JP2003138475A - 布帛の漂白方法 - Google Patents

布帛の漂白方法

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JP2003138475A
JP2003138475A JP2001333266A JP2001333266A JP2003138475A JP 2003138475 A JP2003138475 A JP 2003138475A JP 2001333266 A JP2001333266 A JP 2001333266A JP 2001333266 A JP2001333266 A JP 2001333266A JP 2003138475 A JP2003138475 A JP 2003138475A
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bleaching
irradiation
hydroxyl group
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Akihiko Oouchi
秋比古 大内
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Abstract

(57)【要約】 【課題】布帛の還元剤と紫外可視光照射の組み合わせに
よる漂白を行う際の、反応促進と長時間処理における再
着色を防止する方法。 【解決手段】布帛の還元剤と紫外可視光照射の組み合わ
せによる漂白を行う際に、水酸基含有化合物を添加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は布帛の還元剤と紫外
可視光照射の組み合わせによる漂白を行う際の、反応促
進と長時間処理における再着色を防止する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】布帛の漂白は、布帛に付着している着色
物質を酸化剤又は還元剤で処理し、発色に関与する共役
π電子系を切断する事により行っている。これらの工程
は、工業的には上記酸化剤又は還元剤による0.5ない
し2時間程度の煮沸とその後の洗浄を行うか、これらの
薬剤の適当濃度の溶液をパディング等により布帛に付着
させた後、これを95℃前後の蒸気雰囲気中で0.5〜
1時間前後蒸熱することにより行っているが、一般的に
は木綿や麻などの植物性繊維織物の場合には酸化剤が多
く用いられ、絹や毛織物の場合には還元剤が多く用いら
れている。また、家庭的には洗濯液等に漂白剤を加える
ことにより行われている。
【0003】このような従来の漂白方法では、酸化剤又
は還元剤と繊維内着色物質との反応は溶媒である水の加
熱を通した熱エネルギーにより行っている。この方法は
熱容量の大きい水を沸点まで加熱し、かつその温度を反
応に要する時間保持する必要がある為に大きな熱量を要
するものである為に反応塔全体が大型化されてしまう等
の不具合があった。
【0004】また、これらの漂白過程は多くの場合高温
で行われるので、大量のエネルギーを要する多消費型プ
ロセスであり、その為に多量の二酸化炭素の放出を伴う
という問題も有している。
【0005】現在では酸化剤として多くの場合、亜塩素
酸塩や次亜塩素酸塩等のハロゲン系薬剤を用いた方法が
用いられているが、これらのハロゲン原子を含む薬剤は
環境に対する負荷が大きいという問題を有している。
【0006】また、これらのハロゲン原子を含む薬剤は
人体に対する危険性も大きいので、操業安全性にも問題
を有している。
【0007】その為に非ハロゲン系酸化剤として過酸化
水素が用いられているが、過酸化水素は急激な反応によ
り繊維を脆化する恐れがあるので、分解抑止剤を添加し
て分解を遅延させながら長時間掛けて徐々に反応させな
ければならないことから、蒸気熱を長時間に亘って使用
しなければならず、その上繊維の仕上りが硬くなるとい
う問題点がある。
【0008】また還元剤としては、ハイドロサルファイ
トやSO等が使われるが、これらは漂白カが弱く漂白
に対して十分な漂白効果が得られないという問題点もあ
った。
【0009】以上述べた問題点を解決するために、水素
化ホウ素ナトリウム又は過酸化水素とレーザー照射(特
開平11−43861)、及び水素化ホウ素ナトリウム
と通常の紫外光源による光照射(特開平11−4386
2)が報告されているが、紫外可視光照射の継続により
布帛が再着色するという問題が有る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は布帛の還元剤
と紫外可視光照射の組み合わせによる漂白を行う際の、
漂白の促進と長時間処理における再着色を防止する方法
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのよう
な、布帛の漂白における反応促進と再着色の問題を克服
するため鋭意研究を重ねた結果、有機光化学的知見、紫
