JP2003138290A - 蚊忌避効果を有する香料組成物 - Google Patents
蚊忌避効果を有する香料組成物Info
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Abstract
て、DEETと同程度の優れた蚊忌避効果があり、しか
もその持続性もすぐれた蚊忌避剤を提供すること 【解決手段】 イソメントン、リナロール、ゲラニオー
ル、シトラール及びシトロネロールからなる混合物を蚊
忌避効果の有効成分とし、香料組成物中に含有させる。
Description
れる特定の化合物からなる混合物を有効成分として含有
する蚊忌避効果を有する香料組成物に関する。すなわ
ち、イソメントン、リナロール、ゲラニオール、シトラ
ール及びシトロネロールからなる混合物を有効成分とし
て含有する蚊忌避効果を有する香料組成物に関する。さ
らに、この混合物に、炭素数8〜10の脂肪酸類を含有
させることを特徴とする蚊忌避効果を有する香料組成物
に関するものである。
は蚊の活動に悩まされ続けてきた。例えば蚊に吸血され
るとかゆみを覚えたり、吸血部位に発疹、皮膚炎等が発
生し非常に不愉快な思いを引き起こされる。その悩みあ
るいは不愉快さを解決する方法の一つとして、蚊忌避剤
をヒトの皮膚表面などに適用する方法が知られている。
蚊に対して忌避効果のあるN,N−ジエチル−メタ−ト
ルアミド(以下DEETという)は、現在、蚊忌避剤と
して、種々の製品に一般的に使用されてきている。しか
し、DEETは、忌避効果の持続性が非常に高いが、長
期にわたって使用を続けると皮膚炎や脳神経障害が現れ
る、皮膚浸透性が高く発ガンの可能性がある、さらに生
分解性にも乏しく蓄積性が高いなどの問題点があった。
そのため、人体や環境に悪影響を与えることがない安全
な蚊忌避剤が望まれていた。
にも安全であり、蚊に対して忌避効果がある蚊忌避剤を
開発すべく、まず、蚊に対して忌避効果があるといわれ
ている蚊連草(Pelargonium citros
um)に着目し、その植物から精油を単離した。しかし
ながら、蚊連草の精油の蚊忌避効果は一応満足されるも
のの効果の持続性については十分ではないことが判明し
た。
と同程度の優れた蚊忌避効果があり、人体や環境に優し
い安全な蚊忌避剤であって、しかもその持続性もすぐれ
た蚊忌避剤を提供することが本発明の課題である。さら
には、消費者にとって好ましい香りを有する蚊忌避香料
組成物を提供することにある。
を解決すべく鋭意研究を進めた結果、蚊連草の水蒸気蒸
留物の香気分析及びダイナミックヘッドスペース分析に
よって得られた香気成分に関する情報から、特定の化合
物からなる混合物を含有する香料組成物、さらには、特
定の重量比からなる化合物の混合物を含有する香料組成
物が、蚊連草の水蒸気蒸留物とは異なり、DEETと同
程度あるいはそれ以上の強い蚊忌避効果および蚊忌避効
果の持続性を有することを見いだした。しかも、本発明
の香料組成物は、皮膚に対して刺激が無く、安全性が高
い。さらには、他の香料物質を併用することで香調も大
幅に変化させることができ、DEETと比較しても皮膚
に対するべたつき感などが少ないという効果を見出し、
本発明を完成した。
ール及びシトロネロールからなる混合物を有効成分とし
て含有することを特徴とする蚊忌避効果を有する香料組
成物、 2)上記各化合物の混合物内での重量比は、イソメント
ンを基準として、リナロール、ゲラニオール、シトラー
ル、シトロネロールがそれぞれ0.5〜2.0、 2.0〜5.0、0.5〜2.0、2.0〜4.0であ
る香料組成物、 3)さらに、混合物に炭素数8〜10の脂肪酸類を含有
する香料組成物、 4)上記脂肪酸の混合物内での重量比が、イソメントン
を基準として0.05〜2.0である香料組成物、 5)上記脂肪酸類が、デカン酸及び/またはロジン酸で
ある香料組成物、に関するものである。
本発明の蚊忌避効果を有する香料組成物は、イソメント
ン、リナロール、ゲラニオール、シトラール及びシトロ
ネロールからなる混合物を有効成分として含有する。上
記混合物を構成する化合物は、精油などから得られる天
然品を使用してもよいし、合成品を使用することができ
る。また、市販品を使用してもよい。イソメントン、リ
ナロールおよびシトロネロールは光学活性体、それらの
混合物やラセミ体のいずれの化合物も使用できる。
は、イソメントンを基準とすると(1とすると)、リナ
ロール、ゲラニオール、シトラール、シトロネロールは
それぞれ0.5〜2.0、2.0〜5.0、0.5〜
2.0、2.0〜4.0であることが好ましい。より好
ましい各化合物の重量比は、イソメントンを基準とする
と(1とすると)、リナロール、ゲラニオール、シトラ
ール、シトロネロールはそれぞれ0.7〜1.5、2.
