JP2003135920A - 圧力変動吸着装置の性能確認装置 - Google Patents
圧力変動吸着装置の性能確認装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】分離ガスを再利用することにより多量の複数成
分含有ガスを消費することなく、また、圧縮装置でガス
がリークしても常に初期充填ガス組成と同じ組成のガス
を補充でき、安定して正確な性能確認データが得られる
PSA装置の性能確認装置を提供する。 【解決手段】原料ガスを吸着工程にある吸着塔に供給す
るガス供給流路と、精製ガスを抜出す流路及び再生工程
にある吸着塔からのオフガス流路を合流する分離ガス混
合流路とで循環流路を形成し、ガス供給流路にバイパス
流路を接続してバイパス流路に加圧した原料ガスを貯留
するガスホルダを配置し、その前後のバイパス流路及び
前後のバイパス流路間に位置するガス供給流路にそれぞ
れ開閉弁を設け、ガスホルダと分離ガス混合流路とを、
分離ガス混合流路側の圧力変動に基づいて貯留ガスの供
給・停止を制御する制御弁を設けた貯留ガス供給流路で
接続したことを特徴とするPSA装置の性能確認装置。
分含有ガスを消費することなく、また、圧縮装置でガス
がリークしても常に初期充填ガス組成と同じ組成のガス
を補充でき、安定して正確な性能確認データが得られる
PSA装置の性能確認装置を提供する。 【解決手段】原料ガスを吸着工程にある吸着塔に供給す
るガス供給流路と、精製ガスを抜出す流路及び再生工程
にある吸着塔からのオフガス流路を合流する分離ガス混
合流路とで循環流路を形成し、ガス供給流路にバイパス
流路を接続してバイパス流路に加圧した原料ガスを貯留
するガスホルダを配置し、その前後のバイパス流路及び
前後のバイパス流路間に位置するガス供給流路にそれぞ
れ開閉弁を設け、ガスホルダと分離ガス混合流路とを、
分離ガス混合流路側の圧力変動に基づいて貯留ガスの供
給・停止を制御する制御弁を設けた貯留ガス供給流路で
接続したことを特徴とするPSA装置の性能確認装置。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力変動吸着装置
の性能を確認する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、LPG、ナフサ、灯油などの炭化
水素を原料とし、ニッケル触媒やルテニウム触媒を用
い、水蒸気改質してメタン、水素、炭酸ガスなどの複数
の成分ガスを含有する改質ガスを製造し、製造された改
質ガスから吸着剤が充填された吸着塔で水素以外のガス
成分を吸着除去することにより、高純度水素を製造する
圧力変動吸着式水素製造装置又は製鉄所及び石油化学工
場などで副生するガス、石油及び天然ガスを改質して得
られる改質ガスや部分酸化ガスなどに含有される一酸化
炭素を、吸着剤が充填された吸着塔で吸着分離し、減圧
により一酸化炭素を放出分離させて高濃度一酸化炭素を
回収する圧力変動吸着式一酸化炭素製造装置などが工業
的に使用されている。 【0003】前記圧力変動吸着装置(以下PSA装置と
いう。)において、大容量の特定成分ガスを製造する場
合には、主に四塔以上の吸着塔からなる四塔式PSA装
置が用いられるが、比較的小容量の特定成分ガスを製造
する場合には、一塔、二塔又は三塔の吸着塔からなるP
SA装置も用いられている、 【0004】また、前記PSA装置における運転操作と
しては、例えば、高純度水素を製造する装置において
は、吸着剤を充填した吸着塔内を高圧とする昇圧工程
と、高圧で水素含有ガスを供給し、高い圧力で不純物を
吸着剤に吸着させて除去し、吸着しにくい水素を吸着塔
から抜き出して高純度水素として回収する吸着工程と、
吸着剤に吸着した不純物を、減圧工程、ブロ−ダウン工
程及びパ−ジ工程により脱離させ、オフガスとして系外
に排出することにより吸着剤を再生する再生工程とから
なり、それらの工程を複数の吸着塔間で順次繰り返すサ
イクル運転により、装置全体として連続的に高純度水素
の製造が行われている。 【0005】前記PSA装置を装置化するにあたって
は、吸着塔における分離性能を事前に確認する必要があ
る。従来の分離性能確認装置において、比較的小型の装
置では、複数成分ガスを所定の濃度で混合した複数成分
含有ガスのボンベ詰めしたものが使用され、PSA装置
