JP2017505152A - 新規の機能的支持クッションおよびその作製方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルトの動的応答組合せを備える機能的支持クッションであって、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるようになっている、機能的支持クッションに関する。

Description

[関連出願]
本願は、2013年11月27日に出願された米国仮特許出願第61/910,031号の優先権の利得を主張し、その全体が、参照することによってここに含まれるものとする。
心地よさと支持とのバランスは、長い間にわたって家具設計の目標として求められてきている。ソファ、椅子、付属品、およびクッションの発展は、すべて家具を用いるユーザーの心地よさを、十分な支持を維持しながら、高めることに向けられてきている、心地よさは、主観的な品質であるが、一般的に、家具物品の体適合性を高めることによって、達成されることになる。
通常のクッションおよび枕は、この必要な支持および構造的一体性をもたらすことができない。さらに、元からあるビーンバッグチェアが検討されたが、該ビーンバッグチェアは、クッションと呼ばれるものに適するほど十分に大きい支持をもたらすことができなかった。また、元からあるビーンバッグをクッションの心地よさを維持しながら高められた支持を有するように改良するために、さらに多くの試みがなされてきたが、耐久性のある機能的支持クッションをもたらすことに成功しなかった。このような理由から、クッションの心地よさを維持しながら、ユーザーに対して高められた支持をもたらす耐久性のある心地よい機能的支持クッションが必要とされている。
本発明は、本明細書に記載される特別の要素の組合せによってのみもたらされる新規の独創的な機能的支持クッションを提供するものである。この機能的支持クッションは、種々の形態、例えば、着座、横臥、リクライニング、などの形態で用いることができる独自の改良された体適合性かつ人間工学的支持をもたらすことができる。具体的には、本発明は、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える機能的支持クッションであって、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるようになっている、機能的支持クッションに関する。
一態様によれば、本発明は、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える機能的支持クッションであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されており、
内側コアは、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、外側シェルの内側に配置されている、機能的支持クッションを提供することになる。
他の態様によれば、本発明は、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える耐環境性(ER)機能的支持クッションであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた積層された第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されており、
内側コアは、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、外側シェルの内側に配置されている、耐環境性(ER)機能的支持クッションを提供することになる。
さらに他の態様によれば、本発明は、ビーズ材料が封入された2つ以上の内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える多コア(MC)機能的支持クッションであって、
(a)内側コアは、各々、ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアの全てを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された1つまたは複数の繊維を含んでおり、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子を含んでおり、
内側コアは、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、外側シェルの内側に配置されている、多コア(MC)機能的支持クッションを提供することになる。
本発明の他の態様は、本発明の機能的支持クッションを作製する方法であって、
ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
ステップと、
内側コア、ビーズ材料、および外側シェルを得るステップと、
ビーズ材料を内側コアの内側に封入するステップと、
内側コアを外側シェルの内側に配置するステップと、
を含み、
内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法を提供することになる。
他の態様では、本発明は、本発明の機能的支持クッションを作製する方法であって、
ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた積層された第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
ステップと、
内側コア、ビーズ材料、および外側シェルを得るステップと、
ビーズ材料を内側コアの内側に封入するステップと、
内側コアを外側シェルの内側に配置するステップと、
を含み、
内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法を提供することになる。
他の態様では、本発明は、本発明の機能的支持クッションを作製する方法であって、
ビーズ材料が封入された2つ以上の内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
ステップと、
内側コア、ビーズ材料、および外側シェルを得るステップと、
ビーズ材料を内側コアの内側に封入するステップと、
内側コアを外側シェルの内側に配置するステップと、
を含み、
内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法を提供することになる。
図1A、1B、1Cは、それぞれ、異なる体適合率:0%、70%、および100%を描く画像を示す図である。 トリコット布地のトリコット構成の技術上の表面および技術上の裏面を示す2つの画像であって、トリコット構成が、技術上の表面において布地の編み方向にウエール(縫目)を有し、技術上の裏面において横方向に向うウエールを有することによって特定されている、2つの画像を示す図である。
本発明は、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える機能的支持クッションであって、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるようになっている、機能的支持クッションに関する。
クッションおよびその作製方法を含む本発明は、便宜上、以下の定義に関連して記載されることになる。別段の定めがない限り、本明細書に用いられる下記の用語は、以下のように定義されるものとする。
I.定義
本明細書に用いられる場合、本発明の文脈(特に、請求項の文脈)において用いられる語「a」、「an」、「the」および同様の語は、本明細書において別段の定めがない限り、または文脈によって明らかな矛盾が生じない限り、単数形およぶ複数形の両方を含むと解釈されるべきである。
本明細書に用いられる「機能的支持(functionally supportive)」という語句は、50%を越える体適合度を有する本発明のクッションを表すものである。
本明細書に用いられる「機能支持(functional support)」という語句は、クッションの体適合のレベルまたは程度を表すものである。例えば、本発明のクッションは、それらの増大した体適合度に基づく高められた機能支持(functional support)を有している。
本明細書に用いられる「体適合度(body conformation)」という語句は、種々の体位において体支持材料内に沈んだユーザーの体湾曲部の(例えば、百分率によって表される)大きさを表すものである。体適合度を測定する尺度は、0%と100%との間にあり、0%は、例えば、人体が木板または床のような平坦な面上に横臥した状態を指し、100%は、例えば、人体が水中に沈み、水が人体の湾曲部の全てを満たした状態を指している。図1は、体適合の程度の理解にさらなる明瞭さをもたらすものであり、図において、それぞれの程度の体適合の状態にある本発明の機能的支持クッションが示されている。
本明細書に用いられる「動的応答組合せ(dynamically responsive combination)」という語句は、本発明のクッションへの圧力付加に基づいて該クッションによってもたらされる機能支持への組合せ効果を表すものである。動的応答は、例えば、本発明のクッションにおいて、クッションへの圧力の付加、例えば、ユーザーの一定圧力に応じて剛性的な機能的支持形態をもたらし、あるいはこの一定圧力が除かれたときにビーズ材料の内部流動を生じさせる復帰をもたらすことになる。
本明細書に用いられる「伸縮性(stretchy)」という語句は、布地が、布地を構成する糸が布地を損傷させることなく引っ張れることを可能にすると共に布地が元の状態に跳ね返るかまたは復帰することを可能にする程度まで、2点間において引っ張られたときの布地の弾性特性を表すものである。さらに、最大伸張は、2点間において最大限まで引っ張られたときの布地の状態である。本発明では、布地は、布地を構成する糸が布地を損傷させることなく最大伸張まで引っ張られることを可能にし、かつ最大限まで拡張したバネが解放されたときに後退するのと同じように、布地が元の状態に弾性的に戻ることを可能にするようになっている。
本明細書に用いられる、例えば、「(consisting of)」の表現における「〜からなる(consisting)」という語句は、記載されている内容によって制限される構成要素を規定するために用いられ、従って、非限定群を表すために本明細書に用いられる「〜を備える(comprising)」という用語の使用と対照的に、非限定用語(open term)ではない。しかし、「〜からなる群から選択される(selected from the group consisting of)」という語句は、米国特許法から理解されるように、標準的な非限定的意味を有している。
本明細書に用いられる「高耐久性のある(highly durable)」という用語は、年単位の期間にわたって品質が劣化しない物品寿命の長さを表すものである。例えば、本発明のクッションの高められた耐久性は、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルに対して選択された特定材料の組合せから得られるようになっている。
本明細書に用いられる「機能化されるように処理される(treated to functionalize)」という語句は、布地材料に追加的な機能をもたらす処理、具体的には、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤などによる化学処理によって、布地材料を仕上げるある特定のプロセスを表すものである。
本明細書に用いられる「丸形状微粒子(rounded particulates)」という語句は、丸形状または略丸形状(すなわち、完全に丸形ではない形状)を有するビーズ粒子を表すものである。
本明細書に用いられる「自由流動(free flow movement)」という語句は、付加される圧力が存在していないときにビーズ材料の容易な自由運動が存在するときのビーズ材料の特性を表すものである。いくつかの実施形態では、この自由流動は、ビーズ材料の低摩擦係数によってもたらされるようになっている。
本明細書に用いられる「所定形状(predefined shape)」という語句は、意図された目的、例えば、使用または設計に備えるために予め選択された三次元形状を表すものである。
II.本発明の機能的支持クッション
本発明は、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとを備える機能的支持クッションであって、これらの要素の組合せが付加された加圧力に対する動的応答をクッションにもたらすようになっている、機能的支持クッションを提供するものである。具体的には、この新しい考えは、種々の着座体位、横臥体位、リクライニング体位、などに用いられ独自の体適合性かつ人間工学的支持性を生み出すクッション設計をもたらす、前述の特定要素の組合せに関する。さらに、本発明のクッションは、50%を越える体適合度をもたらすものである。
