JP2003140814A - 文字入力キーボード、文字入力キーボードを備えた電子機器並びに文字入力キーボードの入力方法 - Google Patents

文字入力キーボード、文字入力キーボードを備えた電子機器並びに文字入力キーボードの入力方法

Info

Publication number
JP2003140814A
JP2003140814A JP2001340771A JP2001340771A JP2003140814A JP 2003140814 A JP2003140814 A JP 2003140814A JP 2001340771 A JP2001340771 A JP 2001340771A JP 2001340771 A JP2001340771 A JP 2001340771A JP 2003140814 A JP2003140814 A JP 2003140814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
input
kana
character input
keyboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001340771A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Kitamura
拓郎 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001340771A priority Critical patent/JP2003140814A/ja
Publication of JP2003140814A publication Critical patent/JP2003140814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1個の制御キーを付加することにより、同一
キーに割り当てられた文字を区別するための連続打鍵数
を少なくして、文字入力の効率を改善できる文字入力キ
ーボード、文字入力キーボードを備えた電子機器並びに
文字入力キーボードの入力方法を提供する 【解決手段】 キーボードは複数の数字キー231〜2
39、241と1個の逆順入力キー222とを有し、各
キーの連続打鍵により、予め選択された仮名入力および
アルファベット入力のモードに従って、そのキーに割り
当てられた仮名文字もしくはアルファベットが所定の順
序に従って選択され、逆順キー222の押下中、または
打鍵と同時に行われる各キーの連続打鍵により、予め選
択された仮名入力およびアルファベット入力のモードに
従って、そのキーに割り当てられた仮名文字もしくはア
ルファベットが所定の順序とは反対の逆順で選択され
る、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字入力キーボー
ドと文字入力キーボードを備えた電子機器とに関し、特
に文字入力キーボードの入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】日本語の仮名文字あるいは英語のアルフ
ァベットを文字入力キーボードを用いて入力し、必要に
応じて仮名漢字変換辞書を用いて漢字変換を行うことは
電子機器で広く行われているが、携帯用電子機器の普及
に伴って電子機器の小型化の傾向が進み、それに伴って
文字入力キーボードに対しても小型化が要求され、操作
性の点から個々のキー自体の小型化には限度があるため
キーの数を減らす試みがなされている。
【0003】文字入力キーボードから日本語の仮名文字
あるいは英語のアルファベットを少ないキー数で入力す
る方法の一つとして、携帯電話機等では図5に示される
キー配置を有するキーボードが使われている。このキー
ボードのキーは制御入力に使用される制御キー部分51
0とデータを入力するためのデータキー部分530とか
ら構成され、データキー部分530の電話番号を入力す
るための12個の数字キーと記号キーとが文字入力をす
るためのキーとして兼用されており、入力モードで切り
替えられることにより同じキーが数字キーとしても文字
入力キーとしても使用される。
【0004】このために、仮名入力のためには、周知の
仮名50音図の配列によって各行の順序にキーが配置さ
れており、英語アルファベットの入力のためには、周知
のABCの順序で整列されたアルファベットが、各数字
キーに割り当てられている。しかし、数字キーは10個
程度であるので、図5のキー配置では1つのキーに複数
の仮名文字あるいはアルファベットが重複して配置され
る。従って1つのキーから複数の種類の文字が区別して
入力される必要があるので、従来技術の方法では、同一
キーの連続打鍵回数によって、異なる文字が入力され
る。例えば、仮名文字入力の場合に、キー532が2回
連続打鍵され、キー533が3回連続打鍵され、[→]
キー516が打鍵され、キー533が5回連続打鍵され
ると、文字列[きすそ]が入力される。ここで[→]キ
ー516の打鍵は、同一キーの連続打鍵が一旦終止した
