JP2003136813A - プリント装置、該プリント装置への画像データ供給方法、およびプリントシステム - Google Patents

プリント装置、該プリント装置への画像データ供給方法、およびプリントシステム

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JP2003136813A
JP2003136813A JP2001331322A JP2001331322A JP2003136813A JP 2003136813 A JP2003136813 A JP 2003136813A JP 2001331322 A JP2001331322 A JP 2001331322A JP 2001331322 A JP2001331322 A JP 2001331322A JP 2003136813 A JP2003136813 A JP 2003136813A
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Takuji Katsu
拓二 勝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント装置がプリント命令を受信して用紙
を所定量搬送してからでないと紙種検出動作を行うこと
ができない場合にあって、紙種検出ないし判別動作との
関連においてプリントデータの生成開始から供給のタイ
ミングを適切に定め、プリントデータの生成ないし供給
の処理の無駄を省く。 【解決手段】 プリント開始の指令に応じて搬送される
プリント媒体についての検出情報をホスト装置に対し通
知可能にプリント装置を構成する一方、ホスト装置で
は、当該検出情報を受容して前記プリント媒体の種類の
判別を行い、紙種が確定するまではプリントデータの生
成ないしプリント装置への供給を行わないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント媒体の種
類を判別するための情報を検出する手段を有するプリン
ト装置、前記プリント装置に画像データを供給する画像
データ供給方法、およびプリントシステムに関するもの
である。本発明は特に、プリント装置のハードウェア構
成とコンピュータに常駐して画像データの供給を行うプ
ログラム(プリンタドライバ)による画像データの生成
タイミングおよびプリント装置への画像データの転送タ
イミングとの同期の最適化技術に係り、さらにプリント
媒体の種類が検知された後の画像データに関連する最適
な処理を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、主流となっているプリント装置と
しては、レーザープリンタ,インクジェットプリンタが
挙げられる。これらのプリント装置には、所謂普通紙,
コート紙,光沢紙,光沢フィルム,OHP用プラスチッ
クシート(トラペンシート)等の様々なプリント媒体
(以下、紙または用紙ともいう)が用いられ、所望のプ
リント品位やプリントの目的等に応じて適宜選択され
る。
【0003】当該選択にあたり、ユーザはプリントに使
用する用紙種類に応じ、画像データ供給装置(ホスト)
側に常駐して出力情報を最適なデータに変換してプリン
ト装置に出力するためのプリンタドライバを介して用紙
種類の設定を行っていた。
【0004】また、そのようにユーザにより用紙種類の
設定を行うのではなく、プリント装置側に配置されたセ
ンサにより用紙種類を自動判別し、それに合わせたプリ
ントモードでプリントを実行するような方法も最近検討
され始めてきた。その検知方法としては特開平8−14
6815号公報や、特開平8−48438号公報等に開
示されたものがある。ここで、前者に開示の技術は用紙
の厚さ検知を行うことによって用紙種類を判別し、また
後者では光学センサを用いて用紙表面の多方向反射関数
を計測することによって判別を行うものである。
【0005】一方、特開平6−156804号公報で
は、複数の給紙カセットを装着する画像形成装置の給紙
部と画像形成を行うプリント部との間の、各カセットか
らの共通の搬送路上に、用紙種類(以下、紙種ともい
う)の検知を行うための検出位置を定めた構成が開示さ
れている。これは、複数の給紙カセットを具備するプリ
ント装置の場合は、各々の給紙カセットに紙種検知セン
サを設置するよりも、共通の搬送路上に設置した方が、
コストの点やセンサ間の個体差に起因した検知のばらつ
きを回避する点からも望ましいからである。
【0006】また、そのような搬送路上に限らず、所謂
シリアルプリンタの場合には、プリントユニット、例え
ばプリントヘッドを搭載してプリント媒体に対し相対走
査するキャリッジ上に紙種検知センサが設置される場合
もある。これは、適切なプリント動作が行われるように
するために、プリントユニットと用紙との間のギャップ
が一定距離に保たれているので、最も安定した条件で紙
種検知を行い得るからである。また、プリントユニット
をスキャンし、用紙の様々なポイントで測定を行うこと
で、紙種検知の信頼性を高めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各号公報
の技術はいずれも、専らプリント装置において紙種検知
を実現する構成についてのみ開示するものであり、プリ
ント装置と画像データ供給装置とからなるプリントシス
テムにおける処理の流れ、すなわちプリント装置におい
て実際に紙種検知を行うタイミングや、画像データ供給
装置側のプリンタドライバにおいてプリントデータを生
成ないし転送するタイミング、あるいは各タイミング間
の調整等については何ら提案されていない。従って、画
像データ供給装置との関連において、またはプリントシ
ステムに位置づけられるプリント装置として紙種検知を
行う場合には、以下に述べるような問題が残されてい
た。
【0008】まず、給紙カセット毎に紙種センサを具備
している場合は、何らかのタイミングにより、画像デー
タ供給装置側からのプリント開始命令受信前に紙種検知
を行うことができるが、前述の特開平6−156804
号公報に開示された構成では事前に紙種検知を行うこと
は困難である。これは、あえてプリント開始命令が発生
する以前に何らかのタイミングで用紙を搬送して検知動
作を行うようにした場合、その用紙の種類は判明したと
しても搬送路上にあるその用紙が所望の種類ではなかっ
たときに、それを交換することが困難であるからであ
る。また仮に、検知後に用紙をもとのスタックされてい
た場所に戻せるようにプリント装置を構成したとして
も、何時その用紙が交換されたり、あるいはその用紙の
上に他の種類の用紙が堆積されるかは明らかでない。そ
のために、カセットに対して用紙の追加など何らかの操
作が行われた時点で常に紙種を検知しなければならず、
また当該操作自体を検知するセンサも必要となりうる。
【0009】以上に鑑みれば、プリント開始命令を受信
する以前に紙種を検知するのではなく、プリント開始命
令を受信した直後に検知動作を行った方が好ましいと言
い得る。しかし、コンピュータなどの画像データ供給装
置に組み込まれる従来のプリンタドライバは、アプリケ
