JP2003139428A - スターリング機関 - Google Patents

スターリング機関

Info

Publication number
JP2003139428A
JP2003139428A JP2001333859A JP2001333859A JP2003139428A JP 2003139428 A JP2003139428 A JP 2003139428A JP 2001333859 A JP2001333859 A JP 2001333859A JP 2001333859 A JP2001333859 A JP 2001333859A JP 2003139428 A JP2003139428 A JP 2003139428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
gas
piston
power piston
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001333859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3856684B2 (ja
JP2003139428A5 (ja
Inventor
Makoto Ijiri
良 井尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001333859A priority Critical patent/JP3856684B2/ja
Publication of JP2003139428A publication Critical patent/JP2003139428A/ja
Publication of JP2003139428A5 publication Critical patent/JP2003139428A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3856684B2 publication Critical patent/JP3856684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/001Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor

Landscapes

  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ外部から圧縮室へ戻るガス量をエン
ジンの動作状態に応じて可変することにより、エネルギ
ロスを低減し、ピストンばねを劣化させることなく低振
幅から高振幅まで高冷凍能力を有するスターリング機関
を提供する。 【解決手段】 本発明のスターリング機関は、作動ガス
を封入したシリンダ9内を往復運動可能に設けられたデ
ィスプレーサー1およびピストン2を有するフリーピス
トン型スターリング機関において、ディスプレーサー1
およびピストン2の間の圧縮空間8とシリンダ9の外部
空間12と連通するための流通通路13、14と、この
流通通路13、14とは別途に設けられたたとえばニー
ドルバルブ20のような振動中心変動防止手段とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スターリング機関
に関し、具体的には、作動ガスを封入したシリンダ内を
往復運動可能に設けられたパワーピストンおよびディス
プレーサーを有するフリーピストン型スターリング機関
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に冷凍サイクルには、蒸気圧縮式
の冷凍サイクルが採用されている。こうした蒸気圧縮式
の冷凍サイクルには、作動媒体としての冷媒にフロンが
用いられ、フロンの凝縮、蒸発を利用して所要の冷却性
能を得るようにしている。
【0003】ところが、冷媒として使用されるフロン
は、大気中に放出されると成層圏に達してオゾン層を破
壊するとの指摘がある。このため、近年、特定フロンを
対象としたフロンの使用ならびに生産が規制されてきて
いる。そこで、フロンを用いた冷凍サイクルに代わるも
のとして、逆スターリング冷凍サイクルが注目を集めて
いる。
【0004】逆スターリング冷凍サイクルは、作動媒体
としてヘリウムガス、水素ガス、窒素ガスなどといった
地球環境に悪影響を与えないガスを採用し、逆スターリ
ングサイクルによって低温を得るようにしたものであ
る。
【0005】このスターリング冷凍機は、極低温レベル
の寒冷を発生させる小型冷凍機の一種として知られてい
る。この冷凍機は、冷媒ガスを圧縮する圧縮機と、該圧
縮機から吐出された冷媒ガスを膨張させる膨張機とを組
合せたものである。上記圧縮機には、ガス圧がたとえば
サイン(sin)カーブなどの特性をもって所定周期で
経時変化するように冷媒ガスを圧縮するものが使用され
る。
【0006】一方、膨張機は、先端が閉塞されたシリン
ダと、該シリンダ内に往復動自在に嵌挿され、シリンダ
内を先端側の膨張室および基端側の作動室に区画形成す
るフリーディスプレーサーと、該フリーディスプレーサ
ーを往復運動可能に弾性支持するスプリングとを備えて
なるものである。該作動室は上記圧縮室に接続されてお
り、圧縮機からの冷媒ガス圧によりディスプレーサーを
