JPH0591367A - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

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JPH0591367A
JPH0591367A JP3273520A JP27352091A JPH0591367A JP H0591367 A JPH0591367 A JP H0591367A JP 3273520 A JP3273520 A JP 3273520A JP 27352091 A JP27352091 A JP 27352091A JP H0591367 A JPH0591367 A JP H0591367A
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JP
Japan
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contour
circuit
signal
image quality
area
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Application number
JP3273520A
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English (en)
Inventor
Takayuki Mori
隆之 森
Nobufumi Nakagaki
宣文 中垣
Toshinori Murata
敏則 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画質補正量と雑音低減量を映像の内容に応じ
て制御することにより、視覚特性に合ったぼけやざらつ
きの少ない高画質な画像を提供する。 【構成】 輝度雑音低減回路2は輝度信号の雑音成分を
低減する。画質補正回路3は、高域成分を強調して鮮鋭
度を上げる。輪郭量検出回路4は所定の領域での輪郭量
を検出する。輪郭領域判定回路5は前記領域が輪郭領域
であるかどうか判定を行う。制御信号発生回路6は前記
輝度雑音低減回路2と画質補正回路3を制御する。周波
数検出回路10は前記輪郭量検出回路4の出力の周波数
特性を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機に関
し、特に、映像信号の輪郭成分を強調して鮮鋭度を増す
画質補正回路と、映像信号の雑音成分を低減する雑音低
減回路と、を最適に制御することができるテレビジョン
受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機において、映
像信号の鮮鋭度を増加させるため、映像信号の輪郭成分
を強調する画質補正が行われている。例えば、特開昭5
2−115113号公報に記載の画質補正回路は、この
種の回路の一例である。
【0003】一般的な画質補正回路について図4を用い
て説明する。図4は一般的な画質補正回路の一例を示す
ブロック図である。同図において、11は入力端子、1
2、13は遅延回路、14、17は加算器、15は利得
を半分にする減衰器、16は減算器、18は可変増幅
器、19は出力端子である。
【0004】この回路動作を図5を用いて説明する。入
力端子11に入力された図5のAに示す輝度信号は、遅
延回路12および13で2T遅延される。この2T遅延
された出力信号Cは、加算器14で入力端子11から入
力された輝度信号Aと加算される。加算器14の出力信
号は、減衰器15で利得を半分にされ、図5のDのよう
な波形となる。減算器16は、遅延回路12からの出力
である1T遅延された輝度信号Bから、減衰器15の出
力信号Dを減算し、図5のEの波形を輪郭を示す輪郭信
号として抽出する。
【0005】減算器16の出力である輪郭信号Eは、可
変増幅器18において一定の割合で振幅が増加または減
少され、画質補正量として出力される。減算器16の出
力信号は、加算器17で、遅延回路12の出力である1
T遅延した輝度信号Bと加算される。そして、出力端子
19から、図5のFに示すような輪郭成分の強調された
輝度信号が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した画質補正回路
は、映像信号の高域成分である輪郭成分を抽出して輪郭
信号を求め、その輪郭信号の振幅を一定の割合で増加ま
たは減少した後、画質補正量として元の映像信号に加算
して、輪郭成分を強調しようとするものである。
【0007】しかし、このような画質補正回路では、輪
郭信号の振幅を増加または減少して画質補正量を得る際
における増加または減少の割合は、映像信号の振幅に関
わらず一定にしか制御できない。そのため、画質補正量