により分離するのに必要な所定の圧力もボンベから得て
いる。しかし、工業的に使用するPSA装置の分離性能
確認装置においては、比較的大きな装置で性能確認をす
る必要があり、多量の試験用ガスが必要となり、ボンベ
のみでは余りにも使用量が多くなり費用が嵩んで経済的
ではなく、また、多数のボンベを配置するスペースを確
保しなければならない問題があるため、ボンベのみを使
用する装置が用いられることは少ない。 【0006】従って、従来の一般的な工業用PSA装置
の分離性能確認装置としては、吸着剤を充填した吸着塔
により、原料ガスから不純物を吸着除去して所定濃度ガ
スを製造するPSA装置の分離性能を確認する装置にお
いて、圧縮した複数成分含有ガスを吸着工程にある吸着
塔に供給するガス供給流路と、吸着塔からの精製ガスを
抜出す流路及び再生工程にある吸着塔からのオフガス流
路を合流する分離ガス混合流路とで循環流路を形成し、
分離ガスを再圧縮して再利用している、なお、初期の装
置系内へのガス充填は、複数成分ガスをそれぞれ別々の
ボンベから所定濃度に成るように流量制御しながら装置
系内に供給し、適宜混合手段で混合して所定組成の複数
成分含有ガスを製造している。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】前記従来のPSA装置
の性能確認装置においては、循環流路を形成して分離ガ
スを再利用しているが、圧縮装置でのガスのリークを完
全には防止できないため、運転継続とともに充填された
ガスが減少する。しかし、閉鎖系の循環流路では、装置
系内のガス量の減少は無視することはできないため、従
来は減少したガス量を初期充填と同様の方法で外部から
補給しているが、外部からのあらたに調整されたガス補
給では、運転の継続とともに徐々に充填ガス組成が相違
してくるため、分離性能確認データが安定せず、不正確
となる問題がある。 【0008】本発明は、前記の問題に鑑みてなされたも
のであり、PSA装置の分離性能の確認のために、循環
流路を形成して分離ガスを再利用することにより多量の
複数成分含有ガスを消費することなく、また、圧縮装置
でガスがリークしても常に初期充填ガス組成と同じ組成
のガスを補充でき、安定して正確な性能確認データが得
られるPSA装置の性能確認装置を提供する目的で成さ
れたものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の要旨は、請求項1に記載の発明においては、
吸着剤を充填した吸着塔により、複数成分含有ガスから
特定成分ガスを選択的に分離回収する圧力変動吸着装置
の分離性能を確認する装置において、圧縮した複数成分
含有ガスを吸着工程にある吸着塔に供給するガス供給流
路と、吸着塔からの精製ガスを抜出す流路及び再生工程
にある吸着塔からのオフガス流路を合流する分離ガス混
合流路とで循環流路を形成し、複数成分含有ガスを圧縮
する圧縮装置の吐出側のガス供給流路にバイパス流路を
接続してバイパス流路に加圧した複数成分含有ガスを貯
留するガスホルダを配置し、ガスホルダの前後のバイパ
ス流路及び前後のバイパス流路間に位置するガス供給流
路にそれぞれ開閉弁を設け、ガスホルダと分離ガス混合
流路とを貯留ガス供給流路で接続し、貯留ガス供給流路
に分離ガス混合流路側の圧力変動に基づいて貯留ガスの
供給・停止を制御する制御弁を設けたことを特徴とする
圧力変動吸着装置の性能確認装置である。 【0010】前記吸着塔には、目的とする特定成分ガス
を分離するために、それぞれ適した吸着剤が充填され
る。例えば、炭化水素を原料とし、水蒸気改質して製造
されたメタン、水素、炭酸ガスなどを含有する改質ガス
から、高純度水素を分離回収する装置においては、一般
的に、活性炭、ゼオライト及び活性アルミナを単独又は
積層して用いている。また、一酸化炭素を製造する装置
においては、活性炭にハロゲン化銅(I)や酸化銅
(I)などの銅化合物を担持した吸着剤、ハロゲン化銅
化合物とハロゲン化アルミニウムとの混合物を活性炭に
担持した吸着剤などが用いられている。 【0011】前記構成の装置により、閉鎖系の循環流路
において、圧縮装置でガスがリークして充填ガスが減量
しても、ガスホルダに貯留する初期の複数成分含有ガス
を供給することにより、初期に充填したガス組成と同一
組成のガスを供給することができるため、分離性能確認
