JP2003143452A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2003143452A
JP2003143452A JP2001333765A JP2001333765A JP2003143452A JP 2003143452 A JP2003143452 A JP 2003143452A JP 2001333765 A JP2001333765 A JP 2001333765A JP 2001333765 A JP2001333765 A JP 2001333765A JP 2003143452 A JP2003143452 A JP 2003143452A
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Hayato Ikebe
早人 池部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消去等すべき所望の画像ファイルを容易に探
し出して記憶手段を有効利用できる、デジタルカメラを
提供する。 【解決手段】 消去等する可能性のある画像ファイルに
優先度情報が付加され、画像ファイルは優先度情報とと
もに記憶手段であるメモリカード42に記録される。た
とえばメモリカード42に空き容量がなくなると、優先
度情報が付加された画像ファイルの中から、優先度情報
に基づいて決定される優先順位にしたがって、または画
像確認の結果に基づいて、加工すべき画像ファイルが選
択され、消去または縮小保存される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
に関し、より特定的には画像ファイルに優先度情報を付
加できる、デジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラは撮影した画像の画像フ
ァイルをフラッシュメモリ等の記憶手段に記憶する。記
憶手段の記憶容量には限度があり、空き容量がなくなる
とそれ以上記憶できない。このため、オペレータは撮影
に失敗したものなど不要な画像ファイルは撮影後即座に
消去等したいところであるが、要不要を即座に判断する
のが難しい場合も多い。したがって、即座に要不要を判
断できない画像ファイルはとりあえずそのまま残してお
きたい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、後に記憶手段
の空き容量が少なくなってから消去等すべき不要な画像
ファイルを探し出そうとしても、画像ファイルの数が増
えてしまっているために所望の画像ファイルにたどりつ
くのが困難である。それゆえにこの発明の主たる目的
は、消去等すべき所望の画像ファイルを容易に探し出し
て記憶手段を有効利用できる、デジタルカメラを提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のデジタルカメラは、所望の画像フ
ァイルに優先度情報を付加する付加手段、優先度情報が
付加された画像ファイルを記憶する記憶手段、優先度情
報が付加された画像ファイルの中から加工すべき画像フ
ァイルを選択する選択手段、および選択された画像ファ
イルを記憶手段の空き容量が大きくなるように加工する
加工手段を備える。
【0005】請求項2に記載のデジタルカメラは、請求
項1に記載のデジタルカメラにおいて、選択手段は、優
先度情報が付加された画像ファイルの優先順位を優先度
情報に基づいて決定する手段、および優先順位にしたが
って加工すべき画像ファイルを選択する手段を含むこと
を特徴とする。請求項3に記載のデジタルカメラは、請
求項1に記載のデジタルカメラにおいて、選択手段は、
優先度情報が付加された画像ファイルの中から画像確認
の結果に基づいて加工すべき画像ファイルを選択する手
段を含むことを特徴とする。
【0006】請求項4に記載のデジタルカメラは、請求
項1から3のいずれかに記載のデジタルカメラにおい
て、加工手段は、選択手段によって選択された画像ファ
イルを消去する手段を含むことを特徴とする。請求項5
に記載のデジタルカメラは、請求項1から3のいずれか
に記載のデジタルカメラにおいて、加工手段は、選択手
段によって選択された画像ファイルのファイルサイズを
縮小する手段を含むことを特徴とする。なお、この明細
書において、「画像ファイルを加工する」とは、画像フ
