JP2003143439A - 画質補正装置 - Google Patents

画質補正装置

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JP2003143439A
JP2003143439A JP2001337656A JP2001337656A JP2003143439A JP 2003143439 A JP2003143439 A JP 2003143439A JP 2001337656 A JP2001337656 A JP 2001337656A JP 2001337656 A JP2001337656 A JP 2001337656A JP 2003143439 A JP2003143439 A JP 2003143439A
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video
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signal
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JP2001337656A
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Mitsuaki Shinba
充明 榛葉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BSデジタル放送では、アスペクト比16:
9の通常のHD映像とアスペクト比4:3のSD映像を
HD映像にアップコンバートして映像の左右にブランキ
ングを付加した映像の2種類のHDフォーマットの映像
が送信されており、後者の映像に対してHD映像用の画
質補正を行うと、画質改善に効果がないばかりかノイズ
を強調してしまう。 【解決手段】 本発明では、HDフォーマットの映像の
元映像がSD映像かHD映像かを判別する回路と判別さ
れた結果によって画質補正を切り替えるセレクタを備え
ることで、それぞれの映像周波数帯域に最適な画質補正
を行うことを目的とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受信
機などで利用される映像信号の画質補正に関するもので
あり、特にはBSデジタル放送などで送信されるHD映
像信号の画質補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7を用いて従来の画質補正装置の一例
を説明する。図7のように従来の画質補正装置は、入力
映像信号S1から水平同期信号Hと垂直同期信号Vを分
離するための同期分離回路13と、分離された水平同期
信号Hと垂直同期信号Vから入力映像信号のフォーマッ
トがSD映像であるかHD映像であるかを検出する映像
フォーマット検出回路14と、SD映像に最適な画質補
正を行うためのSD映像画質補正回路2と、HD映像に
最適な画質補正を行うためのHD画質補正回路3と、映
像フォーマット検出回路14から出力される映像フォー
マット検出信号D3によって、SD映像画質補正回路2
から出力されるSD映像画質補正された入力映像信号S
S1とHD映像画質補正回路3出力されるHD映像画質
補正された入力映像信号SH1を切り替えるセレクタ4
で構成される。
【0003】入力映像信号S1は、同期分離回路13に
よって水平同期信号Hと垂直同期信号Vが分離され、映
像フォーマット検出回路14に入力される。映像フォー
マット検出回路14では、水平同期信号Hと垂直同期信
号Vから入力映像信号S1が525i映像ようなSD映
像であるのか、1080i映像のようなHD映像である
のかを検出し、映像フォーマット検出信号D3を出力す
る。
【0004】また、入力映像信号S1は、SD映像画質
補正回路2とHD映像画質補正回路3によって画質補正
される。例えば、SD映像画質補正回路2では、ピーク
周波数9MHzのピーキング処理を行い、HD映像画質
補正回路3では、ピーク周波数18MHzのピーキング
処理を行う。
【0005】それぞれの画質補正回路で補正された映像
信号SS1と映像信号SH1は、セレクタ4によって映
像フォーマット検出信号D3の検出結果がSD映像信号
であれば映像信号SS1が選択され、検出結果がHD信
号であれば映像信号SH1が選択される。このようにし
て、各フォーマットの映像周波数帯域に最適な画質補正
を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】BSデジタル放送で
は、HDカメラで撮影されたアスペクト比16:9のH
D映像だけでなく、図2(b)のようにアスペクト比
4:3のSD映像をHD映像にアップコンバートして、
映像の左右にブランキングを付加した映像を放送する番
組がよく見受けられる。
【0007】このような映像は、水平同期周波数、垂直
同期周波数がHDフォーマット映像でありながら、元々
の映像がSD映像であるため映像周波数帯域が低い。そ
のため、ピーク周波数18MHzのピーキング処理のよ
うなHD映像に最適な画質補正を行うと、元々の映像に
存在しない高い周波数帯域成分が強調されるため、結果
としてノイズを強調してしまう。
【0008】本発明では、入力映像信号がHD映像のと
き、映像領域部分のアスペクト比から元映像がHD映像
であるかSD映像であるかを判別して、それぞれの映像
周波数帯域に最適な画質補正を行うことを目的とする。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】本発明の請求項1に記
載の発明は、入力されたHDフォーマットの映像信号の
元映像がSD映像信号かHD映像信号かを検出するSD
/HD映像信号検出回路と、上記入力映像信号にSD映
像に最適な画質補正をするSD映像画質補正回路と、上
記入力映像信号にHD映像に最適な画質補正をするHD
映像画質補正回路と、上記SD/HD映像信号検出回路
から出力される検出信号によって、SD映像画質補正さ
れた入力映像信号とHD映像画質補正された入力映像信
号を切り替えるセレクタを備えること特徴とする画質補
