JP2003135191A - 腰掛け具 - Google Patents

腰掛け具

Info

Publication number
JP2003135191A
JP2003135191A JP2001343618A JP2001343618A JP2003135191A JP 2003135191 A JP2003135191 A JP 2003135191A JP 2001343618 A JP2001343618 A JP 2001343618A JP 2001343618 A JP2001343618 A JP 2001343618A JP 2003135191 A JP2003135191 A JP 2003135191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
base
cover member
stool
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001343618A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Ishida
喜信 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EBISU KASEI CO Ltd
Original Assignee
EBISU KASEI CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EBISU KASEI CO Ltd filed Critical EBISU KASEI CO Ltd
Priority to JP2001343618A priority Critical patent/JP2003135191A/ja
Publication of JP2003135191A publication Critical patent/JP2003135191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C27/00Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
    • A47C27/08Fluid mattresses or cushions
    • A47C27/086Fluid mattresses or cushions with fluid-like particles, e.g. filled with beads

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用場所を問わず汎用性を高めかつ耐久性を
増す。 【解決手段】 床面2に載置されるベース台2と、この
ベース台2に載置されかつ伸張性のシート材からなる袋
体の内部に発泡ビーズを充填したクッション部3と、伸
張性のシート材からなりかつ前記クッション部を覆いし
かもこのクッション部をベース台に押しつけるカバー部
材4とを具える腰掛け具1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着座によって座面
部分が体型に沿って容易に変形する座り心地に優れる腰
掛け具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、伸縮性を有するシート材で袋体を形成するととも
に、その内部に発泡ビーズを封入したビーズクッション
が知られている。このものは、着座すると、内部の発泡
ビーズが圧の掛かる方向に流動するため、座面が体型に
沿って凹凸に変形でき、体圧分散作用を奏するなど座り
心地に優れるという利点がある。
【0003】しかしながら、このものは主に居室内で使
用されるに止まるため、例えばオフィスやショールーム
など下足で行き来するフロアー等に設置することができ
ず汎用性に欠ける。また従来のビーズクッションは、常
に同じ方向で使用していると、床面などに接する底面が
摩耗し破損を生じるなど耐久性が低いという問題があ
る。
【0004】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、着座によって座面部の形状を体型に沿
って変化させつつ、フロアー等での使用を可能とししか
も耐久性をも高め得る腰掛け具を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、床面に載置されるベース台と、このベース
台に載置されかつ伸張性のシート材からなる袋体の内部
に発泡ビーズを充填したクッション部と、伸張性のシー
ト材からなりかつ前記クッション部を覆いしかもこのク
ッション部をベース台に押しつける脱着自在なカバー部
材とを具える腰掛け具である。
【0006】前記ベース台は、例えば床面に載置される
接地面を有した小高さの脚部と、この脚部の上方で該脚
部の外周にはみ出す円盤状をなししかも上面に略球面状
で凹む凹面部を有する受け皿部とからなる杯状で形成す
