JP2001103226A - 文書配信システム及び文書配信方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブブラウザを使用してネットワーク間で
印刷要求にかかる情報を授受し、その印刷要求に応じて
文書変換処理を行なってネットワーク間で文書を配信す
るシステムを提供する。 【解決手段】 第1のネットワークに接続した機器で生
成された印刷情報を第2のネットワークに接続した出力
機器に配信する文書配信システムは、第１のネットワー
ク上で、生成された印刷情報の処理要求の内容を判断す
るユニットと、その処理要求に従い、その印刷情報を所
定の形式に変換する変換ユニットと、先の判断の結果に
基づき、印刷情報の処理が第2のネットワーク上の出力
機器で処理されると判断された場合は、変換された印刷
情報を第2のネットワークを管理する機器に送信するユ
ニットと、送信された印刷情報の処理要求に基づく印刷
ジョブを、第2のネットワーク上に接続された出力機器
に配信可能に生成するユニットとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク（Ｌ
ＡＮ）上に構築されたクライアントサーバシステムに関
し、特にウェブブラウザ経由で文書配信管理サーバにク
ライアントコンピュータ上のアプリケーション文書のフ
ァクシミリ送信を依頼し、ネットワーク上に配置させた
マルチファンクションデバイスを使用したファクシミリ
送信を提供する文書配信システム及びネットワーク上の
機器間で印刷情報を配信する文書配信方法、その方法を
コンピュータで実行するためのプログラムコードを記憶
したコンピュータ可読媒体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】オフィスにおけるネットワークの普及に
伴い、ネットワーク上のクライアントコンピュータから
各種作業が行なわれるようになってきており、ネットワ
ーク上のクライアントコンピュータからプリンタ、ファ
ックス、スキャナー機能等が複合化されたマルチファン
クション機を利用できるようになった。

【０００３】しかし、マルチファンクション機を利用す
るためには専用のクライアントソフトウエアおよびドラ
イバを必要とするのが現状である。一般の文書作成アプ
リケーションプログラムにより作成したデータをマルチ
ファンクション機に送信して種々の処理を適切に行なう
ためには、クライアントコンピュータ側でマルチファン
クション機を利用するためのドライバが動作するように
なっていなければならなかった。

【０００４】また、一方ではネットワーケ上の情報の閲
覧にウェブブラウザが利用されるようになってきた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ここでは、ネットワー
ク上に構成したマルチファンクションデバイスを専用の
クライアントソフトで使用できるだけでなく、ネットワ
ーク上の各クライアントから、専用のクライアントソフ
トウエアのかわりに、ウェブブラウザを使用してネット
ワーク間で印刷要求にかかる情報を授受し、その印刷要
求に応じて文書変換処理を行なってネットワーク間で文
書を配信するシステムを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、その
目的を達成するべく、本発明にかかる文書配信システム
及び文書配信方法、コンピュータ可読媒体は主として以
下の構成よりなることを特徴とする。

【０００７】即ち、第1のネットワークに接続した機器
で生成された印刷情報を第2のネットワークに接続した
出力機器に配信する文書配信システムは、前記第１のネ
ットワーク上で、前記生成された印刷情報の処理要求の
内容を判断する手段と、前記処理要求に従い、該印刷情
報を所定の形式に変換する変換手段と、前記判断の結果
に基づき、該印刷情報の処理が前記第2のネットワーク
上の出力機器で処理されると判断された場合は、前記変
換された印刷情報を前記第2のネットワークを管理する
機器に送信する手段と、前記送信された印刷情報の処理
要求に基づく印刷ジョブを、該第2のネットワーク上に
接続された出力機器に配信可能に生成する手段とを備え
る。

【０００８】また、文書配信方法は、記憶装置に記憶し
た複数の文書から所定数の文書を選択する選択工程と、
前記選択工程で選択された文書のイメージデータの生成
を、該文書に対応したアプリケーションプログラムに依
頼する依頼工程と、前記依頼工程により取得したイメー
ジデータをファクシミリデータに変換する変換工程と前
記変換工程で出力したファクシミリデータを所定の宛先
に送信する送信工程とを備える。

【０００９】また、ネットワークに接続した複数の機器
間で印刷情報を配信するためのプログラムを記憶したコ
ンピュータ可読媒体であって、該プログラムが、記憶装
置に記憶した複数の文書から所定数の文書を選択する選
択工程のコードと、前記選択工程で選択された文書のイ
メージデータの生成を、該文書に対応したアプリケーシ
ョンプログラムに依頼する依頼工程のコードと、前記依
頼工程により取得したイメージデータをファクシミリデ
ータに変換する変換工程のコードと前記変換工程で出力
したファクシミリデータを所定の宛先に送信する送信工
程のコードとを備える。