往復運動させて冷媒ガスを膨張させる。これにより、シ
リンダ先端のコールドヘッドに寒冷を発生させるように
なされている。
【0007】なお、この方式のスターリング冷凍機は一
般にフリーピストン型スターリング冷凍機と呼ばれてい
る。
【0008】図8は、従来のフリーピストン型スターリ
ング冷凍機の構成を示す概略断面図である。図8を参照
して、従来のスターリング機関は、ディスプレーサー1
と、ピストン2と、再生器3と、共振用バネ4、5と、
リニアモータ6と、シリンダ9と、放熱部10とを主に
有している。
【0009】ディスプレーサー1およびピストン2の各
々は、円筒形状のシリンダ9内にて往復運動可能なよう
に配置されており、共振用バネ4、5の各々によって支
持されている。これにより、シリンダ9の内部空間に膨
張空間7と圧縮空間8とが形成される。膨張空間7と圧
縮空間8との間に再生器3を設けて閉回路が構成され、
この閉回路の作動空間にヘリウムなどの作動ガスが充填
されている。また、圧縮空間8で生じた熱を外部に放出
するために放熱部10が設けられている。
【0010】ピストン2は、リニアモータ6などの外部
動力によってシリンダ9の軸方向に振動する。このリニ
アモータ6はモータ移動部15およびモータ磁気回路部
16を有しており、モータ移動部15はピストン2に取
り付けられた可動部材であり、モータ磁気回路部16は
固定部材である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のスターリング冷
凍機においては、圧縮動作を行なうピストン2およびデ
ィスプレーサー1の摩耗を防ぐために、気体軸受が用い
られている。つまり、ピストン2やディスプレーサー1
の摺動面に複数のピンホール11が設けられ、圧縮空間
8とそのピンホール11とを結ぶ通路が設けられてい
る。これにより、ピストン2が圧縮動作を行なうときに
発生する圧縮空間8とシリンダ内周面−ピストン外周面
との間の圧力差を利用して、圧縮空間8の高圧ガスの一
部がピストン2の内部を通り、摺動面のピンホール11
から吐出されることで気体軸受が構成されている。
【0012】このため、連続運転を行なうとシリンダ9
の外部空間(以下、シリンダ外部空間と称する)12の
ガス圧が徐々に高くなり、圧縮空間8とシリンダ外部空
間12との圧力バランスが崩れてくる。またピストン2
とシリンダ9との間の隙間からシリンダ9内のガスがシ
リンダ9外に移動する。このため、通常は、シリンダ外
部空間12のガスが圧縮空間8に戻りやすくするために
戻り流路13、14の各々がシリンダ9およびピストン
2の各々に設けられている。
【0013】ところが、ピストン2の振幅が小さいとき
(低振幅時)には、気体軸受のピンホール11から吐出
されるガスは少ないから、戻り流路13、14は小さく
てもよいが、ピストン2の振幅が大きいとき(高振幅
時)には、ピンホール11から吐出されるガスも多くな
るため、戻り流路13、14から戻るガスが足りなくな
り、シリンダ外部空間12のガス圧が設計値よりも高く
なる。シリンダ外部空間12のガス圧が高くなりすぎる
と、ピストン2の振幅中心が圧縮空間8側へ移動してピ
ストン2の圧縮空間が小さくなるため、エンジン性能が
低下する、ピストン2を保持するスプリングが劣化する
などの問題が発生する。
【0014】また、戻り流路13、14を大きくすれば
圧縮空間8で十分な圧縮ができない、エネルギロスが大
きくなるなどの問題が発生する。
【0015】本発明は、係る点に鑑みてなされたもので
あり、その目的はシリンダ外部から圧縮空間へ戻るガス
量をエンジンの動作状態に応じて可変することにより、
エネルギロスを低減し、ピストンバネを劣化させること
なく低振幅から高振幅まで高い冷凍能力を発現するスタ
ーリング機関を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のスターリング機
関は、作動ガスを封入したシリンダ内を往復運動可能に
設けられたパワーピストンおよびディスプレーサーを有
するフリーピストン型スターリング機関において、パワ
ーピストンおよびディスプレーサーの間の空間とシリン
ダ外部の空間とを連通するための流通通路と、その流通
通路とは別途に設けられた振動中心変動防止手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0017】本発明のスターリング機関によれば、振動
中心変動防止手段が設けられているため、パワーピスト
ンの振動の中心がその動作時に変動することを防止する
ことができる。このため、エネルギロスを低減できると
ともにピストンバネを劣化させることなく低振幅から高
振幅まで高い能力を有するスターリング機関を得ること
ができる。
【0018】上記のスターリング機関において好ましく
は、振動中心変動防止手段は流通通路を開閉可能に設け
られたバルブである。
【0019】このようにパワーピストンおよびディスプ
レーサーの間の空間とシリンダ外部の空間とに圧力差が
生じた場合に、このバルブによって流通通路を開くこと
により、容易に両空間の圧力を調整することが可能とな
る。
【0020】上記のスターリング機関において好ましく
は、パワーピストンに取付けられたモータ移動部と、モ
ータ移動部と対向しかつパワーピストンをシリンダ内で
往復運動させるためのモータ磁気回路部とがさらに備え