ものとみなされ文字が確定される。英語アルファベット
の場合には、同一キーに最大4個の異なるアルファベッ
トが割り当てられているが、仮名文字の場合と同様に、
連続打鍵回数によって各文字の種類を区別する。例え
ば、キー532が2回連続打鍵され、キー533が3回
連続打鍵され、[→]キー516が打鍵され、キー53
3が2回連続打鍵されると、文字列[BFE]が入力さ
れる。各種の記号は記号キー[#]542の連続打鍵回
数に応じて、入力される。
【0005】また、パーソナルコンピュータの文字入力
においても、例えば取り外し可能なテンキーボードの数
字に同様に仮名文字やアルファベットを割り当てて、本
来の標準型のキーボードを用いないで、このテンキーボ
ードから文字入力を行うことも行われている。これは慣
れない人にとって従来型のキーボードからの入力が難し
く、一方携帯電話機の普及に伴ってテンキーを用いた文
字入力に慣れた人が増えたことによる。図6は文字入力
機能を備えた標準的なテンキーボードのキー配置図であ
り、コンピュータで使用されている標準的なテンキーボ
ード600は、数字キーと四則演算機能キーと若干の制
御入力キーとを備えおり、携帯電話機の場合と同様に数
字キーの1つのキーに複数の仮名文字あるいはアルファ
ベットが重複して配置されており、携帯電話機で説明し
たと同じ方法で文字が入力される。
【0006】さらにテンキーボードにファンクションキ
ーを含む制御キーを追加して、殆どの制御を含む入力操
作をテンキーボードのみで行うことも行われており、面
積の広い従来型のキーボードに代えることによってディ
スク上の有効面積を広げる効果をあげている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の文字入力方
法の問題点は、各文字の入力を区別するための同一キー
の連続打鍵回数が多くなり、文字入力の効率が低下する
ことである。
【0008】本発明の目的は、1個の制御キーを付加す
ることにより、同一キーに割り当てられた文字を区別す
るための連続打鍵数を少なくして、文字入力の効率を改
善できる文字入力キーボード、文字入力キーボードを備
えた電子機器並びに文字入力キーボードの入力方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の文字入力キーボ
ードは、電子機器に文字入力を行うための文字入力キー
ボードであって、その文字入力キーボードは文字入力が
可能な複数のデータキーと1個の補助入力キーとを有
し、仮名文字およびアルファベットの少なくとも何れか
がそれぞれのデータキーに所定の順序で複数割り当てら
れている。各キーの1回を含む連続打鍵により、予め選
択された仮名入力およびアルファベット入力のモードに
従って、そのキーに割り当てられた仮名文字もしくはア
ルファベットが所定の順序に従って選択され、補助キー
の押下中に行われる各キーの1回を含む連続打鍵によ
り、予め選択された仮名入力およびアルファベット入力
のモードに従って、そのキーに割り当てられた仮名文字
もしくはアルファベットが所定の順序とは反対の逆順で
選択される、ことを特徴とする。
【0010】他の態様では、各キーの1回を含む連続打
鍵により、予め選択された仮名入力およびアルファベッ
ト入力のモードに従って、そのキーに割り当てられた仮
名文字もしくはアルファベットが所定の順序に従って選
択され、補助キーの打鍵に引き続いて行われる各キーの
1回を含む連続打鍵により、予め選択された仮名入力お
よびアルファベット入力のモードに従って、そのキーに
割り当てられた仮名文字もしくはアルファベットが所定
の順序とは反対の逆順で選択される、ことを特徴とす
る。
【0011】文字入力が可能な複数のデータキーが、そ
れぞれが1桁の数字入力を行うための10個の数字キー
であってもよい。
【0012】また、電子機器が携帯電話機であり、文字
入力キーボードがその携帯電話機に一体に組み込まれて
いてもよく、電子機器がコンピュータであり、文字入力
キーボードがそのコンピュータに接続可能なテンキーボ
ードであってもよい。
【0013】本発明の文字入力キーボードを備えた電子
機器は、その文字入力キーボードが文字入力が可能な複
数のデータキーと1個の補助入力キーとを有し、仮名文
字およびアルファベットの少なくとも何れかがそれぞれ
のデータキーに所定の順序で複数割り当てられている。
各キーの1回を含む連続打鍵により、予め選択された仮
名入力およびアルファベット入力のモードに従って、そ
のキーに割り当てられた仮名文字もしくはアルファベッ
トが所定の順序に従って選択され、補助キーの押下中に
行われる各キーの1回を含む連続打鍵により、予め選択
された仮名入力およびアルファベット入力のモードに従
って、そのキーに割り当てられた仮名文字もしくはアル
ファベットが所定の順序とは反対の逆順で選択される、
ことを特徴とする。
【0014】他の態様では、各キーの1回を含む連続打
鍵により、予め選択された仮名入力およびアルファベッ
ト入力のモードに従って、そのキーに割り当てられた仮
名文字もしくはアルファベットが所定の順序に従って選
