JP2003140450A - クリーニング部材及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

クリーニング部材及びこれを用いた画像形成装置

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JP2003140450A JP2001336911A JP2001336911A JP2003140450A JP 2003140450 A JP2003140450 A JP 2003140450A JP 2001336911 A JP2001336911 A JP 2001336911A JP 2001336911 A JP2001336911 A JP 2001336911A JP 2003140450 A JP2003140450 A JP 2003140450A
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正則 加藤
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茂 田中
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 帯電ローラー等からなる被清掃部材の長
手方向に沿った均一な平面度の確保、及び被清掃部材の
長手方向に沿った均一な押し付け力、付着物が表面に堆
積することによるクリーニング性の低下防止、及びこれ
に伴う長寿命化、更には装置の小型化及び低コスト化が
可能なクリーニング部材及びこれを用いた画像形成装置
を提供することを課題とする。 【解決手段】 被清掃部材の表面に接触して、当該被清
掃部材の表面をクリーニングするクリーニング部材にお
いて、前記クリーニング部材は、前記被清掃部材の表面
に接触するクリーニングブラシを備えており、当該クリ
ーニングブラシは、その先端部が基端部よりも幅方向に
開いた状態で設けられるように構成して課題を解決し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式な
どを採用したフルカラーや白黒の画像等を形成すること
が可能な複写機やプリンター、あるいはファクシミリ等
の画像形成装置に用いられるクリーニング部材及びこれ
を用いた画像形成装置に関し、更に詳しくは画像形成装
置の帯電ローラーを清掃するクリーニング部材及びこれ
を用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真方式などを採用
した複写機やプリンターなどの画像形成装置では、感光
体ドラムなどの像担持体の表面を、所定の電位に一様に
帯電させた上で、画像露光を施すことによって、像担持
体の表面に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーに
よって現像することにより、静電潜像を可視化して像担
持体上にトナー像を形成し、そのトナー像を用紙などの
記録媒体に転写し、定着することにより記録媒体上に画
像が形成される。
【0003】さらに、上記複写機やプリンター等の画像
形成装置としては、フルカラーの画像を高速に形成可能
とするため、感光体ドラム上にイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)、黒(K)などの所定の色の画
像を形成する複数の画像形成ユニットを、互いに並列的
に配置し、これら複数の画像形成ユニットで形成された
色の異なるトナー像を、中間転写ベルト上に一旦多重に
一次転写した後、当該中間転写ベルトから記録媒体上に
一括して二次転写するように構成した所謂タンデム型の
フルカラー画像形成装置が、種々提案されており、本出
願人によって既に製品化されてもいる。
【0004】このような画像形成装置には、トナー像を
担持する像担持体の表面に、一様に電荷を付与すること
により、像担持体を帯電させる帯電装置や、中間転写ベ
ルト上に一次転写されたトナー像を記録媒体上に一括し
て二次転写するために、中間転写ベルトに転写電界を作
用させる転写用の帯電装置などが用いられている。これ
らの帯電装置としては、コロナ放電を利用したスコロト
ロンやコロトロンなどの非接触帯電方式と、微小ギャッ
プでの放電を利用した帯電ローラーなどによる接触帯電
方式の2種類の帯電方式のものが知られている。
【0005】コロナ放電を利用した帯電装置では、電荷
を付与すべき像担持体表面と対向にさせて張架されたワ
イヤに高電圧を印加することにより、像担持体とワイヤ
との間にコロナ放電を発生させ、像担持体に所定の電荷
が付与される。この方式の帯電器は、帯電の均一性に優
れているものの、オゾン、NOxなどの放電生成物が大
量に発生するため、その処理装置が必要となり、画像形
成装置の大型化や高コスト化を招きやすいという欠点が
ある。また、空気中のごみやトナー、放電生成物、フュ
ーザオイルなどにより電極ワイヤが汚れ、帯電が不均一
となるため画像欠陥を生じる虞れもある。
【0006】そのため、最近では、コロナ放電方式に代
わり、像担持体に帯電部材を直接接触させて帯電する接
触帯電方式の帯電装置が広く使用されている。この接触
帯電方式では、半導電性を有するローラー状の帯電部材
を像担持体表面に接触するように配置し、その帯電部材
に電圧を印加して、接触部位の像担持体上の微小空隙に
おいて放電を発生させることにより、像担持体に電荷が
付与される。この方式では、コロナ放電は利用されない
のでオゾン発生量が極めて少ない上、帯電部材が像担持
体と接触しているため、装置を小型化、軽量化するのに
適している。
【0007】しかし、このような接触方式の帯電装置
は、帯電部材を像担持体に接触させるため、トナー、放
電生成物、空気中のほこり、紙粉などの汚れが帯電部材
に付着しやすく、このような汚れが付着すると異常放電
や不安定な放電が発生し、カブリなどの画質欠陥を招き
やすいという問題がある。この汚れ付着による不均一な
帯電は、直流電圧を印加する場合に特に顕著となり、不
均一な帯電による画質欠陥は、特に高画質用の画像形成
装置にとって致命的な問題となりかねない。
【0008】そこで、上記の問題点を解決し、長期にわ
たって画質欠陥が発生しない極めて安定した均一な帯電
ができるようにした画像形成装置としては、特開平2−
272594号公報や、特開平7−128956号公報
や、特開平7−128958号公報や、特開2001−
201923号公報等に開示されているものが、既に提
案されている。
【0009】上記特開平2−272594号公報に係る
画像形成装置は、像担持体と、これに圧接して該像担持
体および(または)転写材にバイアス電圧を印加する接
触型の弾性帯電手段とを備えた画像形成装置において、
前記弾性帯電手段にスポンジ材からなるクリーニング手
段を当接してなるように構成したものである。
【0010】また、上記特開平7−128956号公報
に係る画像形成装置は、回動する感光体と、該感光体に
接触して回動しながらそれを帯電させる帯電部材と、該
帯電部材の前記感光体に接触する表面をクリーニングす
るクリーニング部材とを備えた画像形成装置において、