られている。流通通路は、パワーピストンに形成された
第1のガス流路と、シリンダに形成された第2のガス流
路とを有しいる。モータ移動部の往復運動方向の中心位
置がモータ磁気回路部の往復運動方向の中心位置にある
ときに、第1のガス流路の開口部と第2のガス流路の開
口部とが対向する。
【0021】これにより、モータ移動部がモータ磁気回
路部の中心位置にきたときにガス圧調整を行なうことが
できるため、モータが中立位置のときに圧縮空間とシリ
ンダ外部空間の圧力が同じになるように調整される。こ
のため、ピストンの振幅中心が圧縮空間側へ移動したり
その反対側へ移動したりすることを防ぐため、モータの
脱調もなく、振幅を最大にすることができて、冷凍機の
冷凍能力を最大限に引出すことが可能となる。
【0022】上記のスターリング機関において好ましく
は、振動中心変動防止手段は、パワーピストンの振幅が
大きいときに第1のガス流路の開口部と対向するよう
に、かつシリンダ外部に通じるようにシリンダに形成さ
れた第3のガス流路である。
【0023】これにより、パワーピストンの振動が大き
くなるときに圧縮空間とシリンダ外部空間とのガス圧が
調整できるため、簡単に低振幅から高振幅まで高い冷凍
能力を維持することができる。
【0024】上記のスターリング機関において好ましく
は、振動中心変動防止手段は、第1のガス流路の開口部
と第2のガス流路の開口部とが対向するパワーピストン
の位置からパワーピストンを所定角度回転させたときに
第1のガス流路の開口部と対向可能なように、かつシリ
ンダ外部に通じるようにシリンダに形成された第3のガ
ス流路である。
【0025】これにより、パワーピストンの振動が大き
くなるときにパワーピストンを所定角度回転させること
で圧縮空間とシリンダ外部空間とのガス圧が調整できる
ため、簡単に低振幅から高振幅まで高い冷凍能力を維持
することができる。
【0026】上記のスターリング機関において好ましく
は、振動中心変動防止手段は、第1のガス流路の開口部
と第2のガス流路の開口部とが対向するパワーピストン
の位置からパワーピストンの回転方向に沿ってシリンダ
に設けられた複数個のガス流路である。この複数のガス
流路の各々は第1のガス流路と異なる流路径を有してお
り、パワーピストンの振幅が大きいときにパワーピスト
ンを回転させてガス圧に応じた流路径のガス流路からガ
スが通される。
【0027】このように、複数のガス流路の各々が異な
る流路径を有しているため、パワーピストンの振幅の大
きさに応じてシリンダ流路を選択することで動作状況に
応じた必要なガス流路を確保することができる。またシ
リンダ流路をさらに増やせば、さらに細かい調整が可能
である。このように無駄なガス流量を抑えることができ
るため、エネルギロスを抑えることができ、また低振幅
時と高振幅時の圧力を簡単に調整することができる。
【0028】上記のスターリング機関において好ましく
は、流通通路は、パワーピストンのディスプレーサーに
対向する側の端面から逆側の端面に達するガス流路であ
る。
【0029】これにより、圧縮空間とシリンダ外部空間
とのガス圧のバランスが調整できていないときに弁を開
くことで第2の流通経路を通じてガス圧を調整すること
ができ、低振幅時と高振幅時との圧力を簡単に調整する
ことができる。
【0030】上記のスターリング機関において好ましく
は、流通通路は、パワーピストンおよびディスプレーサ
ーの間の空間とシリンダ外部の空間とを繋ぐようにシリ
ンダに形成されたシリンダ流路を有している。
【0031】このシリンダ流路を有する流通通路をニー
ドルバルブで開閉可能とすることにより、容易にガス圧
力を調整することが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0033】(実施の形態1)図8を参照して、本実施
の形態のスターリング冷凍機の構成は、従来例の構成と
比較して、振動中心変動防止手段(図示せず)を設けた
点において異なる。
【0034】次に、本実施の形態のフリーピストン型ス
ターリング冷凍機の動作原理について説明する。
【0035】まずピストン2がリニアモータ6により駆
動され、共振用バネ5により正弦運動する。ピストン2
の動きにより圧縮空間8内の作動ガスは正弦状の圧力変
化を示す。圧縮された作動ガスは放熱部10で圧縮熱を
放出し、ディスプレーサー1内にある再生器3で予冷さ
れ膨張空間7に入る。膨張空間7の作動ガスはディスプ
レーサー1の動きにより膨張し温度は低下する。膨張空
間7内の作動ガスの圧力は、圧縮空間8内の圧力とある
位相差を持って正弦変化する。すなわちディスプレーサ
ー1はピストン2に対しある位相差を持って摺動するこ
とになる。
【0036】膨張空間7での冷凍能力はディスプレーサ
ー1の摺動に大きく影響を受けるが、振幅はピストン2
とディスプレーサー1との位相差、すなわち膨張空間7
と圧縮空間8との時間変化する圧力差によって生じるデ
ィスプレーサー1とピストン2との動きの差に影響を受
ける。位相差は運転条件が同一であればディスプレーサ
ー1の質量、共振用バネ4のバネ定数および動作周波数
により決まるものである。
【0037】本実施の形態では共振用バネ4、5として
板バネを用いているが、フリーピストン型の構造であれ
ば共振用バネ4、5は板バネに限定されるものではな
く、弾性力を付与できるものであればよい。
【0038】フリーピストン型スターリング冷凍機はそ
