータ,GデータおよびBデータに基づく積算値Rij,GijおよびBijのうち、変数iおよびjによって特定される分割エリアの積算値Rij,GijおよびBijを取り込む。
ステップS5では、取り込まれた積算値Rij,GijおよびBijに基づいてYij,(R−G)ijおよび(B−G)ijを算出する。Yijは分割エリア(i,j)から検出されたYデータの積算値に相当し、“輝度評価値”と定義することができる。一方、(R−G)ijは積算値RijおよびGijの差分値であり、(B−G)ijは積算値BijおよびGijの差分値である。
続くステップS7では、数1に従ってfy(R−G)ijおよびfy(B−G)ijを求める。
[数1]
fy(R−G)ij=(R−G)ij/c1*Yij
fy(B−G)ij=(B−G)ij/c2*Yij
c1,c2:定数
ステップS5で求められた差分値(R−G)ijおよび(B−G)ijは、プリ露光時の露光量を反映する。つまり、露光量が多ければ数値は大きくなるが、露光量が小さければ数値は小さくなる。このような特性を持つ差分値(R−G)ijおよび(B−G)ijを注目する分割エリアの“色評価値”と定義すると、色評価値は露光量によって変動する。
一方、被写界の色は本来的に露光量に依存せず、被写体および光源が変化しない限り、被写界の色は常に同じである。したがって、露光量が変更されても、色評価値は同じ値をとり続けるべきである。
そこで、この実施例では、差分値(R−G)ijおよび(B−G)ijを露光量に関連する数値“c1*Yij”および“c2*Yij”によってそれぞれ割り算するようにしている。こうして求められたfy(R−G)ijおよびfy(B−G)ijが、“色評価値”と定義される。
ステップS9では、色評価値fy(R−G)ijおよびfy(B−G)ijが図5(B)に示す色分布図のどこに位置するかを判別し、判別された位置に対応する重み付け係数Wijを図5(A)に示す要領で作成されたテーブル40tから検出する。テーブル40tは、フラッシュメモリ40に記憶される。続くステップS11では、検出された重み付け係数WijをステップS3で取り込んだ積算値Rij,GijおよびBijの各々に掛け算し、重み付け値Rij*Wij,Gij*WijおよびBij*Wijを求める。
図5(A)によれば、重み付け係数Wijは、“0”,“6”,“7”および“8”のいずれかの値を示す。このうち、“6”,“7”および“8”が割り当てられた領域が引き込み範囲に対応する。引き込み範囲から外れる色評価値が検出された分割エリアは、ステップS11の処理によって無効となる。
図6に示す被写界では、テーブルTBLはドアDRから出入りできる室内に配置され、人物M1およびM2はテーブルTBLの周りに存在し、そして花瓶VSはテーブルTBLの上に置かれる。ここで、テーブルTBLおよび花瓶VSの各々を覆う分割エリアで求められた色評価値が引き込み範囲から外れ、残りの分割エリアで求められた色評価値が引き込み範囲に属する場合、図7において斜線で示される56個の分割エリアが無効エリアとされ、他の200個の分割エリアが有効エリアとされる。
ステップS13では、ステップS11で算出された重み付け値Rij*Wij,Gij*WijおよびBij*Wijを色情報毎に積算する。具体的には、数2に従う演算を実行し、今回算出された重み付け値Rij*Wij,Gij*WijおよびBij*Wijを現時点の変数ΣR,ΣGおよびΣBに加算する。
[数2]
ΣR=ΣR+Rij*Wij
ΣG=ΣG+Gij*Wij
ΣB=ΣB+Bij*Wij
ステップS15では数2に従う積算が256回繰り返されたかどうか判断し、NOであれば、ステップS17でカウント値iまたはjを更新してからステップS3に戻る。この結果、図7に示す256個の分割エリアの各々で得られた積算値Rij,GijおよびBijについて、ステップS3〜S13の処理が実行される。
ステップS15でYESと判断された時点で、変数ΣRは重み付け値Rij*Wijの総和を示し、変数ΣGは重み付け値Gij*Wijの総和を示し、そして変数ΣBは重み付け値Bij*Wijの総和を示す。ステップS19では、こうして求められた総和値ΣR,ΣGおよびΣBに数3に示す演算を施して、割り算値α1およびβ1を算出する。
[数3]
α1=k1*ΣG/ΣR
β1=k2*ΣG/ΣB
k1,k2:定数
ステップS21では、算出された割り算値α1およびβ1が数4に示す2つの条件の両方を満足するか否かを判別する。
[数4]
THr1<α1≦THr2
THb1<β1≦THb2
割り算値α1が閾値THr1よりも大きくかつ閾値THr2以下で、さらに割り算値β1が閾値THb1よりも大きくかつ閾値THb2以下であれば、条件は満足される。条件が満足されるとステップS23に進み、割り算値α1を示すゲインGrをアンプ24aに設定し、割り算値β1を示すゲインGbをアンプ24bに設定する。
数4に示す条件が満足されなければ、割り算値β1が閾値THb2を上回るか否かをステップS25で判別する。ここでYESであればステップS27に進み、所定値α2を示すゲインGrをアンプ24aに設定し、所定値β2を示すゲインGbをアンプ24bに設定する。
ステップS25でNOであれば、割り算値β1が閾値THb1以下であるか否かをステップS29で判別する。ここでYESであればステップS31に進み、所定値α3を示すゲインGrをアンプ24aに設定し、所定値β3を示すゲインGbをアンプ24bに設定する。
ステップS29でNOであれば、割り算値α1が閾値THr2を上回るか否かをステップS33で判別する。ここでYESであればステップS35に進み、所定値α4を示すゲインGrをアンプ24aに設定し、所定値β4を示すゲインGbをアンプ24bに設定する。ステップS33でNOであればステップS37に進み、所定値α5を示すゲインGrをアンプ24aに設定し、所定値β5を示すゲインGbをアンプ24bに設定する。