【００１０】

【発明の実施の形態】（実施形態１）図１は本発明にお
ける文書配信システムの構成を示す図である。ＬＡＮに
は、文書配信サーバ１００１及びＷｅｂサーバ１００
２、クライアントコンピュータ（ＰＣ）１０１１、１０
１２、マルチファンクションデバイス（ＭＦＤ）１０２
１が接続されている。マルチファンクションデバイス１
０２１は更に公衆網にも接続されている。

【００１１】また、ＬＡＮはルータ１０３１を介してイ
ンターネット（Internet）に接続され、このInternetに
は第３のクライアントＰＣ１０１３が接続されている。

【００１２】文書配信サーバ１００１はＬＡＮに接続さ
れているマルチファンクションデバイスおよびこの文書
配信システムの利用ユーザ、システム内に蓄積された文
書、システムで処理を行ったジョブの履歴管理なども行
っている。また、この文書配信サーバ１００１はクライ
アントＰＣ１０１１若しくは１０１２で動作しているク
ライアントアプリケーションにより作成された印刷情報
や、Ｗｅｂサーバ１００２からのリクエストを受け付け
て、ジョブを生成し、文書登録などの処理を行う。

【００１３】Ｗｅｂサーバ１００２はＬＡＮに接続した
クライアントＰＣ１０１１、１０１２、インターネット
に接続したクライアントＰＣ１０１３上で動作するＷＷ
Ｗブラウザアプリケーションからのリクエストを受け付
け、そのリクエストに応じたＨＴＭＬページを送出す
る。ここで、クライアントＰＣ１０１１、１０１２、１
０１３からのリクエストが文書配信システムに関するも
のであるとＷｅｂサーバ１００２が判断した場合は、Ｗ
ｅｂサーバ１００２は文書管理サーバ１００１と通信を
行い文書配信に関するリクエストの処理を実行する。

【００１４】マルチファンクションデバイス１０２１は
文書配信サーバ１００１の制御により印刷情報をＦＡＸ
送信したり、その情報を印刷するなどのジョブを実行す
る。

【００１５】図２は、本発明における文書配信サーバで
動作するアプリケーションプログラムの構成を示す図で
ある。

【００１６】２００１はＬＡＮ制御部であり、基本的な
機能はサーバアプリケーションがインストールされるネ
ットワークＯＳにより提供される。

【００１７】２００２はトランザクション管理部であ
り、サーバ管理下のデバイス、クライアントとの個別の
通信処理を、内部処理の結果を踏まえつつ、ＬＡＮ制御
部２００１を介して行なう。

【００１８】２００３は、リクエストキュー（Queue）
管理部であり、基本的にはデバイス側、クライアント側
からの非同期に転送される各種要求メッセージを一旦内
部的にキュー（Queue）管理し、逐次要求内容に応じた
処理をしている。ただし、サーバ内でスケジューリング
を必要とする要求が発生する場合も想定されている。

【００１９】２００４は、ジョブ管理部であり、デバイ
ス側、クライアント側、場合によってはサーバ内からの
要求内容に従って、各種ジョブ処理部にジョブ処理の受
け渡しを行なう。

【００２０】２００５はユーザ管理に関するジョブを処
理するもので、基本的には接続されるユーザ（クライア
ント）、あるいはそのデバイスの管理に関するジョブ処
理を行なう。

【００２１】例えば、各クライアント、デバイスからの
接続（ログイン）要求処理の判断や各ユーザ用に管理さ
れた文書情報、アドレス情報の処理、ならびにデバイス
側のジョブ処理状況やリソース状態等を管理し、制御す
る。

【００２２】２００６はサーバ管理に関するジョブを処
理するもので、基本的にはサーバの管理者向けに、サー
バの設定、データのバックアップ、サービス用ログデー
タの取得等のサービス機能を提供する。

【００２３】２００７はサーバでの文書処理全般に関す
る処理を扱う。必要に応じてスケジューラ２０１０に制
御権を渡し、その管理下で各種文書管理ジョブ群２０２
０を実行するようになっている。

【００２４】２０３０はメモリ管理部となっており、サ
ーバで扱う各種データは、原則としてその管理下でデー
タベース２０４０に蓄積、管理され、必要に応じて参
照、読み出しが行なわれる。

【００２５】図３は、クライアント側の構成を説明する
ブロック図である。ここで、３００１は一般の文書作成
を行なうための文書作成アプリケーションであり、３０
０２はＯＳが提供するグラフィックデバイスインターフ
ェース部である。