外可視光反応、及びレーザー反応の特徴を組み合わせる
ことにより、その目的が達成しうることを見い出し、こ
の知見に基づき本発明をなすに至った。
【0012】すなわち本発明は、(1)布帛を還元剤と
紫外可視光照射の組み合わせにより漂白する方法におい
て、水酸基含有化合物を添加することを特徴とする布帛
の漂白方法、(2)水酸基含有化合物が脂肪族アルコー
ルであることを特徴とする(1)に記載の方法、(3)
水酸基含有化合物が芳香族アルコールであることを特徴
とする(1)に記載の方法、を提供するものである。
【0013】すなわち、本発明方法は、布帛を、還元剤
と紫外可視光照射の組み合わせにより漂白する方法にお
いて、漂白の促進と長時間処理における再着色を防止す
るために、水酸基含有化合物を添加することを特徴とす
る。本発明の漂白方法は、基本的に、紫外可視光照射に
より布帛に含まれている着色物質の芳香環や多重結合か
ら成るπ電子共役系化合物が、基底状態から励起状態へ
の電子励起が起こり、その結果、より活性な性質を有す
る状態に転じ、そのことにより還元剤との反応性が高ま
り該着色物質の分解反応若しくは無色化反応が促進する
機構、或いはその逆に該紫外可視光照射により還元剤が
より活性な物質に転じ、そのことにより着色物質との反
応性が向上し、該着色物質の分解若しくは無色化反応が
増大する機構等を伴うものであると解釈できるが、必ず
しもこの反応機構に限定されるものではなく、水酸基含
有化合物の存在下で紫外可視光を照射することにより起
こる反応を包括し、本発明者は、水酸基含有化合物はこ
れらの反応を効果的に促進する物質であることを確認し
た。また、本発明者は、上記のような長時間処理におけ
る再着色の原因は、布帛に付着している着色物質の酸化
剤又は還元剤処理により、発色に関与する共役π電子系
が切断され、生成した無色の化合物が光による二次的反
応により再び共役π電子系を形成すること等の二次反応
によるものであり、この二次反応を抑制又は防止するこ
と、及び/又は再生成した共役π電子系を再び切断する
ことにより無色化すること等の二次反応生成物の無色化
により再着色が防げるものと考え、更に検討を進めた結
果、水酸基含有化合物が、このような再着色防止剤とし
て有効であることを確認した。
【0014】本発明方法で用いる水酸基含有化合物とし
ては、分子内に少なくとも一つ以上の水酸基を有するも
のであればよく、脂肪族アルコール、芳香族アルコー
ル、分子内にヘテロ原子を含む脂肪族及び芳香族アルコ
ール等が挙げられる。この場合、脂肪族基としては、好
ましくは炭素及びヘテロ原子の数1〜10万、より好ま
しくは炭素及びヘテロ原子数1〜1万の脂肪族基、芳香
族基としては、好ましくは炭素及びヘテロ原子数6〜1
0万、より好ましくは炭素及びヘテロ原子数6〜1万の
芳香族基が例示される。上記の芳香族基には部分構造と
してピリジンやフラン等に代表されるヘテロ原子を含む
複素環等も含む。具体的には、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、1,1−ジメチルエチルアルコール、フェノー
ル、1,2−ヒドロキシベンゼン、1,3−ヒドロキシ
ベンゼン、1,4−ヒドロキシベンゼン、各種トリヒド
ロキシベンゼン、エチレングリコール、グリセリン、ポ
リビニルアルコール等である。本発明で好ましく用いら
れる水酸基含有化合物は、脂肪族アルコール、芳香族ア
ルコールであり、更に好ましくは、メチルアルコール、
エチルアルコール、イソプロピルアルコール、1,1−
ジメチルエチルアルコール等である。
【0015】水酸基含有化合物は単独で使用しても良い
が、紫外可視光を透過する溶媒に溶解、若しくは混合等
させて使用することができる。溶媒としては水、アルコ
ール類、鎖状または環状のアルカン類、エーテル類、等
の紫外可視光を透過する溶媒、或いはそれらの混合溶媒
を用いる事が出来る。
【0016】水酸基含有化合物を紫外可視光を透過する
溶媒と混合して用いる場合には、その混合比には特に制
限は無い。また、水酸基含有化合物を紫外可視光を透過
する溶媒に溶解して用いる場合にも、その濃度に特に制
限は無く、溶媒に対する水酸基含有化合物の飽和濃度以
下であればよいが、好ましくは溶媒に対して0〜50重
量%、より好ましくは0〜30重量%とするのが適当で
ある。
【0017】これらの水酸基含有化合物溶液をパディン
グやスプレー等により布帛に含ませ、この布帛が静止し
た状態、又は移動している状態で光照射を行えばよい。
光照射温度には特に制限は無く、用いた水酸基含有化合
物溶液の凝固点以上、沸点以下であればよいが、好まし
くは−80℃〜100℃、より好ましくは0〜50℃で
ある。
【0018】水酸基含有化合物を添加した還元剤と紫外
可視光の組み合わせによる漂白においては、紫外可視光
としては180〜800nmの、好ましくは190〜6
00nmの紫外可視光を用いることが望ましい。紫外可
視光源としては特に制限はなく、低圧水銀灯、高圧水銀
灯、キセノン灯等の通常の光源や、各種エキシマランプ
等を用いることができる。照射光強度にも特に制限は無
いが、紫外可視光として0.1mW〜10kWの光源が
適している。
【0019】紫外可視光源としてレーザーを用いる場合
には、レーザー光源としては特に制限はなく、レーザー
光はパルス光でも連続照射光でもよいが、エキシマレー
ザー(ArFエキシマレーザー、KrFエキシマレーザ
ー、XeClエキシマレーザー、XeFエキシマレーザ
ー等)、アルゴンイオンレーザー、クリプトンイオンレ
ーザー、YAGレーザーの第2、及び第3高調波等を用
いることができる。紫外可視レーザー光としては、特別
な制約はないが、波長が180〜800nm、好ましく
は190〜600nm程度のものを用いることが望まし
い。レーザー照射光強度にも特に制限は無いが、パルス
光では0.1mJ/パルス〜1kJ/パルス、連続光は
0.1mW〜10kWの光源が適している。
【0020】本発明の漂白対象となる布帛は、未漂白で
も漂白済みの何れであってもよい。このような布帛とし
ては、たとえば、生機、糊抜済布帛、精錬済布帛、漂白
後の使用により着色した布帛、染色された布帛等の着色
布帛が挙げられる。
【0021】光照射時間は、布帛の着色度、水酸基含有
化合物、溶媒の種類、溶液の濃度、更には、照射紫外可
視光の種類や光強度等を考慮することにより適宜定めら
れる。光照射後に、還元剤、水酸基含有化合物、及びそ
の光反応等により生じた化合物を溶媒等により除去し、
引き続き乾燥する事により布帛の漂白を完了することが
出来る。
【0022】
【実施例】次に実施例に基づき、本発明を更に詳細に説
明する。
【0023】実施例1 糊抜精錬済み綿布を6%の水素化ホウ素ナトリウム、6
%のメチルアルコールを含む水溶液にてパディングした
後、40mJ/cm・パルス、5Hzのクリプトンフ
ッ素エキシマレーザーを20分間照射した後洗浄し、乾
燥後に拡散反射装置の付いた紫外可視分光光度計により
布帛(1枚)の白色度(JIS Z 8715)と黄色
度(JIS K 7103)を測定したところ、それぞ
れ57.86と0.46であった。
【0024】実施例2 実施例1と同様の操作を、6%のメチルアルコールの代
わりに6%のエチルアルコールを用いて行ったところ、
布帛(1枚)の白色度(JIS Z 8715)と黄色
度(JIS K 7103)は、それぞれ57.50と
0.36であった。
【0025】実施例3 実施例1と同様の操作を、6%のメチルアルコールの代
わりに6%のイソプロピルアルコールを用いて行ったと
ころ、布帛(1枚)の白色度(JIS Z 8715)
と黄色度(JIS K 7103)は、それぞれ56.
91と0.59であった。
【0026】実施例4 実施例1と同様の操作を、6%のメチルアルコールの代
わりに6%の1,1−ジメチルエチルアルコールを用い
て行ったところ、布帛(1枚)の白色度(JIS Z
8715)と黄色度(JIS K 7103)は、それ
ぞれ57.09と0.40であった。
【0027】比較例1 糊抜精錬済み綿布を水で洗浄し、乾燥後に拡散反射装置
の付いた紫外可視分光光度計により布帛(1枚)の白色
度(JIS Z 8715)と黄色度(JISK 71
03)を測定したところ、それぞれ31.63と9.7
4であった。
【0028】比較例2 実施例1と同様の操作を、添加剤を用いずに6%の水素
化ホウ素ナトリウム水溶液のみで行ったところ、布帛
(1枚)の白色度(JIS Z 8715)と黄色度
(JIS K 7103)は、それぞれ56.31と
1.23であった。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に従うと、布
帛の還元剤と紫外可視光照射の組み合わせによる漂白を
行う際の、反応促進と長時間処理における再着色を防止
することができる。したがって、反応が促進されると共
に長時間処理による再着色が起こる、という難点が除か
れるので、本発明は布帛の漂白法として好適である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布帛を還元剤と紫外可視光照射の組み合わ
    せにより漂白を行う方法において、水酸基含有化合物を
    添加することを特徴とする布帛の漂白方法。
  2. 【請求項2】水酸基含有化合物が脂肪族アルコールであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】水酸基含有化合物が芳香族アルコールであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100355973C (zh) * 2003-11-06 2007-12-19 佛山神羽纺织有限公司 织物中性溶液一步退浆法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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