JP2003141021A - 文書配信・出力システム - Google Patents

文書配信・出力システム

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JP2003141021A
JP2003141021A JP2001338451A JP2001338451A JP2003141021A JP 2003141021 A JP2003141021 A JP 2003141021A JP 2001338451 A JP2001338451 A JP 2001338451A JP 2001338451 A JP2001338451 A JP 2001338451A JP 2003141021 A JP2003141021 A JP 2003141021A
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JP
Japan
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data
web server
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JP2001338451A
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English (en)
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Maki Watanabe
真基 渡辺
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーション依存形式の文書データの配
信を適切かつ簡易に実現し、また、セキュリティの向上
を図る。 【解決手段】 印刷用Webサーバコンピュータ105
は、配信元端末101から送信される配信対象のアプリ
ケーション依存形式の文書データを中間言語形式の文書
データに変換して保持し、当該中間言語形式の文書デー
タをWebブラウザ表示可能形式の文書データに変換し
て保持し、当該Webブラウザ表示可能形式データに対
するURLを配信先端末102に電子メールで伝え、文
書データの内容を印刷出力するための制御を行う。配信
先端末102は、当該電子メールをメール送受信機能1
12によって受信し、当該電子メールに記載されている
URLにWebブラウザ113でアクセスすることによ
り印刷用Webサーバコンピュータ105から配信対象
の文書データの内容を取得し、印刷指示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Webブラウザを
備えた端末(クライアントコンピュータ)と印刷用We
bサーバコンピュータとがネットワーク(インターネッ
トやイントラネット)を介して接続され構成されるネッ
トワークシステムにおいて文書データの内容を配信し出
力(印刷やFAX送信出力)するための文書配信・出力
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットに代表される情報
通信ネットワークが普及して、世界規模で情報交換(デ
ータ交換)ができる社会基盤が構築されつつあり、国際
的なデータ交換が盛んに行われるようになってきた。
【0003】各国には、データ交換を行うために、数多
くのハードウェアやソフトウェアが存在している。そこ
で作成されるデジタルデータとしては、使用する応用ソ
フトウェアによって数多くのファイル形式のデータが存
在する。ここで、ファイル形式の差異に基づくデータ交
換上の制約は、ネットワークや電子メールを介してデー
タ交換を行う上で、無視できないものとなっている。
【0004】また、Windows(「Window
s」は米国Microsoft Corporatio
nの登録商標である)に代表されるような基本ソフトウ
ェア(オペレーティングシステム(以下、「OS」とい
う))も数多く存在するが、ほとんどのOSには、イン
ターネット/イントラネット(TCP/IP(Tran
smission Control Protocol
/Internet Protocol)通信ネットワ
ーク)上に分散しているデータベース資源(WWW(W
orld Wide Web)サーバ上のアクセス情報
源の1つであるURL(Uniform Resour
ce Locator)で特定されるHTML(Hyp
er Text Mark−up Language)
ファイル形式のデータからなるデータベース資源等)を
表示できるWebブラウザがインストールされている。
【0005】しかし、インターネット/イントラネット
(TCP/IP通信ネットワーク)上に分散しているデ
ータベース資源のファイル形式(データ形式)は、HT
ML形式ばかりではなく、数多くのファイル形式が存在
する。
【0006】従来、これらのファイル形式(HTML形
式以外のファイル形式)のデータを表示するためには、
使用しているOS上に当該ファイル形式のデータを表示
できるアプリケーション(アプリケーションソフトウェ
ア)をインストールしなければならなかった。
【0007】また、電子メール等に添付されているファ
イルの中身を表示する場合でも、電子メールで情報交換
を行う各ユーザは、同じアプリケーションがインストー
ルされているコンピュータ同士の間で情報交換を行うと
きにしか、ファイルの中身を見ることができなかった。
【0008】従来、LAN(ローカルエリアネットワー
ク)環境のネットワーク経由で文書データを配信する場
合には、文書データファイルを配信元端末から配信先端
末に電子メールに添付する態様等で送信し、配信先端末
は受信した文書データファイルを近くのプリンタで印刷
するのが一般的であった。
【0009】しかし、これらのファイル形式の文書デー
タを表示するためには、送信先のコンピュータ上に文書
データファイルに対応したアプリケーションをインスト
ールしなければならなかった。
【0010】また、電子メール等に添付されている文書
データファイルの中身を表示する場合でも、電子メール
で情報交換した人同士が、同じアプリケーションがイン
ストールされているコンピュータ同士でしか当該ファイ
ルの中身を見ることができなかった。
【0011】さらに、「送信先で電子メールに添付され
た文書データファイルを受け取ったが、クライアントコ
ンピュータに当該電子メールに添付された文書データフ
ァイルに対応するアプリケーションがインストールされ
ておらず、当該文書データファイルの内容を確認できな
い場合」に対処するための方式として、Webサーバコ
ンピュータで送信先クライアントコンピュータのWeb
ブラウザで表示可能なデータ形式に変換する方式が提案
されている。しかし、この方式では、送信先がWebブ
ラウザで表示可能なデータ形式に変換するWebサーバ
コンピュータ上のアドレスを知らなければ、Webサー
バにアクセスできず、Webブラウザで表示可能なデー
タ形式に変換することができなかった。
【0012】環境構築に関しては、インターネット/イ
ントラネット(TCP/IP通信ネットワーク)上に分
散するデータベース資源のファイル形式のデータを表示
可能なアプリケーションをOS毎に各クライアントコン
ピュータにインストールする必要があり、アプリケーシ
ョンのバージョンアップによる保守管理が必要であっ
た。そのため、ファイルの参照および印刷をするためだ
けのアプリケーションでもクライアントコンピュータ数
分のライセンス購入およびインストール作業が必要とな
り、多大な環境構築コストが掛かっていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の「電子メールに
添付させる態様での文書データの配信方式(方法)」に
は、次のような問題があった。
【0014】第1の問題点は、電子メールに添付された
文書データファイルがアプリケーション依存のデータ形
式(ファイル形式)である場合に、送信先(配信先端
末)で当該文書データファイルを表示するためのアプリ
ケーションがインストールされていないと、当該文書デ
ータファイルの内容を確認することができないというこ
とである。また、配信先端末が携帯端末等の場合には、
電子メールに添付された文書データファイル自体を受け
取れない場合も生じる。
【0015】第2の問題点は、Webサーバコンピュー
タで送信先クライアントコンピュータのWebブラウザ
で表示可能なデータ形式に変換する方法が提案されてい
るが、Webブラウザで表示可能なデータ形式に変換す
るWebサーバコンピュータ上のアドレスを知らなけれ
ば、Webサーバにアクセスできず、Webブラウザで
表示可能なデータ形式に変換することができないという
ことである。
【0016】第3の問題点は、文書データを電子メール
に添付することにより配信先端末に送信するシステムに
おいては、当該文書データを配信先端末に一度記憶させ
なければならないため、配信先端末の記憶装置の容量を
大きくする必要があるということである。
【0017】第4の問題点は、文書データを電子メール
に添付することにより配信先端末に送信するシステムに
おいては、機密性の高い電子データを配信先端末に送信
した場合に、配信先のユーザの判断によって外部転送さ
れてしまうおそれがあるということである。
【0018】本発明の目的は、上述の点に鑑み、配信元
端末における配信対象の文書データがアプリケーション
依存形式のデータであっても、アプリケーションがイン
ストールされていていない配信先端末から、電子メール
で送信されてきたURLをWebブラウザで印刷用We
bサーバコンピュータにアクセスできるようにすること
により、当該文書データの内容を適切に確認することが
できる(しかも、配信先端末の記憶装置の容量が少なく
て済む)文書配信・出力システムを提供することにあ
る。
【0019】また、本発明は、印刷用Webサーバコン
ピュータにアクセス権を持つ配信先端末のWebブラウ
ザからしか配信対象の文書データの内容の確認(参照)
や印刷指示をできないようにすることができる(セキュ
リティの向上を達成できる)文書配信・出力システムを
提供することも目的としている。
【0020】さらに、本発明は、上記に加えて、文書デ
ータファイルの内容の確認後に印刷用Webサーバコン
ピュータ側の各種プリンタやFAX装置の出力装置にそ
の内容を出力することができるようにすることも目的と
している。
【0021】なお、本発明の文書配信・出力システムに
対する従来技術に関する特許公報としては、ネットワー
クシステムにおけるデータ交換やファイル(データ)参
照・出力を考察している点で本発明と類似している「特
開平11−134229号公報」,「特開平11−15
610号公報」,「特開2000−112691号公
報」,および「特開2001−228987号公報」が
存在する。
【0022】上記の特開平11−134229号公報に
記載された技術(「多言語通信端末装置」)は、データ
送信側のコンピュータ上に専用のファイル変換コンバー
タソフトウェアをインストールし、お互いが認識できる
標準データ形式に変換して電子メールに添付し送信する
方法(データ交換方法)を提案する技術である。
【0023】しかし、当該技術は、データ送信側のコン
ピュータ上にファイル変換コンバータソフトウェアをイ
ンストールする必要がある点や、データ交換を行うOS
が異なる場合にはファイル変換コンバータソフトウェア
を各OS毎に作成してインストールする必要がある点
で、本発明とは本質的に相違している。
【0024】また、上記の特開平11−15610号公
報に記載された技術(「印刷システム」)は、クライア
ントコンピュータ側でファイル形式の変換を要すること
なく、各種アプリケーションデータを印刷できるシステ
ムを提案する技術である。
