JP3619785B2 - テレビジョン受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、外部機器から供給されるディジタル放送復調信号を入力したり、内蔵のディジタル放送受信部による復調信号に基づいて映像信号を出力するテレビジョン受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビジョン受信装置では、図6に示すように、コンポジット信号、S入力信号(Y/C分離信号)、コンポーネント信号(YCbCr)、D端子入力信号などの各種入力信号に対応するとともに、プログレッシブ変換(480i→480p等)、速度変調、3次元Y/C分離などの高画質化処理に対応するために、Y/C分離回路51、スイッチD、クロマデコーダ52、スイッチE、スキャンコンバータ53、スイッチF、画質補正回路54など、様々な回路が搭載される。画質補正回路54はCPU59から与えられる特性設定値をD/A変換器55にて電圧値として入力し、コアリングやシャープネスといった画質補正の特性を調整する。画質補正回路54を経たYCbCrは、RGBデコーダ56にて三原色信号(R,G,B)に変換され、CRTドライブ57が前記三原色信号を受けてCRT58を駆動する。
【0003】
図6に示すテレビジョン受信装置は、コンポジット信号やセットトップボックス60からの各種の映像信号に対応する。図の下部には、入力映像信号と各スイッチD,E,Fの入力部との関係及びY/C分離回路51での処理内容を示している。例えば、コンポジット(Comp.V)であれば、スイッチDの▲1▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチEの▲1▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチFの▲1▼端子に入力されることを示し、更に、Y/C分離回路51においてY/C分離が行われることを示している。また、YC(480i)であれば、スイッチDの▲2▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチEの▲1▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチFの▲1▼端子に入力されることを示し、Y/C分離回路51は通らないことを示している。また、YCbCr(480i)であれば、スイッチDは通らずに、スイッチEの▲2▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチFの▲1▼端子に入力されることを示し、Y/C分離回路51は通らないことを示している。
【0004】
一方、図示はしていないが、BSディジタルチューナ内蔵型のテレビジョン受信装置においても、480i、480P、720P、1080iなどの信号に対して、必要に応じて走査線変換(例えば、プログレッシブ変換(480i→480P))を行い、画質補正を行うようになっている。
【0005】
通常の地上波放送やアナログBS放送は、SD(Standard Definition)放送と呼ばれ、480iであり、プログレッシブ放送は480pや720p、ハイビジョン放送は1080iや720pなどとなる。そして、BSディジタル放送でも、SD放送がアナログBSと同じ内容のサイマルキャストも含めて多く放送されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ディジタル放送におけるSD放送の圧縮率は高く、MPEG2特有のブロックノイズやモスキートノイズといったディジタルノイズが強く現れる画面となる。MPEGの元となるJPEGでは8×8画素のブロック単位で圧縮処理を行っているが、画質の劣化が著しい場合、隣り合うブロックで量子化の近似精度の差異が大きくなるため、復元した画像にブロック形状が見える。これが、ブロックノイズといわれるものである。また、JPEGではDCT(離散コサイン変換)により画質の周波数分布を求め高周波成分をカットするが、元の画像の輝度成分にエッジなどの急峻な変化があると高周波成分が多くなり、これがカットされてゼロとみなされてしまうと、復元した画像において高周波成分が不足し、エッジなどの回りにおいて蚊が飛んでいるように見える。これがモスキートノイズと言われるものである。
【0007】
図6に示したように、従来のテレビジョン受信装置では、セットトップボックス60からの入力であるYC信号(S入力)やYCbCr(480i)のSDと、1080iをダウンコンバートした480i(SD以外)とで特に補正処理を変えておらず、YCbCr(480i)のSDの画像においては前述のごとくディジタルノイズが目立つという不具合があった。