の構造上、ピストン2およびディスプレーサー1が同一
軸上に位置し、またディスプレーサー1はピストン2の
振幅およびガス圧力により決定された振幅および位相差
にて動作する。
【0039】冷凍機の運転中は、ピンホール11から吐
出されるガスと、ピストン2およびシリンダ9間の隙間
から移動するガスとによってシリンダ外部空間12のガ
ス圧は徐々に高くなる。ピストン2内の流路14とシリ
ンダの流路13とが一致したときに、シリンダ外部空間
12と圧縮空間8とが流路13、14により繋がれ、シ
リンダ外部空間12から圧縮空間8へのガスの流れが発
生するようになっている。
【0040】ピストン内流路14とシリンダ流路13と
が一致したときに、シリンダ外部空間12のガス圧が圧
縮空間8のガス圧より高ければ、ガスは圧縮空間8に流
れてシリンダ外部空間12と圧縮空間8とのガス圧が調
整される。
【0041】ピンホール11から吐出するガスやピスト
ン2およびシリンダ9間を通ってシリンダ外部空間12
へ移動するガスの量は、ピストン2の振幅によって変化
し、高振幅ではその移動量が大きい。そのため、ピスト
ン2の振幅によって、シリンダ外部空間12から圧縮空
間8へ流れるガス量が振動中心変動防止手段により調整
される。これにより、低振幅から高振幅までピストン振
動の中心が圧縮空間側へ移動する、または反対側へ移動
することを防止するきとができ、安定した運転を行なう
ことができる。
【0042】また、ガス流路での必要以上のガスの流れ
を防ぎ、振幅に応じたガス流量を確保することができる
ため、エネルギロスを抑えることができる。また想定し
た以上にピストン2が移動することがなくなるため、ピ
ストンバネの劣化も防ぐことができる。
【0043】(実施の形態2)図1は、本発明の実施の
形態2におけるスターリング冷凍機の構成を示す概略断
面図である。図1を参照して、本実施の形態では、振動
中心変動防止手段としてニードルバルブ20が設けられ
ている。ニードルバルブ20は、シリンダ流路13に設
けられており、ピストンの振幅やシリンダ外部のガス圧
などに応じてガス量を細かく調整できるようになってい
る。また、ニードルバルブ20は、シリンダ9に取付け
ることも可能である。
【0044】このニードルバルブ20は、ニードル20
1と調整器202とにより構成されている。ニードル2
01は、調整器202によりシリンダ流路13を開閉可
能である。
【0045】なお、これ以外の構成については図8の構
成とほぼ同じであるため、同一の部材については同一の
符号を付しその説明を省略する。
【0046】本実施の形態では、ニードルバルブ20を
使用しているため、たとえばピストン2の振幅を入力電
圧あるいは入力電流から検出し、その検出出力に応じて
ニードルバルブ20を動作させることにより、ガス量の
微調整を無段階で行なうことが可能である。また、シリ
ンダ流路13にニードルバルブ20を取付けることによ
り、シリンダ流路13の開閉制御が容易となる。また、
ガス量の微調整はシリンダ外部空間12のガス圧を検出
することにより行なわれてもよい。
【0047】(実施の形態3)図1を参照して、本実施
の形態においては、ピストン2の往復運動方向(図中上
下方向)におけるモータ移動部15の中心位置が、ピス
トン2の往復運動方向におけるモータ磁気回路部16の
中心位置(一点鎖線)にあるときに、シリンダ流路13
の開口部とピストン内流路14の開口部とが互いに対向
するように形成されている。
【0048】なお、これ以外の構成については実施の形
態2の構成とほぼ同じであるため、同一の部材について
は同一の符号を付しその説明を省略する。
【0049】本実施の形態では、上記構成を有すること
により、常に、モータ移動部15がモータ磁気回路部1
6の中心にきたときにガス圧調整を行なうことができ
る。このため、リニアモータ6が中立状態のときに圧縮
空間8とシリンダ外部空間12との圧力が同じになるよ
うに調整することができる。これにより、ピストン2の
振幅中心が圧縮空間8側へ移動したりその反対側へ移動
したりすることを防ぐことができるため、モータ移動部
15がモータ磁気回路部16により生じた磁界から逸脱
する、いわゆる脱調を防止できる。したがって、ピスト
ン2の振幅を最大にすることができて冷凍機の冷凍能力
を最大限に引出すことが可能となる。
【0050】(実施の形態4)図2は、本発明の実施の
形態4におけるスターリング冷凍機の構成を概略的に示
す断面図である。図2を参照して、本実施の形態の構成
は、図1に示す構成と比較して、振動中心変動防止手段
としてニードルバルブの代わりにシリンダ流路30をシ
リンダ9に設けた点において異なる。
【0051】ピストン内流路14の開口部と第1のシリ
ンダ流路13の開口部とは、モータ移動部15がモータ
磁気回路部16の中心にあるときに対向するように配置
されている。また、シリンダ流路30の開口部は、ピス
トン2の振幅が大きいとき(高振幅時)にのみピストン
内流路14の開口部と対向するような位置に配置されて
いる。
【0052】なお、これ以外の構成については、図1の
構成とほぼ同じであるため、同一の部材については同一
の符号を付しその説明を省略する。
【0053】本実施の形態では、ピストン2の振幅が小
さいときには、ピストン内流路14の開口部は、シリン
ダ流路13の開口部と対向するため、小量のガス圧調整
