JP2003134284A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003134284A JP2001325239A JP2001325239A JP2003134284A JP 2003134284 A JP2003134284 A JP 2003134284A JP 2001325239 A JP2001325239 A JP 2001325239A JP 2001325239 A JP2001325239 A JP 2001325239A JP 2003134284 A JP2003134284 A JP 2003134284A
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和幸 森永
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Hideyuki Terajima
英之 寺嶋
Takayuki Nishinohara
隆行 西ノ原
Naohiro Iwata
直宏 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、操作部ユニットに大型LCDモジュ
ールおよび主制御基板を有しながら、放射ノイズ等を低
減させることができ、主制御基板上に取付けられるROM
交換の操作性を向上させた画像処理装置を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 本発明に係る画像処理装置の代表的な構
成は、原稿の画像情報を読み取る画像読取部と、画像読
取部の上部に表示ユニット14を備えた操作部ユニット15
が設けられ、操作部ユニット15の下側に備えられた原稿
の原稿搬送路107の上面を規制するADFフレームユニ
ット11と操作部ユニット15とを固定するとともに、画像
読取部の下方に装置本体に固定された画像記録部3を設
け、装置本体に対しフレームユニット11及び操作部ユニ
ット15が一体的に回動可能に保持されている画像処理装
置において、表示ユニット14を含む装置全体を制御する
第1の制御基板71をフレームユニット11と操作部ユニッ
ト15との間に備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報が表示可能な
LCD等の表示部を備えた操作部ユニットを備え、画像
の読取、記録が可能な画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来構造の一例として、ファクシミリ装
置について図9を用いて説明する。図9において、301は
操作部でありその中にLCDモジュール302が組み込まれて
いる。ここで従来のファクシミリ装置においては16×1
行あるいは2行程度の表示が可能なLCDモジュールが採用
されている。
【0003】次に、LCDモジュールから信号を伝達させ
るLCDフレキ304は操作部基板304ヘコネクタで接続され
ている。
【0004】一方、このファクシミリ装置は、本体装置
カバーを底面に開口部を設け、図示しない電源部や網制
御部、および主制御部基板305が底板306上に固定されて
おり、主制御基板305上には図示しない本装置全体の動
作を制御するCPUと各種プログラムや各種データを格納
した2つのROM307a、307bを有する。
【0005】また、操作部基板303と主制御基板305との
間のデータや情報のやりとりは図示しないケーブルある
いはフレキ等で接続されて行われる構成になっている。
【0006】次に、従来のファクシミリ装置のROM(307a
および307b)交換について図10を用いて説明する。図10
において、まず、ROM交換者(サービスマンや製造部門)
は図示しないネジ等を外して底板ユニット308を図10の
ように本体から取り外す。
【0007】ROM307aと307bは底板306上に固定された主
制御基板305に取付けられているためこの時点でROM307a
および307b上部が開放されこの空間を利用して容易にRO
M交換が可能となる。
【0008】しかしながら、最近のファクシミリを初め
とする情報端末では、LCDなどの表示装置では、縦24
0ドット、横320ドット等の大型化が進んでいる。電話回
線を通じてやり取りされたいろいろな情報を大型表示装
置に表示させ、場合によっては表示された情報の中から
選択することで新たに情報を入手する場合もある。その