ァイルを消去する場合や画像ファイルのファイルサイズ
を縮小する場合を含む。
【0007】請求項1に記載のデジタルカメラでは、予
め付加手段によって所望の画像ファイルに優先度情報を
付加しておくことによって、画像ファイルの数が増えて
も優先度情報が付加されている画像ファイルのみを検出
することができる。このため、所望の画像ファイルを容
易に選択し加工することができる。したがって、消去等
すべき画像ファイルを容易に探し出すことができ、記憶
手段を有効利用することができる。
【0008】請求項2に記載のデジタルカメラでは、優
先度情報に基づく優先順位にしたがって加工すべき画像
ファイルを自動的に選択することができるため、所望の
画像ファイルを迅速かつ容易に選択することができる。
請求項3に記載のデジタルカメラでは、優先度情報が付
加された画像ファイルに基づく画像の中から、たとえば
目視等の画像確認に基づいて所望の画像を選択し、加工
すべき画像ファイルを迅速かつ確実に選択することがで
きる。
【0009】請求項4に記載のデジタルカメラでは、選
択された画像ファイルを消去することによって記憶手段
の空き容量を大きくすることができ、記憶手段を有効利
用することができる。請求項5に記載のデジタルカメラ
では、たとえば選択された画像ファイルの解像度を下げ
るべくファイルサイズを縮小することによって、記憶手
段の空き容量を大きくすることができるとともに、縮小
した画像ファイルも使用することができる。したがっ
て、画像ファイルの数を減らすことなく、記憶手段を有
効利用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。図1を参照して、この発
明の実施形態のデジタルカメラ10は、レンズ12を含
む。レンズ12から入射された光像が、色フィルタ(図
示せず)を介してCCDイメージャ14に照射される。
オペレータが再生/撮影切替スイッチ(図示せず)を撮
影側に切り替えると、LCD16にリアルタイムの動画
像を表示する撮影モードが設定される。このとき、CC
Dイメージャ14は画素信号をプログレッシブスキャン
方式で連続して出力する。CDS/AGC回路18は、
CCDイメージャ14から出力された画素信号に周知の
ノイズ除去およびレベル調整を施す。CDS/AGC回
路18によって処理された画素信号は、A/D変換器2
0によってデジタルデータすなわち画素データに変換さ
れる。第1信号処理回路22は、A/D変換器20から
出力された画素データに色分離およびYUV変換を施
す。
【0011】このようにして生成されたY、UおよびV
データは、バス24を介して、メモリ制御回路26によ
ってDRAM28のメモリエリアに書き込まれる。DR
AM28に書き込まれるデータはプログレッシブデータ
であり、このままではインタレーススキャン方式のLC
D16から画像を出力することはできない。このため、
メモリ制御回路26がY、UおよびVデータを一時的に
DRAM28に書き込む。そして、同じメモリ制御回路
26がインタレーススキャン方式でY、UおよびVデー
タを読み出す。
【0012】動画像出力時、第2信号処理回路30は、
DRAM28から読み出されたY、UおよびVデータ
(動画像データ)にLCD16の表示画面サイズに合致
するように所定の水平補間および垂直補間を施す。第2
信号処理回路30から出力された動画像データはその
後、D/A変換器32によってアナログ信号に変換さ
れ、LCD16に与えられるとともに、出力端子34か
ら出力される。この結果、LCD16に動画像が表示さ
れる。つまり、LCD16は撮影モードにおいてビュー
ファインダとして動作する。
【0013】オペレータによってシャッタボタン36が
押されると、システムコントローラ38は、制御信号を
CPU40に与える。CPU40は、CCDイメージャ
14から1フレーム分の画素信号が出力された後にCC
Dイメージャ14を不能化する。つまり、シャッタボタ
ン36が押された時点の1フレーム分の撮影画像信号が
出力された時点で、CCDイメージャ14が不能化され
る。CDS/AGC回路18は、上述と同様に撮影画像
信号にノイズ除去およびレベル調整を施し、A/D変換
器20はCDS/AGC回路18の出力をデジタルデー
タすなわち撮影画像データに変換する。A/D変換器2
0で生成された撮影画像データは、第1信号処理回路2
2で処理されることなく直接バス24に与えられ、メモ