【0025】しかし、当該技術は、クライアントコンピ
ュータ側に印刷するアプリケーションがインストールさ
れていない場合には、印刷せずにファイル内容を知るこ
とができない点で、本発明とは本質的に相違している。
【0026】さらに、上記の特開2000−11269
1号公報に記載された技術(「ネットワーク印刷システ
ム、ネットワークプリンタ及びネットワーク印刷方
法」)は、印刷性能を反映したプレビュー画面を表示す
る方法を提案する技術である。
【0027】しかし、当該技術は、ネットワークに接続
されているプリンタにアクセスしてプレビュー表示する
点や、アクセスしたプリンタの性能に依存したプレビュ
ーとなる点や、対応ファイル形式がHTMLファイル形
式等の一部のファイル形式に限定されている点で、本発
明とは本質的に相違している。
【0028】また、さらに、上記の特開2001−22
8987号公報に記載された技術(「情報処理方法及び
コンピュータ可読メモリ及び印刷装置」)は、プリンタ
用のウェブページをユーザのブラウザに適した形態で提
供可能とする方法を提案する技術である。
【0029】しかし、当該技術は、参照プリント機能の
改善(ユーザリソースの浪費の低減等)に特化している
点で、本発明とは本質的に相違している。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明の文書配信・出力
システムは、Webブラウザを備えた端末と印刷用We
bサーバコンピュータとがネットワークを介して接続さ
れたネットワークシステムにおいて、文書データ(機密
性の高い文書データあってもよい)を配信する場合に、
前記印刷用Webサーバコンピュータにアクセスし、配
信対象のアプリケーション依存形式の文書データをWe
bブラウザによって前記印刷用Webサーバコンピュー
タに送信する配信元端末と、前記配信元端末から送信さ
れてきた文書データを受信し、当該文書データを中間言
語形式の文書データに変換して保持し、当該中間言語形
式の文書データをWebブラウザ表示可能形式の文書デ
ータに変換して保持し、当該Webブラウザ表示可能形
式データに対するURLを配信先端末に電子メールで伝
え、前記配信先端末からの印刷指示に基づき自己に接続
されたプリンタに文書データの内容を印刷出力するため
の制御を行う前記印刷用Webサーバコンピュータと、
前記印刷用Webサーバコンピュータから伝えられた電
子メールをメール送受信機能によって受信し、当該電子
メールに記載されているURLにWebブラウザでアク
セスすることによって前記印刷用Webサーバコンピュ
ータから配信対象の文書データの内容(文書イメージ)
を取得して確認し、配信先ユーザによる簡単な操作に基
づく印刷指示を前記印刷用Webサーバコンピュータに
送信する前記配信先端末とを有する。
【0031】ここで、上記の文書配信・出力システムに
おける印刷用Webサーバコンピュータについては、次
のa〜cに示すような付加的機能が考えられる。
【0032】a.配信元端末からの「ダウンロード可
能」である旨の情報が存在する場合に、配信先端末から
のダウンロード指示に基づき、前記配信先端末に配信対
象の文書データの内容を持つ電子データを送信する機能
【0033】b.FAXドライバを備えることにより、
配信先端末からの配信先ユーザによる簡単な操作でのF
AX送信指示に基づき、自己に接続されたFAXへの文
書データの内容のFAX送信を行う機能
【0034】c.配信先端末と考えられる端末からのア
クセスに対してユーザ認証を行う機能
【0035】なお、本発明の文書配信・出力システムに
おける印刷用Webサーバコンピュータは、ネットワー
クとの間のデータの受け渡しを行うネットワークI/F
部と、Webページへのアクセスの管理(ユーザ認証が
行われる場合には、そのユーザ認証の管理・設定・制御
を含む)を行うWebサービスと、印刷用Webサーバ
コンピュータにインストールされているアプリケーショ
ン群を管理し、配信元端末から送られてくる文書データ
ファイルのデータ形式(ファイル形式)を判断し、その
データ形式(アプリケーションに依存するデータ形式)
に対応するアプリケーションを起動し、当該アプリケー
ション依存形式データを中間言語形式データに変換して
記憶装置に保存するアプリケーション起動部と、外部
(配信元端末等)からの処理要求の内容を基にドライバ
を選択するドライバ選択部と、前記ドライバ選択部によ
り起動され、前記アプリケーション起動部による変換で
作成された中間言語形式データをWebブラウザ表示可
能形式データに変換して記憶装置に保存し、当該Web
ブラウザ表示可能形式データに対応する仮想ディレクト
リ(前記印刷用Webサーバコンピュータ内の仮想ディ
レクトリ)を設定するデータ変換用ドライバと、前記ド
ライバ選択部により起動され、前記印刷用Webサーバ
コンピュータに接続(直接的な接続またはネットワーク
を介した接続)されているプリンタの印刷を制御するプ
リンタドライバと、前記データ変換用ドライバによって
前記印刷用Webサーバコンピュータ内に仮想ディレク
トリが設定されると、配信元端末から送られてきた各種
設定情報を基にWebブラウザ表示可能形式の文書デー
タにアクセスするためのURLを有するメール文書を作
成し、配信先端末に当該メール文書を有する電子メール
を送信するメール送受信部とを備えるように構成するこ
とが考えられる。
【0036】また、本発明の文書配信・出力システム
は、第1のネットワークと第2のネットワークとを分離
しているファイアウォールが存在しており、各ネットワ
ークについて、Webブラウザを備えた端末と印刷用W
ebサーバコンピュータとがネットワークを介して接続
されたネットワークシステムにおいて、文書データを配
信する場合に、第1のネットワーク上の第1の印刷用W
ebサーバコンピュータにアクセスし、配信対象のアプ
リケーション依存形式の文書データをWebブラウザに
よって前記第1の印刷用Webサーバコンピュータに送
信する第1のネットワーク上の配信元端末と、前記配信
元端末から送信されてきた文書データを受信し、当該文
書データを中間言語形式の文書データに変換し、送信先
メールアドレスと印刷用Webサーバコンピュータ用メ
ールアドレスとの対応情報を基に第2の印刷用Webサ
ーバコンピュータのメールアドレスを認識し、前記第2
の印刷用Webサーバコンピュータに電子メールで当該
中間言語形式データを転送する第1のネットワーク上の
前記第1の印刷用Webサーバコンピュータと、前記第
1の印刷用Webサーバコンピュータから送信されてき
た電子メールを受信し、当該電子メールによって転送さ
れてきた中間言語形式の文書データをWebブラウザ表
示可能形式の文書データに変換して保持し、当該Web
ブラウザ表示可能形式データに対するURLを配信先端
末に電子メールで伝え、前記配信先端末からの印刷指示
に基づき自己に接続されたプリンタに文書データの内容
を印刷出力するための制御を行う第2のネットワーク上
の前記第2の印刷用Webサーバコンピュータと、前記
第2の印刷用Webサーバコンピュータから伝えられた
電子メールをメール送受信機能によって受信し、当該電
子メールに記載されているURLにWebブラウザでア
クセスすることによって前記第2の印刷用Webサーバ
コンピュータから配信対象の文書データの内容を取得し
て確認し、配信先ユーザによる簡単な操作に基づく印刷
指示を前記第2の印刷用Webサーバコンピュータに送
信する第2のネットワーク上の前記配信先端末とを有す
るように構成することも可能である。なお、上記におい
て、「第1のネットワーク」および「第2のネットワー
ク」や「第1の印刷用Webサーバコンピュータ」およ
び「第2の印刷用Webサーバコンピュータ」という場
合の「第1」および「第2」というのは、説明の便宜上
のものである(上記の説明では、「配信元端末」が存在
する側を「第1」とし、「配信先端末」が存在する側を
「第2」としている)。実際のネットワークシステムで
は、各ネットワークには配信元端末も配信先端末も存在
可能であり、両印刷用Webサーバコンピュータは上記
の「第1の印刷用Webサーバコンピュータ」および
「第2の印刷用Webサーバコンピュータ」の両者の機
能を有している。
【0037】ここで、上記の文書配信・出力システムに
おける第2の印刷用Webサーバコンピュータについて
は、次のa〜cに示すような付加的機能が考えられる。
【0038】a.配信元端末からの「ダウンロード可
能」である旨の情報が存在する場合に、配信先端末から
のダウンロード指示に基づき、前記配信先端末に配信対
象の文書データの内容を持つ電子データを送信する機能
【0039】b.FAXドライバを備えることにより、
配信先端末からの配信先ユーザによる簡単な操作でのF
AX送信指示に基づき、自己に接続されたFAXへの文
書データの内容のFAX送信を行う機能
【0040】c.配信先端末と考えられる端末からのア
クセスに対してユーザ認証を行う機能
【0041】また、本発明は、Webブラウザを備えた
端末と印刷用Webサーバコンピュータとがネットワー
クを介して接続されたネットワークシステムにおいて、
文書データを配信する場合に、前記印刷用Webサーバ
コンピュータにアクセスし、配信対象のアプリケーショ
ン依存形式の文書データをWebブラウザによって前記
印刷用Webサーバコンピュータに送信する配信元端末
と、前記印刷用Webサーバコンピュータから伝えられ
た電子メールをメール送受信機能によって受信し、当該
電子メールに記載されているURLにWebブラウザで
アクセスすることによって前記印刷用Webサーバコン
ピュータから配信対象の文書データの内容を取得して確
認し、配信先ユーザによる簡単な操作に基づく印刷指示
を前記印刷用Webサーバコンピュータに送信する配信
先端末とが存在することを前提として、前記印刷用We
bサーバコンピュータを、前記配信元端末から送信され
てきた文書データを受信し、当該文書データを中間言語
形式の文書データに変換して保持し、当該中間言語形式
の文書データをWebブラウザ表示可能形式の文書デー
タに変換して保持し、当該Webブラウザ表示可能形式
データに対するURLを前記配信先端末に電子メールで
伝え、前記配信先端末からの印刷指示に基づき自己に接
続されたプリンタに文書データの内容を印刷出力するた
めの制御を行うように機能させるためのプログラムを有
することを特徴とする文書配信・出力システムとして実
現することも可能である。なお、この文書配信・出力シ
ステムは、具体的には、後述の第3の実施の形態(図1
3参照)のように実現することが考えられる。
【0042】さらに、本発明は、第1のネットワークと
第2のネットワークとを分離しているファイアウォール
が存在しており、各ネットワークについて、Webブラ
ウザを備えた端末と印刷用Webサーバコンピュータと
がネットワークを介して接続されたネットワークシステ
ムにおいて、文書データを配信する場合に、第1のネッ
トワーク上の第1の印刷用Webサーバコンピュータに
アクセスし、配信対象のアプリケーション依存形式の文
書データをWebブラウザによって前記第1の印刷用W
ebサーバコンピュータに送信する第1のネットワーク
上の配信元端末と、第2の印刷用Webサーバコンピュ
ータから伝えられた電子メールをメール送受信機能によ
って受信し、当該電子メールに記載されているURLに
Webブラウザでアクセスすることによって前記第2の
印刷用Webサーバコンピュータから配信対象の文書デ
ータの内容を取得して確認し、配信先ユーザによる簡単
な操作に基づく印刷指示を前記第2の印刷用Webサー
バコンピュータに送信する第2のネットワーク上の配信
先端末とが存在することを前提として、第1のネットワ
ーク上の前記第1の印刷用Webサーバコンピュータ
を、前記配信元端末から送信されてきた文書データを受