前記クリーニング部材を通常は前記帯電部材の表面から
離間した状態に保持し、所定の時間間隔を開けたタイミ
ング毎に前記帯電部材の表面に一定時間だけ接触させる
クリーニング部材移動手段を設けるように構成したもの
である。
【0011】さらに、上記特開平7−128958号公
報に係る画像形成装置は、感光体に対し帯電を行う帯電
ローラと、前記帯電ローラの表面に付着したトナー等の
異物を除去する所定以上の硬度を有するクリーナとを具
備するように構成したものである。なお、上記クリーナ
としては、ロールによって供給・巻取される長尺なシー
ト状の研磨紙からなるものが用いられている。
【0012】又、上記特開2001−201923号公
報に係る電子写真式画像形成装置は、ローラ式帯電装置
を有する電子写真式画像形成装置において、前記帯電ロ
ーラをクリーニングするローラクリーニグ部材を設け、
感光体の下方位置に前記帯電装置を配置するように構成
したものである。上記ローラクリーニグ部材としては、
スポンジ部材や不織布やブラシを平板に取り付けたもの
が用いられている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記特開平2−272594号公報や、特開平
7−128956号公報や、特開平7−128958号
公報や、特開2001−201923号公報等に開示さ
れた技術の場合には、スポンジ材からなるクリーニング
手段や、シート状の研磨紙からなるクリーナ、あるいは
スポンジ部材や不織布やブラシからなるローラクリーニ
ング部材を、単に、帯電ローラーの表面に当接させるこ
とによって、当該帯電ローラーの表面をクリーニングす
るものであり、クリーニング部材を帯電ローラーの表面
に当接させる条件を規定したものではない。そのため、
上記公報等に開示された技術の場合には、初期的にはあ
る程度満足のいくクリーニング性が得られていても、ス
ポンジ材や不織布やブラシ等が目詰まりして、クリーニ
ング性の維持性(ライフ)に問題があったり、シート状
の研磨紙を供給し、巻き取る機構が必要となり、装置が
大型化したり、コスト高を招くという問題点を有してい
た。
【0014】また、上記特開平2−272594号公報
や、特開平7−128956号公報や、特開平7−12
8958号公報や、特開2001−201923号公報
等に開示された技術の場合には、スポンジ部材や不織布
やブラシからなるクリーニング部材を使用しており、こ
れらのスポンジ部材や不織布やブラシを、帯電ローラー
の軸方向に沿って均一な平面度を確保した状態で当接さ
せたり、帯電ローラーの軸方向に沿って均一な押し付け
力を保った状態で当接させることが困難であり、帯電ロ
ーラーの軸方向に沿って均一なクリーニング性を得るこ
とができないという問題点を有していた。
【0015】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、帯電ローラー等からなる被清掃部材の長手
方向に沿った均一な平面度の確保、及び被清掃部材の長
手方向に沿った均一な押し付け力、付着物が表面に堆積
することによるクリーニング性の低下防止、及びこれに
伴う長寿命化、更には装置の小型化及び低コスト化が可
能なクリーニング部材及びこれを用いた画像形成装置を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に記載された発明は、被清掃部材の表面に
接触して、当該被清掃部材の表面をクリーニングするク
リーニング部材において、前記クリーニング部材は、前
記被清掃部材の表面に接触するクリーニングブラシを備
えており、当該クリーニングブラシは、その先端部が基
端部よりも幅方向に開いた状態で設けられていることを
特徴とするクリーニング部材である。
【0017】また、請求項2に記載された発明は、前記
クリーニング部材を設ける設置面が、幅方向の中央部が
両端部に比べて高く突出した状態に形成されていること
を特徴とする請求項1記載のクリーニング部材。
【0018】さらに、請求項3に記載された発明は、前
記クリーニングブラシが、導電性の繊維と絶縁性の繊維
の混毛から構成されていることを特徴とする請求項1又
は2に記載のクリーニング部材である。
【0019】又、請求項4に記載された発明は、前記ク
リーニングブラシによるクリーニング動作中は、被清掃
部材の帯電を弱めるかオフする、乃至は被清掃部材に当
該被清掃部材の表面に付着した異物の帯電系列と同極の
電圧を印加することを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載のクリーニング部材である。
【0020】更に、請求項5に記載された発明は、前記
クリーニング部材が、被清掃部材と接離可能に設けられ
ているとともに、被清掃部材と接触するときのポイント
と、退避時に最も近接したポイントとが異なるように構
成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
かに記載のクリーニング部材である。
【0021】また、請求項6に記載された発明は、像担
持体の表面に接触して回転しながら当該像担持体の表面
を帯電させる帯電部材と、前記帯電部材の表面をクリー
ニングする接離可能なクリーニング部材とを備えた画像
形成装置において、前記クリーニング部材は、前記被清
掃部材の表面に接触するクリーニングブラシを備えてお
り、当該クリーニングブラシは、その先端部が基端部よ
りも幅方向に開いた状態で設けられていることを特徴と
する画像形成装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0023】実施の形態1 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置とし
てのタンデム型のデジタルカラープリンターを示すもの
である。また、図3はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラー複写機
を示すものである。
【0024】図2及び図3において、1はタンデム型の
デジタルカラープリンター及び複写機の本体を示すもの
であり、デジタルカラー複写機の場合には、図3に示す
ように、本体1の上部に、原稿2を一枚ずつ分離した状
態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)3
と、当該自動原稿搬送装置3によって搬送される原稿2
の画像を読み取る原稿読取装置4が配設されている。こ
の原稿読取装置4は、プラテンガラス5上に載置された
原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像
を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9
及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD
等からなる画像読取素子11上に走査露光して、この画
像読取素子11によって原稿2の色材反射光像を所定の
ドット密度(例えば、16ドット/mm)で読み取るよ
うになっている。