本発明の機能的支持クッションは、本発明の動的応答組合せを有していない周知の実施形態と比較して、高められた耐久性をもたらすことになる。本発明のクッションの機能的支持性に付随するこの高められた耐久性をもたらすのは、封入されたビーズと内側コアおよび外側シェルに用いられる伸縮性のある耐久性材料との組合せである。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、ユーザーによって、例えば、正座する椅子形態で利用されてもよい。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、ユーザーによって、例えば、ある角度でリラックスして座るリクライニング形態で利用されてもよい。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、ユーザーによって、例えば、横臥するベッド形態で利用されてもよい。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、ユーザーによって、マットレスおよび/またはベッド形態で利用されてもよい。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、ユーザーによって、寝椅子形態で利用されてもよい。
また、本発明の機能的支持クッションは、空間効率が良い。すなわち、クッションの構造的一体性によって、クッションを直立させて貯蔵し、クッションを貯蔵するのに必要な空間を縮小することができる。クッションが最大寸法を垂直に配向させて配置されるいくつかの実施形態では、クッションは、4ft(フィート)の空間しか占有しないことになるだろう。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、20lb(ポンド)未満の重量を有している。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、40lb未満の重量を有している。
本発明の機能的支持クッションは、特殊要求ユーザーを支持するのにも有用である。このような特殊要求ユーザーの例として、例えば、該クッション上に腹這いになることができる妊婦;例えば、カイロプラクターによる背後サポートの必要性が事前に確認されているユーザー;整形外科的な問題を有することが確認されているユーザー;感覚上の問題を有するユーザー;および障害を有するユーザーが挙げられる。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、アロマセラピー成分を含んでいてもよく、いくらかの芳香/香気が取扱い時またはクッションへの圧力付加時に放出されるようになっていてもよい。
いくつかの実施形態では、本発明の機能的支持クッションは、加熱要素を備えていてもよい。特定の実施形態では、加熱要素は、材料の一体部分としてクッション内に内蔵されている。他の特定の実施形態では、加熱要素は、別体の要素である。
本発明の多くの実施形態、例えば、動的応答組合せ実施形態、耐環境性実施形態、および多コア実施形態が、検討されている。
A.動的応答(DR)組合せ
従って、本発明の一実施形態は ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える機能的支持クッションであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されており、
内側コアは、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、外側シェルの内側に配置されている、機能的支持クッションを提供することになる。
本発明のいくつかの実施形態では、クッションは、70−80%の体適合度を達成するようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、機能的支持クッションは、繰り返される圧力の付加に対して高耐久性を有している。
本発明のいくつかの実施形態では、付加圧力は、人の一定体重である。
いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、効用に基づいて所定形状に形作られるようになっている。
第1の布地材料は、所望の機能を達成するクッショの能力を実質的に制限しないどのような形状に形作られていてもよい。第2の布地材料は、内側コアを含むように形作られている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)に示されているクッションと同等になるように形作られている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの幅が30cmから200cmの範囲内にある、形状を備えている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、クッションの最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの長さが30cmから200cmの範囲内にある、形状を備えている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの高さが15cmから70cmの範囲内にある、形状を備えている。
いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30cmから100cmの直径範囲および10cmから30cmの高さ範囲から選択された丸形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、60cmから200cmの幅範囲、90cmから200cmの長さ範囲、および15cmから60cmの高さ範囲から選択された矩形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30×30×30cmから90×90×90cmの範囲および15cmから25cmの高さ範囲から選択された三角形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30cmから100cmの幅範囲、30cmから120cmの長さ範囲、および10cmから40cmの厚み範囲から選択されたU字形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、20cmから50cmの直径範囲および40cmから300cmの長さ範囲から選択されたロール形状(または円筒形)である。
いくつかの実施形態では、クッションの寸法は、以下の1つから選択されている。
丸形:
直径30cm、高さ12cm、または
直径45cm、高さ15cm
矩形(W×L×H):
60×70×14cm、
80×93×50cm、
78×150×60cm、
78×170×60cm、
60×60×40cm、
40×40×30cm、または
40×40×10cm
U字形(W×L×H):
83×93×28cm、または
34×31×11cm
ロール(L×D):
220×20cm、
170×30cm、
80×18cm、または
33×15cm
60°三角形:
40×40×40cm
いくつかの実施形態では、クッションの寸法は、以下の1つから選択されていない。
丸形:
直径30、高さ12cm、または
直径45、高さ15cm
矩形(W×L×H)
60×70×14cm、
80×93×50cm、
78×150×60cm、
78×170×60cm、
60×60×40cm、
40×40×30cm、または
40×40×10cm
U字形(W×L×H)
83×93×28cm、または
34×31×11cm
ロール(L×D)
220×20cm、
170×30cm、
80×18cm、または
33×15cm
60°三角形:
40×40×40cm
i.内側コア
内側コアを画定する第1の布地材料は、ここに記載されるビーズ材料、例えば、EPSビーズを含む内層として機能するものである。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、非丸編み布地である。非丸編みは、内側コアと外側シェルとの組合せの強度および耐久性を高めることになる。いくつかの実施形態では、第1の布地は、例えば、任意のトリコット構成を有するトリコット布地、例えば、技術上の表面において布地の編み方向にウエール(編目)を有し、技術上の裏面において横方向に向うウエールを有することによって特定されるサテントリコットである。表面および裏面における構成の差は、図2に示されている。
第1の布地材料を構成する糸は、どのような合成材料、例えば、一種または複数種の合成繊維からなるどのような種類の編糸であってもよく、一種または複数種の合成繊維は、どのような組合せによるどのような太さを有していてもよく、どのような比率でどのように混合されていてもよい。いくつかの実施形態では、第1の材料は、150デニールのポリエステルおよび70デニール(78DTex)のスパンデックス、例えば、デュポン社のLycra(登録商標)から構成されている。糸混合および材料混合は、考えられるどのような種類の糸がどのような比率で混合されてもよく、例えば、92%ポリエステルおよび8%Lycraスパンデックスとすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、任意の種類のトリコット編機またはラッセル編機のいずれかによって、任意の考えられる構成:ゲージ、幅、ニードルバーの数、ガイドバーの数、および(直接駆動または別駆動される)ビームの数に基づいて、作製/編成されるようになっている。特定の実施形態では、第1の布地材料は、古典的なトリコット編機によって、サテントリコット編みに設定された28ゲージ(ニードル数/インチ)に基づいて、編成されるようになっている
本発明のいくつかの実施形態では、内側コアは、縫込みによって所定形状に形作られている。
本発明のいくつかの実施形態では、内側コアは、ジッパーを備えている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、トリコット布地である。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、92%ポリエステル糸と8%Lycraスパンデックス糸との糸混合比を有している。
第1の布地材料は、どのような染色機器または捺染機器において、第1の布地材料の品質に著しい影響を及ぼさない限り、どのような市販の適切な染料、例えば、任意の一般式および組成の分散染料によって、どのような考えられるプロセスに基づいて、どのような色に染色されてもよい。いくつかの実施形態では、第1の布地材料を機能化させる処理による第1の布地材料の仕上げの例として、例えば、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤による1つまたは複数の化学処理が挙げられる。いくつかの実施形態では、穏やかな処理方法が利用されるようになっている。いくつかの実施形態では、染色プロセスは、ジェット染色機を用いないようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、例えば、処理が第1の布地材料の品質に著しく影響を及ぼさない限り、該処理によって機能化されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種また複数種から選択された作用剤によって機能化されるように、処理されている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、難燃剤、例えば、Pyrovatex SVC(登録商標)によって機能化されるように処理されている。難燃処理は、技術告示CA117セクション‘e’規格に準じて、どのような工業規格材料、例えば、HuntsmanによるPyrovatex SVC(登録商標)によって行なわれてもよい。
内側コア用の第1の布地材料の作製において、布地を固定および寸法決めするステップは、例えば、染色および仕上げのプロセスのどの段階において行なわれてもよいが、300°Fを越えるべきではない。いくつかの実施形態では、布地を固定および寸法決めするステップは、洗浄の後かつ染色の前に行なわれるようになっている。
布地の固定および寸法決めは、伸張および引張、タイミング、期間、および幅のぞれぞれの設定の考えられるどのような条件下において行なわれてもよいが、熱レベルは、300°Fを越えるべきではない。