を行なうことができる。
【0054】またピストン2の振幅が大きくなると、ピ
ストン内流路14の高さ位置はシリンダ流路30の高さ
位置まで到達し、ピストン内流路14の開口部はシリン
ダ流路30の開口部と対向するため、高振幅時にもガス
圧を調整することができる。また、高振幅時において
は、ピストン内流路14の開口部は振幅中にシリンダ流
路13の開口部とも対向するため、ここでもガス圧が調
整される。このように高振幅時には2箇所でガス圧調整
を行なうことができるため、高振幅時のガス圧調整量不
足が解消され、簡単に低振幅から高振幅まで高い冷凍能
力を維持することができる。
【0055】なお、本実施の形態では、一例としてシリ
ンダ9に2箇所の流路を設けた場合について説明した
が、シリンダ9には2箇所以上の流路が設けられてもよ
い。
【0056】(実施の形態5)図3は、本発明の実施の
形態5におけるスターリング冷凍機の構成を概略的に示
す断面図である。また図4は、本発明の実施の形態5に
おけるスターリング冷凍機のシリンダの構成を示す平面
図(a)、側面図(b)である。なお、図4(a)は、
図4(b)の一点鎖線で切断した場合の断面に対応す
る。
【0057】図3および図4を参照して、本実施の形態
の構成においては、振動中心変動防止手段としてニード
ルバルブの代わりに、ピストン2を回転可能に支持する
ためのベアリング41と、ピストン2に回転駆動力を与
えるためのモータ42と、シリンダ9に形成されたシリ
ンダ流路40とを設けた点とにおいて図1の構成と異な
る。
【0058】シリンダ流路40は、ピストン内流路14
の開口部とシリンダ流路13の開口部とが対向するピス
トン2の位置からピストン2をたとえば45°回転さ
せ、かつ軸方向に移動させたときに、ピストン内流路1
4の開口部とシリンダ流路40の開口部とが対向するよ
うな位置に配置されている。なお、モータ移動部15が
モータ磁気回路部16の中心にあるときにピストン内流
路14とシリンダ流路13とが一致する。
【0059】なお、これ以外の構成については図1の構
成とほぼ同じであるため、同一の部材については同一の
符号を付しその説明は省略する。
【0060】本実施の形態では、ピストン2の振幅方向
を軸として回転制御可能なようにベアリング41とモー
タ42とが組込まれている。通常時は、ピストン2の振
幅を行なうと、モータ移動部15がモータ磁気回路部1
6の中心にきたときにピストン内流路14とシリンダ流
路13とが一致するため、このときガス圧の調整が行な
われる。
【0061】ピストン2の振幅が大きくなるにつれて、
ピストン2の振幅の中心が圧縮空間側またはその反対へ
移動した場合、圧縮空間とシリンダ外部空間との圧力調
整が必要となる。このとき、ピストンを45°回転させ
てもう一方のシリンダ流路40とピストン内流路14と
を一致させてガス圧が調整される。
【0062】たとえば、ピストン2の振幅の中心が圧縮
空間8側へ移動した場合、ピストン2が圧縮空間8と反
対側に移動して圧縮空間8の体積が大きくなり(つまり
ピストンの非圧縮状態となり)圧力が低い状態になった
ときに、ピストン内流路14と対向するようにシリンダ
流路40を設けておく。これにより、シリンダ外部空間
12と圧縮空間8との圧力差が大きくなり、圧縮空間8
に流れるガス量が増えるため、圧縮空間8側へ移動して
いたピストン2の振幅中心が通常の位置まで戻される。
【0063】なお、シリンダ流路40は、ピストン2の
振幅に応じて多数設けられてもよい。
【0064】本実施の形態では、上記のようにピストン
2の低振幅時と高振幅時とでガス圧調整を行なう流路を
変更するため、低振幅時から高振幅時まで安定した運転
を行なうことが可能となる。
【0065】(実施の形態6)図5は、本発明の実施の
形態6におけるスターリング冷凍機のシリンダの構成を
示す平面図(a)、側面図(b)である。なお、図5
(a)は、図5(b)の一点鎖線で切断した場合の断面
に対応する。
【0066】図5を参照して、本実施の形態の構成は、
図3および図4に示す構成と比較して、シリンダ流路の
配置位置および個数が異なる。本実施の形態におけるシ
リンダ流路50、51の各々は、シリンダ流路13の位
置の円周方向に沿って配置されており、かつ互いに異な
る径を有している。また、これらのシリンダ流路50、
51の各々は、シリンダ流路13とも異なる径を有して
いる。シリンダ流路50、51は、シリンダ9の円筒部
に対称的に2つずつ設けられている。
【0067】なお、これ以外の構成については、図3お
よび図4に示す構成とほぼ同じであるため、同一の部材
については同一の符号を付しその説明は省略する。
【0068】本実施の形態では、ピストン2の振幅が小
さいときには、小さいシリンダ流路51とピストン内流
路14とを対向させて、ガス圧が調整される。ピストン
2の振幅が大きくなると、それに応じてシリンダ流路1
3のところまでピストン2を回転させて、ガス流量を増
やしてガス圧の調整が行なわれる。さらにピストン2の
振幅が大きくなると、それに応じてシリンダ流路50の
ところまでピストン2を回転させて、ガス流量をさらに
増やしてガス圧の調整が行なわれる。
【0069】このようにピストン2の振幅の大きさに応
じて、ピストン2を回転させることによりシリンダ流路
13、50、51を選択し、選択したシリンダ流路1
3、50、51とピストン内流路14とを対向させるた