ることができる。そして、カバー部材は、クッション部
とともにこの受け皿部をも覆うことが望ましい。この受
け皿部の上面には、変形したクッション部の一部が進入
しその位置ずれを防ぐ位置ずれ防止用の凹部を設けるこ
とが望ましい。
【0007】また前記カバー部材は、下端側に開口部を
有した下開放の筒部に、前記開口部を前記ベース台の例
えば前記受け皿部と脚部との段差部で締め付けする締め
付け具を設けた巾着状のものが好適に実施できる。また
カバー部材は、高さ方向の略中間部分の胴周りの長さを
他の部分の胴回り長さよりも小としたくびれ状をなすこ
とにより、クッション部の中間部分に強い締付力を付与
することが望ましい。そして、このような腰掛け具は、
少なくとも腰掛け面が略球状をなすときには形状の意外
性を有しインテリア性を高める他、着座を容易とする点
で好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づき説明する。図1は、本発明の腰掛け具の全体
斜視図、図2はその平面図、図3はその断面図、図4は
一部分解斜視図を示す。図において、本実施形態の腰掛
け具1は、床面Fに載置されるベース台2と、このベー
ス台2に載置されたクッション部3と、このクッション
部3を覆うとともに該クッション部3を前記ベース台2
に押しつけしうる脱着自在なカバー部材4とから構成さ
れており、本例では腰掛け面Aが略球状をなすものを例
示している。
【0009】このような腰掛け具1は、クッション部
3、カバー部材4がいずれも伸張性のシート材により形
成されているため、使用者が着座したときの作用力に応
じてクッション部の発泡ビーズが分散、流動し、利用者
の体型に沿った形状変化(例えば図8)をなすことによ
り、座り心地を向上できる。またベース台2は、クッシ
ョン部3の底部が直接床面と接触するのを防止して保護
することにより、腰掛け具1はフロア等で使用すること
が可能となる。またカバー部材4は、クッション部3の
表面を覆うことによってその上面ないし側面を保護で
き、しかも脱着自在にとすることによって、取り外しに
より交換、洗濯等の保守を行うことができる。またカバ
ー部材4は、クッション部3をベース台4へと押しつけ
しうる結果、クッション部3がベース台2から外れるこ
とを防止し使い勝手を高めうる。
【0010】前記ベース台2は、床面Fに載置され腰掛
け具1を安定させる部分であるため、本実施形態におい
ては実質的に変形しない硬さを有しかつ持ち運びを容易
とする低比重の材料が好適に使用される。具体的には発
泡樹脂、ゴム、木質材等が好適であり、中でも低コスト
かつ成形が容易しかも低比重である発泡樹脂が特に好ま
しい。本例のベース台2は、図3、図4に示すように、
床面Fに載置される小高さの脚部2Aと、この脚部2A
の上方で該脚部2Aの外周からはみ出す円盤状の受け皿
部2Bとを一体に具えた杯状で構成されたものを例示す
る。
【0011】図5にはベース台2をその底面側から見た
斜視図を示している。図の如く、本例の脚部2Aは、外
周部側に向かって高さhが徐々に増大し、例えば扇状の
接地面eを有する接地部2A1の複数個を等角度ピッチ
で円周方向に隔設して構成される。隣り合う接地部2A
1、2A1間には凹溝Gが形成される。このような凹溝
Gは、例えば床面Fが凹凸部を有するとき、又は配線な
どが付設されているとき、前記凹溝Gを利用して凹凸部
や配線との接触を避けることができ、接地時の安定性を
高めるのに役立つ。
【0012】また前記受け皿部2Bは、図3、図4に示
す如く、その上面に、略球面状で凹む凹面部6と、この
凹面部6を局部的に凹ませた位置ずれ防止用の凹部7と
を含むものが示される。略球面状で凹む凹面部6は、ク
ッション部3を載置した際に、該クッション部3の載置
時の安定性を高めるほか、荷重が作用したときに、より
クッション部3がベース台2との密着性が増し位置ずれ
し難くなる。また位置ずれ防止用の凹部7には、腰掛け
具1に利用者が腰掛けた際の荷重によって変形したクッ
ション部3の一部が進入し(図3にはこの状態を示
す。)、クッション部3とベース台2との相対すべりや
前後、左右方向の位置ずれを防ぐことができ、さらに使
い勝手を向上しうる。
【0013】前記クッション部3は、図3、図4に示す
如く、伸張性のシート材からなる袋体3Aの内部に発泡
ビーズ3Bを充填して形成される。伸張性のシート材と
しては、編成方法によって布に伸張性を付与したもの、
或いは、糸自体に伸張性を付与したもののいずれをも採
用することができる。編成方法によるものとしては、例
えばニット編みがあり、ステッチループの構造を変化さ
せることにより、伸張性をコントロールできる。このと
き、非伸張性の糸、例えばナイロン、レーヨン、ポリエ
ステル、アクリル等の通常の化学繊維糸、或いは天然繊
維糸が使用できる。また、糸自体に伸張性を付与したも
のとして、例えばポリウレタン弾性繊維等の高伸縮性の
弾性糸(いわゆる、スパンデックス)が知られており、
この弾性糸を用いたストレッチ織物が好適に使用でき