幅寸法決めは、用いられた編機サイズに依存して決定されることになる。いくつかの実施形態では、編機の巻取り時における第1の布地材料の布地幅は、155−160cmであり、寸法決めは、160−165cmの最終幅に設定されている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料の最終的重量は、(工業規格に基づく緩和した布地に対して測定される)200GSM(登録商標)(g/m)から210GSMの間にある。
本発明のいくつかの実施形態では、布地の最終的最大伸縮は、編み方向において少なくとも120%に達し、側方向において80%に達するようになっている。
第1の布地材料は、以下のステップ、すなわち、編成、洗浄、固定、寸法決め、染色、および仕上げ加工の1つまたは複数によって、作製されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、第2の布地材料と同一ではない。
ii.外側シェル
外側シェルを画定する第2の布地材料は、本発明の機能的支持クッションの外層として機能するものである。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、丸編み布地である。
第2の布地材料を構成する糸は、任意の材料からなる任意の種類の編糸であってもよく、任意の種類の編糸は、どのような組合せによるどのような太さを有していてもよく、どのような比率でどのように混合されていてもよい。いくつかの実施形態では、第1の材料は、30Nec(英国式番手)極細等級のコーマコットンおよび70デニール(78DTex)のスパンデックス、例えば、デュポン社のLycra(登録商標)から構成されている。糸混合および材料混合は、考えられるどのような種類の糸がどのような比率で混合されてもよく、例えば、88.5%コットンおよび11.5%Lycra(登録商標)スパンデックス(約89%のコットンおよび11%のスパンデックス)とすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、任意の直径を有する任意の種類の丸編機(すなわち、シングルジャージ丸編機、リブ丸編機、トリコット丸編機、など)によって、任意のパターン設定、カム組合せ、ニードルトラックの数、フィーダーの数、糸張力制御、ならびに任意のゲージ(ニードル密度)を有する任意の種類のジャカード柄に基づいて、作製/編成されるようになっている。特定の実施形態では、第2の布地材料は、28ゲージシングルジャージ編みに設定された30インチ直径の編機を用いて、専用の調整可能なスパンデックスフィーダーと連携する2640本または2660本のニードルによって、編成されるようになっている。
本発明の代替的実施形態では、第2の布地材料は、例えば、24Nec(メートル番手)のコットン糸および70デニールのLycra を91.5%/8.5%の比率で含む混合糸を用いて、24ゲージ編機によって作製されるようになっている。
糸消費は、前述の編機が許容するどのような考えられる値に設定されてもよい。いくつかの実施形態では、コットンの編目間長さは、2.7mmであり、スパンデックスの編目間長さは、0.88mmである。消費は、前述の編機におけるニードルの数および(m/回転として測定される)ニードルの数と編目間長さとの積に基づいて計算されるとよい。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、88.5%コットン糸と11.5%スパンデックス糸との糸混合比を含んでいる。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、一種または複数種の繊維からなっている。本発明の特定の実施形態では、第2の布地材料は、第1の布地材料と同じである。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、縫込みによって所定形状に形作られている。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、ジッパーを備えている。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、機械洗濯が可能になっている
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、14種の色に着色されるようになっている。
第2の布地材料は、どのような染色機器または捺染機器において、第2の布地材料の品質に著しい影響を及ぼさない限り、どのような市販の適切な染料、例えば、任意の一般式および組成を有する合成繊維用分散染料またはコットン含有繊維用反応性染料によって、どのような考えられるプロセスに基づいて、どのような色に染色されてもよい。いくつかの実施形態では、第2の布地材料を機能化させる処理によるコットンを含有する第2の布地材料の仕上げの例として、例えば、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤による1つまたは複数の化学処理が挙げられる。いくつかの実施形態では、第2の布地材料を機能化させる処理による合成繊維の第2の布地材料の仕上げの例として、例えば、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤による1つまたは複数の化学処理が挙げられる。いくつかの実施形態では、穏やかな処理方法が利用されるようになっている。いくつかの実施形態では、染色プロセスは、ジェット染色機を用いないようになっている。
内側コア用の第2の布地材料の作製において、布地を固定および寸法決めするステップは、例えば、染色および仕上げのプロセスのどの段階において行なわれてもよいが、300°Fを越えるべきではない。いくつかの実施形態では、布地を固定および寸法決めするステップは、洗浄の後かつ染色の前に行なわれるようになっている。
布地の固定および寸法決めは、伸張および引張、タイミング、期間、および幅のそれぞれの設定の考えられるどのような条件下においてなされてもよいが、熱レベルは、300°Fを越えるべきではない。
幅寸法決めは、用いられた編機サイズに依存して決定されることになる。いくつかの実施形態では、第2の布地材料の布地幅は、190℃にある45秒内に160cmの幅に寸法決めされるようになっている。特定の実施形態では、第2の布地材料は、水および油に対する反発性をもたらすために疎水性シリコンによって仕上げられるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、染色前または仕上げ前の第2の布地材料の重量(切断後に編機から直接重量測定される重量)は、約260GSM(g/m)である。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料の最終的重量は、(工業規格に基づく緩和した布地に対して測定される)280GSM(g/m)から300GSMの間にある。
本発明のいくつかの実施形態では、布地の最終的最大伸張は、少なくとも100%、すなわち、元の非伸張材料の寸法の2倍に達することになる。
iii.ビーズ材料
ビーズ材料は、内側コア内に含まれており、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の丸形状微粒子から構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料は、内側コアの最大容積の80%超を満たすようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料は、内側コアの最大容積の90%超を満たすようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料粒子は、0.5mmから5mmの範囲内の直径にあり、例えば、種々の大きさの混合粒子であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料微粒子は、発泡ポリスチレン(EPS)Styrofoamビーズ、例えば、工業規格EPSビーズである。ビーズの大きさは、任意であり、例えば、0.5mmから5mmの間にあればよく、異なる大きさのビーズが混合されていてもよい。周知の工業的な大きさは、タイプBおよびタイプCビーズであり、これらの各々がここで用いられてもよい。
B.耐環境性(ER)実施形態
他の実施形態では、本発明は、耐環境性(ER)機能的支持クッションを提供することになる。これらのクッションは、もし手段が施されていなかったなら、未修正の動的応答(DR)組合せを劣化、破壊、損傷または危険に晒すことになる1つまたは複数の環境条件または環境要素による劣化、破壊、損傷、または危険に対する耐性を有している。いくつかの実施形態では、これらのクッションは、湿気、紫外線、ペット損傷、温度、またはこれらの任意の組合せからなる群から選択された環境条件または環境要素による劣化、破壊、損傷、または危険に対する(完全または部分的)耐性を有している。
本発明の耐環境性(ER)機能的支持クッションは、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた積層された第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されており、
内側コアは、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、外側シェルの内側に配置されている、動的応答組合せを備えている。
代替的実施形態では、本発明の耐環境性(ER)機能的支持クッションは、ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されており、
内側コアは、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、外側シェルの内側に配置されている、動的応答組合せを備えている。いくつかの実施形態では、第2の布地材料は、一種または複数種の合成繊維、例えば、一種または複数種の積層された合成繊維である。
本発明のいくつかの実施形態では、クッションは、60−70%の体適合度を達成するようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、機能的支持クッションは、繰り返される圧力の付加に対して高耐久性を有している。
本発明のいくつかの実施形態では、付加圧力は、人の一定体重である。
第1の布地材料は、所望の機能を達成するクッショの能力を実質的に制限しないどのような形状に形作られていてもよい。第2の布地材料は、内側コアを含むように形作られている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)に示されているクッションと同等になるように形作られている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの幅が30cmから200cmの範囲内にある、形状を備えている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、クッションの最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの長さが30cmから200cmの範囲内にある、形状を備えている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの高さが15cmから70cmの範囲内にある、形状を備えている。
いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30cmから100cmの直径範囲および10cmから30cmの高さ範囲から選択された丸形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、60cmから200cmの幅範囲、90cmから200cmの長さ範囲、および15cmから60cmの高さ範囲から選択された矩形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30×30××30cmから90×90×90cmの範囲および15cmから25cmの高さ範囲から選択された三角形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30cmから100cmの幅範囲、30cmから120cmの長さ範囲、および10cmから40cmの厚み範囲から選択されたU字形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、20cmから50cmの直径範囲および40cmから300cmの長さ範囲から選択されたロール形状である。
いくつかの実施形態では、クッションの寸法は、以下の1つから選択されている。
丸形:
直径30cm、高さ12cm、または
直径45cm、高さ15cm