正装置である。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載された画質補正装置であって、ブランキングパ
ルス発生回路と上記ブランキングパルス発生回路から出
力されるブランキングパルス信号によって入力映像信号
と画質補正された信号を切り替えるセレクタを備えるこ
とで映像部分にのみ画質補正を行うことを特徴とした画
質補正装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
第1の発明に記載された実施の形態のブロック図であ
る。入力されたHD映像信号S1は、SD/HD映像検
出回路1で元映像がHD映像であるかSD映像をHD映
像にアップコンバートしたものかを判別し検出信号D1
を出力する。
【0012】図3はSD/HD映像検出回路1の構成例
である。入力映像信号S1は、平均輝度検出回路5で図
2の(b)で示すaからa’、bからb’の区間の輝度
レベルを1フィールド間累積加算し、加算された累積輝
度レベルを総サンプル数で除算して平均輝度を算出す
る。
【0013】算出された平均輝度レベルとペデスタルレ
ベル検出回路7で検出されたペデスタルレベルを比較回
路6で比較し、値が等しければaからa’、bからb’
の区間はブランキングであり、入力映像はSD映像であ
ると判別する。値がペデスタルレベル以外であればHD
映像と判別する。
【0014】この検出信号D1はセレクタ4に入力され
る。入力されたHD映像信号S1は、SD映像画質補正
回路2とHD映像画質補正回路3で画質補正される。図
4はSD映像画質補正回路2の構成例である。入力され
た映像信号S1は、遅延器8と減算器9によって2次微
分され補正信号SSA1が出力される。
【0015】補正信号SSA1は可変利得増幅器10で
ゲインを調整され、加算器11で入力映像信号S1と加
算され出力される。入力映像信号S1が74MHzでサ
ンプリングされた信号であれば、入力映像信号S1に対
してピーク周波数9MHzのピーキング処理となる。
【0016】図5はHD映像画質補正回路3の構成例で
ある。入力された映像信号S1は、遅延器8と減算器9
によって2次微分され補正信号SHA1が出力される。
補正信号SHA1は可変利得増幅器10でゲインを調整
され、加算器で入力映像信号S1と加算され出力され
る。
【0017】入力映像信号S1が74MHzでサンプリ
ングされた信号であれば、入力映像信号S1に対してピ
ーク周波数18MHzのピーキング処理となる。SD画
質補正された信号SS1とHD画質補正された信号SH
1は、セレクタ4によってSD/HD映像検出信号D1
の検出結果がSD映像であればでSD画質補正信号SS
1が出力され、SD/HD映像検出信号D1の検出結果
がHD映像であればでHD画質補正信号SH1が選択さ
れる。
【0018】このようにして、元映像がSD映像であれ
ば低い周波数のピーキング処理を行い、元映像がHD映
像であれば高い周波数のピーキング処理を行うことがで
きる。
【0019】(実施の形態2)図6は本発明の第2の発
明に記載された実施の形態のブロック図である。図1と
の共通の要素については同じ符号を用いている。ブラン
キングパルス発生回路13で図2(b)のaからa’と
bからb’の区間はローレベル、それ以外の区間はハイ
レベルというような2値信号D2を発生し、セレクタ1
4でD2がローレベルのときは入力映像信号S1を選択
し、D2がハイレベルのときは補正された信号S1’を
選択することにより、入力映像信号の元映像がSD映像
のときにブランキング部分と映像部分の境界線に画質補
正がかからないようにする。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の発明により、元映像がHD映像であるものとSD映像
であるものの2種類があるHDフォーマット映像信号を
判別するSD/HD映像検出回路を備えることにより、
それぞれの映像周波数帯域に最適な画質補正を行うこと
ができる。
【0021】本発明の請求項2に記載の発明により、ブ
ランキングパルス発生回路とセレクタを備えることで、
ブランキング部分と映像部分の境界線に画質補正がかか
ることで生じる違和感を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に関するブロック図
【図2】2種類のHDフォーマット映像の説明に関する
【図3】SD/HD映像検出回路の構成例を示す図
【図4】SD映像画質補正回路の構成例を示す図
【図5】HD映像画質補正回路の構成例を示す図
【図6】実施の形態2に関するブロック図
【図7】画質補正装置の従来例を示す図
【符号の説明】
1 SD/HD映像検出回路 2 SD映像画質補正回路 3 HD映像画質補正回路 4 セレクタ 5 平均輝度検出回路 6 比較回路 7 ペデスタルレベル検出回路 8 遅延器 9 減算器 10 可変利得増幅器 11 加算器 12 セレクタ 13 同期分離回路 14 映像フォーマット検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたHDフォーマットの映像信号
    の元映像がSD映像信号かHD映像信号かを検出するS
    D/HD映像信号検出回路と、上記入力映像信号にSD
    映像に最適な画質補正をするSD映像画質補正回路と、
    上記入力映像信号にHD映像に最適な画質補正をするH
    D映像画質補正回路と、上記SD/HD映像信号検出回
    路から出力される検出信号によって、SD映像画質補正
    された入力映像信号とHD映像画質補正された入力映像
    信号を切り替えるセレクタを備えることを特徴とする画
    質補正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画質補正装置であ
    って、ブランキングパルス発生回路と上記ブランキング
    パルス発生回路から出力されるブランキングパルス信号
    によって入力映像信号と画質補正された信号を切り替え
    るセレクタを備えることで映像部分にのみ画質補正を行
    うことを特徴とした画質補正装置。
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