信し、当該文書データを中間言語形式の文書データに変
換し、送信先メールアドレスと印刷用Webサーバコン
ピュータ用メールアドレスとの対応情報を基に前記第2
の印刷用Webサーバコンピュータのメールアドレスを
認識し、前記第2の印刷用Webサーバコンピュータに
電子メールで当該中間言語形式データを転送するように
機能させるためのプログラムと、第2のネットワーク上
の前記第2の印刷用Webサーバコンピュータを、前記
第1の印刷用Webサーバコンピュータから送信されて
きた電子メールを受信し、当該電子メールによって転送
されてきた中間言語形式の文書データをWebブラウザ
表示可能形式の文書データに変換して保持し、当該We
bブラウザ表示可能形式データに対するURLを前記配
信先端末に電子メールで伝え、前記配信先端末からの印
刷指示に基づき自己に接続されたプリンタに文書データ
の内容を印刷出力するための制御を行うように機能させ
るためのプログラムとを有することを特徴とする文書配
信・出力システムとして実現することも可能である。な
お、この文書配信・出力システムは、具体的には、後述
の第4の実施の形態(図14参照)のように実現するこ
とが考えられる。ここで、先に述べたように「第1の印
刷用Webサーバコンピュータ」と「第2の印刷用We
bサーバコンピュータ」とは互換的なものであるので、
図14中の文書配信・出力制御プログラム1400は、
上記の2つのプログラム内容をともに有するプログラム
として示している。
【0043】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0044】(1) 第1の実施の形態
【0045】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
文書配信・出力システムの構成(全体構成)を示すブロ
ック図である。
【0046】図1を参照すると、本実施の形態に係る文
書配信・出力システムは、ネットワーク100と、メー
ル送受信機能110およびWebブラウザ111を備え
る配信元端末101と、メール送受信機能112および
Webブラウザ113を備える配信先端末102と、プ
リンタ103と、プリンタ104と、印刷用Webサー
バコンピュータ105と、メールサーバコンピュータ1
06と、FAXモデム107と、公衆電話回線網108
と、FAX(ファクシミリ装置)109とを含んで構成
されている。
【0047】なお、ネットワーク100に接続される端
末(クライアントコンピュータ)の数が2に限られない
ことはいうまでもない。ここで、各端末は、配信先端末
101にも配信元端末102にもなりうる。
【0048】同様に、プリンタの数は2に限られない。
ここで、各プリンタは、プリンタ103のようにネット
ワーク100を介して印刷用Webサーバコンピュータ
105に接続されている場合もあり、プリンタ104の
ようにネットワーク100を介さず印刷用Webサーバ
コンピュータ105に直接的に接続されている場合もあ
る。
【0049】なお、FAX関連の構成要素(FAXモデ
ム107,公衆電話回線網108,およびFAX10
9)が存在しなくても、本発明の文書配信・出力システ
ムは成立しうる。ここで、FAX関連の構成要素は、主
に、配信先端末102が携帯端末である場合にその存在
意義が生じる。また、FAXの数は1に限定されない。
【0050】インターネットやイントラネット(TCP
/IP通信ネットワーク)を代表例とするネットワーク
100には、配信元端末101および配信先端末102
と、WWWサーバ機能および印刷機能を備えている印刷
用Webサーバコンピュータ105と、メールサーバコ
ンピュータ106と、プリンタ103(印刷用Webサ
ーバコンピュータ105からネットワーク100を介し
て印刷制御を行うことが可能なプリンタ)とが接続され
ている。
【0051】また、印刷用Webサーバコンピュータ1
05には、印刷用Webサーバコンピュータ105から
印刷制御を行うことが可能なプリンタ104と、印刷用
Webサーバコンピュータ105からFAX送信を行う
ため際に使用されるFAXモデム107とが接続されて
いる。
【0052】先述のように、配信元端末101/配信先
端末102(配信元端末101または配信先端末10
2)は、メール送受信機能110/112を備えてお
り、メールサーバコンピュータ106との通信により電
子メールの送受信を行うことが可能である。
【0053】配信元端末101には、複数の文書データ
ファイル(より一般的にはアプリケーションデータファ
イル)が記憶装置(配信元端末101内に設けられた記
憶装置)に格納されている。
【0054】また、配信元端末101/配信先端末10
2には、ネットワーク(インターネットやイントラネッ
ト)に接続できるWebブラウザ111/113が組み
込まれている。
【0055】ここで、メール送受信機能110/112
は、メールサーバコンピュータ106にアクセスし電子
メールを受信するために、POP3(Post Off
iceProtocol version3)やIMA
P4(Internet Message Acces
s Protocol version4)といった通
信プロトコルを用いている。また、電子メールを送信す
るために、SMTP(Simple Mail Tra
nsfer Protocol)を用いている。
【0056】なお、POP3の詳細に関してはRFC
(Request For Comments)193
9に記述されており、IMAP4の詳細に関してはRF
C2060に記述されており、SMTPの詳細に関して
はRFC821に記述されている。ちなみに、これらの
プロトコルを利用した場合には、電子メールの転送や返
信を行う際に、電子メールを一度端末が読み出した後に
送信を行うという手順を踏む必要がある。上記のような
プロトコルを利用する場合の利点は、POP3,IMA
P4,およびSMTPといった標準的なプロトコルをサ
ポートしているメールサーバコンピュータであるなら
ば、ユーザがメールサーバコンピュータを自由に選択で
きるので、ユーザサービスの選択肢の幅が広がることに
ある。
【0057】図1においては、メールサーバコンピュー
タ106が受信メールサーバと送信メールサーバとを同
一の機器内に備えている形態で示している。ここで、送
信メールサーバには、SMTPに従った電子メールの送
信手順に加えて、拡張したSMTPで指定される転送メ
ール識別子を取得する手順が設けられている。そして、
POP3やIMAP4等の電子メールを取得する手段を
具備し、受信メールサーバから転送メール識別子で指定
される電子メール(転送メール)を取得できるようにし
ている。さらに、通常のSMTPで端末から受信した電
子メールの内容に転送メールの埋め込みまたは追加を行
うことにより、1つの電子メールに組み立てる手段を有
するようにしている。1つに組み立てられた電子メール
は、通常のSMTPの処理に従い、他のメールサーバコ
ンピュータ等に送信される。なお、受信メールサーバと
送信メールサーバとが別々の機器内に存在してもよいこ
とはいうまでもない。
【0058】図2は、図1中の印刷用Webサーバコン
ピュータ105の詳細な構成を示すブロック図である。
【0059】印刷用Webサーバコンピュータ105
は、ネットワークI/F(インタフェース)部201
と、Webサービス202と、アプリケーション起動部
203と、アプリケーション群204(アプリケーショ
ンA,アプリケーションB,…)と、記憶装置205
と、ドライバ選択部206と、データ変換用ドライバ2
07と、FAXドライバ208と、プリンタドライブ2
09と、プリンタドライバ210と、メール送受信部2
11とを含んで構成されている。
【0060】ネットワークI/F部201は、ネットワ
ーク100とWebサービス202またはメール送受信
部211とのデータの受け渡しを行う部分である。
【0061】Webサービス202は、印刷用Webサ
ーバコンピュータ105内のWebページへのアクセス
を管理する部分である。また、Webサービス202
は、ユーザ認証に関する管理・設定・制御も行う。
【0062】アプリケーション起動部203は、印刷用
Webサーバコンピュータ105にインストールされて
いるアプリケーション群204(アプリケーションA,
アプリケーションB,…)を管理し、送信元(配信元端
末101)から送られてくる文書データファイルのデー
タ形式(ファイル形式)を判断し、そのデータ形式(ア
プリケーションに依存するデータ形式)に対応するアプ
リケーションを起動し、当該データを中間言語形式のデ
ータに変換する部分である。なお、中間言語形式データ
の作成は、アプリケーション起動部203内のドライバ
(データ形式を中間言語形式に変換するドライバ),起
動されたアプリケーション,およびOSモジュールの一
部であるGDI(Graphic Device In
terface)部による協働的な作用によって実現さ
れる。
【0063】ドライバ選択部206は、外部(送信元
等)からの処理要求の内容を基にドライバを選択する部
分である。
【0064】データ変換用ドライバ207は、アプリケ
ーション起動部203によって中間言語形式に変換され
た文書データ(配信対象の文書データ)をWebブラウ
ザで表示可能な形式(HTML形式等)のデータに変換
し、変換後のデータを記憶装置205に保存し、当該デ
ータに対応する仮想ディレクトリ(印刷用Webサーバ
コンピュータ105内の仮想ディレクトリ)を設定する
部分である。なお、Webブラウザ表示可能形式(We
bブラウザで表示可能な形式)としては、HTML形式
の他に、例えば、PDF(Portable Docu
ment Format)形式が考えられる。
【0065】FAXドライバ208は、FAXモデム1
07と通信を行いFAX送信(公衆電話回線網108を
介したFAX109へのデータ送信)を実現する部分で
ある。
【0066】プリンタドライバ209/210は、印刷
用Webサーバコンピュータ105に接続されているプ
リンタ103/104の印刷を制御する部分である。
【0067】メール送受信部211は、データ変換用ド
ライバ207によって印刷用Webサーバコンピュータ
105内に仮想ディレクトリが設定されると、配信元端
末101から送られてきた各種設定情報を基にメール文
書(Webブラウザ表示可能形式の文書データを識別す
るためのURLを有するメール文書)を作成し、指定さ
れた送信先(配信先端末102)に当該メール文書を有
する電子メールを送信する。
【0068】図3は、配信元端末101および配信先端
末102を含む端末(クライアントコンピュータ)に組
み込まれているWebブラウザ(Webブラウザ111
およびWebブラウザ113を含む)のユーザインタフ
ェースの具体例を示す図である。
【0069】このユーザインタフェースには、URL等
を入力するためのアドレス指定部301と、Webペー
ジを表示するための表示部302とが設けられている。
なお、後述の図4,図7,および図8に示す画面は、図
3中の表示部302に表示されるものである。
【0070】ある端末のユーザは、印刷用Webサーバ
コンピュータ105のWebページを利用する場合に、
このユーザインタフェース中のアドレス指定部301に
所望のWebページを特定するためのURLを入力す
る。これにより、当該端末に、ネットワーク100を介
し、所望のWebページが転送され、当該端末における
ユーザインタフェース中の表示部302に当該Webペ
ージの内容が表示される。
【0071】図4は、文書データ配信者が文書データを
配信する際に各種設定情報を入力するための文書データ
配信用画面の一例を示す図である。この文書データ配信
用画面には、送信先メールアドレス指定部401,件名
指定部402,送信ファイル指定部403,参照ボタン