【0025】上記原稿読取装置4によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとしてIPS(Image Processing
System)12に送られ、このIPS12では、
原稿2の反射率データに対して、シェーデイング補正、
位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消
し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。ま
た、IPS12は、パーソナルコンピュータ等から送ら
れてくる画像データに対しても、所定の画像処理を行な
うようになっている。
【0026】そして、上記の如くIPS12で所定の画
像処理が施された画像データは、同じくIPS12によ
って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)(各8ビット)の4色の原稿再現色材
階調データに変換され、次に述べるように、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各
色の画像形成ユニット13Y、13M、13C、13K
のROS(Raser Output Scanne
r)14に送られ、この画像露光装置としてのROS1
4では、所定の色の原稿再現色材階調データに応じてレ
ーザ光LBによる画像露光が行われる。
【0027】ところで、この実施の形態に係る画像形成
装置では、各々色の異なるトナー像を形成する複数の画
像形成ユニットを並列的に配置するとともに、前記複数
の画像形成ユニットの上部にわたって、当該複数の画像
形成ユニットで形成された各色のトナー像が転写される
ベルト状の中間転写体を配置し、更に前記複数の画像形
成ユニットの下方に、各画像形成ユニットの像担持体に
画像の書き込みを行なう画像書込手段を配置するように
構成されている。
【0028】また、この実施の形態では、前記ベルト状
の中間転写体からトナー像が転写される転写媒体を、鉛
直方向の下方から上方に向けて搬送し、前記ベルト状の
中間転写体から転写媒体上にトナー像を転写する二次転
写手段を、当該中間転写ベルトの側方に設けるように構
成されている。
【0029】さらに、この実施の形態では、前記複数の
画像形成ユニットのうち、前記ベルト状の中間転写体の
移動方向の最下流側に、黒色のトナー像を形成する画像
形成ユニットを配置するように構成されている。
【0030】すなわち、上記タンデム型のデジタルカラ
ープリンター及び複写機本体1の内部には、図2、図3
に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kが、水平方向に一定の間隔をお
いて並列的に配置されている。
【0031】これらの4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kは、すべて同様に構成されてお
り、大別して、所定の速度(例えば、104mm/se
c)で回転駆動される像担持体としての感光体ドラム1
5と、この感光体ドラム15の表面を一様に帯電する帯
電装置としての帯電ロール16と、当該感光体ドラム1
5の表面に所定の色に対応した画像を露光して静電潜像
を形成する画像露光手段としてのROS14と、感光体
ドラム15上に形成された静電潜像を所定の色のトナー
で現像する現像手段としての現像器17と、感光体ドラ
ム15の表面を清掃するクリーニング装置18とから構
成されている。これらの感光体ドラム15と周辺に配置
される画像形成部材は、一体的にユニット化されてお
り、プリンター及び複写機本体1から個別に交換可能に
構成されている。
【0032】上記ROS14は、図2及び図3に示すよ
うに、4つの画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kに共通に構成されており、図示しない4つの
半導体レーザを各色の原稿再現色材階調データに応じて
変調して、これらの半導体レーザからレーザ光LB−
Y、LB−M、LB−C、LB−Kを階調データに応じ
て出射するように構成されている。なお、上記ROS1
4は、複数の画像形成ユニット毎に個別に構成しても勿
論よい。上記半導体レーザから出射されたレーザ光LB
−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しないf
−θレンズを介してポリゴンミラー19に照射され、こ
のポリゴンミラー19によって偏向走査される。上記ポ
リゴンミラー19によって偏向走査されたレーザ光LB
−Y、LB−M、LB−C、LB−Kは、図示しない結
像レンズ及び複数枚のミラーを介して、感光体ドラム1
5上の露光ポイントに、斜め下方から走査露光される。
【0033】上記ROS14は、図2に示すように、下
方から感光体ドラム15上に画像を走査露光するもので
あるため、このROS14には、上方に位置する4つの
画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現
像器17などからトナー等が落下して、汚損される虞れ
を有している。そのため、ROS14は、その周囲が直
方体状のフレーム20によって密閉されているととも
に、当該フレーム20の上部には、4本のレーザ光LB
−Y、LB−M、LB−C、LB−Kを、各画像形成ユ
ニット13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム
15上に露光するため、シールド部材としての透明なガ
ラス製のウインドウ21Y、21M、21C、21Kが
設けられている。
【0034】上記IPS12からは、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像
形成ユニット13Y、13M、13C、13Kに共通し
て設けられたROS14に、各色の画像データが順次出
力され、このROS14から画像データに応じて出射さ
れたレーザ光LB−Y、LB−M、LB−C、LB−K
は、対応する感光体ドラム15の表面に走査露光され、
静電潜像が形成される。上記感光体ドラム15上に形成
された静電潜像は、現像器17Y、17M、17C、1
7Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像とし
て現像される。
【0035】上記各画像形成ユニット13Y、13M、
13C、13Kの感光体ドラム15上に、順次形成され
たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の各色のトナー像は、各画像形成ユニット13
Y、13M、13C、13Kの上方にわたって配置され
た転写ユニット22の中間転写ベルト(ベルト状の中間
転写体)25上に、4つの一次転写ロール26Y、26
M、26C、26Kによって多重に転写される。これら
の一次転写ロール26Y、26M、26C、26Kは、
各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13Kの
感光体ドラム15に対応した中間転写ベルト25の裏面
