JP2002003672A - 耐薬品性スチレン系樹脂組成物及びそれを利用した成形品 - Google Patents
耐薬品性スチレン系樹脂組成物及びそれを利用した成形品Info
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Abstract
品性にも優れたスチレン系樹脂組成物及びそれを利用し
た成形品を提供する。 【解決手段】 耐薬品性スチレン系樹脂組成物は、
(A)アタクチック構造を有するスチレン系重合体又は
アタクチック構造を有するスチレン系重合体とポリフェ
ニレンエーテルとの混合物と、(B)シンジオタクチッ
ク構造を有するゴム及び/又はポリオレフィン変性スチ
レン系重合体とを含有し、かつ(A)成分及び(B)成
分の合計量に基づいて(A)成分が10〜95重量%及
び(B)成分が90〜5重量%である。
Description
成物及びそれを利用した成形品に関し、さらに詳しく
は、弾性及び耐衝撃性に優れるだけでなく、耐薬品性に
も優れたスチレン系樹脂組成物及びそれを利用した成形
品に関するものである。
等の外形材質として、安価なポリスチレン樹脂、ABS
樹脂原料が広く利用されている。しかし、これらの原料
は、立体構造がアタクチックであるため非晶性樹脂であ
り、耐薬品性が悪くその利用範囲が限定されていた。ま
た、最近商品化された各種洗浄剤やトイレタリー製品
は、ポリスチレン系樹脂製品に対しクラックや割れを発
生させ、耐薬品性の改良が望まれている。耐薬品性を改
良するために、スチレンとアクリロニトリル,メタクリ
レート,アクリレート,無水マレイン酸,マレイミド等
の極性モノマーを共重合することが行われてきたが、こ
れら共重合体はランダム共重合比が限定されていること
や、生産性が低いこと、色調がよくないこと、臭気があ
ること及び他のポリスチレン系樹脂との混合リサイクル
が困難であるといった問題があった。一方、結晶性を有
するシンジオタクチックポリスチレン系樹脂が開発さ
れ、さらにアタクチックポリスチレン系樹脂の耐薬品性
の向上を目的として、シンジオタクチックポリスチレン
系樹脂をアタクチックポリスチレン系樹脂に配合する組
成物が提案されている(特開平11−279347号公
報,特開平11−279349号公報)。しかしなが
ら、アタクチックポリスチレン系樹脂にシンジオタクチ
ックポリスチレン系樹脂を単純にブレンドした場合、耐
薬品性は向上するものの十分ではなく、多量にシンジオ
タクチックポリスチレン系樹脂をブレンドした場合、弾
性及び耐衝撃性が低下するという問題があった。
を解決するためになされたもので、弾性及び耐衝撃性に
優れるだけでなく、耐薬品性にも優れたスチレン系樹脂
組成物及びそれを利用した成形品を提供することを目的
とするものである。
達成するために鋭意研究を重ねた結果、アタクチック構
造を有するスチレン系重合体又はアタクチック構造を有
するスチレン系重合体とポリフェニレンエーテルとの混
合物と、シンジオタクチック構造を有するゴム及び/又
はポリオレフィン変性スチレン系重合体とを特定の割合
で配合した組成物からなる成形品が前記の課題を解決で
きることを見出し、これに基づき本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、(A)アタクチック構造を有する
スチレン系重合体又はアタクチック構造を有するスチレ
ン系重合体とポリフェニレンエーテルとの混合物と、
(B)シンジオタクチック構造を有するゴム及び/又は
ポリオレフィン変性スチレン系重合体とを含有し、かつ
(A)成分及び(B)成分の合計量に基づいて(A)成
分が10〜95重量%及び(B)成分が90〜5重量%
であることを特徴とする耐薬品性スチレン系樹脂組成物
を提供するものである。
する。 1.耐薬品性スチレン系樹脂組成物を構成する各成分の
内容 (1)アタクチック構造を有するスチレン系重合体又は
アタクチック構造を有するスチレン系重合体とポリフェ
ニレンエーテルとの混合物(A) 本発明に用いられるアタクチックな立体構造を有するス
チレン系重合体(以下、アタクチックポリスチレンとす
る)は、溶液重合,塊状重合,懸濁重合,塊状−懸濁重
合等の重合方法によって得られる、下記一般式(1)で
表される1種以上の芳香族ビニル化合物からなる重合
体、あるいは1種類以上の芳香族ビニル化合物と共重合
可能な1種類以上の他のビニル単量体の共重合体、これ
らの重合体の水素化重合体、及びこれらの混合物であ
る。