404,日数設定ボックス406を含む保管期限指定部
405,送信者コメント入力部407,ダウンロード可
否チェックボックス408,処理可能アプリケーション
一覧表示部409,送信ボタン410,およびキャンセ
ルボタン411が設けられている。
【0072】図5は、配信元端末101から印刷用We
bサーバコンピュータ105に転送される配信・設定デ
ータのデータ形式の一例を示す図である。この配信・設
定データは、送信先データ部501,件名データ部50
2,送信ファイルデータ部503,保管期限設定データ
部504,保管期限日数データ部505,送信コメント
データ部506,および電子データダウンロードフラグ
507を有している。
【0073】図6は、印刷用Webサーバコンピュータ
105から配信先端末102に送信される電子メールの
配信先端末102における表示内容(URL表示部60
0を有する表示内容)の一例を示す図である。
【0074】図7は、配信先端末102のWebブラウ
ザ113によって表示される文書データファイル内容表
示画面の一例を示す図である。この文書データファイル
内容表示画面には、ファイル関連情報表示部701,フ
ァイル内容イメージ表示部702,前ページボタン70
3,次ページボタン704,印刷ボタン705,および
トップページボタン706が設けられている。
【0075】図8は、配信先端末102のWebブラウ
ザ113によって表示される印刷等指示画面の一例を示
す図である。この印刷等指示画面には、ファイル関連情
報表示部801,出力プリンタ一覧表示部802,FA
X番号指定部803,出力ページ指定部804,送信ボ
タン805,ファイル内容参照ボタン806,およびフ
ァイルダウンロード指示ボタン807が設けられてい
る。
【0076】図9は、本実施の形態に係る文書配信・出
力システムの処理を示す流れ図である。この処理は、印
刷用WebサーバコンピュータアクセスステップA1
と、配信者用画面情報送信ステップA2と、文書データ
配信用画面表示ステップA2と、配信・設定データ送信
ステップA4と、配信・設定データ受信ステップA5
と、中間言語形式データ作成ステップA6と、Webブ
ラウザ表示可能形式データ作成ステップA7と、電子メ
ール送信ステップA8と、電子メール受信ステップA9
と、URLアクセスステップA10と、文書データファ
イル内容送信ステップA11と、文書データファイル内
容表示ステップA12と、印刷指示ステップA13と、
プリンタ送信ステップA14と、印刷ステップA15と
からなる。
【0077】次に、図1〜図9を参照して、上記のよう
に構成された本実施の形態に係る文書配信・出力システ
ムの動作について詳細かつ具体的に説明する。
【0078】文書データ配信者(送信元のユーザ)は、
自分のユーザ端末である配信元端末101でWebブラ
ウザ111を起動する。これにより、配信元端末101
は、Webブラウザ111により、印刷用Webサーバ
コンピュータ105にアクセスする(ステップA1)。
【0079】これに応答して、印刷用Webサーバコン
ピュータ105は、印刷用Webサーバコンピュータ1
05にインストールされており、かつ対応する文書デー
タファイル(アプリケーションに依存する形式の文書デ
ータファイル)の印刷が印刷用Webサーバコンピュー
タ105で可能なアプリケーションを検出して、配信者
用画面情報(当該アプリケーション群を示す情報を含む
文書データ配信用画面を表示するための情報)を配信元
端末101に送信する(ステップA2)。
【0080】配信元端末101は、ステップA2で受信
した配信者用画面情報に基づき、図4に示すような文書
データ配信用画面を表示する(ステップA3)。
【0081】この文書データ配信用画面(配信元端末1
01におけるWebブラウザ111のユーザインタフェ
ース(図3参照)の表示部302内の画面)中の処理可
能アプリケーション一覧表示部409には、印刷用We
bサーバコンピュータ105で処理(印刷等)可能な文
書データファイルに対応するアプリケーションの識別名
の一覧が記載(表示)されるようになっている。
【0082】文書データ配信者は、配信元端末101上
の文書データ配信用画面に対して、各種設定情報(送信
先メールアドレス,件名,送信する(配信対象の)文書
データファイルのファイル名,保管期限,および送信者
コメント等)を設定・入力する。ここで、送信先メール
アドレスおよび送信する文書データファイルのファイル
名は必須な設定情報であり、他の情報は付随的な設定情
報に該当する。
【0083】すなわち、文書データ配信者は、以下のa
〜fに示すような操作を行う。
【0084】a.単数または複数の送信先メールアドレ
スおよび件名を、送信先メールアドレス指定部401お
よび件名指定部402に、キーボード等から入力する。
【0085】b.参照ボタン404をクリックすること
により、配信元端末101内の記憶装置のファイル構成
を表示させ、当該記憶装置内のファイル群から配信対象
の文書データファイルを選択し、送信ファイル指定部4
03に選択した文書データファイルのファイル名が記載
されるようにする。
【0086】c.保管期限指定部405において、保管
期限として「30日」,「一週間」,および「手動設
定」の中からいずれかを排他的に選択する。「手動設
定」を選択した場合には、日数設定ボックス406が有
効になるので、所定の日数をキーボード等から設定す
る。なお、本実施の形態においては、保管期限は「30
日」,「一週間」,および「手動設定」の中からいずれ
かを選択するようになっているが、このような選択態様
に限定されず、任意の選択態様の設定が可能であること
はいうまでもない。
【0087】d.配信先端末102に送られる電子メー
ルに記載されるメッセージを入力する場合には、送信者
コメント入力部407に当該メッセージを入力する。
【0088】e.機密性の低い文書データを配信する場
合や、電子データの修正を依頼する目的等により当該電
子データを配信先でダウンロードしてもらうようにする
場合には、ダウンロード可否チェックボックス408
(電子データのダウンロードを可能にする(希望する)
か否かを指示するチェックボックス)をマウス等でクリ
ックする。なお、このダウンロード可否チェックボック
ス408の存在およびダウンロードの可否を指示する処
理は、任意的なものであり、なくても本発明は成立しう
る。
【0089】f.送信準備が完了した場合には、送信ボ
タン410をマウス等でクリックする(キャンセルする
場合には、キャンセルボタン411をクリックする)。
【0090】上記のようにして、送信ボタン410がマ
ウス等でクリックされると、図5に示すようなデータ形
式で、上記のような各種設定情報を有する配信・設定デ
ータが配信元端末101から印刷用Webサーバコンピ
ュータ105に転送される(ステップA4)。
【0091】この配信・設定データは、以下のa〜gに
示すような各部を有している。
【0092】a.送信先データ部501は、送信先メー
ルアドレス(図4中の送信先メールアドレス指定部40
1の内容)を格納する部分である。
【0093】b.件名データ部502は、件名(件名指
定部402の内容)を格納する部分である。
【0094】c.送信ファイルデータ部503は、送信
する文書データファイル(送信ファイル指定部403内
のファイル名のファイル)のデータ自体を格納する部分
である。
【0095】d.保管期限設定データ部504は、保管
期限指定部405の設定項目フラグ(「30日」,「一
週間」,および「手動設定」のいずれかを示す情報)を
格納する部分である。
【0096】e.保管期限日数データ部505は、保管
期限指定部405の設定を「手動設定」にした場合の日
数設定ボックス406の内容を格納する部分である。
【0097】f.送信コメントデータ部506は、送信
者コメント入力部407に記載された内容を格納する部
分である。
【0098】g.電子データダウンロードフラグ507
は、ダウンロード可否チェックボックス408における
チェックの有無を示す情報を格納する部分である。
【0099】印刷用Webサーバコンピュータ105内
のWebサービス202は、配信元端末101から送ら
れてきた配信・設定データをネットワーク100および
ネットワークI/F部201を介して受け取り、当該配
信・設定データ(図5のデータ形式のデータ)から各設
定情報を切り出す(ステップA5)。
【0100】アプリケーション起動部203は、送信さ
れてきた文書データファイル(図5中の送信ファイルデ
ータ部503の内容)のデータ形式(ファイル形式)を
判断し、そのデータ形式に対応したアプリケーション
(アプリケーション群204中の対応アプリケーショ
ン)の自動起動を行わせ、当該アプリケーションに依存
した形式の文書データを中間言語形式の文書データに変
換し、当該中間言語形式文書データを記憶装置205に
保存する(ステップA6)。
【0101】次に、ドライバ選択部206は、印刷用W
ebサーバコンピュータ105が配信元端末101から
配信・設定データを受信した旨の認識に基づき、データ
変換用ドライバ207を起動する。
【0102】起動されたデータ変換用ドライバ207
は、アプリケーション起動部203により作成された中
間言語形式データを、Webブラウザで表示可能な形式
のデータ(Webブラウザ表示可能形式データ。ここで
はHTML形式のデータ、すなわちHTMLページ)に
変換し、当該HTML形式データを記憶装置205に保
存(登録)する(ステップA7)。このとき、データ変
換用ドライバ207は、送信されてきた文書データファ
イルの総ページ数をカウントし、各ページにHTMLに
よるリンクを張り、上記の「HTML形式データへの変
換および記憶装置205への当該HTML形式データの
保存登録」を実現する。
【0103】また、データ変換用ドライバ207は、上
記の変換によって生成されたHTML形式データに対し
て、印刷用Webサーバコンピュータ105内に仮想デ
ィレクトリを設定する。
【0104】次に、メール送受信部211は、件名,文
書データファイル識別情報,保管期限,送信者コメン
ト,およびURL(データ変換用ドライバ207によっ
て設定された仮想ディレクトリを含むURL)等の内容
が記載されたメール文書を作成し、当該メール文書を有
する電子メールを送信先メールアドレスで特定される端
末(ここでは、配信先端末102)に送信する(ステッ
プA8)。
【0105】配信先端末102は、メール送受信機能1
12により、メールサーバコンピュータ106を介し
て、当該電子メールを受け取る(ステップA9)。
【0106】配信先端末102は、図6に示すような電
子メールの内容を有する画面を表示し、その画面に記載
されているURL(URL表示部600におけるUR
L)に対してWebブラウザ113によりアクセスする
(ステップA10)。
【0107】これに応じて、印刷用Webサーバコンピ
ュータ105は、HTML形式の文書データファイルの
内容(文書イメージを示すHTMLページ)を配信先端
末102に送信する(ステップA11)。
【0108】なお、この際(ステップA10のアクセス
に対応してステップA11の送信を行う際)に、印刷用
Webサーバコンピュータ105は、Webサービス2
02によって、当該アクセス(配信先端末と考えられる
端末からのアクセス)が正当なものであり当該送信を実
行してよいか否かを判断するためのユーザ認証を行うこ
とも可能である。このユーザ認証は、配信先端末102
からのユーザIDおよびパスワードの入力による一般的
な認証等によって実現される。
【0109】配信先端末102は、Webブラウザ11
3によって、図7に示すような表示態様の文書データフ
ァイル内容表示画面におけるファイル内容イメージ表示
部702中に当該文書データファイルの内容を表示させ
