JP2003136825A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP2003136825A
JP2003136825A JP2001336623A JP2001336623A JP2003136825A JP 2003136825 A JP2003136825 A JP 2003136825A JP 2001336623 A JP2001336623 A JP 2001336623A JP 2001336623 A JP2001336623 A JP 2001336623A JP 2003136825 A JP2003136825 A JP 2003136825A
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stencil
printing
stencil sheet
curable resin
plate cylinder
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Application number
JP2001336623A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Bansho
利裕 番匠
Junichi Terauchi
淳一 寺内
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】孔版印刷装置において使用済みの孔版原紙の機
密を確実に保持すること。 【構成】インク供給手段6を内部に有し、孔版原紙を外
周面に巻装して印刷を行う版胴5を備えた孔版印刷装置
は、版胴に巻装された孔版原紙に紫外線硬化性樹脂を塗
布するためのローラ塗布装置11と、版胴に巻装された
孔版原紙に塗布された紫外線硬化性樹脂を硬化させる紫
外線照射装置10を具備している。版胴に装着された状
態の孔版原紙Sの表面に紫外線硬化性樹脂を塗布し、こ
れを紫外線照射で硬化させて孔版原紙Sの穿孔を塞ぐの
で、再度印刷を実行しても印刷インクが印刷用紙Pに転
写されることはなく、孔版原紙Sに残された機密文書の
内容が印刷されてしまうことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷インクを供給する
インク供給手段を内部に有し、孔版原紙を外周面に巻装
して印刷を行う版胴を備えた孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クランプ手段でその一端を係止した孔版
原紙を外周面に巻装し、内部からインクを供給して印刷
を行う版胴を備えた孔版印刷装置においては、印刷の終
了後も製版した孔版原紙がドラムの外周面に残っている
ため、他の人に再度印刷されれば内容が知られてしまう
可能性があった。
【0003】かかる不都合を防止するための発明が特開
昭63−074679号にて開示されている。この発明
に係る孔版印刷装置では、原稿がセットされた場合には
製版動作をおこない、原稿がセットされない状態では印
刷動作を行うこととされている。そして、この孔版印刷
装置は、機密保持設定がされている場合、原稿がセット
されない状態では印刷動作をおこなわないように構成し
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術では次の印刷動作を禁止しているだけであり、実
際には製版されて印刷に供しうる状態の孔版原紙が版胴
に巻装されたままである。従って、何らかの手段により
版胴が装置外に取り出されたり、機密保持設定を解除さ
れた場合には、ドラムを持ち去って他の印刷機にセット
することにより容易に印刷できてしまう可能性がある。
また、次の製版まで機密保持を行ったとしても、次の製
版がおこなわれた場合には前の孔版原紙は版胴から剥が
されて装置に設けられた排版箱に廃棄される。従って、
この排版された孔版原紙を排版箱から取り出せば、再度
使用して印刷することができるが、これを防止すること
は考慮されていなかった。
【0005】また、特開平9−142001号では、機
密原稿を製版した孔版原紙が巻装された版胴に発熱部材
