JPH0545459Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545459Y2 JPH0545459Y2 JP1987174051U JP17405187U JPH0545459Y2 JP H0545459 Y2 JPH0545459 Y2 JP H0545459Y2 JP 1987174051 U JP1987174051 U JP 1987174051U JP 17405187 U JP17405187 U JP 17405187U JP H0545459 Y2 JPH0545459 Y2 JP H0545459Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- molding
- mold
- resin
- gasket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 40
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 30
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 30
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 13
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は形状の異なる成形品を同時に成形でき
るようにした多数個取り成形金型に関するもので
ある。
るようにした多数個取り成形金型に関するもので
ある。
［背景技術］
従来、形状の異なる成形品を成形する場合夫々
別々の金型にて成形していた。このため金型を多
数製作しなければならなくてコストが高く付くと
いう問題があり、また１つの金型で成形品を１個
づつ成形するため成形品の成形コストが高くなる
という問題があつた。
別々の金型にて成形していた。このため金型を多
数製作しなければならなくてコストが高く付くと
いう問題があり、また１つの金型で成形品を１個
づつ成形するため成形品の成形コストが高くなる
という問題があつた。
［考案の目的］
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは１つの金型にて
形状の異なる複数個の成形品を形成できて金型コ
ストを安価にでき、しかも複数の成形品を同時に
成形できて成形コストを安価にできる多数個取り
成形金型を提供するにある。
て、本考案の目的とするところは１つの金型にて
形状の異なる複数個の成形品を形成できて金型コ
ストを安価にでき、しかも複数の成形品を同時に
成形できて成形コストを安価にできる多数個取り
成形金型を提供するにある。
［考案の開示］
本考案多数個取り成形金型は、上金型１と下金
型２とよりなる成形金型３に異なる形状のキヤビ
テイ４ａ，４ｂを複数個設けると共に各キヤビテ
イ４ａ，４ｂを連通部５を介して連通させ、各キ
ヤビテイ４ａ，４ｂに樹脂を注入する樹脂注入口
６ａとエアを抜くエア抜き口６ｂとを夫々設け、
個々のキヤビテイ４ａ，４ｂの周囲を囲んで各キ
ヤビテイ４ａ，４ｂからの樹脂の漏洩を防止する
単一成形用ガスケツト７と、連通部５で連通させ
た状態で複数個のキヤビテイ４ａ，４ｂの周囲を
囲んで樹脂の漏洩を防止する同時成形用ガスケツ
ト８とのいずれか一方を選択的に上金型１と下金
型２との間に着脱自在に装着したものであつて、
上述のように構成することにより従来例の欠点を
解決したものである。つまり、上記のように構成
したことにより、上金型１と下金型２との間に同
時成形用ガスケツト８を装着して樹脂注入口６ａ
から樹脂を注入すると、複数個のキヤビテイ４
ａ，４ｂに連通部５を介して同時に樹脂を充填し
て形状の異なる成形品９ａ，９ｂを同時成形でき
るものであつて、１つの成形金型３にて異なる形
状の成形品９ａ，９ｂを成形できて従来の２つの
金型を要するものに比べて金型コストを安価にで
きるようになり、しかも形状の異なる成形品９
ａ，９ｂを同時成形できて成形コストを安価にで
きるようになり、また複数個のキヤビテイ４ａ，
４ｂのうち必要なキヤビテイを囲むように単一成