側に配設されている。この実施の形態では、所望の体積
抵抗値に調整されたロールを使用している。そして、一
次転写ロール26Y、26M、26C、26Kには、転
写バイアス電源(図示しない)が接続されており、所定
のトナー極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の
転写バイアスが所定のタイミングで印加されるようにな
っている。
【0036】また、上記中間転写ベルト25は、図2に
示すように、ドライブロール27と、テンションロール
24と、バックアップロール28との間に一定のテンシ
ョンで掛け回されており、図示しない定速性に優れた専
用の駆動モーターによって回転駆動されるドライブロー
ル27により、矢印方向に所定の速度で循環駆動される
ようになっている。尚、図2においては、中間転写ベル
ト25が、ドライブロール27と、テンションロール2
4と、バックアップロール28を含む4本のロールによ
って支持された場合を示している。上記中間転写ベルト
25は、例えば、チャージアップを起こさないべルト素
材(ゴムまたは樹脂)にて抵抗調整されたものが使用さ
れている。
【0037】上記中間転写ベルト25上に多重に転写さ
れたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
黒(K)の各色のトナー像は、図2に示すように、当該
中間転写ベルト25の側面に配置されたバックアップロ
ール28に圧接する二次転写ロール29によって、圧接
力及び電界で記録媒体としての記録用紙30上に二次転
写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙
30は、上方に位置する定着器31へと搬送される。上
記二次転写ロール29は、バックアップロール28の側
方に圧接しており、鉛直方向の下方から上方に搬送され
る記録用紙30上に、各色のトナー像を二次転写するよ
うになっている。そして、上記各色のトナー像が転写さ
れた記録用紙30は、定着器31によって熱及び圧力で
定着処理を受けた後、排出ロール32によって本体1の
上部に設けられた排出トレイ33上に排出される。
【0038】上記記録用紙30は、図2及び図3に示す
ように、装置本体1の内部に配設された給紙装置34か
ら、所定のサイズのものが、ナジャーロール35及び用
紙分離搬送用のフィードロール36により、1枚ずつ分
離された状態で用紙搬送路37に設けられたレジストロ
ール38まで一旦搬送され、停止される。給紙された記
録用紙30の搬送経路37は、鉛直方向上向きとなって
いる。上記給紙装置34から供給された記録用紙30
は、所定のタイミングで回転するレジストロール38に
よって中間転写ベルト35の二次転写位置へ送出され
る。
【0039】なお、上記デジタルカラープリンター及び
複写機において、フルカラー等の両面コピーをとる場合
には、片面に画像が定着された記録用紙30を、排出ロ
ール32によって排出トレイ33上にそのまま排出せず
に、図示しない切替ゲートによって搬送方向を切り替
え、用紙搬送用のローラ対39を介して両面用搬送ユニ
ット40へと搬送する。そして、この両面用搬送ユニッ
ト40では、搬送径路41に沿って設けられた図示しな
い搬送用のローラ対により、記録用紙30の表裏が反転
された状態で、再度レジストロール38へと搬送され、
今度は、当該記録用紙30の裏面に画像が転写・定着さ
れた後、排出トレイ33上に排出される。
【0040】図2及び図3中、44Y、44M、44
C,44Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、黒(K)の各色の現像器17に、所定の色の
トナーを供給するトナーカートリッジをそれぞれ示して
いる。
【0041】図4は上記デジタルカラープリンター及び
複写機の各画像形成ユニットを示すものである。
【0042】上記イエロー色、マゼンタ色、シアン色及
び黒色の4つの画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kは、図4に示すように、すべてが同様に構成
されており、これらの4つの画像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kでは、上述したように、それぞ
れイエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色のトナー
像が所定のタイミングで順次形成されるように構成され
ている。上記各色の画像形成ユニット13Y、13M,
13C、13Kは、上述したように、感光体ドラム15
を備えており、これらの感光体ドラム15の表面は、帯
電用の帯電ロール16によって一様に帯電される。その
後、上記感光体ドラム15の表面は、ROS14から画
像データに応じて出射される画像形成用のレーザ光LB
が走査露光されて、各色に対応した静電潜像が形成され
る。上記感光体ドラム15上に走査露光されるレーザ光
LBは、当該感光体ドラム15の直下よりやや右側寄り
の斜め下方から露光されるように設定されている。上記
感光体ドラム15上に形成された静電潜像は、各画像形
成ユニット13Y、13M、13C、13Kの現像器1
7の現像ロール17aによってそれぞれイエロー色、マ
ゼンタ色、シアン色、黒色の各色のトナーにより現像さ
れて可視トナー像となり、これらの可視トナー像は、一
次転写ロール26の帯電によって中間転写ベルト25上
に順次多重に転写される。
【0043】なお、トナー像の転写工程が終了した後の
感光体ドラム15の表面は、クリーニング装置18によ
って残留トナー等が除去されて、次の画像形成プロセス
に備える。上記クリーニング装置18は、クリーニング
ブレード42を備えており、このクリーニングブレード
42によって、感光体ドラム15上の残留トナー等を除
去するようになっている。また、トナー像の転写工程が
終了した後の中間転写ベルト25の表面は、図2及び図
3に示すように、クリーニング装置43によって残留ト
ナーや紙粉等が除去されて、次の画像形成プロセスに備
える。上記クリーニング装置43は、クリーニングブラ
シ43a及びクリーニングブレード43bを備えてお
り、これらのクリーニングブラシ43a及びブレード4
2によって、中間転写ベルト25上の残留トナーや紙粉
等を除去するようになっている。
【0044】ところで、この実施の形態では、被清掃部
材の表面に接触して、当該被清掃部材の表面をクリーニ
ングするクリーニング部材において、前記クリーニング
部材は、前記被清掃部材の表面に接触するクリーニング
ブラシを備えており、当該クリーニングブラシは、その
先端部が基端部よりも幅方向に開いた状態で設けられる
ように構成されている。
【0045】また、この実施の形態では、前記クリーニ
ング部材を設ける設置面が、幅方向の中央部が両端部に
比べて高く突出した状態に形成されるように構成されて
いる。
【0046】さらに、この実施の形態では、クリーニン
グブラシが、導電性の繊維と絶縁性の繊維の混毛から構
成されている。
【0047】又、この実施の形態では、前記クリーニン
グブラシによるクリーニング動作中は、被清掃部材の帯