5〜4.3、0.6〜1.5、2.0〜3.9である。
リナロール、ゲラニオール、シトラール及びシトロネロ
ールからなる混合物に、さらに、炭素数8〜10の脂肪
酸類を含有させたものを有効成分としても良い。本発明
に使用される炭素数8〜10の脂肪酸類としては、例え
ば、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ロジン酸、ゲラ
ン酸などが挙げられる。炭素数8〜10の脂肪酸類は、
1種類で含有させてもよいし、2種類以上を組み合わせ
て含有させても良い。この中でも、デカン酸及び/また
はロジン酸が好ましい。上記脂肪酸の混合物内での存在
する量は、イソメントンを基準として0.05〜2.0
(重量比)であることが好ましい。
の方法で混合することにより調製できる。この香料組成
物はそれ自体で蚊忌避効果を有するので、香料組成物自
体を蚊忌避剤としてもよい。
物に、さらに慣用の配合剤を添加して、蚊忌避効果を有
する香料組成物を調製してもよい。その場合は、イソメ
ントン、リナロール、ゲラニオール、シトラール及びシ
トロネロールからなる混合物、あるいは、イソメント
ン、リナロール、ゲラニオール、シトラール、シトロネ
ロール及び炭素数8〜10の脂肪酸類からなる混合物を
香料組成物全体に対して35重量%以上とすることが好
ましい。
れている他の香料成分、精油、植物抽出物、ジプロピレ
ングリコール、TEC(クエン酸トリエチル)、トリグ
リセリドなどが挙げられる。さらには、本発明の香料組
成物には、通常の香粧品、医薬部外品、医薬品に用いら
れる成分、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、保湿
剤、美白剤、薬効成分、防腐剤やその他の添加剤等を配
合することができる。また、本発明の香料組成物は、エ
タノール、ジプロピレングリコールなどで希釈して用い
ることができる。
本出願前公知の有害生物忌避剤、例えば、p−メンタン
−3,8−ジオールなどを配合して、蚊忌避効果をより
一層高めると同時に、持続効果を増強することも可能で
ある。
なる蚊はとくに限定されないが、例えば、アカイエ蚊、
ヒトスジシマ蚊、ハマダラ蚊、ネッタイシマ蚊などが挙
げられる。
に通常用いられる香粧品、医薬部外品、医薬品に配合す
ることができ、種々の剤型に配合し、蚊忌避剤を提供す
ることができる。例えば、ローション、エアゾール、ス
プレー、乳液、ジェル、クリーム、芳香剤等に配合する
ことができる。また、アルコールやプロピレングリコー
ル、ベンジルベンゾエート等の溶液として、あるいは、
乳化剤と混合した乳剤として、あるいは、澱粉、タルク
等に吸着させた粉末として、あるいは、低沸点炭化水素
または低沸点ハロゲン炭化水素とともにエアゾール噴射
剤として製造することができる。
は、特に制限はないが、最終製品中に1〜10重量%の
範囲で配合するのが好ましい。
く説明するが、本発明は、これらによってなんら限定さ
れるものではない。また、特に断らない限り「%」は
「重量%」を意味する。
て、香料組成物を調製した。 成分 重量% イソメントン 7.5 リナロール 7.5 ゲラニオール 25.0 シトラール 6.5 l−シトロネロール 21.0 ゲラン酸 4.0 デカン酸 3.5 ジプロピレングリコール 残部
ル溶液、及び、比較例1としてゲラニオール、l−シト