め、必要なガス流量を確保することができる。シリンダ
流路をさらに増やせば、さらに細かいガス圧の調整が可
能である。このように無駄なガス流量を抑えることがで
きるため、エネルギロスを抑えることができ、また低振
幅時と高振幅時とのガス圧力を簡単に調整することがで
きる。
【0070】(実施の形態7)図6は、本発明の実施の
形態7におけるスターリング冷凍機の構成を概略的に示
す断面図である。図6を参照して、本実施の形態の構成
は、図1に示す構成と比較して、ニードルバルブ20の
代わりに振動中心変動防止手段としてガス流路60と、
そのガス流路60を開閉可能なバルブ61とが設けられ
ている点において異なる。ガス流路60は、ピストン2
の圧縮空間8に面する端面から、その逆側の端面にまで
貫通するように設けられている。バルブ61は、たとえ
ばピストン2の圧縮空間8に面する側の端面に配置され
ている。
【0071】なお、これ以外の構成については、図1に
示す構成とほぼ同じであるため、同一の部材については
同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0072】本実施の形態においては、ガス流路60と
バルブ61とが設けられているため、ピストン2の振幅
で圧縮空間8側とシリンダ外部空間12とのガス圧のバ
ランスが調整できないときにはバルブ61を開いてガス
圧力の調整を行なうことができる。このため、ピストン
2の低振幅時と高振幅時とのガス圧力を簡単に調整する
ことができる。
【0073】なお、本実施の形態においても、モータ移
動部15がモータ磁気回路部16の中心にあるときにピ
ストン内流路14とシリンダ流路13とが一致すること
が好ましい。
【0074】(実施の形態8)図7は、本発明の実施の
形態8におけるスターリング冷凍機の構成を概略的に示
す断面図である。図7を参照して、本実施の形態の構成
は、図1に示す構成と比較して、ガス流路の形成位置が
異なる。つまり、図1の構成においては、ピストン2に
ピストン内流路14が設けられていたが、本実施の形態
ではこのピストン流路は設けられておらず、シリンダ流
路13が圧縮空間8とシリンダ外部空間12とを繋ぐよ
うに設けられている。
【0075】なお、これ以外の構成については、図1の
構成とほぼ同じであるため、同一の部材については同一
の符号を付しその説明を省略する。
【0076】本実施の形態では、シリンダ流路13によ
り圧縮空間8とシリンダ外部空間12とを繋ぎ、そのシ
リンダ流路13をニードルバルブ20により開閉可能と
したことにより、圧縮空間8とシリンダ外部空間12と
のガス圧に応じて両空間のガス圧力を調整することがで
きる。
【0077】なお、実施の形態1においてはニードルバ
ルブ20について説明したが、ニードルバルブ20に限
定されず、ピストン内流路14を開閉可能なバルブであ
れば本発明に適用することができる。
【0078】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスターリン
グ機関によれば、流通通路とは別途に振動中心変動防止
手段を設けたことにより、パワーピストンの振動中心が
その動作中に変動することを防止することができる。こ
れにより、エネルギロスを抑えることができ、また想定
した以上にピストンが移動することがなくなるためピス
トンバネの劣化を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態2におけるスターリング
冷凍機の構成を概略的に示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態4におけるスターリング
冷凍機の構成を概略的に示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態5におけるスターリング
冷凍機の構成を概略的に示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態5におけるスターリング
冷凍機のシリンダの構成を示す平面図(a)、側面図
(b)である。
【図5】 本発明の実施の形態6におけるスターリング
冷凍機のシリンダの構成を示す平面図(a)、側面図
(b)である。
【図6】 本発明の実施の形態7におけるスターリング
冷凍機の構成を概略的に示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態8におけるスターリング
冷凍機の構成を概略的に示す断面図である。
【図8】 従来のスターリング冷凍機の構成を概略的に
示す断面図である。
【符号の説明】
1 ディスプレーサー、2 ピストン、3 再生器、
4,5 共振用バネ、6リニアモータ、7 膨張空間、
8 圧縮空間、9 シリンダ、10 放熱部、11 ピ
ンホール、12 シリンダ外部、13 シリンダ流路、
14 ピストン内流路、15 モータ移動部、16 モ
ータ磁気回路部、20 ニードルバルブ、201 ニー
ドル、202 調整器、41 ベアリング、42 モー
タ、60ガス流路、61 バルブ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動ガスを封入したシリンダ内を往復運
    動可能に設けられたパワーピストンおよびディスプレー
    サーを有するフリーピストン型スターリング機関におい