が視覚特性に合致しているとはいいがたいという問題が
あった。
【0008】即ち、例えば、暗い画面では、映像信号の
振幅自体が小さいので輪郭信号の振幅も小さい。このよ
うな場合、ブラウン管の出力では、外光の反射や高輝度
である信号の光による妨害などにより解像度が劣化す
る。従って、このようなときには、可変増幅器18での
輪郭信号の振幅を増加させる割合を大きく(または減少
させる割合を小さく)して画質補正量を大きくした方
が、細部がはっきりするので見やすくなる。
【0009】一方、明るい画面では、映像信号の振幅自
体が大きいので輪郭信号の振幅も大きく、そのため、ぎ
らつきが目立ち好ましくない。従って、このようなとき
には、可変増幅器18での輪郭信号の振幅を増加させる
割合を小さく(または減少させる割合を大きく)して画
質補正量を小さくした方のが、見やすくなる。
【0010】しかし、上記の如く、輪郭信号の振幅を増
加または減少して画質補正量を得る際における増加また
は減少の割合は、映像信号の振幅に関わらず一定にしか
制御できないため、例えば、暗い画面がよく見えるよう
に輪郭信号の振幅を増加させる割合を大きく(または減
少させる割合を小さく)しておくと、明るい画面(輪郭
信号の振幅が大きい場合)では画質補正量が大きなりす
ぎるので、白つぶれによるブルーミングが起こるという
問題があった。また、画質補正量を大きくしすぎると、
輪郭成分の少ない平坦部でノイズを強調してしまうとい
う問題も起こる。
【0011】そこで、本発明の目的は、画質補正量と雑
音低減量を映像の内容に応じて制御することにより、視
覚特性に合ったぼけやざらつきの少ない高画質な画像を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、画質を補正する画質補正回路と、輝度
信号の雑音を低減する輝度雑音低減回路と、一画面ごと
に一定領域ごとの輝度信号の輪郭量を検出する手段と、
前記輪郭量の帯域を制限する手段と、前記一定領域と周
辺領域との輪郭量の合致度に応じてその領域が輪郭であ
るかを判定する手段と、輪郭の周波数成分を検出する手
段と、前記領域であると判定された領域ごとに画質補正
回路および輝度雑音低減回路を制御する手段を備えて、
輪郭量に応じて画質補正回路と輝度雑音低減回路を最適
値に制御するようにしたものである。
【0013】
【作用】本発明は、輪郭量によって輪郭領域を抽出し、
この輪郭領域ごとに画質補正量および輝度雑音低減量を
可変する。輪郭領域ではエッジの強調により鮮鋭度が向
上し、ぼける事のないくっきりとした輝度信号が得られ
る。また、輪郭のない平坦部では、輝度雑音低減効果を
強め、S/Nが良くざらつきの少ない輝度信号が得られ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の第1の実施例を示すブロック図である。図
1において、1は入力端子、2は輝度雑音低減回路(以
後YNRと記述する)、3は画質補正回路、4は輪郭量
検出回路、5は輪郭領域判定回路、6は制御信号発生回
路、9は出力端子、10は周波数検出回路である。
【0015】次に、この回路動作について説明する。入
力端子1には輝度信号が入力される。入力された輝度信
号はYNR2によって輝度信号に含まれる雑音(ノイ
ズ)が低減される。ノイズが低減された輝度信号は、画
質補正回路3に入力され、輝度信号の高域成分である輪
郭成分が強調されて、出力端子9より出力される。
【0016】一方、入力端子1より入力された輝度信号
は、輪郭量検出回路4に入力される。輪郭量検出回路4
は、輝度信号の高域成分である輪郭成分を抽出して輪郭
信号を求めた後、その輪郭信号を出力すると共に、その
輪郭信号の振幅レベルあるいは輪郭の数などによって輪
郭量を検出し、一画面を所定の数だけ分割して得られる
領域ごとに、その領域における検出された輪郭量の多い
少ないに応じて、輪郭が存在する輪郭領域か,輪郭が存
在しない非輪郭領域かを判断し、輪郭領域であると判断
した領域における輪郭量のみを出力する。
【0017】輪郭量検出回路4から出力された輪郭量
は、輪郭領域判定回路5に入力される。輪郭領域判定回
路5は、入力された輪郭量に基づいて、輪郭領域である
(輪郭量が多い)と判断された領域が、本当に輪郭が存
在する輪郭領域であるのか、それとも本当は輪郭が存在
しない非輪郭領域であって、単にノイズによって誤検出
されただけなのか、を判定する。また、周波数検出回路
10は、輪郭量検出回路4から出力された輪郭信号の周
波数特性を算出する。
【0018】制御信号発生回路6は、輪郭領域判定回路
5から出力された輪郭領域か非輪郭領域かの判定結果
と、周波数検出回路10で得られた輪郭信号の周波数特
性によって、YNR2や画質補正回路3を制御する制御
信号を発生する。
【0019】この制御信号発生回路6によるYNR2と