データが不安定となる恐れはない。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施の形態である高純
度水素製造用の三塔式PSA装置の性能確認装置の系統
図である。なお、図1においては、系統内に初期充填す
る所定濃度の複数成分含有ガスの充填流路などは省略し
て記載している。 【0013】図1において、符号1は、複数成分含有ガ
ス(以下被処理ガスという。)を圧縮する圧縮装置であ
り、PSA装置では高圧に圧縮する必要があるため、通
常は往復式圧縮装置が用いられているが、本発明はこれ
には限定されない。符号2は、被処理ガスから特定成分
ガスを選択的に分離するPSA装置であり、本PSA装
置2では、吸着塔A、吸着塔B及び吸着塔Cの三塔の吸
着塔を備え、吸着塔Aが吸着工程のとき、吸着塔Bでは
パージ工程(再生工程)、吸着塔Cでは昇圧工程が行わ
れるなど、所定時間間隔で各塔の工程を切替えるサイク
ル運転により装置全体として連続的に所定濃度ガスを製
造する操作が行われる。しかし、本発明においては、一
塔式、二塔式及び四塔式などのいずれのPSA装置にも
適用が可能であり、本実施の形態には限定されない。 【0014】符号3は、圧縮装置1の吐出側のガス供給
流路31から分岐して接続されたバイパス流路33、3
4に接続され、加圧した被処理ガスを貯留するガスホル
ダーであり、符号4及び符号5は、被処理ガスを、後記
で説明する循環流路30で循環させるにあたり、圧縮装
置1での脈動を緩和するために、一定量の被処理ガス又
は混合ガスをそれぞれ貯留するガスレシーバであり、符
号4は圧縮装置1の吐出側ガスレシーバ、符号5は圧縮
装置1の吸入側ガスレシーバである。 【0015】符号11は、ガス供給流路31から分岐し
て接続されたバイパス流路32に設けられた制御弁であ
り、また、符号12は、ガスホルダ3の貯留ガスをPS
A装置2の分離ガス混合流路37に供給するにあたり、
分離ガス混合流路37側の圧力変動に基づいて貯留ガス
の供給・停止を制御するために、ガスホルダ3と分離ガ
ス混合流路37とを接続する貯留ガス供給流路38に設
けられた制御弁である。 【0016】また、符号13は、PSA装置2の戻りガ
ス流路35に設けられ、PSA装置2から排出されたガ
スを分離ガス混合流路37に合流させるのに適した圧力
まで減圧する減圧制御弁である。また、符号14は、ガ
スホルダ3の前後のバイパス流路33、34間に位置す
るガス供給流路31に設けられ、圧縮した被処理ガスを
PSA装置2に供給する開閉弁であり、符号15、16
は、圧縮した被処理ガスをガス供給流路31からガスホ
ルダ3に導入するために、バイパス流路33、34にそ
れぞれ設けられた開閉弁である。 【0017】前記において、圧縮した被処理ガスを吸着
工程にある吸着塔に供給するガス供給流路31と、吸着
塔からの精製ガスを抜出す戻りガス流路35及び再生工
程にある吸着塔からのオフガスを抜出すオフガス流路4
0を合流する分離ガス混合流路37とで循環流路が形成
されている。 【0018】次に、本発明の一実施例である、炭化水素
を原料とし、水蒸気改質して製造されたメタン、水素、
炭酸ガスなどを含有する改質ガスから高純度水素を製造
を製造するPSA装置の分離性能を確認する操作につい
て述べる。 【0019】初期の装置系内へのガス充填は、被処理ガ
スを構成するそれぞれのガスを、図示しない別々のボン
ベから所定濃度に成るように流量制御しながら装置系内
に供給し、適宜混合手段で混合して所定組成の被処理ガ
スを充填する。充填された被処理ガスを圧縮装置1で所
定の圧力まで圧縮し、吐出側ガスレシーバ4により脈動
が緩和されたガスをPSA装置2に供給するが、初期に
おいては、被処理ガスを分離膜装置に供給するにあた
り、ガス供給流路31や分離ガス混合流路37などの各
流路における、適切な供給圧に調整されるまで、被処理
ガスを、制御弁11により制御しながらバイパス流路3
2を経て循環させる。 【0020】被処理ガスは、適切な供給圧に調整された
のち、ガス供給流路31に設けられた開閉弁14を閉弁
し、ガス供給流路31に接続したバイパス流路33、3
4にそれぞれ設けられた開閉弁15、16を開弁するこ
とにより、バイパス流路33を経てガスホルダ3に供給
され、ガスホルダ3に充填され、ガスホルダ3からバイ