リ制御回路26によってDRAM28のメモリエリアに
書き込まれる。
【0014】CPU40は、DRAM28のメモリエリ
アに格納された撮影画像データに、DRAM28のワー
クエリアを用いて色分離、YUV変換およびJPEG圧
縮を施し、“SANY****.jpg”のファイル名
(図2参照)が付された画像ファイルを作成し、メモリ
カード42に記録する。なお、ファイル名に含まれる
“****”は撮影順にインクリメントされる4桁のフ
ァイル識別番号である。メモリカード42には、画像フ
ァイルが記録されるとともに、たとえば図2に示すよう
な加工可能管理テーブルが記録される。
【0015】再生/撮影切替スイッチを再生側に切り替
えると、再生モードが設定される。再生モードが設定さ
れると、ビューアが開き、メモリカード42から画像フ
ァイルが読み出される。読み出された画像ファイルはD
RAM28のワークエリアを用いて伸長され、伸長され
た撮影画像データ(YUVデータ)はDRAM28のメ
モリエリアに展開される。その後、撮影画像データはメ
モリ制御回路26によって読み出される。第2信号処理
回路30は、読み出された撮影画像データに水平補間お
よび垂直補間を施し、この結果、対応する撮影画像がL
CD16に表示される。
【0016】オペレータが先送りボタン44または逆戻
しボタン46を操作すると、システムコントローラ38
はCPU40に制御信号を与え、CPU40はメモリカ
ード42から順次画像ファイルを読み出し、対応する撮
影画像がLCD16に表示される。決定ボタン48が押
されると、表示中の撮影画像の画像ファイルが、後述す
る優先度情報すなわち加工可能レベルおよび縮小保存フ
ラグを設定する画像ファイルとして選択される。
【0017】また、後述する取り直し専用ボタン50が
押されると、シャッタボタン36が押されたときと同様
にして画像が撮影されるとともに、システムコントロー
ラ38はCPU40に制御信号を与え、CPU40はメ
モリカード42から直前に撮影した画像の画像ファイル
を消去し、そのとき撮影した画像の画像ファイルをメモ
リカード42に記録する。
【0018】以上のように構成されるデジタルカメラ1
0では、画像ファイルの優先順位nを管理する加工可能
管理テーブルが以下のようにして作成される。図3を参
照して、加工可能管理テーブルは再生モードにおいて作
成される。再生モードが設定されると、ビューアが開き
(ステップS1)、直前に撮影された撮影画像がLCD
16に表示される。また、すでに作成された加工可能管
理テーブルがある場合にはその加工可能管理テーブルが
メモリカード42から読み出されDRAM28に書き込
まれる。新規に加工可能管理テーブルを作成する場合に
はDRAM28において作成され、メモリカード42に
記録される。そして、加工可能管理テーブルが更新され
る度にメモリカード42に上書き保存される。
【0019】先送りボタン44、逆戻しボタン46およ
び決定ボタン48を用いて、優先度情報を設定する画像
ファイルが選択される(ステップS3)。このとき、優
先順位nはn=0に設定される(ステップS5)。そし
て、図4(a)に示すような設定画面が表示され、選択
された画像ファイルの加工可能レベルSeが、“1”、
“2”、“3”の3段階のうちから選択されて入力され
る(ステップS7)。図2(b)に示すように、加工可
能レベルSeの値は、小さいほど消去等される優先度が
高いことを意味する。
【0020】選択された画像ファイルの加工可能レベル
Seが入力されるとステップS9に進む。新規作成され
る加工可能管理テーブルの最初の画像ファイルの設定で
は、n=0に設定されたままステップS13に進む。2
つ目以降の画像ファイルの設定では、加工可能管理テー
ブルの各画像ファイルの加工可能レベルTeと順次比較
され(ステップS9)、Te[n]<Seが成立すれ
ば、優先順位nに1が加算されて(ステップS11)ス
テップS9に戻り、成立しなければ縮小保存フラグの設
定(ステップS13)に進む。
【0021】ここで、図4(b)に示すような設定画面
が表示され、“Yes”が入力されると選択中の画像フ
ァイルの縮小保存フラグSrとしてSr=1が設定さ
れ、“No”が入力されるとSr=0が設定される(ス
テップS13)。縮小保存フラグSrが入力されるとス
テップS15に進む。新規作成される加工可能管理テー
ブルの最初の画像ファイルの設定では、n=0に設定さ