ため、このような情報端末では操作性向上のためにやり
取りした情報を瞬時に表示装置に表示する必要がある。
【0009】また、最近のファクシミリでは、受信した
画像を紙に記録することなくLCDをはじめとする画像
表示装置に表示させる装置もある。このような装置では
限られた表示装置サイズに受信画像全て、例えばA4サ
イズの画情報全てを表示させるためには縮小表示させる
必要があるが縮小表示させると認識し難くなるため、適
切なサイズを部分的に表示させ、ユーザが画面をスクロ
ールさせることにより受信した画像全体を把握する仕様
になっている。そのためには、スクロールさせた画像が
スムーズに移動しながら表示させる必要があり、多量の
データをすばやくのやり取りする必要がある。
【0010】このような多量のデータをすばやくのやり
取りする必要がある画像処理装置において、表示装置と
制御基板とが離れているためケーブルの長さが長くな
り、放射ノイズ等を低減させることが困難になってい
た。
【0011】上記のような事情から、最近では大型LCD
モジュールを操作部上に配置させ、かつ主制御基板を操
作部内のLCDモジュール近傍に配置するレイアウトが用
いられている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、主制御
基板上に取り付けられるROMをサービスマンや製造部門
の組立者等が交換する際に操作部ユニットを本体から取
り外し、さらにROMの交換作業ができる空間を確保させ
るまでの操作部自身の分解作業が生じ、ROM交換の操作
性が悪くなるという問題が生じている。
【0013】そこで本発明は、操作部ユニットに大型LC
Dモジュールおよび主制御基板を有しながら、放射ノイ
ズ等を低減させることができ、主制御基板上に取付けら
れるROM交換の操作性を向上させた画像処理装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る画像処理装置の代表的な構成は、原稿の
画像情報を読み取る画像読取部と、該画像読取部の上部
に表示部を備えた操作部ユニットが設けられ、該操作部
ユニットの下側に備えられた原稿の搬送経路の上面を規
制するカバー部材と前記操作部ユニットとを固定すると
ともに、前記画像読取部の下方に装置本体に固定された
画像記録部を設け、装置本体に対し前記カバー部材及び
操作部ユニットが一体的に回動可能に保持されている画
像処理装置において、前記表示部を含む装置全体を制御
する第1の制御基板を前記カバー部材と前記操作部ユニ
ットとの間に備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る画
像処理装置の第一実施形態について、図を用いて説明す
る。図1は本実施形態に係る画像処理装置本体の説明断
面図、図2は表示装置を備えた画像処理装置本体の組立
て斜視図、図3は表示装置を備えた画像処理装置の操作
部ユニットの分解斜視図、図4は表示装置を備えた画像
処理装置の底板ユニット分解斜視図、図5は表示装置を
備えた画像処理装置本体から底板ユニットを外した時の
斜視図、図6は表示装置を備えた画像処理装置本体の説
明断面図、図7は表示装置を備えた画像処理装置におけ
るROM交換の説明断面図、図8は表示装置を備えた画
像処理装置の制御ブロック図である。
【0016】以下に、本発明の好適な一実施形態につ
き、本発明をファクシミリに適用した場合について、添
付の図面を参照して説明する。
【0017】図1、図2はそれぞれ本実施形態を説明す
るファクシミリ装置本体の組立て斜視図、断面図であ
る。
【0018】装置下方から説明すると、最下部後方に
は、電源基板79、コードレス子機基板78、第2の制御基
板76が取り付けられた底板74があり、底板74の上部には
本体のフレームとして機能する下カバー24がある。
【0019】下カバー24には、記録シートを1枚ずつ分
離給送するASF部2(AutoSheet Feed
er)と、ASF部2から搬送された記録シートに画像
を記録するための画像記録部3からなるプリンタユニッ
ト4と、装置本体に着脱可能に構成され、本体に装着時
は原稿読取部12の一部を形成するハンドスキャナ部5
と、原稿を1枚ずつ分離給送するADF部6(Auto
DocumentFeeder)と、ADF部6から
搬送された原稿を原稿読取部12、装置外へ搬送する原稿
搬送部7とが取付けられ、下カバーユニット8を構成し
ている。
【0020】下カバーユニット8の上部には、本体の外