を当てて孔版原紙を溶融させ、意に反して機密原稿を印
刷されるのを防止する技術も開示されている。しかし、
この技術では実際に孔版原紙が溶融したかどうかは検出
できないため、発熱部材の温度を適当な温度に一定に設
定したとしても孔版原紙のインク保持量によっては溶融
が不十分な状態であったり、あるいは孔版原紙が溶融し
すぎて次の原稿を製版する時に一部の破片が版胴に残っ
てしまい印刷不良の原因になってしまう虞があった。
【0006】本発明は、以上説明した従来技術の問題点
を踏まえた上でなされたものであり、孔版印刷装置にお
いて使用済みの孔版原紙の機密を確実に保持できるよう
にすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された孔
版印刷装置は、印刷インクを供給するインク供給手段
(6)を内部に有し、孔版原紙(S)を外周面に巻装し
て印刷を行う版胴(5)を備えた孔版印刷装置におい
て、前記版胴に巻装されている孔版原紙に反応硬化性樹
脂を付与するための付与手段 (ローラ塗布装置11、噴
霧装置14、スポンジ塗布装置15、スキージ塗布装置
22)と、前記版胴に巻装されている孔版原紙に付与さ
れた前記反応硬化性樹脂を硬化させる硬化手段(紫外線
照射装置10)を具備することを特徴としている。
【0008】請求項2に記載された孔版印刷装置は、印
刷インクを供給するインク供給手段(6)を内部に有
し、孔版原紙(S)を外周面に巻装して印刷を行う版胴
(5)を備えた孔版印刷装置において、前記版胴から少
なくとも一部分がはがされた使用済みの前記孔版原紙に
反応硬化性樹脂を付与する付与手段 (ローラ塗布装置3
1、噴霧装置14)と、前記孔版原紙に付与した前記反
応硬化性樹脂を硬化させる硬化手段(紫外線照射装置1
0)を具備することを特徴としている。
【0009】請求項3に記載された孔版印刷装置は、請
求項1又は2に記載の孔版印刷装置において、前記反応
硬化樹脂に顔料を含有させたことを特徴としている。
【0010】請求項4に記載された孔版印刷装置は、孔
版原紙(S)を外周面に巻装して印刷を行う版胴(5)
を備えた孔版印刷装置において、前記版胴の内部に設け
られて反応硬化性樹脂を含有する印刷インク(40)を
前記版胴の内周面に供給するインク供給手段(6)と、
前記版胴に巻装された前記孔版原紙が保持している前記
印刷インク中の前記反応硬化性樹脂を硬化させる硬化手
段(紫外線照射装置10)を具備することを特徴として
いる。
【0011】請求項5に記載された孔版印刷装置は、孔
版原紙(S)を外周面に巻装して印刷を行う版胴(5)
を備えた孔版印刷装置において、前記版胴の内部に設け
られて反応硬化性樹脂を含有する印刷インク(40)を
前記版胴の内周面に供給するインク供給手段(6)と、
前記版胴から少なくとも一部分がはがされた使用済みの
前記孔版原紙が保持する反応硬化性樹脂を硬化させる硬
化手段(紫外線照射装置10)を具備することを特徴と
している。
【0012】請求項6に記載された孔版印刷装置は、請
求項1乃至5に記載の孔版印刷装置において、所定の計
測開始時点からの経過時間を計測するカウント手段と、
前記カウント手段による計測結果に基づいて判断される
前記孔版印刷装置の動作状態に応じて前記硬化手段を作
動させる制御手段とを有している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
本発明の孔版印刷装置は孔版印刷のみを行うものであっ
ても良いが、従来より、孔版印刷装置としては製版動作
と印刷動作を一台で行えるタイプのものが一般的である
ため、実施の形態の説明では製版印刷一体型の孔版印刷
装置を例にとって説明する。
【0014】(1)第1の実施の形態(例1) 図1に示す孔版印刷装置の構成を説明する。まず、孔版
印刷装置は、ロール状の孔版原紙Sを引き出してTPH
(サーマルプリントヘッド)1aで所望の画像を穿孔す
る製版部1を有している。また、製版された孔版原紙S
を用いて印刷を行う印刷部を有している。この印刷部
は、製版された孔版原紙Sの先端をクランプ手段5aで
係止して回転することにより、その外周面に孔版原紙S
が巻装される版胴5と、該版胴5との間に印刷用紙を挟