電を弱めるかオフする、乃至は被清掃部材に当該被清掃
部材の表面に付着した異物の帯電系列と同極の電圧を印
加するように構成されている。
【0048】更に、この実施の形態では、前記クリーニ
ング部材が、被清掃部材と接離可能に設けられていると
ともに、被清掃部材と接触するときのポイントと、退避
時に最も近接したポイントとが異なるように構成されて
いる。
【0049】また、この実施の形態では、前記クリーニ
ング部材を被清掃部材の表面に対して接離させる接離手
段を備えており、前記接離手段は、クリーニング部材に
対して帯電ローラーの表面に接離する駆動力を伝達する
駆動力伝達部材として、弾性部材を用いるように構成さ
れている。
【0050】すなわち、この実施の形態に係る帯電装置
50は、図5に示すように、感光体ドラム15の表面に
接触して、当該感光体ドラム15の表面を所定の電位に
帯電する帯電ローラー16と、この帯電ローラー16の
一側面と下側の端面をほぼ覆うハウジング部材51とを
備えている。このハウジング部材51は、図6に示すよ
うに、帯電ローラー16の一側面を覆う側壁部52と、
この側壁部52の長手方向の両端部に一体的に設けら
れ、帯電ローラー16の金属製の軸部材16aを回転自
在に支持する軸受け部53と、帯電ローラー16の下端
面を覆う底壁部を兼ねるクリーニング部材54とから構
成されている。なお、上記軸受け部53には、帯電ロー
ラー16の金属製の軸部材16aを回転自在に支持する
軸受け部材55が、感光体ドラム15と接離する方向に
移動自在に取り付けられている。また、上記軸受け部材
55は、軸受け部53に取り付けられたコイルスプリン
グ56によって、感光体ドラム15と接近する方向に付
勢されている。
【0051】上記クリーニング部材54は、図7に示す
ように、帯電ローラー16の下側に位置する平板部57
と、当該平板部57の左端から上方に短く起立した側壁
部58と、平板部57上に植設されたクリーニングブラ
シ59とから構成されている。このクリーニング部材5
4の平板部57には、図1に示すように、その上面57
aにクリーニングブラシ59が植設されており、当該ク
リーニングブラシ59は、その先端部が基端部よりも幅
方向に開いた状態で設けられている。そのため、上記平
板部57の上面57aは、図1に示すように、その中央
部近傍が高く設定されているとともに、両端部に行くに
従って徐々に低くなるような山形の形状に形成されてい
る。なお、この平板部57の上面は、山形の形状に限ら
ず、その中央部近傍が高く、両端部に行くに従って徐々
に低くなるように、アール形状(円弧状)や楕円形状な
どに形成してもよい。そして、上記平板部57の上面5
7aには、図1及び図8に示すように、クリーニングブ
ラシ59が両面テープによる接着等の手段で長手方向に
沿って固着されている。その結果として、クリーニング
ブラシ59は、その先端部が基端部よりも幅方向に開い
た状態で設けられている。さらに、上記クリーニングブ
ラシ59は、後述するように、帯電ローラー16と接離
可能に設けられており、帯電ローラー16と接触すると
きは、図1(b)に示すように、当該クリーニングブラ
シ59の中央部近傍が接触し、退避時に帯電ローラー1
6から離間したときは、図1(a)に示すように、当該
クリーニングブラシ59の幅方向の一端部が最も近接す
るように配設されている。
【0052】なお、上記の実施の形態では、平板部57
の上面57aを、山形の形状等に形成することによっ
て、クリーニングブラシ59は、その先端部が基端部よ
りも幅方向に開いた状態で設けられているが、クリーニ
ングブラシ59の繊維を平坦な基布に植設する際に、直
接、先端部が基端部よりも幅方向に開いた状態となるよ
うに植設しても良い。
【0053】また、上記クリーニングブラシ59は、図
10に示すように、ナイロンベース等の基布59aに、
導電性繊維と絶縁性繊維を混毛したパイル59bを所定
の密度で植設して構成されている。上記導電性繊維とし
ては、例えば、太さが44T(g/10000m)の導
電材料(カーボンブラック等)を付与したPET製の繊
維であるベルトロン(商品名)が用いられる。また、上
記絶縁性繊維としては、例えば、太さが48Tの6.6
ナイロン製の繊維が用いられる。そして、上記導電性繊
維と絶縁性繊維を混毛したパイル59bは、例えば、図
10(c)に示すように、導電性繊維を12本と、絶縁
性繊維を14本まとめたものを1本のパイル59cとし
たものを、W織によって5mm当たり30列、1平方イ
ンチ当たり25万本の密度で植設されている。また、上
記の如く構成されるクリーニングブラシ59は、基布5
9aの裏面に両面テープ50dの片面が接着されてい
る。
【0054】更に、このクリーニング部材54は、図6
及び図8に示すように、ハウジング部材51の軸受け部
53に、ヒンジを構成する軸部60を中心にして回動自
在に取り付けられているとともに、当該クリーニング部
材54は、その一部に設けられたストッパー60aが、
軸受け部53と係合することによって、図6に示すよう
に、側壁部52と略直交した状態で停止するように構成
されている。さらに、上記クリーニング部材54は、図
9に示すように、反時計回り方向に回動した状態で、そ
の幅方向の先端部54aが、側壁部52内面の下端部に
設けられたストッパー61に当接することによって、停
止するようになっている。
【0055】さらに、上記タンデム型のデジタルカラー
プリンター及び複写機本体1には、図11及び図12に
示すように、クリーニング部材54を回動し、当該クリ
ーニング部材54に設けられたクリーニングブラシ59
を、所定のタイミングで、帯電ローラー16の表面に当
接又は離間させる接離手段62が設けられている。
【0056】この接離手段62は、図12及び図13に
示すように、イエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒
色の各画像形成ユニット13Y、13M、13C、13
Kにおいて、帯電装置50のハウジング部材51の下方
に配置され、クリーニング部材54を帯電ローラー16
の表面に接離させる方向に駆動するカム状部材63を備
えている。このカム状部材63は、図14に示すよう
に、断面略円形状の細長い棒状に形成された軸部64
と、この軸部64の上面に長手方向に沿って一体的に形
成された幅の狭い平板部65と、この平板部65上に両
面テープによる接着等によって固着された弾性部材とし
ての薄い合成樹脂製のフィルム状部材であるマイラーフ
ィルム(商品名)66とから構成されている。このマイ
ラーフィルム(商品名)66としては、例えば、厚さ1
25μmのものが用いられる。なお、マイラーフィルム
(商品名)66は、その厚さの異なるものを使用するこ
とにより、当該マイラーフィルムが弾性変形することに
よって、クリーニングブラシ59を帯電ローラー16の
表面に当接させる押圧力を調節することができる。
【0057】上記カム状部材63は、図15及び図16
に示すように、各画像形成ユニット13Y、13M、1
3C、13Kの下方に配設される合成樹脂製のフレーム
部材67に、軸部64の両端を中心にして回動自在に取