装および原稿搬送路107の下側のガイドを構成する上カ
バーユニット9が設けられ、上カバーユニット9の上に
は、装置本体の操作を行うためのボタン類や装置の状態
を示す表示ユニット14を設けた操作パネル部10と原稿搬
送路107の上側ガイドとして機能するカバー部材である
ADFフレームユニット11が一体となって構成された操
作部ユニット15が回動自在に取り付けられている。表示
部206は一万ドット以上のドットにより構成されてい
る。
【0021】次に本発明の特徴を示す本装置の制御系に
ついて、図8に示すブロック図を参照して説明する。
【0022】図8に於いて、201はファクシミリの主制
御基板(第1の制御基板)を示しており、電話機を接続
するNCU基板ユニット203、操作部205から入力した内
容等を表示する表示部206、さらには周辺コンピュータ
からのデータを得る為のプリンタインターフェイス202
bが接続され、主に記録系を制御している副制御基板20
2等が接続されている。
【0023】主制御基板201は以下に説明するように少
なくとも通信の制御を行う通信制御手段や画像情報の処
理を行う画像情報処理手段を備えている。主制御基板20
1は、本装置全体の制御を行うCPU201a1と、各種プ
ログラムや各種データ等を格納したROM201a2と、
上記CPU201a1のワークエリアとして使用されると
共に各種データの一時保存を行うRAM201a3、ファ
クシミリデータをデジタルからアナログにアナログから
デジタルへ変調、復調させるためのFAXモデム基板ユ
ニット201e等を有する。
【0024】また、201bは読み取り画像データの各ラ
インのイメージを格納するラインメモリを含むASIC
であって、原稿の送信若しくはコピーの場合は原稿読取
系からの1ライン分のイメージデータが格納され、画像
データの受信の場合には複号された1ライン分のデータ
が格納される。そして上記ラインメモリを含むASIC
201bに格納された画像データは、CPU201a1を通り
記録系制御コードを追加して副制御基板202に配置され
ているCPU202a1に出力され、CPU202a1、AS
IC202a2が前記記録系制御コードを解読し、プリン
タが記録できるようにデータ変換することによって、画
像記録が行われる。
【0025】また、201cは送信する画像情報をMH符
号化等のより符号化したり、受信した符号化画像データ
を複号化してイメージデータに変換する符号化/複号化
部である。201dは送受信された符号化画像データを格
納するバッファメモリである。
【0026】また、本実施形態では、FAXモデム201
e以外にもう一つのモデムが備えられており、電話回線
を通じてやり取りされるファクシミリ以外の情報はデー
タモデム201fによって行なわれる。やり取りされたも
のの中で表示に絡むものは、操作性の面から高速でデー
タの転送をさせる必要があり、ファクシミリ主制御基板
201から直接表示部206へデータ転送が行なわれる構成に
なっている。
【0027】さらに、本装置には、子電話としてコード
レス電話が設定されており、コードレス子機基板207が
主制御基板201内のASIC201bと結線されている。
【0028】次に本装置をプリンタとして用いた場合の
記録制御について説明する。
【0029】まず周辺コンピュータからデータ及び記録
系制御コードがUSBインターフェース202bより本装
置に取り込まれる。そして副制御基板202のCPU202a
1に出力され、CPU202a1、ASIC202a2が前記
記録系制御コードを解読することによって、プリント記
録が行われる。この時、主制御基板201のCPU201a1
はプリント記録の制御は行わないよう構成されている。
これにより、ファクシミリ制御と記録系制御との切り分
けを行い制御を単純にしている。
【0030】また、副制御基板202上には、記録モータ
を駆動させるためのモータドライバ202dが実装されて
おり、副制御基板202のCPU202a1からの制御信号に
基づいて駆動される。一方、装置の都合上、読み取りモ
ータを駆動させるためのモータドライバ202cも副制御
基板202上には実装されており、主制御基板201からの制
御信号に基づいて読み取りモータが駆動される構成にな
っている。
【0031】電源供給に関しては、電源基板204が副制
御基板202に接続されており、主制御基板201への電源供
給は副制御基板202を通じて行なわれる構成になってい
る。
【0032】次に記録動作の説明をすると、矢印Sは記
