JP2003142044A - 密閉型二次電池用電槽 - Google Patents

密閉型二次電池用電槽

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JP2003142044A
JP2003142044A JP2001336920A JP2001336920A JP2003142044A JP 2003142044 A JP2003142044 A JP 2003142044A JP 2001336920 A JP2001336920 A JP 2001336920A JP 2001336920 A JP2001336920 A JP 2001336920A JP 2003142044 A JP2003142044 A JP 2003142044A
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poly
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JP2001336920A
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Takumi Sato
藤 匠 佐
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SABIC Innovative Plastics Japan KK
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GE Plastics Japan Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】特定の樹脂組成物からなる、耐熱性、耐薬品
性、耐溶剤性、機械的強度、加工性に優れた二次電池用
電槽の提供。 【解決手段】(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂、
(B)シンジオタクチック構造を有するスチレン系重合
体および(C)シンジオタクチック構造を有さないスチ
レン系重合体を所定量で含み、下記(i)〜(iii)を満たす
樹脂組成物から形成されることを特徴とする密閉型二次
電池用電槽: (i) 該樹脂組成物より形成される成形体のASTM
D648で定義された荷重たわみ温度が100℃以上で
あり、(ii) 該樹脂組成物より形成される成形体のAS
TM D790で定義されたアイゾット衝撃強度が7k
g・cm/cm以上であり、かつ、(iii) 該樹脂組成物
より形成されるASTM−1号試験片に1%の引張り歪
みを加えた状態で、該試験片表面に自動車エンジン用オ
イルを塗布し、85℃で、72時間放置した後において
も該試験片に亀裂が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ポリフェニレンエーテル
系樹脂、シンジオタクチック構造を有するスチレン系重
合体およびシンジオタクチック構造を有さないスチレン
系重合体を特定の配合量で含有する樹脂組成物より成形
されてなる、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、機械的強
度、加工性に優れた密閉型二次電池用電槽に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】従来、二次電池用電槽材料として
は、金属製のものが多く用いられていたが、金属製電槽
は、耐熱性、耐圧性、耐溶剤性には優れるものの、重量
が重く、防錆性、絶縁性に欠けるなどの問題があった。
したがって、近年は、軽量化などの観点から、電槽材料
としては、たとえばポリスチレン、ポリプロピレン、A
BS樹脂、ポリフェニレンエーテルなどのプラスチック
が主原料として用いられている。
【0003】しかしながら、ポリスチレン、ポリプロピ
レン、あるいはABSといった樹脂では、軽量で、成形
加工が容易であり、電気絶縁性が良好などの利点を有す
るものの、耐熱性、耐圧性、耐溶剤性に欠けるなどの問
題があった。また、ポリフェニレンエーテルでは、機械
的特性、電気特性、耐熱性、低温特性に優れ、吸水性が
低く、かつ寸法安定性に優れるものの、成形加工性や耐
衝撃性に劣るなどの問題があった。したがって、このよ
うな問題を解決するために、種々の試みがなされてき
た。
【0004】たとえば、特開平9−180689号公報
には、上記問題を解決する密閉型二次電池用電槽材料と
して、(A)シンジオタクチック構造を有するスチレン
系重合体50〜98重量%と、(B)ポリオレフィンお