画質補正回路3の制御方法を図15を用いて説明する。
【0020】輪郭が存在する輪郭領域であり、輪郭信号
の周波数特性にピークがある場合、YNR2での雑音低
減量、画質補正回路3での画質補正量を、それぞれ輝度
レベルに応じた雑音低減量、画質補正量とする。あるい
は、YNR2はオフにする。
【0021】ここで、この様な輝度適応による画質補正
の制御を図2を用いて説明する。Aは入力される輝度信
号であり、輝度レベルが小さいところと大きいところが
ある。輝度適応による画質補正では、暗い時に画質補正
量を大きく、明るい画面の時に小さくするように制御す
るので、Bに示すような出力が得られる。参考までに、
Cは輝度適応によらない画質補正のときの出力であり、
暗い時(輝度レベルの低い時)には輪郭信号の振幅も小
さいので画質補正量も小さくなっている。
【0022】再度、図15に戻る。輪郭が存在する輪郭
領域であっても、輪郭信号の周波数特性にピークがない
場合は、ノイズによる誤検出の可能性があるので、YN
R2、画質補正回路3は輝度適応なしとする。そして、
YNR2での雑音低減量は大きめに設定し、また、ノイ
ズを強調する可能性があるので、画質補正回路3での画
質補正量は少し小さめに設定する。
【0023】一方、輪郭が存在しないと考えられる平坦
部(非輪郭領域)では、YNR2での雑音低減量を少し
大きくして雑音低減効果を高める。また、輪郭がないと
考えられるので画質補正を行わないように制御する。
【0024】以上のように、本実施例では、輪郭量から
輪郭領域か,非輪郭領域かを判定し、輪郭領域では、画
質補正回路3を輝度レベルに応じて制御しつつ、YNR
2での雑音低減量を弱めるので、ぼけの少ないくっきり
とした画像を再現できるという効果がある。また、平坦
部(非輪郭領域)では、画質補正を行なわないようにす
るので、ノイズを強調することがない。また、この部分
ではYNR2を強くかけるので、画像がぼけることなく
雑音低減効果を高めることができるという効果がある。
【0025】以上が本実施例の基本的な動作であるが、
以下に各構成要素の具体例について説明する。YNR2
の具体例を図3に示す。図3において、22は高域成分
を抽出するハイパスフィルタ(以後HPFと記述す
る)、23は制御信号入力端子、24はクリップ回路、
25は減算器、26は出力端子である。
【0026】回路動作を説明する。入力端子21からノ
イズを含んだ輝度信号が入力される。この輝度信号は、
HPF22に入力され、信号の高域成分が抽出される。
抽出された輝度信号の高域成分は、クリップ回路24に
入力される。クリップ回路24は、所定のレベルよりも
大きい振幅の信号を輝度信号の輪郭成分とし、所定のレ
ベル(クリップレベル)よりも小さい振幅の信号をノイ
ズ成分として、所定のレベルよりも大きい振幅の信号を
クリップしてノイズ成分の抽出が行われる。
【0027】減算器25は、入力端子21から入力され
た輝度信号よりクリップ回路24から出力されたノイズ
成分を減算する。よって、ノイズ成分が低減された輝度
信号が出力端子26より出力される。また、制御信号入
力端子23からは制御信号が入力され、クリップ回路2
4のクリップレベルを制御する。このクリップレベルに
応じて雑音低減効果が変るので、このクリップレベルを
制御信号発生回路6で制御すれば、YNR2を制御でき
る。
【0028】次に、画質補正回路3の具体例について説
明する。画質補正回路3としては、前述した図4に示し
た回路が用いられる。従って、回路の構成及び動作につ
いては、前述したのとほぼ同様なので、その説明は省略
する。但し、この場合、可変増幅器18において、制御
信号発生回路6から出力された制御信号により、減算器
16の出力である輪郭信号の振幅を可変することで、画
質補正量の大きさを制御することができる。尚、画質補
正回路3としては、図4に示した回路以外の回路を用い
ても構わない。
【0029】次に、輪郭量検出回路4の具体例を図6を
用いて説明する。輪郭量検出回路4は、図6に示すよう
に、輪郭検出回路28と輪郭領域検出回路29の2つの
ブロックで構成されている。尚、図6において、30は
出力端子、31は輪郭信号出力端子である。
【0030】輪郭検出回路28は、高域フィルタなどに
よって水平或いは垂直の輪郭信号を検出する回路であ
る。輪郭領域検出回路28は、得られた輪郭信号から輪
郭量を検出し、領域ごとに、その輪郭量から輪郭領域
か,非輪郭領域かを判断する回路である。
【0031】ここで、輪郭検出回路28の具体的回路構
成を図7に示す。同図において、32、33は遅延回
路、34、35、36、40、41、42は係数器、3
7、43は加算器、38、39は1H(1水平期間)遅
延回路、44は時間合せのため1H+T遅延する遅延回
路、45は減算器、46は水平方向のローパスフィルタ
(以後HLPFと記述する)、47は垂直方向のローパ