パス流路34及びガス供給流路31を経て、PSA装置
2の吸着塔Aに供給される。 【0021】吸着塔Aでの吸着工程は、ガス供給流路3
1を経て、開閉弁17を介してガス供給管36から吸着
塔Aに供給された被処理ガスは、メタンや炭酸ガスなど
の不純物が吸着剤に吸着され、吸着しにくい水素が吸着
塔Aから水素排出管35aを経て、開閉弁18を介して
水素戻りガス流路35に抜き出される。なお、図1にお
けるPSA装置2の開閉弁で、黒塗りの開閉弁は説明操
作における閉弁状態を示す。 【0022】前記吸着塔Aによる吸着工程に同調して、
吸着塔Bでは再生工程が行われる。吸着塔Bでの再生工
程は、吸着剤に吸着した不純物を、減圧工程、ブロ−ダ
ウン工程及びパ−ジ工程により脱離させ、オフガスとし
てオフガス排出流路40aから開閉弁20を介し、オフ
ガス流路40を経て分離ガス混合流路37に供給され
る。 【0023】更に、前記吸着塔Aによる吸着工程に同調
して、吸着塔Cでは昇圧工程が行われる。吸着塔Cでの
昇圧工程は、製造された高純度水素の一部が水素戻りガ
ス流路35から分岐した水素供給流路35bを経て、開
閉弁19を介して供給され、再生工程を終了した吸着塔
C内の圧力が吸着工程で操作される圧力まで昇圧され
る。 【0024】吸着塔Aで分離製造される高純度水素を、
水素戻りガス流路35から減圧制御弁13で圧力を調整
して、分離ガス混合流路37に合流させ、また、吸着塔
Bから排出されるオフガスを、オフガス流路40から分
離ガス混合流路37に合流させることにより、両者が混
合され、初期に充填された被処理ガスの組成に戻され
る。分離ガス混合流路37で混合された処理ガスは吸入
側ガスレシーバ5を経てガス返送流路39から圧縮装置
1に循環供給される。上記流路構成により閉鎖系の循環
流路30が形成される。 【0025】被処理ガスを循環流路30で所定時間循環
させ、被処理ガスの組成が安定したのち、ガスホルダ3
前後のバイパス流路33、34にそれぞれ設けられた開
閉弁15、16を閉弁して一定量の被処理ガスをガスホ
ルダ3に貯留する。開閉弁14を開弁し、前記循環操作
を行い、図示しないガス組成分析装置などで夫々の吸着
塔における出口側ガス組成を適宜に測定することによ
り、分離性能を正確に確認することができる。 【0026】また、前記循環操作を継続すると、圧縮装
置1でガスがリークして循環ガス量が減少してくるが、
分離ガス混合流路37側の圧力変動に基づいて、貯留ガ
ス供給流路38に設けられた制御弁12で、ガスホルダ
3の貯留ガスの供給・停止を制御してPSA装置2の分
離ガス混合流路37に供給することにより、初期に充填
した被処理ガスと常に同一組成の被処理ガスを補充する
ことができるため、分離性能確認データが不安定となる
恐れはない。 【0027】 【発明の効果】本発明は、PSA装置の分離性能確認の
ために、密閉系の循環流路を形成して分離ガスを再利用
することにより多量の複数成分含有ガスを消費すること
なく、また、圧縮装置でガスがリークしても常に初期充
填ガス組成と同じ組成のガスを補充でき、安定して正確
な性能確認データが得られるPSA装置の性能確認装置
である。
の性能を確認する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、LPG、ナフサ、灯油などの炭化
水素を原料とし、ニッケル触媒やルテニウム触媒を用
い、水蒸気改質してメタン、水素、炭酸ガスなどの複数
の成分ガスを含有する改質ガスを製造し、製造された改
質ガスから吸着剤が充填された吸着塔で水素以外のガス
成分を吸着除去することにより、高純度水素を製造する
圧力変動吸着式水素製造装置又は製鉄所及び石油化学工
場などで副生するガス、石油及び天然ガスを改質して得
られる改質ガスや部分酸化ガスなどに含有される一酸化
炭素を、吸着剤が充填された吸着塔で吸着分離し、減圧
により一酸化炭素を放出分離させて高濃度一酸化炭素を
回収する圧力変動吸着式一酸化炭素製造装置などが工業
的に使用されている。 【0003】前記圧力変動吸着装置(以下PSA装置と
いう。)において、大容量の特定成分ガスを製造する場
合には、主に四塔以上の吸着塔からなる四塔式PSA装
置が用いられるが、比較的小容量の特定成分ガスを製造
する場合には、一塔、二塔又は三塔の吸着塔からなるP
SA装置も用いられている、 【0004】また、前記PSA装置における運転操作と