形用ガスケツト７を装着すると、希望する単一の
成形品９ａ乃至９ｂを成形することもできる。
型２とよりなる成形金型３に異なる形状のキヤビ
テイ４ａ，４ｂを複数個設けると共に各キヤビテ
イ４ａ，４ｂを連通部５を介して連通させ、各キ
ヤビテイ４ａ，４ｂに樹脂を注入する樹脂注入口
６ａとエアを抜くエア抜き口６ｂとを夫々設け、
個々のキヤビテイ４ａ，４ｂの周囲を囲んで各キ
ヤビテイ４ａ，４ｂからの樹脂の漏洩を防止する
単一成形用ガスケツト７と、連通部５で連通させ
た状態で複数個のキヤビテイ４ａ，４ｂの周囲を
囲んで樹脂の漏洩を防止する同時成形用ガスケツ
ト８とのいずれか一方を選択的に上金型１と下金
型２との間に着脱自在に装着したものであつて、
上述のように構成することにより従来例の欠点を
解決したものである。つまり、上記のように構成
したことにより、上金型１と下金型２との間に同
時成形用ガスケツト８を装着して樹脂注入口６ａ
から樹脂を注入すると、複数個のキヤビテイ４
ａ，４ｂに連通部５を介して同時に樹脂を充填し
て形状の異なる成形品９ａ，９ｂを同時成形でき
るものであつて、１つの成形金型３にて異なる形
状の成形品９ａ，９ｂを成形できて従来の２つの
金型を要するものに比べて金型コストを安価にで
きるようになり、しかも形状の異なる成形品９
ａ，９ｂを同時成形できて成形コストを安価にで
きるようになり、また複数個のキヤビテイ４ａ，
４ｂのうち必要なキヤビテイを囲むように単一成
形用ガスケツト７を装着すると、希望する単一の
成形品９ａ乃至９ｂを成形することもできる。
以下本考案を実施例により詳述する。
第１図に示すように成形金型３は上金型１と下
金型２とにより構成され、上金型１と下金型２と
の間に異なる形状の成形品９ａ，９ｂを成形する
キヤビテイ４ａ，４ｂを設けてある。本実施例の
場合２つのキヤビテイ４ａ，４ｂを設けてあり、
キヤビテイ４ａは第２図ａに示す成形品９ａを成
形する形状にしてあり、キヤビテイ４ｂは第２図
ｂに示す成形品９ｂを成形する形状にしてある。
２つのキヤビテイ４ａ，４ｂは連通部５を介して
連通しており、各キヤビテイ４ａ，４ｂには夫々
樹脂注入口６ａとエア抜き口６ｂとを穿孔してあ
る。かかる樹脂注入口６ａとエア抜き口６ｂはキ
ヤビテイ４ａ，４ｂ内と金型外とを連通させる通
孔６であつて、各キヤビテイ４ａ，４ｂの対角線
方向に対向するように夫々通孔６を穿孔すること
により一方を樹脂注入口６ａとし、他方をエア抜
き口６ｂとしてある。単一成形用ガスケツト７は
各キヤビテイ４ａ，４ｂを囲む形状の矩形枠状に
形成されている。また同時成形用ガスケツト８は
２つのキヤビテイ４ａ，４ｂを一緒に囲む矩形枠
状に形成されている。
金型２とにより構成され、上金型１と下金型２と
の間に異なる形状の成形品９ａ，９ｂを成形する
キヤビテイ４ａ，４ｂを設けてある。本実施例の
場合２つのキヤビテイ４ａ，４ｂを設けてあり、
キヤビテイ４ａは第２図ａに示す成形品９ａを成
形する形状にしてあり、キヤビテイ４ｂは第２図
ｂに示す成形品９ｂを成形する形状にしてある。
２つのキヤビテイ４ａ，４ｂは連通部５を介して
連通しており、各キヤビテイ４ａ，４ｂには夫々
樹脂注入口６ａとエア抜き口６ｂとを穿孔してあ
る。かかる樹脂注入口６ａとエア抜き口６ｂはキ
ヤビテイ４ａ，４ｂ内と金型外とを連通させる通
孔６であつて、各キヤビテイ４ａ，４ｂの対角線
方向に対向するように夫々通孔６を穿孔すること
により一方を樹脂注入口６ａとし、他方をエア抜
き口６ｂとしてある。単一成形用ガスケツト７は
各キヤビテイ４ａ，４ｂを囲む形状の矩形枠状に
形成されている。また同時成形用ガスケツト８は
２つのキヤビテイ４ａ，４ｂを一緒に囲む矩形枠
状に形成されている。
しかして成形品９ａだけを成形する場合は第３
図に示すようにキヤビテイ４ａの回りに単一成形
用ガスケツト７を装着し、符号ロで示す通孔６を
樹脂注入口６ａとし、符号イで示す通孔６をエア
抜き口６ｂとし、樹脂注入口６ａから樹脂を注入
して成形する。成形品９ｂだけを成形する場合は
キヤビテイ４ｂの回りに単一成形用ガスケツト７
を装着し、符号ハで示す通孔６を樹脂注入口６ａ
とし、符号ニで示す通孔をエア抜き口６ｂとし、