ーションソフトウェアを通じてユーザからプリント開始
の指示を受けると直ちにプリントデータを生成し始め
る。仮に紙種検知をそのプリント開始命令の直後に行っ
たとしても、紙種検知動作を実行している間に相当量の
プリントデータが生成され、所望種類の用紙がセットさ
れていないと判明した場合にはそのプリントデータが無
駄になってしまう。従って、上述したような用紙の搬送
路上もしくはプリントユニット上に紙種センサが設置さ
れる構成を採る場合は、プリント装置がプリント命令を
受信して用紙を所定量搬送してからでないと検知動作を
行うことができないので、プリントデータの生成動作に
何らかの制約ないし制限を設けるのが強く望ましい。ま
た、そのように制約ないし制限を設けた場合でも、紙種
検知に要する時間を除いたプリントデータ生成時間を、
従来に比して極力短縮できるようにすることが望まし
い。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み、本発明の第
1の形態ではまず、外部装置から供給された画像データ
に基づいてプリント媒体に対しプリント剤を付与するプ
リントヘッドを用いてプリントを行うプリント装置にお
いて、プリント開始の指令に応じて送給手段から送給さ
れるプリント媒体を前記プリントヘッドによるプリント
位置に対して搬送する搬送手段と、当該搬送されるプリ
ント媒体の種類を判別するための情報を検出する検出手
段と、当該検出情報を前記外部装置に通知する通知手段
と、を具えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の形態では、外部装置
から供給された画像データに基づいてプリント媒体に対
しプリント剤を付与するプリントヘッドを用いてプリン
トを行うプリント装置において、プリント開始の指令に
応じて送給手段から送給されるプリント媒体を前記プリ
ントヘッドによるプリント位置に対して搬送する搬送手
段と、当該搬送されるプリント媒体の種類を判別するた
めの情報を検出する検出手段と、複数種類のプリント媒
体に対応した複数の画像データを前記外部装置から受容
する手段と、当該複数の画像データのうち、前記検出手
段によって検出された種類のプリント媒体に対応した画
像データをプリントヘッドに提供する手段と、をさらに
具えたことを特徴とする。
【0012】この形態において、前記画像データ受容手
段は前記複数の画像データをそれぞれ展開するための複
数のバッファが設けられる記憶手段を有し、前記画像デ
ータ提供手段は前記検出手段によって検出された情報に
応じて判別された前記プリント媒体の種類に係る情報に
基づいて前記複数のバッファのいずれかを選択するため
の制御を行う制御手段を有するものとすることができ
る。
【0013】ここで、前記制御手段は、前記記憶手段に
設けられる前記複数のバッファの各々の占有領域に対
し、所定のタイミングで変更および削除の処理を含む領
域制御を行うものとすることができる。
【0014】さらに、前記バッファは前記外部装置から
受信した画像データを展開するための受信バッファ、前
記受信した画像データに対し画像処理を行うために用い
られるワークバッファ、および前記プリントヘッドに適
したデータ形式でスプールを行うためのプリントバッフ
ァのいずれか、または、ファーストイン・ファーストア
ウト型の記憶手段に設けられる形態を可とする。
【0015】また、前記制御手段は、前記検出手段によ
って検出された情報に基づいて前記制御を行うものとす
ることができる。あるいは、前記検出手段によって検出
された情報を前記外部装置に通知する手段をさらに具
え、前記制御手段は、当該通知に基づいて前記外部装置
で判別された前記プリント媒体の種類に係る情報を受容
して前記制御を行うものとすることもできる。
【0016】以上において、前記検出手段は、前記送給
手段による送給位置から前記プリントヘッドによるプリ
ント位置に至る前記プリント媒体の搬送経路上に設けら
れているものとすることができる。
【0017】また、以上において、前記検出手段は、前
記プリントヘッドと一体的に設けられているものとする
ことができる。さらに、前記プリントヘッドを、キャリ
ッジに搭載されて前記プリント媒体に対して走査され当
該走査の過程で前記プリント剤を付与するものとし、前
記検出手段は前記プリントヘッドとともに前記キャリッ
ジに搭載されているものとすることができる。
【0018】また、以上において、前記プリントヘッド
は、前記プリント媒体に対し前記プリント剤としてのイ
ンクを吐出するためのインクジェットプリントヘッドの
形態を有するものとすることができ、さらにこのインク
ジェットプリントヘッドは前記インクを吐出するために
利用されるエネルギとしてインクに膜沸騰を生じさせる
熱エネルギを発生する発熱素子を有するものとすること
ができる。
【0019】また、本発明の第3の形態は、上記第1の
形態に係るプリント装置にプリントを行わせるために画
像データを供給する画像データ供給方法であって、画像
のプリント指示に応じて前記プリント装置に前記プリン
ト開始の指令を送出する指令工程と、前記プリント装置
から通知される検出情報を受容して前記プリント媒体の
種類の判別を行う判別工程と、当該判別された種類に応
じた画像データを前記プリント装置に供給する画像デー
タ供給工程と、を具えたことを特徴とする。
【0020】かかる形態は基本的に、生成するプリント
データはプリント媒体の種類(紙種)検出動作が終了し
紙種が判別されるまではプリント装置に画像データが転
送されない構成である。
【0021】この形態においては、前記検出情報の受容
および前記種類の判別を待ってこれに応じた画像データ
の生成を行う工程をさらに具えるものとすることができ
る。すなわち、具体的には、プリンタドライバがプリン
ト開始指示を取得した後、紙種検出ないし判別動作を行
うが、その動作を終了し紙種が確定するまではプリント
データが生成されない。この場合、従来のプリントデー
タ生成時間に比べて紙種検出ないし判別動作に要する時
間だけ遅くなるが、それを実現するためのソフトウェア
の構築は容易で、必要のないデータを生成することもな
い。
【0022】または、前記プリント指示に応じて、所定
のプリント媒体の種類に応じた画像データの生成を開始
する工程と、当該種類と前記判別の結果との一致の有無
を判定する工程とをさらに具え、前記画像データ供給工
程は、前記一致が判定された場合には当該生成した画像
データを供給し、不一致が判定された場合には、前記生
成した画像データを破棄するとともに前記判別された種
類に応じて再生成した画像データを供給するものとする
こともできる。そして、前記所定のプリント媒体として
は、過去のプリント履歴に照らして使用頻度の高いプリ
ント媒体とすることができる。すなわち、具体的には、
プリンタドライバがプリント開始指示を取得した場合、
紙種検出動作と同時にある紙種に対応したプリントデー
タの生成を始める。そしてこの紙種を、過去のプリント
履歴を基に最もプリント頻度の高い用紙とすることで、
可能な限りリスクを回避し、実際の用紙と異なるプリン