矩形(W×L×H):
60×70×14cm、
80×93×50cm、
78×150×60cm、
78×170×60cm、
60×60×40cm、
40×40×30cm、または
40×40×10cm
U字形(W×L×H):
83×93×28cm、または
34×31×11cm
ロール(L×D):
220×20cm、
170×30cm、
80×18cm、または
33×15cm
60°三角形:
40×40×40cm
いくつかの実施形態では、クッションの寸法は、以下の1つから選択されていない。
丸形:
直径30cm、高さ12cm、または
直径45cm、高さ15cm
矩形(W×L×H)
60×70×14cm、
80×93×50cm、
78×150×60cm、
78×170×60cm、
60×60×40cm、
40×40×30cm、または
40×40×10cm
U字形(W×L×H)
83×93×28cm、または
34×31×11cm
ロール(L×D)
220×20cm、
170×30cm、
80×18cm、または
33×15cm
60°三角形状:
40×40×40cm
i.内側コア
内側コアを画定する第1の布地材料は、ここに記載されるビーズ材料、例えば、EPSビーズを含む内層として機能するものである。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、非丸編み布地である。非丸編みは、内側コアと外側シェルとの組合せの強度および耐久性を高めることになる。いくつかの実施形態では、第1の布地は、例えば、任意のトリコット構成を有するトリコット布地、例えば、技術上の表面において布地の編み方向にウエール(編目)を有し、技術上の裏面において横方向に向うウエールを有することによって特定されるサテントリコットである。表面および裏面における構成の差は、図2に示されている。
第1の布地材料を構成する糸は、どのような合成材料、例えば、一種または複数種の合成繊維からなるどのような種類の編糸であってもよく、一種または複数種の合成繊維は、どのような組合せによるどのような太さを有していてもよく、どのような比率でどのように混合されていてもよい。いくつかの実施形態では、第1の材料は、150デニールのポリエステルおよび70デニール(78DTex)のスパンデックス、例えば、デュポン社のLycra(登録商標)から構成されている。糸混合および材料混合は、考えられるどのような種類の糸がどのような比率で混合されてもよく、例えば、92%ポリエステルおよび8%Lycraスパンデックスとすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、任意の種類のトリコット編機またはラッセル編機のいずれかによって、任意の考えられる構成:ゲージ、幅、ニードルバーの数、ガイドバーの数、および(直接駆動または別駆動される)ビームの数に基づいて、作製/編成されるようになっている。特定の実施形態では、第1の布地材料は、古典的なトリコット編機によって、サテントリコット編みに設定された28ゲージ(ニードル数/インチ)に基づいて、編成されるようになっている
本発明のいくつかの実施形態では、内側コアは、縫込みによって所定形状に形作られている。
本発明のいくつかの実施形態では、内側コアは、ジッパーを備えている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、トリコット布地である。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、92%ポリエステル糸と8%Lycraスパンデックス糸との糸混合比を含んでいる。
第1の布地材料は、どのような染色機器または捺染機器において、第1の布地材料の品質に著しい影響を及ぼさない限り、どのような市販の適切な染料、例えば、任意の一般式および組成の分散染料によって、どのような考えられるプロセスに基づいて、どのような色に染色されてもよい。いくつかの実施形態では、第1の布地材料を機能化させる処理による第1の布地材料の仕上げの例として、例えば、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤による1つまたは複数の化学処理が挙げられる。いくつかの実施形態では、穏やかな処理方法が利用されるようになっている。いくつかの実施形態では、染色プロセスは、ジェット染色機を用いないようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、例えば、処理が第1の布地材料の品質に著しく影響を及ぼさない限り、該処理によって機能化されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種また複数種から選択された作用剤によって機能化されるように、処理されている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、難燃剤、例えば、Pyrovatex SVC(登録商標)によって機能化されるように処理されている。難燃処理は、技術告示CA117セクション‘e’規格に準じて、どのような工業規格材料、例えば、HuntsmanによるPyrovatex SVC(登録商標)によって行なわれてもよい。
内側コア用の第1の布地材料の作製において、布地を固定および寸法決めするステップは、例えば、染色および仕上げのプロセスのどの段階において行なわれてもよいが、300°Fを越えるべきではない。いくつかの実施形態では、布地を固定および寸法決めするステップは、洗浄の後かつ染色の前に行なわれるようになっている。
布地の固定および寸法決めは、伸張および引張、タイミング、期間、および幅のそれぞれの設定の考えられるどのような条件下において行なわれてもよいが、熱レベルは、300°Fを越えるべきではない。
幅寸法決めは、用いられた編機サイズに依存して決定されることになる。いくつかの実施形態では、編機の巻取り時における第1の布地材料の布地幅は、155−160cmであり、寸法決めは、160−165cmの最終幅に設定されている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料の最終的重量は、(工業規格に基づく緩和した布地に対して測定される)200GSM(g/m)から210GSMの間にある。
本発明のいくつかの実施形態では、布地の最終的最大伸縮は、編み方向において少なくとも120%に達し、側方向において80%に達するようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、第2の布地材料と同一ではない。
ii.外側シェル
外側シェルを画定する第2の布地材料は、本発明の機能的支持クッションの外層として機能するものである。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、第1の布地材料と同一である。
a.積層された内側コア/積層されていない外側シェル
第1の材料が積層される本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、丸編み布地であるとよい。
第2の布地材料を構成する糸は、任意の材料からなる任意の種類の編糸であってもよく、任意の種類の編糸は、どのような組合せによるどのような太さを有していてもよく、どのような比率でどのように混合されていてもよい。いくつかの実施形態では、第1の材料は、30Nec(英国式番手)極細等級のコーマコットンおよび70デニール(78DTex)のスパンデックス、例えば、デュポン社のLycra(登録商標)から構成されている。糸混合および材料混合は、考えられるどのような種類の糸がどのような比率で混合されてもよく、例えば、88.5%コットンおよび11.5%Lycra(登録商標)スパンデックス(約89%のコットンおよび11%のスパンデックス)とすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、任意の直径を有する任意の種類の丸編機(すなわち、シングルジャージ丸編機、リブ丸編機、トリコット丸編機、など)によって、任意のパターン設定、カム組合せ、ニードルトラックの数、フィーダーの数、糸張力制御、ならびに任意のゲージ(ニードル密度)を有する任意の種類のジャカード柄に基づいて、作製/編成されるようになっている。特定の実施形態では、第2の布地材料は、28ゲージシングルジャージ編みに設定された30インチ直径の編機を用いて、専用の調整可能なスパンデックスフィーダーと連携する2640本または2660本のニードルによって、編成されるようになっている。
本発明の代替的実施形態では、第2の布地材料は、例えば、24Nec(メートル番手)のコットン糸および70デニールのLycra を91.5%/8.5%の比率で含む混合糸を用いて、24ゲージ編機によって作製されるようになっている。
糸消費は、前述の編機が許容するどのような考えられる値に設定されてもよい。いくつかの実施形態では、コットンの編目間長さは、2.7mmであり、スパンデックスの編目間長さは、0.88mmである。消費は、前述の編機におけるニードルの数および(m/回転として測定される)ニードルの数と編目間長さとの積に基づいて計算されるとよい。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、88.5%コットン糸と11.5%スパンデックス糸との糸混合比を含んでいる。
b.積層された外側シェル
本発明のいくつかの実施形態では、第2の材料は、一種または複数種の合成繊維からなっている。本発明の特定の実施形態では、第2の布地材料は、第1の布地材料と同じである。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、非丸編み布地である。いくつかの実施形態では、第2の布地は、例えば、任意のトリコット構成を有するトリコット布地、例えば、技術上の表面において布地の編み方向にウエール(編目)を有する一方、技術上の裏面において横方向に向うウエールを有することによって特定されるサテントリコットである。表面および裏面における構成の差は、図2に示されている。
第2の布地材料を構成する糸は、どのような合成材料、例えば、一種または複数種の合成繊維からなるどのような種類の編糸であってもよく、一種または複数種の合成繊維は、どのような組合せによるどのような太さを有していてもよく、どのような比率でどのように混合されていてもよい。いくつかの実施形態では、第2の布地材料は、150デニールのポリエステルおよび70デニール(78DTex)のスパンデックス、例えば、デュポン社のLycra(登録商標)から構成されている。糸混合および材料混合は、考えられるどのような種類の糸がどのような比率で混合されてもよく、例えば、92%ポリエステルおよび8%Lycraスパンデックスとすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、任意の種類のトリコット編機またはラッセル編機のいずれかによって、任意の考えられる構成:ゲージ、幅、ニードルバーの数、ガイドバーの数、および(直接駆動または別駆動される)ビームの数に基づいて、作製/編成されるようになっている。特定の実施形態では、第2の布地材料は、古典的なトリコット編機によって、サテントリコット編みに設定された28ゲージ(ニードル数/インチ)に基づいて、編成されるようになっている
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、縫込みによって所定形状に形作られている。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、ジッパーを備えている。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、機械的に洗濯可能になっている
c.一般的な積層プロセス
いくつかの実施形態では、第1または第2の合成布地材料は、どのような適切な積層材料、例えば、PU(ポリウレタン)フィルムまたはTPU(熱可塑性ポリウレタン)フィルムおよび/または同様の特性を有するArgotec TX1540製品と同様の任意の一般式を有する液体によって、積層されてもよい(以下の表1参照)。
積層は、加熱によって行なわれてもよいし、および/またはどのような種類の接着剤、例えば、熱接合型接着剤、または水基または溶媒基接着剤によって行なわれてもよい。例えば、ポリウレタン接着剤は、溶媒に溶解される(末端に水酸基を有する)高分子量ポリウレタンからなっており、接着剤の変色および機械的特性の劣化を避けるために、および/または安定化させるために耐酸化剤およびUV吸収剤と組み合わせるために、トルエンジイソシアネート(TDI)およびジフェニルメタンイソシアネート(MDI)のようなイソシアネートを含んでいてもよいし、または含んでいなくてもよい。
