JP2003136551A - カラーライターケースの製造方法 - Google Patents

カラーライターケースの製造方法

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JP2003136551A
JP2003136551A JP2001341473A JP2001341473A JP2003136551A JP 2003136551 A JP2003136551 A JP 2003136551A JP 2001341473 A JP2001341473 A JP 2001341473A JP 2001341473 A JP2001341473 A JP 2001341473A JP 2003136551 A JP2003136551 A JP 2003136551A
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JP
Japan
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lighter case
latex
pigment
color
core mold
Prior art date
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Application number
JP2001341473A
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English (en)
Inventor
Noriaki Morikawa
典明 森川
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Morikawa Sangyo KK
Original Assignee
Morikawa Sangyo KK
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Publication date
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  • Lighters Containing Fuel (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分に立体感があり、しかも多色構成が可能
なカラーライターケースの製造方法を得るにある。 【解決手段】 中子型を内装することにより筒状ライタ
ーケースを成形する一対の模型において、少なくとも一
方の模型のキャビティの表面にデザインリセスを形成し
ておき、同デザインリセスに顔料入りラテックスを注入
した後、前記キャビティに注入される基材入りラテック
スによりデザインリセスからの顔料入りラテックスの流
出を防止し、中子型の挿入した後両模型の型締めと加熱
キュアリングを行うことを提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使い捨てライターに
用いるライターケースに関し、特に、カラーライターケ
ースの製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】周知のように、使い捨てライターにおいて
は、ラテックスなどの弾力性樹脂などで構成される筒状
のライターケースが嵌めて使用されるが、従来のカラー
ライターケースは、ライターケース本体の表面に彩色顔
料などの塗料を転写などの手法で積層した構造である。
【0003】したがって、同構造によると、表面を平滑
な状態としたライターケース本体を用いるため、立体感
のあるカラーライターケースを製作することは困難であ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以上
に述べたような従来のカラーライターケースの現状に鑑
み、充分に立体感があり、しかも多色構成が可能なカラ
ーライターケースの製造方法を得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、中子型を内装することにより筒状ライタ
ーケースを成形する一対の模型において、少なくとも一
方の模型のキャビティの表面にデザインリセスを形成し
ておき、同デザインリセスに顔料入りラテックスを注入
した後、前記キャビティに注入される基材入りラテック
スによりデザインリセスからの顔料入りラテックスの流
出を防止し、中子型の挿入した後両模型の型締めと加熱
キュアリングを行うことを提案するものである。
【0006】後述する本発明の好ましい実施例の説明に
おいては、1)同カラーライターケースの製造方法により
製造されたカラーライターケースが説明される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明によるライターケース
の全体を、図2は製作に用いる模型を、図3から図6は
同ライターケースXの製造工程の詳細を示している。
【0008】図2に示すように、本発明においては、ラ
イターケースXの成形のために2つ割りとされた一対の
下模型1及び上模型2が用いられ、ライターケースXを
筒状にするため、これらの下模型1及び上模型2の間に
形成されるキャビティ3,4中に中子型7が配置され
る。
【0009】即ち、下模型1及び上模型2のパーテイン
グラインに面しては、成形されるライターケースXの外
形寸法に相当するキャビティ3,4がそれぞれ形成さ
れ、これらのキャビティ3,4の表面には色彩凹凸デザ
インに応じてデザインリセス5,6が凹状態で形成され
る。そして、キャビティ3,4中への中子型7の保持の
ため、下模型1及び上模型2の型合せ面上部並びに型合
せ面下部には、中子型7の頭部7aを受け入れる保持孔
8,9及び中子型7の基部ロッド7bを位置する外部溝
10が形成される。
【0010】図3から図6は前述した下模型1、上模型
2、中子型7を用いた本発明の製造工程を示し、まず、
図3に示すように、例えば卓上などにおかれた下模型1
及び上模型2のデザインリセス5,6内にはシーラガン
などを用いて顔料入りラテックス11,12が注入され
る。これらの顔料入りラテックス11,12は、前述し
た色彩凹凸デザインに応じた色彩の顔料を含んだ顔料液
であり、これらの顔料液は後述する加熱キュアリング工
程で硬化する。
【0011】次ぎに、顔料入りラテックス11,12の
注入を終了した各下模型1及び上模型2のキャビティ
3,4中には、図4に示すように、顔料入りラテックス
11,12の表面を完全に覆うように基材入りラテック
ス13が所定量だけ注入される。この基材入りラテック
ス13は、適当な色彩顔料を混入したライターケースX
全体を構成する天然ゴム、合成樹脂、合成ゴム素材から
自由に選択され、デザインリセス5,6からの顔料入り
ラテックス11,12の流出を防止するが、後続の型合
わせ時のキャビティ3,4外への流出を阻止するために
は、ある程度の粘度を必要とする。
【0012】この後、下模型1のキャビティ3,4中に
中子型7が位置され、図5に示すように、同中子型7と
下模型1の表面が上下を反転された上模型2で覆われ
る。この型合わせ工程によりキャビティ3,4全体に基
材入りラテックス13が充填されるが、このような型合
わせ状態を保ったまま、図6に示すように、加熱プレス
機Yで下模型1及び上模型2中の基材入りラテックス1
3及び顔料入りラテックス11,12が加熱キュアリン
グされる。したがって、この加熱キュアリング後に、下
模型1及び上模型2から硬化した基材入りラテックス1
3を取り出せば、図1のように立体感にあふれるライタ
ーケースXを得ることができる。
【0013】また、得られたライターケースXは外面を
覆うように使い捨てライターにはめるだけで使用でき、
彩色部はライターケースXの表面から突出した厚い顔料
層となるから、容易に剥離することがない。
【0014】なお、前述した実施例では、基材入りラテ
ックス13及び顔料入りラテックス11,12の場合を
例示したけれども、本発明は他のキュアリング可能な樹
脂素材を用いてライターケースXを構成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のカラーライターケースの製造方法においては、充分に
立体感があり、しかも耐久性に優れたカラーライターケ
ースを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切り欠いて示す本発明によるライターケ
ースの全体斜視図である。
【図2】本発明で用いる型材の分解斜視図である。
【図3】本発明の顔料ラテックス注入工程の説明図であ
る。
【図4】本発明の基材ラテックス注入工程の説明図であ
る。
【図5】本発明の型合わせ工程の説明図である。
【図6】本発明の加熱キュアリング工程の説明図であ
る。
【符号の説明】
X ライターケース 1 下模型 2 上模型2 3,4 キャビティ 5,6 デザインリセス 7 中子型 11,12 顔料入りラテックス 13 基材入りラテックス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中子型を内装することにより筒状ライタ
    ーケースを成形する一対の模型において、少なくとも一
    方の模型のキャビティの表面にデザインリセスを形成し
    ておき、同デザインリセスに顔料入りラテックスを注入
    した後、前記キャビティに注入される基材入りラテック
    スによりデザインリセスからの顔料入りラテックスの流
    出を防止し、中子型の挿入した後両模型の型締めと加熱
    キュアリングを行うことを特徴とするカラーライターケ
    ースの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の製造方法により制作されたカ
    ラーライターケース。
JP2001341473A 2001-11-07 2001-11-07 カラーライターケースの製造方法 Pending JP2003136551A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007083657A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Lee Bou Label Enterprise Co Ltd シリコーンゴムの成型方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083657A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Lee Bou Label Enterprise Co Ltd シリコーンゴムの成型方法
JP4620558B2 (ja) * 2005-09-26 2011-01-26 利保烙印標企業股▲分▼有限公司 シリコーンゴムの成形方法

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