【００２６】３００３はＦＡＸ送信ドライバであり、ク
ライアントのアプリケーションからマルチファンクショ
ンデバイス機にＦＡＸ送信を要求する場合はこのドライ
バ３００３が選択されて後述するジョブ管理部３０３０
を介して送信要求がされたジョブとして処理される。

【００２７】また、文書作成アプリケーション３００１
がイメージデータの作成のみを要求する場合にはイメー
ジデータを作成し、文書配信管理ドライバ３０１１にそ
の結果を通知する。

【００２８】３００４はカバーページ管理部であり、フ
ァクシミリカバーページのテンプレートに送信データを
貼り付け、ジョブごとにカバーページの作成を行う。カ
バーページの作成が必要でない場合にはこの処理は行わ
れない。

【００２９】３０１０は本実施形態において提供される
文書配信管理アプリケーションであり、文書配信管理サ
ーバ１００１へアクセスするＧＵＩを提供している。具
体的には、各種データ（ＦＡＸ送受信文書、スキャナ文
書、通信履歴情報等）の表示、文書編集機能、各種設定
機能（個人文書を共有文書にするモード設定、アドレス
帳設定含む）、各種ジョブ指定操作（ＦＡＸ送信、文書
印刷、等）などを提供する。

【００３０】なお、本実施形態においては、一般ユーザ
用アプリケーションとは別に、いくつか管理者用アプリ
ケーションも用意してある。その一つには、受信文書の
手動配信アプリケーションがある。これは、宛先が不明
（解析不能含む）でサーバ内に一時保存された受信文書
の内容をビュアで表示し、目視で宛先を確認できるよう
にして、当該文書を所定のユーザ用の文書として設定で
きるものである。

【００３１】また、サーバ管理者用のアプリケーション
として、本サーバを使用するクライアント（ユーザ）設
定、デバイスのリモート設定等が可能な管理者用アプリ
ケーションも用意されている。

【００３２】３０１１は提供される文書配信管理ドライ
バであり、文書作成アプリケーション３００１から要求
される各種ジョブデータの処理をジョブ管理部３０３０
を介して実行する。インターネット上のウェブ経由で、
文書作成アプリケーションにより作成したデータの送信
が要求された場合は、文書作成アプリケーションを起動
してイメージデータの作成を依頼する。

【００３３】３０３０はジョブ管理部であり、文書配信
管理アプリケーション３０１０から要求されたジョブの
管理を行なう。

【００３４】３０３１はジョブ制御部であり、各種ジョ
ブに対してサーバとの間でデータ転送処理を行なうもの
である。

【００３５】３０４０はＬＡＮ制御部であり、一般的に
は、ＯＳメーカが提供するＬＡＮ上の通信を制御する。

【００３６】３０２０はウェブサーバであり、ＷＷＷブ
ラウザからのリクエストに応じてＨＴＭＬデータを返信
する。このリクエストが文書配信に関するものであれ
ば、ウェブゲートウェイ３０２１を介して文書配信管理
ドライバ３０１１が提供する機能を使用するように構成
されている。

【００３７】図４は、本システムにおいて、クライアン
トコンピュータ１０１３からウェブブラウザ経由でクラ
イアントコンピュータ上の文書作成アプリケーションで
作成した文書をＬＡＮ上に接続したマルチファンクショ
ンデバイス機器にファクシミリ送信する場合のシステム
の動作を説明するシーケンス図でる。

【００３８】ここで、ウェブクライアントはクライアン
トコンピュータ１０１１、１０１２、１０１３上で動作
しているウェブブラウザであり、ウェブゲートウェイは
ウェブクライアントからウェブサーバに対して文書配信
管理サーバを利用する要求があったときにウェブサーバ
から呼び出され、文書配信管理サーバと通信して要求を
実行するゲートウェイプログラムである。

【００３９】ステップ４００１はユーザの操作により、
ファクシミリの送信対象となる文書をクライアントコン
ピュータに保存されているファイルの中から選択する処
理である。ここで、選択される文書は複数でもかまわな
い。複数文書が指定された場合には、文書の送信順序を
制御できるようなユーザインターフェイスが提供されて
いる。

【００４０】ステップ４００２はユーザによるファクシ
ミリの送信先や送信元情報を入力し、ファクシミリ送信
要求を行う操作である。

【００４１】ステップ４００３はステップ４００２の操
作を受けて、ウェブゲートウェイにファクシミリ送信要
求を行う処理である。このとき、送信するために選択さ
れた文書もいっしょにウェブゲートウェイ（図３の３０
２１）に転送される。