    て、前記パワーピストンおよび前記ディスプレーサーの
    間の空間と前記シリンダ外部の空間とを連通するための
    流通通路と、前記流通通路とは別途に設けられた振動中
    心変動防止手段とを備えたことを特徴とする、スターリ
    ング機関。
  2. 【請求項2】 前記振動中心変動防止手段は前記流通通
    路を開閉可能に設けられたバルブであることを特徴とす
    る、請求項1に記載のスターリング機関。
  3. 【請求項3】 前記パワーピストンに取付けられたモー
    タ移動部と、 前記モータ移動部と対向し、かつ前記パワーピストンを
    前記シリンダ内で往復運動させるためのモータ磁気回路
    部とをさらに備え、 前記流通通路は、前記パワーピストンに形成された第1
    のガス流路と、前記シリンダに形成された第2のガス流
    路とを有しており、 前記モータ移動部の前記往復運動方向の中心位置が前記
    モータ磁気回路部の前記往復運動方向の中心位置にある
    ときに、前記第1のガス流路の開口部と前記第2のガス
    流路の開口部とが対向することを特徴とする、請求項1
    または2に記載のスターリング機関。
  4. 【請求項4】 前記振動中心変動防止手段は、前記パワ
    ーピストンの振幅が大きいときに前記第1のガス流路の
    開口部と対向するように、かつ前記シリンダ外部に通じ
    るように前記シリンダに形成された第3のガス流路であ
    ることを特徴とする、請求項3に記載のスターリング機
    関。
  5. 【請求項5】 前記振動中心変動防止手段は、前記第1
    のガス流路の開口部と前記第2のガス流路の開口部とが
    対向する前記パワーピストンの位置から前記パワーピス
    トンを所定角度回転させたときに前記第1のガス流路の
    開口部と対向可能なように、かつ前記シリンダ外部に通
    じるように前記シリンダに形成された第3のガス流路で
    あることを特徴とする、請求項3に記載のスターリング
    機関。
  6. 【請求項6】 前記振動中心変動防止手段は、前記第1
    のガス流路の開口部と前記第2のガス流路の開口部とが
    対向する前記パワーピストンの位置から前記パワーピス
    トンの回転方向に沿って前記シリンダに設けられた複数
    個のガス流路であり、 前記複数のガス流路の各々は前記第1のガス流路と異な
    る流路径を有しており、前記パワーピストンの振幅が大
    きいときに前記パワーピストンを回転させてガス圧に応
    じた流路径のガス流路からガスを通じさせることを特徴
    とする、請求項3または4に記載のスターリング機関。
  7. 【請求項7】 前記流通通路は、前記パワーピストンの
    前記ディスプレーサーに対向する側の端面から逆側の端
    面に達するガス流路であることを特徴とする、請求項1
    に記載のスターリング機関。
  8. 【請求項8】 前記流通通路は、前記パワーピストンお
    よび前記ディスプレーサーの間の空間と前記シリンダ外
    部の空間とを繋ぐように前記シリンダに形成されたシリ
    ンダ流路を有することを特徴とする、請求項2に記載の
    スターリング機関。
JP2001333859A 2001-10-31 2001-10-31 スターリング機関 Expired - Fee Related JP3856684B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001333859A JP3856684B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 スターリング機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001333859A JP3856684B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 スターリング機関

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003139428A true JP2003139428A (ja) 2003-05-14
JP2003139428A5 JP2003139428A5 (ja) 2005-04-28
JP3856684B2 JP3856684B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=19149071

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001333859A Expired - Fee Related JP3856684B2 (ja) 2001-10-31 2001-10-31 スターリング機関

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3856684B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004112223A1 (ja) * 2003-06-16 2004-12-23 Sharp Kabushiki Kaisha リニアモータ装置およびその製造方法、リニア圧縮機ならびにスターリング機関