【0008】
この発明は、上記の事情に鑑み、ディジタル放送のSD(Standard Definition)モードの映像においてディジタルノイズを低減することができるテレビジョン受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明のテレビジョン受信装置は、上記の課題を解決するために、コンポジット信号を入力して3次元Y/C分離処理を施すことにより輝度信号とクロマ信号を生成すると共に輝度信号に対してノイズリダクション処理を行う機能を備えたY/C分離手段と、ディジタル放送受信外部機器からの受信ディジタル放送に基づくコンポーネント信号または当該コンポーネント信号に基づいて前記外部機器にて生成されたYC分離信号を入力する手段と、を備えたテレビジョン受信装置において、前記外部機器からのディジタルSD(Standard Definition)放送480iのコンポーネント信号または当該コンポーネント信号に基づいて外部機器にて生成されたYC分離信号における輝度信号を前記Y/C分離手段に供給する信号供給経路を設けており、前記信号供給経路にて前記輝度信号を前記Y/C分離手段に供給し、前記Y/C分離手段のノイズリダクション処理を前記輝度信号に施すことでディジタルSD放送480iのディジタルノイズが低減される構成とされたことを特徴とする。
【0010】
また、この発明のテレビジョン受信装置は、コンポジット信号を入力して3次元Y/C分離処理を施すことにより輝度信号とクロマ信号を生成すると共に輝度信号に対してノイズリダクション処理を行う機能を備えたY/C分離手段と、ディジタル放送波を受信してコンポーネント信号を出力する内蔵のディジタル放送受信部と、を備えたテレビジョン受信装置において、前記内蔵のディジタル放送受信部からのディジタルSD(Standard Definition)放送480iのコンポーネント信号における輝度信号を前記Y/C分離手段に供給する信号供給経路を設けており、前記信号供給経路にて前記輝度信号を前記Y/C分離手段に供給し、前記Y/C分離手段のノイズリダクション処理を前記輝度信号に施すことでディジタルSD放送480iのディジタルノイズが低減される構成とされたことを特徴とする。
【0011】
これらの構成であれば、ディジタルSD放送480iで目立つブロックノイズやモスキートノイズが低減される。これらのノイズは映像上に現れるざわめき的なノイズであり、フレーム間における相関性は小さい。従って、Y/C分離手段にてYNR(輝度信号ノイズリダクション)が施されることで、上記ノイズが低減されることになる。
【0015】
ディジタルSD放送480iのコンポーネント信号又は当該信号に基づくYC分離信号かを判断し、この判断に基づいてディジタルSD放送480iに対する信号供給経路の設定又は画質補正を行うようにしてもよい。内蔵ディジタル放送受信部を備える構成においては、ディジタル放送波のトランスポートストリームに含まれる付加情報によりSDか否かの判断が行える。ディジタル放送受信外部機器から信号を受ける構成では、例えば専用の通知線を設けることなどが考えられる。
【0016】
利用者による切り換え操作に基づいてディジタルSD放送480iに対する信号供給経路の設定又は画質補正を行うようにしてもよい。例えば、リモコン送信機に「SD画質補正」といったキーを設けることが考えられる。利用者にとってはSD放送なのかSD以外なのかは分からないが、ディジタルノイズが目立つときに「SD画質補正」キーを押してみることで画質が良くなれば、それでよく、SD放送なのかSD以外なのかを知る必要はない。
【0017】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
以下、この発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明するが、ここではBSディジタルチューナ内蔵型のテレビジョン受信装置を例示している。このテレビジョン受信装置は、ディジタル放送の複数のトランスポンダのなかから一つをチューナによって選択し、この一つのトランスポンダに含まれる複数のチャンネルのうち一つをデマルチプレクス処理にて選択し、この選択したチャンネルのMPEG2パケットをAVデコーダ1によってデコードし、更にA/D変換することによって映像・音声信号を出力する。ここで、AVデコーダ1は、YCbCr(480i)のSD及びSD以外、YCbCr(480p)、及びYCbCr(1080i)を出力するものとする。