【００４２】ステップ４００４は文書配信管理ドライバ
（図３の３０１１）にファクシミリ送信要求を行う処理
である。このとき、ウェブクライアントから送られてき
た送信文書名が文書配信管理ドライバに渡される。

【００４３】ステップ４００５は送信文書を作成した文
書編集アプリケーションにイメージ展開処理を依頼する
処理である。文書印刷要求を受信すると文書を作成した
アプリケーションは動作可能となるものとする。このと
き、ＦＡＸドライバの起動モードが区別できるように、
イメージデータ出力用のダミーファイルを作成してお
く。

【００４４】ステップ４００６は文書のイメージ展開処
理を行うために所定のＦＡＸドライバを起動する処理で
ある。

【００４５】ステップ４００７はステップＳ４００６の
要求を受けてＦＡＸドライバによるイメージ展開処理を
行なう。ＦＡＸドライバはイメージデータ出力用のダミ
ーファイルがあることを認識して、イメージ展開のみを
行いジョブの生成は行わない。

【００４６】ステップ４００８はイメージ展開処理が終
了したことを文書作成アプリケーションおよび文書配信
管理ドライバに通知する処理である。この通知を受ける
ことで、文書作成アプリケーションは処理を終了する。
ここで、ステップ４００５からステップ４００８の一連
の処理はＯＳが機能を提供しているものである。

【００４７】ステップ４００９は複数の文書が選択され
たときに行われる繰り返し処理である。すなわち、複数
の文書が選択されている場合は文書ごとにステップ４０
０５，４００６、４００７、４００８の処理が所定の順
番に実行される。

【００４８】また、選択された複数の文書がそれぞれ異
なるアプリケーションで作成されている場合には、上記
繰り返し処理において、各文書に対応したアプリケーシ
ョンにイメージ展開処理を依頼することになる。

【００４９】ステップ４０１０は複数のイメージ文書を
１つにまとめる結合処理である。

【００５０】ステップ４０１１は、イメージ展開終了通
知を受けた文書配信管理ドライバ３０１１が１つにまと
められたイメージ文書を出力するために文書配信管理サ
ーバにファクシミリ送信ジョブを生成する処理である。

【００５１】ステップ４０１２では、文書配信管理サー
バは、ファクシミリ送信要求に基づいてマルチファンク
ションデバイスを制御して、ファクシミリ送信ジョブが
実行される。

【００５２】文書配信管理ドライバ３０１１から出され
たファクシミリの送信要求はジョブ制御部３０３１によ
り、ジョブの実行のために文書配信管理サーバ１００１
サーバとの間でファクシミリ送信するべきデータの転送
処理を行なうものである。このとき、文書配信管理サー
バ１００１はステップＳ４００２で指定された送信先を
判断し、ＬＡＮ上に接続されている所定の機器に対して
ファクシミリ送信を行なう。

【００５３】以上説明したように、ネットワーク上に構
成した機器（マルチファンクションデバイス）をネット
ワーク上の各クライアントからウェブブラウザを使用し
て活用することが可能になり、また、クライアント側に
送信先の機器を駆動するドライバがなくてもネットワー
クを経由して出力するべきイメージ展開されたデータと
送信先の情報を文書配信サーバに送ると、文書配信サー
バ１００１はクライアントＰＣ１０１３で動作している
クライアントアプリケーションにより作成された印刷情
報処理のリクエストを受け付けて、ジョブを生成し、Ｌ
ＡＮ上に構成された機器にファクシミリ送信することを
可能にする。

【００５４】（実施形態２）実施形態１では文書配信管
理サーバとウェブサーバが別々のコンピュータ上で動作
する例を示したが、文書配信管理サーバとウェブサーバ
は同一のコンピュータ上で動作してもかまわない。

【００５５】また、上記実施形態１では、ウェブクライ
アントはインターネット上のクライアントコンピュータ
１０１３で動作する例を示したが、ＬＡＮ上のクライア
ントコンピュータ１０１１、１０１２で動作しても同様
である。

【００５６】

【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器（例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど）から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置（例えば、複写機、ファクシミリ
装置など）に適用してもよい。

【００５７】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体（または記録媒体）を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ（またはCPUやMPU）が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。

【００５８】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。

【００５９】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した（図４に示す）シーケン
ス図に対応するプログラムコードが格納されることにな
る。

【００６０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上に構成した機器をネットワーク上の各ク
ライアントからウェブブラウザを使用して活用すること
が可能になり、また、クライアント側に送信先の機器を
駆動するドライバがなくても文書配信サーバはクライア
ントアプリケーションにより作成された印刷情報処理の
リクエストを受け付けて、ジョブを生成し、ＬＡＮ上に
構成された機器にファクシミリ送信することを可能にす
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】文書配信システムの構成を示す図である。