スフィルタ(以後VLPFと記述する)、48は出力端
子である。
【0032】回路動作を説明する。HLPF46は、遅
延回路32、33によって所定時間T、2T遅延した輝
度信号と現在の輝度信号を加重平均して、水平の低域成
分を抽出する。VLPF47は、1H遅延回路38、3
9によって1H、2H遅延した信号と現在の輝度信号を
加重平均して、垂直方向の低域成分を抽出する。即ち、
これらHLPF46とVLPF47を縦続接続して輝度
信号の水平、垂直の低域成分を抽出する。
【0033】この輝度信号の水平、垂直の低域成分は、
減算器45で遅延回路44によって遅延された元の輝度
信号から減算される。この結果、輝度信号の水平、垂直
の高域成分である輪郭成分が抽出されて、減算器45の
出力には輪郭信号が得られ、出力端子48から出力され
る。
【0034】次に、輪郭領域検出回路29の具体的構成
を図8に示す。同図において、49、50、51、5
2、53、54は所定の期間T遅延する遅延回路、5
5、56は1Hだけ遅延する遅延回路、57は輪郭信号
の大きさを検出する絶対値回路、58は加算器、59は
入力端子、60は出力端子、61はリミッタ回路、62
はノイズ検出回路、63はサンプリング回路である。
【0035】回路動作を説明する。前記輪郭検出回路2
8で得られた輪郭信号は、入力端子59に入力される。
この輪郭信号は、絶対値回路57でその振幅の大きさが
検出される。絶対値回路57の出力である絶対値信号
は、加算器58に入力されるとともに遅延回路49、5
5に入力される。遅延回路49の出力は、所定の遅延時
間T遅延されて、加算器58に入力される。遅延回路5
0でも同様に遅延回路49からの入力信号が遅延時間T
だけ遅延されて、加算器58に入力される。遅延回路5
5では、絶対値回路57からの信号が1H遅延されて、
加算器58に入されるとともに遅延回路51、56に入
力される。以後同様に遅延回路51,52,53,54
ではTだけ、遅延回路56では1H遅延されて出力され
る。このようにして、現輪郭信号から2H+2T前の信
号までの9個の信号が、加算器58で加算される。
【0036】この具体例では、現在の輝度信号に対して
比較的相関が高い9個の合計を求めて輪郭量を得てい
る。
【0037】次に、リミッタ回路61では、加算器58
の出力である輪郭量のうち所定のレベル(リミッタレベ
ル)以下の輪郭量をリミットする。このリミッタ回路6
1の入出力特性を図9に示す。つまり、図9に示すよう
に、入力される輪郭量がV1以下の場合は、出力がゼロ
となる。
【0038】ここで、一画面を所定の数だけ分割して得
られる複数の領域の、一単位の領域として、2H+2T
の領域を考える。即ち、リミッタ回路61は、上記した
複数の領域のうち、輪郭量がV1以下しかない領域につ
いては、輪郭が存在しないと判断して、この領域を非輪
郭領域とする。逆に、輪郭量がV1以上の領域について
は、輪郭が存在すると判断して、この領域を輪郭領域と
する。
【0039】次に、ノイズ検出回路62は、伝送系や回
路で発生する定常的なノイズレベルを検出するものであ
る。例えば、入力端子1に入力される輝度信号におけ
る、映像の存在しない同期期間のノイズ成分の実効値を
求めるという方法で、ノイズレベルを求める。
【0040】そして、ノイズ検出回路62で求めたノイ
ズレベルで、リミッタ回路61のリミッタレベルを可変
する。即ち、図9に示したように、ノイズレベルが大き
いときはリミッタ回路61のリミッタレベルを高くし、
ノイズレベルが小さいときはリミッタレベルを低くす
る。このように、ノイズ検出回路62で検出されるノイ
ズレベルによって、リミッタ回路61のリミッタレベル
を可変することにより、最適なリミッタレベルが設定で
きる。
【0041】次に、サンプリング回路63は、リミッタ
回路61から出力される輪郭量をサンプリングして、領
域ごとに、データをホールドする。即ち、サンプリング
回路63は、水平方向に3Tごとに、垂直方向に3Hご
とに、データをサンプリングして、その値をメモリなど
を用いて記憶している。このサンプリング値が前述の2
H+2Tの領域での輪郭量となる。
【0042】次に、輪郭領域判定回路5における輪郭領
域かどうかの判定方法について図10を用いて説明す
る。まず、図10の(a)は輪郭領域判定回路5を通す
前の各領域の様子を示しており、斜線部が、輪郭量検出
回路4によって輪郭が存在する輪郭領域である判断され
た領域である。
【0043】この領域が本当に輪郭領域であるかどうか
を判定する方法としては、図10の(c)に示すよう
に、輪郭領域であると判断された領域(斜線部)の上下
左右のデータを取ってきて、これらの値に基づいて、そ
の領域(斜線部)が本当に輪郭領域であるかを判定す
る。
【0044】例えば、図10の(d)、(e)、
(f)、(g)に示すように、判定の対称となっている