録シート25の搬送方向をあらわす。26はASF部2にセ
ットされた記録シート25の後端が垂れ下がらないように
支持するために、装置本体に着脱可能に設けられた記録
シート積載トレイである。記録シート積載トレイ26のカ
バーである記録シートカバー27は、ADF部6にセット
された原稿28のトレイになっている。29は記録シート25
を装置本体に挿入・積載するための開口部(記録シート
挿入口)である。圧板30はその支点を中心に上下回動可
能に構成されており、その上面において複数枚の記録シ
ートが積載載置されるようにしている。押圧バネ31は、
この圧板30を上方へ加圧・回動させるためのものであ
り、この圧板30は初期状態においては押圧バネ31の押圧
力に抗して下方で保持されている。記録シート幅スライ
ダー32は、記録シート幅方向に調節され、記録シートの
幅方向の動きを規制するように設けられている。また、
上記のように複数部がセットされる記録シートを一枚ご
とに搬送するために記録シートのピックアップローラ33
と記録シートを1枚ずつ分離する分離シート34と、1枚
ずつ分離給送された記録シートの先端を検知するセンサ
35が設けられている。
【0033】記録シート25にインクを吐出し画像を記録
する装置本体に対して着脱可能なインクカートリッジ36
は、インクカートリッジ36が記録シートの幅方向に往復
動作する際のガイドとなるガイドシャフト38により往復
駆動される。不図示の駆動源で回転駆動される給送ロー
ラ39には、不図示のバネによりこの給送ローラ39に圧接
して給送ローラに従動するピンチコロ40が設けられてお
り、さらに拍車41と、この拍車41に圧接する排出ローラ
42とが図示のように夫々設けられている。
【0034】以上の構成において、記録を開始する信号
が送られると、不図示の記録シート搬送モータが回転さ
れ、圧板30の保持状態を解除して開口部29に積載されて
いる記録シート先端を上方へ持ち上げると共に、ピック
アップローラ33を時計方向に回転させる。この結果、圧
板30に積載された記録シートの上層部はピックアップロ
ーラ33に接して矢印Sの方向に搬送され、分離シート34
により下層の記録シートが堰きとめられて最上部の記録
シートが1枚ずつ分離されて、画像記録部3へと搬送さ
れる。1枚に分離された記録シート先端はセンサ35によ
り検知された後、所定ステップ数モータが回転され、記
録シートが給送ローラ39とピンチコロ40のニップ部で挟
持され、インクカートリッジ36の下の記録位置まで記録
シート先端が搬送されて一旦停止する。そして、このと
き圧板30は初期状態で保持される待機状態となる。
【0035】次に、インクカートリッジ36を不図示のモ
ータで駆動し記録シートの幅方向に一回往復させて、記
録位置まで搬送された記録シートにインクを吐出させて
画像を記録する。インクカートリッジ36には記録シート
搬送方向に数ライン分のインク吐出ノズルが設けられて
おり、インクカートリッジ36の1回分の往復で数ライン
分の画像を記録する。インクカートリッジ36が1往復分
動作終了すると、記録シート搬送モータを回転させて記
録シート25をインクカートリッジ36の1往復で記録した
ライン数分搬送して、次の画像データを新たに記録す
る。以下、インクカートリッジ36の往復動作と記録シー
トの搬送動作を順次繰り返して記録シートに画像を記録
する。このようにして、1ページ分の画像データが終了
するか、またはセンサ35が記録シートの後端を検知して
所定ステップ数記録シートを搬送したところで、記録シ
ート後端が記録位置にくると記録シート1ページ分の記
録動作を終了し、装置本体の前面の下方に設けられた開
口部43に排出し一連の動作を終了する。次ページの画像
データがあれば、上記の一連の動作を繰り返し記録を行
う。
【0036】次に、画像読取部における読取りについて
説明する。原稿は、原稿をセットするための開口部44と
セットされた原稿の幅方向を規制する原稿スライダー45
とにより所定位置にセットされる。原稿の有無はセンサ
46で検知され、分離ローラ47と支点48aを中心に回動可
能に設けられた分離片48と、分離片48を反時計方向に付
勢するバネ50と分離ローラ47に分離片48が圧接するよう
構成された原稿搬送機構により一枚ごと矢印Dの搬送経
路を分離されて搬送される。
【0037】給送ローラ49には、この給送ローラ49に対
向する給送コロ51が板バネ52で給送ローラ49に圧接する
ように設けられている。画像読取部は、原稿の画像情報
をセンサ部が直接接触して読み取るコンタクトイメージ
センサ53(CIS)と、このCIS53に対向する位置に
設けられた読取り白基準板54とから構成されている。C
IS53が原稿を読み取る前にこの白基準板54の白基準を
読取ることで、読取り信号の出力レベルの補正を行い、
原稿読取り中は原稿の上方(裏側)から自重で原稿のば
たつきを防止するように構成されている。
【0038】一方、このCIS53の下流側には排出ロー
ラ55と従動するローラ55aが対向圧接して配置されてい
る。排出ローラ55は板バネ52によりローラ55aに圧接さ
れている。また、ハンドスキャナ部5の装置本体1への
着脱状態を検知するためのセンサ56が設けられている。
【0039】以上の構成のADF部6において、原稿が
開口部44にセットされると、センサ46により原稿のセッ
ト完了が検知される。これに続き、オペレータが操作パ
ネル部10に設けられた読取り開始ボタン(不図示)を押
下すると、不図示の読取りモータが回転駆動され、分離
ローラ47が記録シート搬送方向に駆動される。この結
果、原稿は分離ローラ47と圧接する分離片48によって捌
かれつつ、記録シート搬送方向下流方向に搬送されて、
最下層の1枚のみが分離されて原稿読取部12へ搬送され
る。
【0040】このようにしてADF部6で分離された原
稿は、給送ローラ49と給送コロ51のニップ部に導かれ、
挟持されて搬送される。給送ローラ49付近に設けられた
不図示のセンサにより原稿先端が検知されると読取りモ
ータは所定のステップ数回転したのち停止され、原稿を
CIS53手前の所定の位置で停止させる。
【0041】その後、CIS53が白基準板54のシェーデ
ィングデータを読み取り、読取り信号の出力レベルの補
正を行う。そして、再度読取りモータを回転させて原稿
を所定ステップ数搬送してCIS53の読取りラインに到
達させた後、原稿の下面を1ラインずつ順次読み取る。
【0042】読取りを終えた原稿は排出ローラ55とロー
ラ55aのニップ部に導かれて挟持搬送されて、装置前面
に設けられた開口部57から機外へ排出される。原稿が複
数枚セットされている時は、センサ46が原稿無しを検知
するまで、読取りモータを回転させて、ADF部6で原
稿を1枚ずつ分離、搬送し、順次CIS53で画像データ
を読み取る動作を繰り返す。
【0043】次に操作パネル部10の構成について説明す
る。操作パネル部10のユーザインターフェイスは操作ボ
タン13と表示ユニット14からなる。操作ボタン13は、電
話番号の入力やファクシミリ送信、受信などその他の機
能を行う。また、操作ボタン13は、キートップ58と、ス
イッチとして機能し、かつボタンの操作感(クリック
力)を与える作用を持つゴムキー59と、前記ゴムキーの
裏面に印刷されたカーボンと接触/非接触状態でキーの
ON/OFFを切り替えるカーボンパターンが印刷さ
れ、操作部ユニットを制御する操作基板60から構成され
る。
【0044】表示ユニット14は、電話番号や装置の状
態、例えば「ファクシミリ送信中」などを表示してユー
ザに知らせる。また、表示ユニット14は、操作パネル部
筐体61に回動可能に軸支されている。
【0045】これにより、例えばユーザが立った状態で
操作する場合、表示ユニット14を寝かせることで一番見
易い角度で作業を行うことができる。また、椅子に座っ
て操作をするような場合は、表示ユニット14を立てるこ
とで見易い角度で作業を行うことができる。さらに、表
示部を立てたことで、離れた位置からでも表示部の表示
内容が確認できる。例えば発信人番号通知の電話がかか
ってきたときなど、ファクシミリのところに行かなくて
も確認できる。
【0046】次に表示ユニット14の構成について説明す
る。図において表示ユニット14は、外装であり、かつ内
部部品を保持しているLCD下カバー62およびLCD上
カバー63と、バックライトの光源になる図示されていな
いLEDと該LEDが実装されているLED基板と該L
EDの光をLCDモジュールの裏面に導くためのアクリ
ルなどの透明樹脂で成形された導光板64と、導光板64に
よって導かれた光を拡散させて均一に発光させるための
拡散シート65と情報を表示するLCDモジュール66と外
部からの静電気の避雷針になるアースシート67とLCD
の表面を覆う透明樹脂のクリアカバー68と前記LCD上
カバーと一体で成型された操作ボタン69と該操作ボタン
69に対向するスイッチ70が実装されたスイッチ基板90で