る。なお弾性糸は、経糸又は緯糸の何れか一方に使用し
ても良いが、方向性のない伸びを得るために、経糸およ
び緯糸の双方に使用するのが好ましい。また弾性糸とし
て、他にポリエステルとポリエーテルを共重合したも
の、或いはゴム糸等も適宜使用することができる。
【0014】また本例の袋体3Aは、図4に示すよう
に、例えば座面側となる円形の上壁部3A1と、底面側
となる円形の下壁部3A2と、これらの間を継ぐ側壁部
3A3とで囲まれた略円柱状をなす。そして、各部3A
1ないし3A3の全てが前記伸張性のシート材により形
成されている。また袋体3には、前記下壁部3A2に、
例えばファスナなどによって開閉自在なビーズ出入り口
Cを設け、ビーズの出し入れを容易としている。なおビ
ーズ出入り口Cは、例えば2重ファスナとすることによ
って発泡ビーズ3Bの漏洩などをより確実に防止するこ
とが望ましい。
【0015】前記発泡ビーズ4は、例えば、ポリスチレ
ン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポロプロピレン樹脂などの
合成樹脂を発泡させた粒体である。本発明では特に限定
されることなく種々の形状のものを使用しうるが、流動
性の点から、球状又は円柱状のもの、特に球状のものが
好適である。また発泡ビーズ3Bの発泡倍率は、例えば
25〜60倍のものが柔らかさの観点から適している。
発泡倍率が25倍未満ではやや座り心地が硬く感じられ
る傾向があり、逆に60倍を越えると、発泡ビーズ4自
体が変形して容易にへたり易くなる傾向がある。また発
泡ビーズ3Bの大きさとしては、特に限定はされない
が、好適には直径が0.5〜1.0mm、より好ましくは
0.5mm以上かつ1.0mm未満の小径の球状のものが流
動性および感触などの観点から好適である。
【0016】また発泡ビーズ3Bは、前記袋体3Aの容
積と実質的に同量ないしその1.2倍程度の充填量とす
ることが望ましい。これにより、クッション部3に張り
を与えることができ、着座による荷重が除去された後、
元の形状に復元しやすくなり、見映えを向上するのに役
立つ。なお前記発泡ビーズ3Bの充填量が袋体3Aの容
積よりも少ないと、着座後に変形した形状がそのまま保
持されるため、見映えを損ねる他、次の利用者が座り難
くなり使い勝手を損ねやすい。
【0017】次に、前記カバー部材4は、図6に示すよ
うに、下端側に開口部Oを有した下開放の筒部4Aに、
前記開口部Oを前記ベース台2に締め付けしうる締め付
け具4Bを設けた巾着状をなすものが示されている。該
筒部4Aは、クッション部3の袋体3Aと同様の伸張性
のシート材により形成されている。このため、カバー部
材4は、クッション部3とともに変形することができ
る。
【0018】前記筒部4Aの展開状態4Uを図7に示
す。図7において、筒部4Aは、クッション部3の上面
部を覆うこととなる略正方形状の上片部10と、この上
片部10の各4辺10aから外方にのびクッション部3
の側面を覆うこととなる側辺部11…とに仮想区分でき
る。
【0019】前記側片部11は、本例では、その外周縁
11bに向かって巾が徐々に減じ、再び外周縁11b側
に向かって巾が徐々に大となるくびれ状に形成されてい
る。即ち、図7において、W1>Wc、かつW2>Wc
を同時に満たしている。なおW1は上片部10の一辺1
0aの巾、W2は側片部11の外周縁11bに沿った長
さである。そして側片部11の隣り合う側縁11e、1
1e同士を互いに縫い合わせることによって、図6に示
したように、その高さ方向の略中間部分の胴周りの長さ
(4×Wc)を他の部分の胴回り長さ(上縁では4×W
1、下縁では4×W2)よりも小としたくびれ状の筒部
4Aとして形成されたものを例示している。
【0020】また前記締め付け具4Bは、本例では前記
側片部11の外周縁11bに沿って通され締め上げによ
り開口部Oを縮小させる紐体4B1と、この紐体4B1
を狭持してその状態を保持しうる固定具4B2とから構
成されたものを示す。なお締め付け具4Bは、筒部4A
の開口部Oをベース台2で締め付けしうるもので有れば
良く、上記の構成以外にもボタンやフック等を利用した
ものなど、種々のものが採用できる。
【0021】このようなカバー部材4は、ベース台2の
受け皿部2Bに載置されたクッション部3及びベース台
2の受け皿部2Bを覆うようにかぶせるとともに、前記
開口部Oをベース台2の脚部2Aと受け皿部2Bとの間
の段差部に位置させる。しかる後、締め付け具4Bの紐
体4B1を締め上げ、開口部Oをベース台2に緊着させ
るとともに、その状態で固定具4B2で紐体4B1を狭
持しロックすることができる。これにより、カバー部材
4は、クッション部2をべース台2の受け皿部2Bとと
もに覆うことにより、美観を向上しうるとともに、クッ
ション部3をベース台2へと押しつけ安定性を高めう
る。
【0022】また締め付け具4Bによる固定をより確実
とするために、例えば図5に示したように、ベース台2
の脚部2Aと受け皿部2Bとの間の段差部に円周方向に
のびる凹溝19を形成しておくことによって、カバー部