トデータをできるだけ生成しないようにすることができ
る。さらに、紙種検出動作が終了し、実際に検出された
紙種と作成しているプリントデータに対応した紙種とが
一致しない場合は、その時点まで生成したプリントデー
タを全て破棄して、新たに紙種判別された結果を基にプ
リントデータの生成を始める。これによれば、検出され
た紙種と既に生成を始めていたプリントデータに対応す
る紙種とが一致している場合は、最も速くプリントデー
タの生成が可能となり、パフォーマンスが高い。ただ
し、紙種が一致しなかった場合は、途中まで生成された
プリントデータをクリアしてから新たにプリントデータ
を生成し始めることになる。なお、前記生成を開始する
画像データの個数を変更設定可能とすることができる。
【0023】あるいはまた、前記プリント指示に応じ
て、複数種類のプリント媒体のそれぞれの種類に応じた
複数の画像データの生成を開始する工程をさらに具え、
前記画像データ供給工程は、当該複数の画像データから
前記判別結果に一致した種類に応じた画像データのみを
供給し、他を破棄するようにすることもできる。すなわ
ち、具体的には、プリンタドライバがプリント開始指示
を取得した場合、紙種検出動作と同時に複数の紙種に対
応したプリントデータの生成を始める。そして紙種検出
動作が終了し紙種が判別された時点で、それに対応した
プリントデータのみを残して他のプリントデータを全て
破棄し、以後は残されたプリントデータのみ生成を続け
る。これによれば、紙種の異なるプリントデータを複数
同時に生成するために、上記と比べて1種類のプリント
データの単位時間あたりの生成量は同時に生成するプリ
ントデータ数に反比例して減少するために、上記におい
てプリント開始指示と同時に生成を開始したプリントデ
ータと紙種検出された結果とが一致した場合に比べてパ
フォーマンスは低下するが、不一致の場合はこの方がよ
り速くプリントデータを生成できる。判別を待つように
する構成に比べても、プリントデータを速く生成するこ
とができる。
【0024】さらに、本発明の第4の形態は、上記第2
の形態に係るプリント装置にプリントを行わせるために
画像データを供給する画像データ供給方法であって、画
像のプリント指示に応じて前記プリント装置に前記プリ
ント開始の指令を送出する指令工程と、当該送出と同時
に、複数種類のプリント媒体のそれぞれの種類に応じた
複数の画像データを生成して前記プリント装置に供給す
る画像データ供給工程と、を具えたことを特徴とする。
【0025】すなわち、この形態は、ハードウェア構成
を適切に変更したプリント装置に対するプリンタドライ
バ内におけるプリントデータの生成方法に係り、高速な
プリントデータの処理を行うものである。具体的には、
プリント装置はメモリ内に複数のバッファを持つ構成と
し、また、プリンタドライバは、上記と同様、プリント
開始指示を取得した場合に、紙種検出動作と同時に複数
の紙種に対応したプリントデータの生成を始める。ただ
し、紙種検出動作により紙種が判別される以前において
も、生成し始めたそれぞれのプリントデータをプリント
装置に転送する。そして紙種が確定した時点で、それに
一致したプリントデータを有しているバッファを残して
他のバッファ内のデータは破棄するようにすることがで
きる。データを破棄しただけでは、他のバッファ領域は
それ以後無駄になってしまうため、新たに領域設定を行
い、紙種が確定した後のデータを格納し処理できるよう
にすることもできる。これによれば、紙種検知動作が終
了するまでの時間生成しているプリントデータをスプー
ルせずにプリント装置に順次転送できるため処理も円滑
に進み、紙種が確定した後はバッファ領域を開放するた
め、プリント装置のハードウェアの資源を有効に使うこ
とができる。また、プリント開始指示を取得してからプ
リントが終了するまでもっとも高速に動作することがで
きる。なお、前記生成して供給する画像データの個数を
変更設定可能とすることもできる。
【0026】また、本発明の第5の形態は、上記第2の
形態にあって、前記検出手段によって検出された情報を
前記外部装置に通知する手段をさらに具え、前記制御手
段は、当該通知に基づいて前記外部装置で判別された前
記プリント媒体の種類に係る情報を受容して前記制御を
行うようにしたプリント装置にプリントを行わせるため
に画像データを供給する画像データ供給方法であって、
画像のプリント指示に応じて前記プリント装置に前記プ
リント開始の指令を送出する指令工程と、当該送出と同
時に、複数種類のプリント媒体のそれぞれの種類に応じ
た複数の画像データを生成して前記プリント装置に供給
する画像データ供給工程と、前記通知された検出情報を
受容して前記プリント媒体の種類の判別を行う判別工程
と、前記プリント装置の制御手段による制御に供するた
めに、当該判別した前記種類に係る情報を前記プリント
装置に送出する工程と、を具えたことを特徴とする。
【0027】ここで、前記生成して供給する画像データ
の個数を変更設定可能とすることができる。
【0028】さらに、本発明は、上記のいずれかの画像
データ供給方法を実行させるための制御プログラム、さ
らにはその制御プログラムを格納した記憶媒体に存す
る。
【0029】また、本発明は、上記のいずれかの画像デ
ータ供給方法を実行してプリント装置にプリントを行わ
せるコンピュータに存する。
【0030】さらに、本発明プリントシステムは、上記
のいずれかのプリント装置と、そのプリント装置に対応
した上記のいずれかの画像データ供給方法を実行するコ
ンピュータと、を具えたことを特徴とする。
【0031】なお、本明細書において、「プリント」
(以下においては「記録」という場合もある)とは、文
字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意
無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在
化したものであるか否かを問わず、広くプリント媒体上
に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加
工を行う場合も言うものとする。
【0032】また、「プリント媒体」とは、一般的なプ
リント装置で用いられている紙のみならず、広く布,プ
ラスチックフィルム,金属板等、ヘッドによって吐出さ
れるインクを受容可能なものも言うものとするが、以下
では用紙または単に紙と言うこともある。
【0033】さらに「インク」とは、上記「プリント」
の定義と同様広く解釈されるべきもので、プリント媒体
上に付与されることによって画像,模様,パターン等の
形成、またはプリント媒体の加工に供されうる液体を言
うものとする。
【0034】また、以下において「ノズル」とは、特に
ことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およ
びインク吐出に利用されるエネルギを発生する素子を総
括して言うものとする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0036】(プリントシステムの構成例)図1は本発