択され、補助キーの打鍵に引き続いて行われる各キーの
1回を含む連続打鍵により、予め選択された仮名入力お
よびアルファベット入力のモードに従って、そのキーに
割り当てられた仮名文字もしくはアルファベットが所定
の順序とは反対の逆順で選択される、ことを特徴とす
る。
【0015】文字入力が可能な複数のデータキーが、そ
れぞれが1桁の数字入力を行うための10個の数字キー
であってもよい。
【0016】また、電子機器が携帯電話機であり、文字
入力キーボードがその携帯電話機に一体に組み込まれて
いてもよく、電子機器がコンピュータであり、文字入力
キーボードがそのコンピュータに接続可能なテンキーボ
ードであってもよく、テンキーボードはさらにコンピュ
ータを制御するための制御キーを有していてもよい。
【0017】本発明の文字入力キーボードの入力方法
は、その文字入力キーボードが文字入力が可能な複数の
データキーと1個の補助入力キーとを有し、仮名文字お
よびアルファベットの少なくとも何れかがそれぞれのデ
ータキーに所定の順序で複数割り当てられている。文字
入力動作において、各キーを1回を含む所定の回数連続
打鍵することにより、予め選択されている仮名入力およ
びアルファベット入力のモードに従って、そのキーに割
り当てられた仮名文字もしくはアルファベットを打鍵回
数に対応して所定の順序で選択し、補助キーの押下を行
いながら同時に各キーを1回を含む所定の回数連続打鍵
することにより、予め選択されている仮名入力およびア
ルファベット入力のモードに従って、そのキーに割り当
てられた仮名文字もしくはアルファベットを打鍵回数に
対応して所定の順序とは反対の逆順で選択する、ことを
特徴とする。
【0018】他の態様では、文字入力動作において、各
キーを1回を含む所定の回数連続打鍵することにより、
予め選択されている仮名入力およびアルファベット入力
のモードに従って、そのキーに割り当てられた仮名文字
もしくはアルファベットを打鍵回数に対応して所定の順
序で選択し、補助キーの打鍵に引き続いて各キーを1回
を含む所定の回数連続打鍵することにより、予め選択さ
れている仮名入力およびアルファベット入力のモードに
従って、そのキーに割り当てられた仮名文字もしくはア
ルファベットを打鍵回数に対応して所定の順序とは反対
の逆順で選択する、ことを特徴とする。
【0019】逆順で選択する補助キーを設けて、各キー
に割り当てられている仮名文字やアルファベットを逆順
でも選択できるようにしたので、従来のキーボードを大
きくすることなく、仮名文字やアルファベットを入力す
るための1文字あたりの打鍵数を従来の文字入力方法よ
りも節減できる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。先ず本発明の実施の形態の
キーボードを備えた電子機器の構成と機能について説明
する。図1は本発明の実施の形態のキーボードを備えた
電子機器の構成を示すブロック構成図である。
【0021】電子機器1は、制御装置10と、制御キー
とデータキーとを有し処理の対象となる情報を出力する
キーボード20と、制御装置10で処理された出力情報
を表示するディスプレイ30とから構成され、制御装置
10は入力部11と、制御部12と、記憶部13と、出
力部16とを有し、入力部11はキーボード20からの
入力情報を入力し、制御部12のキー入力制御部13
は、キー入力情報を処理し、必要に応じ記憶部14の仮
名漢字変換辞書15に基づいて入力情報を漢字変換し、
出力部16はキー入力制御部13で処理された出力情報
を外部に出力する。キー入力制御部13で処理された情
報は必要に応じて制御部12内で加工され、また記憶部
14に記憶される。
【0022】次に、本発明のキーボードの実施の形態に
ついて説明する。図2は本発明の第1の実施の形態の電
子機器のキーボードのキー配置図である。ここでは電子
機器として携帯電話機のキーボードを例として説明する
が、携帯型情報端末などの携帯型や固定型の電子機器に
広く適用することが可能であり、適用される電子機器に
よって制御キーの内容やデータキーの配置を変更するこ
とができる。
【0023】図2において、キーボード200は、24
個のキーからなっており、キーは制御キー部分210と
データキー部分230とから構成されている。iモード
キー211は携帯電話機を電話モードからデータ処理モ
ードに切り替えるキーであり、データ処理モードでは、
キーボード200から文字入力をすることができる。矢
印キー212、214、216、218はカーソルキー
であり、上下左右のカーソル移動をキーで入力できる。
メニューキー213を打鍵することにより、不図示のメ
ニュー画面を表示させることができ、画面に従ったキー
操作をすることにより、文字入力に関する各種の状態、
例えば、大文字・小文字の指定、全角文字・半角文字の
指定等をすることができる。確定キー215は動作の実
行や確定を指示する。文字キー217は、文字入力モー
ドを切り替えるキーであり、このキーを打鍵するごと
に、文字入力モードが平がな入力モード、片かな入力モ