素原子,窒素原子,硫黄原子,リン原子,セレン原子,
ケイ素原子及びスズ原子のいずれか1種類以上を含む置
換基を示し、mは1〜3の整数を示す。但し、mが2以
上の時は、各Rは同一でも異なるものであっても良い。
)
合物としては、スチレン,α−メチルスチレン,メチル
スチレン,エチルスチレン,イソプロピルスチレン,タ
ーシャリーブチルスチレン,フェニルスチレン,ビニル
スチレン,クロロスチレン,ブロモスチレン,フルオロ
スチレン,クロロメチルスチレン,メトキシスチレン,
エトキシスチレン等があり、これらは1種または2種以
上で使用される。これらのうち特に好ましい芳香族ビニ
ル化合物としては、スチレン,p−メチルスチレン,m
−メチルスチレン,p−ターシャリーブチルスチレン,
p−クロロスチレン,m−クロロスチレン,p−フルオ
ロスチレンである。
ニル単量体としては、アクリロニトリル,メタクリロニ
トリル等のビニルシアン化合物,メチルアクリレート,
エチルアクリレート,プロピルアクリレート,ブチルア
クリレート,アミルアクリレート,ヘキシルアクリレー
ト,オクチルアクリレート,2−エチルヘキシルアクリ
レート,シクロヘキシルアクリレート,ドデシルアクリ
レート,オクタデシルアクリレート,フェニルアクリレ
ート,ベンジルアクリレート等のアクリル酸エステル、
メチルメタクリレート,エチルメタクリレート,ブチル
メタクリレート,アミルメタクリレート,ヘキシルメタ
クリレート,オクチルメタクリレート,2−エチルヘキ
シルメタクリレート,シクロヘキシルメタクリレート,
ドデシルメタクリレート,オクタデシルメタクリレー
ト,フェニルメタクリレート,ベンジルメタクリレート
等のメタクリル酸エステル、マレイミド,N−メチルマ
レイミド,N−エチルマレイミド,N−ブチルマレイミ
ド,N−ラウリルマレイミド,N−シクロヘキシルマレ
イミド,N−フェニルマレイミド,N−(p−ブロモフ
ェニル)マレイミド等のマレイミド系化合物等がある。
重合体としては、ポリブタジエン,スチレン−ブタジエ
ン共重合体,アクリロニトリル−ブタジエン共重合体,
ポリイソプレン等のジエン系ゴム、エチレン−α−オレ
フィン共重合体,エチレン−α−オレフィン−ポリエン
共重合体,ポリアクリル酸エステル等の非ジエン系ゴ
ム、スチレン−ブタジエンブロック共重合体,水素化ス
チレン−ブタジエンブロック共重合体,エチレン−プロ
ピレンエラストマー,スチレン−グラフト−エチレン−
プロピレンエラストマー,エチレン系アイオノマー樹
脂,水素化スチレン−イソプレン共重合体等が挙げられ
る。このアタクチックポリスチレンは、分子量について
は特に制限はないが、一般に、重量平均分子量が10,
000以上、好ましくは50,000以上である。ここ
で重量平均分子量が10,000未満のものでは、得ら
れる成形品の熱的性質,機械的性質が低下し好ましくな
い。さらに、分子量分布についても広狭の制限はなく、
様々のものを用いる。
(A)成分の一部として、目的に応じゴム状弾性体を含
有させることができる。ゴム状弾性体としては、例え
ば、天然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリ
イソブチレン、ネオプレン(登録商標)、ポリスルフィ
ドゴム、チオコールゴム、アクリルゴム、ウレタンゴ
ム、シリコーンゴム、エピクロロヒドリンゴム、スチレ
ン−ブタジエンブロック共重合体(SBR)、水素添加
スチレン−ブタジエンブロック共重合体(SEB,SE
BC)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重
合体(SBS)、水素添加スチレン−ブタジエン−スチ
レンブロック共重合体(SEBS)、スチレン−イソプ
レンブロック共重合体(SIR)、水素添加スチレン−
イソプレンブロック共重合体(SEP)、スチレン−イ
ソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS)、水素
添加スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
(SEPS)、エチレンプロピレンゴム(EPM)、エ
チレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、エチレン−
αオレフィン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル
−スチレン−コアシェルゴム(ABS)、メチルメタク
リレート−ブタジエン−スチレン−コアシェルゴム(M
BS)、メチルメタクリレート−ブチルアクリレート−
スチレン−コアシェルゴム(MAS)、オクチルアクリ
レート−ブタジエン−スチレン−コアシェルゴム(MA
BS)、アルキルアクリレート−ブタジエン−アクリロ
ニトリル−スチレン−コアシェルゴム(AABS)、ブ
タジエン−スチレン−コアシェルゴム(SBR)、メチ
ルメタクリレート−ブチルアクリレート−シロキサンを
はじめとするシロキサン含有コアシェルゴム等のコアシ
ェルタイプの粒子状弾性体、またはこれらを変性したゴ
ム等が挙げられる。これらのうち特に、SBR、SE
B、SBS、SEBS、SIR、SEP、SIS、SE
PS、コアシェルゴム、EPM、EPDM、またはこれ
らを変性したゴムが好ましく用いられる。これらのゴム
状弾性体は1種単独で、又は2種以上配合して用いるこ
とができる。ゴム状弾性体の配合割合は、(A)成分中
の50重量%以下、好ましくは40重量%以下、さらに
好ましくは30重量%以下である。配合割合が50重量
%を超えると耐薬品性、弾性率が低下することがある。
成分の一部として、目的に応じポリフェニレンエーテル
を含有する。ポリフェニレンエーテルは、公知の化合物
であり、この目的に使用するため、米国特許33068
74号、同3306875号、同3257357号及び
同3257358号各明細書を参照することができる。
ポリフェニレンエ−テルは、通常、銅アミン錯体、一種
またはそれ以上の二箇所もしくは三箇所置換フェノ−ル
の存在下で、ホモポリマ−又はコポリマ−を生成する酸
化カップリング反応によって調製される。ここで、銅ア
ミン錯体は第一、第二又は第三アミンから誘導される銅
アミン錯体を使用できる。
ば、ポリ(2,3−ジメチル−6−エチル−1,4−フ
ェニレンエ−テル)、ポリ(2−メチル−6−クロロメ
チル−1,4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2−メチ
ル−6−ヒドロキシエチル−1,4−フェニレンエ−テ
ル)、ポリ(2−メチル−6−n−ブチル−1,4−フ
ェニレンエ−テル)、ポリ(2−エチル−6−イソプロ
ピル−1,4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2−エチ
ル−6−n−プロピル−1,4−フェニレンエ−テ
ル)、ポリ(2,3,6−トリメチル−1,4−フェニ
レンエ−テル)、ポリ(2−(4’−メチルフェニル)
−1,4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2−ブロモ−
6−フェニル−1,4−フェニレンエ−テル)、ポリ
(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレンエ−
テル)、ポリ(2−フェニル−1,4−フェニレンエ−
テル)、ポリ(2−クロロ−1,4−フェニレンエ−テ
ル)、ポリ(2−メチル−1,4−フェニレンエ−テ
ル)、ポリ(2−クロロ−6−エチル−1,4−フェニ
レンエ−テル)、ポリ(2−クロロ−6−ブロモ−1,
4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2,6−ジ−n−プ
ロピル−1,4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2−メ
チル−6−イソプロピル−1,4−フェニレンエ−テ
ル)、ポリ(2−クロロ−6−メチル−1,4−フェニ
レンエ−テル)、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,
4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2,6−ジブロモ−
1,4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2,6−ジクロ
ロ−1,4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2,6−ジ
エチル−1,4−フェニレンエ−テル)、ポリ(2,6
−ジメチル−1,4−フェニレンエ−テル)等が挙げら
れる。例えば前記ホモポリマ−の調製に使用されるよう
なフェノ−ル化合物の二種又はそれ以上から誘導される
共重合体などの共重合体も使いられる。また、これらを