【図２】文書配信サーバで動作するアプリケーションプ
ログラムの構成を示す図である。

【図３】クライアント側の構成を説明するブロック図で
ある。

【図４】文書配信システムの処理を説明するシーケンス
図である。

フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C061 AP01 AP03 AP07 HJ06 HJ08 HN15 HQ17 5B021 AA05 BB08 CC06 EE04 5B089 GA15 GB01 GB03 GB04 HA10 JA05 JA21 JA33 JB02 KA04 KA09 KC21 KC59 KH12 5C062 AA02 AA13 AA35 AB38 AB40 AC38 AE14 BC01 5K030 HB04 HC01 HC14 HD03 HD06 LA19 LD13

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第1のネットワークに接続した機器で生
   成された印刷情報を第2のネットワークに接続した出力
   機器に配信する文書配信システムであって、 前記第１のネットワーク上で、前記生成された印刷情報
   の処理要求の内容を判断する手段と、 前記処理要求に従い、該印刷情報を所定の形式に変換す
   る変換手段と、 前記判断の結果に基づき、該印刷情報の処理が前記第2
   のネットワーク上の出力機器で処理されると判断された
   場合は、前記変換された印刷情報を前記第2のネットワ
   ークを管理する機器に送信する手段と、 前記送信された印刷情報の処理要求に基づく印刷ジョブ
   を、該第2のネットワーク上に接続された出力機器に配
   信可能に生成する手段と、 を備えることを特徴とする文書配信システム。
2. 【請求項２】 前記第2のネットワークを管理する機器
   は該ネットワークのサーバであり、前記送信された文書
   の管理、印刷及びファクシミリ送信ジョブの制御を行う
   ことを特徴とする請求項１に記載の文書配信システム。
3. 【請求項３】 前記第１のネットワーク上で、前記生成
   された印刷情報の処理要求の内容を判断する手段は、該
   第１のネットワークを管理するサーバとして、該第１の
   ネットワーク上のクライアントコンピュータで動作して
   いるウェブブラウザからのリクエストに応じて、前記第
   2のネットワークを管理する機器と通信を行い、前記ク
   ライアントコンピュータからのリクエストを実行するこ
   とを特徴とする請求項１に記載の文書配信システム。
4. 【請求項４】 前記第2のネットワークに接続する出力
   機器はマルチファンクションデバイスを含み、該機器は
   前記第2のネットワークを管理する機器からファクシミ
   リ送信ジョブの依頼を受け付け、実行することを特徴と
   する請求項１に記載の文書配信システム。
5. 【請求項５】 前記変換手段は送送信対象文書がアプリ
   ケーションの場合には、アプリケーシヨン文書をイメー
   ジに変換することを特徴とする請求項１に記載の文書配
   信システム。
6. 【請求項６】 前記イメージ変換処理は、送信文書を作
   成したアプリケーションプログラムを起動し、該起動に
   従ってイメージドライバを起動し、該イメージドライバ
   の起動に従ってファクシミリドライバがイメージファイ
   ルを作成するように構成されていることを特徴とする請
   求項５に記載の文書配信システム。
7. 【請求項７】 前記ファクシミリドライバはイメージ変
   換処理のみを行うのか、ファクシミリ送信ジョブの作成
   まで行うのかを、イメージファイル出力用のファイルが
   あらかじめ作成されているかどうかで決定することを特
   徴とする請求項６に記載の文書配信システム。
8. 【請求項８】 記憶装置に記憶した複数の文書から所定
   数の文書を選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された文書のイメージデータの生成
   を、該文書に対応したアプリケーションプログラムに依
   頼する依頼工程と、 前記依頼工程により取得したイメージデータをファクシ
   ミリデータに変換する変換工程と前記変換工程で出力し
   たファクシミリデータを所定の宛先に送信する送信工程
   とを備えることを特徴とする文書配信方法。
9. 【請求項９】 ネットワークに接続した複数の機器間で
   印刷情報を配信するためのプログラムを記憶したコンピ
   ュータ可読媒体であって、該プログラムが、 記憶装置に記憶した複数の文書から所定数の文書を選択
   する選択工程のコードと、 前記選択工程で選択された文書のイメージデータの生成
   を、該文書に対応したアプリケーションプログラムに依
   頼する依頼工程のコードと、 前記依頼工程により取得したイメージデータをファクシ
   ミリデータに変換する変換工程のコードと前記変換工程
   で出力したファクシミリデータを所定の宛先に送信する
   送信工程のコードとを備えることを特徴とするコンピュ
   ータ可読媒体。