積層フィルムは、どのような厚み、例えば、1−1.5ミルであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性ポリウレタンフィルムによって積層されている。
本発明のいくつかの実施形態では、積層されたフィルムの厚みは、1−1.5ミルである。
本発明のいくつかの実施形態では、積層された材料は、機能化されるように処理されている。いくつかの実施形態では、積層された材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種また複数種から選択された作用剤によって、機能化されるように処理されている。特定の実施形態では、積層された材料は、難燃剤、例えば、Pyrovatex SVC(登録商標)によって機能化されるように処理されている。
第2の布地材料は、どのような染色機器または捺染機器において、第2の布地の品質に著しい影響を与えない限り、どのような市販の適切な染料、例えば、どのような一般式および組成を有する合成繊維用分散染料またはコットン含有繊維用反応性染料によって、どのような考えられるプロセスに基づいて、どのような色に染色されてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルの色は、ある色の範囲、例えば、クリーム色、ピンク色、赤色、ワインレッド色、オレンジ色、黄色、キャラメル色、ケルトグリーン色、緑色、ターコイズブルー色、青色、明紫色、紫色、黒色、暗灰色、明灰色、または茶色から選択されるとよい。
内側コア用の第2の布地材料の作製において、布地を固定および寸法決めするステップは、例えば、染色および仕上げのプロセスのどの段階において行なわれてもよいが、300°Fを越えるべきではない。いくつかの実施形態では、布地を固定および寸法決めするステップは、洗浄の後かつ染色の前に行なわれるようになっている。
布地の固定および寸法決めは、伸張および引張、タイミング、期間、および幅のそれぞれの設定の考えられるどのような条件下において行なわれてもよいが、熱レベルは、300°Fを越えるべきではない。
幅寸法決めは、用いられた編機サイズに依存して決定されることになる。いくつかの実施形態では、第2の布地材料の布地幅は、190℃にある45秒内に160cmの幅に寸法決めされるようになっている。特定の実施形態では、第2の布地材料は、水および油に対する反発性をもたらすために疎水性シリコンによって仕上げられるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、染色前または仕上げ前の第2の布地材料の重量(切断後に編機から直接重量測定される重量)は、約260GSM(g/m)である。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料の最終的重量は、(工業規格に基づく緩和した布地に対して測定される)280GSM(g/m)から300GSMの間にある。
本発明のいくつかの実施形態では、布地の最終的最大伸張は、少なくとも100%に達するようになっている。
本発明は、ここで作製されるどのような新規の積層された第2の材料およびここに記載されるクッション以外の目的に対するそれぞれの使用も含むように意図されている。この材料のこのような追加的な使用例として、制限されるものではないが、マットレスカバー、屋外カバー、ボート用クッション、屋外家具クッション、およびバッグ、例えば、ハンドバッグのような手軽な必需品としてのアクセサリー品が挙げられる。
iii.ビーズ材料
ビーズ材料は、内側コア内に含まれ、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の丸形状微粒子から構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料は、内側コアの最大容積の80%超を満たすようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料は、内側コアの最大容積の90%超を満たすようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料粒子は、0.5mmから5mmの範囲内の直径を有しており、例えば、種々の大きさの混合粒子であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料微粒子は、発泡ポリスチレン(EPS)Styrofoamビーズ、例えば、工業規格EPSビーズである。ビーズの大きさは、どのような大きさであってもよく、例えば、0.5mmから5mmの間にあればよく、異なる大きさのビーズが混合されていてもよい。周知の工業的寸法は、タイプBおよびタイプCビーズであり、これらの各々がここで用いられてもよい。
C.多コア(MC)実施形態
他の実施形態において、本発明は、ビーズ材料が封入された2つ以上の内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える多コア(MC)機能的支持クッションであって、
(a)内側コアは、各々、ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアの全てを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された1つまたは複数の繊維を含んでおり、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子を含んでおり、
内側コアは、内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、外側シェルの内側に配置されている、多コア(MC)機能的支持クッションを提供することになる。
本発明のいくつかの実施形態では、クッションは、70−80%の体適合度を達成するようになっている。
予期に反して、多数の内側コアの組合せは、驚くことに、個別の独立した内側コアの感覚をもたらすというよりもむしろ、単一のより大きいクッションと同等の機能的支持をもたらすことになる。従って、いくつかの実施形態では、クッションは、70−80%の体適合度を達成する。さらに、本発明のより大きい機能的支持クッションは、多数のより小さい(かつより容易に取り扱え、および/またはより容易に商業的に配達される)内側コアから構成されるとよい。代替的に、本発明の多コア機能的支持クッションは、本発明の単一の内側コア機能的支持クッションの内側コア構成要素をもたらすように、分解されるようになっていてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、機能的支持クッションは、繰り返される圧力の付加に対して高耐久性を有している。
本発明のいくつかの実施形態では、付加圧力は、人の一定体重である。
第1の布地材料は、所望の機能を達成するクッショの能力を実質的に制限しないどのような形状に形作られていてもよい。第2の布地材料は、内側コアを含むように形作られている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)に示されているクッションと同等になるように形作られている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの幅が30cmから200cmの範囲内にある、形状を備えている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、クッションの最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの長さが30cmから200cmの範囲内にある、形状を備えている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、図1(b)と同様の形状であって、最長寸法を長さと見なして配置されたときのクッションの高さが15cmから70cmの範囲内にある、形状を備えている。
いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30cmから100cmの直径範囲および10cmから30cmの高さ範囲から選択された丸形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、60cmから200cmの幅範囲、90cmから200cmの長さ範囲、および15cmから60cmの高さ範囲から選択された矩形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30×30××30cmから90×90×90cmの範囲および15cmから25cmの高さ範囲から選択された三角形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、30cmから100cmの幅範囲、30cmから120cmの長さ範囲、および10cmから40cmの厚み範囲から選択されたU字形である。いくつかの実施形態では、クッション形状は、例えば、20cmから50cmの直径範囲および40cmから300cmの長さ範囲から選択されたロール形状である。
いくつかの実施形態では、クッションの寸法は、以下の1つから選択されている。
丸形:
直径30cm、高さ12cmまたは
直径45cm、高さ15cm
矩形(W×L×H):
60×70×14cm、
80×93×50cm、
78×150×60cm、
78×170×60cm、
60×60×40cm、
40×40×30cm、
40×40×10cm、または
140×175×50cm
U字形(W×L×H):
83×93×28cm、または
34×31×11cm
ロール(L×D):
220×20cm、
170×30cm、
80×18cm、または
33×15cm
60°三角形:
40×40×40cm
いくつかの実施形態では、クッションは、140×175×50cmの寸法を有する矩形ではない。
i.内側コア
内側コアを画定する第1の布地材料は、ここに記載されるビーズ材料、例えば、EPSビーズを含む内層として機能するものである。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、非丸編み布地である。非丸編みは、内側コアと外側シェルとの組合せの強度および耐久性を高めることになる。いくつかの実施形態では、第1の布地は、例えば、任意のトリコット構成を有するトリコット布地、例えば、技術上の表面において布地の編み方向にウエール(編目)を有し、技術上の裏面において横方向に向うウエールを有することによって特定されるサテントリコットである。表面および裏面における構成の差は、図2に示されている。
第1の布地材料を構成する糸は、どのような合成材料、例えば、一種または複数種の合成繊維からなるどのような種類の編糸であってもよく、一種または複数種の合成繊維は、どのような組合せによるどのような太さを有していてもよく、どのような比率でどのように混合されていてもよい。いくつかの実施形態では、第1の材料は、150デニールのポリエステルおよび70デニール(78DTex)のスパンデックス、例えば、デュポン社のLycra(登録商標)から構成されている。糸混合および材料混合は、考えられるどのような種類の糸がどのような比率で混合されてもよく、例えば、92%ポリエステルおよび8%Lycraスパンデックスとすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、任意の種類のトリコット編機またはラッセル編機のいずれかによって、任意の考えられる構成:ゲージ、幅、ニードルバーの数、ガイドバーの数、および(直接駆動または別駆動される)ビームの数に基づいて、作製/編成されるようになっている。特定の実施形態では、第1の布地材料は、古典的なトリコット編機によって、サテントリコット編みに設定された28ゲージ(ニードル数/インチ)に基づいて、編成されるようになっている
本発明のいくつかの実施形態では、内側コアは、縫込みによって所定形状に形作られている。
本発明のいくつかの実施形態では、内側コアは、ジッパーを備えている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、トリコット布地である。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、92%ポリエステル糸と8%Lycraスパンデックス糸との糸混合比を含んでいる。