よびスチレン系エラストマーの中から選ばれた少なくと
も一種2〜50重量%と、(C)ポリフェニレンエーテ
ル0〜10重量%を含有する樹脂組成物が挙げられてい
る。しかしながら、このような樹脂組成物は、耐熱性、
耐溶剤性の点で必ずしも十分ではなかった。
【0005】また、特開2001−72814号公報に
は、結晶性ポリプロピレンの耐熱性を改善した電槽ケー
ス材料として、結晶性ポリプロピレン、ポリフェニレン
エーテル、シンジオタクチックポリスチレンからなる電
槽ケース材料用樹脂組成物が開示されている。しかしな
がら、このような樹脂組成物においても、特に耐熱性、
耐溶剤性の点で必ずしも十分とはいえなかった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、ポリフェニレンエーテル系樹
脂、シンジオタクチック構造を有するスチレン系重合
体、および、シンジオタクチック構造を有さないスチレ
ン系重合体を特定の配合量で含有する樹脂組成物を用い
て、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、機械的強度、加工性
に優れた二次電池用電槽を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【発明の概要】本発明者らは、このような状況下、
(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂、(B)シンジオ
タクチック構造を有するスチレン系重合体、(C)シン
ジオタクチック構造を有さないスチレン系重合体、なら
びに、必要に応じて、(D)スチレン系ブロック共重合
体を所定の配合量で含む樹脂組成物から成形される二次
電池用電槽が、軽量で、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性
(耐オイル・グリース性)、機械的強度、電気絶縁性、
加工性のすべての点において、バランスよく優れている
ことを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
【0008】すなわち、本発明の密閉型二次電池用電槽
は、(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂15〜30重
量%、(B)シンジオタクチック構造を有するスチレン
系重合体10〜70重量%、および、(C)シンジオタ
クチック構造を有さないスチレン系重合体15〜75重
量%(ただし、(A)〜(C)成分の合計を100重量
%とする)を含み、下記(i)〜(iii)の条件を満たす樹脂
組成物から形成されることを特徴としている: (i) 該樹脂組成物より形成される成形体のASTM
D648で定義された荷重たわみ温度が100℃以上で
あり、(ii) 該樹脂組成物より形成される成形体のAS
TM D790で定義されたアイゾット衝撃強度が7k
g・cm/cm以上であり、かつ、(iii) 該樹脂組成物
より形成されるASTM−1号試験片に1%の引張り歪
みを加えた状態で、該試験片表面に自動車エンジン用オ
イルを塗布し、85℃で、72時間放置した後において
も該試験片に亀裂が発生しない。
【0009】また、上記(A)〜(C)成分の配合割合
は、(A)成分が15〜25重量%、(B)成分が10
〜60重量%、および、(C)成分が20〜70重量%
であることが望ましく、さらに好ましくは、(A)成分
が15〜23重量%、(B)成分が10〜60重量%、
および、(C)成分が25〜67重量%(ただし、
(A)〜(C)成分の合計を100重量%とする)であ
ることが望ましい。
【0010】上記樹脂組成物は、(A)〜(C)成分の
合計100重量部に対し、さらに、(D)スチレン系ブ
ロック共重合体0〜50重量部を含有していてもよい。
また、上記樹脂組成物は、上記(A)〜(C)成分およ
び必要に応じて加えられる(D)成分に加え、さらに、
(E)オレフィン系重合体を含んでいてもよい。
【0011】
【発明の具体的説明】本発明の密閉型二次電池用電槽
は、(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂15〜30重
量%、(B)シンジオタクチック構造を有するスチレン
系重合体10〜70重量%、および、(C)シンジオタ
クチック構造を有さないスチレン系重合体15〜75重
量%(ただし、(A)〜(C)成分の合計を100重量
%とする)を含み、下記(i)〜(iii)の条件を満たす樹脂
組成物から形成される: (i) 該樹脂組成物より形成される成形体のASTM
D648で定義された荷重たわみ温度が100℃以上で