無水マレイン酸,フマル酸等をはじめとする変性剤で変
性したものも好適に用いられる。さらに、例えばポリス
チレン等のビニル芳香族化合物と上記のポリフェニレン
エ−テルとのグラフト共重合体及びブロック共重合体も
挙げられる。これらのうち特に好ましくはポリ(2,6
−ジメチル−1,4−フェニレンエ−テル)が用いられ
る。
制限はないが、好ましくのはクロロホルム中25℃で測
定した固有粘度が0.5デシリットル/g以下、さらに
好ましくは0.45デシリットル/g以下である。固有
粘度が0.5デシリットル/gを超えると、成形時の流
動性が大幅に低下する場合がある。ポリフェニレンエー
テルを配合する場合、その配合割合に特に制限はない
が、好ましくは(A)成分中の5重量%以上、80重量
%以下、さらに好ましくは10重量%以上、60重量%
以下である。配合割合が5重量%未満では耐熱性の向上
効果が小さく、80重量%を超えると成形時の流動性が
大幅に低下する場合がある。
ム及び/又はポリオレフィン変性スチレン系重合体
(B) (B)成分であるシンジオタクチック構造を有するゴム
及び/又はポリオレフィン変性スチレン系重合体(以
下、ゴム変性シンジオタクチックポリスチレンとする)
において、シンジオタクチック構造とは、立体化学構造
がシンジオタクチック構造、即ち炭素−炭素結合から形
成される主鎖に対して側鎖であるフェニル基が交互に反
対方向に位置する立体構造を有するものであり、そのタ
クティシティーは同位体炭素による核磁気共鳴法(13C
−NMR)により定量される。13C−NMR法により測
定されるタクティシティーは、連続する複数個の構成単
位の存在割合、例えば2個の場合はダイアッド、3個の
場合はトリアッド、5個の場合はペンタッドによって示
すことができるが、本発明に言うシンジオタクチック構
造を有するスチレン系重合体とは、通常はラセミダイア
ッドで75%以上、好ましくは85%以上、もしくはラ
セミペンタッドで30%以上、好ましくは50%以上の
シンジオタクティシティーを有するポリスチレン、ポリ
(アルキルスチレン)、ポリ(ハロゲン化スチレン) 、
ポリ(ハロゲン化アルキルスチレン) 、ポリ(アルコキ
シスチレン)、ポリ(ビニル安息香酸エステル)、これ
らの水素化重合体及びこれらの混合物、あるいはこれら
を主成分とする共重合体を指称する。なお、ここでポリ
(アルキルスチレン)としては、ポリ(メチルスチレ
ン)、ポリ(エチルスチレン)、ポリ(イソピルスチレ
ン)、ポリ(ターシャリーブチルスチレン)、ポリ(フ
ェニルスチレン)、ポリ(ビニルナフタレン)、ポリ
(ビニルスチレン)などがあり、ポリ(ハロゲン化スチ
レン)としては、ポリ(クロロスチレン)、ポリ(ブロ
モスチレン)、ポリ(フルオロスチレン)などがある。
また、ポリ(ハロゲン化アルキルスチレン)としては、
ポリ(クロロメチルスチレン)など、またポリ(アルコ
キシスチレン)としては、ポリ(メチキシスチレン)、
ポリ(エトキシスチレン)などがある。
体としては、ポリスチレン、ポリ(p−メチルスチレ
ン)、ポリ(m−メチルスチレン)、ポリ(p−ターシ
ャリープチルスチレン)、ポリ(p−クロロスチレ
ン)、ポリ(m−クロロスチレン)、ポリ(p−フルオ
ロスチレン)、水素化ポリスチレン及びこれらの構造単
位を含む共重合体が挙げられる。このゴム変性シンジオ
タクチックポリスチレンは、分子量については特に制限
はないが、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(溶媒:トリクロロベンゼン、135℃)で測定したポ
リスチレン換算の重量平均分子量が10,000以上、
好ましくは50,000以上である。ここで重量平均分
子量が10,000未満のものでは、得られる成形品の
熱的性質,機械的性質が低下し好ましくない。さらに、
分子量分布についても広狭の制限はなく、様々のものを
用いることができる。
好ましくば270℃以下、さらに好ましくは250℃以
下である。融点が270℃を超える場合は、成形時に2
80〜300℃の温度を必要とするため、組成物の成形
性の悪化、熱劣化による物性低下等を引き起こす可能性
がある。このようなシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体の製造方法としては、例えば不活性炭化
水素溶媒中又は溶媒の不存在下に、チタン化合物及び水
とトリアルキルアルミニウムの縮合生成物を触媒とし
て、スチレン系単量体(上記スチレン系重合体に対応す