明に係るプリントシステムの構成例を示すブロック図で
ある。ここで、1はプリントに係るデータの供給源をな
すホスト装置であり、文書処理機能,画像処理機能等を
実現するためのアプリケーションプログラム2や、プリ
ンタデータの生成を行うためのプリンタドライバ3等の
ソフトウェアが稼動するコンピュータの形態を可とす
る。プリンタドライバ3は、アプリーケーションプログ
ラム2からプリント開始命令を取得すると、プリント装
置5に供給すべきプリントデータの生成を開始し、スプ
ール領域4に展開し始める一方、そのプリントデータを
プリント装置5に順次転送する。本実施形態のプリンタ
ドライバ3は、後述する方式に基づいてプリントデータ
の生成およびプリント装置5への転送処理を行う。
【0037】本実施形態のプリント装置5は、用紙の表
面に光を照射し、その反射光量を測定する光センサ形態
のものや、あるいは用紙表面に摺接して摩擦力を測定す
る形態のものなど、用紙情報を電気信号として検出可能
な適宜の形態の紙種検出機構6を有する。また、プリン
ト装置5は、CPU7、ASIC(Application Specif
ic Integrated Circuit)8、ROM(Read On1y Memor
y)9、インターフェイス10、RAM(Random Access
Memory)11、プリントユニット12、搬送モータド
ライバ13F、プリント制御用モータドライバ13C等
を有している。CPU7は制御のためにROM8に記憶
されたファームウェア形態のソフトウェア(制御プログ
ラム)を順次読み出し、ASIC8に命令を与えて行
く。ASIC8は取得した命令に基づいてプリント装置
全体の制御を行う。
【0038】プリント装置5における制御ないし動作の
概要は次の通りである。すなわち、まずインターフェイ
ス10を介してホスト装置1から入力されてくるプリン
トデータは一時的にRAM11に格納される。次にその
格納されたデータは再びRAM11からASIC8に戻
され、画像処理が施された上で再びRAM11に戻す。
その際に一時的な作業メモリとしてもRAM11が使用
される。また、ASIC8は上記動作と同時にプリント
ユニット12の制御を行うとともに、それに関連づけて
各部モータの制御を行う。ここで、13FHは用紙を搬
送するための駆動源をなすモータであり、モータドライ
バ13Fを介して駆動される。また、13CHは直接プ
リントユニット12を駆動するための駆動源をなすモー
タであり、プリント制御用ドライバ13Cを介して駆動
される。また、紙種検知機構6が生成する微弱な電気信
号は増幅部14を通して増幅され、当該増幅された検知
信号がCPU7もしくはASIC8に入力される。CP
U7にて検出信号を取り込む場合はA/D(アナログ/
デジタル)変換ポートを利用し、ASIC8に取り込む
場合は外付けのA/D変換用IC15によりデジタル信
号に変換してから取り込むようにする。
【0039】(プリント装置および紙種検知機構の例)
図2および図3は形態の異なるプリント装置において用
いられる紙種検知機構6の配設位置を示す。
【0040】図2は用紙を多数積載する用紙カセットを
複数用いる形態のプリント装置の例として、レーザープ
リンタを模式的に示している。なお、かかる形態のプリ
ント装置としては、大型のインクジェットプリンタ,デ
ジタル複写機等であってもよい。
【0041】図2において、16は用紙を多数積載する
用紙カセットであり、17は半導体レーザと転写ドラム
とからなるプリント部である。それぞれの用紙カセット
16から搬送される用紙は共通の搬送路を通って紙種検
知機構6を通過し、プリント部17に到達する。このよ
うに各々の用紙カセットに紙種検知センサを設置するの
ではなく共通の搬送路上に設置するのは、コストの点の
みならず、センサを複数配設する場合に必要となるセン
サ間の個体差を顧慮しなくてよい点からも望ましいから
である。
【0042】図3はインクジェットプリンタ等のシリア
ルプリンタを例としたものである。図3のプリント装置
は、用紙を多数積載するとともに最上部のものから1枚
ずつ分離搬送するためのフィーダ18と、厚紙などの特
殊紙の挿入を受容するための手差し給紙口19とを有す
る。フィーダ18もしくは手差し給紙口19から送給さ
れた用紙は紙種検知機構6を通過し、プリント開始位置
に達した後、プリントユニット20によってスキャンさ
れ、画像を形成する。プリントユニット20として用い
られるインクジェットヘッドの形態としては、インクを
吐出するために利用されるエネルギとして例えばインク
に膜沸騰を生じさせる熱エネルギを作用する発熱素子を
有したものとすることができる。
【0043】図3では紙種検知機構6を搬送路上に配設
した場合を例示しているが、プリントユニット20上に
配設してもよい。
【0044】図4はその構成例を示すためのプリントユ
ニット20の側面図である。
【0045】図4において、インクを吐出する吐出口を
配列してなる吐出部201と、その吐出部201に供給
するインクを貯留したインクタンク203とを一体に有
したプリントヘッド29は、カートリッジの形態にてキ
ャリッジ200に着脱可能に搭載される。そして、イン
クがなくなった時点で新たなインクタンクと交換するこ
ともできる。なお、インク色ないしプリントヘッドの個
数や形態は図示の例に限定されない。
【0046】キャリッジ200は、モータ13CHの駆
動力が適宜の伝動機構を介して伝達されることにより、
ガイド軸205に沿って、図に直交する方向へ移動する
ことが可能なように設けられている。そして、このキャ
リッジ200上に、紙種検知機構6が配設されている。
このような構成を採る場合、プリントユニット20ない
しキャリッジ200と用紙との間のギャップは本来、品
質の高いプリント動作を安定して行うために一定距離に
保たれているので、安定した条件下で紙種検知動作を行
うことができる。また、プリントユニット20ないしキ
ャリッジ200をスキャンすることによって用紙の様々
なポイントで測定を行うこともでき、これによって紙種
検知の信頼性を高めることができる。さらに、用紙の幅
を検出することでサイズ検知を行うためのセンサや、用
紙上に形成された画像から情報を読み取るためのセンサ
との兼用も可能となる。
【0047】(紙種に応じたプリント時処理の第1例)
図5はプリンタドライバ側およびプリント装置側でのプ
リント時の処理手順の一例を示すフローチャートであ
り、この図を用いて本発明の実施形態の第1例を説明す
る。
【0048】図2または図3あるいは図4に示したよう
な形態で紙種検知機構6を有したプリント装置に対して
プリントデータの生成を行うプリンタドライバ3は、ユ
ーザによるプリント指示に応じてアプリケーション2か
ら発生するプリント開始命令を取得すると、まず用紙の
搬送開始指令を含むプリント指令をプリント装置に送信
し(ステップSH1)、プリント装置ではこの指令に応
じて用紙を用紙カセット16、フィーダ18または手差
し口19から搬送路上に送給する(ステップSP3)。
また、図4のようにプリントユニット20上に紙種検知
機構が配設されている場合はその紙種検知機構によって
適切な検知がなされる位置まで搬送する。
【0049】紙種検知機構6に用紙が到達したら搬送モ
ータ13CHを停止させ(ステップSP5,SP7)、
紙種検知機構6により紙種検知動作を行わせる(ステッ
プSP9)。ここで、図2または図3のように搬送路上
に紙種検知機構6が配設されている場合は、搬送モータ
13CHを複数回駆動・停止させ、複数の位置で紙種検
知動作を行えば紙種検知の信頼性を向上することができ
る。また、図4のようにプリントユニット20上に紙種
検知機構6が配設されている場合は、プリントユニット
20をスキャンする過程で、複数の位置で紙種検知動作
を行うようにすればよい。
【0050】プリンタドライバ3はそれらの複数観測点
での検知結果をインターフェイス10を介して取得する
(ステップSH3)。そしてプリンタドライバ3は、こ
の検知結果をもとに紙種判別を行う(ステップSH
5)。ここで本例では、プリンタドライバ3は、その紙
種判別結果が確定するまではプリントデータの生成を始
めず、確定してから、判別した紙種に対応したプリント
データの生成処理を行い(ステップSH7)、プリント
装置に転送する(ステップSH9)。プリントデータの
生成処理自体は、従来のプリンタドライバで行われてい
たものと同様である。
【0051】プリント装置ではプリンタドライバ3から
のデータ受信を待ち(ステップSP11)、受信に応じ
て所要のデータ展開や変換等を行い(ステップSP1
3)、公知のプリント動作を実行する(ステップSP1
5)。
【0052】以上の第1例によれば、ソフトウェアの構
築が容易で、必要のないデータを生成する無駄を省くこ
とができるという利点がある。
【0053】(紙種に応じたプリント時処理の第2例)
上述の第1例はかかる利点を有する一方、紙種が確定す
るまでプリントデータの生成を行わないので、その分時
間がかかる。
【0054】そこで、プリントデータ生成からプリント
までの時間を短縮できるようにした本発明実施形態の第
2例について説明する。なお、本例においても、紙種検
知機構6を有したプリント装置の構成は上例と同様のも
のを採用できる。
【0055】図6はプリンタドライバ側およびプリント
装置側でのプリント時の処理手順の第2例を示すフロー
チャートである。ここで、プリント装置が行う処理手順
(ステップSP1〜SP15)については、図5の手順
と同様である。
【0056】プリンタドライバ3が行う処理手順につい
ては、ユーザによるプリント指示に応じてアプリケーシ
ョン2から発生するプリント開始命令を取得すると、ま
ずプリント指令のプリント装置への送信(ステップSH
1)に先立って、まずプリントデータの生成を開始する
(ステップSH21)。つまり、紙種が確定する以前
に、ある紙種に対応したプリントデータを生成し始め
る。ここで、先を見越して生成を始めるこのプリントデ
ータの紙種は、過去のプリント履歴を基に最も使用頻度
の高いものとすることができる。また、ホスト装置1に
プリンタドライバ3がインストールされた後に初めてプ
リントを行おうとする場合は、一般的に利用頻度が最も
高い紙種とするができる。これにより、後に検知される
実際の紙種と異なるプリントデータが生成されてしまう
確率を極力低くすることができる。
【0057】また、プリンタドライバ3は、プリント装
置側での紙種検知の結果の取得(ステップSH3)およ
びそれに基づく紙種判別(ステップSH5)の後に、先
を見越して生成を始めたプリントデータの紙種と実際に
判別された紙種とが一致しているか否かを判定する(ス
テップSH23)。ここで、一致が確認された場合は、
そのデータ生成の継続(ステップSH25)と、その完
了後のプリント装置へのデータ転送(ステップSH1
5)とを行う。また逆に、実際に検知した紙種と生成し
ているプリントデータの紙種とが一致しない場合は、そ
の時点まで生成したそのプリントデータを破棄し、判別
された紙種に対応したプリントデータの生成処理を行う
(ステップSH27)。
【0058】以上説明した第2例によれば、紙種判別結
果と先を見越して生成を始めたプリントデータの紙種と
が一致している場合は、最も速くプリントデータを生成
することができ、パフォーマンスが高いという利点があ
る。
【0059】(紙種に応じたプリント時処理の第3例)
上述した第2例は、かかる利点を有する一方、紙種が一
致しなかった場合は、途中まで生成されスプールされた
プリントデータをクリアしてから新たにプリントデータ
を生成し始めるので、第1例の場合よりも全体の処理時
間が若干長くなる。
【0060】そこで、これを解決するための本発明実施
形態の第3例について説明する。なお、本例において
も、紙種検知機構6を有したプリント装置の構成は第1
例と同様のものを採用できる。
【0061】図7はプリンタドライバ側およびプリント
装置側でのプリント時の処理手順の第3例を示すフロー
チャートである。ここで、プリント装置が行う処理手順
(ステップSP1〜SP15)については、図5の手順
と同様である。
【0062】プリンタドライバ3が行う処理手順につい
ては、ユーザによるプリント指示に応じてアプリケーシ
ョン2から発生するプリント開始命令を取得すると、ま
ず第2例と同様、プリント開始命令のプリント装置への
送信(ステップSH1)に先立って、まずプリントデー
タの生成を開始する。但し本例においては、複数の紙種
に対応してプリントデータをそれぞれ生成する複数の処
理を同時に起動するものとする(ステップSH31)。
【0063】そして、プリント装置側での紙種検知の結
果の取得(ステップSH3)およびそれに基づく紙種判
別(ステップSH5)の後に、確定した紙種に対応した
プリントデータのみを残して他のプリントデータを全て
破棄する。さらに、確定した紙種についてのデータ生成
の完了を待ち(ステップSH35)、完了後にプリント
装置へのデータ転送(ステップSH15)を行う。
【0064】第3例では、紙種の異なるプリントデータ
を複数同時に生成するために、第2例に比べて、1種類
のプリントデータの単位時間当たりの生成量は同時に生
成するプリントデータの種類数に反比例して減少する。
そのために、第2例においてプリント開始命令と同時に
生成を開始したプリントデータと紙種検知された結果と
が一致した場合に比べてパフォーマンスは低下するもの
の、紙種と既に生成していたプリントデータとが一致し
なかった場合は本例の方が速く処理できる。また、第1
例の場合よりも全体の処理時間を短縮することができ
る。
【0065】なお、本例において、生成するプリントデ
ータの種類数をユーザにより自由に設定できるようにす
ることができる。これにより、後に検知される実際の紙
種と一致する可能性の高い幾つかの紙種についてのプリ
ントデータの生成が可能となり、全体の処理時間を一層
短縮することができる。
【0066】(紙種に応じたプリント時処理の第4例)
以上の第1例〜第3例は、主としてホスト装置1上で稼
動するプリンタドライバ内におけるプリントデータの生
成プロセスについての処理を説明したが、本発明実施形
態の第4例ではプリント装置のハードウェアを適切に構
成することによってより高速なプリントデータの処理を
実現し、一層のパフォーマンスの向上を図るものであ
る。
【0067】図8は、ホスト装置1のプリンタドライバ
3’によってプリントデータが供給されてから、プリン
トヘッド29によってプリント動作が行われるまでのプ
リントデータの流れに沿って、プリント装置におけるプ
リントデータ処理系のハードウェアの構成例を示す。
【0068】図中、受信バッファ21、ワークバッファ
24およびプリントバッファ27として示されている各
ブロックは、具体的には図1におけるRAM11内の所
定の記憶領域として設けられ、その他の各ブロックはA
SIC8内に構成されてている。
【0069】受信バッファ21は、インターフェイス1
0を介してプリンタドライバ3’から受信したプリント
データを一時的に保存しておくブロックである。22は
データ伸張ブロックであり、一般に圧縮されて送信さ
れ、受信バッファ21に保存されたプリントデータを伸
張するブロックである。23はプリント装置の解像度に
合わせてプリントデータの解像度を変換するブロックで
あり、プリントデータとプリント装置の解像度とが一致
している場合は使用しない。
【0070】データ伸張ブロック22または解像度変換
ブロック23から出力される画像信号はワークバッファ
24に一時的に保存され、適宜、次段のブロックから読
み出される。25は画像データのデータ並びを水平(Ho
rizonta1)から垂直(Vertical)に変換するHV変換ブ
ロックである。インクジェットプリンタ等のシリアルプ
リンタでは、そのプリントユニット20の吐出部201
は多数の吐出口を配列してなる構成を有している。この
配列方向は、主走査方向すなわち用紙の幅方向とは異な
る方向(直交する方向)であり、ホスト装置1からラス
タフォーマットにて画像データが供給される場合、画像
データ(ラスタデータ)を吐出口配列に合わせたデータ
(カラムデータ)に変換する必要がある。HV変換ブロ
ック25はそれを実現するためのブロックである。ま
た、スムージングブロック26はフォントデータのエッ
ジ等を強調するためのブロックであり、画像データの種
類により適宜使い分ける。
【0071】プリントバッファ27はHV変換ブロック
25から出力される画像データを一時的に保存するバッ
ファである。このバッファに保存される画像データは、
吐出口配列に合わせたカラムデータであり、従ってプリ
ントバッファ27はプリント機構に適した形式にて画像
データをスプールするものである。ヘッド制御ブロック
28は、プリントバッファ27から画像データを適宜読
み出してプリントヘッド29を制御し、プリント動作を
行わせる。
【0072】以上説明した構成は、インクジェットプリ
ント装置のものであるが、レーザープリンタ等のページ
プリンタにおいても、基本的には同様の構成が採用され
る。
【0073】ここで、図8に示すプリンタドライバ3’
は、プリント開始命令を受けた直後から上記第3例と同
様に、同時に複数の紙種に対応するプリントデータをそ
れぞれ生成するものとする。しかし、第4例では、紙種
検知動作により紙種が確定する以前においても、生成し
始めたそれぞれのプリントデータを順次プリント装置に
転送するようにする。そしてプリント装置側は、各プリ
ントデータに対応した複数のバッファ領域を持つ構成と
する。そのような複数の領域は、受信バッファ21、ワ
ークバッファ24またはプリントバッファ27のいずれ
に設けられるものでもよい。また、別途配設した例えば
FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)型のメ
モリ上に設けられるものでもよい。
【0074】ここで、プリントバッファ27を複数設け
る場合について説明する。プリンタドライバ3’で生成
され始めたそれぞれのプリントデータは、上述したブロ
ックによる一連の操作が行われた後、プリントバッファ
27に格納される。プリントバッファは予め、生成する
プリントデータの種類数に応じてそれぞれ領域が確保さ
れているため、それぞれの領域に紙種毎の画像データが
保存される。次に、紙種検出機構により動作が行われ、
紙種が確定すると、その紙種に応じた領域の画像データ
のみを残して他の紙種に対応する画像データを破棄し、
領域を開放する。さらに開放された領域も利用して、紙
種検出後の画像データを保存する。これによって、バッ
ファエリアを効率よく使用することができるようにな
る。
【0075】なお、検出された紙種に対応する画像デー
タが展開されているバッファ領域の選択と、全バッファ
領域内に有する各画像データバッファの占有領域を任意
のタイミングで変更・削除する等の制御を含む領域制御
とを行うための信号Cは、紙種検知機構での検知結果に
基づいてプリント装置内部で提供されるものでも、ま
た、検出信号を一旦プリンタドライバ3’内に取り込ん
でホスト装置で演算を行い、その結果をプリント装置に
送出してその信号に基づき提供されるものでもよい。
【0076】本例においては、プリンタドライバ3’は
プリント開始命令を受けた直後から上記第3例と同様
に、同時に複数の紙種に対応するプリントデータをそれ
ぞれ生成し、紙種検知動作により紙種が確定する以前に
おいても、生成し始めたそれぞれのプリントデータを順
次プリント装置に転送するようにした。また、プリント
装置側には、複数の紙種用のプリントデータを保存する
ために複数のバッファ領域を設け、紙種が確定するとそ
の紙種に応じた領域の画像データのみを残して他の紙種
に対応する画像データを破棄し、バッファ領域を開放す
るようにした。
【0077】かかる構成によれば、紙種検知動作が終了
するまでの時間に生成しているプリントデータをホスト
装置1内にスプールせずにプリント装置5に順次転送で
きるため処理も円滑に進み、紙種が確定した後はバッフ
ァ領域を開放するため、プリント装置のハードウェア資
源を効率的に使用することができる。また、上記第1例
から第3例に比べて、プリント開始命令を取得してから
プリントが終了するまでの時間を最も短縮することがで
きる。
【0078】(その他)なお、レーザプリンタまたはイ
ンクジェットプリンタ形態のプリント装置に対して本発
明を適用した場合について説明したが、その他の方式の
プリント装置にも適用できるのは勿論である。
【0079】また、上述実施形態の機能を実現するソフ
トウェアまたはプリンタドライバのプログラムコード
を、プリント装置を含む様々なデバイスが接続された機
械またはシステム内のコンピュータに供給し、機械また
はシステムのコンピュータに格納されたプログラムコー
ドによって様々なデバイスを作動させることにより上述
実施形態の機能を実現するようにしたプリントシステム
も、本発明の範囲に含まれる。
【0080】この場合、プログラムコード自体が本発明
の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコ
ード自体、および記憶媒体などプログラムコードをコン
ピュータに供給する手段も、本発明の範囲に含まれる。