樹脂注入口６ａから樹脂を注入して成形する。ま
た成形品９ａ，９ｂを同時成形する場合は第４図
に示すように２つのキヤビテイ４ａ，４ｂを囲む
ように同時成形用ガスケツト８を装着し、符号イ
で示す通孔６を樹脂注入口６ａとし、符号ニで示
す通孔６をエア抜き口６ｂとし、符号ロ及びハで
示す通孔６をめくら栓で閉塞して樹脂が漏れない
ようにし、樹脂注入口６ａから樹脂を注入する
と、連通部５を介して２つのキヤビテイ４ａ，４
ｂに樹脂が充填されて第５図に示すように１対の
成形品９ａ，９ｂがつなぎ部１０で連続した状態
に成形される。さらに成形品９ａ，９ｂを同時成
形する場合に第６図に示すように連通部５に仕切
りガスケツト１１を装着し、仕切りガスケツト１
１の両端と同時成形用ガスケツト８との間の間隙
１２から樹脂が連通するようにし、第４図に示す
ものと同様に成形することもできる。この場合、
成形品９ａ，９ｂを同時成形したとき第７図に示
すように仕切りガスケツト１１にてつなぎ部１０
に開口１３が形成され、材料ロスとなる無駄な樹
脂が少なくなる。
図に示すようにキヤビテイ４ａの回りに単一成形
用ガスケツト７を装着し、符号ロで示す通孔６を
樹脂注入口６ａとし、符号イで示す通孔６をエア
抜き口６ｂとし、樹脂注入口６ａから樹脂を注入
して成形する。成形品９ｂだけを成形する場合は
キヤビテイ４ｂの回りに単一成形用ガスケツト７
を装着し、符号ハで示す通孔６を樹脂注入口６ａ
とし、符号ニで示す通孔をエア抜き口６ｂとし、
樹脂注入口６ａから樹脂を注入して成形する。ま
た成形品９ａ，９ｂを同時成形する場合は第４図
に示すように２つのキヤビテイ４ａ，４ｂを囲む
ように同時成形用ガスケツト８を装着し、符号イ
で示す通孔６を樹脂注入口６ａとし、符号ニで示
す通孔６をエア抜き口６ｂとし、符号ロ及びハで
示す通孔６をめくら栓で閉塞して樹脂が漏れない
ようにし、樹脂注入口６ａから樹脂を注入する
と、連通部５を介して２つのキヤビテイ４ａ，４
ｂに樹脂が充填されて第５図に示すように１対の
成形品９ａ，９ｂがつなぎ部１０で連続した状態
に成形される。さらに成形品９ａ，９ｂを同時成
形する場合に第６図に示すように連通部５に仕切
りガスケツト１１を装着し、仕切りガスケツト１
１の両端と同時成形用ガスケツト８との間の間隙
１２から樹脂が連通するようにし、第４図に示す
ものと同様に成形することもできる。この場合、
成形品９ａ，９ｂを同時成形したとき第７図に示
すように仕切りガスケツト１１にてつなぎ部１０
に開口１３が形成され、材料ロスとなる無駄な樹
脂が少なくなる。
［考案の効果］
本考案は叙述のように構成されているので、上
金型と下金型との間に同時成形用ガスケツトを装
着して樹脂注入口から樹脂を注入すると、複数個
のキヤビテイに連通部を介して同時に樹脂を充填
して形状の異なる複数個の成形品を同時成形でき
るものであつて、１つの成形金型にて異なる形状
の成形品を成形できて従来の２つの金型を要する
ものに比べて金型コストを安価にできるものであ
り、しかも形状の異なる成形品を同時成形できて
成形コストを安価にできるものであり、また複数
個のキヤビテイのうち必要なキヤビテイを囲むよ
うに単一成形用ガスケツトを装着すると、希望す
る単一の成形品を成形することもできるものであ
つて、複数個のキヤビテイのうち１つのキヤビテ
イを利用して任意の形状の成形品だけでも成形で
きるものである。
金型と下金型との間に同時成形用ガスケツトを装
着して樹脂注入口から樹脂を注入すると、複数個
のキヤビテイに連通部を介して同時に樹脂を充填
して形状の異なる複数個の成形品を同時成形でき
るものであつて、１つの成形金型にて異なる形状
の成形品を成形できて従来の２つの金型を要する
ものに比べて金型コストを安価にできるものであ
り、しかも形状の異なる成形品を同時成形できて
成形コストを安価にできるものであり、また複数
個のキヤビテイのうち必要なキヤビテイを囲むよ
うに単一成形用ガスケツトを装着すると、希望す
る単一の成形品を成形することもできるものであ
つて、複数個のキヤビテイのうち１つのキヤビテ
イを利用して任意の形状の成形品だけでも成形で
きるものである。
第１図は本考案多数個取り成形金型の一実施例
の断面図、第２図ａ，ｂは同上により得られる成