る単量体) を重合する方法等が挙げられる(特開昭62
−187708号公報等) 。また、ポリ(ハロゲン化ア
ルキルスチレン)及びこれらの水素化重合体についても
同様に公知の方法、例えば、特開平1−46912号公
報、特開平1−178505号公報記載の方法などによ
り得ることができる。なお、これらのゴム変性シンジオ
タクチックポリスチレンは一種のみ、又は二種以上を組
み合わせて用いることができる。
チレンに用いるゴム又はポリオレフィン成分としては、
例えば、天然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、
ポリイソブチレン、ネオプレン、ポリスルフィドゴム、
チオコールゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコ
ーンゴム、エピクロロヒドリンゴム、スチレン−ブタジ
エンブロック共重合体(SBR)、水素添加スチレン−
ブタジエンブロック共重合体(SEB,SEBC)、ス
チレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SB
S)、水素添加スチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
ク共重合体(SEBS)、スチレン−イソプレンブロッ
ク共重合体(SIR)、水素添加スチレン−イソプレン
ブロック共重合体(SEP)、スチレン−イソプレン−
スチレンブロック共重合体(SIS)、水素添加スチレ
ン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SEP
S)、エチレンプロピレンゴム(EPM)、エチレンプ
ロピレンジエンゴム(EPDM)、エチレン−αオレフ
ィン共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル−スチレ
ン−コアシェルゴム(ABS)、メチルメタクリレート
−ブタジエン−スチレン−コアシェルゴム(MBS)、
メチルメタクリレート−ブチルアクリレート−スチレン
−コアシェルゴム(MAS)、オクチルアクリレート−
ブタジエン−スチレン−コアシェルゴム(MABS)、
アルキルアクリレート−ブタジエン−アクリロニトリル
−スチレン−コアシェルゴム(AABS)、ブタジエン
−スチレン−コアシェルゴム(SBR)、メチルメタク
リレート−ブチルアクリレート−シロキサンをはじめと
するシロキサン含有コアシェルゴム等のコアシェルタイ
プの粒子状弾性体、直鎖状高密度ポリエチレン、直鎖状
低密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレン、アイ
ソタクチックポリプロピレン、シンジオタクチックポリ
プロピレン、ブロックポリプロピレン、ランダムポリプ
ロピレン、ポリブテン、1,2−ポリブタジエン、環状
ポリオレフィン、ポリ−4−メチルペンテン等のポリオ
レフィン系樹脂、またはこれらの変性体が挙げられる。
これらのゴム又はポリオレフィン成分は1種単独で、又
は2種以上配合して用いることができる。これらのうち
特に、SBR、SEB、SBS、SEBS、SIR、S
EP、SIS、SEPS等のスチレン系ブロックポリマ
ー、該スチレン系ブロックポリマーとEPM、EPD
M、エチレン−αオレフィン共重合体、ポリオレフィン
系樹脂とを併用したものが好ましく用いられる。
ィン成分の含量は、3〜50重量%であることが好まし
く、さらに好ましくは5〜40重量%、最も好ましくは
10〜30重量%である。ゴム及び/又はポリオレフィ
ン成分の含量が3重量%未満であると、耐薬品性の向上
効果又は物性低下抑制効果が小さく、50重量%を超え
ると、耐薬品性の低下や弾性率が低下することがある。
(B)成分のゴム変性シンジオタクチックポリスチレン
の調製方法は、前記シンジオタクチックポリスチレン成
分とゴム及び/又はポリオレフィン成分との溶融ブレン
ド、押出機による溶融混練等の公知の方法を用いること
ができる。また、(A)成分とのブレンド時に同時にブ
レンドすることも可能である。
は、(A)成分と(B)成分の合計量中、(B)成分は
90〜5重量%であり、好ましくは80〜10重量%で
あり、さらに好ましくは50〜15重量%である。
(B)成分が5重量%未満であると、耐薬品性の向上効
果が実質上得られず、90重量%を超えると経済的に不
利である。
ない限り、上記(A)及び(B)成分以外に、無機充填