領域(輪郭領域であると判断された領域)の上下左右に
位置する領域の一つでも輪郭領域であると判断されてい
れば、その判定の対称となっている領域は、輪郭領域で
あると判定される。逆に、図10の(c)に示すよう
に、判定の対称となっている領域(輪郭領域であると判
断された領域)の上下左右に位置する領域のすべてが輪
郭領域でない(即ち、非輪郭領域である)と判断されて
いれば、その判定の対称となっている領域は、ノイズに
より輪郭であると誤検出されたと考え、輪郭が存在しな
い非輪郭領域であると判定する。
【0045】図10の(b)は、輪郭領域判定回路5を
通した後の輪郭領域を示したもので、図10の(a)に
比べ、周りに輪郭領域がないような領域はノイズである
と考え、除去されている。また、周りに輪郭領域がある
場合はそれら全体を一つの輪郭領域として扱い、同じ制
御が行われる。
【0046】ここで、輪郭領域判定回路5の具体例を図
11に示す。同図において、81は入力端子、82、8
5は3H−3T遅延する遅延回路、83、84は3T遅
延する遅延回路、86、87、88、89、90はデー
タを1か0に変換する二値化回路、91はOR回路、9
2はAND回路、93はスイッチ回路、94は出力端子
である。
【0047】次に、回路動作を説明する。入力端子81
には輪郭量検出回路4の出力である輪郭量が入力され
る。この輪郭量は、遅延回路82と二値化回路86に入
力される。遅延回路82は、入力された輪郭量を3H−
3Tだけ遅延する。遅延回路82の出力は遅延回路8
3、84でそれぞれ3Tだけ信号を遅延される。遅延回
路85は、遅延回路84の出力を3H−3Tだけ遅延す
る。遅延回路82、83、84、85の出力はそれぞれ
二値化回路87、88、89、90に入力される。
【0048】二値化回路86、87、88、89、90
は、入力信号を0か1のどちらかに変換する回路であ
り、輪郭がある場合は1、そうでない場合は0を出力す
る。二値化回路86、87、89、90の出力はOR回
路91に入力される。OR回路91では入力信号のうち
1つでも1があれば1を出力する。OR回路91の出力
は、AND回路92に入力される。また、二値化回路8
8の出力もAND回路92に入力される。AND回路9
2は2つの入力信号の両方が1である場合にのみ1を出
力し、他は0を出力する。
【0049】スイッチ回路93は、遅延回路83の出力
が入力される。スイッチ回路93は、AND回路92に
よってスイッチをオン、オフするスイッチであり、AN
D回路92の出力が1のときオンしてスイッチ回路93
の入力信号を出力する。
【0050】輪郭領域判定回路5により、ある特定の領
域の周囲の領域が1つでも同じであるときはそのまま何
もしないが、1つも同じ領域がないときはノイズである
と考え、周囲の領域と同じにされる。
【0051】以上により、1領域だけ周囲と異なるよう
な孤立領域を削除できるので、ノイズ等による誤動作を
防ぐことができる。尚、この例では、輪郭量を出力端子
94より出力しているが、輪郭であるかどうかだけを判
定するだけでよければ、AND回路92の出力を出力端
子94より出力すればよい。この場合、スイッチ回路9
3が不要となる。
【0052】次に、周波数検出回路10の具体例につい
て説明する。周波数検出回路10の具体例を図12に示
す。同図において、7は水平方向の周波数を検出する水
平高速フーリエ変換回路(以後水平FFTと記述す
る)、8は垂直方向の周波数を検出する垂直高速フーリ
エ変換回路(以後垂直FFTと記述する)、71は入力
端子、72は出力端子である。
【0053】その動作を説明する。入力端子71に、図
6に示す輪郭検出回路28の出力である輪郭信号が入力
されると、水平FFT7は、入力信号である輪郭信号を
水平方向に周波数変換し、水平方向の周波数特性を出力
する。垂直FFT8は、水平FFT7の出力信号を垂直
方向に周波数変換し、垂直方向の周波数特性を出力端子
72に出力する。このように、水平FFT7と垂直FF
T8を縦続接続することで水平方向、垂直方向の二次元
の周波数特性が得られる。
【0054】ところで、ランダムノイズは特定の周波数
にピークを持たないので比較的周波数特性はフラットと
なる傾向があるのに対し、映像信号は逆に特定の周波数
にピークを持つ傾向がかなり強い。従って、この性質を
利用して、周波数検出回路10によって得た二次元の周
波数特性に所定レベル以上のピークがあれば、輪郭とし
て扱い、所定レベル以上のピークがない場合はランダム
ノイズとして扱うことができる。よって、例えば、輪郭
領域判定回路5によって一画面全部が輪郭領域と判定さ
れたときに、周波数検出回路10の出力がピークを持た
なければ、検出された輪郭はランダムノイズであると考
えられるので、輪郭でないと処理し誤制御を防げる。
尚、この他に、水平あるいは垂直だけの周波数特性を検
出する回路を用いて同様の処理を行っても良い。
【0055】次に、制御信号発生回路6の動作例を説明
する。制御信号発生回路6は、輪郭領域判定回路5で得
られた輪郭領域および非輪郭領域に応じてYNR2と画
質補正回路3を制御する。輪郭領域では、例えば、図1
5で説明したように、輝度レベルが小さい場合にYNR
2のクリップ回路24のクリップレベルを下げて雑音低
減量を小さくする、あるいは動作させないようにすると
ともに、画質補正回路3での画質補正量を従来に比べ大
きくする。一方、平坦部(輪郭が存在しない非輪郭領
域)では、ノイズは存在するのでYNR2のクリップ回
路24のクリップレベルを上げて雑音低減効果を高め
る。一方、輪郭成分がないので画質補正を行っても効果
がない。そこで、画質補正回路3を動作させない。
【0056】また、制御信号発生回路6は、周波数検出
回路10からの信号によって、制御動作を変える。画面
全体が輪郭領域であっても、周波数検出回路10からの
信号で特定の周波数にピークが無い場合は、ランダムノ
イズによる誤検出であると考え、YNR回路2は、平坦
部の場合よりも雑音低減効果を強めるように制御する。
画質補正回路3は図15に示すように適応なしの画質補
正を行なう。
【0057】以上のように、本実施例では、輪郭量から
輪郭領域を決定し、輪郭領域では、画質補正回路3を非
線形に制御し、YNR2の雑音低減効果を弱めるように
制御するので、ぼけの少ないくっきりとした画像を再現
できる効果がある。また、平坦部では、画質補正を行な
わないように制御するので、ノイズを強調することがな
い。さらに、平坦部では、YNR2を強くかけても輪郭
がないので、ぼけるといった妨害がなく雑音低減効果を
高めることができるという効果がある。
【0058】尚、本実施例では、輪郭検出の領域の大き
さが3H+3T(合計9ポイント)であるとして説明し
たが、任意の大きさに設定しても良い。また、本実施例
では、輪郭検出回路、輪郭領域判定回路等の各々に必要
な遅延回路を設けるものとして説明したが、これらを1
つにまとめて構成しても良い。さらに、周波数検出に用
いたフーリエ変換方式だけでなく、必要な帯域のフィル
タを複数個設けて、周波数特性を検出するような構成で
も良い。また、本実施例では、YNRと画質補正を同時
に制御しているが、いずれか一方のみの制御も可能であ
る。
【0059】図13は本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、70は加算器、73は遅
延回路、74は増幅器であり、図1と同一部分には同一
符号を付している。
【0060】回路動作について説明する。図1と同一部
分は図1で説明した第1の実施例と同様の動作をするの
で、その説明を省略する。
【0061】本実施例では、YNR2及び画質補正回路
3において輪郭信号の検出は行わず、代わりに、輪郭量
検出回路4にて検出した輪郭信号をYNR2及び画質補
正回路3で兼用するようにした。また、YNR2と画質
補正回路3を並列に配置して、お互いに遅延回路73と
加算器70を兼用するようにした。
【0062】入力端子1に入力された輝度信号は、輪郭
量検出回路4に入力されるとともに、遅延回路73に入
力される。輪郭量検出回路4は輪郭信号を検出してお
り、この輪郭信号を画質補正回路3の増幅器74とYN
R2のクリップ回路24に出力する。
【0063】クリップ回路24は、図3で説明したよう
なクリップ動作を行ない加算器70に反転した信号を出
力する。増幅器74は、輪郭信号を増幅して加算器70
に出力する。また、遅延回路73は、増幅器74から加
算器70に出力される輪郭信号と遅延回路73から出力
される輝度信号の遅延時間差を補正する遅延回路であ
る。
【0064】加算器70は、増幅器74からの輪郭信号
と遅延回路73からの輝度信号とクリップ回路24から
のノイズの反転信号を加算する。よって、出力端子9
は、ノイズが減衰した、輪郭成分が強調された輝度信号
を出力する。YNR2の制御はクリップ回路24のクリ
ップレベルを変えて行ない、画質補正回路3の制御は増
幅器74のゲインを変えて行なう。
【0065】本実施例では、輪郭量から輪郭領域を決定
し、輪郭領域では、画質補正回路3を非線形に制御し、
YNR2の雑音低減効果を弱めることで、ぼけの少ない
くっきりとした画像を再現できるという効果がある。一
方、平坦部では、画質補正を行なわないので、ノイズを
強調することがない。また、YNR2を強くかけても輪
郭がないので、ぼけるといった妨害がなく雑音低減効果
を高めることができるという効果がある。
【0066】さらに、YNR2及び画質補正回路3にお
いて輪郭信号の検出は行わず、輪郭量検出回路4にて検
出した輪郭信号をYNR2及び画質補正回路3で兼用す
ることにより、部品点数が削減できる。また、YNR2
と画質補正回路3を並列に配置する構成とし、輪郭信号