しては、例えば、高純度水素を製造する装置において
は、吸着剤を充填した吸着塔内を高圧とする昇圧工程
と、高圧で水素含有ガスを供給し、高い圧力で不純物を
吸着剤に吸着させて除去し、吸着しにくい水素を吸着塔
から抜き出して高純度水素として回収する吸着工程と、
吸着剤に吸着した不純物を、減圧工程、ブロ−ダウン工
程及びパ−ジ工程により脱離させ、オフガスとして系外
に排出することにより吸着剤を再生する再生工程とから
なり、それらの工程を複数の吸着塔間で順次繰り返すサ
イクル運転により、装置全体として連続的に高純度水素
の製造が行われている。 【0005】前記PSA装置を装置化するにあたって
は、吸着塔における分離性能を事前に確認する必要があ
る。従来の分離性能確認装置において、比較的小型の装
置では、複数成分ガスを所定の濃度で混合した複数成分
含有ガスのボンベ詰めしたものが使用され、PSA装置
により分離するのに必要な所定の圧力もボンベから得て
いる。しかし、工業的に使用するPSA装置の分離性能
確認装置においては、比較的大きな装置で性能確認をす
る必要があり、多量の試験用ガスが必要となり、ボンベ
のみでは余りにも使用量が多くなり費用が嵩んで経済的
ではなく、また、多数のボンベを配置するスペースを確
保しなければならない問題があるため、ボンベのみを使
用する装置が用いられることは少ない。 【0006】従って、従来の一般的な工業用PSA装置
の分離性能確認装置としては、吸着剤を充填した吸着塔
により、原料ガスから不純物を吸着除去して所定濃度ガ
スを製造するPSA装置の分離性能を確認する装置にお
いて、圧縮した複数成分含有ガスを吸着工程にある吸着
塔に供給するガス供給流路と、吸着塔からの精製ガスを
抜出す流路及び再生工程にある吸着塔からのオフガス流
路を合流する分離ガス混合流路とで循環流路を形成し、
分離ガスを再圧縮して再利用している、なお、初期の装
置系内へのガス充填は、複数成分ガスをそれぞれ別々の
ボンベから所定濃度に成るように流量制御しながら装置
系内に供給し、適宜混合手段で混合して所定組成の複数
成分含有ガスを製造している。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】前記従来のPSA装置
の性能確認装置においては、循環流路を形成して分離ガ
スを再利用しているが、圧縮装置でのガスのリークを完
全には防止できないため、運転継続とともに充填された
ガスが減少する。しかし、閉鎖系の循環流路では、装置
系内のガス量の減少は無視することはできないため、従
来は減少したガス量を初期充填と同様の方法で外部から
補給しているが、外部からのあらたに調整されたガス補
給では、運転の継続とともに徐々に充填ガス組成が相違
してくるため、分離性能確認データが安定せず、不正確
となる問題がある。 【0008】本発明は、前記の問題に鑑みてなされたも
のであり、PSA装置の分離性能の確認のために、循環
流路を形成して分離ガスを再利用することにより多量の
複数成分含有ガスを消費することなく、また、圧縮装置
でガスがリークしても常に初期充填ガス組成と同じ組成
のガスを補充でき、安定して正確な性能確認データが得
られるPSA装置の性能確認装置を提供する目的で成さ
れたものである。 【0009】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の要旨は、請求項1に記載の発明においては、
吸着剤を充填した吸着塔により、複数成分含有ガスから
特定成分ガスを選択的に分離回収する圧力変動吸着装置
の分離性能を確認する装置において、圧縮した複数成分
含有ガスを吸着工程にある吸着塔に供給するガス供給流
路と、吸着塔からの精製ガスを抜出す流路及び再生工程
にある吸着塔からのオフガス流路を合流する分離ガス混
合流路とで循環流路を形成し、複数成分含有ガスを圧縮
する圧縮装置の吐出側のガス供給流路にバイパス流路を
接続してバイパス流路に加圧した複数成分含有ガスを貯
留するガスホルダを配置し、ガスホルダの前後のバイパ
ス流路及び前後のバイパス流路間に位置するガス供給流
路にそれぞれ開閉弁を設け、ガスホルダと分離ガス混合
流路とを貯留ガス供給流路で接続し、貯留ガス供給流路
に分離ガス混合流路側の圧力変動に基づいて貯留ガスの
供給・停止を制御する制御弁を設けたことを特徴とする