ード、英字入力モード、数字入力モードの順序で切り替
わる。間隔キー219は文字入力モードにおいて、間隔
コードを入力する。電話キー220は電話機能の通話の
制御に使用され、文字入力機能のためには使用されな
い。クリアキー221は所定の条件で、入力された内容
を消去する。ここまでの制御キーの機能は図5に示す従
来例と同じである。
【0024】本発明の第1の実施の形態では、従来例に
おいて電話機能の通話の一時保留の制御に使われていた
保留キー522に新しい機能を加えて保留・逆順キー2
22としており、電話モードにおいては電話機能の通話
の一時保留の制御に使用され、データ処理モードでは後
述のようにこのキーを押下しながらデータキーを1回を
含む連続打鍵することによって、そのデータキーに割り
当てられた仮名文字あるいは英語のアルファベットを通
常と逆順で選択する。
【0025】データキー部分230の数字キー231か
ら239および241は数字入力モードで数字1から0
の10個の数字を入力する数字キーである。これらのキ
ーは、また、平がな入力モードあるいは片かな入力モー
ドあるいは英字入力モードにおいてそれぞれの文字を入
力できる。
【0026】平がな入力モードあるいは片かな入力モー
ドにおいては、かなの50音図の各行のかな文字を各キ
ーの打鍵回数で区別して入力する。例えば、キー232
を打鍵するごとに[か]→[き]→[く]と正順で変化し、5
回連続して打鍵することにより[こ]が入力される。引
き続いて他のキーが打鍵されるか[→]キー216が打
鍵されることにより同一キーの連続打鍵は終了したとみ
なされる。英字入力モードでは、同様に数字キーに表示
された英字の入力が、数字キーの打鍵回数で区別され
て、26文字のアルファベットとして正順で入力され
る。例えば、キー239を打鍵するごとに[w]→[x]→
[y]→[z]と変化し、引き続いて他のキーが打鍵される
か[→]キー216が打鍵されることにより同一キーの
連続打鍵は終了したとみなされる。この入力方法は従来
技術と同じである。
【0027】本発明の第1の実施の形態では、この他に
制御キーの保留・逆順キー222を押下しながらデータ
キーを1回を含む連続打鍵することによって、そのデー
タキーに割り当てられた仮名文字あるいは英語のアルフ
ァベットを単独で打鍵したときとは逆の逆順で選択する
ことができる。例えば、キー222を押下しながらキー
232を打鍵するごとに[こ]→[け]→[く]と逆順で変化
し、5回連続して打鍵することにより[か]が入力され
る。引き続いて他のキーが打鍵されるか[→]キー21
6が打鍵されることにより同一キーの連続打鍵は終了し
たとみなされる。英字入力モードでは、同様に数字キー
に表示された英字の入力が、数字キーの打鍵回数で区別
されて、26文字のアルファベットとして単独で打鍵し
たときとは逆の逆順で入力される。例えば、キー222
押下しながらキー239を連続打鍵するごとに[z]→
[y]→[x]→[w]と変化し、引き続いて他のキーが打鍵
されるか[→]キー216が打鍵されることにより同一
キーの連続打鍵は終了したとみなされる。
【0028】記号キー[*]240および記号キー
[#]242は記号を入力するためのキーであり、記号
キー[*]240の連続打鍵回数に応じて、次の記号、
即ち、濁点「゛」、半濁点[゜]を入力することがで
き、記号キー[#]242の連続打鍵回数に応じて、次
の記号、長音[ー]、読点[、]句点[。]、中点
[・]、疑問符[?]、感嘆符[!]を入力することが
できる。制御キー[→]216は入力文字を確定させる
機能を持ち、同一キーの連続打鍵を終了させることがで
きる。このキーを使うことによって同一行の文字を連続
して入力することができる。
【0029】保留・逆順キー222を設けたことによっ
て、データキーに割り当てられた仮名文字あるいは英語
のアルファベットを単独で打鍵したときとは逆の逆順で
選択することが可能となり打鍵数を大幅に減らすことが
できる。例えば[か]行の5文字、[か][き][く]
[け][こ]を入力する場合、データキー232の単独
打鍵では、1+2+3+4+5=15回の打鍵数が必要
であったが、保留・逆順キー222も用いることによ
り、1+2+3+2+1=9回の打鍵数となり、打鍵数
が4割削減される。
【0030】ここでは、従来の保留キーに逆順機能を持
たせたが、このキーに限定されるものではない。例えば
記号キー[*]240の分担していた濁点「゛」、半濁
点[゜]の入力機能を記号キー[#]242に移して、
記号キー[#]242の連続打鍵回数に応じて、次の記
号、即ち、濁点「゛」、半濁点[゜]、長音[ー]、読
点[、]句点[。]、中点[・]、疑問符[?]、感嘆
符[!]を入力することができるようにし、データキー
部分の制御キー[*]240に新しい機能を加えて*・
逆順キー240とし、データ処理モードではこのキー2
40を押下しながら仮名文字あるいは英語のアルファベ
ットが割り当てられたデータキーを連続打鍵することに
よって、そのデータキーに割り当てられた仮名文字ある
いは英語のアルファベットを通常と逆順で選択するよう
にしてもよい。
【0031】次に、本発明のキーボードの第2の実施の
形態について図2を参照して説明する。第1の実施の形
態では保留・逆順キー222を押下しながらデータキー
を1回を含む連続打鍵することによってデータキーに割
り当てられていた仮名文字またはアルファベットを逆順
で選択していたが、第2の実施の形態では保留・逆順キ
ー222の打鍵に引き続いてデータキーを1回を含む連
続打鍵することによってデータキーに割り当てられてい
た仮名文字またはアルファベットを逆順で選択する。
【0032】例えば、平がな入力モードでは、キー22
2を打鍵したあとキー232を連続打鍵するごとに[こ]
→[け]→[く]と逆順で変化し、5回連続して打鍵するこ
とにより[か]が入力される。引き続いて他のキーが打
鍵されるか[→]キー216が打鍵されることにより同
一キーの連続打鍵は終了したとみなされる。英字入力モ
ードでは、キー222を打鍵したあとキー239を連続
打鍵するごとに[z]→[y]→[x]→[w]と変化し、引き
続いて他のキーが打鍵されるか[→]キー216が打鍵
されることにより同一キーの連続打鍵は終了したとみな
される。
【0033】第2の実施の形態では、例えば[か]行の
5文字、[か][き][く][け][こ]を入力する場
合、データキー232の単独打鍵では、1+2+3+4
+5=15回の打鍵数が必要であったが、保留・逆順キ
ー222も用いることにより、1+2+3+3+2=1
1回の打鍵数となり、打鍵数が約3割削減される。打鍵
数の削減は第1の実施の形態よりも少ないが、第1の実
施の形態では逆順の選択のために両手を使う必要があっ
たが、第2の実施の形態では片手のみの打鍵で選択が可
能となる。
【0034】これ以外のキー配置や機能は第1の実施の
形態と同じなので説明を省略する。逆順機能を例えば記
号キー[*]242に持たせてもよいことも第1の実施
の形態と同じである。
【0035】次に、本発明のキーボードの第3の実施の
形態について説明する。図3は本発明の第3の実施の形
態の電子機器のキーボードのキー配置図である。ここで
は電子機器としてのコンピュータの外付のテンキーボー
ドとして説明するが、携帯電話機や携帯型情報端末など
に接続されるものであってもよく、制御キーの内容やデ
ータキーの配置は本図の内容に限定されるものではな
い。
【0036】コンピュータで使用されている標準的なテ
ンキーボード300は、数字キーと四則演算機能キーと
若干の制御入力キーとを備えている。本発明の第2の実
施の形態では、これらの数字キーのうち幅の広かった
[0]入力キー315の幅を他のキーと同じとし、それ
によって生み出されたスペースに逆順キー318を設け
た。文字入力の動作は、数字キーに割り当てられている
数字の位置が携帯電話機と異なる以外は第1の実施の形
態または第2の実施の形態の携帯電話機の場合と同じな
ので説明を省略する。
【0037】次に、本発明のキーボードの第4の実施の
形態について説明する。図4は本発明の第4の実施の形
態の電子機器のキーボードのキー配置図である。ここで
は電子機器としてのコンピュータの外付のテンキーボー
ドとして説明するが、このテンキーボードはファンクシ
ョンキーの機能を含めコンピュータの標準型のキーボー
ドの制御機能の殆どを備えており、標準型のキーボード
に代わって文字入力に加えてコンピュータの殆どの制御
が可能である。本発明の第4の実施の形態ではファンク
ションキー選択のための[Fn]キー424に逆順の機
能を持たせており、文字入力の動作は、数字キーに割り
当てられている数字の位置とアルファベットの割り当て
が携帯電話機と異なる以外は第1の実施の形態または第
2の実施の形態の携帯電話機の場合と同じなので説明を
省略する。
【0038】ここでは、キーボードは、仮名文字入力モ
ード、ローマ字入力モード、英字入力モード、数字入力
モードの4つの入力モードを有している。ローマ字入力
を容易にするため、仮名文字とローマ字とは対応させて
おり、例えば仮名文字の[か]キー408には[K]と
濁音の[G]が割り当てられており、仮名文字の[さ]
キー409には[S]と濁音の[Z]が割り当てられて
いる。仮名文字の母音である[あ]、[い]、[う]、
[え]、[お]に対応する[A]、[I]、[U]、
[E]、[O]のうち[A]以外は数字キーの左側の制
御キーに縦1列に配置されておりアルファベットを用い
たローマ字入力が容易となっている。しかし、これは1
例であり、アルファベットの配列が携帯電話機と同じで
あってもよい。
【0039】以上の実施の形態において、文字入力を行
うデータキーは、数字入力を行う数字キーと兼用するこ
ととして説明したが、これに限定されるものではなく、
文字入力を行うデータキーは数字キー以外のデータキー
であってもよく、この場合数字入力モードに切り替えな
いで文字入力中に数字の入力が可能となるので、数字の
入力の多い文章の作成には便利である。この場合データ
キーの数も10個に限定されるものではなく、スペース
の制限や使いやすさによって適宜決定してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明には次のよう
な効果がある。
【0041】第1の効果は、従来のキーボードを大きく
することなく、上述のように仮名文字やアルファベット
を入力するための1文字あたりの打鍵数を従来の文字入
力方法よりも、節減できることである。これは逆順キー
を設けて、各キーに割り当てられている仮名文字やアル
ファベットを逆順でも選択できるようにしたからであ
る。
【0042】第2の効果は、外付けのテンキーボードを
用いる場合に文字入力のための打鍵数を節減したので、
標準型のキーボードの代替として文字入力を含めて使用
しやすくなったことである。更に制御キーを設けること
によって、コンピュータの小型の入力ディバイスとして
も利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のキーボードを備えた電子
機器の構成を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態の電子機
器の文字入力キーボードのキー配置図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の電子機器のキーボ
ードのキー配置図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の電子機器のキーボ
ードのキー配置図である。
【図5】従来技術の電子機器の文字入力キーボードのキ
ー配置図である。
【図6】従来技術の文字入力機能を備えた標準的なテン
キーボードのキー配置図である。
【符号の説明】
1 電子機器 10 制御装置 11 入力部 12 制御部 13 キー入力制御部 14 記憶部 15 仮名漢字変換辞書 16 出力部 20 キーボード 30 ディスプレイ 200,500 キーボード 210,510 制御キー部分 211〜232、511〜532 制御キー 231〜242、531〜532 データキー 300,400,600 テンキーボード 301〜318,401〜424,601〜617
キー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に文字入力を行うための文字入
    力キーボードであって、 該文字入力キーボードは文字入力が可能な複数のデータ
    キーと1個の補助入力キーとを有し、 仮名文字およびアルファベットの少なくとも何れかがそ
    れぞれの前記データキーに所定の順序で複数割り当てら
    れており、 各キーの1回を含む連続打鍵により、予め選択された仮
    名入力およびアルファベット入力のモードに従って、該
    キーに割り当てられた仮名文字もしくはアルファベット
    が前記所定の順序に従って選択され、 前記補助キーの押下中に行われる各キーの1回を含む連
    続打鍵により、予め選択された仮名入力およびアルファ
    ベット入力のモードに従って、該キーに割り当てられた
    仮名文字もしくはアルファベットが前記所定の順序とは
    反対の逆順で選択される、ことを特徴とする文字入力キ
    ーボード。
  2. 【請求項2】 前記文字入力が可能な複数のデータキー
    が、それぞれが1桁の数字入力を行うための10個の数
    字キーである、請求項1に記載の文字入力キーボード。
  3. 【請求項3】 電子機器に文字入力を行うための文字入
    力キーボードであって、 該文字入力キーボードは文字入力が可能な複数のデータ
    キーと1個の補助入力キーとを有し、 仮名文字およびアルファベットの少なくとも何れかがそ
    れぞれの前記データキーに所定の順序で複数割り当てら
    れており、 各キーの1回を含む連続打鍵により、予め選択された仮
    名入力およびアルファベット入力のモードに従って、該
    キーに割り当てられた仮名文字もしくはアルファベット
    が前記所定の順序に従って選択され、 前記補助キーの打鍵に引き続いて行われる各キーの1回
    を含む連続打鍵により、予め選択された仮名入力および
    アルファベット入力のモードに従って、該キーに割り当
    てられた仮名文字もしくはアルファベットが前記所定の
    順序とは反対の逆順で選択される、ことを特徴とする文
    字入力キーボード。
  4. 【請求項4】 前記文字入力が可能な複数のデータキー
    が、それぞれが1桁の数字入力を行うための10個の数
    字キーである、請求項3に記載の文字入力キーボード。
  5. 【請求項5】 前記電子機器が携帯電話機であり、該携
    帯電話機に一体に組み込まれている、請求項1から請求
    項4の何れか1項に記載の文字入力キーボード。
  6. 【請求項6】 前記電子機器がコンピュータであり、該
    コンピュータに接続可能なテンキーボードである、請求
    項1から請求項4の何れか1項に記載の文字入力キーボ
    ード。
  7. 【請求項7】 文字入力キーボードを備えた電子機器で
    あって、 該文字入力キーボードは文字入力が可能な複数のデータ
    キーと1個の補助入力キーとを有し、 仮名文字およびアルファベットの少なくとも何れかがそ
    れぞれの前記データキーに所定の順序で複数割り当てら
    れており、 各キーの1回を含む連続打鍵により、予め選択された仮
    名入力およびアルファベット入力のモードに従って、該
    キーに割り当てられた仮名文字もしくはアルファベット
    が前記所定の順序に従って選択され、 前記補助キーの押下中に行われる各キーの1回を含む連
    続打鍵により、予め選択された仮名入力およびアルファ
    ベット入力のモードに従って、該キーに割り当てられた
    仮名文字もしくはアルファベットが前記所定の順序とは
    反対の逆順で選択される、ことを特徴とする文字入力キ
    ーボードを備えた電子機器。
  8. 【請求項8】 前記文字入力が可能な複数のデータキー
    が、それぞれが1桁の数字入力を行うための10個の数
    字キーである、請求項7に記載の文字入力キーボードを
    備えた電子機器。
  9. 【請求項9】 文字入力キーボードを備えた電子機器で
    あって、 該文字入力キーボードは文字入力が可能な複数のデータ
    キーと1個の補助入力キーとを有し、 仮名文字およびアルファベットの少なくとも何れかがそ
    れぞれの前記データキーに所定の順序で複数割り当てら
    れており、 各キーの1回を含む連続打鍵により、予め選択された仮
    名入力およびアルファベット入力のモードに従って、該
    キーに割り当てられた仮名文字もしくはアルファベット
    が前記所定の順序に従って選択され、 前記補助キーの打鍵に引き続いて行われる各キーの1回
    を含む連続打鍵により、予め選択された仮名入力および
    アルファベット入力のモードに従って、該キーに割り当
    てられた仮名文字もしくはアルファベットが前記所定の
    順序とは反対の逆順で選択される、ことを特徴とする文
    字入力キーボードを備えた電子機器。
  10. 【請求項10】 前記文字入力が可能な複数のデータキ
    ーが、それぞれが1桁の数字入力を行うための10個の
    数字キーである、請求項9に記載の文字入力キーボード
    を備えた電子機器。
  11. 【請求項11】 前記電子機器が携帯電話機であり、前
    記文字入力キーボードが該携帯電話機に一体に組み込ま
    れている、請求項7から請求項10の何れか1項に記載
    の文字入力キーボードを備えた電子機器。
  12. 【請求項12】 前記電子機器がコンピュータであり、
    前記文字入力キーボードが該コンピュータに接続可能な
    テンキーボードである、請求項7から請求項10の何れ
    か1項に記載の文字入力キーボードを備えた電子機器。
  13. 【請求項13】 前記テンキーボードはさらに前記コン
    ピュータを制御するための制御キーを有する、請求項1
    2に記載の文字入力キーボードを備えた電子機器。
  14. 【請求項14】 電子機器に文字入力を行うための文字
    入力キーボードの入力方法であって、 該文字入力キーボードは文字入力が可能な複数のデータ
    キーと1個の補助入力キーとを有し、仮名文字およびア
    ルファベットの少なくとも何れかがそれぞれの前記デー
    タキーに所定の順序で複数割り当てられており、 文字入力動作において、各キーを1回を含む所定の回数
    連続打鍵することにより、予め選択されている仮名入力
    およびアルファベット入力のモードに従って、該キーに
    割り当てられた仮名文字もしくはアルファベットを打鍵
    回数に対応して前記所定の順序で選択し、 前記補助キーの押下を行いながら同時に各キーを1回を
    含む所定の回数連続打鍵することにより、予め選択され
    ている仮名入力およびアルファベット入力のモードに従
    って、該キーに割り当てられた仮名文字もしくはアルフ
    ァベットを打鍵回数に対応して所定の順序とは反対の逆
    順で選択する、ことを特徴とする文字入力キーボードの
    入力方法。
  15. 【請求項15】 電子機器に文字入力を行うための文字
    入力キーボードの入力方法であって、 該文字入力キーボードは文字入力が可能な複数のデータ
    キーと1個の補助入力キーとを有し、仮名文字およびア
    ルファベットの少なくとも何れかがそれぞれの前記デー
    タキーに所定の順序で複数割り当てられており、 文字入力動作において、各キーを1回を含む所定の回数
    連続打鍵することにより、予め選択されている仮名入力
    およびアルファベット入力のモードに従って、該キーに
    割り当てられた仮名文字もしくはアルファベットを打鍵
    回数に対応して前記所定の順序で選択し、 前記補助キーの打鍵に引き続いて各キーを1回を含む所
    定の回数連続打鍵することにより、予め選択されている
    仮名入力およびアルファベット入力のモードに従って、
    該キーに割り当てられた仮名文字もしくはアルファベッ
    トを打鍵回数に対応して所定の順序とは反対の逆順で選
    択する、ことを特徴とする文字入力キーボードの入力方
    法。
JP2001340771A 2001-11-06 2001-11-06 文字入力キーボード、文字入力キーボードを備えた電子機器並びに文字入力キーボードの入力方法 Pending JP2003140814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001340771A JP2003140814A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 文字入力キーボード、文字入力キーボードを備えた電子機器並びに文字入力キーボードの入力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001340771A JP2003140814A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 文字入力キーボード、文字入力キーボードを備えた電子機器並びに文字入力キーボードの入力方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003140814A true JP2003140814A (ja) 2003-05-16

Family

ID=19154920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001340771A Pending JP2003140814A (ja) 2001-11-06 2001-11-06 文字入力キーボード、文字入力キーボードを備えた電子機器並びに文字入力キーボードの入力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003140814A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100392573C (zh) * 2005-07-01 2008-06-04 日本电气株式会社 认证信息输入电子设备和认证信息输入方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100392573C (zh) * 2005-07-01 2008-06-04 日本电气株式会社 认证信息输入电子设备和认证信息输入方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6356258B1 (en) Keypad
US6231252B1 (en) Character input system and method using keyboard
JPH10233831A (ja) 数字キーによる言語依存の文字入力方法
JPH1115584A (ja) キーボードによる文字入力方式および電子機器
JP2005531064A (ja) キーボード
JP2002366288A (ja) 携帯端末、及びその文字入力方法
RU2334366C2 (ru) Способ ввода слов в электронном устройстве при помощи клавиш для ввода слов
KR20000042790A (ko) 도트매트릭스 키패드의 키버튼을 통한 한글 입력 장치
JP3328245B2 (ja) キーボードによる文字入力方式、文字入力方法、および記録媒体
JP3071751B2 (ja) キー入力装置
JP2003140814A (ja) 文字入力キーボード、文字入力キーボードを備えた電子機器並びに文字入力キーボードの入力方法
JP2001356872A (ja) キー入力装置およびその入力方法
JP3222445B2 (ja) 文字入力キーボードを備えた電子機器
JP3110695B2 (ja) キー入力装置
JP4599430B2 (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
JP4146069B2 (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
JP4922990B2 (ja) キー入力装置
KR20040003092A (ko) 새로운 확장형 키패드를 통한 한글 입력 방법 및 장치
KR20020012823A (ko) 1개의 문자전환 버튼을 이용한 문자 입력 방법
KR20030089190A (ko) 통신기기용 중국어 입력장치
JP2006081137A (ja) キーボードを備えた電子機器
JP2002323949A (ja) キーボードを用いた文書入力システムと該システムを備えた電子機器
JP2002297298A (ja) キーボードを用いた文書入力システムと該システムを備えた電子機器
JP2002073261A (ja) キーボードの入力方法及びキーボード
JP2003330599A (ja) 文字入力方法とそれを用いた携帯型端末