第1の布地材料は、どのような染色機器または捺染機器において、第1の布地材料の品質に著しい影響を及ぼさない限り、どのような市販の適切な染料、例えば、任意の一般式および組成の分散染料によって、どのような考えられるプロセスに基づいて、どのような色に染色されてもよい。いくつかの実施形態では、第1の布地材料を機能化させる処理による第1の布地材料の仕上げの例として、例えば、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤による1つまたは複数の化学処理が挙げられる。いくつかの実施形態では、穏やかな処理方法が利用されるようになっている。いくつかの実施形態では、染色プロセスは、ジェット染色機を用いないようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、例えば、処理が第1の布地材料の品質に著しく影響を及ぼさない限り、該処理によって機能化されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種また複数種から選択された作用剤によって機能化されるように、処理されている。いくつかの実施形態では、第1の布地材料は、難燃剤、例えば、Pyrovatex SVC(登録商標)によって機能化されるように処理されている。難燃処理は、技術告示CA117セクション‘e’規格に準じて、どのような工業規格材料、例えば、HuntsmanによるPyrovatex SVC(登録商標)によって行なわれてもよい。
内側コア用の第1の布地材料の作製において、布地を固定および寸法決めするステップは、例えば、染色および仕上げのプロセスのどの段階において行なわれてもよいが、300°Fを越えるべきではない。いくつかの実施形態では、布地を固定および寸法決めするステップは、洗浄の後かつ染色の前に行なわれるようになっている。
布地の固定および寸法決めは、伸張および引張、タイミング、期間、および幅のそれぞれの設定の考えられるどのような条件下において行なわれてもよいが、熱レベルは、300°Fを越えるべきではない。
幅寸法決めは、用いられた編機サイズに依存して決定されることになる。いくつかの実施形態では、編機の巻取り時における第1の布地材料の布地幅は、155−160cmであり、寸法決めは、160−165cmの最終幅に設定されている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料の最終的重量は、(工業規格に基づく緩和した布地に対して測定される)200GSM(g/m)から210GSMの間にある。
本発明のいくつかの実施形態では、布地の最終的最大伸縮は、編み方向において少なくとも120%に達し、側方向において80%に達するようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、第2の布地材料と同一ではない。
ii.外側シェル
外側シェルを画定する第2の布地材料は、本発明の機能的支持クッションの外層として機能するものである。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、丸編み布地である。
第2の布地材料を構成する糸は、任意の材料からなる任意の種類の編糸であってもよく、任意の種類の編糸は、どのような組合せによるどのような太さを有していてもよく、どのような比率でどのように混合されていてもよい。いくつかの実施形態では、第1の材料は、30Nec(英国式番手)極細等級のコーマコットンおよび70デニール(78DTex)のスパンデックス、例えば、デュポン社のLycra(登録商標)から構成されている。糸混合および材料混合は、考えられるどのような種類の糸がどのような比率で混合されてもよく、例えば、88.5%コットンおよび11.5%Lycra(登録商標)スパンデックス(約89%のコットンおよび11%のスパンデックス)とすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、任意の直径を有する任意の種類の丸編機(すなわち、シングルジャージ丸編機、リブ丸編機、トリコット丸編機、など)によって、任意のパターン設定、カム組合せ、ニードルトラックの数、フィーダーの数、糸張力制御、ならびに任意のゲージ(ニードル密度)を有する任意の種類のジャカード柄に基づいて、作製/編成されるようになっている。特定の実施形態では、第2の布地材料は、28ゲージシングルジャージ編みに設定された30インチ直径の編機を用いて、専用の調整可能なスパンデックスフィーダーと連携する2640または2660本のニードルによって、編成されるようになっている。
本発明の代替的実施形態では、第2の布地材料は、例えば、24Nec(メートル番手)のコットン糸および70デニールのLycra を91.5%/8.5%の比率で含む混合糸を用いて、24ゲージ編機によって作製されるようになっている。
糸消費は、前述の編機が許容するどのような考えられる値に設定されてもよい。いくつかの実施形態では、コットンの編目間長さは、2.7mmであり、スパンデックスの編目間長さは、0.88mmである。消費は、前述の編機におけるニードルの数および(m/回転として測定される)ニードルの数と編目間長さとの積に基づいて計算されるとよい。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の布地材料は、88.5%コットン糸と11.5%スパンデックス糸との糸混合比を含んでいる。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、縫込みによって所定形状に形作られている。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、ジッパーを備えている。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルは、機械洗濯が可能になっている
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルの色は、ある色の範囲、例えば、クリーム色、ピンク色、赤色、ワインレッド色、オレンジ色、黄色、キャラメル色、ケルトグリーン色、緑色、ターコイズブルー色、青色、明紫色、紫色、黒色、暗灰色、明灰色、または茶色から選択されるとよい。
第2の布地材料は、どのような染色機器において、どのような市販の染料、例えば、任意の一般式および組成を有する反応性染料によって、どのような考えられるプロセスに基づいて、染色されてもよい。
いくつかの実施形態では、第2の布地材料を機能化させる処理による第2の布地材料の仕上げの例として、例えば、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤による1つまたは複数の化学処理が挙げられる。いくつかの実施形態では、穏やかな処理方法が利用されるようになっている。いくつかの実施形態では、染色プロセスは、ジェット染色機を用いないようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の材料は、一種または複数の合成繊維、例えば、トリコット布地からなっている。本発明の特定の実施形態では、第2の布地材料は、第1の布地材料と同じである。特定の実施形態では、第2の布地材料が積層されている。第2の布地材料は、どのような適切な材料、例えば、PU(ポリウレタン)フィルムまたはTPU(熱可塑性ポリウレタン)フィルムおよび/または同様の特性を有するArgotec TX1540製品と同様の式の液体によって積層されてもよい(表1参照)。積層は、加熱によって行なわれてもよいし、および/またはどのような種類の接着剤、例えば、熱接合型接着剤、または水基または溶媒基接着剤によって行なわれてもよい。例えば、ポリウレタン接着剤は、溶媒に溶解される(末端に水酸基を有する)高分子量ポリウレタンからなっており、接着剤の変色および機械的特性の劣化を避けるために、および/または安定化させるために耐酸化剤およびUV吸収剤と組み合わせるために、トルエンジイソシアネート(TDI)およびジフェニルメタンイソシアネート(MDI)のようなイソシアネートを含んでいてもよいし、または含んでいなくてもよい。
積層されたフィルムは、どのような厚み、例えば、1−1.5ミルを有していてもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料は、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性ポリウレタンフィルムによって積層されている。
本発明のいくつかの実施形態では、積層されたフィルムの厚みは、1−1.5ミルである。
本発明のいくつかの実施形態では、積層された第2の材料は、機能化されるように処理されている。いくつかの実施形態では、積層された第2の材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種また複数種から選択された作用剤によって、機能化されるように処理されている。特定の実施形態では、積層された第2の材料は、難燃剤、例えば、Pyrovatec SVC(登録商標)によって機能化されるように処理されている。
内側コア用の第2の布地材料の作製において、布地を固定および寸法決めするステップは、例えば、染色および仕上げのプロセスのどの段階において行なわれてもよいが、300°Fを越えるべきではない。いくつかの実施形態では、布地を固定および寸法決めするステップは、洗浄の後および染色の前に行なわれるようになっている。
布地の固定および寸法決めは、伸張および引張、タイミング、期間、および幅のそれぞれの設定の考えられるどのような条件下においてなされてもよいが、熱レベルは、300°Fを越えるべきではない。
幅寸法決めは、用いられた編機サイズに依存して決定されることになる。いくつかの実施形態では、第2の布地材料の布地幅は、190℃にある45秒内に160cmの幅に寸法決めされるようになっている。特定の実施形態では、第2の布地材料は、水および油に対する反発性をもたらすために疎水性シリコンによって仕上げられるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、染色前または仕上げ前の第2の布地材料の重量(切断後に編機から直接重量測定される重量)は、約260GSM(g/m)である。
本発明のいくつかの実施形態では、第2の布地材料の最終的重量は、(工業規格に基づく緩和した布地に対して測定される)280GSM(g/m)から300GSMの間にある。
本発明のいくつかの実施形態では、布地の最終的最大伸張は、少なくとも100%に達するようになっている。
iii.ビーズ材料
ビーズ材料は、内側コア内に含まれており、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の丸形状微粒子から構成されている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料は、内側コアの最大容積の80%超を満たすようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料は、内側コアの最大容積の90%超を満たすようになっている。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料粒子は、0.5mmから5mmの範囲内の直径にあり、例えば、種々の大きさの混合粒子であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料微粒子は、発泡ポリスチレン(EPS)Styrofoamビーズ、例えば、工業規格EPSビーズである。ビーズの大きさは、任意であり、例えば、0.5mmから5mmの間にあればよく、異なる大きさのビーズが混合されていてもよい。周知の工業的な大きさは、タイプBおよびタイプCビーズであり、これらの各々がここで用いられてもよい。
III.本発明の機能的支持クッションを作製する方法
他の実施形態では、本発明は、本発明の機能的支持クッションを作製する方法であって、
ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
ステップと、
内側コア、ビーズ材料、および外側シェルを得るステップと、
ビーズ材料を内側コアの内側に封入するステップと、
内側コアを外側シェルの内側に配置するステップと、
を含み、
内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法を提供することになる。
他の実施形態では、本発明は、本発明の耐環境性(ER)機能的支持クッションを作製する方法であって、
ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた積層された第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
ステップと、
内側コア、ビーズ材料、および外側シェルを得るステップと、
ビーズ材料を内側コアの内側に封入するステップと、
内側コアを外側シェルの内側に配置するステップと、
を含み、
内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法を提供することになる。