圧力変動吸着装置の性能確認装置である。 【0010】前記吸着塔には、目的とする特定成分ガス
を分離するために、それぞれ適した吸着剤が充填され
る。例えば、炭化水素を原料とし、水蒸気改質して製造
されたメタン、水素、炭酸ガスなどを含有する改質ガス
から、高純度水素を分離回収する装置においては、一般
的に、活性炭、ゼオライト及び活性アルミナを単独又は
積層して用いている。また、一酸化炭素を製造する装置
においては、活性炭にハロゲン化銅(I)や酸化銅
(I)などの銅化合物を担持した吸着剤、ハロゲン化銅
化合物とハロゲン化アルミニウムとの混合物を活性炭に
担持した吸着剤などが用いられている。 【0011】前記構成の装置により、閉鎖系の循環流路
において、圧縮装置でガスがリークして充填ガスが減量
しても、ガスホルダに貯留する初期の複数成分含有ガス
を供給することにより、初期に充填したガス組成と同一
組成のガスを供給することができるため、分離性能確認
データが不安定となる恐れはない。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明の一実施の形態である高純
度水素製造用の三塔式PSA装置の性能確認装置の系統
図である。なお、図1においては、系統内に初期充填す
る所定濃度の複数成分含有ガスの充填流路などは省略し
て記載している。 【0013】図1において、符号1は、複数成分含有ガ
ス(以下被処理ガスという。)を圧縮する圧縮装置であ
り、PSA装置では高圧に圧縮する必要があるため、通
常は往復式圧縮装置が用いられているが、本発明はこれ
には限定されない。符号2は、被処理ガスから特定成分
ガスを選択的に分離するPSA装置であり、本PSA装
置2では、吸着塔A、吸着塔B及び吸着塔Cの三塔の吸
着塔を備え、吸着塔Aが吸着工程のとき、吸着塔Bでは
パージ工程(再生工程)、吸着塔Cでは昇圧工程が行わ
れるなど、所定時間間隔で各塔の工程を切替えるサイク
ル運転により装置全体として連続的に所定濃度ガスを製
造する操作が行われる。しかし、本発明においては、一
塔式、二塔式及び四塔式などのいずれのPSA装置にも
適用が可能であり、本実施の形態には限定されない。 【0014】符号3は、圧縮装置1の吐出側のガス供給
流路31から分岐して接続されたバイパス流路33、3
4に接続され、加圧した被処理ガスを貯留するガスホル
ダーであり、符号4及び符号5は、被処理ガスを、後記
で説明する循環流路30で循環させるにあたり、圧縮装
置1での脈動を緩和するために、一定量の被処理ガス又
は混合ガスをそれぞれ貯留するガスレシーバであり、符
号4は圧縮装置1の吐出側ガスレシーバ、符号5は圧縮
装置1の吸入側ガスレシーバである。 【0015】符号11は、ガス供給流路31から分岐し
て接続されたバイパス流路32に設けられた制御弁であ
り、また、符号12は、ガスホルダ3の貯留ガスをPS
A装置2の分離ガス混合流路37に供給するにあたり、
分離ガス混合流路37側の圧力変動に基づいて貯留ガス
の供給・停止を制御するために、ガスホルダ3と分離ガ
ス混合流路37とを接続する貯留ガス供給流路38に設
けられた制御弁である。 【0016】また、符号13は、PSA装置2の戻りガ
ス流路35に設けられ、PSA装置2から排出されたガ
スを分離ガス混合流路37に合流させるのに適した圧力
まで減圧する減圧制御弁である。また、符号14は、ガ
スホルダ3の前後のバイパス流路33、34間に位置す
るガス供給流路31に設けられ、圧縮した被処理ガスを
PSA装置2に供給する開閉弁であり、符号15、16
は、圧縮した被処理ガスをガス供給流路31からガスホ
ルダ3に導入するために、バイパス流路33、34にそ
れぞれ設けられた開閉弁である。 【0017】前記において、圧縮した被処理ガスを吸着
工程にある吸着塔に供給するガス供給流路31と、吸着
塔からの精製ガスを抜出す戻りガス流路35及び再生工
程にある吸着塔からのオフガスを抜出すオフガス流路4
0を合流する分離ガス混合流路37とで循環流路が形成
されている。 【0018】次に、本発明の一実施例である、炭化水素
を原料とし、水蒸気改質して製造されたメタン、水素、
炭酸ガスなどを含有する改質ガスから高純度水素を製造
を製造するPSA装置の分離性能を確認する操作につい
て述べる。 【0019】初期の装置系内へのガス充填は、被処理ガ
スを構成するそれぞれのガスを、図示しない別々のボン
ベから所定濃度に成るように流量制御しながら装置系内
に供給し、適宜混合手段で混合して所定組成の被処理ガ
スを充填する。充填された被処理ガスを圧縮装置1で所
定の圧力まで圧縮し、吐出側ガスレシーバ4により脈動
が緩和されたガスをPSA装置2に供給するが、初期に
おいては、被処理ガスを分離膜装置に供給するにあた
り、ガス供給流路31や分離ガス混合流路37などの各
流路における、適切な供給圧に調整されるまで、被処理
ガスを、制御弁11により制御しながらバイパス流路3
2を経て循環させる。 【0020】被処理ガスは、適切な供給圧に調整された
のち、ガス供給流路31に設けられた開閉弁14を閉弁
し、ガス供給流路31に接続したバイパス流路33、3
4にそれぞれ設けられた開閉弁15、16を開弁するこ
とにより、バイパス流路33を経てガスホルダ3に供給
され、ガスホルダ3に充填され、ガスホルダ3からバイ
パス流路34及びガス供給流路31を経て、PSA装置
2の吸着塔Aに供給される。 【0021】吸着塔Aでの吸着工程は、ガス供給流路3
1を経て、開閉弁17を介してガス供給管36から吸着
塔Aに供給された被処理ガスは、メタンや炭酸ガスなど
の不純物が吸着剤に吸着され、吸着しにくい水素が吸着
塔Aから水素排出管35aを経て、開閉弁18を介して
水素戻りガス流路35に抜き出される。なお、図1にお
けるPSA装置2の開閉弁で、黒塗りの開閉弁は説明操
作における閉弁状態を示す。 【0022】前記吸着塔Aによる吸着工程に同調して、
吸着塔Bでは再生工程が行われる。吸着塔Bでの再生工
程は、吸着剤に吸着した不純物を、減圧工程、ブロ−ダ
ウン工程及びパ−ジ工程により脱離させ、オフガスとし
てオフガス排出流路40aから開閉弁20を介し、オフ
ガス流路40を経て分離ガス混合流路37に供給され
る。 【0023】更に、前記吸着塔Aによる吸着工程に同調
して、吸着塔Cでは昇圧工程が行われる。吸着塔Cでの
昇圧工程は、製造された高純度水素の一部が水素戻りガ
ス流路35から分岐した水素供給流路35bを経て、開
閉弁19を介して供給され、再生工程を終了した吸着塔
C内の圧力が吸着工程で操作される圧力まで昇圧され
る。 【0024】吸着塔Aで分離製造される高純度水素を、
水素戻りガス流路35から減圧制御弁13で圧力を調整
して、分離ガス混合流路37に合流させ、また、吸着塔
Bから排出されるオフガスを、オフガス流路40から分
離ガス混合流路37に合流させることにより、両者が混
合され、初期に充填された被処理ガスの組成に戻され
る。分離ガス混合流路37で混合された処理ガスは吸入
側ガスレシーバ5を経てガス返送流路39から圧縮装置
1に循環供給される。上記流路構成により閉鎖系の循環
流路30が形成される。 【0025】被処理ガスを循環流路30で所定時間循環
させ、被処理ガスの組成が安定したのち、ガスホルダ3
前後のバイパス流路33、34にそれぞれ設けられた開
閉弁15、16を閉弁して一定量の被処理ガスをガスホ
ルダ3に貯留する。開閉弁14を開弁し、前記循環操作
を行い、図示しないガス組成分析装置などで夫々の吸着
塔における出口側ガス組成を適宜に測定することによ
り、分離性能を正確に確認することができる。 【0026】また、前記循環操作を継続すると、圧縮装
置1でガスがリークして循環ガス量が減少してくるが、
分離ガス混合流路37側の圧力変動に基づいて、貯留ガ
ス供給流路38に設けられた制御弁12で、ガスホルダ
3の貯留ガスの供給・停止を制御してPSA装置2の分
離ガス混合流路37に供給することにより、初期に充填
した被処理ガスと常に同一組成の被処理ガスを補充する
ことができるため、分離性能確認データが不安定となる
恐れはない。 【0027】 【発明の効果】本発明は、PSA装置の分離性能確認の
ために、密閉系の循環流路を形成して分離ガスを再利用
することにより多量の複数成分含有ガスを消費すること
なく、また、圧縮装置でガスがリークしても常に初期充
填ガス組成と同じ組成のガスを補充でき、安定して正確
な性能確認データが得られるPSA装置の性能確認装置
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である高純度水素製造用