れたままステップS19に進み、優先順位n=0として
加工可能管理テーブルに記録される。2つ目以降の画像
ファイルの設定では、加工可能管理テーブルの画像ファ
イルのうち、ステップS9で最後に比較された画像ファ
イル以降の行の各画像ファイルの縮小保存フラグTr
[n]と順次比較され(ステップS15)、Tr[n]
<Srが成立すれば、優先順位nに1が加算されて(ス
テップS17)ステップS15に戻り、成立しなければ
設定された内容が優先順位n番目の行へ記録され(ステ
ップS19)、それまでのn番目以降の画像ファイルの
優先順位nが1ずつ繰り下げて記録される。
【0022】このようにして、加工可能レベルTeおよ
び縮小保存フラグTrが設定された画像ファイルの優先
順位nが決定されて、画像ファイルのファイル名、優先
順位n、加工可能レベルTeおよび縮小保存フラグTr
が日付とともに加工可能管理テーブルに記録され、新規
作成または更新された加工可能管理テーブルがメモリカ
ード42に保存される。
【0023】上述の動作を、Se=3、Sr=1とした
場合を例にあげ、図2に示す加工可能管理テーブルを用
いて具体的に説明する。ビューアが開き(ステップS
1)、優先度情報を設定したい所望の画像ファイルが選
択されて(ステップS3)、上述のようにしてステップ
S9まで進むと、まず、優先順位n=0の画像ファイル
の加工可能レベルTe[0]=1と比較される。この場
合は、Te[0]<Seが成立するため、優先順位nに
1が加算されて(ステップS11)、ステップS9に戻
る。そして、同様に優先順位n=1,2,3…の画像フ
ァイルと順次比較される。n=4となったときには、T
e[4]=3であるためTe[4]<Seが成立しなく
なり、縮小保存フラグの設定(ステップS13)に進
む。
【0024】そして、ステップS13でSr=1と設定
されて、ステップS15に進むと、まず、優先順位n=
4の画像ファイルの縮小保存フラグTr[4]=0と比
較される。この場合は、Tr[4]<Srが成立するた
め、優先順位nに1が加算されて(ステップS17)、
ステップS15に戻る。そして、同様に優先順位n=
5,6,…,N−2の画像ファイルと順次比較される。
n=N−1となったときには、Tr[N−1]=1であ
るためTr[N−1]<Srが成立しなくなり、設定さ
れた内容は優先順位(N−1)番目の行へ記録され(ス
テップS19)、それまでの優先順位(N−1)番目の
画像ファイルは優先順位N番目に繰り下げて記録され
る。
【0025】このようなデジタルカメラ10では、図5
に示す処理によって、所定の画像ファイルを消去または
縮小保存する。なお、縮小保存する場合には、この実施
形態では画像ファイルの画像の解像度を下げるべくファ
イルサイズを縮小させて保存する。また、メモリカード
42に空き容量がない場合に、優先順位nの高い画像フ
ァイルを自動的に加工する自動加工設定、およびオペレ
ータがLCD16の表示画面を見ながら対話的に処理し
ていく対話型加工設定を、ONまたはOFFのいずれか
に予め設定しておく。
【0026】撮影モードにおいてシャッタボタン36が
押されると、上述のようにして画像が撮影される(ステ
ップS21)。すると、CPU40は、メモリカード4
2に空き容量があるかを調べ(ステップS23)、空き
容量がある場合には撮影した画像の画像ファイルをメモ
リカード42に記録する(ステップS25)。
【0027】空き容量がない場合には、自動加工設定が
ONであるか否かが判断され(ステップS27)、自動
加工設定がONである場合には、メモリカード42から
図2に示すような加工可能管理テーブルが読み出されて
DRAM28に書き込まれる。すると、加工可能管理テ
ーブルに基づいて最も優先順位nの高い(nの値が小さ
い)画像ファイルが選択され(ステップS29)、その
画像ファイルの縮小保存フラグTrがTr=1であるか
否かが判断される(ステップS31)。縮小保存フラグ
TrがTr=1である場合には、選択中の画像ファイル
を縮小保存する(ステップS33)ことによってメモリ
カード42に空き容量が設けられステップS23に戻
る。Tr≠1すなわちTr=0である場合には、選択中
の画像ファイルを消去する(ステップS35)ことによ
ってメモリカード42に空き容量が設けられステップS
23に戻る。なお、画像ファイルが縮小保存または消去
されると加工可能管理テーブルからその画像ファイルが