ロネロールの重量比1:1の混合物を1%含有するエタ
ノール溶液を調製した。実施例1のエタノール溶液を左
手及び左足に塗布し、また、比較例1の溶液を右手及び
右足に塗布して、蚊の多く生息する庭で朝と夕方に10
分間ずつ、ボランティア3人により、フィールドテスト
を行い、蚊に刺された箇所の数を計測した。その結果を
表1、表2に示す。
するエタノール溶液を塗布した手や足は、蚊が寄っては
来るが、蚊に刺されることはなかった。
ル溶液、及び、比較例2としてリナロール、イソメント
ンの重量比1:1の混合物を1%含有するエタノール溶
液を調製した。実施例2のエタノール溶液を左手及び左
足に塗布し、比較例2の溶液を右手及び右足に塗布し、
蚊の多く存在する庭で朝と夕方に5分間ずつ、ボランテ
ィア3人によりフィールドテストを行い、蚊に刺された
箇所の数を計測した。その結果を表3、表4に示す。
ラスコを合わせた簡易的な試験装置を作成した。2つの
フラスコの間には、一端がフラスコに固定され他の端は
取り外しをすることができる筒状の金網を設けて空気の
流通ができるように設定した。フラスコA及びフラスコ
Bには、砂糖水をセットした。金網の一方の端を取り外
し、試験装置のフラスコ中にアカイエ蚊25匹を入れ、
金網を固定した。次いで、両方のフラスコを手のひらで
たたき蚊をパニック状態にし、各フラスコ内の蚊の数が
ほぼ同数になったことを確認した後、その時から1時間
後に両方のフラスコ内のそれぞれにいる蚊の数を数え
た。同じ試験を4回行った。その結果を表5に示す。
ており、差は見られなかった。
た。 成分 重量% カラギーナン 2.0% ローカストビーンガム 0.4% メチルパラベン 0.1% プロピレングリコール 3.0% 塩化カリウム 0.3% イオン交換水 88.7% 界面活性剤 0.5% 実施例1の香料組成物 5.0%
例1と同様な試験方法を行い、二つのフラスコ内の蚊の
数がほぼ同数になった時から1時間後に、両方のフラス
コ内の蚊の数を数えた。同じ試験を4回行った。なお、
フラスコCには、砂糖水と実施例4で作成したカラギー
ナンゲル芳香剤をセットし、フラスコDには、砂糖水の
みをセットした。その結果を表6に示す。
も、蚊は、砂糖水と実施例4で作成した芳香剤がセット
されたフラスコCには集まらずに、すべての蚊がフラス
コDに集まった。4回の試験のうち、1回の試験につい
てはさらに試験を続け、65時間後の状態を観察した。
65時間後においても、フラスコCには蚊が集まってい
なかった。また、フラスコDでは、10匹の蚊が生存し
ており、15匹の蚊が死亡していた。以上のことから、
実施例1で得られた香料組成物は、蚊に対して非常に高
い忌避効果を示すことが明らかであった。
た。 成分 重量% カラギーナン 2.0% ローカストビーンガム 0.4% メチルパラベン 0.1% プロピレングリコール 3.0% 塩化カリウム 0.3% イオン交換水 91.7% 界面活性剤 0.5% 実施例2の香料組成物 2.0%
剤を使用し、試験例3と同様に、30匹の蚊を用いて蚊
忌避試験を1回行った。
ゲル芳香剤をセットしたフラスコCには蚊が全く寄り付
かず、30匹の蚊がすべてフラスコDに集まっていた。
また、65時間後においても、蚊はフラスコCには集ま
っておらず、約半数の14匹がフラスコDの中で死亡し
ており、残りの蚊16匹はフラスコDの中で生存してい