る(ステップA12)。
【0110】これにより、配信先ユーザは、Webブラ
ウザ113により、配信対象の文書データの内容をペー
ジ毎に確認することができる。この際に、図7に示すよ
うな前ページボタン703や次ページボタン704をマ
ウス等でクリックすることにより、前のページや次のペ
ージの内容を確認することができる。なお、本実施の形
態においては上記のようにページ毎にデータ内容が表示
される態様になっているが、複数ページを同時に表示す
る態様も可能である。
【0111】配信先ユーザは、文書データファイルの内
容を印刷する際には、図7中の印刷ボタン705をマウ
ス等でクリックすることにより、Webブラウザ113
によって、図8に示すような印刷等指示画面を配信先端
末102上に表示させる。
【0112】ここで、図8の印刷等指示画面中のファイ
ル関連情報表示部801には、ファイル名,ファイルサ
イズ,総ページ数といった文書データファイルに関する
情報が表示されるようになっている。なお、本実施の形
態においては、ファイル関連情報表示部801にファイ
ル名,ファイルサイズ,および総ページ数が表示されて
いるが、これらには限定されず、その他の「ファイルに
関する情報」を表示してもよいことはいうまでもない。
【0113】また、出力プリンタ一覧表示部802に
は、印刷用Webサーバコンピュータ105から出力
(印刷)可能なプリンタの一覧が表示される。なお、出
力プリンタ一覧表示部802の表示態様の設定は、各端
末と各プリンタとの配置等により、印刷用Webサーバ
コンピュータ105のユーザ認証設定等に基づき、ユー
ザ毎に異なる設定とすることも可能である。
【0114】配信先ユーザは、出力プリンタ一覧表示部
802に表示されているプリンタ群の中から、文書デー
タの内容を出力したいプリンタを選択(指定)し、送信
ボタン410をクリックする。
【0115】なお、配信先ユーザは、図8の印刷等指示
画面中の出力ページ指定部804で、出力ページを限定
することも可能である。
【0116】上記のような配信先ユーザの操作に基づ
き、配信先端末102は、Webブラウザ113によっ
て、印刷用Webサーバコンピュータ105に印刷指示
を行う(ステップA13)。
【0117】これにより、印刷用Webサーバコンピュ
ータ105では、ドライバ選択部206が呼び出され
る。ドライバ選択部206は、当該印刷指示に基づき、
上記で選択(指定)されたプリンタ(ここでは、プリン
タ103が選択されたものとする)に対応するプリンタ
ドライバ209を起動する。プリンタドライバ209
は、記憶装置208に保存されている中間言語形式デー
タ(ステップA6の変換で作成されたデータ)をプリン
タ103への印刷に適した形式のデータに変換した上
で、その内容(配信対象の文書データの内容)をプリン
タ103に印刷させるように指示・送信する(ステップ
A14)。
【0118】プリンタ103(指定されたプリンタ)
は、当該文書データの内容を印刷出力する(ステップA
15)。
【0119】上記のようなステップA13〜ステップA
15の処理により、アプリケーションに依存する形式の
文書データを表示するために必要なアプリケーションや
プリンタドライバが配信先端末102にインストールさ
れていなくても、配信先ユーザ(配信先端末102のユ
ーザ)は、印刷用Webサーバコンピュータ105に接
続されているプリンタ(プリンタ103やプリンタ10
4)に印刷指示を行うことが可能になる。
【0120】上記の一連の処理で本実施の形態の動作は
完結しうるが、さらに、以下のaおよびbに示すような
2つの付加的処理を考えることができる。なお、これら
の処理が行われなくても、本発明は成立しうる。
【0121】a.電子データダウンロード関連の処理
【0122】配信元端末101が「電子データをダウン
ロード可能にする」という設定をダウンロード可否チェ
ックボックス408(図4参照)で設定し、当該設定を
示す情報が印刷用Webサーバコンピュータ105を介
して配信先端末102に送信された場合には、電子デー
タダウンロード関連の処理が行われる。
【0123】すなわち、この場合には、配信先端末10
2において、図8の印刷等指示画面中のファイルダウン
ロード指示ボタン807(「ファイルのダウンロード」
が記載されたボタン)が表示される。
【0124】配信先ユーザ(配信先端末102のユー
ザ)は、このファイルダウンロード指示ボタン807を
マウス等でクリックすることにより、「配信先端末10
2への配信対象の文書データの内容を有する電子データ
のダウンロード」を指示することができる。
【0125】ここで、ダウンロード対象の電子データと
しては、例えば、Webブラウザ表示可能形式データが
ダウンロート可能なもの(PDF形式データ等)である
場合には当該Webブラウザ表示可能形式データを充て
ることができ、そうでない場合には配信対象の文書デー
タの内容を所定のダウンロード可能な形式の電子データ
に変換したものを充てること等が考えられる。
【0126】b.FAX送信出力関連の処理
【0127】配信先ユーザ(配信先端末102のユー
ザ)は、配信対象の文書データの内容のFAX送信を希
望する場合に、図8の印刷等指示画面中のFAX番号指
定部803に送信先のFAX番号を入力することによ
り、FAX送信を可能ならしめることができる。
【0128】印刷用Webサーバコンピュータ105で
は、配信先端末102からのFAX送信指示に基づき、
ドライバ選択部206によってFAXドライバ208が
起動される。
【0129】FAXドライバ208は、記憶装置205
に保存されている中間言語形式データをFAX送信に適
した形式のデータに変換し、FAXモデム107および
公衆電話回線網108を介して、指定されたFAX送信
先(FAX109)に当該データのFAX送信を行う。
【0130】これにより、配信先ユーザは、外出先等で
も配信対象の文書データの内容を確認することができ
る。
【0131】配信先端末102が携帯端末であって画面
が小さく見にくい場合や、配信先端末102が電子デー
タダウンロードのできない携帯端末である場合等には、
このFAX送信出力関連の処理は特に意義を有すること
となる。
【0132】(2) 第2の実施の形態
【0133】図10は、本発明の第2の実施の形態に係
る文書配信・出力システムの構成(全体構成)を示すブ
ロック図である。
【0134】図10を参照すると、本実施の形態に係る
文書配信・出力システムは、メール送受信機能1003
およびWebブラウザ1004を備える配信元端末10
01と、メール送受信機能1005およびWebブラウ
ザ1006を備える配信先端末1002と、インターネ
ット1007と、ファイアウォール1008と、ファイ
アウォール1009と、ネットワーク1010と、ネッ
トワーク1011と、印刷用Webサーバコンピュータ
1012と、メールサーバコンピュータ1013と、メ
ールサーバコンピュータ1014と、印刷用Webサー
バコンピュータ1015と、プリンタ1016と、FA
Xモデム1017と、公衆電話回線網1018と、FA
Xモデム1019と、プリンタ1020と、FAX10
21と、FAX1022とを含んで構成されている。
【0135】ここで、端末,プリンタ,およびFAXの
数が図10に示すものに限定されないことや、FAX関
連の構成要素が任意的なものであることは、第1の実施
の形態と同様である。
【0136】先に述べた第1の実施の形態は、例えばイ
ントラネット内の場合におけるようにファイアウォール
が存在しないネットワークシステムに本発明の文書配信
・出力システムが適用される実施の形態であった。これ
に対して、本実施の形態は、ファイアウォールが存在す
るネットワークシステムに本発明が適用される場合の実
施の形態に該当する。
【0137】配信元端末1001と配信先端末1002
とは、ファイアウォール1008および1009によっ
て2つのイントラネット(ネットワーク1010および
ネットワーク1011)上の端末として存在している。
【0138】一般的に、ファイアウォールが存在するネ
ットワークシステムでは、外部からWebサーバコンピ
ュータにアクセスすることができない場合が多い。図1
0に示すネットワークシステムにおいても、通常、例え
ば、配信先端末1002は、ファイアウォール1008
内の印刷用Webサーバコンピュータ1012にアクセ
スできない。
【0139】本実施の形態に係る文書配信・出力システ
ムでは、このような「ファイアウォールの存在による制
約」に対処できる構成および動作を有している。
【0140】図11は、本実施の形態に係る文書配信・
出力システムの処理を示す流れ図である。この処理は、
印刷用WebサーバコンピュータアクセスステップB1
と、配信者用画面情報送信ステップB2と、文書データ
配信用画面表示ステップB2と、配信・設定データ送信
ステップB4と、配信・設定データ受信ステップB5
と、中間言語形式データ作成ステップB6と、中間言語
形式データ添付電子メール送信ステップB7と、中間言
語形式データ添付電子メール受信ステップB8と、We
bブラウザ表示可能形式データ作成ステップB9と、U
RL記載電子メール送信ステップB10と、URL記載
電子メール受信ステップB11と、URLアクセスステ
ップB12と、文書データファイル内容送信ステップB
13と、文書データファイル内容表示ステップB14
と、印刷指示ステップB15と、プリンタ送信ステップ
B16と、印刷ステップB17とからなる。
【0141】図12は、各印刷用Webサーバコンピュ
ータ1012/1015内の記憶装置205にあらかじ
め登録されている送信先情報テーブルの内容の具体例を
示す図である。この送信先情報テーブルは、送信先とな
る端末のメールアドレス(送信先メールアドレス)と、
当該送信先の端末(配信先端末)からアクセス可能な印
刷用Webサーバコンピュータのメールアドレス(印刷
用Webサーバコンピュータ用メールアドレス)との対
応情報を有している。
【0142】なお、印刷用Webサーバコンピュータ1
012と印刷用Webサーバコンピュータ1015と
は、ともに、図2中の印刷用Webサーバコンピュータ
105と同様な構成を有している。
【0143】ここで、本実施の形態における印刷用We
bサーバコンピュータ1012/1015内のメール送
受信部211は、第1の実施の形態における処理と同様
の処理を行うとともに、当該印刷用Webサーバコンピ
ュータ1012/1015宛に電子メール(中間言語形
式の文書データファイルを添付データ(添付ファイル)
として有する電子メール)が送られてきた場合には、当
該中間言語形式データ(中間言語形式の文書データファ
イル)を切り出す。その後、先述のように、データ変換
用ドライバ207により、当該中間言語形式データがW
ebブラウザ表示可能形式データ(HTML形式データ
等)に変換され、そのWebブラウザ表示可能形式デー
タに対応するものとして当該印刷用Webサーバコンピ
ュータ1012/1015内に仮想ディレクトリが設定
される。
【0144】また、図3〜図8の内容は、本実施の形態
に係る文書配信・出力システムにおいても妥当する。
【0145】以下に、先の第1の実施の形態との差異を
中心にして、図2〜図8,図10,図11,および図1
2を参照して、上記のように構成された本実施の形態に
係る文書配信・出力システムの動作について説明する。
【0146】文書データ配信者(送信元のユーザ)は、
自分のユーザ端末である配信元端末1001でWebブ
ラウザ1004を起動する。これにより、配信元端末1
001は、Webブラウザ1004により、印刷用We
bサーバコンピュータ1012にアクセスする(ステッ
プB1)。
【0147】これに応答して、印刷用Webサーバコン
ピュータ1012は、印刷用Webサーバコンピュータ