【0081】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0082】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
本実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0083】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって本実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
用紙の搬送路上もしくはプリントユニット上に紙種セン
サが設置される構成が採用され、プリント装置がプリン
ト命令を受信して用紙を所定量搬送してからでないと紙
種検出動作を行うことができない場合にあって、紙種検
出ないし判別動作との関連においてプリントデータの生
成開始から供給のタイミングおよびその態様、並びに構
成を適切に定めたことにより、プリントデータの生成な
いし供給の処理を効率良く行うことができ、実際のプリ
ント動作に係わるまでの時間の増大を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリントシステムの構成例を示す
ブロック図である。
【図2】図1のプリントシステムに適用可能なプリント
装置の一例として、レーザープリンタの構成例を示す模
式的側面図である。
【図3】図1のプリントシステムに適用可能なプリント
装置の他の例として、シリアルスキャン型のインクジェ
ットプリンタの構成例を示す模式的側面図である。
【図4】図3の構成に対し、紙種検知機構をプリントユ
ニット20に配設する場合の構成例を示すプリントユニ
ットの模式的側面図である。
【図5】プリンタドライバ側およびプリント装置側での
プリント時の処理手順の第1例を示すフローチャートで
ある。
【図6】プリンタドライバ側およびプリント装置側での
プリント時の処理手順の第2例を示すフローチャートで
ある。
【図7】プリンタドライバ側およびプリント装置側での
プリント時の処理手順の第3例を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明実施形態の第4例に係り、プリント装置
側に設けられるプリントデータ処理系の構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 ホスト装置 2 アプリケーション 3 プリンタドライバ 4 プリントデータスプール領域 5 プリント装置ハードウェア 6 紙種検出機構 7 CPU 8 ASIC 9 ROM 10 インターフェイス 11 RAM 12 プリントユニット 13 モータドライバ 14 増幅部 15 A/D変換用IC 16 用紙カセット 17 レーザープリンタのプリント部 18 オートシートフィーダ 19 手差し給紙口 20 プリントユニット 21 受信バッファ 22 データ伸張ブロック 23 解像度変換ブロック 24 ワークバッファ 25 HV変換ブロック 26 スムージングブロック 27 プリントバッファ 28 ヘッド制御ブロック 29 プリントヘッド

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置から供給された画像データに基
    づいてプリント媒体に対しプリント剤を付与するプリン
    トヘッドを用いてプリントを行うプリント装置におい
    て、 プリント開始の指令に応じて送給手段から送給されるプ
    リント媒体を前記プリントヘッドによるプリント位置に
    対して搬送する搬送手段と、 当該搬送されるプリント媒体の種類を判別するための情
    報を検出する検出手段と、 当該検出情報を前記外部装置に通知する通知手段と、を
    具えたことを特徴とするプリント装置。
  2. 【請求項2】 外部装置から供給された画像データに基
    づいてプリント媒体に対しプリント剤を付与するプリン
    トヘッドを用いてプリントを行うプリント装置におい
    て、 プリント開始の指令に応じて送給手段から送給されるプ
    リント媒体を前記プリントヘッドによるプリント位置に
    対して搬送する搬送手段と、 当該搬送されるプリント媒体の種類を判別するための情
    報を検出する検出手段と、 複数種類のプリント媒体に対応した複数の画像データを
    前記外部装置から受容する手段と、 当該複数の画像データのうち、前記検出手段によって検
    出された種類のプリント媒体に対応した画像データをプ
    リントヘッドに提供する手段と、をさらに具えたことを
    特徴とするプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ受容手段は前記複数の画
    像データをそれぞれ展開するための複数のバッファが設
    けられる記憶手段を有し、前記画像データ提供手段は前
    記検出手段によって検出された情報に応じて判別された
    前記プリント媒体の種類に係る情報に基づいて前記複数
    のバッファのいずれかを選択するための制御を行う制御
    手段を有することを特徴とする請求項2に記載のプリン
    ト装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記憶手段に設けら
    れる前記複数のバッファの各々の占有領域に対し、所定
    のタイミングで変更および削除の処理を含む領域制御を
    行うことを特徴とする請求項3に記載のプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記バッファは前記外部装置から受信し
    た画像データを展開するための受信バッファ、前記受信
    した画像データに対し画像処理を行うために用いられる
    ワークバッファ、および前記プリントヘッドに適したデ
    ータ形式でスプールを行うためのプリントバッファのい
    ずれか、または、ファーストイン・ファーストアウト型
    の記憶手段に設けられる形態を可とすることを特徴とす
    る請求項4に記載のプリント装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記検出手段によって
    検出された情報に基づいて前記制御を行うことを特徴と
    する請求項3ないし5のいずれかに記載のプリント装
    置。
  7. 【請求項7】 前記検出手段によって検出された情報を
    前記外部装置に通知する手段をさらに具え、前記制御手
    段は、当該通知に基づいて前記外部装置で判別された前
    記プリント媒体の種類に係る情報を受容して前記制御を
    行うことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記
    載のプリント装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段は、前記送給手段による送