CN102927331A (zh) * 2012-10-22 2013-02-13 大连宏海新能源发展有限公司 四缸双作用斯特林发动机工质气体平衡阀
CN108223189A (zh) * 2018-02-11 2018-06-29 日照华斯特林科技有限公司 斯特林电机用板弹簧及该斯特林电机
CN113819672A (zh) * 2021-10-14 2021-12-21 中国电子科技集团公司第十六研究所 斯特林制冷器
CN114370352A (zh) * 2021-05-26 2022-04-19 中国科学院理化技术研究所 自由活塞斯特林热机气浮活塞结构

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004112223A1 (ja) * 2003-06-16 2004-12-23 Sharp Kabushiki Kaisha リニアモータ装置およびその製造方法、リニア圧縮機ならびにスターリング機関
EP1635442A1 (en) * 2003-06-16 2006-03-15 Sharp Kabushiki Kaisha Linear motor and process for manufacturing the same, linear compressor and stirling engine
KR100710114B1 (ko) * 2003-06-16 2007-04-23 샤프 가부시키가이샤 리니어 모터 장치 및 그 제조 방법, 리니어 압축기 및스털링 기관
EP1635442A4 (en) * 2003-06-16 2008-07-23 Sharp Kk LINEAR MOTOR AND CORRESPONDING MANUFACTURING METHOD, LINEAR COMPRESSOR AND STIRLING MOTOR
CN102927331A (zh) * 2012-10-22 2013-02-13 大连宏海新能源发展有限公司 四缸双作用斯特林发动机工质气体平衡阀
CN108223189A (zh) * 2018-02-11 2018-06-29 日照华斯特林科技有限公司 斯特林电机用板弹簧及该斯特林电机
CN114370352A (zh) * 2021-05-26 2022-04-19 中国科学院理化技术研究所 自由活塞斯特林热机气浮活塞结构
CN114370352B (zh) * 2021-05-26 2024-03-26 中国科学院理化技术研究所 自由活塞斯特林热机气浮活塞结构
CN113819672A (zh) * 2021-10-14 2021-12-21 中国电子科技集团公司第十六研究所 斯特林制冷器
CN113819672B (zh) * 2021-10-14 2022-11-04 中国电子科技集团公司第十六研究所 斯特林制冷器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3856684B2 (ja) 2006-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4197341B2 (ja) 蓄冷器式冷凍機
US20070295201A1 (en) Control of Reciprocating Linear Machines
KR20130018303A (ko) 로터리밸브 및 이를 사용한 극저온냉동기
US11221079B2 (en) Cryocooler and rotary valve unit for cryocooler
US4969807A (en) Gas compressor with buffer spaces
JP2003139428A (ja) スターリング機関
JP2002130853A (ja) スターリングエンジン
JPH10332215A (ja) 蓄冷型冷凍機
JP2000199653A (ja) スタ―リング冷凍機の制御方法およびスタ―リング冷凍機
JP2003194430A (ja) スターリング機関
JP2019203644A (ja) 極低温冷凍機のロータリーバルブおよび極低温冷凍機
JP7507966B2 (ja) パルス管冷却装置の為の同軸ダブルインレット弁
JP3620578B2 (ja) スターリング冷凍機
JPH116660A (ja) 往復動式冷凍機
JPH08303889A (ja) 極低温冷凍機
US11725854B2 (en) Cryocooler
JP2002286313A (ja) パルス管冷凍機
JPH04124561A (ja) スターリング冷凍機の膨張機
JPH08200865A (ja) 極低温冷凍機
CN116171365A (zh) 用于脉管低温冷却器的混合式双进气阀
JP2024057241A (ja) 極低温冷凍機の圧縮機
JP2001317825A (ja) 膨張機及びそれを備えたスターリング冷凍機
JPH11257771A (ja) 蓄冷式冷凍機
JPH10325627A (ja) 往復動式冷凍機
JP3669945B2 (ja) スターリング冷凍機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040618

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees