JP2003138582A - 法面保護用ブロック - Google Patents

法面保護用ブロック

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JP2003138582A
JP2003138582A JP2002262526A JP2002262526A JP2003138582A JP 2003138582 A JP2003138582 A JP 2003138582A JP 2002262526 A JP2002262526 A JP 2002262526A JP 2002262526 A JP2002262526 A JP 2002262526A JP 2003138582 A JP2003138582 A JP 2003138582A
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JP
Japan
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water
front wall
block
water supply
slope protection
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Application number
JP2002262526A
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English (en)
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Toshimitsu Komatsu
利光 小松
Yoshio Suematsu
吉生 末松
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TOEI SHOKO KK
Original Assignee
TOEI SHOKO KK
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
    • E02B3/00Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
    • E02B3/12Revetment of banks, dams, watercourses, or the like, e.g. the sea-floor
    • E02B3/14Preformed blocks or slabs for forming essentially continuous surfaces; Arrangements thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 法面保護用ブロックを略垂直方向の軸線廻り
に回動・調整可能とすること。 【解決手段】 前壁と、同前壁の左右側端部より後方へ
伸延させた左右側壁と、両側壁の後端間に介設した後壁
と、前壁の左右側端面と左右側壁の前端部左右側面とに
わたって形成した接続部としての接続・嵌合用凸条部及
び接続・嵌合用凹条部とからブロック本体を形成し、接
続・嵌合用凸条部は、前壁の一側端面の下端よりブロッ
ク本体の底面に対して略垂直上方向に伸延させて形成す
ると共に、水平断面形状を半円弧凸状に形成する一方、
接続・嵌合用凹条部は、前壁の他側端面の下端よりブロ
ック本体の底面に対して略垂直上方向に伸延させて形成
すると共に、水平断面形状を上記接続・嵌合用凸条部が
嵌合可能な半円弧凹状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、法面保護用ブロッ
クに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、法面保護用ブロックの一形態とし
て、地山の法面に沿わせて段積みすることにより、法面
保護擁壁や護岸擁壁を構築することができるようにする
と共に、ブロック本体を上面開口の箱型に形成して、同
ブロック本体内に客土を充填し、同客土に植物を植生す
るようにしたものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した法
面保護用ブロックは、弯曲する河川の法面に沿って法面
保護用ブロックを敷設する場合、左右に隣接する法面保
護用ブロック同士を嵌合させて接続すると共に、各ブロ
ックを法面に沿わせて略垂直方向の軸線廻りに回動・調
整することができないという不具合がある。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
壁と、同前壁の左右側端部より後方へ伸延させた左右側
壁と、両側壁の後端間に介設した後壁と、前壁の左右側
端面と左右側壁の前端部左右側面とにわたって形成した
接続部としての接続・嵌合用凸条部及び接続・嵌合用凹
条部とからブロック本体を形成し、接続・嵌合用凸条部
は、前壁の一側端面の下端よりブロック本体の底面に対
して略垂直上方向に伸延させて形成すると共に、水平断
面形状を半円弧凸状に形成する一方、接続・嵌合用凹条
部は、前壁の他側端面の下端よりブロック本体の底面に
対して略垂直上方向に伸延させて形成すると共に、水平
断面形状を上記接続・嵌合用凸条部が嵌合可能な半円弧
凹状に形成したことを特徴とする法面保護用ブロックを
提供するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。 【0006】すなわち、本発明に係る法面保護用ブロッ
クは、前壁と、同前壁の左右側端部より後方へ伸延させ
た左右側壁と、両側壁の後端間に介設した後壁と、前壁
の左右側端面と左右側壁の前端部左右側面とにわたって
形成した接続部としての接続・嵌合用凸条部及び接続・
嵌合用凹条部とからブロック本体を形成している。 【0007】そして、接続・嵌合用凸条部は、前壁の一
側端面の下端よりブロック本体の底面に対して略垂直上
方向に伸延させて形成すると共に、水平断面形状を半円
弧凸状に形成する一方、接続・嵌合用凹条部は、前壁の
他側端面の下端よりブロック本体の底面に対して略垂直
上方向に伸延させて形成すると共に、水平断面形状を上
記接続・嵌合用凸条部が嵌合可能な半円弧凹状に形成し
ている。 【0008】 【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。 【0009】図1は、本発明に係る植生用ブロックとし
ての河川用の法面保護用ブロックAを段積みして構築し
た護岸擁壁Yの断面側面図である。Bは岩石、Cは栗
石、Dは地山、Fは植物、Gは客土、Hは栗石や砕石等
の塊状物、Jは天端コンクリート、Kは河川、Uは、砕
石や栗石等の透水性の良い埋戻し材である。 【0010】法面保護用ブロックAは、図2〜図7に示
すように、平面視矩形枠状に形成したブロック本体1
と、同ブロック本体1の中途部に配設した上面開口で箱
型の集水・給水体2と、同集水・給水体2とブロック本
体1との間に介設した左右方向仕切り壁9とを具備して
いる。 【0011】ブロック本体1は、前壁3と、同前壁3の
左右側端部より後方へ伸延させた左右側壁4,5と、両
側壁4,5の後端間に介設した後壁6と、前壁3の左右
側端面と左右側壁4,5の前端部左右側面とにわたって
形成した接続部としての接続・嵌合用凸条部7及び接続
・嵌合用凹条部8とから形成している。 【0012】そして、前壁3は、前高後低の前傾姿勢と
なし、同前壁3の左右側後面に左右側壁4,5の前端部
4a,5a を連設し、同前端部4a,5a の下半部を後方へ水平
に伸延させて左右側壁本体4b,5b を形成し、両左右側壁
本体4b,5b の前部上面には、集水・給水体受用突片4c,5
c を突設し、また、左右側壁本体4b,5b の後端間には、
両左右側壁本体4b,5b と同一高さに形成した後壁6を前
低後高の後傾姿勢に介設している。 【0013】また、前壁3の後面の左右側部と中央部と
には、それぞれ左右方向仕切り壁9の前端部を嵌入する
ための嵌入溝15,15,15を形成している。 【0014】接続・嵌合用凸条部7は、前壁3の左側端
面の下端よりブロック本体1の底面に対して略垂直上方
向に伸延させて形成すると共に、水平断面形状を半円弧
凸状に形成しており、一方、接続・嵌合用凹条部8は、
前壁3の右側端面の下端よりブロック本体1の底面に対
して略垂直上方向に伸延させて形成すると共に、水平断
面形状を上記接続・嵌合用凸条部7が嵌合可能な半円弧
凹状に形成している。 【0015】集水・給水体2は、図8〜図12に示すよ
うに、ブロック本体1の左右側壁4,5間に横架すべく
横長矩形状の箱型に形成しており、左右側底部10,10 を
段付凹条に形成して、左右側壁4,5間に中央底部11が
嵌合すべく形成し、内部に集水・給水室49を形成してい
る。 【0016】そして、集水・給水体2の前壁12の上端縁
部には、複数の雨水等流入路13を左右方向に間隔を開け
て凹状に形成し、同前壁12の下端部には複数の雨水等流
出路14を左右方向に間隔を開けて形成し、同前壁12の前
面の左右側部と中央部とには、それぞれ左右方向仕切り
壁9の後端部を嵌入するための嵌入溝16,16,16を形成し
ている。 【0017】また、前壁12の左側端部には前面側にテー
パー面を有するスライドガイド片12a を外側方へ突出さ
せて形成する一方、前壁12の右側端部には後面側にテー
パー面を有するスライドガイド片12b を外側方へ突出さ
せて形成している。 【0018】集水・給水体2の後壁18の左右側上部位置
には、左右方向に伸延する地下水等流入孔19,19 を形成
している。 【0019】集水・給水体2の左右側壁20,20 の上端部
には、オーバーフロー孔21,21 を凹状に形成しており、
同オーバーフロー孔21,21 の下端は、前記地下水等流入
孔19と同等もしくはそれよりも高い位置に設定してい
る。 【0020】上記のように、法面保護用ブロックAは、
ブロック本体1上に集水・給水体2を横架すると共に、
ブロック本体1の集水・給水体受用突片4c,5c に集水・
給水体2の前端下部を当接させ、同状態にて固定ボルト
24により集水・給水体2をブロック本体1に固定し、続
いて、同ブロック本体1の前壁3と集水・給水体2の前
壁12との間に左右方向仕切り壁9を嵌入溝16,15 を介し
て横架することにより組立てることができる。 【0021】このようにして、ブロック本体1の前壁3
と集水・給水体2の前壁12との間に客土室22を形成し、
同客土室22内に客土Gを充填するようにしている。 【0022】そして、ブロック本体1は、図15に示す
ように、上面に雨水等流入用開口部46を形成すると共
に、下面に雨水等流出用開口部47を形成している。 【0023】また、集水・給水体2は、図15に示すよ
うに、上面に、上方に段積みしたブロック本体1の雨水
等流出用開口部47と上下方向に連通する連通用開口部48
を形成している。 【0024】また、客土室22内を左右方向仕切り壁9に
より河川Kの流れ方向と略直交する方向に配置して仕切
ることにより、洪水時等において、河川Kの水位が上昇
した際にも、客土室22内に充填した客土Gが河川Kの流
水により洗掘される量を、左右方向仕切り壁9により抑
制することができ、客土Gの流失を可及的に少なくし
て、ブロック本体1が具備する植生機能、さらには、生
物の保護・管理機能を良好に確保することができる。 【0025】次に、法面保護用ブロックAを段積みする
工法について、図1を参照しながら説明する。 【0026】ブロック本体1だけを載置し、同ブロッ
ク本体1内の下層部に埋戻し材Uを敷設する。 【0027】ブロック本体1に集水・給水体2を前記
のように横架する。 【0028】集水・給水体2の集水・給水室49内に塊
状物Hを充填する。 【0029】ブロック本体1内に埋戻し材Uを充填す
ると共に、地山D側へも埋戻し材Uを充填して、ブロッ
ク本体1内と地山Dとを連続状態にする。 【0030】客土室22内に客土Gを充填する。 【0031】上記ブロック本体1と集水・給水体2の
上に別のブロック本体1を配置する。 【0032】この際、上段に配置するブロック本体1の
前壁3は、下段に配置した集水・給水体2の前端上方近
傍に配置して、集水・給水室49内の塊状物Hの直上方位
置に上段の客土室22が配置されるようにする。 【0033】このようにして、集水・給水室4 9内の塊
状物Hと上段客土室22内の客土Gとを埋戻し材Uを介し
て連続させて、客土G内の余剰水が集水・給水室49内に
円滑かつ確実にとり込まれるようにする。 【0034】前記〜を繰返す。 【0035】前記〜を所望の高さが得られるまで
繰返し行なう。 【0036】図13及び図14は、集水・給水体2の変
容例を示しており、図13に示す集水・給水体2では、
前記集水・給水体2の前壁12をなくして、前方を開放し
た形態となしている。 【0037】そして、かかる集水・給水体2の集水・給
水室49は、図1に示すように、客土室22と連続させて、
同集水・給水室49内にも上部を除いて客土Gを充填する
ことができる。 【0038】また、図14に示す集水・給水体2では、
底部23の前端縁部を前壁12よりも前方へ延設して雨水等
ガイド部23a を形成している。 【0039】このようにして、集水・給水室49内より雨
水等流出路14を通して客土室22内に流入する雨水等が、
雨水等ガイド部23a により、可及的に客土室22の中央部
寄り側へ案内されるようにしている。 【0040】図15は、図1に示す護岸擁壁Yにおける
雨水等の流れの模式図であり、最上段の法面保護用ブロ
ックAの集水・給水体2内に流入した雨水等は、客土室
22内に流出され、同客土室22より直下方の別個の法面保
護用ブロックAの集水・給水室49内に流入し、同様に客
土室22→集水・給水室49→客土室22→……を繰返しなが
ら順次流下するが、常時、客土室22内に雨水等が流入し
て、客土Gに植生した植物Fやバクテリア等の小動物に
水分と養分を供給することができるようにしている。 【0041】ここで、集水・給水室49内には、客土Gの
上面を流れる雨水等が雨水等流入路13を通して流入して
集水されることも、また、地下水等が地下水等流入孔19
を通して流入して集水されることもあり、これら雨水や
地下水等も、常時、客土室22へむだなく供給されるこ
とになる。 【0042】また、客土Gの表面に接している大気と、
集水・給水室49内とは雨水等流入路13を介して連通さ
せ、同集水・給水室49内と地山Dとは埋戻し材Uを介し
て連通させているために、空気を、大気と地山Dとの間
で活発に流動させることができて、客土Gと地山Dの両
方を活性化することができる。 【0043】図16は、弯曲する河川Kの法面に沿って
法面保護用ブロックAを敷設した状態を示す説明図であ
り、左右に隣接する法面保護用ブロックA,Aの半円弧
凸状に形成した接続・嵌合用凸条部7と半円弧凹状に形
成した接続・嵌合用凹条部8とを嵌合させて接続すると
共に、各ブロックAを上記接続・嵌合用凹・凸条部8,
7を中心に法面に沿わせて略垂直方向の軸線廻りに回動
・調整することができる。 【0044】この際、集水・給水体2の前壁12のスライ
ドガイド片12a,12b には、それぞれ前面側と後面側とに
テーパー面を形成しているために、凸状に弯曲する法面
に沿って法面保護用ブロックAを接続した場合には、隣
接するブロックA,A同士のスライドガイド片12a,12b
が当接しながらスライドして、両ブロックA,Aの接続
・嵌合状態を良好に確保することができる。 【0045】図17は、スライドガイド片12a,12b の変
容例であり、両スライドガイド片12a,12b の摺動面を、
それぞれ接続・嵌合用凸条部7の中心部からの同一円弧
状軌跡Rに沿わせて形成して、略垂直方向の軸線廻りの
法面保護用ブロックAの回動・調整がスムーズに行なえ
るようにしている。 【0046】図18〜図20は、第2実施例としての法
面保護用ブロックAを示しており、同法面保護用ブロッ
クAは、基本的構造を前記第1実施例としての法面保護
用ブロックAと同様に構成しているが、集水・給水体2
の形状及びその取付構造とスライドガイド片12a,12b の
形成が異なる。 【0047】すなわち、集水・給水体2は、前壁12を垂
直に立設すると共に、後壁18を前低後高の傾斜状とな
し、しかも、中央底部11の前後幅を細幅となして、集水
・給水室49の内部空間を側面視にて略逆三角形状に形成
している。30,31 は取付ブラケット、32は取付部、33は
取付ボルトである。 【0048】このようにして、集水・給水室49内に塊状
物Hを収容した際には、側面視略逆三角形状の収容空間
内に塊状物Hを密に充填させることができて、集水・給
水室49の内外の塊状物H同士の詰まり・填圧具合を良好
なものとなすことができ、その結果、法面保護用ブロッ
クAの安定性を向上させることができる。 【0049】図21〜図23は、第3実施例としての法
面保護用ブロックAを示しており、同法面保護用ブロッ
クAは、基本的構造を前記第2実施例としての法面保護
用ブロックAと同様に構成しているが、集水・給水体2
の形状とその取付構造が異なる。 【0050】すなわち、集水・給水体2は、ブロック本
体1の左右側壁本体4b,5b の上面間に横架状に載置する
と共に、取付ボルト40,40 により左右側壁本体4b,5b に
取付けている。41はボルト受部である。 【0051】しかも、集水・給水体2の前端部直下方位
置には、客土受壁42を、左右側壁本体4b,5b の内面に形
成した壁取付用溝部4d,5d を介して上方より抜差し自在
に挿入して、左右側壁本体4b,5b 間に横架している。 【0052】このように、集水・給水体2は、左右側壁
本体4b,5b の上面間に横架させるだけで、その底部を左
右側壁本体4b,5b 間に嵌入させることなく、別途、客土
受壁42を設けることにより、集水・給水体2の形状の簡
易化を図っている。 【0053】ここで、客土受壁42は、前方に形成される
客土室22と、客土受壁42の後方に形成される埋戻し材U
等を充填する空間とを仕切っているために、客土室22を
大きく確保することができると共に、万一、客土室22内
の客土Gが洗掘等された場合にも、埋戻し材U等が客土
室22に流入するのを防止することができて、客土室22を
良好に確保することができる。 【0054】また、客土受壁42の配設位置は、集水・給
水体2の前端部直下方位置に限らず、適宜、地山D側へ
位置ずれさせて配置して、客土室22を大きく設定するこ
ともできる。 【0055】図24及び図25は、第4実施例としての
法面保護用ブロックAを示しており、同法面保護用ブロ
ックAでは、集水・給水体2を、ブロック本体1の上半
部を前後方向に仕切る前後方向仕切り壁50と、ブロック
本体1の中途部を上下方向に仕切る上下方向仕切り壁51
とを具備し、前後方向仕切り壁50の下部には、集水・給
水体2内に流入した雨水等を前方の客土室22内へ流出さ
せるための雨水等流出路14を形成している。 【0056】そして、上下方向仕切り壁51の上面51a
は、前低後高の下り傾斜面となして、雨水等流出路14側
へ雨水等をスムーズに誘導するようにしている。 【0057】また、ブロック本体1の左右側壁本体4b,5
b の上端中途部には、嵌合・載置用凹部52,52 を形成し
ている。 【0058】このようにして、左右側壁本体4b,5b の嵌
合・載置用凹部52,52 に、集水・給水体2の左右側部を
嵌合・載置して横架状に取付けることができる。 【0059】図24及び図26は、上記第4実施例とし
ての法面保護用ブロックAの変容例であり、前後方向仕
切り壁50と上下方向仕切り壁51とを別体に形成して、前
後方向仕切り壁50の下端面と上下方向仕切り壁51の上面
との間にスリット条の雨水等流出路14を形成するように
している。53は固定ブラケットである。 【0060】図27〜図32は、陸上用の法面保護用ブ
ロックAを示しており、前記した河川用の法面保護用ブ
ロックAと基本的構造を同じくしているが、接続・嵌合
用凹・凸条部8,7の前端を前壁3の上端に符合させて
配置すると共に、接続・嵌合用凹・凸条部8,7の後側
上部を一部切欠して、ブロック本体1の前側上部に左右
側方へ大きく開口する開口部54を形成している。 【0061】従って、かかる法面保護用ブロックAで
は、河川用の法面保護用ブロックAに比して接続・嵌合
用凹・凸条部8,7が前方に位置して、これらが前傾状
態の前壁3の左右側方より前方へ張出した状態となって
いるが、河川Kの流れの抵抗等を考慮する必要がない
分、接続・嵌合位置を可及的に前端側に配置して、法面
保護用ブロックAを略垂直方向の軸線廻りに楽に回動・
調整することができるようにしている。 【0062】図33〜図40は、第5実施例としての法
面保護用ブロックAを示しており、同法面保護用ブロッ
クAは、基本的構造を第1実施例としての法面保護用ブ
ロックAと同じくしているが、ブロック本体1の左右側
壁4,5の前部間に出入通路形成板43を横架状に一体成
形して、同出入通路形成板43を、下段の集水・給水体2
に形成した雨水等流入路13上に配置することにより、同
雨水等流入路13の直上方を被覆して、同雨水等流入路13
が埋戻し材U等により閉塞されるのを防止し、小動物
が、常時、雨水等流入路13を通して集水・給水体2内へ
確実に出入りできるようにしている点で異なる。 【0063】しかも、各雨水等流出路14には、毛細管現
象生起材Mを挿通して、集水・給水室49内の雨水等を毛
細管現象により毛細管現象生起材Mを通して後述する客
土室22に供給可能としている。 【0064】ここで、毛細管現象生起材Mとしては、雨
水等流出路14に挿通可能な繊維製の紐を使用することが
できる。 【0065】また、集水・給水体2では、底部17の前端
縁部を前壁12よりも前方へ延設して雨水等ガイド部17a
を形成している。 【0066】このようにして、集水・給水体2内より雨
水等流出路13を通して客土室22内に流入する雨水等が、
雨水等ガイド部17a により、可及的に客土室22の中央部
寄り側へ案内されるようにしている。 【0067】集水・給水体2の左右側壁20,20 の後半上
部には、オーバーフロー用凹部44,44 を段付凹状に形成
しており、同オーバーフロー用凹部44,44 の後端は、後
壁18の上面と同等位置に設定して、同後壁18の上面を地
下水等流入用凹部45となしている。 【0068】上記のように、法面保護用ブロックAは、
ブロック本体1の左右側壁本体4b,5b 間に客土受壁42を
壁取付用溝部4d,5d を介して横架し、両左右側壁本体4
b,5b上に集水・給水体2を横架し、続いて、同ブロック
本体1の前壁3と集水・給水体2の前壁12との間に左右
方向仕切り壁9を嵌入溝15,16 を介して横架することに
より組立てることができる。 【0069】この際、前壁3は、前傾姿勢となしている
ために、客土G上面の植生面積を可及的に大きく形成す
ることができ、同客土Gに植生した植物により上段に配
置した法面保護用ブロックAの前壁3を覆うことができ
る。 【0070】特に、保護すべき法面が急勾配の場合で
も、植生面積を広く確保することができる。 【0071】また、河川Kの法面に沿わせて擁壁を構築
した場合には、前壁3が前傾姿勢となっているために、
上段に配置した法面保護用ブロックAの前壁3が、その
下方に配置した法面保護用ブロックAの客土Gの上方を
覆って、同客土Gが河川の流れにより洗掘されるのを低
減することができる。 【0072】そして、集水・給水室49内に流入した雨水
等は、客土室22内に流出させることができて、同客土室
22内の客土Gに植生した植物やバクテリア等の小動物に
水分と養分を供給することができる。 【0073】しかも、矩形枠状のブロック本体1内や、
同ブロック本体1と地山Dとの間に埋戻し材Uを充填す
ることにより、客土室22内に充填した客土Gと地山Dと
を連続状態にすることができて、客土Gの外気温の影響
を少なくすることができ、客土Gに植生した植物やバク
テリア等の小動物は、地山Dからも水分や養分を補給す
ることができる。 【0074】また、客土Gと地山Dとの間の空気の流動
をより一層活発にして、客土Gと地山Dを活性化するこ
とができ、この点からも生物の成育環境を良好に確保す
ることができる。 【0075】従って、法面保護用ブロックAを配設して
いるにもかかわらず、自然の生態系を阻害することな
く、生物を自然の状態にて育成することができて、生物
の保護・管理のための手間や費用を不要にすることがで
きる。 【0076】また、集水・給水体2は、集水機能のみな
らず、生物の生息空間としても機能するために、小動物
は、客土室22と給水室11とを自由に往来することができ
て、生物に快適な住・生息空間を提供することができ
る。 【0077】従って、小動物の成育を保護することがで
きて、植生した植物Fの成育環境も良好にすることがで
きる。 【0078】しかも、地山Dから排出される養分を含ん
だ地下水を集水・給水室49→客土室22内に案内すること
ができて、同客土室22内に充填した客土Gに養分を与え
ることができる。 【0079】また、客土室22内に充填した客土Gの表面
に降りそそいだ雨水等が、給水室11内に流入した場合に
は、同雨水等を雨水等流入路13を通して客土室22内の客
土G中に案内することができて、客土G中の湿度を良好
に確保することができる。 【0080】そして、客土室22内に充填した客土Gと地
山Dとの間の空気は、活発に流動し、客土Gと地山Dの
両方を活性化することができる。 【0081】しかも、小動物が客土室22内に充填した客
土Gの上を往来し、この客土G上に糞等をしたり、死骸
を残すことにより、それが客土Gの養分となって、植生
した植物Fの生育環境を良くすることができる。 【0082】従って、これらの点からも、植生した植物
Fの成育環境を良好に確保することができる。 【0083】また、客土室22内を左右方向仕切り壁9に
より河川Kの流れ方向と略直交する方向に配置して仕切
ることにより、洪水時等において、河川Kの水位が上昇
した際にも、客土室22内に充填した客土Gが河川Kの流
水により洗掘される量を、左右方向仕切り壁9により抑
制することができ、客土Gの流失を可及的に少なくし
て、ブロック本体1が具備する植生機能、さらには、生
物の保護・管理機能を良好に確保することができる。 【0084】図41は、図33に示す護岸擁壁Yにおけ
る雨水等の流れの模式図であり、最上段の法面保護用ブ
ロックAの給水室11内に流入した雨水等は、毛細管現象
生起材Mを通した毛細管現象により、客土室22内に供給
され、同客土室22より直下方の別個の法面保護用ブロッ
クAの集水・給水室49内に流入し、同様に客土室22→集
水・給水室49→客土室22→……を繰返しながら順次流下
するが、常時、客土室22内に雨水等が流入して、客土G
に植生した植物Fやバクテリア等の小動物に、水分と養
分を供給することができるようにしている。 【0085】ここで、集水・給水室49内には、雨水等流
入路13や地下水等流入用凹部19からも雨水等や地下水等
が流入するものであり、これらも、常時、客土室22へ毛
細管現象生起材Mを通して少量づつ継続的に供給される
ことになる。 【0086】図42及び図43は、前記した第5実施例
としての法面保護用ブロックAの変容例であり、ブロッ
ク本体1に底部60を形成し、同底部60の前部に左右方向
に伸延する矩形状の雨水等流出用開口部47を部分的に開
口させて形成している。 【0087】そして、上段の法面保護用ブロックAの雨
水等流出用開口部47が、下段の法面保護用ブロックAの
集水・給水体2の連通開口部48と上下方向に連通するよ
うに段積みしている。 【0088】ここで、雨水等流出用開口部47は、連通用
開口部48の直上方向への投影面積内に納まるように形成
している。 【0089】このようにして、上段の法面保護用ブロッ
クAの客土Gを通して下方へ流下する雨水等を、下段の
法面保護用ブロックAの集水・給水体2内に確実に集水
することができるようにしている。 【0090】図44は、前記ブロック本体1の底部60の
変形例を示しており、底部60を格子状若しくは網目状に
形成して、複数の雨水等流出用開口部47を具備させてい
る。 【0091】図45及び図46は、それぞれ前記した第
5実施例としての法面保護用ブロックAの変容例を示し
ており、図45に示す法面保護用ブロックAでは、前壁
3を略垂直姿勢となす一方、図46に示す法面保護用ブ
ロックAでは、前壁3を後傾姿勢となしている。 【0092】そして、いずれの法面保護用ブロックAの
場合にも、前壁3の左右側端面に、それぞれブロック本
体1の底面に対して略垂直方向に伸延する接続・嵌合用
凸条部7と接続・嵌合用凹条部8とを形成している。 【0093】このようにして、前壁3の姿勢(前傾,直
交,後傾)にかかわりなく、弯曲する河川Kの法面に沿
わせて法面保護用ブロックA,A同士を接続させて敷設
すると共に、段積みすることができるようにしている。 【0094】図47は、第6実施例としての法面保護用
ブロックAを示しており、同法面保護用ブロックAは、
矩形枠状に形成したブロック本体1の客土室22内に客土
Gを充填し、同客土G中に、上面開口の箱型に形成した
集水・給水体2を埋設している。 【0095】そして、集水・給水体2の集水・給水室49
内には、塊状物Hを充填して、同集水・給水室49内に空
隙を確保し、集水・給水体2の前壁12の下部に雨水等流
出路14を形成している。 【0096】このようにして、集水・給水室49の上方に
位置する客土G中の余剰水を、同集水・給水室49内にと
り込んで集水し、同余剰水を、雨水等流出路14を通して
前方に位置する客土Gに流出させて、給水することがで
きるようにしている。 【0097】ここで、上記した法面保護用ブロックA
は、法面保護用としてではなく、植生用としてのみ使用
する場合について説明している。 【0098】そして、本実施例では、集水・給水室49を
客土G中に完全に埋設しているが、同集水・給水室49の
連通開口部48を客土Gより露出させた状態にて埋設する
こともできる。 【0099】また、ブロック本体1と集水・給水体2の
形状は、美感等も考慮して適宜設計することができる。 【0100】図48は、上記した法面保護用ブロックA
を段積みして、護岸擁壁Yを構築する場合についての断
面説明図であり、ブロック本体1内の下部に埋戻し材U
を敷設し、同埋戻し材U上に集水・給水体2を載置し、
同集水・給水体2の集水・給水室49内に塊状物Hを充填
した状態にて、ブロック本体1内の上部に、客土室22を
形成して、同客土室22内に客土Gを充填している。 【0101】そして、かかる法面保護用ブロックAを上
方に段積みしており、上段の法面保護用ブロックAは、
客土Gの前部が下段の集水・給水室49の直上方位置に位
置するように載置している。 【0102】このようにして、雨水等が上段の法面保護
用ブロックAの集水・給水室49→雨水等流水路14→集水
・給水室49の前方に位置する客土G→同客土Gの直下方
に位置する埋戻し材U→同埋戻し材Uの直下方に位置す
る客土G→同客土Gの直下方に位置する集水・給水室49
→同集水・給水室49の前方に位置する客土G→同客土G
の直下方に位置する埋戻し材Uに流下するようにして、
かかる流下の過程で各客土Gに水分と養分と新鮮な空気
が供給されるようにしている。 【0103】図49は、毛細管現象生起材Mの他の使用
形態を示しており、同毛細管現象生起材Mは、集水・給
水体2の前壁12の上端越しに、客土室22と給水・給水室
49との間に介設している。 【0104】このようにして、集水・給水体2内の雨水
W等を毛細管現象生起材Mを通して客土室22内に供給可
能としている。 【0105】従って、この場合には、集水・給水体2に
は、雨水等流出路14を設ける必要がなく、同集水・給水
体2の構造の簡易化と製造コストの低減が図れる。 【0106】なお、毛細管現象生起材Mを上記したよう
に集水・給水体2の前壁12の上端越しに配置するのは、
同前壁12の高さが低い場合が好ましい。 【0107】図50及び図51は、第7実施例としての
保護用ブロックAを示しており、同法面保護用ブロック
Aは、上面開口の箱型に形成したブロック本体1の前壁
3と左右側壁4,5と後壁6と底部60に、それぞれ雨水
等流出用開口部47,47,47,47,47を部分的に開口させてい
る。 【0108】そして、ブロック本体1内には、下部に埋
戻し材Uを敷設し、同埋戻し材U上の後部に、上面に連
通用開口部48を開口した箱型の集水・給水体2を載置す
ると共に、埋戻し材U上の前部に客土室22を形成して、
同客土室22内に客土Gを充填している。 【0109】しかも、上段に配置したブロック本体1の
底部60に開口した雨水等流出用開口部47の直下方位置に
は、下段に配置した集水・給水体2の連通用開口部48が
位置するようにして、上段の客土室22と下段の集水・給
水室49とを両開口部47,48 を介して連通させている。 【0110】このようにして、客土室22内に充填した客
土Gの余剰水を、各雨水等流出用開口部47より円滑に流
出させることができるようにして、各雨水等流出用開口
部47より流出した余剰水は、下段に配置した法面保護用
ブロックAの客土室22内と集水・給水室49内に確実にと
り込むことができるようにしている。 【0111】そして、集水・給水室49内にとり込まれた
余剰水等は、雨水等流出路14を通して直前方の客土Gに
給水することができるようにしている。 【0112】従って、余剰水の上方から下方への流れを
円滑にして、各客土室22の客土Gへの水分や養分さらに
は新鮮な空気の供給を良好に確保することができる。 【0113】図52は、他の実施例としての集水・給水
体2を示しており、同集水・給水体2は、前壁12をポー
ラスコンクリートにより形成して、同前壁12に形成され
た多数の空隙を雨水等流出路14となしている。 【0114】このようにして、集水・給水体2の前壁12
を、客土室22内の客土Gと面接触させて、集水・給水室
49内の雨水等を前壁12の雨水等流出路14より客土Gへ円
滑かつ確実に給水することができるようにしている。 【0115】なお、ポーラスコンクリートにより形成す
る部分は、前壁12に限らず、客土Gと接触する部分であ
ればよく、適宜、集水・給水体2を部分的に、又は、全
体的にポーラスコンクリートにより形成することができ
る。 【0116】 【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 【0117】すなわち、本発明では、前壁と、同前壁の
左右側端部より後方へ伸延させた左右側壁と、両側壁の
後端間に介設した後壁と、前壁の左右側端面と左右側壁
の前端部左右側面とにわたって形成した接続部としての
接続・嵌合用凸条部及び接続・嵌合用凹条部とからブロ
ック本体を形成し、接続・嵌合用凸条部は、前壁の一側
端面の下端よりブロック本体の底面に対して略垂直上方
向に伸延させて形成すると共に、水平断面形状を半円弧
凸状に形成する一方、接続・嵌合用凹条部は、前壁の他
側端面の下端よりブロック本体の底面に対して略垂直上
方向に伸延させて形成すると共に、水平断面形状を上記
接続・嵌合用凸条部が嵌合可能な半円弧凹状に形成して
いる。 【0118】このようにして、弯曲する河川の法面に沿
って法面保護用ブロックを敷設する場合には、左右に隣
接する法面保護用ブロックの半円弧凸状に形成した接続
・嵌合用凸条部と半円弧凹状に形成した接続・嵌合用凹
条部とを嵌合させて接続すると共に、各ブロックを上記
接続・嵌合用凹・凸条部を中心に法面に沿わせて略垂直
方向の軸線廻りに回動・調整することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る植生用ブロックとしての河川用の
法面保護用ブロックを段積みして構築した護岸擁壁の断
面側面図。 【図2】同法面保護用ブロックの拡大断面側面図。 【図3】同法面保護用ブロックの右側面図。 【図4】同法面保護用ブロックの左側面図。 【図5】同法面保護用ブロックの正面図。 【図6】同法面保護用ブロックの平面図。 【図7】同法面保護用ブロックの背面図。 【図8】集水体の正面図。 【図9】同集水体の背面図。 【図10】同集水体の平面図。 【図11】同集水体の側面図。 【図12】同集水体の断面側面図。 【図13】変容例としての集水体の断面側面図。 【図14】もう一つの変容例としての集水体の断面側面
図。 【図15】雨水等の流下説明図。 【図16】法面保護用ブロックの接続・嵌合状態説明
図。 【図17】変容例としてのスライドガイド片の説明図。 【図18】第2実施例としての法面保護用ブロックの一
部切欠側面図。 【図19】同法面保護用ブロックの断面側面図。 【図20】同法面保護用ブロックの平面図。 【図21】第3実施例としての法面保護用ブロックの断
面側面説明図。 【図22】同法面保護用ブロックの平面図。 【図23】同法面保護用ブロックの断面側面図。 【図24】第4実施例としての法面保護用ブロックの断
面側面説明図。 【図25】同法面保護用ブロックの組立て説明図。 【図26】同法面保護用ブロックの変容例の組立て説明
図。 【図27】陸上用の法面保護用ブロックの断面側面説明
図。 【図28】同法面保護用ブロックの右側面図。 【図29】同法面保護用ブロックの左側面図。 【図30】同法面保護用ブロックの正面図。 【図31】同法面保護用ブロックの平面図。 【図32】同法面保護用ブロックの背面図。 【図33】第5実施例としての法面保護用ブロックを段
積みして構築した護岸擁壁の断面側面図。 【図34】同法面保護用ブロックの拡大断面側面図。 【図35】同法面保護用ブロックの正面図。 【図36】同法面保護用ブロックの背面図。 【図37】同法面保護用ブロックの側面図。 【図38】同法面保護用ブロックの平面図。 【図39】図38のI-I 線断面図。 【図40】図38のII-II 線断面図。 【図41】雨水等の流下説明図。 【図42】第5実施例としての法面保護用ブロックの拡
大断面側面図。 【図43】同法面保護用ブロックの平面図。 【図44】同法面保護用ブロックの変形例の平面図。 【図45】同法面保護用ブロックの変容例の側面図。 【図46】同法面保護用ブロックの変容例の側面図。 【図47】第6実施例としての法面保護用ブロックの断
面側面説明図。 【図48】同法面保護用ブロックの段積みした断面側面
説明図。 【図49】毛細管現象生起材の他の使用形態説明図。 【図50】第7実施例としての法面保護用ブロックの段
積みした断面側面説明図。 【図51】同法面保護用ブロックの平面図。 【図52】他の実施例としての集水・給水体の断面側面
図。 【符号の説明】 A 法面保護用ブロック 1 ブロック本体 2 集水・給水体 3 前壁 4 左側壁 5 右側壁 6 後壁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 前壁と、同前壁の左右側端部より後方へ
    伸延させた左右側壁と、両側壁の後端間に介設した後壁
    と、前壁の左右側端面と左右側壁の前端部左右側面とに
    わたって形成した接続部としての接続・嵌合用凸条部及
    び接続・嵌合用凹条部とからブロック本体を形成し、 接続・嵌合用凸条部は、前壁の一側端面の下端よりブロ
    ック本体の底面に対して略垂直上方向に伸延させて形成
    すると共に、水平断面形状を半円弧凸状に形成する一
    方、接続・嵌合用凹条部は、前壁の他側端面の下端より
    ブロック本体の底面に対して略垂直上方向に伸延させて
    形成すると共に、水平断面形状を上記接続・嵌合用凸条
    部が嵌合可能な半円弧凹状に形成したことを特徴とする
    法面保護用ブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN118029328A (zh) * 2024-04-15 2024-05-14 山东省水利科学研究院 一种水利工程河道生态护坡结构

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