あり、(ii) 該樹脂組成物より形成される成形体のAS
TM D790で定義されたアイゾット衝撃強度が7k
g・cm/cm以上であり、かつ、(iii) 該樹脂組成物
より形成されるASTM−1号試験片に1%の引張り歪
みを加えた状態で、該試験片表面に自動車エンジン用オ
イルを塗布し、85℃で、72時間放置した後において
も該試験片に亀裂が発生しない。
【0012】上記樹脂組成物は、(A)〜(C)成分の
合計100重量部に対し、さらに、(D)スチレン系ブ
ロック共重合体0〜50重量部を含有していてもよい。
また、上記樹脂組成物は、上記(A)〜(C)成分およ
び必要に応じて加えられる(D)成分に加え、さらに、
(E)オレフィン系重合体を含んでいてもよい。
【0013】以下、本発明に用いられる上記各成分につ
いて、順次説明する。 [(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂]本発明におい
ては、成分(A)のポリフェニレンエーテル系樹脂(P
PE系樹脂)として、公知のものが使用できる。すなわ
ち、PPE系樹脂とは、例えば、下記一般式(I):
【0014】
【化1】
【0015】(式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は、
それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、炭化水素
基、置換炭化水素基、アルコキシ基、シアノ基、フェノ
キシ基またはニトロ基を表し、nは重合度を表わす整数
である。)で示される重合体の総称である。このような
PPE系樹脂は、上記一般式で示される重合体の1種単
独であっても、2種以上が組合わされた共重合体であっ
てもよい。R1 、R2 、R3 およびR4 の具体例として
は、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、プロピル、
アリル、フェニル、ベンジル、メチルベンジル、クロロ
メチル、ブロモメチル、シアノエチル、シアノ、メトキ
シ、エトキシ、フェノキシ、ニトロなどの基が挙げられ
る。
【0016】PPE系樹脂の具体例としては、ポリ
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテル、ポ
リ(2,6−ジエチル−1,4−フェニレン)エーテル、
ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4−フェニレン)
エーテル、ポリ(2−メチル−6−プロピル−1,4−
フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジプロピル−
1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6
−プロピル−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ
(2,6−ジメトキシ−1,4−フェニレン)エーテル、
ポリ(2,6−ジクロロメチル−1,4−フェニレン)エ
ーテル、ポリ(2,6−ジブロモメチル−1,4−フェ
ニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジフェニル−1,4−
フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジトリル−1,4
−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジクロロ−1,
4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジベンジル−
1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,5−ジメチル
−1,4−フェニレン)エーテルなどが挙げられる。好
ましいPPE系樹脂は、上記式(I)におけるR1 およ
びR2 がアルキル基、特に炭素原子数1〜4のアルキル
基であるポリマーであり、nは通常50以上が好まし
い。このような中でも、ポリ(2,6−ジメチル−1,
4−フェニレン)エーテルが特に好ましく用いられる。
【0017】また、PPE系樹脂が共重合体である場
合、このようなPPE共重合体としては、上記ポリフェ
ニレンエーテル繰返し単位中にアルキル3置換フェノー
ル、例えば2,3,6−トリメチルフェノールから誘導
される基を一部含有する共重合体などを挙げることがで
きる。また、これらのPPE系樹脂に、スチレン系化合
物がグラフトした共重合体なども好適に使用することが
できる。スチレン系化合物グラフト化PPEの重合に用
いられるスチレン系化合物として、例えば、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロロスチレン
などが挙げられる。
【0018】本発明のPPE系樹脂の(クロロホルムを
溶剤として30℃で測定した)固有粘度は、0.08〜
0.60dl/gであり、0.12〜0.51dl/g
であることが好ましい。固有粘度が上記範囲にあると、
得られる組成物の機械的強度および伸び、耐熱性、加工
性などの特性に優れる傾向にある。 [(B)シンジオタクチック構造を有するスチレン系重
合体]本発明で用いられるシンジオタクチック構造を有
するスチレン系重合体(B)(以下、「sPS」ともい
う)とは、立体構造が主としてシンジオタクチック構
造、すなわち、炭素−炭素結合から形成される主鎖に対
して側鎖であるフェニル基や置換フェニル基が交互に反
対方向に位置する立体構造を有するものをいう。
【0019】本発明に用いられるsPSのタクティシテ
ィーは、核磁気共鳴法(13C−NMR法)により定量さ
れ、連続する複数個の構成単位(不斉中心の連なり)の
存在割合、たとえば2個の場合はダイアッド、3個の場
合はトリアッド、5個の場合はペンタッドによって示す
ことができる。本発明においては、このようなシンジオ
タクティシティーが、ラセミダイアッドで75%以上、
好ましくは85%以上、またはラセミペンタッドで30
%以上、好ましくは50%以上のsPSを用いることが
望ましい。
【0020】このようなsPSとしては、たとえば、シ
ンジオタクティシティーが上記範囲にある、ポリスチレ
ン;ポリ(p−メチルスチレン)、ポリ(m−メチルス
チレン)、ポリ(o−メチルスチレン)、ポリ(エチル
スチレン)、ポリ(i−プロピルスチレン)、ポリ(t
−ブチルスチレン)、ポリ(2,4−ジメチルスチレ
ン)、ポリ(2,5−ジメチルスチレン)、ポリ(3,
4−ジメチルスチレン)、ポリ(3,5−ジメチルスチ
レン)、ポリ(p−t−ブチルスチレン)などのポリ
(アルキルスチレン);ポリ(p−クロロメチルスチレ
ン)、ポリ(m−クロロメチルスチレン)、ポリ(o−
クロロメチルスチレン)などのポリ(ハロゲン化アルキ
ルスチレン);ポリ(p−クロロスチレン)、ポリ(m
−クロロスチレン)、ポリ(o−クロロスチレン)、ポ
リ(p−ブロモスチレン)、ポリ(m−ブロモスチレ
ン)、ポリ(o−ブロモスチレン)、ポリ(p−フルオ
ロスチレン)、ポリ(m−フルオロスチレン)、ポリ
(o−フルオロスチレン)、ポリ(o−メチル−p−フ
ルオロスチレン)などのポリ(ハロゲン化スチレン);
ポリ(p−メトキシスチレン)、ポリ(m−メトキシス
チレン)、ポリ(o−メトキシスチレン)、ポリ(p−
エトキシスチレン)、ポリ(m−エトキシスチレン)、
ポリ(o−エトキシスチレン)などのポリ(アルコキシ
スチレン);ポリ(p−カルボキシメチルスチレン)ポ
リ(m−カルボキシメチルスチレン)、ポリ(o−カル
ボキシメチルスチレン)などのポリ(カルボキシエステ
ルスチレン);ポリ(p−ビニルベンジルプロピルエー
テル)などのポリ(アルキルエーテルスチレン);ポリ
(p−トリメチルシリルスチレン)などのポリ(アルキ
ルシリルスチレン);ポリ(ビニルベンゼンスルホン酸
エチル)、ポリ(ビニルベンジルジメトキシホスファイ
ド)などのその他のポリ(スチレン誘導体)が挙げられ
る。
【0021】上記に列挙した中でも、特にポリスチレ
ン、ポリ(p−メチルスチレン)、ポリ(m−メチルス
チレン)、ポリ(p−ターシャリーブチルスチレン)が
好ましい。このようなsPSは、1種単独であってもよ
く、また、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0022】sPSは、公知の方法により製造すること
ができ、たとえば、特開昭62−187708号公報に
記載の方法により製造することができ、また、上市もさ
れており、出光石油化学社製のザレック130ZC(商
品名)などとして入手可能である。また、sPSは、さ
らに、これらの重合体を主成分とする共重合体であって
もよい。
【0023】sPSが共重合体を形成している場合、該
共重合体としては、たとえば、上記スチレンまたはスチ
レン誘導体70〜99重量%、好ましくは85〜95重
量%と、ジエンゴム1〜30重量%、好ましくは5〜1
5重量%とからなるゴム変性ポリスチレンが挙げられ
る。このようなゴム変性スチレンを構成するジエンゴム
としては、たとえば、ブタジエン、イソプレン、クロロ
プレンなどの共役ジエン系化合物の単独重合体、共役ジ
エン系化合物と不飽和ニトリル化合物または芳香族ビニ
ル化合物との共重合体、さらには天然ゴムなどが挙げら
れる。このようなジエンゴムは、1種または2種以上組
み合わせて用いることができる。中でも、特に、ポリブ
タジエン、ブタジエン−スチレン共重合体が好ましい。
【0024】このような共重合体は、乳化重合、懸濁重
合、塊状重合、溶液重合またはそれらの組合せの方法に
より得られる。また、その他にスチレン−p−メチルス
チレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリ
レート共重合体、FPDM系ゴム変性ポリスチレン、ア
クリルゴム変性スチレン−アクリロニトリル共重合体な
どであってもよい。
【0025】sPSの分子量は、特に制限するものでは
ないが、通常、重量平均分子量(Mw)が、10,00
0以上、好ましくは50,000〜1,000,000
であり、融点が160℃以上、好ましくは200〜31
0℃であることが、耐熱性、機械的強度、耐溶剤性など
の観点から望ましい。 [(C)シンジオタクチック構造を有さないスチレン系
重合体]本発明に用いられるシンジオタクチック構造を
有さないスチレン系重合体としては、たとえば、アイソ
タクチック構造若しくはアタクチック構造を有するスチ
レン系重合体が挙げられる。
【0026】このようなアイソタクチック若しくはアタ
クチック構造のスチレン系重合体としては、シンジオタ
クチック構造を有しない以外(すなわち、アイソタクチ
ック若しくはアタクチック構造を有する以外)は、sP
Sとして上記に列挙したものと同様の重合体、またはそ
れらを主成分とする共重合体が挙げられる。このような
アイソタクチック若しくはアタクチック構造のスチレン
系重合体としては、1種単独または2種以上を組み合わ
せて用いてもよい。アイソタクチック若しくはアタクチ
ック構造のスチレン系重合体としては、特に、HIPS
(ゴム変性ポリスチレン)、α−メチルスチレンが、耐
衝撃性、耐熱性の点から好ましい。
【0027】アイソタクチック若しくはアタクチック構
造のスチレン系重合体は、たとえばラジカル重合等の従
来公知の方法により製造することができ、また、上市も
されており、日本ポリスチレン(株)社製の870ST
(商品名)などとして入手可能である。該シンジオタク
チック構造を有さないスチレン系樹脂の重量平均分子量
は、10,000以上、好ましくは50,000以上で
あるものが望ましい。
【0028】本発明の密閉型二次電池用電槽を形成し得
る樹脂組成物は、成分(A)と成分(B)と成分(C)
との合計を100重量%としたときに、(A)成分を1
5〜30重量%、(B)成分を10〜70重量%、
(C)成分を15〜75重量%、好ましくは、(A)成
分を15〜25重量%、(B)成分を好ましくは10〜
60重量%、(C)成分を20〜70重量%、さらに好
ましくは(A)成分を15〜23重量%、(B)成分を
10〜60重量%、(C)成分を25〜67重量%含む
ことが望ましい。成分(A)が上記範囲で含まれると、
特に成形性に優れる傾向にある。また、成分(B)が上
記範囲で含まれると、特に耐エンジンオイル性などの耐
溶剤性に優れる傾向にあり、(C)が上記範囲で含まれ
ると、特にアイゾット衝撃強度などの機械的強度に優れ
る傾向にある。
【0029】[(D)スチレン系ブロック共重合体]本
発明のスチレン系ブロック共重合体(D)は、スチレン
系単量体から構成される重合体ブロック1個以上と、共
役ジエン系単量体から構成される重合体ブロック1個以
上からなるブロック共重合体が用いられるが、共役ジエ
ン系単量体から構成される重合体ブロックは、一部また
は全部が水素添加されていてもよい。スチレン系ブロッ
ク共重合体は、スチレン系の硬質ブロックとジエン系の
軟質ブロックとを有するため、ゴム弾性が大きく、樹脂
組成物中に含めることで、該組成物から形成される成形
体の耐衝撃性などを改善し得る。
【0030】スチレン系ブロック共重合体を構成するス
チレン系単量体としては、スチレンの他、たとえば、α
−メチルスチレン、α−メチル−p−メチルスチレン、
o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、ビニルトルエン、エチルスチレン、イソブチ
ルスチレン、t−ブチルスチレンあるいはブロモスチレ
ン、クロロスチレン、インデンなどが挙げられるが、な
かでもスチレンが好ましい。
【0031】スチレン系ブロック共重合体を構成する共
役ジエン系単量体としては、ブタジエン、イソプレン、
ピペリレン、メチルペンタジエン、フェニルブタジエン
などが挙げられるが、ブタジエンまたはイソプレンが好
ましい。スチレン系単量体および共役ジエン系単量体の
両方とも、それぞれ2種以上を組み合わせて使用するこ
とができる。
【0032】これらのスチレン系ブロック共重合体のう
ち、特にスチレン−ブタジエンブロック共重合体が好ま
しく、さらにスチレン−ブタジエンブロック共重合体の
水素添加物(SEBS)が好ましい。このようなスチレン−
ブタジエンブロック共重合体としては、具体的には、ス
チレンブロック(S)とブタジエンブロック(B)を有するブ
ロック共重合体、(例、SB、SBS、SBSBSなどの線状ブロ
ック型、およびラジアルブロック型の共重合体)が挙げ
られる。また、スチレン系ブロック共重合体として、
酸、エポキシなどの官能基を含有する官能性単量体によ
り変性した変性ゴムを用いてもよい。なお、スチレン系
ブロック共重合体として水素添加物を使用する場合、ス
チレン含量が60重量%未満のスチレン・ジエン系水添
ブロック共重合体を耐衝撃性改良剤として用いる。
【0033】スチレン系ブロック共重合体の製造方法と
しては、多くの方法が提案されているが、代表的な方法
は、特公昭40−2798号公報に記載の方法である。この方
法では、リチウム触媒またはチーグラー型触媒を用い、
不活性溶媒中でビニル芳香族化合物と共役ジエンとを逐
次重合させる。必要であれば、逐次重合後にカップリン
グ反応で分子を結合する。
【0034】本発明で使用されるスチレン系ブロック共
重合体の市販品の代表例は、クレイトンD1101(シ
ェル(株)製)、クレイトンG1651(シェル(株)
製)、CARIFLEX(米国シェルケミカル社製)である。ス
チレン系ブロック共重合体としては、該ブロック共重合
体の数平均分子量が10,000〜1,000,000 、好ましくは2
0,000〜300,000 であり、ブロック共重合体中のビニル
芳香族硬質ブロックの数平均分子量が 1,000〜200,000
、好ましくは 2,000〜100,000 、共役ジエン軟質ブロ
ックの数平均分子量が 1,000〜200,000 、好ましくは
2,000〜100,000 であり、ビニル芳香族系硬質ブロック
/共役ジエン系軟質ブロックの重量比が2/98〜60/4
0、好ましくは10/90〜40/60の範囲内のものが望まし
い。
【0035】本発明に用いられるスチレン系ブロック共
重合体(D)は、上記成分(A)〜(C)の合計100
重量部に対し、0〜50重量部、好ましくは1.5〜3
0重量部、さらに好ましくは3〜20重量部の量で配合
することが望ましい。成分(D)の配合量が、上記範囲
にあると、組成物の剛性、耐衝撃性などに優れる傾向に
ある。
【0036】[(E)オレフィン系重合体]本発明にお
いて必要に応じて使用されるオレフィン系重合体(E)
としては、エチレン、プロピレン、1-ブテン、4-メチル
-1-ペンテンなどのα-オレフィンの含有率が50重量%
以上のホモポリマーまたはコポリマーであり、ポリエチ
レン樹脂およびポリプロピレン樹脂、またはエチレン-
プロピレン共重合体などが挙げられ、特にポリプロピレ
ン系樹脂が好適である。
【0037】ポリプロピレン系樹脂は、プロピレンモノ
マーを主成分として重合した結晶性のポリマーであり、
プロピレン以外に、エチレンなどの他のα−オレフィン
とのブロックコポリマーまたはランダムコポリマーであ
ってもよい。エチレンとの共重合体の場合、エチレンか
ら誘導される構成単位の含有量は1〜10重量%が好まし
い。このようなポリプロピレン系樹脂は、通常0.01〜10
0 g/10分のメルトフローレート(MFR, JIS K7210, 荷重
2.16 kg, 230℃) を有するものが望ましい。またポリプ
ロピレン系樹脂として、非共役ジエンコモノマーを含有
するプロピレンランダム共重合体(以下PPDMと呼ぶ)な
どを用いてもよい。
【0038】本発明で使用されるオレフィン系重合体
(E)の重量平均分子量は、2万以上のものが望まし
く、特に3万以上のものが好ましい。また、230℃、
2.16kg荷重で測定したときのMFRが0.1〜100g/
10分、好ましくは0.2〜80g/10分にあるものが望ま
しい。該オレフィン系重合体(E)は、上記成分(A)
〜(C)の合計100重量部に対し、0〜50重量部、
好ましくは0.5〜30重量部、さらに好ましくは1〜
20重量部の量で配合することが望ましい。成分(E)
の配合量が、50重量部以上であると、弾性率、耐熱性
が低下する傾向にあり、成分(E)の配合量が上記範囲
にあると、機械的強度、流動性、耐溶剤性に優れた組成
物を得ることができる。