構成される。表示部のLCDの真下には4つの操作ボタ
ン69がレイアウトされており、LCDの表示部下側には
操作ボタンに対応する位置に文字が表示され、表示され
た文字に対応するキーを操作することによりLCDの表
示内容を選択することが可能になっている。
【0047】次に、装置全体の電装のレイアウトについ
て説明する。図3は操作部ユニット15の分解斜視図であ
り、図4は底板ユニットの分解斜視図であり、図5は本
体から底板74を外した時の斜視図である。図3に示すよ
うに、表示部を含む装置全体を制御する(記録以外の動
作を制御する)第1の制御基板71(主制御基板という)
は、操作部ユニット15内であって操作基板60の下側に取
り付けられている。
【0048】また、図5に示すように、NCU基板73
は、下カバー24に取り付けられ、その位置は下カバー24
と底板74で作られる空間の上方であって、NCU基板73
に実装されたモジュラー端子75が装置後面に設けられた
穴75aに係合するようになっている。
【0049】また、図4に示すように、底板74には、金
属板で形成され、底板74には画像記録部3の記録動作を
制御する第2の制御基板76(以下副制御基板)と無線ユ
ニット77が実装されたコードレス子機基板78と各デバイ
スおよび各基板に電気を供給するための電源基板79が締
結されている。
【0050】副制御基板76は、副制御基板76に実装され
たPCとのインタフェイス80(USB)を装置の側面に
配置するために手前側の右端に配置し、コードレス子機
基板78は、装置後方左側にあるアンテナ81と接続するた
めに後方左側に配置し、電源基板79は、電源ケーブル82
を装置後方より装置外に出すために後方左側に配置され
ている。アンテナ81は底板74と絶縁するためにアンテナ
ホルダ83を介してコードレス子機基板78に締結されてい
る。
【0051】次にそれぞれの基板の接続について説明す
る。図3において、表示ユニット14手前側の端面から
は、LCDモジュール66に一体に形成されたLCDフレ
キ84とLED基板から出ているLEDケーブル85とアー
スシート67に締結されたGNDケーブル86aとスイッチ
基板90に取り付けられているスイッチ基板フレキ87がで
ている。
【0052】これらのケーブルおよびフレキはパネルカ
バー61の穴61aを通って操作部ユニット15の内部に収納
され、LEDケーブル85とスイッチ基板フレキ87は操作
基板60の裏面に実装されたコネクタにそれぞれ接続さ
れ、LCDフレキ84は操作基板60と主制御基板71との隙
間を通って主制御基板71の手前側の裏面に実装されたコ
ネクタに接続される。また、操作基板60と主制御基板71
はフレキケーブル88によって接続されている。
【0053】つまり、LCDモジュール66は直接主制御
基板71と接続され、LED、スイッチ基板90は操作基板
60を介して接続される。LCDモジュール66と主制御基
板71を直接接続することにより、カラー表示やFAX受
信データの表示など高密度なデータの表示や動画などの
高速なデータの表示において、LCDモジュール66のノ
イズ等による影響を最小限にでき、誤表示やロックなど
を防ぐことができる。
【0054】GNDケーブル86aは底板74に接続され
る。ハンドスキャナ部5は伸縮可能にするためにらせん
状に成型されたハンドスキャナケーブル89によって主制
御基板71に接続され、ハンドスキャナケーブル89はパネ
ルカバー61の側面の切り欠き61bから装置内部に収納さ
れている。
【0055】主制御基板71の左側のエリアには、副制御
基板76と接続する第1のフレキ91と、NCU基板73と接
続するフレキ92と、コードレス基板と接続するフレキ93
と、副制御基板76を介して電源基板79からの電気を主制
御基板71に供給するための電源ケーブル94と、底板74と
接続するGNDケーブル86bとが接続されている。ま
た、主制御基板71の右側のエリアには、ハンドスキャナ
部5と主制御基板71を接続するためにハンドスキャナケ
ーブル89と副電源基板76と接続する第2のケーブル95が
接続されている。
【0056】また、ADFフレーム96には本体に回動自
在に取り付けられるように後方の両サイドに腕97が一体
で成型されており、基板を含む操作パネル部10と合体さ
せた時に腕97の部分からフレキおよびケーブルが出てく
るようになっている。具体的には、左側の腕97からは3
本のフレキと1本のケーブルと3本のGNDケーブル
が、右側の腕97からは1本のケーブルが、右の側面から