り付けられており、当該カム状部材63の軸方向の一端
部に設けられたアーム部68により、矢印方向に沿って
回動されるように構成されている。そして、このカム状
部材63は、図15に示すように、後述するように、当
該カム状部材63をアーム部68によって回動すること
により、マイラーフィルム66によって、クリーニング
部材54の背面を押し上げ、クリーニング部材54を図
15中反時計回り方向に回動することで、クリーニング
部材54に設けられたクリーニングブラシ59を帯電ロ
ーラー16の表面に当接させるようになっている。な
お、上記マイラーフィルム66は、クリーニング部材5
4を回動させる際に、弾性変形しやすく(特に中央部
が)、当該クリーニング部材54の回動が不十分となる
のを防止するため、クリーニング部材54の背面中央部
には、図1に示すように、リブ69が複数本突設されて
いる。
【0058】また、上記デジタルカラープリンター及び
複写機本体1には、図13、図15乃至図17に示すよ
うに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の各色の画. 像形成ユニット13Y、
13M、13C、13Kに、画像露光装置の光路を開閉
するシャッター部材70が設けられている。このシャッ
ター部材70は、図16に示すように、各画像形成ユニ
ット13Y、13M、13C、13Kの下方に配設され
る合成樹脂製のフレーム部材67に、図15に示す軸部
71を中心にして回動自在に取り付けられており、その
軸方向の一端部に設けられた合成樹脂製の板状弾性部材
等からなるアーム部材72により、矢印方向に沿って開
閉駆動されるように構成されている。また、上記シャッ
ター部材70は、通常、図13等に示すように、コイル
スプリング等からなる付勢部材73によって、時計回り
方向(閉じる方向)に付勢されており、当該シャッター
部材70の先端に取り付けられたフィルム状部材74
が、現像器17のハウジングに当接することにより、画
像露光装置の光路を遮蔽し、上方から落下するトナー等
の粉塵が画像露光装置に付着するのを防止するようにな
っている。
【0059】さらに、上記デジタルカラープリンター及
び複写機本体1には、図12及び図13に示すように、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒
(K)の各色の画像形成ユニット13Y、13M、13
C、13Kに、そのフロント側に接離手段62の駆動機
構74が配設されている。
【0060】上記駆動機構74は、図12及び図13で
あって、黒色の画像形成ユニット13Kの側方に、駆動
源としての駆動モーター75を備えている。この駆動モ
ーター75の駆動ギア76には、2段の減速ギア77、
78を介して、アーム部材79に一体的に設けられた扇
型のギア80が噛み合わされている。そして、上記アー
ム部材79は、駆動モーター75を所定量だけ回転駆動
することによって、矢印方向に沿って揺動可能となって
いる。
【0061】また、上記アーム部材79には、図13等
に示すように、所定の形状に折り曲げた状態に形成され
た板金からなる作動ロッド81が連結されている。この
作動ロッド81は、図17及び図18に示すように、ア
ーム部材79に第1の切り欠き部82によって連結され
た水平板部83と、当該水平板部83から斜め下方に傾
斜した状態で設けられた短い傾斜板部84と、当該傾斜
板部84の端部に水平に設けられた連結板部85と、当
該連結板部85から斜め上方に傾斜した状態で設けられ
た短い作動板部86とを1つのセットとして、他の3つ
の画像形成ユニットにわたって連設して形成されてい
る。さらに、上記作動ロッド81の各水平板部83に
は、シャッター部材70を駆動するための第2の切り欠
き部87が所定の位置に穿設されている。
【0062】上記作動ロッド81は、図17等に示すよ
うに、当該作動ロッド81が図中左方向に所定量だけ移
動した状態で、各水平板部83に設けられた第2の切り
欠き部87のエッジによって、シャッター部材70の端
部に設けられた作動用の板状部材72を介して、当該シ
ャッター部材70が反時計回り方向に回動され、露光部
を開放するようになっている。また、上記作動ロッド8
1は、図17等に示すように、当該作動ロッド81が図
中右方向に所定量だけ移動すると、各水平板部83に設
けられた第2の切り欠き部87のエッジによって、シャ
ッター部材70の端部に設けられた作動用の板状部材7
2の係止状態が開放され、当該シャッター部材70は、
スプリング73の付勢力によって時計回り方向に回動さ
れ、露光部を閉じるようになっている。
【0063】さらに、上記作動ロッド81は、図17等
に示すように、当該作動ロッド81が図中右方向に更に
所定量だけ移動すると、作動板部86がカム状部材63
の軸方向の端部に設けられたアーム部68を押動し、カ
ム状部材63を反時計回り方向に所定量だけ回動させる
ように構成されている。そのため、上記カム状部材63
のマイラーフィルム66によって、図12に示すよう
に、帯電ローラー16のクリーニング部材54が回動さ
れ、当該クリーニング部材54に設けられたクリーニン
グブラシ59が帯電ローラー16の表面に当接するよう
になっている。
【0064】以上の構成において、この実施の形態に係
るプリンター及び複写機においては、次のようにして、
帯電ローラー等からなる被清掃部材の長手方向に沿った
均一な平面度の確保、及び被清掃部材の長手方向に沿っ
た均一な押し付け力、付着物が表面に堆積することによ
るクリーニング性の低下防止、及びこれに伴う長寿命
化、更には装置の小型化及び低コスト化が可能となって
いる。
【0065】すなわち、この実施の形態に係るデジタル
カラープリンター及び複写機では、図2乃至図4に示す
ように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット13Y、1
3M、13C、13Kにおいて、各感光体ドラムの表面
を、帯電ローラーによって所定の電位に一様に帯電した
後、当該各感光体ドラム15の表面に、ROS20によ
って画像露光を施して、画像情報に応じた静電潜像を形
成し、この静電潜像を各色の現像器17で現像すること
によってトナー像を形成して、当該各感光体ドラム15
上に形成されたトナー像を、中間転写ベルト25上に順
次多重に一次転写するとともに、中間転写ベルト25上
から記録用紙30上に一括して二次転写し、定着器31
によって定着処理を施すことにより、フルカラー又は白
黒の画像が形成される。
【0066】その際、上記デジタルカラープリンター及
び複写機では、図4に示すように、感光体ドラム15の
表面を、接触方式の帯電ローラー16によって一様に帯
電するように構成されており、当該感光体ドラム15の
表面は、帯電ローラー16による帯電工程に先だって、
クリーニング装置18によって、残留トナーやトナーの
外添剤、あるいは紙粉等の異物が除去される。
【0067】ところが、上記デジタルカラープリンター
及び複写機では、高画質化等のために、各現像器17で
特に球形状トナーなどを使用すると、球形状トナーの形
状に起因するクリーニングの困難性や、球形状トナーゆ