他の実施形態では、本発明は、本発明の多コア(MC)機能的支持クッションを作製する方法であって、
ビーズ材料が封入された2つ以上の内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
(a)内側コアは、ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(b)外側シェルは、ビーズ材料が封入された内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
(c)ビーズ材料は、クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
ステップと、
内側コア、ビーズ材料、および外側シェルを得るステップと、
ビーズ材料を内側コアの内側に封入するステップと、
内側コアを外側シェルの内側に配置するステップと、
を含み、
内側コアと外側シェルとの組合せがクッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法を提供することになる。
本発明のいくつかの実施形態では、内側コアを得るステップは、内側コアを作製することを含んでいる。特定の実施形態では、内側コアを作製するステップは、本明細書に記載されているような以下のプロセス、すなわち、編成、洗浄、固定、寸法決め、染色、および/または仕上げの1つまたは複数を含んでいる。いくつかの実施形態では、仕上げの例として、捺染、被覆、難燃処理、抗菌処理、カビ防止処理、Scotch Guard 処理、ブラッシング、砂研磨、ロールパック、または外装が挙げられる。
本発明のいくつかの実施形態では、ビーズ材料を得るステップは、ビーズ材料を作製することを含んでいる。特定の実施形態では、ビーズ材料を作製するステップは、例えば、周知の方法によるESP Strofoamビーズの製造を含んでいる。
本発明のいくつかの実施形態では、外側シェルを得るステップは、外側シェルを作製することを含んでいる。特定の実施形態では、外側シェルを作製するステップは、本明細書に記載されているような以下のプロセス、例えば、編成、洗浄、固定、寸法決め、染色、および/または仕上げの1つまたは複数を含んでいる。いくつかの実施形態では、仕上げの例として、捺染、被覆、難燃処理、抗菌処理、抗カビ処理、Scotch Guard処理、ブラッシング、砂研磨、ロールパック、または外装が挙げられる。
[援用記載]
本明細書に引用されている全ての特許、公開特許出願、および他の文献の全ての内容は、参照することによって、それらの全てがここに明示的に含まれるものとする。
[等価物]
当業者であれば、本明細書に記載されている特定の手順に対する多数の等価物を認識し、またはわずかな通常の実験を用いて確認することができるだろう。このような等価物は、本発明の範囲内にあると見なされ、以下の請求項に包含されることになる。さらに、本明細書に提示されているどのような数値的な範囲またはアルファベットによる範囲も、それらの範囲の上下値の両方を含むことが意図されている。加えて、少なくとも一実施形態における任意のリスト作成またはグループ分けは、独立したそれぞれの実施形態のリスト作成を簡略的または簡便的に代表していることが意図されている。従って、リストの各部材は、別の実施形態の部材でもあると見なされるべきである。

Claims (81)

  1. ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える機能的支持クッションであって、
    (a)前記内側コアは、前記ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (b)前記外側シェルは、前記ビーズ材料が封入された前記内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、
    (c)前記ビーズ材料は、前記クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されており、
    前記内側コアは、前記内側コアと前記外側シェルとの組合せが前記クッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、前記外側シェルの内側に配置されている、機能的支持クッション。
  2. 前記クッションは、70−80%の体適合度を達成するようになっている、請求項1に記載の機能的支持クッション。
  3. 前記機能的支持クッションは、繰り返される圧力の付加に対して高耐久性を有している、請求項1または2に記載の機能的支持クッション。
  4. 前記付加圧力は、人の一定体重である、請求項1−3のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  5. 前記ビーズ材料の微粒子は、EPS Styrofoamビーズである、請求項1−4のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  6. 前記ビーズ材料の微粒子は、0.5mmから5mmの範囲内の直径を有している、請求項1−5のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  7. 前記第1の布地材料は、非丸編み布地である、請求項1−6のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  8. 前記第1の布地材料は、トリコット布地である、請求項7に記載の機能的支持クッション。
  9. 前記第1の布地材料は、92%ポリエステル糸と8%Lycraスパンデックス糸との糸混合比を含んでいる、請求項8に記載の機能的支持クッション。
  10. 前記内側コアは、縫込みによって所定形状に形作られている、請求項1−9のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  11. 前記内側コアは、ジッパーを備えている、請求項1−10のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  12. 前記ビーズ材料は、前記内側コアの最大容積の80%超を満たしている、請求項1−11のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  13. 前記ビーズ材料は、前記内側コアの最大容積の90%超を満たしている、請求項1−12のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  14. 前記第1の布地材料は、機能化されるように処理されている、請求項1−13のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  15. 前記第1の布地材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種または複数種から選択された作用剤によって、機能化されるように処理されている、請求項14に記載の機能的支持クッション。
  16. 前記第1の布地材料は、難燃剤によって機能化されるように処理されている、請求項15に記載の機能的支持クッション。
  17. 前記難燃剤は、Pyrovatex SVC(登録商標)である、請求項16に記載の機能的支持クッション。
  18. 前記ビーズ材料が封入された前記内側コアの寸法は、78×150×60cmである、請求項1−17のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  19. 前記ビーズ材料が封入された前記内側コアの寸法は、78×170×60cmである、請求項1−18のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  20. 前記第2の布地材料は、丸編み布地である、請求項1−19のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  21. 前記第2の布地材料は、88.5%コットン糸と11.5%スパンデックス糸との糸混合比を含んでいる、請求項1−20のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  22. ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える耐環境性(ER)機能的支持クッションであって、
    (a)前記内側コアは、前記ビーズ材料を包み込むことができる所定形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (b)前記外側シェルは、前記ビーズ材料が封入された前記内側コアを含むように形作られた積層された第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (c)前記ビーズ材料は、前記クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されており、
    前記内側コアは、前記内側コアと前記外側シェルとの組合せが前記クッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、前記外側シェルの内側に配置されている、耐環境性(ER)機能的支持クッション。
  23. 前記第2の布地材料は、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性ポリウレタンフィルムによって積層されている、請求項22に記載の機能的支持クッション。
  24. 積層されたフィルムの厚みは、1−1.5ミルである、請求項22または23に記載の機能的支持クッション。
  25. 前記クッションは、60−70%の体適合度を達成するようになっている、請求項22−24のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  26. 前記機能的支持クッションは、繰り返される圧力の付加に対して高耐久性を有している、請求項22−25のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  27. 前記付加圧力は、人の一定体重である、請求項22−26のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  28. 前記ビーズ材料の微粒子は、EPS Styrofoamビーズである、請求項22−27のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  29. 前記ビーズ材料の微粒子は、0.5mmから5mmの範囲内の直径を有している、請求項22−28のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  30. 前記第1の布地材料は、非丸編み布地である、請求項22−29のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  31. 前記第1の布地材料は、トリコット布地である、請求項30に記載の機能的支持クッション。
  32. 前記第1の布地材料は、92%ポリエステル糸と8%Lycraスパンデックス糸との糸混合比を含んでいる、請求項31に記載の機能的支持クッション。
  33. 前記内側コアは、縫込みによって所定形状に形作られている、請求項22−32のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  34. 前記内側コアは、ジッパーを備えている、請求項22−33のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  35. 前記ビーズ材料は、前記内側コアの最大容積の80%超を満たしている、請求項22−34のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  36. 前記ビーズ材料は、前記内側コアの最大容積の90%超を満たしている、請求項22−35のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  37. 前記第1の布地材料は、機能化されるように処理されている、請求項22−36のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  38. 前記第1の布地材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種または複数種から選択された作用剤によって、機能化されるように処理されている、請求項37に記載の機能的支持クッション。
  39. 前記第1の布地材料は、難燃剤によって、機能化されるように処理されている、請求項38に記載の機能的支持クッション。