【0018】
Y/C分離回路2は、コンポジット信号(Comp.V)から輝度信号(Y)とクロマ信号(C)を分離して出力する回路である。このY/C分離回路2は、3次元Y/C分離を行うものであり、1フレーム前の同一画素間の和や差をとったり、画像に動きがある場合には同一フィールドのライン間の画素間の相関をとることでY/C分離を行う。図2はY/C分離回路2の輝度信号処理部の一部を示した回路である。この図において、メモリ2aは1フレーム前の画素データ等を保持する回路であり、動き検出回路2bは画像の動きを検出する回路であり、ミックス回路2cはノイズ成分を生成する回路であり、減算回路2dは輝度信号からノイズ成分を除去する回路であり、回路2eは動きが検出された場合のフレーム間の相関処理をキャンセルする回路である。また、この図2は輝度信号処理部の一部を示しており、Yinの入力部にはこの発明に係る輝度信号及び一般のコンポジット信号が入力される。
【0019】
スイッチA(SW A)は、図示しないアナログ地上波チューナからのコンポジット信号(Comp.V)を選択するか、AVデコーダ1からのYCbCr(480i)のSDにおける輝度信号(Y)を選択するかをCPU13の指令に基づいて切り換える。選択した信号は前記のY/C分離回路2に入力される。
【0020】
クロマデコーダ3は、Y/C分離回路2から出力された映像信号(Y,C)を入力し、クロマ信号(C)から色差信号(Cb,Cr)を復調して出力する。
【0021】
1HDL回路4及びDL回路5は、AVデコーダ1からのYCbCr(480i)のSDにおける色差信号CbCrを入力し、これを遅延させる。すなわち、AVデコーダ1からのYCbCr(480i)のSDにおける輝度信号YがY/C分離回路2に入力されてから出力されるまでの時間に対応させて前記SDの色差信号CbCrを遅延させる。
【0022】
スイッチB(SW B)は、その入力端子▲1▼には、クロマデコーダ3からのYCbCr(コンポジット信号から生成されたYCbCr)を入力し、入力端子▲2▼には、DL回路5を経たCbCrに前記Y/C分離回路2から出力された輝度信号(Y)を加えたYCbCr(YCbCr(480i)のSD)を入力し、入力端子▲3▼には、YCbCr(480i)のSD以外を入力し、これら信号のいずれかをCPU13の指令に基づいて選択してスキャンコンバータ7に与える。
【0023】
スキャンコンバータ7は、スイッチBから出力されたYCbCrを入力し、480i信号を480p信号に変換して出力したり、或いは480i信号を1080i信号に変換して出力する。
【0024】
スイッチC(SW C)は、スキャンコンバータ7による変換によって得られたYCbCr(480p又は1080i)を選択するか、AVデコーダ1からのYCbCr(480p又は1080i)を選択するかをCPU13の指令に基づいて切り換える。
【0025】
画質補正回路(sharpness,coring LTI/CTI)8は、輪郭強調の補正であるシャープネス、振幅の小さい領域を抑える補正であるコアリングなどを行う。輪郭強調においては、小信号に対して有効なピーキング、大信号に対して有効なLTI(輝度信号立ち上がり改善処理)やCTI(クロマ信号立ち上がり改善処理)がある。画質補正回路8は、D/A変換器9から与えられる電圧値によって補正特性を変える。CPU13は前記電圧値を示すデータをD/A変換器9に与える。すなわち、CPU13はYCbCr(480i)のSDとそれ以外の映像信号とでD/A変換器9に与えるデータを変化させ、これによってYCbCr(480i)のSDに対する画質補正とそれ以外の映像信号の画質補正とを異ならせるようにしている。その具体例については、後述する。
【0026】
RGBデコーダ10は、画質補正されたYCbCrを入力し、ブライトネス、コントラスト、カラー、ティント、バイアス、ドライブ等の調整をした後、三原色信号(R,G,B)に変換して出力する。
【0027】
CRTドライブ11は三原色信号(R,G,B)を増幅してCRT12に与える。
【0028】
CPU13は、スイッチA,B,Cにおける切り換え制御、メモリ2aに対する制御、及びスイッチ14に対する制御などを行う。スイッチ14は、AVデコーダ1からYCbCr(480i)SDが出力されるときには、図においてSDと表記された側へ信号を供給し、AVデコーダ1からYCbCr(480i)SD以外が出力されるときには、図においてSD以外と表記された側へ信号を供給する。スイッチ14は、CPU13からの制御信号によって上記切り換え動作を行う。CPU13は、トランスポートストリームに含まれる付加情報によってSD判別が行える。