剤、酸化防止剤、核剤、可塑剤、離型剤、難燃剤、難燃
助剤、顔料、染料、カーボンブラック、帯電防止剤等の
添加剤、又はその他の熱可塑性樹脂を配合することがで
きる。なお、これらのそれぞれについてはその一種のみ
を単独で、又は二種以上を組み合わせて用いることがで
きる。可塑剤としては、ポリエチレングリコ−ル、ポリ
アミドオリゴマ−、エチレンビスステアロアマイド、フ
タル酸エステル、ポリスチレンオリゴマ−、ポリエチレ
ンワックス、ミネラルオイル、シリコ−ンオイル等の公
知のものから任意に選択して用いることができる。離型
剤としては、ポリエチレンワックス、シリコーンオイ
ル、長鎖カルボン酸、長鎖カルボン酸金属塩等公知のも
のから任意に選択して用いることができる。酸化防止剤
としてはリン系、フェノール系、イオウ系等の公知のも
のから任意に選択して用いることができる。
素化シンジオタクチックポリスチレン、臭素化ポリフェ
ニレンエーテル等の臭素化ポリマー、臭素化ジフェニル
アルカン、臭素化ジフェニルエーテル等の臭素化芳香族
化合物、トリクレジルホスフェート、トリフェニルホス
フェート、トリス−3−クロロプロピルホスフェート等
のリン系難燃剤等の公知のものから任意に選択して用い
ることができる。難燃助剤としては、三酸化アンチモン
等のアンチモン化合物、その他公知のものから任意に選
択して用いることができる。また、ドリップ防止剤とし
ては、テフロン(登録商標)等の公知のものから任意に
選択して用いることができる。熱可塑性樹脂としては、
AS、ABS等のポリスチレン系樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート等のポリエステル系樹脂、ポリアミド6、ポリ
アミド6,6等のポリアミド系樹脂、PPS、ポリエー
テル等の公知のものから任意に選択して用いることがで
きる。
方法 本発明の耐薬品性スチレン系樹脂組成物は、公知の方法
により調製することができ、(A)成分及び(B)成分
を溶融混練又はドライブレンドすることで調製できる。 3.成形品の製造方法 本発明にかかる成形品の製造方法については特に制限は
なく公知の方法により調製することができ、射出成形,
押出成形等の公知の方法により成形することができる
が、本発明の樹脂組成物を成形する場合、成形時の温度
としては、使用する(B)成分であるゴム変性シンジオ
タクチックポリスチレンの融点以上であることが必要で
ある。この融点以下で成形すると、十分な耐薬品性、物
性を得ることが困難である。また、シリンダー温度の上
限は原料組成によって異なるが、通常280℃以下、好
ましくは270℃以下、さらに好ましくは260℃以下
である。成形温度が280℃を超えると、成分サイクル
の低下(冷却時間の増加)、成形品の引けの悪化、滞留
時の原料の劣化を起こすことがあり好ましくない。
出成形、熱成形による成形品、押出成形及ぴ延伸による
一軸、二軸延伸フィルム、シート、紡糸による繊維状成
形品、発泡成形による成形品等、成形法によらず、耐薬
品性の要求される部品に対し優れた特性を有する成形品
を得ることができる。成形品の用途は、以下のようなも
のが挙げられる。自動車部品用として、ラジエターグリ
ル,グリル,マーク,バックパネル,ドアミラー,ホイ
−ルキャップ,エアスポイラー,二輪車用カウル等の外
装部品、インスツルメントパネル,メーターフード,ピ
ラー,グローブボックス,コンソールボックス,スピー
カーボックス,リッド、バッテリーケース等の内装部品
が挙げられる。
カセットケース,CDマガジン,リモコンケース等のA
V機器用、内張り,トレイ,アーム,ドアキャップ,把
手等の電気冷蔵庫用、ハウジング,把手,パイプ,吸入
口等の電気掃除機用、ハウジング,ファン,リモコンケ
ース,ドレインバン等のエアコン用、その他、扇風機,
換気扇,洗濯機,照明器具用部品,バッテリーケース等
が挙げられる。一般機器用途として、ハウジング,シャ
ーシ,リボンカセット,トレイ等のプリンターや複写機
用、ハウジング,フロッピー(登録商標)ディスクシェ
ル,キーボード等のパソコン用、ハウジング,受話器,
メカシャーシ等の電話機,通信機器用、その他、ミシ
ン,レジスター,タイプライター,計算機,光学機器,
楽器等が挙げられる。雑貨として、リモコンカー,ブロ
ック,パチンコ台部品,サーフボード,ヘルメット等の
玩具,レジャー,スポーツ用品が挙げられる。住宅設備
として、便座,便蓋,タンク,シャワー,洗面化粧台,