図8を参照して、閾値THr1およびTHr2はゲインGrを定義する横軸上に位置し、閾値THb1およびTHb2はゲインBrを定義する縦軸上に位置する。閾値THr1,THr2,THb1およびTHb2によって囲まれる昼白色エリアは、昼白色蛍光灯を光源とする場合に的確な白バランス調整を実行できるエリアである。
割り算値α1およびβ1が昼白色エリアに属する場合は、この割り算値α1およびβ1がゲインGrおよびGbとして設定される。割り算値α1およびβ1が昼白色エリアから外れる場合は、割り算値α1およびβ1によって特定される位置に応じて、所定値α2〜α5のいずれか1つがゲインGrとして設定され、所定値β2〜β5のいずれか1つがゲインGbとして設定される。白バランスは、こうして設定されたゲインGrおよびGbによって調整される。
ここで、所定値α2およびβ2は白色蛍光灯に適したゲインであり、所定値α3およびβ3は3波長形昼光色蛍光灯に適したゲインである。また、所定値α4およびβ4は昼光色蛍光灯に適したゲインであり、所定値α5およびβ5は3波長形昼白色蛍光灯に適したゲインである。これらのゲインはいずれも、昼白色エリアの周縁上の値を示す。
以上の説明から分かるように、撮影装置22は、被写界を表すRGBデータを出力する。出力されたRGBデータのうち、RデータおよびBデータは、白バランス調整回路26を形成するアンプ24aおよび24bによってそれぞれ増幅される。CPU36は、白バランス調整回路26から出力されるRGBデータについて所定の白バランスが得られるゲインα1およびβ1(調整ゲイン)を算出し、算出されたゲインα1およびβ1が昼白色エリア(特定範囲)に属するか否かを判別する(S21)。この判別結果が肯定的であれば、ゲインα1およびβ1がアンプ24aおよび24bにそれぞれ設定される(S23)。判別結果が否定的であれば、昼白色エリアの周縁上の値を示すゲインα2(α3,α4,α5)およびβ2(β3,β4,β5)がアンプ24aおよび24bにそれぞれ設定される。
このように、ゲインα1およびβ1が昼白色エリアに属するときは、ゲインα1およびβ1が有効となる。一方、ゲインα1およびβ1が昼白色エリアに属しないときは、昼白色エリアの周縁上の値を示すゲインα2(α3,α4,α5)およびβ2(β3,β4,β5)が有効となる。つまり、有効化されるゲインは、必ず昼白色エリアに属することとなる。
この結果、被写界のわずかな変化に起因するゲインの急激な変化が防止され、撮影画像の色あいを的確かつ安定的に調整することができる。かかる効果は、互いに異なる色を有する複数の光源の下で被写界を撮影するような場合に、顕著に現れる。
なお、この実施例では、昼白色エリアの周縁上の数値をゲインα2(α3,α4,α5)およびβ2(β3,β4,β5)として割り当てるようにしている。しかし、視認できるほどのゲインの急激な変化が生じない限り、図9に示すように昼白色エリアから外れる数値をゲインα2(α3,α4,α5)およびβ2(β3,β4,β5)として設定してもよい。なお、図9において実線と点線とで囲まれる範囲が、視認できるほどのゲインの急激な変化が生じない範囲である。
さらに、昼白色エリアの周縁よりも内側の数値をゲインα2(α3,α4,α5)およびβ2(β3,β4,β5)として設定してもよい。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 図1実施例に適用される原色フィルタの一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 (A)はテーブルに割り当てられた重み付け係数の一例を示す図解図であり、(B)はB−G軸およびR−G軸によって規定される平面上の色分布状態および引き込み範囲の割り当て状態を示す図解図である。 被写界の一例を示す図解図である。 複数の分割エリアの割り当て状態の一例を示す図解図である。 白バランス調整動作の一部を示す図解図である。 この発明の他の実施例の動作の一部を示す図解図である。
符号の説明
10 …ディジタルカメラ
16 …イメージセンサ
22 …白バランス調整回路
24a,24b …アンプ
28r,28g,28b …積算回路
30 …CPU
42 …フラッシュメモリ

Claims (5)

  1. 被写界を表す複数色の色情報信号を出力する撮影手段、
    前記撮影手段から出力された色情報信号を増幅する増幅手段、
    前記増幅手段から出力される色情報信号について所定の白バランスが得られる調整ゲインが互いに異なる複数の数値によって規定される特定範囲に属するか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段の判別結果が肯定的であるとき前記調整ゲインを前記増幅手段に設定する第1設定手段、および
    前記判別手段の判別結果が否定的であるとき前記特定範囲の縁を基準とする所定範囲に属する所定ゲインを前記増幅手段に設定する第2設定手段を備える、電子カメラ。
  2. 前記増幅手段によって増幅された複数色の色情報信号に基づいて前記調整ゲインを決定する決定手段をさらに備え、
    前記判別手段は前記決定手段によって決定された調整ゲインの値を前記複数の数値の各々と比較する、請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記第2設定手段は互いに異なる複数の光源色にそれぞれ対応する複数のゲインの1つを前記所定ゲインとして選択する、請求項1または2記載の電子カメラ。
  4. 前記第2設定手段は前記調整ゲインの値に基づいて選択動作を行う、請求項3記載の電子カメラ。
  5. 前記特定範囲は昼白色の光源に対応する、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子カメラ。
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