  40. 前記難燃剤は、Pyrovatex SVC(登録商標)である、請求項39に記載の機能的支持クッション。
  41. 前記ビーズ材料が封入された前記内側コアの寸法は、78×150×60cmである、請求項22−40のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  42. 前記ビーズ材料が封入された前記内側コアの寸法は、78×170×60cmである、請求項22−40のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  43. 前記第2の布地材料は、トリコット布地である、請求項22−42のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  44. 前記第2の布地材料は、92%ポリエステル糸と8%Lycraスパンデックス糸との糸混合比を含んでいる、請求項22−43のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  45. 前記積層された第2の布地材料は、機能化されるように処理されている、請求項22−44のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  46. 前記積層された第2の布地材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種または複数種から選択された作用剤によって、機能化されるように処理されている、請求項45に記載の機能的支持クッション。
  47. 前記積層された第2の布地材料は、難燃剤によって機能化されるように処理されている、請求項46に記載の機能的支持クッション。
  48. 前記難燃剤は、Pyrovatex SVC(登録商標)である、請求項47に記載の機能的支持クッション。
  49. ビーズ材料が封入された2つ以上の内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを備える多コア(MC)機能的支持クッションであって、
    (a)前記内側コアは、各々、前記ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (b)前記外側シェルは、前記ビーズ材料が封入された前記内側コアの全てを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された1つまたは複数の繊維を含んでおり、
    (c)前記ビーズ材料は、前記クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子を含んでおり、
    前記内側コアは、前記内側コアと前記外側シェルとの組合せが前記クッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、前記外側シェルの内側に配置されている、多コア(MC)機能的支持クッション。
  50. 前記クッションは、70−80%の体適合度を達成するようになっている、請求項49に記載の機能的支持クッション。
  51. 前記機能的支持クッションは、繰り返される圧力の付加に対して高耐久性を有している、請求項49または50に記載の機能的支持クッション。
  52. 前記付加圧力は、人の一定体重である、請求項49−51のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  53. 前記ビーズ材料の微粒子は、EPS Styrofoamビーズである、請求項49−52のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  54. 前記ビーズ材料の微粒子は、0.5mmから5mmの範囲内の直径を有している、請求項49−53のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  55. 前記第1の布材料は、非丸編み布地である、請求項49−54のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  56. 前記第1の布材料は、トリコット布地である、請求項55に記載の機能的支持クッション。
  57. 前記第1の布地材料は、92%ポリエステル糸と8%Lycraスパンデックス糸との糸混合比を含んでいる、請求項56に記載の機能的支持クッション。
  58. 前記内側コアは、縫込みによって所定形状に形作られている、請求項49−57のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  59. 前記内側コアは、ジッパーを備えている、請求項49−58のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  60. 前記ビーズ材料は、前記内側コアの最大容積の80%超を満たしている、請求項49−59のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  61. 前記ビーズ材料は、前記内側コアの最大容積の90%超を満たしている、請求項49−60のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  62. 前記第1の布地材料は、機能化されるように処理されている、請求項49−61のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  63. 前記第1の布地材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種または複数種から選択された作用剤によって、機能化されるように処理されている、請求項62に記載の機能的支持クッション。
  64. 前記第1の布地材料は、難燃剤によって機能化されるように処理されている、請求項63に記載の機能的支持クッション。
  65. 前記難燃剤は、Pyrovatex SVC(登録商標)である、請求項64に記載の機能的支持クッション。
  66. 前記ビーズ材料が封入された前記内側コアの寸法は、140×175×50cmである、請求項49−64のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  67. 前記第2の布地材料は、丸編み布地である、請求項49−66のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  68. 前記第2の布地材料は、88.5%コットン糸と11.5%スパンデックス糸との糸混合比を含んでいる、請求項49−67のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  69. 前記第2の布地材料は、積層されている、請求項49−67のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  70. 前記第2の布地材料は、ポリウレタンフィルムまたは熱可塑性ポリウレタンフィルムによって積層されている、請求項69に記載の機能的支持クッション。
  71. 積層されたフィルムの厚みは、1−1.5ミルである、請求項69または70に記載の機能的支持クッション。
  72. 前記積層された第2の布地材料は、機能化されるように処理されている、請求項69−71のいずれか1つに記載の機能的支持クッション。
  73. 前記積層された第2の布地材料は、難燃剤、抗菌剤、抗カビ剤、帯電防止剤、防蚊剤、Scotch Guard、軟化剤、および耐紫外線剤からなる群の一種または複数種から選択された作用剤によって、機能化されるように処理されている、請求項72に記載の機能的支持クッション。
  74. 前記積層された第2の布地材料は、難燃剤によって機能化されるように処理されている、請求項73に記載の機能的支持クッション。
  75. 前記難燃剤は、Pyrovatex SVC(登録商標)である、請求項74に記載の機能的支持クッション。
  76. 請求項1−21に記載の機能的支持クッションを作製する方法であって、
    ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
    (a)前記内側コアは、前記ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (b)前記外側シェルは、前記ビーズ材料が封入された前記内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、
    (c)前記ビーズ材料は、前記クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
    ステップと、
    前記内側コア、前記ビーズ材料、および前記外側シェルを得るステップと、
    前記ビーズ材料を前記内側コアの内側に封入するステップと、
    前記内側コアを前記外側シェルの内側に配置するステップと、
    を含み、
    前記内側コアと前記外側シェルとの組合せが前記クッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法。
  77. 請求項22−48に記載の機能的支持クッションを作製する方法であって、
    ビーズ材料が封入された内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
    (a)前記内側コアは、前記ビーズ材料を包み込むことができる所定形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (b)前記外側シェルは、前記ビーズ材料が封入された前記内側コアを含むように形作られた積層された第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (c)前記ビーズ材料は、前記クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
    ステップと、
    前記内側コア、前記ビーズ材料、および前記外側シェルを得るステップと、
    前記ビーズ材料を前記内側コアの内側に封入するステップと、
    前記内側コアを前記外側シェルの内側に配置するステップと、
    を含み、
    前記内側コアと前記外側シェルとの組合せが前記クッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法。
  78. 請求項49−75に記載の機能的支持クッションを作製する方法であって、
    ビーズ材料が封入された2つ以上の内側コアと外側シェルとの動的応答組合せを選択するステップであって、
    (a)前記内側コアは、前記ビーズ材料を包み込むことができる所定の形状に形作られた第1の布地材料によって画定されており、前記第1の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の合成繊維からなっており、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (b)前記外側シェルは、前記ビーズ材料が封入された前記内側コアを含むように形作られた第2の布地によって画定されており、前記第2の布地は、伸縮性および耐久性を有するように設計された一種または複数種の繊維を含んでおり、任意選択的に機能化されるように処理されており、
    (c)前記ビーズ材料は、前記クッションに付加される一定圧力が存在しないときに自由に流動することができる高分子発泡体の複数の丸形状微粒子から構成されている、
    ステップと、
    前記内側コア、前記ビーズ材料、および前記外側シェルを得るステップと、
    前記ビーズ材料を前記内側コアの内側に封入するステップと、
    前記内側コアを前記外側シェルの内側に配置するステップと、
    を含み、
    前記内側コアと前記外側シェルとの組合せが前記クッションに付加された圧力に対して動的応答をもたらし、前記クッションの機能的支持を高めるように、機能的支持クッションが作製されるようになっている、方法。
  79. 前記内側コアを得る前記ステップは、前記内側コアを作製することを含んでいる、請求項76−78のいずれか1つに記載の方法。
  80. 前記ビーズ材料を得る前記ステップは、前記ビーズ材料を作製することを含んでいる、請求項76―79のいずれか1つに記載の方法。
  81. 前記外側シェルを得る前記ステップは、前記外側シェルを作製することを含んでいる、請求項76―80のいずれか1つに記載の方法。
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