【0029】
図1の下部には、入力映像信号と各スイッチA,B,Cの入力部との関係及びY/C分離回路2での処理内容を示している。例えば、コンポジット(Comp.V)であれば、スイッチAの▲1▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチBの▲1▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチCの▲1▼端子に入力されることを示し、更に、Y/C分離回路2においてY/C分離が行われることを示している。また、YCbCr(480i)のSDであれば、スイッチAの▲2▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチBの▲2▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチCの▲1▼端子に入力されることを示し、更にY/C分離回路2でYNR(輝度信号ノイズリダクション)の処理が施されることを示している。また、YCbCr(480i)のSD以外であれば、スイッチAは通らずに、スイッチBの▲3▼端子に入力され、所定の回路を経てスイッチCの▲1▼端子に入力されることを示し、Y/C分離回路2とは無関係であることを示している。
【0030】
YNRはY/C分離回路2における3次元Y/C分離において通常的に行われる処理であり、フレーム間における相関性のないノイズの除去に有益である。YCbCr(480i)のSDには、従来項で述べたが、ブロックノイズやモスキートノイズが多く含まれている。これらのノイズは映像上に現れるざわめき的なノイズであり、フレーム間における相関性は小さい。従って、Y/C分離回路2に通してYNRが施されることで、YCbCr(480i)の映像信号における上記ノイズが低減されることになる。
【0031】
また、画質補正回路8では、YCbCr(480i)のSDに対する補正とそれ以外の映像信号の補正とで補正特性を異ならせており、これによってもYCbCr(480i)のSDの画質が向上してる。図3(a)はコアリング補正を弱くした場合の説明図であり、同図(b)はコアリング補正を強くした場合の説明図である。また、図4(a)は小信号箇所と大信号箇所を有する入力映像信号を示しており、同図(b)は小信号に対するピーキング処理を強くし、大信号に対しても或る程度シャープネスゲインを大きくしてエッジを急峻にする処理を施した出力映像信号を示しており、同図(c)は小信号に対するピーキング処理を弱くし、大信号に対してはシャープネスゲインを大きくしてエッジをより急峻にする処理を施した出力映像信号を示している。
【0032】
画質補正回路8では、YCbCr(480i)のSDに対し、コアリングにおいては、図3(b)のごとく補正し、ピーキングやシャープネスにおいては、図4(c)のごとく補正する。すなわち、ブロックノイズなどはノイズとしては比較的大きなレベルを持つため、コアリング補正を深くし、このような比較的大きなレベルのノイズを除去する。また、ピーキングにおいては、ノイズを含む可能性が高い小信号部分については、その強調を避け、シャープネス(LTI)においては、映像信号である可能性が高い大信号部分のエッジをより急峻にする。
【0033】
(実施形態2)
この発明の第2の実施形態を図5に基づいて説明する。この実施形態では、セットトップボックス21は、ディジタル放送のYCbCr(480i)のSDをYC分離信号に変換して出力することとし、テレビジョン受信装置は前記SDのYC分離信号をS端子にて入力する。SDのYC分離信号における輝度信号(Y)はスイッチAを介してY/C分離回路2に供給され、クロマ信号は直接にY/C分離回路2に供給される。図5の下部には、入力映像信号と各スイッチA,B′,Cへの入力部との関係及びY/C分離回路2での処理内容を示している。かかる場合も、SDのYC分離信号はY/C分離回路2のYNR機能によってディジタルノイズを除去されることになる。画質補正回路8については、実施形態1同様の処理を行うようになっていればよい。
【0034】
なお、第2実施形態において、セットトップボックス21とテレビジョン受信装置との間に映像フォーマット通知用の専用線を設け、この専用線を通じてセットトップボックス21がディジタルSD放送480iか否かをテレビジョン受信装置に通知し、この通知に基づいてディジタルSD放送480i用の信号供給経路の設定又は画質補正を行うようにしてもよい。
【0035】