んで回転することにより印刷用紙を搬送して印刷を行う
紙胴7を有している。版胴5の内部にはインク供給手段
6があり、インク通過性の版胴5の周壁の内面にインク
を供給する。版胴5と紙胴7は略同一外径の略円筒形で
あり、両回転軸は平行で版胴5と紙胴7は間隔をおいて
配置されている。印刷時には、版胴5の内部にある押し
出し部材5bが版胴5の可撓性の周壁を所定のタイミン
グで外側に押し出して変形させるので、印刷用紙Pは変
形した版胴5及び孔版原紙Sと紙胴7との間に挟持され
て搬送されることにより印刷される。また、孔版印刷装
置は、給紙台8から印刷用紙Pを送り出し、版胴5と紙
胴7の間に供給するための給紙部3と、印刷済みの印刷
用紙Pを紙胴7から引き剥がして排紙台9に送り出す排
紙部4を有している。また、孔版印刷装置は、使用済み
の孔版原紙Sを版胴5から引き剥がして排版箱2aに収
納し、排版箱2a内で孔版原紙Sの圧縮を行うための排
版部2を有している。
【0015】さらに、本例の孔版印刷装置は、使用済み
の孔版原紙Sの機密を確実に保持するため、前記版胴5
に巻装されている製版済みの孔版原紙Sが第三者に印刷
されることを防止するため、この孔版原紙Sに反応硬化
性樹脂を孔版原紙のフィルム側から塗布して硬化させ、
孔版原紙Sの穿孔画像の開口をつぶして当該孔版原紙S
を印刷不能の状態にするための手段を有している。
【0016】反応硬化性樹脂としては紫外線等により硬
化する光硬化樹脂を使用することができ、その場合は、
これを硬化させるために可視光や紫外線等を外部エネル
ギーとして用いることができる。本例では、反応硬化性
樹脂として紫外線硬化樹脂を用い、これを硬化させるた
めに紫外線を利用している。即ち、図2に拡大して示す
ように、版胴5に巻装された孔版原紙Sに紫外線硬化樹
脂を付与 (本例では塗布)する付与手段としてのローラ
塗布装置11と、この孔版原紙Sに塗布された紫外線硬
化樹脂を硬化させる硬化手段としての紫外線照射装置1
0とが設けられている。ローラ塗布装置11は、紫外線
硬化樹脂を含む塗布液を溜める液溜まり12と、液溜ま
り中の塗布液を汲み出して版胴5の孔版原紙Sに塗布す
るための複数のローラを有している。特に、孔版原紙S
に直接接触する塗布ローラ13は版胴5に対して接触す
る液塗布位置と、版胴5から離れた退避位置の間で移動
自在とされている。塗布ローラ13のみが移動してもよ
いし、ローラ塗布装置11全体が移動してもよい。ま
た、紫外線照射装置10は、版胴5の外周面の近傍であ
って、版胴5の回転方向(図中矢印方向)についてロー
ラ塗布装置11の後方に配置されており、版胴5の回転
に伴ってローラ塗布装置11で孔版原紙Sに塗布された
塗布液を直ちに硬化処理できるようになっている。
【0017】製版部1で製版された孔版原紙Sは版胴5
に巻装される。給紙部3によって給紙台から一枚ずつ印
刷用紙Pがピックアップされて印刷部に供給される。印
刷部で紙胴7により印刷用紙Pが版胴5に押し当てら
れ、印刷用紙Pに印刷が施される。印刷済みの用紙は排
紙部4に送られ、さらに排紙部4により排紙台9上に排
出されて積載されていく。
【0018】機密保持のための再印刷防止動作について
説明する。目的枚数分の印刷動作が終了した後に版胴5
を回転させローラ塗布装置11を作動させる。ローラ塗
布装置11の塗布ローラ13は、図2に示すようによう
に版胴5に当接して塗布液を版胴5上の孔版原紙Sの表
面に塗布していく。塗布動作と同時に紫外線照射装置1
0を作動させ、孔版原紙Sの表面の塗布液に含まれる紫
外線硬化樹脂を硬化させる。少なくとも孔版原紙Sの印
刷領域の全体にわたって上記操作を施し、再印刷防止動
作が終了する。
【0019】以上の例では、反応硬化性樹脂を孔版原紙
Sに付与する付与手段としてローラ塗布装置11を用い
たが、図3のように版胴5上の孔版原紙Sに紫外線硬化
樹脂を含む塗布液を噴霧により付与する噴霧装置14を
用いてもよい。
【0020】また、本例では目的枚数分の印刷動作終了
後に自動的に再印刷防止動作を行う構成としたが、操作
入力部に再印刷設定キーを設けておき、前記再印刷設定
キーからの入力により再印刷防止機能があらかじめ設定