    給位置から前記プリントヘッドによるプリント位置に至
    る前記プリント媒体の搬送経路上に設けられていること
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のプリ
    ント装置。
  9. 【請求項9】 前記検出手段は、前記プリントヘッドと
    一体的に設けられていることを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれかに記載のプリント装置。
  10. 【請求項10】 前記プリントヘッドは、キャリッジに
    搭載されて前記プリント媒体に対して走査され当該走査
    の過程で前記プリント剤を付与するものであり、前記検
    出手段は前記プリントヘッドとともに前記キャリッジに
    搭載されていることを特徴とする請求項9に記載のプリ
    ント装置。
  11. 【請求項11】 前記プリントヘッドは、前記プリント
    媒体に対し前記プリント剤としてのインクを吐出するた
    めのインクジェットプリントヘッドの形態を有すること
    を特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載のプ
    リント装置。
  12. 【請求項12】 前記インクジェットプリントヘッドは
    前記インクを吐出するために利用されるエネルギとして
    インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する発熱
    素子を有することを特徴とする請求項11に記載のプリ
    ント装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のプリント装置にプリ
    ントを行わせるために画像データを供給する画像データ
    供給方法であって、 画像のプリント指示に応じて前記プリント装置に前記プ
    リント開始の指令を送出する指令工程と、 前記プリント装置から通知される検出情報を受容して前
    記プリント媒体の種類の判別を行う判別工程と、 当該判別された種類に応じた画像データを前記プリント
    装置に供給する画像データ供給工程と、を具えたことを
    特徴とする画像データ供給方法。
  14. 【請求項14】 前記検出情報の受容および前記種類の
    判別を待ってこれに応じた画像データの生成を行う工程
    をさらに具えたことを特徴とする請求項13に記載の画
    像データ供給方法。
  15. 【請求項15】 前記プリント指示に応じて、所定のプ
    リント媒体の種類に応じた画像データの生成を開始する
    工程と、当該種類と前記判別の結果との一致の有無を判
    定する工程とをさらに具え、前記画像データ供給工程
    は、前記一致が判定された場合には当該生成した画像デ
    ータを供給し、不一致が判定された場合には、前記生成
    した画像データを破棄するとともに前記判別された種類
    に応じて再生成した画像データを供給することを特徴と
    する請求項13に記載の画像データ供給方法。
  16. 【請求項16】 前記所定のプリント媒体は、過去のプ
    リント履歴に照らして使用頻度の高いプリント媒体であ
    ることを特徴とする請求項15に記載の画像データ供給
    方法。
  17. 【請求項17】 前記プリント指示に応じて、複数種類
    のプリント媒体のそれぞれの種類に応じた複数の画像デ
    ータの生成を開始する工程をさらに具え、前記画像デー
    タ供給工程は、当該複数の画像データから前記判別結果
    に一致した種類に応じた画像データのみを供給し、他を
    破棄することを特徴とする請求項13に記載の画像デー
    タ供給方法。
  18. 【請求項18】 前記生成を開始する画像データの個数
    を変更設定可能であることを特徴とする請求項17に記
    載の画像データ供給方法。
  19. 【請求項19】 請求項2ないし5のいずれかに記載の
    プリント装置にプリントを行わせるために画像データを
    供給する画像データ供給方法であって、 画像のプリント指示に応じて前記プリント装置に前記プ
    リント開始の指令を送出する指令工程と、 当該送出と同時に、複数種類のプリント媒体のそれぞれ
    の種類に応じた複数の画像データを生成して前記プリン
    ト装置に供給する画像データ供給工程と、を具えたこと
    を特徴とする画像データ供給方法。
  20. 【請求項20】 前記生成して供給する画像データの個
    数を変更設定可能であることを特徴とする請求項19に
    記載の画像データ供給方法。
  21. 【請求項21】 請求項7に記載のプリント装置にプリ
    ントを行わせるために画像データを供給する画像データ
    供給方法であって、 画像のプリント指示に応じて前記プリント装置に前記プ
    リント開始の指令を送出する指令工程と、 当該送出と同時に、複数種類のプリント媒体のそれぞれ
    の種類に応じた複数の画像データを生成して前記プリン
    ト装置に供給する画像データ供給工程と、 前記通知された検出情報を受容して前記プリント媒体の
    種類の判別を行う判別工程と、 前記プリント装置の制御手段による制御に供するため
    に、当該判別した前記種類に係る情報を前記プリント装
    置に送出する工程と、を具えたことを特徴とする画像デ
    ータ供給方法。
  22. 【請求項22】 前記生成して供給する画像データの個
    数を変更設定可能であることを特徴とする請求項21に
    記載の画像データ供給方法。
  23. 【請求項23】 コンピュータに請求項13ないし22
    のいずれかに記載の画像データ供給方法を実行させるた
    めの制御プログラム。
  24. 【請求項24】 コンピュータに請求項13ないし22
    のいずれかに記載の画像データ供給方法を実行させるた
    めの制御プログラムを格納した記憶媒体。
  25. 【請求項25】 請求項13ないし22のいずれかに記
    載の画像データ供給方法を実行してプリント装置にプリ
    ントを行わせるコンピュータ。
  26. 【請求項26】 請求項1に記載のプリント装置と、 請求項13ないし18のいずれかに記載の画像データ供
    給方法を実行するコンピュータと、を具えたことを特徴
    とするプリントシステム。
  27. 【請求項27】 請求項2ないし5のいずれかに記載の
    プリント装置と、 請求項19または20に記載の画像データ供給方法を実
    行するコンピュータと、を具えたことを特徴とするプリ
    ントシステム。
  28. 【請求項28】 請求項7に記載のプリント装置と、請
    求項21または22に記載の画像データ供給方法を実行
    するコンピュータと、を具えたことを特徴とするプリン
    トシステム。
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