形品の斜視図、第３図は同上の多数個取り成形金
型にて単一成形する状態の斜視図、第４図は同上
の多数個取り成形金型にて同時成形する状態の斜
視図、第５図は第４図の状態の成形で得られる成
形品の斜視図、第６図は同上の多数個取り成形金
型にて同時成形する状態の他の例の斜視図、第７
図は第６図の状態の成形で得られる成形品を示す
斜視図であつて、１は上金型、２は下金型、３は
成形金型、４ａ，４ｂはキヤビテイ、５は連通
部、６ａは樹脂注入口、６ｂはエア抜き口、７は
単一成形用ガスケツト、８は同時成形用ガスケツ
トである。
の断面図、第２図ａ，ｂは同上により得られる成
形品の斜視図、第３図は同上の多数個取り成形金
型にて単一成形する状態の斜視図、第４図は同上
の多数個取り成形金型にて同時成形する状態の斜
視図、第５図は第４図の状態の成形で得られる成
形品の斜視図、第６図は同上の多数個取り成形金
型にて同時成形する状態の他の例の斜視図、第７
図は第６図の状態の成形で得られる成形品を示す
斜視図であつて、１は上金型、２は下金型、３は
成形金型、４ａ，４ｂはキヤビテイ、５は連通
部、６ａは樹脂注入口、６ｂはエア抜き口、７は
単一成形用ガスケツト、８は同時成形用ガスケツ
トである。
Claims (1)
- 上金型と下金型とよりなる成形金型に異なる形
状のキヤビテイを複数個設けると共に各キヤビテ
イを連通部を介して連通させ、各キヤビテイに樹
脂を注入する樹脂注入口とエアを抜くエア抜き口
とを夫々設け、個々のキヤビテイの周囲を囲んで
各キヤビテイからの樹脂の漏洩を防止する単一成
形用ガスケツトと、連通部で連通させた状態で複
数個のキヤビテイの周囲を囲んで樹脂の漏洩を防
止する同時成形用ガスケツトとのいずれか一方を
選択的に上金型と下金型との間に着脱自在に装着
して成る多数個取り成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174051U JPH0545459Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174051U JPH0545459Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0180320U JPH0180320U (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0545459Y2 true JPH0545459Y2 (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=31465926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987174051U Expired - Lifetime JPH0545459Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545459Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5795433A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-14 | Hitachi Ltd | Reaction injection molding and its device |
-
1987
- 1987-11-14 JP JP1987174051U patent/JPH0545459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5795433A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-14 | Hitachi Ltd | Reaction injection molding and its device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0180320U (ja) | 1989-05-30 |
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