材4の開口部Oがより密にベース台2と係合し、カバー
部材4の外れや位置ずれなどを防止しうる点で好まし
い。
【0023】また図8に示すように、利用者が着座した
際、クッション部3の側面が外方へと大きく張り出す。
利用者が着座状態から立ち上がった際は、図8に一点鎖
線で示すように元の形状に復元することが望ましい。本
例のカバー部材4は、その高さ方向の中間部が前記の如
くくびれており、クッション部3の側面部分(より好適
には高さ方向の中間部分)により強い締付力を与えるこ
とができる。従って、利用者の荷重が除去されると、張
り出したクッション部3をその周囲からより強く締め付
けることで、クッション部3内の発泡ビーズ3Bを上方
へと押し上げ流動させることができ、元の形状へとより
近づけうる。このように本実施形態のカバー部材4は、
腰掛け面Aの形状復元性をより効果的に発揮しうる。
【0024】また本例の腰掛け具1は、腰掛け面Aが実
質的に球面状をなしているため、上述のようなカバー部
材4をそのまま装着すると、図9及びその平面図である
図10に示すように、筒部4Aの4隅であった部分にた
るみが生じ、外方に突出する凸部15を形成し易い。こ
のような場合、前記側片部11の側縁11e、11eの
縫い合わせ部16に該縫い合わせ部16を縮み状態へと
付勢するゴム紐等の弾性部材(図示省略)を設けておく
ことが望ましい。これにより、図9に示すように、縫い
合わせ部16に矢印方向の付勢力を作用させることがで
きるため、凸部15の原因であったたるみを減じ、図
1、図2に示すように凸部を実質的に目立たなくし、見
映えをさらに高めることができる。なおカバー部材4
を、腰掛け面Aの形状に応じて立体的に球面状に縫製す
ることも勿論可能である。
【0025】以上本発明の実施形態について詳述した
が、例えば図11に示すように、前記実施形態よりも扁
平形状として構成することもできる。また図12に示す
ようにカバー部材4を内カバー4iとその外側に配され
る外カバー4oとで構成し、2重としたときには、クッ
ション部3により強い圧縮力を作用させることができ
る。これにより、さらに形状復元性が向上する他、変形
時のカバー部材4とクッション部とのすべり性が向上
し、円滑な変形を得ることができる。また、ベース台2
を横長状とすることにより、腰掛け具を長椅子状に形成
することもできるなど、本発明は種々の態様で実施しう
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の腰掛け具
は、クッション部、カバー部材がいずれも伸張性のシー
ト材により形成されているため、使用者が着座したとき
の作用力に応じてクッション部の発泡ビーズが分散、流
動し、利用者の体型に沿った形状変化をなすことによ
り、座り心地を向上できる。またベース台は、クッショ
ン部の底部が直接床面と接触するのを防止しこれを保護
することにより、腰掛け具は場所を選ばず例えばオフィ
スやショールームなどのフロア等で使用することが可能
となる。またカバー部材は、クッション部の表面を覆う
ことによってその上面ないし側面を保護でき、しかも脱
着自在にとすることによって、取り外しにより交換、洗
濯等の保守を容易に行うことができる。またカバー部材
は、クッション部をベース台へと押しつけしうる結果、
クッション部がベース台から外れることを防止し使い勝
手をさらに高めうる。
【0027】また請求項2記載の発明のように、ベース
台は、床面に載置される接地面を有した小高さの脚部
と、この脚部の上方で該脚部の外周からはみ出ししかも
上面に略球面状で凹む凹面部を有する受け皿部とからな
る杯状をなすときには、クッション部の安定性を高め、
しかもカバー部材がこの受け皿部をも多くことによって
外観を向上しうる。また脚部を受け皿部にて隠すことも
でき、さらに意匠性を向上できる。
【0028】また請求項3記載の発明のように、前記受
け皿部の上面に、変形したクッション部の一部が進入し
その位置ずれを防ぐ位置ずれ防止用の凹部を設けたとき
には、クッション部とベース台とが強固に噛み合い両者
の相対回転や前後、左右方向の位置ずれを防ぐことがで
き、着座時の安定性を高めさらに使い心地を向上しう
る。
【0029】また請求項4記載の発明のように、前記カ
バー部材は、下端側に開口部を有した下開放の筒部に、
前記開口部を前記ベース台の受け皿部と脚部との段差部
で締め付けする締め付け具を設けた巾着状をなすときに
は、簡単な構成でクッション部とベース台とを密着させ
ることができる。
【0030】また請求項5記載の発明のように、前記カ
バー部材は、高さ方向の略中間部分の胴周りの長さを他
の部分の胴回り長さよりも小としたくびれ状をなすとき
には、クッション部の側面部に特に強い締付力を与える
ことができる。これは、利用者が立ち退いた後におい
て、クッション部の形状復元性を高めるのに役立つ。
【0031】また請求項6記載の発明のように、少なく
とも腰掛け面が略球状をなすときには、意外性を有し意