1012にインストールされており、かつ対応する文書
データファイル(アプリケーションに依存する形式の文
書データファイル)の印刷が印刷用Webサーバコンピ
ュータ1012/1015で可能なアプリケーションを
検出して、配信者用画面情報(当該アプリケーション群
を示す情報を含む文書データ配信用画面を表示するため
の情報)を配信元端末1001に送信する(ステップB
2)。
【0148】配信元端末1001は、ステップB2で受
信した配信者用画面情報に基づき、図4に示すような文
書データ配信用画面を表示する(ステップB3)。
【0149】この文書データ配信用画面(配信元端末1
001におけるWebブラウザ1004のユーザインタ
フェース(図3参照)の表示部302内の画面)中の処
理可能アプリケーション一覧表示部409には、印刷用
Webサーバコンピュータ1012で処理(印刷等)可
能な文書データファイルに対応するアプリケーションの
識別名の一覧が記載(表示)されるようになっている。
【0150】文書データ配信者は、配信元端末1001
上の文書データ配信用画面に対して、各種設定情報(送
信先メールアドレス,件名,送信する(配信対象の)文
書データファイルのファイル名,保管期限,および送信
者コメント等)を設定・入力する。ここで、送信先メー
ルアドレスおよび送信する文書データファイルのファイ
ル名は必須な設定情報であり、他の情報は付随的な設定
情報に該当する。
【0151】すなわち、文書データ配信者は、以下のa
〜fに示すような操作を行う。
【0152】a.単数または複数の送信先メールアドレ
スおよび件名を、送信先メールアドレス指定部401お
よび件名指定部402に、キーボード等から入力する。
【0153】b.参照ボタン404をクリックすること
により、配信元端末1001内の記憶装置のファイル構
成を表示させ、当該記憶装置内のファイル群から配信対
象の文書データファイルを選択し、送信ファイル指定部
403に選択した文書データファイルのファイル名が記
載されるようにする。
【0154】c.保管期限指定部405において、保管
期限として「30日」,「一週間」,および「手動設
定」の中からいずれかを排他的に選択する。「手動設
定」を選択した場合には、日数設定ボックス406が有
効になるので、所定の日数をキーボード等から設定す
る。なお、本実施の形態においては、保管期限は「30
日」,「一週間」,および「手動設定」の中からいずれ
かを選択するようになっているが、このような選択態様
に限定されず、任意の選択態様の設定が可能であること
はいうまでもない。
【0155】d.配信先端末1002に送られる電子メ
ールに記載されるメッセージを入力する場合には、送信
者コメント入力部407に当該メッセージを入力する。
【0156】e.機密性の低い文書データを配信する場
合や、電子データの修正を依頼する目的等により当該電
子データを配信先でダウンロードしてもらうようにする
場合には、ダウンロード可否チェックボックス408
(電子データのダウンロードを可能にする(希望する)
か否かを指示するチェックボックス)をマウス等でクリ
ックする。なお、このダウンロード可否チェックボック
ス408の存在およびダウンロードの可否を指示する処
理は、任意的なものであり、なくても本発明は成立しう
る。
【0157】f.送信準備が完了した場合には、送信ボ
タン410をマウス等でクリックする(キャンセルする
場合には、キャンセルボタン411をクリックする)。
【0158】上記のようにして、送信ボタン410がマ
ウス等でクリックされると、図5に示すようなデータ形
式で、上記のような各種設定情報を有する配信・設定デ
ータが配信元端末1001から印刷用Webサーバコン
ピュータ1012に転送される(ステップB4)。
【0159】この配信・設定データは、以下のa〜gに
示すような各部を有している。
【0160】a.送信先データ部501は、送信先メー
ルアドレス(図4中の送信先メールアドレス指定部40
1の内容)を格納する部分である。
【0161】b.件名データ部502は、件名(件名指
定部402の内容)を格納する部分である。
【0162】c.送信ファイルデータ部503は、送信
する文書データファイル(送信ファイル指定部403内
のファイル名のファイル)のデータ自体を格納する部分
である。
【0163】d.保管期限設定データ部504は、保管
期限指定部405の設定項目フラグ(「30日」,「一
週間」,および「手動設定」のいずれかを示す情報)を
格納する部分である。
【0164】e.保管期限日数データ部505は、保管
期限指定部405の設定を「手動設定」にした場合の日
数設定ボックス406の内容を格納する部分である。
【0165】f.送信コメントデータ部506は、送信
者コメント入力部407に記載された内容を格納する部
分である。
【0166】g.電子データダウンロードフラグ507
は、ダウンロード可否チェックボックス408における
チェックの有無を示す情報を格納する部分である。
【0167】印刷用Webサーバコンピュータ1012
内のWebサービス202は、配信元端末1001から
送られてきた配信・設定データをネットワーク1010
およびネットワークI/F部201を介して受け取り、
当該配信・設定データ(図5のデータ形式のデータ)か
ら各設定情報を切り出す(ステップB5)。
【0168】印刷用Webサーバコンピュータ1012
内のアプリケーション起動部203は、送信されてきた
文書データファイル(図5中の送信ファイルデータ部5
03の内容)のデータ形式(ファイル形式)を判断し、
そのデータ形式に対応したアプリケーション(アプリケ
ーション群204中の対応アプリケーション)の自動起
動を行わせ、当該アプリケーションに依存した形式の文
書データを中間言語形式の文書データに変換し、当該中
間言語形式文書データを記憶装置205に保存する(ス
テップB6)。
【0169】ここで、印刷用Webサーバコンピュータ
1012内の記憶装置205には、あらかじめ、図12
に示すような送信先情報テーブルが登録されている。
【0170】印刷用Webサーバコンピュータ1012
内のメール送受信部211は、記憶装置205に保存さ
れた中間言語形式データ(ステップB6の変換で作成さ
れた中間言語形式データ)と送信先メールアドレスを示
す情報とを添付データとして有する電子メールを作成
し、当該送信先情報テーブルを基に、送信先(配信先端
末1002)のメールアドレスに対応した印刷用Web
サーバコンピュータ1015宛にメールサーバコンピュ
ータ1013を介して当該電子メールを送信する(ステ
ップB7)。
【0171】配信先端末1002のメールアドレスに対
応した印刷用Webサーバコンピュータ1015は、当
該電子メールを受信し(ステップB8)、当該電子メー
ルに添付されている中間言語形式データを切り出し、ド
ライバ選択部206によりデータ変換用ドライバ207
を起動する(当該中間言語形式データは印刷用Webサ
ーバコンピュータ1015内の記憶装置205に保存さ
れる)。
【0172】起動されたデータ変換用ドライバ207
は、当該中間言語形式データを、Webブラウザ表示可
能形式データ(ここでは、HTML形式のデータ、すな
わちHTMLページ)に変換し、当該HTML形式デー
タを記憶装置205に保存(登録)する(ステップB
9)。このとき、データ変換用ドライバ207は、配信
対象の文書データファイルの総ページ数をカウントし、
各ページにHTMLによるリンクを張り、上記の「HT
ML形式データへの変換および記憶装置205への当該
HTML形式データの保存登録」を実現する。
【0173】また、データ変換用ドライバ207は、上
記の変換によって生成されたHTML形式データに対し
て、印刷用Webサーバコンピュータ1015内に仮想
ディレクトリを設定する。
【0174】次に、印刷用Webサーバコンピュータ1
015内のメール送受信部211は、件名,文書データ
ファイル識別情報,保管期限,送信者コメント,および
URL(データ変換用ドライバ207によって設定され
た仮想ディレクトリを含むURL)等の内容が記載され
たメール文書を作成し、当該メール文書を有する電子メ
ールを送信先メールアドレスで特定される端末(ここで
は、配信先端末1002)に送信する(ステップB1
0)。
【0175】配信先端末1002は、メール送受信機能
1005により、メールサーバコンピュータ1014を
介して、当該電子メールを受け取る(ステップB1
1)。
【0176】配信先端末1002は、図6に示すような
電子メールの内容を有する画面を表示し、その画面に記
載されているURL(URL表示部600におけるUR
L)に対してWebブラウザ1006によりアクセスす
る(ステップB12)。
【0177】これに応じて、印刷用Webサーバコンピ
ュータ1015は、HTML形式の文書データファイル
の内容(HTMLページ)を配信先端末1002に送信
する(ステップB13)。
【0178】なお、この際(ステップB12のアクセス
に対応してステップB13の送信を行う際)に、印刷用
Webサーバコンピュータ1015は、Webサービス
202によって、当該アクセス(配信先端末と考えられ
る端末からのアクセス)が正当なものであり当該送信を
実行してよいか否かを判断するためのユーザ認証を行う
ことも可能である。このユーザ認証は、配信先端末10
02からのユーザIDおよびパスワードの入力による一
般的な認証等によって実現される。
【0179】配信先端末1002は、Webブラウザ1
006によって、図7に示すような表示態様の文書デー
タファイル内容表示画面におけるファイル内容イメージ
表示部702中に当該文書データファイルの内容を表示
させる(ステップB14)。
【0180】これにより、配信先ユーザは、Webブラ
ウザ1006により、配信対象の文書データの内容をペ
ージ毎に確認することができる。この際に、図7に示す
ような前ページボタン703や次ページボタン704を
マウス等でクリックすることにより、前のページや次の
ページの内容を確認することができる。なお、本実施の
形態においては上記のようにページ毎にデータ内容が表
示される態様になっているが、複数ページを同時に表示
する態様も可能である。
【0181】配信先ユーザは、文書データファイルの内
容を印刷する際には、図7中の印刷ボタン705をマウ
ス等でクリックすることにより、Webブラウザ100
6によって、図8に示すような印刷等指示画面を配信先
端末1002上に表示させる。
【0182】ここで、図8の印刷等指示画面中のファイ
ル関連情報表示部801には、ファイル名,ファイルサ
イズ,総ページ数といった文書データファイルに関する
情報が表示されるようになっている。なお、本実施の形
態においては、ファイル関連情報表示部801にファイ
ル名,ファイルサイズ,および総ページ数が表示されて
いるが、これらには限定されず、その他の「ファイルに
関する情報」を表示してもよいことはいうまでもない。
【0183】また、出力プリンタ一覧表示部802に
は、印刷用Webサーバコンピュータ1015から出力
(印刷)可能なプリンタの一覧が表示される。なお、出
力プリンタ一覧表示部802の表示態様の設定は、各端
末と各プリンタとの配置等により、印刷用Webサーバ
コンピュータ1015のユーザ認証設定等に基づき、ユ
ーザ毎に異なる設定とすることも可能である。
【0184】配信先ユーザは、出力プリンタ一覧表示部
802に表示されているプリンタ群の中から、文書デー
タの内容を出力したいプリンタを選択(指定)し、送信
ボタン410をクリックする。
【0185】なお、配信先ユーザは、図8の印刷等指示
画面中の出力ページ指定部804で、出力ページを限定
することも可能である。
【0186】上記のような配信先ユーザの操作に基づ
き、配信先端末1002は、Webブラウザ1006に