浴室収納パネル等が挙げられる。産業用資材として、パ
イプ,シート,トレイ,フィルム等が挙げられる。その
他製品として、弁当箱, 各種容器,ポットやミルクポー
ションのような家庭用品、建材住宅部品,家具,文房具
等が挙げられる。
く説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。実施例及び比較例における耐薬品性スチレ
ン系樹脂組成物の各成分を以下に示す。 (A)成分(アタクチック構造を有するスチレン系重合
体又はアタクチック構造を有するスチレン系重合体とポ
リフェニレンエーテルとの混合物) A−1:出光石油化学社製 出光ポリスチレン HT5
50(HIPS) A−2:エーアンドエムスチレン社製 スタイロン 4
03R(HIPS) A−3:エーアンドエムスチレン社製 スタイロン V
S55(難燃HIPS) A−4:旭化成工業社製 ザイロン X0718(PS
/PPO) A−5:旭化成工業社製 ザイロン 100V(難燃P
S/PPO)
するゴム及び/又はポリオレフィン変性スチレン系重合
体) まず以下に示すシンジオタクチックポリスチレン(SP
S−1〜2)を、特開昭62−104418号公報や特
開昭62−187708号公報等に記載の公知の方法に
より製造した。また、重量平均分子量及び分子量分布
は、1,2,4−トリクロロベンゼンを溶媒として、1
35℃でゲルパーミエーションクロマトグラフィーにて
測定した。融点は、示差熱分析(DSC)により、昇温
速度20℃/分でのピーク位置より決定した。 SPS−1:スチレン単独重合体 重量平均分子量=190000、分子量分布=2.1、
融点270℃ SPS−2:スチレン−p−メチルスチレン共重合体 重量平均分子量=150000、分子量分布=2.3、
融点235℃ 次に、これらのSPSと表1に示すゴム及び/又はポリ
オレフィン成分とを二軸押出機を用いて各SPSの融点
以上の温度で溶融混練し、(B)成分のシンジオタクチ
ック構造を有するゴム及び/又はポリオレフィン変性ス
チレン系重合体を製造した。
1(SEBS) Septon8104:クラレ社製 Septon81
04(SEBS) ENGAGE8150:デュポンダウエラストマー社製
ENGAGE8150(エチレン−αオレフィン共重
合体) 640UF:出光石油化学社製 出光PE 640UF
(HDPE) E185G:出光石油化学社製 出光PP E185G
(ブロックPP)
ン系樹脂組成物の物性及び耐薬品性は以下のようにして
評価した。なお、各試験で使用した試験片は、(A)成
分及び(B)成分を所定量ブレンドし、樹脂温度を各
(B)成分に用いた上記シンジオタクチックポリスチレ
ンの融点+10℃、金型温度40℃にて射出成形して作
成した。(A)成分単独の比較例は、その(A)成分に
適した樹脂温度で射出成形した。
け、その上に下記〜の溶剤を染みこませたガーゼを
置き、溶剤の揮発を防ぐためラップで覆い、室温で24
時間放置した後、表面外観の変化クラックの有無を目視
で観察し、以下の基準で評価した。 ◎:まったく変化なし、 ○:ほとんど変化なし △:表面曇り又は微小クラック発生 ×:表面荒れ又はクラック発生 ※:溶解又は大クラック発生 〔溶剤の種類〕 灯油(出光興産社製) エアコン洗浄JETα(新日メディコ社製) ビオレクレンジングジェル(花王社製) サラダ油(日清製油社製) ダフニーマグプラス(出光興産社製)
チレン80重量%、(B)成分として上記(B−1)の
ゴム変性シンジオタクチックポリスチレン20重量%を
ドライブレンドし、樹脂温度280℃,金型温度40℃
で射出成形を行なって試験片を成形した。得られた試験
片を用いて、アイゾッド衝撃強度、引張伸び、曲げ弾性
率及び、耐薬品性を上記(1)〜(4)の方法に従って
測定、評価した。それらの結果を表2に示す。実施例2
〜18及び比較例1〜11実施例1において、表2に示
す成分組成、樹脂温度とした以外は同様にして試験片を
成形した。得られた試験片を用いて、アイゾッド衝撃強
度、引張伸び、曲げ弾性率及び、耐薬品性を上記(1)
〜(4)の方法に従って測定、評価した。それらの結果
を表2に示す。
形品は、ゴム変性シンジオタクチックポリスチレンを使
用していない比較例1〜11の成形品に比べ、優れた弾
性及び耐衝撃性等の物性を維持しつつ、耐薬品性にも優
れている。また、曲げ弾性率が2500MPa以下であ
れば、耐薬品性がより向上する。
チレン系樹脂組成物は、弾性及び耐衝撃性等の物性に優