【0039】[その他の成分]本発明の密閉型二次電池
用電槽の材料として用いられる樹脂組成物は、上記成分
の他に、本発明の効果を損なわない範囲内において、樹
脂組成物の混合時または成形時に、さらに、他の樹脂、
あるいは、安定剤、補強剤(例:ガラス繊維、炭素繊
維、ウィスカーなど)、充填剤(例:カーボンブラッ
ク、シリカ、酸化チタン、マイカ、タルク、炭酸カルシ
ウム、チタン酸カリウム、ワラスナイトなど)、酸化防
止剤、耐候剤、耐熱剤、造核剤、スリップ剤、可塑剤、
難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤、離型剤、滑剤、相溶化
剤、抗菌剤、各種着色剤などの慣用的に用いられる添加
剤を添加することができる。
【0040】[密閉型二次電池用電槽]本発明の密閉型
二次電池用電槽の材料として用いられる樹脂組成物は、
前記(A)〜(C)成分および必要に応じて(D)〜
(E)成分を所定量で含み、下記条件(i)〜(iii)を満た
す樹脂組成物であることを要する: (i) 該樹脂組成物より形成される成形体のASTM
D648で定義された荷重たわみ温度が100℃以上で
あり、(ii) 該樹脂組成物より形成される成形体のAS
TM D790で定義されたアイゾット衝撃強度が7k
g・cm/cm以上、好ましくは10kg・cm/cm
以上であり、かつ、(iii) 該樹脂組成物より形成される
ASTM−1号試験片に1%の引張り歪みを加えた状態
で、該試験片表面に自動車エンジン用オイルを塗布し、
85℃で、72時間放置した後においても該試験片に亀
裂が発生しない。
【0041】本発明の密閉型二次電池用電槽の材料とし
て用いられる樹脂組成物は、前記の必須成分および必要
に応じて用いられる任意成分を所定の割合で配合し、例
えばバンバリーミキサー、単軸スクリュー押出機、二軸
スクリュー押出機、ニーダ、多軸スクリュー押出機など
により、適当な温度、例えば200〜350℃、好まし
くは250〜330℃の範囲の温度で充分に混練するこ
とにより、調製することができる。なお、上記成分を混
合する際の順序は、特に制限はされないが、通常、簡便
性、生産効率、経済性等の観点から、(A)〜(C)成
分は同時に混練される。
【0042】本発明の密閉型二次電池用電槽は、このよ
うにして得られた樹脂組成物を、公知の方法、好ましく
は射出成形法により成形して作製したものである。本発
明の密閉型二次電池用電槽は、耐熱性の改良および残留
応力を取り除くために、所望により成形後に熱処理を行
ってもよい。この熱処理は、通常の熱風式のオーブンで
行ってもよく、130〜260℃程度の温度で、5秒〜
300分間程度大気圧下または減圧下で行うのが好まし
い。また、熱処理は、水蒸気または熱水中で行うことも
できる。このようにして得られた本発明の電槽は、軽量
で、耐熱性、耐薬品性(耐電解質性)、耐溶剤性(耐オ
イル・グリース性)、機械的強度、電気絶縁性などに優
れ、各種の密閉型二次電池用電槽、特に、自動車用の密
閉型二次電池用電槽として好適である。
【0043】
【発明の効果】本発明の密閉型二次電池用電槽は、ポリ
フェニレンエーテル系樹脂、シンジオタクチック構造を
有するスチレン系重合体およびシンジオタクチック構造
を有さないスチレン系重合体を所定量で含む樹脂組成物
を用いて成形されるため、軽量で、耐熱性、耐薬品性、
耐溶剤性(特に耐エンジンオイル性)、機械的強度、電
気絶縁性、加工性などの点においてバランスよく優れて
おり、特に自動車のエンジンルームのような過酷な状況
下で用いられる密閉型二次電池用電槽として好適であ
る。
【0044】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例においては次の化合物を使用した。 (1)PPE系樹脂(成分(A)):固有粘度(クロロ
ホルム、25℃)0.40dl/gのポリ(2,6−ジメ
チル−1,4−フェニレン)エーテル(日本ジーイープ
ラスチックス社製、商品名:PPO640)。以下、こ
れをPPEと略す。 (2)シンジオタクチック構造を有するスチレン系重合
体(成分(B)):出光石油化学社製のザレック130
ZC(商品名)。以下、これをsPSと略す。 (3)シンジオタクチック構造を有しないスチレン系重
合体スチレン系樹脂(成分(C)):ハイインパクトポ
リスチレン(HIPS)(日本ポリスチレン社製、商品
名:870ST)。 (4)スチレン系ブロック共重合体(成分(D)):水
添・スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体
(シェル(株)製、商品名:クレイトンG1651)。