た。以上のことから、実施例2で調製した香料組成物
は、蚊に対して非常に高い忌避効果を示すことが明らか
であった。
し、試験例3と同様な方法で、25匹の蚊を用いて蚊忌
避試験を1回行った。 (結果)実施例6で作成した透明ゲル芳香剤をセットし
たフラスコCには蚊が全く寄り付かず、25匹の蚊がす
べてフラスコDに集まっていた。また、65時間後にお
いても、蚊は、フラスコCには集まっておらず、25匹
の蚊がフラスコDの中で生存していた。以上のことか
ら、実施例3で調製した香料組成物は、蚊に対して非常
に高い忌避効果を示すことが明らかであった。
気蒸留を行い、約0.5gの精油を得た。この操作を3
回行い、約1.5gの蚊連草抽出物を得た。
物、比較例3(蚊連草抽出物)及び比較例4(DEE
T)を各々1gをエタノール90gに溶解し、水9gを
加え、6種類の1%試験試料溶液を調製した。
て、アカイエ蚊成虫に対する吸血忌避試験を行ない、蚊
忌避の強さと持続性の比較を行った。試験は、室温30
℃、湿度70%の恒温室において行なった。左右の前腕
に試験試料溶液を10ml塗布した後に、羽化後5〜7
日経過したアカイエ蚊の成虫が雌雄50匹ずつ入った袋
状の20cm×15cmの金網に、それぞれの腕を15
分間差し入れ吸血の時間を与えた。この操作を、試料塗
布後30分、1時間、4時間、6時間後に行ない、吸血
の時間内の吸血の跡を数え、下記の式で忌避率を算出し
た。その結果を表7に示した。 忌避率=[(X−Y)/X] × 100 (%) X; 試験試料溶液を塗布しない場合の吸血の数 Y; 試験試料溶液を塗布した場合の吸血の数
た香料組成物は、DEET(比較例4)と同じ程度の強
い忌避効果及び忌避の持続性を示した。また、蚊連草抽
出物(比較例3)と比較した場合には、明らかに優れた
蚊忌避効果及び忌避の持続性を示した。
て一般的に使用されているN,N−ジエチル−メタ−ト
ルアミド(DEET)とほぼ同等の強い忌避効果を示
し、また、皮膚に対して刺激がなく、DEETのような
発ガン性の疑いもないため、安全性に優れ、好ましい香
りを有する蚊忌避香料組成物である。しかも、蚊忌避効
果の持続性も優れており、実用性が極めて高い。
装置の断面図である。
装置の断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】イソメントン、リナロール、ゲラニオー
ル、シトラール及びシトロネロールからなる混合物を有
効成分として含有することを特徴とする蚊忌避効果を有
する香料組成物。 - 【請求項2】混合物内でのイソメントン、リナロール、
ゲラニオール、シトラール及びシトロネロールの重量比
は、イソメントンを基準として、リナロール、ゲラニオ
ール、シトラール、シトロネロールがそれぞれ0.5〜
2.0、2.0〜5.0、0.5〜2.0、2.0〜
4.0である請求項1記載の香料組成物。 - 【請求項3】混合物にさらに炭素数8〜10の脂肪酸類
を含有する請求項1記載の香料組成物。 - 【請求項4】混合物内で脂肪酸の重量比が、イソメント
ンを基準として0.05〜2.0である請求項3記載の
香料組成物。 - 【請求項5】炭素数8〜10の脂肪酸類が、デカン酸及
び/またはロジン酸である請求項3または4記載の香料
組成物。
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