えに多くの外添剤の使用などにより、これらの残留トナ
ーやトナーの外添剤等の異物を、クリーニング装置18
によって感光体ドラム15の表面から完全に除去するこ
とが困難であり、クリーニング装置18を通過したトナ
ーや外添剤などの異物が、帯電ローラー16の表面に徐
々に付着することになる。なお、本発明の実施の形態
は、特に球形状トナーなどを使用した場合に有効である
が、これに限定される訳ではなく、球形状トナーを使用
した場合以外にも有効であることは勿論である。
【0068】そのため、上記上記デジタルカラープリン
ター及び複写機では、画像形成プロセスを長期間繰り返
すと、帯電ローラー16の表面にトナーや外添剤などの
異物が局所的に付着して堆積し、当該帯電ローラー16
によって感光体ドラム15の表面を帯電する際に、帯電
不良や異常放電などが発生し、画質劣化を引き起こすこ
とになる。
【0069】そこで、この実施の形態では、図1及び図
6などに示すように、帯電装置50に設けられたクリー
ニング部材54によって、帯電ローラー16の表面をク
リーニングし、当該帯電ローラー16の表面に付着して
堆積したトナーや外添剤などの異物を除去するようにな
っている。
【0070】通常、上記デジタルカラープリンター及び
複写機では、図13や図17などに示すように、画像形
成工程が終了すると、トナー等によって画像露光装置2
0が汚損されるのを防止するために、駆動モーター75
を駆動してアーム部材79を回動させ、当該アーム部材
79に連結された作動ロッド81を、図13中、右方向
に移動させて、シャッター部材70を閉じるように構成
されている(図13はシャッター部材70が閉じた状態
を図示)。ただし、上記の如く、シャッター部材70を
単に閉じた状態では、帯電ローラー16の下方に配置さ
れたカム状部材63は作動せず、クリーニング部材54
は、図19に示すように、帯電ローラー16の表面から
離間した状態となっている。
【0071】この実施の形態に係るデジタルカラープリ
ンター及び複写機では、累積したプリント枚数やプリン
トした画像の累積画素数を、図示しないカウント回路に
よってカウントしており、当該カウント回路のカウント
値が所定の値(例えば、累積プリント枚数が2500
枚)に達した場合に、非画像形成時、即ち、シャッター
部材70を閉じた状態で、駆動モーター75を駆動して
アーム部材79を更に図13中更に時計回り方向に回動
させ、当該アーム部材79に連結された作動ロッド81
を、更に右方向に移動させて、作動ロッド81の作動部
86によってカム状部材63のアーム部68を押動す
る。すると、カム状部材63は、図13等に示すよう
に、反時計回り方向に回動して、当該カム状部材63に
設けられたマイラーフィルム66が、帯電装置50のク
リーニング部材54の背面に当接し、更にクリーニング
部材54を反時計回り方向に回動させる。
【0072】こうすることによって、上記クリーニング
部材54に設けられたクリーニングブラシ59は、帯電
ローラー16の表面に、マイラーフィルム66の変形に
伴う弾性力によって決定される押圧力で当接し、帯電ロ
ーラー16の表面は、クリーニングブラシ59によって
クリーニングされ、帯電ローラー16の表面に付着して
堆積したトナーや外添剤などの異物が除去される。な
お、上記クリーニングブラシ59が帯電ローラー16の
表面に当接している時間は、適宜設定される。
【0073】その際、上記クリーニング部材54に設け
られたクリーニングブラシ59は、図1に示すように、
その先端部が基端部よりも幅方向に開いた状態で設けら
れており、当該幅方向に開いた先端部が帯電ローラー1
6の表面に接触するように構成されているので、帯電ロ
ーラー16の表面に付着したトナーや外添剤等の異物
を、幅方向に開いたクリーニングブラシ59の先端部に
よって、効率良く欠き取ることができ、良好なクリーニ
ング性を得ることができる。
【0074】また、上記クリーニングブラシ59は、図
1に示すように、その先端部が基端部よりも幅方向に開
いた状態で設けられているので、欠き取ったトナーや外
添剤等の異物は、ブラシの先端近傍に残ることがなく、
クリーニング部材54の平板部57に保持されるか、ク
リーニングブラシ59の基端部側に入り込んで保持され
る。そのため、クリーニングブラシ59で欠き取ったト
ナーや外添剤等の異物は、帯電ローラー16の表面に再
付着することがないとともに、当該ブラシ59の基端部
側に保持されるので、長期間にわたって良好なクリーニ
ング性を得ることができ、クリーニングブラシ59のラ
イフが大幅に長くなり、画像形成ユニットと同時期に交
換すればよく、メンテナンス性が向上する。
【0075】さらに、上記クリーニングブラシ59は、
図1に示すように、その先端部が基端部よりも幅方向に
開いた状態で設けられているので、当該クリーニングブ
ラシ59の長手方向に沿った剛性が高まり、特に、クリ
ーニングブラシ59の基布を接着する面を、中央部が高
い山形の形状に形成することによって、クリーニングブ
ラシ59の長手方向に沿った剛性がより一層高くなる。
そのため、上記クリーニングブラシ59は、クリーニン
グ部材54の平板部57上に接着して設けた状態で、ク
リーニングブラシ59の長手方向に沿った剛性がより一
層高くなり、このクリーニングブラシ59は、帯電ロー
ラー16の軸方向に沿って、均一な平面度を確保するこ
とができるとともに、帯電ローラー16の軸方向に沿っ
た均一な押し付け力を得ることができ、帯電ローラー1
6の軸方向に沿った一部にトナーや外添剤等の異物が、
堆積して残留することにより、画質欠陥が発生するのを
防止することができる。
【0076】また、この実施の形態では、クリーニング
ブラシ59によるクリーニング動作中は、帯電ローラー
16の帯電を弱めるかオフする、例えば、帯電ローラー
16の帯電をオフするように構成されており、トナーや
外添剤等の異物が、静電的に帯電した状態で、帯電ロー
ラー16の表面に付着し、クリーニングが困難となるの
を防止している。
【0077】なお、上記帯電ローラー16は、当該帯電
ローラー16の表面に付着した異物の帯電系列と同極の
電圧を印加して、静電的な反発力を利用して、異物を効
果的に除去するように構成しても良い。
【0078】さらに、上記クリーニングブラシ59は、
当該クリーニングブラシ59を構成する繊維の材質等を
適宜選択・調整することにより、帯電ローラー16の表
面に付着した異物の帯電系列と逆極性となるように構成
しても良い。
【0079】また、上記クリーニングブラシ59は、図
20に示すように、導電性繊維を幅方向の中央部に配置
するとともに、絶縁性繊維を導電性繊維の幅方向の両端
部に配置したり、図21に示すように、絶縁性繊維の中
に、導電性繊維を斜めに配置するように構成してもよ
い。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
帯電ローラー等からなる被清掃部材の長手方向に沿った
均一な平面度の確保、及び被清掃部材の長手方向に沿っ
た均一な押し付け力、付着物が表面に堆積することによ
るクリーニング性の低下防止、及びこれに伴う長寿命
化、更には装置の小型化及び低コスト化が可能なクリー