匠性を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の腰掛け具の一実施形態を示す全体斜視
図である。
【図2】その平面図である。
【図3】本実施形態の腰掛け具の断面図である。
【図4】本実施形態の腰掛け部の一部分解図である。
【図5】ベース台を底面側から見た斜視図である。
【図6】カバー部材の斜視である。
【図7】カバー部材の筒部の展開状態を示す展開図であ
る。
【図8】本発明の作用効果を説明する線図である。
【図9】本発明の他の例を示す斜視図である。
【図10】本発明の他の例を示す平面図である。
【図11】本発明の他の例を示す断面図である。
【図12】本発明の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 腰掛け具 2 ベース台 2A 脚部 2B 受け皿部 3 クッション部 3A 袋体 3B 発泡ビーズ 4 カバー部材 4A 筒部 4B 締め付け具 6 凹面部 7 位置ずれ防止用の凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面に載置されるベース台と、このベース
    台に載置されかつ伸張性のシート材からなる袋体の内部
    に発泡ビーズを充填したクッション部と、 伸張性のシート材からなりかつ前記クッション部を覆い
    しかもこのクッション部をベース台に押しつける脱着自
    在なカバー部材とを具える腰掛け具。
  2. 【請求項2】前記ベース台は、床面に載置される接地面
    を有した小高さの脚部と、この脚部の上方で該脚部の外
    周からはみ出ししかも上面に略球面状で凹む凹面部を有
    する受け皿部とからなる杯状をなすとともに、 前記カバー部材は、この受け皿部をクッション部ととも
    に覆うことを特徴とする請求項1記載の腰掛け具。
  3. 【請求項3】前記受け皿部の上面に、変形したクッショ
    ン部の一部が進入しその位置ずれを防ぐ位置ずれ防止用
    の凹部を設けたことを特徴とする請求項2記載の腰掛け
    具。
  4. 【請求項4】前記カバー部材は、下端側に開口部を有し
    た下開放の筒部に、前記開口部を前記ベース台に締め付
    けする締め付け具を設けた巾着状をなすことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の腰掛け具。
  5. 【請求項5】前記カバー部材は、前記筒部の高さ方向の
    略中間部分の胴周りの長さを他の部分の胴回り長さより
    も小としたくびれ状をなすことを特徴とする請求項4記
    載の腰掛け具。
  6. 【請求項6】少なくとも腰掛け面が略球状をなすことを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の腰掛け
    具。
  7. 【請求項7】前記発泡ビーズの直径が0.5〜1.0mm
    である請求項1乃至6のいずれかに記載の腰掛け具。
JP2001343618A 2001-11-08 2001-11-08 腰掛け具 Pending JP2003135191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001343618A JP2003135191A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 腰掛け具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001343618A JP2003135191A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 腰掛け具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003135191A true JP2003135191A (ja) 2003-05-13

Family

ID=19157277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001343618A Pending JP2003135191A (ja) 2001-11-08 2001-11-08 腰掛け具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003135191A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6899387B2 (en) 2003-07-17 2005-05-31 Nissey Kougyo Corporation Cushion
JP2005198856A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Ebisu Kasei Co Ltd クッション体
JP2005230137A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Ebisu Kasei Co Ltd クッション体