消去され、それに対応して他の画像ファイルの優先順位
nが繰り上げられる。撮影した画像を保存するために必
要な空き容量がメモリカード42に設けられた場合には
ステップS25に進み、空き容量が十分でない場合には
ステップ27、ステップS29へと進む。
【0028】ステップS27において自動加工設定がO
FFである場合には、対話型加工設定がONであるか否
かが判断される(ステップS37)。対話型加工設定が
OFFである場合には記録不可のメッセージがLCD1
6に表示される(ステップS39)。
【0029】対話型加工設定がONである場合には、メ
モリカード42から加工可能管理テーブルが読み出され
てDRAM28に書き込まれる。すると、加工可能管理
テーブルに基づいて最も優先順位nの高い画像ファイル
が選択され(ステップS41)、その画像ファイルに基
づく画像がLCD16に表示されて、消去または縮小保
存してよいか否かの入力待ちの状態となる(ステップS
43)。オペレータはLCD16に表示された画像を目
視して確認し、消去等したくない残しておきたいもので
あれば、たとえば逆戻しボタン46を押すことによって
次に優先順位nの高い画像ファイルが選択され(ステッ
プS45)、ステップS43に戻る。このようにして、
加工可能管理テーブルにある画像ファイルが順次選択さ
れ表示される。消去等してよいものであれば、たとえば
決定ボタン48を押すことによって、図4(b)に示す
ような画面が表示されて縮小保存するか否かの入力待ち
となる(ステップS47)。縮小保存する場合にはたと
えば順送りボタン44を押すことによって、選択中の画
像ファイルが縮小保存され(ステップS49)、ステッ
プS23に戻る。縮小保存せずに消去したい場合にはた
とえば逆戻しボタン46を押すことによって、選択中の
画像ファイルは消去され(ステップS51)、ステップ
S23に戻る。
【0030】また、デジタルカメラ10では、取り直し
専用ボタン50を押すことによって画像を取り直すこと
ができる。図6を参照して、取り直し専用ボタン50が
押されると(ステップS61)、シャッタボタン36が
押されたときと同様にして画像が撮影されるとともに、
直前に撮影された画像の画像ファイルが消去され(ステ
ップS63)、そのとき撮影された画像の画像ファイル
が保存される(ステップS65)。
【0031】取り直し専用ボタン50を使用すれば、明
らかに撮影に失敗した場合等に、別途その画像ファイル
を消去する手間をかけることなく、その失敗画像の画像
ファイルを消去するとともにつぎに撮影した画像の画像
ファイルを保存することができる。このため、操作が容
易であるとともにメモリカード42を有効利用すること
ができる。
【0032】デジタルカメラ10によれば、予め所望の
画像ファイルに加工可能レベルTe等の優先度情報を付
加しておくことによって、画像ファイルの数が増えても
優先度情報が付加されている画像ファイルのみを検出す
ることができる。このため、消去等すべき画像ファイル
を容易に探し出して、消去または縮小保存することがで
きる。画像ファイルを消去すれば、メモリカード42の
空き容量を大きくすることができ、画像ファイルを縮小
保存すれば、メモリカード42に空き容量を設けること
ができるとともに、画像ファイルの数を減らすことなく
縮小した画像ファイルも使用することができる。したが
って、要不要が即座に判断できず将来消去等する可能性
のある画像ファイルでも、優先度情報を付加しておけば
安心して残しておくことができる。これによって、撮影
した画像はできるだけ残しつつメモリカード42に空き
容量を設けることができ、メモリカード42を有効利用
することができる。
【0033】また、一般的にデジタルカメラのLCDは
小さく(たとえば2インチ)、表示した画像のピントが
ぼけているか否かを判別しにくい。しかし、デジタルカ
メラ10によれば、疑わしい画像の画像ファイルには加
工可能レベルTe等の優先度情報を付加しておき、多く
の画像を撮影した後で、優先度情報が付加された画像フ
ァイルの画像のみを出力端子34に接続された大型ディ
スプレイ(図示せず)に表示させることによって、画像
ファイルの要不要を容易に判断することができる。さら
に、画像ファイルを短時間で検出できるため、画像の表
示に必要な電力を節約することができ、バッテリーを長
持ちさせることができる。
【0034】また、自動加工で消去等する場合には、優