されている場合には印刷終了後直ちに再印刷防止動作が
行われ、又は前記再印刷設定キーの入力直後に再印刷防
止動作が行われるようにし、それ以外の場合には再印刷
防止動作を禁止して紫外線硬化樹脂の不要な消耗を低減
するようにしても良い。
【0021】また、図3に示すように紫外線硬化樹脂を
噴霧する噴霧装置14を用いた場合において、図3及び
図4に示すように、噴霧装置14が塗布液を噴霧する方
向を版胴5の方向と印刷済み印刷用紙Pの搬送路と略直
交する方向との間で任意に切り換えられるよう回動可能
に構成し、紫外線照射装置10も照射方向を切り替えら
れるように構成して版胴5と印刷済み印刷用紙Pの搬送
路の一方に対して紫外線を選択的に照射できるようにし
てもよい。この構成によれば、印刷中に印刷済み印刷用
紙Pに向けて紫外線硬化樹脂を噴霧し、紫外線硬化樹脂
が噴霧された印刷済み印刷用紙Pに向かって紫外線を照
射することにより、印刷物の表面で紫外線硬化樹脂を硬
化させることができ、インクによる裏写りや擦れによる
印刷物の汚れを防止することができる。
【0022】また、反応硬化性樹脂を孔版原紙Sに付与
する付与手段としては、図5のようにスポンジ塗布装置
15(スポンジブラシ)を用いてもよい。スポンジ塗布
装置15は、版胴5の孔版原紙Sに接触可能なスポンジ
21と、これを保持する保持体20と、保持体20に連
通されてスポンジ21に塗布液を供給するポンプ19
と、ポンプ19に連通する液溜まり18を有しており、
保持体20に保持されたスポンジ21が必要に応じて移
動して版胴5の孔版原紙Sに接触する。このスポンジ塗
布装置15を用いてもローラ塗布装置11と略同様の効
果を得ることができる。
【0023】また、反応硬化性樹脂を孔版原紙Sに付与
する付与手段としては、図6のようにアプリケータ型の
スキージ塗布装置22を用いてもよい。スキージ塗布装
置22は、1枚又は複数枚の弾性のある板体から構成さ
れ版胴5の孔版原紙Sに接触するスキージ23と、これ
を保持する保持体20と、保持体20に連通されてスキ
ージ23に塗布液を供給するポンプ19と、ポンプ19
に連通する液溜まり18を有しており、保持体20に保
持されたスキージ23が必要に応じて移動して版胴5の
孔版原紙Sに接触する。このスキージ塗布装置22を用
いてもローラ塗布装置11、スポンジ塗布装置15と略
同様の効果を得ることができる。但し、このスキージ塗
布装置22によれば、塗布時に他の塗布装置に比べてよ
り強い圧力を塗布液に加えることができるので、孔版原
紙Sの表面だけでなく、孔版原紙Sの穿孔の内部にまで
塗布液を塗布することができ、再印刷の防止がより確実
になる。本発明の実施の形態を説明する。本発明の孔版
印刷装置は孔版印刷のみを行うものであっても良いが、
従来より、孔版印刷装置としては製版動作と印刷動作を
一台で行えるタイプのものが一般的であるため、実施の
形態の説明では製版印刷一体型の孔版印刷装置を例にと
って説明する。
【0024】(2)第2の実施の形態(例2) 図7に示す孔版印刷装置は、図1に示した例1とはロー
ラ塗布装置及び紫外線照射装置の設置位置が異なる。そ
の他の製版部1・排版部2・給紙部3・印刷部・排紙部
4等の構成と、その製版動作及び印刷動作は、前述した
例1の動作と同じなので説明を省略する。
【0025】本例のローラ塗布装置31は、塗布ローラ
32及びこれに対抗する対向ローラ33と、対向ローラ
33に塗布液を供給する供給手段34を有している。塗
布ローラ32は、対向ローラ33に対して当接する位置
と離れた位置との間で移動可能である。このロール塗布
装置31は版胴5と排版部2の間に配置されている。紫
外線照射装置10は、第1の例のものと同一であり、ロ
ール塗布装置31と排版部2の間に配置されている。
【0026】機密保持のための再印刷防止動作について
説明する。目的枚数分の印刷動作が終了し、次の原稿の
製版動作に先立って排版動作が行われる。排版動作の際
に版胴を回転させ孔版原紙Sを版胴5から引き剥がすと
同時に、図8に示すように版胴5から引き剥がされた孔
版原紙Sが塗布ローラ32と対向ローラ33に挟まれて
搬送され、塗布ローラ32によって孔版原紙Sの表面に
塗布液が塗布されていく。ロール塗布装置31と同時に
紫外線照射装置10を作動させ、孔版原紙Sの表面に塗
布された塗布液に紫外線を照射してこれを硬化させ、再
印刷防止処理がなされた孔版原紙Sを排版箱2a内に収
納する。
【0027】以上の例では、反応硬化性樹脂を孔版原紙
Sに付与する付与手段としてローラ塗布装置31を用い
たが、図9のように版胴5から引き剥がされる孔版原紙
Sに向けて紫外線硬化樹脂を含む塗布液を噴霧する噴霧
装置14を用いてもよい。
【0028】また、本例のローラ塗布装置31は版胴5
から引き剥がされた直後の孔版原紙Sに塗布する構成で
あったが、排版箱2a内に塗布装置と照射装置を設け、
排版箱2a内に収納された後の孔版原紙Sに塗布液を塗
布して紫外線を照射してもよい。
【0029】以上説明した例1及び例2において、紫外
線硬化樹脂を含む塗布液にカーボンなどの顔料を含有さ
せておくと、再印刷防止動作によって、孔版原紙Sの表
面が顔料を含有した紫外線硬化樹脂で覆われて硬化する
ので、排版後の孔版原紙Sを取り出しても、孔版原紙S
に穿孔されていた画像を読み取ることは出来ず、機密性
を一層確実に保持する事ができる。
【0030】(3)第3の実施の形態(例3) 図10に示す孔版印刷装置は、図1に示した例1と比
べ、次の点が構成上相違する。まず、ロール塗布装置
(孔版原紙Sに反応硬化性樹脂を付与するための付与手
段)がなく、反応硬化性樹脂を含有する印刷インク40
を印刷に使用する点が相違する。次に、紫外線照射装置
10の設置位置が相違する。また、排紙部4に第二の紫
外線照射装置35が設置されている点が相違する。その
他の主要な構成は前述した例1と同じである。
【0031】まず、排版部2は、使用済みの孔版原紙S
を排版箱2a内に導き、圧縮して収納する。製版部でT
PH1b(サーマルプリントヘッド)により孔版原紙S
に所望画像を穿孔し、この孔版原紙Sを版胴5の外周面
に巻装する。印刷部の版胴5の内部にあるインク供給手
段6は、紫外線硬化樹脂を含有する印刷インクを版胴5
の内周面に供給する。給紙部3は、給紙台8から印刷用
紙Pを一枚ずつ印刷部に供給する。印刷用紙Pは紙胴7
により版胴5に押し当てられ、紫外線硬化樹脂を含有す
る印刷インクで該印刷用紙Pに画像が形成される。印刷
用紙Pは、印刷後に版胴5と紙胴7の間から排出されて
排紙部4に送り込まれる。排紙部4において、この印刷
済みの印刷用紙Pに紫外線照射装置35から紫外線が照
射される。紫外線硬化樹脂を含有する印刷インクで形成
された印刷用紙Pの画像は、この紫外線の照射によって
硬化する。その後、該印刷用紙Pは排紙部4の搬送機構
に送られて排紙台9上に排出され、積載されていく。
【0032】本例によれば、印刷画像は印刷部から排出
された後、直ちに紫外線の照射で硬化するので、その後
の取り扱いにおいて印刷インクの画像が擦れや裏写りに
よる印刷物の汚れを防止することができる。
【0033】ここで、再印刷防止動作について説明す
る。目的枚数分の印刷動作が終了した後に、版胴5を回
転させると同時に紫外線照射装置10を作動させ、孔版
原紙Sに保持されている紫外線硬化樹脂を含む印刷イン
クを硬化させる。
【0034】本例では、再印刷防止動作用に版胴5に向
けて設置した紫外線照射装置10と、印刷用紙Pの処理
用に印刷用紙Pに向けて設置した第二の紫外線照射装置
35とを設けたが、両者を切替可能な兼用型としてもよ
い。即ち、図11及び図12に示すように、版胴5の外
周面と排出された印刷用紙Pの経路の双方に近い位置に
共通の単一の紫外線照射装置10を回動可能に設け、図
11に示すように再印刷防止動作時には版胴5に向け、
図12に示すように印刷用紙Pの処理時には排出される
印刷用紙Pに向けられるようにしてもよい。また、図1
3及び図14に示すように、図11及び図12と同様の
位置に紫外線照射装置10を設置し、併せて揺動可能な
ミラー板からなる切替手段36を設置し、紫外線の照射
方向を版胴5に向けた方向と印刷用紙Pの排出経路に向
けた方向とのいずれかに選択的に切り替えられるように
構成してもよい。
【0035】(4)第4の実施の形態(例4) 図15は、例4の孔版印刷装置の印刷部及び排版部2を