れるだけでなく、耐薬品性にも優れた成形品を容易かつ
安価に提供することができる。このため、本発明のスチ
レン系樹脂組成物は、例えば、射出成形による各種成形
品、押出成形によるシート、フィルム等、押出成形及び
熱成形による容器、トレイ等、押出成形及び延伸による
一軸、二軸延伸フィルム、シート等、紡糸による繊維状
成形品、発泡による各種成形品等の製造に有効に用いら
れる。
Claims (6)
- 【請求項1】 (A)アタクチック構造を有するスチレ
ン系重合体又はアタクチック構造を有するスチレン系重
合体とポリフェニレンエーテルとの混合物と、(B)シ
ンジオタクチック構造を有するゴム及び/又はポリオレ
フィン変性スチレン系重合体とを含有し、かつ(A)成
分及び(B)成分の合計量に基づいて(A)成分が10
〜95重量%及び(B)成分が90〜5重量%であるこ
とを特徴とする耐薬品性スチレン系樹脂組成物。 - 【請求項2】 前記(A)成分が、アタクチック構造を
有するゴム変性スチレン系重合体又はアタクチック構造
を有するゴム変性スチレン系重合体とポリフェニレンエ
ーテルとの混合物であることを特徴とする請求項1に記
載の耐薬品性スチレン系樹脂組成物。 - 【請求項3】 前記(B)成分のスチレン系重合体中の
ゴム及び/又はポリオレフィン成分の含量が3〜50重
量%であることを特徴とする請求項1に記載の耐薬品性
スチレン系樹脂組成物。 - 【請求項4】 前記(B)成分のスチレン系重合体中の
ゴムが、スチレン系ブロックポリマーであることを特徴
とする請求項1に記載の耐薬品性スチレン系樹脂組成
物。 - 【請求項5】 JIS K−7203に準拠して測定し
た曲げ弾性率が、2500MPa以下であることを特徴
とする請求項1に記載の耐薬品性スチレン系樹脂組成
物。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のスチレ
ン系樹脂組成物を成形してなることを特徴とする成形
品。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187129A JP2002003672A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 耐薬品性スチレン系樹脂組成物及びそれを利用した成形品 |
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JP (1) | JP2002003672A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010265400A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Idemitsu Kosan Co Ltd | スチレン系樹脂組成物及びその成形体 |
CN111244336A (zh) * | 2020-04-13 | 2020-06-05 | 常州斯威克光伏新材料有限公司 | 一种耐冲击锂电池用软包装膜 |
Citations (3)
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JP2000080228A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-03-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | スチレン系熱可塑性樹脂組成物 |
JP2000095907A (ja) * | 1998-09-22 | 2000-04-04 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | プリント基板加工用押え板 |
JP2000164038A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-16 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 電気絶縁用ポリスチレン系樹脂フィルム |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000187129A patent/JP2002003672A/ja active Pending
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