先度情報に基づく優先順位nにしたがって加工すべき画
像ファイルを自動的に選択することができ、所望の画像
ファイルを迅速かつ容易に選択することができる。さら
に、対話型で消去等する場合には、優先度情報が付加さ
れた画像ファイルに基づく画像の中から所望の画像を目
視して選択するため、加工すべき画像ファイルを迅速か
つ確実に選択して消去等することができる。
【0035】なお、加工可能レベルTeや縮小保存フラ
グTrを設定する時期は、それぞれの画像を撮影した直
後のみならず、時間的に余裕のあるときなど任意でよ
い。また、上述の実施形態では、図5に示すように、メ
モリカード42に空き容量がなくなったときに、優先度
情報が付加された画像ファイルのみを選択して消去等す
る構成であったが、これに限定されず、任意のタイミン
グで優先度情報が付加された画像ファイルのみを選択し
消去等できる構成とすることもできる。さらに、上述の
実施形態では静止画像について説明したが、この発明は
動画像についても同様に適用できる。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、所望の画像ファイル
を容易に選択し加工することができる。したがって、消
去等すべき画像ファイルを容易に探し出すことができ、
記憶手段を有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】(a)は消去等すべき画像ファイルの優先順位
をあらわす加工可能管理テーブルであり、(b)は加工
可能レベルの値の意味を説明する説明図である。
【図3】図2のテーブルを作成する動作の一例を示すフ
ロー図である。
【図4】LCDの表示画面の一例を示す図解図であり、
(a)は加工可能レベルの設定画面であり、(b)は縮
小保存するか否かの設定画面である。
【図5】画像ファイルを消去または縮小保存する動作の
一例を示すフロー図である。
【図6】取り直し専用ボタンを使用して画像ファイルを
消去する動作の一例を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 14 CCDイメージャ 16 LCD 28 DRAM 40 CPU 42 メモリカード 44 順送りボタン 46 逆戻しボタン 48 決定ボタン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 H04N 5/92 H // H04N 101:00 5/91 J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の画像ファイルに優先度情報を付加
    する付加手段、 前記優先度情報が付加された前記画像ファイルを記憶す
    る記憶手段、 前記優先度情報が付加された前記画像ファイルの中から
    加工すべき画像ファイルを選択する選択手段、および選
    択された前記画像ファイルを前記記憶手段の空き容量が
    大きくなるように加工する加工手段を備える、デジタル
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記優先度情報が付加
    された画像ファイルの優先順位を前記優先度情報に基づ
    いて決定する手段、および前記優先順位にしたがって前
    記加工すべき画像ファイルを選択する手段を含む、請求
    項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、前記優先度情報が付加
    された前記画像ファイルの中から画像確認の結果に基づ
    いて前記加工すべき画像ファイルを選択する手段を含
    む、請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 前記加工手段は、前記選択手段によって
    選択された前記画像ファイルを消去する手段を含む、請
    求項1から3のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 前記加工手段は、前記選択手段によって
    選択された前記画像ファイルのファイルサイズを縮小す
    る手段を含む、請求項1から3のいずれかに記載のデジ
    タルカメラ。
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