拡大して示したものである。紫外線硬化樹脂が含まれた
印刷インク40を使用する点は図10に示した例3と同
時であるが、再印刷防止用の紫外線照射装置10の設置
位置が異なり、本例では版胴5と排版部2の間にある。
その他の構成は例3と同一である。本例における再印刷
防止動作を説明する。目的枚数分の印刷動作が終了し、
次の原稿の製版動作に先立って排版動作を行う。版胴5
を回転させて孔版原紙Sを版胴5から引き剥がすと同時
に紫外線照射装置10を作動させ、版胴5から剥がされ
た孔版原紙Sが保持している印刷インク40中の紫外線
硬化樹脂を硬化させ、孔版原紙Sの開口部を塞ぐ。
【0036】本例によれば、孔版原紙Sに保持された印
刷インク40自体を硬化させるので排版箱2aが汚れに
くくなる。また排版された孔版原紙Sに付着している印
刷インク40によって排版箱2a内に当該孔版原紙Sが
張りついてしまう不具合が生じにくくなり、排版済の孔
版原紙Sをまとめてゴミ箱等に捨てる場合にも手が汚れ
る等の煩わしさが低減する。
【0037】本例では、照射装置10を排版部2と版胴
5の略中間位置に置き、版胴5から引き剥がされた後、
排版箱2aに収納される前の孔版原紙Sに照射するよう
な構成としたが、排版箱2a内に紫外線照射装置10を
設けてもよい。
【0038】また、例3及び例4で説明した印刷インク
40には、反応硬化性樹脂以外にその反応を開始させる
ような開始剤や、反応を調整する調整剤をともに含有さ
せてもよい。
【0039】例1,3の装置に於いて、再印刷防止動作
がおこなわれた後に再度印刷動作の指示があった場合に
は、印刷されずに白紙の用紙が排出されることになる
が、白紙の用紙が印刷されるのを防ぐため、再印刷防止
動作がおこなわれたことを記憶し、表示手段に再印刷防
止動作がおこなわれた旨を表示しても良い。
【0040】例1,3の装置に於いて、時間をカウント
するカウント手段を設け、製版、印刷動作がされずに前
記カウント手段が一定時間の経過をカウントした時に、
再印刷防止動作をおこなうこととすれば、版胴5に巻か
れて穿孔に印刷インクが充填された孔版原紙Sが硬化さ
せられるので、版胴5内の気密性が保たれ、版胴5内に
ある印刷インクの劣化等による長時間経過後の印刷不良
を低減させることができる。
【0041】例1の孔版印刷装置に於いて、エポキシア
クリレートオリゴマーを9重量%、ジペンタエリスリト
ールヘキサアクリレートを38.2重量%、フェノール
・エチレンオキサイドヘンセイアクリレートを38.2
重量%、光開始剤としてイルガキュアー369を3.5
重量%、粘度調整剤としてベントン38を10重量%、
分散剤としてソルスパースS24000GRを1重量
%、重合禁止剤としてハイドロキノンを0.1重量%を
攪拌機で攪拌、混合し、その後3本ロールの混連記で混
連し、反応硬化性樹脂を調整した。
【0042】孔版印刷装置(リソグラフSR7400:
理想科学工業株式会社製)の装置内に、版胴に当接する
ように塗布ローラを配置し、版胴に照射するためにハン
ディUV照射装置(メタルハライドランプ)を設置し
た。版胴に製版済み孔版原紙Sが巻装されている状態
で、版胴を回転させながら塗布ローラにより反応硬化製
樹脂を塗布し、UV照射装置から版胴に向けて紫外線を
照射した後、紫外線を止めて3000枚の印刷動作をお
こなった。3000枚印刷動作をおこなっても孔版原紙
Sから印刷用紙Pにインクが転写されることはなかっ
た。
【0043】以上説明した各例においては、孔版原紙に
塗布する塗布液又は印刷インクに混入する反応硬化性樹
脂としては、紫外線によって硬化するタイプの樹脂を使
用し、反応硬化性樹脂の硬化手段としては紫外線照射装
置を用いた。この他、本発明の反応硬化性樹脂として
は、熱硬化性樹脂、赤外線硬化樹脂、熱可塑性樹脂、パ
ラフィン類が使用できる。その場合は、これを硬化させ
るためには輻射熱、赤外線のような熱源を外部エネルギ
ーとして用いることができる。
【0044】また、以上説明した各例の孔版印刷装置に
おいては、印刷部に版胴と略同径の紙胴を設けたもので
あったが、紙胴に代えてより小径のプレスローラ等を設
け、所定位置で回転する版胴に対し、該プレスローラを
給紙に合わせた所定のタイミングで昇降させて印刷用紙
を版胴との間に挟んで印刷を行うタイプのものでもよ
い。また、以上説明した各孔版印刷装置では、付与手段
として、ローラ塗布手段11、噴霧装置14、スポンジ
塗布装置15、スキージ塗布装置22を例にあげたが、
使用済みの孔版原紙Sの表面に反応硬化性樹脂を付与で
きる手段であれば、この限りではない。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の孔版印刷装置によれ
ば、版胴に装着された状態の孔版原紙Sの表面で反応硬
化性樹脂が硬化し、孔版原紙Sの穿孔を塞ぐので、再度
印刷を実行しても印刷インクが印刷用紙Pに転写される
ことはなく、孔版原紙Sに残された機密文書の内容が印
刷されてしまうことはない。
【0046】請求項2に記載の孔版印刷装置によれば、
版胴から剥がされつつある孔版原紙S、あるいは版胴か
ら剥がされた孔版原紙Sの表面で反応硬化性樹脂が硬化
し、孔版原紙Sの穿孔を塞ぐので、排版された孔版原紙
Sを使用して再度印刷を実行しても印刷インクが印刷用
紙Pに転写されることはなく、孔版原紙Sに残された機
密文書の内容が印刷されてしまうことはない。
【0047】請求項3に記載の孔版印刷装置によれば、
反応硬化性樹脂を硬化させた後に孔版原紙Sを装置内か
ら取り出しても、この孔版原紙Sは顔料を含有した反応
硬化性樹脂で覆われて硬化しているので、穿孔されてい
る画像が透けて読み取られることがないため、機密文書
などの印刷に用いた孔版原紙Sであっても機密性を保持
する事ができる。
【0048】請求項4に記載の孔版印刷装置によれば、
版胴に装着された状態の孔版原紙Sに保持されているイ
ンクに含有された反応硬化性樹脂が孔版原紙Sの穿孔を
塞ぐので、再度印刷を実行しても印刷インクが印刷用紙
Pに転写されることはなく、孔版原紙Sに残された機密
文書の内容が印刷されてしまうことはない。また、イン
クに反応硬化性樹脂を含有させたので反応硬化性樹脂を
塗布するための手段を必要としない。
【0049】請求項5に記載の孔版印刷装置によれば、
版胴から剥がされつつある孔版原紙S、あるいは版胴か
ら剥がされた孔版原紙Sの表面でインクに含有された反
応硬化性樹脂が硬化し、孔版原紙Sの穿孔を塞ぐので、
再度印刷を実行しても印刷インクが印刷用紙Pに転写さ
れることはなく、孔版原紙Sに残された機密文書の内容
が印刷されてしまうことはない。また、孔版原紙Sが保
持するインク中の反応硬化性樹脂を硬化手段で硬化させ
るので、排版ユニット内の汚れが少なくなり、排版され
た孔版原紙Sを捨てる際にユーザーの手も汚れにくくな
る。またインクに反応硬化性樹脂を含有させたので反応
硬化性樹脂を塗布するための手段を必要としない。
【0050】請求項6に記載の孔版印刷装置によれば、
所定の計測開始時から、製版、印刷動作がされずに前記
カウント手段が一定時間の経過をカウントした時に、制
御手段が再印刷防止動作をおこなうことにより版胴内の
気密が保たれ、インクの劣化等による長時間経過後の印
刷不良を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の孔版印刷装置の第1の実施の形態(例
1)を示す図である。
【図2】例1の孔版印刷装置における再印刷防止動作時
の要部拡大図である。
【図3】例1において反応硬化性樹脂の付与手段として
噴霧装置14を採用した場合を示す図である。
【図4】例1において反応硬化性樹脂の付与手段として
噴霧装置14を採用し、当該噴霧装置14と紫外線照射
装置10を回動可能に設置した場合において、印刷済み
用紙に対して反応硬化性樹脂と紫外線を照射する状態を
示す図である。
【図5】例1において反応硬化性樹脂の付与手段として
スポンジ塗布装置15を採用した場合を示す図である。
【図6】例1において反応硬化性樹脂の付与手段として
スキージ塗布装置22を採用した場合を示す図である。
【図7】本発明の孔版印刷装置の第2の実施の形態(例
2)を示す図である。
【図8】例2の孔版印刷装置における再印刷防止動作時
の要部拡大図である。
【図9】例2において反応硬化性樹脂の付与手段として
噴霧装置14を採用した場合を示す図である。