また、第1,第2実施形態において、利用者による切り換え操作に基づいて前記ディジタルSD放送480iに対する信号供給経路の設定又は画質補正を行うようにしてもよい。例えば、リモコン送信機に「SD画質補正」といったキーを設け、このキーが操作されたときに、ディジタルSD放送480i用の信号供給経路の設定又は画質補正を行うようにしてもよい。
【0036】
また、第1,第2実施形態では、テレビジョン受信装置としてプログレッシブテレビを示したが、ノーマルスキャンのテレビジョン受信装置でも同様にYNRに通したり、小信号のピーキング、大信号のシャープネス(LTI)において特性を違えることで、ディジタルSD放送480iのディジタルノイズを低減することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ディジタル放送のSD(Standard Definition)モードの映像においてディジタルノイズを低減することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における第1実施形態のテレビジョン受信装置を示したブロック図である。
【図2】図1のY/C分離回路の一部(YNR機能部)を示した回路図である。
【図3】コアリング補正例を示した説明図であり、同図(a)は一般の補正を示し、同図(b)はディジタルSD放送480i用の補正を示している。
【図4】ピーキング補正例及びシャープネス(LTI)補正例を示した説明図であり、同図(a)は入力信号を示し、同図(b)は一般の補正を示し、同図(c)はディジタルSD放送480i用の補正を示している。
【図5】この発明における第2実施形態のテレビジョン受信装置を示したブロック図である。
【図6】従来のテレビジョン受信装置を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 AVデコーダ
2 Y/C分離回路
3 クロマデコーダ
7 スキャンコンバータ
8 画質補正回路
14 スイッチ

Claims (4)

  1. コンポジット信号を入力して3次元Y/C分離処理を施すことにより輝度信号とクロマ信号を生成すると共に輝度信号に対してノイズリダクション処理を行う機能を備えたY/C分離手段と、ディジタル放送受信外部機器からの受信ディジタル放送に基づくコンポーネント信号または当該コンポーネント信号に基づいて前記外部機器にて生成されたYC分離信号を入力する手段と、を備えたテレビジョン受信装置において、前記外部機器からのディジタルSD(Standard Definition)放送480iのコンポーネント信号または当該コンポーネント信号に基づいて外部機器にて生成されたYC分離信号における輝度信号を前記Y/C分離手段に供給する信号供給経路を設けており、前記信号供給経路にて前記輝度信号を前記Y/C分離手段に供給し、前記Y/C分離手段のノイズリダクション処理を前記輝度信号に施すことでディジタルSD放送480iのディジタルノイズが低減される構成とされたことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. コンポジット信号を入力して3次元Y/C分離処理を施すことにより輝度信号とクロマ信号を生成すると共に輝度信号に対してノイズリダクション処理を行う機能を備えたY/C分離手段と、ディジタル放送波を受信してコンポーネント信号を出力する内蔵のディジタル放送受信部と、を備えたテレビジョン受信装置において、前記内蔵のディジタル放送受信部からのディジタルSD(Standard Definition)放送480iのコンポーネント信号における輝度信号を前記Y/C分離手段に供給する信号供給経路を設けており、前記信号供給経路にて前記輝度信号を前記Y/C分離手段に供給し、前記Y/C分離手段のノイズリダクション処理を前記輝度信号に施すことでディジタルSD放送480iのディジタルノイズが低減される構成とされたことを特徴とするテレビジョン受信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のテレビジョン受信装置において、ディジタルSD放送480iのコンポーネント信号又は当該信号に基づくYC分離信号かを判断し、この判断に基づいてディジタルSD放送480iに対する信号供給経路の設定又は画質補正を行うことを特徴とするテレビジョン受信装置
  4. 請求項1又は請求項2に記載のテレビジョン受信装置において、利用者による切り換え操作に基づいてディジタルSD放送480iに対する信号供給経路の設定又は画質補正を行うことを特徴とするテレビジョン受信装置
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