ニング部材及びこれを用いた画像形成装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係るクリー
ニング部材を示す構成図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置としてのデジタルカラープリンターを示す構成図
である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る給紙装
置を適用した画像形成装置としてのデジタルカラー複写
機を示す構成図である。
【図4】 図4はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置の画像形成部を示す構成図である。
【図5】 図5はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置の帯電ロールを示す斜視図である。
【図6】 図6はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置の帯電ロールのハウジングを示す斜視図である。
【図7】 図7はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置のクリーニング部材を示す斜視図である。
【図8】 図8はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置のクリーニング部材を示す斜視図である。
【図9】 図9はこの発明の実施の形態1に係る画像形
成装置の帯電ロールのハウジングを示す斜視図である。
【図10】 図10はクリーニングブラシを示す構成図
である。
【図11】 図11はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置の要部を示す斜視図である。
【図12】 図12はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置の要部を示す正面図である。
【図13】 図13はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置の要部を示す斜視図である。
【図14】 図14はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置のカム状部材を示す斜視図である。
【図15】 図15はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置の要部を示す斜視図である。
【図16】 図16はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置の要部を示す斜視図である。
【図17】 図17はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置の要部を示す斜視図である。
【図18】 図18は作動ロッドを示す斜視図である。
【図19】 図19はこの発明の実施の形態1に係る画
像形成装置の要部を示す正面図である。
【図20】 図20はクリーニングブラシの他の例を示
す構成図である。
【図21】 図21はクリーニングブラシの他の例を示
す構成図である。
【符号の説明】
1:デジタルカラープリンター本体、13Y、13M、
13C、13K:イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット、1
4:ROS、15:感光体ドラム、16:帯電ローラ
ー、54:クリーニング部材、59:クリーニングブラ
シ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 茂 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 種瀬 雅巳 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H134 GA02 GB02 GB05 HB00 HB01 HB03 HB08 HB16 KB07 KD12 KG01 KH15 2H200 FA02 FA08 GA12 GA23 GA34 GA47 GB12 GB25 GB43 HA02 HB12 JA02 JC04 JC12 LB02 LB03 LB12 LB35 LB39 LC10 MA02 MA20 PA03 3B116 AA47 AB33 BA02 BA23 BC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被清掃部材の表面に接触して、当該被清
    掃部材の表面をクリーニングするクリーニング部材にお
    いて、 前記クリーニング部材は、前記被清掃部材の表面に接触
    するクリーニングブラシを備えており、当該クリーニン
    グブラシは、その先端部が基端部よりも幅方向に開いた
    状態で設けられていることを特徴とするクリーニング部
    材。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング部材を設ける設置面
    は、幅方向の中央部が両端部に比べて高く突出した状態
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載のクリ
    ーニング部材。
  3. 【請求項3】 前記クリーニングブラシは、導電性の繊
    維と絶縁性の繊維の混毛から構成されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のクリーニング部材。
  4. 【請求項4】 前記クリーニングブラシによるクリーニ
    ング動作中は、被清掃部材の帯電を弱めるかオフする、
    乃至は被清掃部材に当該被清掃部材の表面に付着した異
    物の帯電系列と同極の電圧を印加することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のクリーニング部材。
  5. 【請求項5】 前記クリーニング部材は、被清掃部材と
    接離可能に設けられているとともに、被清掃部材と接触
    するときのポイントと、退避時に最も近接したポイント
    とが異なるように構成されていることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載のクリーニング部材。
  6. 【請求項6】 像担持体の表面に接触して回転しながら
    当該像担持体の表面を帯電させる帯電部材と、前記帯電
    部材の表面をクリーニングする接離可能なクリーニング
    部材とを備えた画像形成装置において、 前記クリーニング部材は、前記被清掃部材の表面に接触
    するクリーニングブラシを備えており、当該クリーニン
    グブラシは、その先端部が基端部よりも幅方向に開いた
    状態で設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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