【図10】本発明の孔版印刷装置の第3の実施の形態
(例3)を示す図である。
【図11】例3の孔版印刷装置において再印刷防止動作
用と印刷用紙P処理用を兼ねた切替可能な紫外線照射装
置10を設けた場合において、再印刷防止動作時の状態
を示す図である。
【図12】例3の孔版印刷装置において再印刷防止動作
用と印刷用紙P処理用を兼ねた切替可能な紫外線照射装
置10を設けた場合において、印刷済みの印刷用紙Pを
処理する状態を示す図である。
【図13】例3の孔版印刷装置において紫外線照射装置
10の照射方向を版胴方向と印刷用紙P排出経路方向の
いずれかに切り替えるための切替手段を設けた場合にお
いて、再印刷防止動作時の状態を示す図である。
【図14】例3の孔版印刷装置において紫外線照射装置
10の照射方向を版胴方向と印刷用紙P排出経路方向の
いずれかに切り替えるための切替手段を設けた場合にお
いて、印刷済みの印刷用紙Pを処理する状態を示す図で
ある。
【図15】本発明の孔版印刷装置の第4の実施の形態
(例4)を示す図である。
【符号の説明】
1 製版部 2 排版部 3 給紙部 4 排紙部 5 版胴 6 インク供給手段 7 紙胴 8 給紙台 9 排紙台 10 硬化手段としての紫外線照射装置 11,31 付与手段としてのローラ塗布装置 13,32 塗布ローラ 14 付与手段としての噴霧装置 15 付与手段としてのスポンジ塗布装置 22 付与手段としてのスキージ塗布装置 35 紫外線照射装置 40 紫外線硬化性樹脂を含有する印刷インク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷インクを供給するインク供給手段を
    内部に有し、孔版原紙を外周面に巻装して印刷を行う版
    胴を備えた孔版印刷装置において、前記版胴に巻装され
    ている孔版原紙に反応硬化性樹脂を付与するための付与
    手段と、前記版胴に巻装されている孔版原紙に付与され
    た前記反応硬化性樹脂を硬化させる硬化手段を具備する
    ことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 印刷インクを供給するインク供給手段を
    内部に有し、孔版原紙を外周面に巻装して印刷を行う版
    胴を備えた孔版印刷装置において、前記版胴から少なく
    とも一部分がはがされた使用済みの前記孔版原紙に反応
    硬化性樹脂を付与する付与手段と、前記孔版原紙に付与
    した前記反応硬化性樹脂を硬化させる硬化手段を具備す
    ることを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記反応硬化樹脂に顔料を含有させたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】 孔版原紙を外周面に巻装して印刷を行う
    版胴を備えた孔版印刷装置において、前記版胴の内部に
    設けられて反応硬化性樹脂を含有する印刷インクを前記
    版胴の内周面に供給するインク供給手段と、前記版胴に
    巻装された前記孔版原紙が保持している前記印刷インク
    中の前記反応硬化性樹脂を硬化させる硬化手段を具備す
    ることを特徴とする孔版印刷装置。
  5. 【請求項5】 孔版原紙を外周面に巻装して印刷を行う
    版胴を備えた孔版印刷装置において、前記版胴の内部に
    設けられて反応硬化性樹脂を含有する印刷インクを前記
    版胴の内周面に供給するインク供給手段と、前記版胴か
    ら少なくとも一部分が剥がされた使用済みの前記孔版原
    紙が保持する反応硬化性樹脂を硬化させる硬化手段を具
    備することを特徴とする孔版印刷装置。
  6. 【請求項6】 所定の計測開始時点からの経過時間を計
    測するカウント手段と、前記カウント手段による計測結
    果に基づいて判断される前記孔版印刷装置の動作状態に
    応じて前記硬化手段を作動させる制御手段とを有する請
    求項1乃至5に記載の孔版印刷装置。
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