の三塔式圧力変動吸着装置の性能確認装置の系統図 【符号の説明】 1:圧縮装置 2:PSA装置 3:ガスホルダ 4:吐出側ガスレシーバ 5:吸入側ガスレシーバ 30:循環流路 32、33、34:バイパス流路
の三塔式圧力変動吸着装置の性能確認装置の系統図 【符号の説明】 1:圧縮装置 2:PSA装置 3:ガスホルダ 4:吐出側ガスレシーバ 5:吸入側ガスレシーバ 30:循環流路 32、33、34:バイパス流路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】吸着剤を充填した吸着塔により、複数成分
含有ガスから特定成分ガスを選択的に分離回収する圧力
変動吸着装置の分離性能を確認する装置において、圧縮
した複数成分含有ガスを吸着工程にある吸着塔に供給す
るガス供給流路と、吸着塔からの精製ガスを抜出す流路
及び再生工程にある吸着塔からのオフガス流路を合流す
る分離ガス混合流路とで循環流路を形成し、複数成分含
有ガスを圧縮する圧縮装置の吐出側のガス供給流路にバ
イパス流路を接続してバイパス流路に加圧した複数成分
含有ガスを貯留するガスホルダを配置し、ガスホルダの
前後のバイパス流路及び前後のバイパス流路間に位置す
るガス供給流路にそれぞれ開閉弁を設け、ガスホルダと
分離ガス混合流路とを貯留ガス供給流路で接続し、貯留
ガス供給流路に分離ガス混合流路側の圧力変動に基づい
て貯留ガスの供給・停止を制御する制御弁を設けたこと
を特徴とする圧力変動吸着装置の性能確認装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001336012A JP2003135920A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 圧力変動吸着装置の性能確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001336012A JP2003135920A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 圧力変動吸着装置の性能確認装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003135920A true JP2003135920A (ja) | 2003-05-13 |
Family
ID=19150913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001336012A Pending JP2003135920A (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 圧力変動吸着装置の性能確認装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003135920A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103112823A (zh) * | 2013-02-22 | 2013-05-22 | 四川亚连科技有限责任公司 | 一种变压吸附无动力膜分离联合分离氢气的方法及装置 |
CN113041782A (zh) * | 2021-03-15 | 2021-06-29 | 西南化工研究设计院有限公司 | 一种气体变压吸附分离提纯系统及其分离提纯方法 |
-
2001
- 2001-11-01 JP JP2001336012A patent/JP2003135920A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103112823A (zh) * | 2013-02-22 | 2013-05-22 | 四川亚连科技有限责任公司 | 一种变压吸附无动力膜分离联合分离氢气的方法及装置 |
CN113041782A (zh) * | 2021-03-15 | 2021-06-29 | 西南化工研究设计院有限公司 | 一种气体变压吸附分离提纯系统及其分离提纯方法 |
CN113041782B (zh) * | 2021-03-15 | 2021-12-17 | 西南化工研究设计院有限公司 | 一种气体变压吸附分离提纯系统及其分离提纯方法 |
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