よって、印刷用Webサーバコンピュータ1015に印
刷指示を行う(ステップB15)。
【0187】これにより、印刷用Webサーバコンピュ
ータ1015では、ドライバ選択部206が呼び出され
る。ドライバ選択部206は、当該印刷指示に基づき、
上記で選択(指定)されたプリンタ(ここでは、プリン
タ1020が選択されたものとする)に対応するプリン
タドライバ(ここでは、説明の便宜上、図2中のプリン
タドライバ209であるものとする)を起動する。プリ
ンタドライバ209は、記憶装置208に保存されてい
る中間言語形式データ(ステップB8で受信した電子メ
ールに添付されたデータ)をプリンタ1020への印刷
に適した形式のデータに変換した上で、その内容(配信
対象の文書データの内容)をプリンタ1020に印刷さ
せるように指示・送信する(ステップB16)。
【0188】プリンタ1020(指定されたプリンタ)
は、当該文書データの内容を印刷出力する(ステップB
17)。
【0189】上記のようなステップB15〜ステップB
17の処理により、アプリケーションに依存する形式の
文書データを表示するために必要なアプリケーションや
プリンタドライバが配信先端末1002にインストール
されていなくても、配信先ユーザ(配信先端末1002
のユーザ)は、印刷用Webサーバコンピュータ101
5に接続されているプリンタに印刷指示を行うことが可
能になる。
【0190】なお、本実施の形態に係る文書配信・出力
システムにおいても、第1の実施の形態と同様に、付加
的な処理として、電子データダウンロード関連の処理や
FAX送信出力関連の処理を行うことが可能である。
【0191】本実施の形態では、以上のような動作によ
り、ファイアウォールが存在するネットワークシステム
においても、配信先端末は、電子メールに記載されてい
るURLにWebブラウザでアクセスし、配信対象の文
書データの内容を確認した後に、当該文書データの内容
を印刷用Webサーバコンピュータに接続されたプリン
タやFAX等に簡単な操作で出力できるようになる。
【0192】なお、各ファイアウォール1008/10
09の内部のネットワーク1010/1011における
端末間の文書データの配信は、第1の実施の形態におけ
る配信と同様に行われる。
【0193】(3) 第3の実施の形態
【0194】図13は、本発明の第3の実施の形態に係
る文書配信・出力システムの構成を示すブロック図であ
る。
【0195】図13を参照すると、本発明の第3の実施
の形態に係る文書配信・出力システムは、図1に示した
第1の実施の形態に係る文書配信・出力システムに対し
て、文書配信・出力制御プログラム1300を備える点
が異なっている。
【0196】文書配信・印刷出力プログラム1300
は、図2に示す構成を有する印刷用Webサーバコンピ
ュータ105に読み込まれ、アプリケーション群204
および記憶装置205を備える当該印刷用Webサーバ
コンピュータ105の動作をネットワークI/F部20
1,Webサービス202,アプリケーション起動部2
03,ドライバ選択部206,データ変換用ドライバ2
07,FAXドライバ208,プリンタドライブ20
9,プリンタドライバ210,およびメール送受信部2
11として制御する。文書配信・印刷制御プログラム1
300の制御による印刷用Webサーバコンピュータ1
05の動作(アプリケーション群204および記憶装置
205が存在することを前提とするネットワークI/F
部201,Webサービス202,アプリケーション起
動部203,ドライバ選択部206,データ変換用ドラ
イバ207,FAXドライバ208,プリンタドライブ
209,プリンタドライバ210,およびメール送受信
部211の動作)は、第1の実施の形態における印刷用
Webサーバコンピュータ105(ネットワークI/F
部201,Webサービス202,アプリケーション起
動部203,ドライバ選択部206,データ変換用ドラ
イバ207,FAXドライバ208,プリンタドライブ
209,プリンタドライバ210,およびメール送受信
部211)の動作と全く同様になるので、その詳しい説
明を割愛する。
【0197】(4) 第4の実施の形態
【0198】図14は、本発明の第4の実施の形態に係
る文書配信・出力システムの構成を示すブロック図であ
る。
【0199】図14を参照すると、本発明の第4の実施
の形態に係る文書配信・出力システムは、図1に示した
第1の実施の形態に係る文書配信・出力システムに対し
て、文書配信・出力制御プログラム1400を備える点
が異なっている。
【0200】文書配信・出力制御プログラム1400
は、図2に示す印刷用Webサーバコンピュータ105
と同様な構成を有する各印刷用Webサーバコンピュー
タ1012/1015に読み込まれ、アプリケーション
群204および記憶装置205を備える当該各印刷用W
ebサーバコンピュータ1012/1015の動作をネ
ットワークI/F部201,Webサービス202,ア
プリケーション起動部203,ドライバ選択部206,
データ変換用ドライバ207,FAXドライバ208,
プリンタドライブ209,プリンタドライバ210,お
よびメール送受信部211として制御する。文書配信・
印刷制御プログラム1400の制御による各印刷用We
bサーバコンピュータ1012/1015の動作(アプ
リケーション群204および記憶装置205が存在する
ことを前提とするネットワークI/F部201,Web
サービス202,アプリケーション起動部203,ドラ
イバ選択部206,データ変換用ドライバ207,FA
Xドライバ208,プリンタドライブ209,プリンタ
ドライバ210,およびメール送受信部211の動作)
は、第2の実施の形態における印刷用Webサーバコン
ピュータ1012/1015(ネットワークI/F部2
01,Webサービス202,アプリケーション起動部
203,ドライバ選択部206,データ変換用ドライバ
207,FAXドライバ208,プリンタドライブ20
9,プリンタドライバ210,およびメール送受信部2
11)の動作と全く同様になるので、その詳しい説明を
割愛する。
【0201】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
以下に示すような効果が生じる。
【0202】第1の効果は、配信元端末における配信対
象の文書データがアプリケーション依存形式のデータで
あっても、印刷用Webサーバコンピュータ上でHTM
L形式等のWebブラウザで表示可能なデータ形式に変
換できるため、アプリケーションがインストールされて
いていない配信先端末(クライアントコンピュータ)か
らも、メール送受信機能とWebブラウザとが動作する
環境であれば、電子メールで送信されてきたURLをW
ebブラウザで印刷用Webサーバコンピュータにアク
セスできるようにすることにより、当該文書データの内
容を適切に確認することができるということである。
【0203】第2の効果は、配信先ユーザは、文書デー
タを電子データの形で受け取らず、電子メールで文書デ
ータの内容を確認できるURLを受け取ることができる
ため、印刷用Webサーバコンピュータ上のアドレスを
確認する必要がないということである。
【0204】第3の効果は、配信先ユーザは、文書デー
タを電子データの形で受け取らず、電子メールで文書デ
ータの内容を確認できるURLのみを受け取って、We
bブラウザで文書データの内容を確認することができる
ので、配信先端末の記憶容量(記憶装置の容量)が少な
くても済むということである。
【0205】第4の効果は、印刷用Webサーバコンピ
ュータ上で、ユーザ認証設定を行うことにより、他の端
末のWebブラウザから印刷用Webサーバコンピュー
タにアクセスすることができなくなる結果、他の端末か
ら文書データの内容を表示できなくなるので、配信対象
の文書データのセキュリティを向上させることができる
ということである。また、「セキュリティの向上」に関
しては、印刷用Webサーバコンピュータ上でセキュリ
ティの高い電子データ形式への変換が行われるため、自
動的に文書データのセキュリティを向上させることがで
きるという利点も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る文書配信・出
力システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の印刷用Webサーバコンピュータの詳
細な構成を示すブロック図である。
【図3】Webブラウザのユーザインタフェースの具体
例を示す図である。
【図4】文書データ配信用画面の一例を示す図である。
【図5】配信・設定データのデータ形式の一例を示す図
である。
【図6】印刷用Webサーバコンピュータから配信先端
末に送信される電子メールの配信先端末における表示内
容の一例を示す図である。
【図7】文書データファイル内容表示画面の一例を示す
図である。
【図8】印刷等指示画面の一例を示す図である。
【図9】図1に示す文書配信・出力システムの処理を示
す流れ図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る文書配信・
出力システムの構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示す文書配信・出力システムの処理
を示す流れ図である。
【図12】送信先情報テーブルの内容の具体例を示す図
である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る文書配信・
出力システムの構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る文書配信・
出力システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100,1010,1011 ネットワーク 101,1001 配信元端末 102,1002 配信先端末 103,104,1016,1020 プリンタ 105,1012,1015 印刷用Webサーバコン
ピュータ 106,1013,1014 メールサーバコンピュー
タ 107,1017,1019 FAXモデム 108,1018 公衆電話回線網 109,1021,1022 FAX 110,112,1003,1005 メール送受信機
能 111,113,1004,1006 Webブラウザ 201 ネットワークI/F部 202 Webサービス 203 アプリケーション起動部 204 アプリケーション群 205 記憶装置 206 ドライバ選択部 207 データ変換用ドライバ 208 FAXドライバ 209,210 プリンタドライバ 211 メール送受信部 1007 インターネット 1008,1009 ファイアウォール 1300,1400 文書配信・出力制御プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 H04N 1/32 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Webブラウザを備えた端末と印刷用W
    ebサーバコンピュータとがネットワークを介して接続
    されたネットワークシステムにおいて、文書データを配
    信する場合に、前記印刷用Webサーバコンピュータに
    アクセスし、配信対象のアプリケーション依存形式の文
    書データをWebブラウザによって前記印刷用Webサ
    ーバコンピュータに送信する配信元端末と、前記配信元
    端末から送信されてきた文書データを受信し、当該文書
    データを中間言語形式の文書データに変換して保持し、
    当該中間言語形式の文書データをWebブラウザ表示可
    能形式の文書データに変換して保持し、当該Webブラ