JP2014069042A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Toyama Prefecture 形状可変マット
KR20160119059A (ko) * 2013-11-27 2016-10-12 요기보 엘엘씨 신규한 기능성 지지 베개 및 이의 제조방법
KR20180042547A (ko) * 2016-10-18 2018-04-26 현대자동차주식회사 미립자 재밍을 이용한 체형 맞춤형 시트폼 조절 장치 및 방법
JP2021048932A (ja) * 2019-09-22 2021-04-01 加藤 博和 疼痛の除去マット

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6899387B2 (en) 2003-07-17 2005-05-31 Nissey Kougyo Corporation Cushion
JP2005198856A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Ebisu Kasei Co Ltd クッション体
JP2005230137A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Ebisu Kasei Co Ltd クッション体
JP2014069042A (ja) * 2012-10-02 2014-04-21 Toyama Prefecture 形状可変マット
KR20160119059A (ko) * 2013-11-27 2016-10-12 요기보 엘엘씨 신규한 기능성 지지 베개 및 이의 제조방법
JP2017505152A (ja) * 2013-11-27 2017-02-16 ヨギボ リミテッド ライアビリティ カンパニー 新規の機能的支持クッションおよびその作製方法
US10869558B2 (en) 2013-11-27 2020-12-22 Yogibo Llc Functionally supportive pillows and methods of preparation thereof
KR102383933B1 (ko) * 2013-11-27 2022-04-08 요기보 엘엘씨 신규한 기능성 지지 베개 및 이의 제조방법
KR20180042547A (ko) * 2016-10-18 2018-04-26 현대자동차주식회사 미립자 재밍을 이용한 체형 맞춤형 시트폼 조절 장치 및 방법
JP2021048932A (ja) * 2019-09-22 2021-04-01 加藤 博和 疼痛の除去マット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2561262C (en) Body support, comfort device
US11707135B2 (en) Frameless furniture assembly
US7377585B2 (en) Slipcover with integrated padded and decorative component
JP3782254B2 (ja) エアマッサージ機
US7000276B2 (en) Body support surface comfort device
EP1450649B1 (en) Stretch slipcovers
US6334227B1 (en) Seat
JP2003135191A (ja) 腰掛け具
EP1946679A1 (en) Mattress and upholstery covers
KR20110005545A (ko) 의자용 좌판
JP4173675B2 (ja) クッション材
JP2022076314A (ja) 椅子の張地の取付構造
JP2006334138A (ja) 乳児用椅子
JP3233327U (ja) ソファ
JP3163626U (ja) 座布団
JP2017202285A (ja) クッションセット
JP3168968U (ja) ビーズクッション
CN216651835U (zh) 一种沙发腰枕
JP3100276U (ja) ビーズクッションソファ
JP2000166709A (ja) 体圧対応ソファー兼用マットレス
EP2923611A1 (en) Cushion
KR200389617Y1 (ko) 쿠션
JPH0928512A (ja) エア−マットレス
RU2093057C1 (ru) Предмет мягкой мебели
JP3081750U (ja) ビーズクッション

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20061113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070424