以下、これをSEBSと略す。
【0045】
【実施例1〜3、比較例1〜6】上述の原料を、表1に
示す割合(重量比)で、40mmの二軸押出機を用い
て、混練設定温度280℃、スクリュー回転数250rp
mで溶融混練し、ペレットを作った。このペレットを用
いて、東洋機械金属社製の射出成形機により、設定温度
280℃、金型温度80℃の条件で試験片を成形した。
得られた試験片について以下の特性評価を行った。結果
を表1に示す。 [特性評価方法]物性試験 (1)荷重たわみ温度:ASTM D648に従って、
厚み(1/4)インチの試験片を荷重18.6kg/c
2にて測定した。 (2)アイゾット衝撃強度(ノッチ付):ASTM D
256に従って、厚み(1/8)インチ、ノッチ付で、
23℃において測定を行った。 (3)曲げ弾性率:ASTM D790に従って測定し
た。 (4)メルトフローインデックス(MFI):ASTM
D1238に従って、280℃、5kg荷重にて測定し
た。 (5)耐エンジンオイル試験:ASTM−1号試験片に
1%の引張り歪み加えた状態で、該試験片表面に自動車
エンジン用オイル((株)シェル・プレミアム社製、商
品名:5W30)を塗布し、85℃で、72時間放置後
において、試験片の自動車エンジン用オイルに対する耐
性を調べた。評価基準は、以下のとおりである。
【0046】 OK:目視観察において、エンジンオイルを塗布した部
分に亀裂が認められない。 Ck:目視観察において、エンジンオイルを塗布した部
分に亀裂が認められる。
【0047】
【表1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂15
    〜30重量%、(B)シンジオタクチック構造を有する
    スチレン系重合体10〜70重量%、および、(C)シ
    ンジオタクチック構造を有さないスチレン系重合体15
    〜75重量%(ただし、(A)〜(C)成分の合計を1
    00重量%とする)を含み、下記(i)〜(iii)の条件を満
    たす樹脂組成物から形成されることを特徴とする密閉型
    二次電池用電槽: (i) 該樹脂組成物より形成される成形体のASTM
    D648で定義された荷重たわみ温度が100℃以上で
    あり、(ii) 該樹脂組成物より形成される成形体のAS
    TM D790で定義されたアイゾット衝撃強度が7k
    g・cm/cm以上であり、かつ、(iii) 該樹脂組成物
    より形成されるASTM−1号試験片に1%の引張り歪
    みを加えた状態で、該試験片表面に自動車エンジン用オ
    イルを塗布し、85℃で、72時間放置した後において
    も該試験片に亀裂が発生しない。
  2. 【請求項2】上記(A)〜(C)成分の配合割合が、
    (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂15〜25重量
    %、(B)シンジオタクチック構造を有するスチレン系
    重合体10〜60重量%、および、(C)シンジオタク
    チック構造を有さないスチレン系重合体20〜70重量
    %(ただし、(A)〜(C)成分の合計を100重量%
    とする)であることを特徴とする請求項1に記載の密閉
    型二次電池用電槽。
  3. 【請求項3】上記(A)〜(C)成分の配合割合が、
    (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂15〜23重量
    %、(B)シンジオタクチック構造を有するスチレン系
    重合体10〜60重量%、および、(C)シンジオタク
    チック構造を有さないスチレン系重合体25〜67重量
    %(ただし、(A)〜(C)成分の合計を100重量%
    とする)であることを特徴とする請求項1に記載の密閉
    型二次電池用電槽。
  4. 【請求項4】上記樹脂組成物が、(A)〜(C)成分の
    合計100重量部に対し、さらに、(D)スチレン系ブ
    ロック共重合体0〜50重量部を含有することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の密閉型二次電池用
    電槽。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102810658A (zh) * 2012-08-22 2012-12-05 江苏理士电池有限公司 铅酸蓄电池的铅端子防护方法

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