    ウザ表示可能形式データに対するURLを配信先端末に
    電子メールで伝え、前記配信先端末からの印刷指示に基
    づき自己に接続されたプリンタに文書データの内容を印
    刷出力するための制御を行う前記印刷用Webサーバコ
    ンピュータと、前記印刷用Webサーバコンピュータか
    ら伝えられた電子メールをメール送受信機能によって受
    信し、当該電子メールに記載されているURLにWeb
    ブラウザでアクセスすることによって前記印刷用Web
    サーバコンピュータから配信対象の文書データの内容を
    取得して確認し、配信先ユーザによる簡単な操作に基づ
    く印刷指示を前記印刷用Webサーバコンピュータに送
    信する前記配信先端末とを有することを特徴とする文書
    配信・出力システム。
  2. 【請求項2】 配信元端末からの「ダウンロード可能」
    である旨の情報が存在する場合に、配信先端末からのダ
    ウンロード指示に基づき、前記配信先端末に配信対象の
    文書データの内容を持つ電子データを送信する印刷用W
    ebサーバコンピュータを有することを特徴とする請求
    項1記載の文書配信・出力システム。
  3. 【請求項3】 FAXドライバを備え、配信先端末から
    の配信先ユーザによる簡単な操作でのFAX送信指示に
    基づき、自己に接続されたFAXへの文書データの内容
    のFAX送信を行う印刷用Webサーバコンピュータを
    有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    文書配信・出力システム。
  4. 【請求項4】 配信先端末と考えられる端末からのアク
    セスに対してユーザ認証を行う印刷用Webサーバコン
    ピュータを有することを特徴とする請求項1,請求項
    2,または請求項3記載の文書配信・出力システム。
  5. 【請求項5】 ネットワークとの間のデータの受け渡し
    を行うネットワークI/F部と、Webページへのアク
    セスの管理を行うWebサービスと、印刷用Webサー
    バコンピュータにインストールされているアプリケーシ
    ョン群を管理し、配信元端末から送られてくる文書デー
    タファイルのデータ形式を判断し、そのデータ形式に対
    応するアプリケーションを起動し、当該アプリケーショ
    ン依存形式データを中間言語形式データに変換して記憶
    装置に保存するアプリケーション起動部と、外部からの
    処理要求の内容を基にドライバを選択するドライバ選択
    部と、前記ドライバ選択部により起動され、前記アプリ
    ケーション起動部による変換で作成された中間言語形式
    データをWebブラウザ表示可能形式データに変換して
    記憶装置に保存し、当該Webブラウザ表示可能形式デ
    ータに対応する仮想ディレクトリを設定するデータ変換
    用ドライバと、前記ドライバ選択部により起動され、前
    記印刷用Webサーバコンピュータに接続されているプ
    リンタの印刷を制御するプリンタドライバと、前記デー
    タ変換用ドライバによって前記印刷用Webサーバコン
    ピュータ内に仮想ディレクトリが設定されると、配信元
    端末から送られてきた各種設定情報を基にWebブラウ
    ザ表示可能形式の文書データにアクセスするためのUR
    Lを有するメール文書を作成し、配信先端末に当該メー
    ル文書を有する電子メールを送信するメール送受信部と
    を備える前記印刷用Webサーバコンピュータを有する
    ことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,また
    は請求項4記載の文書配信・出力システム。
  6. 【請求項6】 第1のネットワークと第2のネットワー
    クとを分離しているファイアウォールが存在しており、
    各ネットワークについて、Webブラウザを備えた端末
    と印刷用Webサーバコンピュータとがネットワークを
    介して接続されたネットワークシステムにおいて、文書
    データを配信する場合に、第1のネットワーク上の第1
    の印刷用Webサーバコンピュータにアクセスし、配信
    対象のアプリケーション依存形式の文書データをWeb
    ブラウザによって前記第1の印刷用Webサーバコンピ
    ュータに送信する第1のネットワーク上の配信元端末
    と、前記配信元端末から送信されてきた文書データを受
    信し、当該文書データを中間言語形式の文書データに変
    換し、送信先メールアドレスと印刷用Webサーバコン
    ピュータ用メールアドレスとの対応情報を基に第2の印
    刷用Webサーバコンピュータのメールアドレスを認識
    し、前記第2の印刷用Webサーバコンピュータに電子
    メールで当該中間言語形式データを転送する第1のネッ
    トワーク上の前記第1の印刷用Webサーバコンピュー
    タと、前記第1の印刷用Webサーバコンピュータから
    送信されてきた電子メールを受信し、当該電子メールに
    よって転送されてきた中間言語形式の文書データをWe
    bブラウザ表示可能形式の文書データに変換して保持
    し、当該Webブラウザ表示可能形式データに対するU
    RLを配信先端末に電子メールで伝え、前記配信先端末
    からの印刷指示に基づき自己に接続されたプリンタに文
    書データの内容を印刷出力するための制御を行う第2の
    ネットワーク上の前記第2の印刷用Webサーバコンピ
    ュータと、前記第2の印刷用Webサーバコンピュータ
    から伝えられた電子メールをメール送受信機能によって
    受信し、当該電子メールに記載されているURLにWe
    bブラウザでアクセスすることによって前記第2の印刷
    用Webサーバコンピュータから配信対象の文書データ
    の内容を取得して確認し、配信先ユーザによる簡単な操
    作に基づく印刷指示を前記第2の印刷用Webサーバコ
    ンピュータに送信する第2のネットワーク上の前記配信
    先端末とを有することを特徴とする文書配信・出力シス
    テム。
  7. 【請求項7】 配信元端末からの「ダウンロード可能」
    である旨の情報が存在する場合に、配信先端末からのダ
    ウンロード指示に基づき、前記配信先端末に配信対象の
    文書データの内容を持つ電子データを送信する第2の印
    刷用Webサーバコンピュータを有することを特徴とす
    る請求項6記載の文書配信・出力システム。
  8. 【請求項8】 FAXドライバを備え、配信先端末から
    の配信先ユーザによる簡単な操作でのFAX送信指示に
    基づき、自己に接続されたFAXへの文書データの内容
    のFAX送信を行う第2の印刷用Webサーバコンピュ
    ータを有することを特徴とする請求項6または請求項7
    記載の文書配信・出力システム。
  9. 【請求項9】 配信先端末と考えられる端末からのアク
    セスに対してユーザ認証を行う第2の印刷用Webサー
    バコンピュータを有することを特徴とする請求項6,請
    求項7,または請求項8記載の文書配信・出力システ
    ム。
  10. 【請求項10】 Webブラウザを備えた端末と印刷用
    Webサーバコンピュータとがネットワークを介して接
    続されたネットワークシステムにおいて、文書データを
    配信する場合に、前記印刷用Webサーバコンピュータ
    にアクセスし、配信対象のアプリケーション依存形式の
    文書データをWebブラウザによって前記印刷用Web
    サーバコンピュータに送信する配信元端末と、前記印刷
    用Webサーバコンピュータから伝えられた電子メール
    をメール送受信機能によって受信し、当該電子メールに
    記載されているURLにWebブラウザでアクセスする
    ことによって前記印刷用Webサーバコンピュータから
    配信対象の文書データの内容を取得して確認し、配信先
    ユーザによる簡単な操作に基づく印刷指示を前記印刷用
    Webサーバコンピュータに送信する配信先端末とが存
    在することを前提として、前記印刷用Webサーバコン
    ピュータを、前記配信元端末から送信されてきた文書デ
    ータを受信し、当該文書データを中間言語形式の文書デ
    ータに変換して保持し、当該中間言語形式の文書データ
    をWebブラウザ表示可能形式の文書データに変換して
    保持し、当該Webブラウザ表示可能形式データに対す
    るURLを前記配信先端末に電子メールで伝え、前記配
    信先端末からの印刷指示に基づき自己に接続されたプリ
    ンタに文書データの内容を印刷出力するための制御を行
    うように機能させるためのプログラムを有することを特
    徴とする文書配信・出力システム。
  11. 【請求項11】 第1のネットワークと第2のネットワ
    ークとを分離しているファイアウォールが存在してお
    り、各ネットワークについて、Webブラウザを備えた
    端末と印刷用Webサーバコンピュータとがネットワー
    クを介して接続されたネットワークシステムにおいて、
    文書データを配信する場合に、第1のネットワーク上の
    第1の印刷用Webサーバコンピュータにアクセスし、
    配信対象のアプリケーション依存形式の文書データをW
    ebブラウザによって前記第1の印刷用Webサーバコ
    ンピュータに送信する第1のネットワーク上の配信元端
    末と、第2の印刷用Webサーバコンピュータから伝え
    られた電子メールをメール送受信機能によって受信し、
    当該電子メールに記載されているURLにWebブラウ
    ザでアクセスすることによって前記第2の印刷用Web
    サーバコンピュータから配信対象の文書データの内容を
    取得して確認し、配信先ユーザによる簡単な操作に基づ
    く印刷指示を前記第2の印刷用Webサーバコンピュー
    タに送信する第2のネットワーク上の配信先端末とが存
    在することを前提として、第1のネットワーク上の前記
    第1の印刷用Webサーバコンピュータを、前記配信元
    端末から送信されてきた文書データを受信し、当該文書
    データを中間言語形式の文書データに変換し、送信先メ
    ールアドレスと印刷用Webサーバコンピュータ用メー
    ルアドレスとの対応情報を基に前記第2の印刷用Web
    サーバコンピュータのメールアドレスを認識し、前記第
    2の印刷用Webサーバコンピュータに電子メールで当
    該中間言語形式データを転送するように機能させるため
    のプログラムと、第2のネットワーク上の前記第2の印
    刷用Webサーバコンピュータを、前記第1の印刷用W
    ebサーバコンピュータから送信されてきた電子メール
    を受信し、当該電子メールによって転送されてきた中間
    言語形式の文書データをWebブラウザ表示可能形式の
    文書データに変換して保持し、当該Webブラウザ表示
    可能形式データに対するURLを前記配信先端末に電子
    メールで伝え、前記配信先端末からの印刷指示に基づき
    自己に接続されたプリンタに文書データの内容を印刷出
    力するための制御を行うように機能させるためのプログ
    ラムとを有することを特徴とする文書配信・出力システ
    ム。
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