を兼用するので、YNR2と画質補正回路3の遅延時間
差がない。よって、YNR2と画質補正回路3を同時間
に制御することができるので、画質補正回路3の制御タ
イミングを遅らせる必要がないという効果がある。
【0067】図14は本発明の第3の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、図1と同一部分には同一
符号を付している。回路動作は図1とほぼ同様である。
【0068】本実施例が、図1で説明した第1の実施例
と異なるところは、輪郭量検出回路4から制御信号発生
回路6に制御信号が入力されている点であり、これにつ
いて説明する。
【0069】輪郭量検出回路4では、前述した図6のよ
うに輪郭検出回路28と輪郭領域検出回路29で構成さ
れている。また、図7に示したように輪郭領域検出回路
29はノイズ検出回路62を有している。本実施例で
は、このノイズ検出回路62のノイズレベルに応じて、
制御信号発生回路6でのYNR2のクリップレベルを制
御するレベルを設定する。
【0070】即ち、輪郭領域ではYNR2のクリップレ
ベルをノイズ検出回路62のノイズレベルよりも小さく
して雑音低減効果を弱める。非輪郭領域ではYNR2の
クリップレベルをノイズ検出回路62のノイズレベルよ
りも大きくして雑音低減効果を高める。つまり、クリッ
プレベルの基準をノイズレベルに設定するものである。
【0071】よって、YNR3の制御は、前記ノイズレ
ベルによってクリップレベルの基準ができるので、より
正確に制御できる。また、ノイズレベルが大きい信号で
は、小振幅の輪郭欠落よりもノイズによる妨害の方が目
立つので、輪郭領域であってもYNR2のクリップレベ
ルをノイズレベル以下にはしないような制御ができる。
【0072】以上、本実施例では、輪郭量から輪郭領域
を決定し、輪郭領域では、画質補正回路3を非線形に制
御し、YNR2の雑音低減効果を弱めることで、ぼけの
少ないくっきりとした画像を再現できるという効果があ
る。一方、平坦部では、画質補正を行なわないので、ノ
イズを強調することがない。また、YNR2を強くかけ
ても輪郭がないので、ぼけるといった妨害がなく雑音低
減効果を高めることができるという効果がある。さら
に、ノイズ検出回路62によってノイズを検出し、より
正確なYNR2のクリップレベルが設定できるという効
果がある。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、画質補正量と雑音低減
量を映像の内容に応じて制御することにより、S/N改
善効果を高めるとともに、人間の視覚特性にあった画質
補正が行なえるので、視覚特性にあったぼけやざらつき
の少ない高画質な画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1における輝度適応による画質補正の動作を
説明するための波形図である。
【図3】図1における輝度雑音低減回路の一具体例を示
すブロック図である。
【図4】一般的な画質補正回路の一例を示すブロック図
である。
【図5】図4における画質補正の動作を説明するための
波形図である。
【図6】図1における輪郭量検出回路の一具体例を示す
ブロック図である。
【図7】図6における輪郭検出回路の一具体例を示すブ
ロック図である。
【図8】図6における輪郭領域検出回路の一具体例を示
すブロック図である。
【図9】図8におけるリミッタ回路の入出力特性を示す
特性図である。
【図10】図1における輪郭領域判定回路の判定方法を
説明するための説明図である。
【図11】図1における輪郭領域判定回路の一具体例を
示すブロック図である。
【図12】図1における周波数検出回路の一具体例を示
すブロック図である。
【図13】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図14】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図15】図1における制御信号発生回路によるYNR
2画質補正回路の制御方法を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1…入力端子、2…輝度雑音低減回路、3…画質補正回
路、4…輪郭量検出回路、5…輪郭領域判定回路、6…
制御信号発生回路、7…水平高速フーリエ変換回路、8
…垂直高速フーリエ変換回路、9…出力端子、10…周
波数検出回路、28…輪郭検出回路、29…輪郭領域検
出回路、57…絶対値回路、61…リミッタ回路、62
…ノイズ検出回路、63…サンプリング回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した映像信号の画質補正を行う画質
    補正回路と、前記映像信号のうちの輝度信号に含まれて
    いるノイズ成分を低減する輝度雑音低減回路と、のう
    ち、少なくとも一方を備えるとともに、前記映像信号か
    ら輪郭信号を求めた後、一画面を所定の数だけ分割して
    得られる領域ごとに、それぞれ、前記輪郭信号に基づい
    て輪郭量を検出する第1の手段と、検出された前記輪郭
    量に応じて、各領域が、それぞれ、複数の種類のうち、
    何れの種類に属するかを判定する第2の手段と、前記画
    質補正回路及び輝度雑音低減回路のうち、備えられてい
    る回路を制御する第3の手段と、を有して成るテレビジ
    ョン受像機において、 前記第3の手段は、各領域について、それぞれ、その領
    域の属する種類に応じた制御を行うことを特徴とするテ
    レビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のテレビジョン受像機に
    おいて、前記1の手段にて求められた前記輪郭信号の周
    波数特性を検出する周波数検出回路を設けるとともに、
    前記第3の手段は、前記画質補正回路及び輝度雑音低減
    回路のうち、備えられている回路を制御する際、検出さ
    れた前記周波数特性に応じた制御も併せて行うことを特
    徴とするテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のテレビジョン
    受像機において、前記第1の手段は、前記映像信号の高
    域成分を抽出して前記輪郭信号を求める輪郭検出回路
    と、一画面を所定の数だけ分割して得られる領域ごと
    に、前記輪郭信号の振幅レベルあるいは輪郭の数などに
    よって前記輪郭量を検出する輪郭量検出回路と、で構成
    されていることを特徴とするテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のテレビジョン受像機に
    おいて、前記画質補正回路は、前記輪郭検出回路にて求
    められた前記輪郭信号の利得を制御する利得制御手段
    と、利得の制御された前記輪郭信号を前記映像信号に加
    算する加算手段と、で構成されることを特徴とするテレ
    ビジョン受像機。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のテレビジョン受像機に
    おいて、前記輝度雑音低減回路は、前記輪郭検出回路に
    て求められた前記輪郭信号から前記ノイズ成分を検出す
    るノイズ成分検出手段と、検出された前記ノイズ成分を
    前記映像信号から減算する減算手段と、で構成されるこ
    とを特徴とするテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】 請求項1,2または3に記載のテレビジ
    ョン受像機において、前記第1の手段は、前記映像信号
    に含まれるノイズ量を検出するノイズ量検出手段を有す
    るとともに、前記第3の手段は、前記画質補正回路及び
    輝度雑音低減回路のうち、備えられている回路を制御す
    る際、検出された前記ノイズ量に応じた制御も併せて行
    うことを特徴とするテレビジョン受像機。
JP3273520A 1991-09-26 1991-09-26 テレビジヨン受像機 Pending JPH0591367A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0666688A1 (en) * 1994-02-04 1995-08-09 NOKIA TECHNOLOGY GmbH Circuit arrangement to accentuate the sharpness and attenuate the noise of a television image
WO2008081379A1 (en) * 2006-12-27 2008-07-10 Grundig Elektronik Anonim Sirketi Method for improving picture quality
JP2012028893A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Hoya Corp 輪郭強調装置

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WO2008081379A1 (en) * 2006-12-27 2008-07-10 Grundig Elektronik Anonim Sirketi Method for improving picture quality
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