はハンドスキャナケーブル89が出ていることになる。
【0057】またこれらのケーブルおよびフレキは、上
カバー98に形成された腕97と係合して操作部ユニット15
の回動中心となる部分に隣接して形成された底板74まで
貫通する穴を通って、図5に示すとおり、下カバー24の
裏面より穴24a、24bから底板74側に出てくる。つま
り、操作部ユニット15から出たケーブルおよびフレキは
左右2つの経路を通って対向する基板に接続される。さ
らに左側の穴24aは壁で仕切られて2つに分かれてお
り、GNDケーブルとその他のケーブルの経路を分離し
ている。
【0058】また、下カバー24からは、ハンドスキャナ
の装着状態を検出するセンサのケーブル99と、画像記録
部3の各ローラに動力を供給するモータの束線100と、
インクカートリッジ36と副制御基板76を接続するための
キャリッジフレキ101と、記録シート25の有無を検出す
るためのセンサのケーブル102と、画像記録部3のイン
クカートリッジ36を動かすモータの束線103と、装置の
左側面に取り付けられたスピーカ104のスピーカケーブ
ル105と、原稿読取部12の各ローラに動力を供給するた
めのモータの束線106と、GNDケーブル86cが出てい
る。
【0059】これらのケーブルは、副制御基板76、NC
U基板73、電源基板79の所定のコネクタにそれぞれ接続
される。また、雷対策のためNCU基板73と電源基板79
はGNDケーブル86dで接続されている。ここで、上述
したように主制御基板71と副制御基板76とを接続するケ
ーブルは2つに分けさらに左右別の位置から接続されて
いる。
【0060】これは以下の理由からである。これらのケ
ーブルは組立性を考えると300mmから500mm程度の長
さが必要となり、それぞれの信号の干渉を受けやすく誤
動作やロックがおこりやすくなってしまう。そこで、ノ
イズを放射しやすい高速に動く信号線とノイズの影響を
受けやすい低速に動く信号線を分け、ノイズを放射しや
すい信号線と電源線は本体の左側を通し、ノイズに影響
を受けやすい信号線は単独で右側を通し副制御基板76と
接続している。
【0061】また、GNDケーブル86a、86b、86cは
装置本体が静電気を受けた時の避雷針となるため、電位
が大きくゆれる可能性があり、これが他の信号線に影響
し誤動作やロックを引き起こす可能性があるため、信号
線と電源線とは別の穴を通して接触しないようにしてい
る。
【0062】次にROM交換について説明する。
【0063】図6に示すように前記操作部ユニット15は
回動可能に本体に取り付けられているがその開閉角度は
インクカートリッジ36の交換が可能であって、かつ原稿
のJAM処理ができるような角度、具体的にいうと原稿
搬送路107の下面108に対して上面が約70°の角度で開
くようになっている。
【0064】ADFフレーム96には操作部ユニット15の
回転の支点109を中心とした円弧状に形成されたストッ
パ部材であるダンパアーム110が取り付けられており、
ダンパアーム110の外側には歯111が切ってある。歯111
に係合するように一方向に回転負荷のある歯車が本体に
取り付けらおり、ダンパアーム110と歯車はラックとピ
ニオンの関係で動作し、前述した回転負荷は操作部が閉
まる時に作用するため、操作部ユニット15を締める時の
ダンパとして働く。
【0065】また、ダンパアーム110の先端には溝112が
開いており上カバー63に形成された図示していないボス
と係合することで、角度70°以上操作部が開かないよ
うにストッパとして機能している。
【0066】図7に示すように、ボスと溝112の係合は
ユーザレベルでは解除できないようになっているが、工
具を使って爪を変形させることにより溝112とボスを外
し操作部ユニット15を鉛直状態まであけることが可能に
なっている。主制御基板71の原稿搬送路107の上側には
2つのROM113a、113bが実装されており、前記AD
Fフレーム96の前記ROM113a、113bに対向する位置
に窓114が開いており、窓114には蓋部材である蓋115が
取り付けられており、奥側を爪で引っかけ、手前側をネ
ジで止めている。
【0067】上記構成によってユーザレベルでは操作部
ユニット15が70°しか開かないため、蓋115のネジを
外すことができないため、また蓋115を外せてもROM1
13a、113bを抜き出すスペースがないためROM113
a、113bを外すことができない。しかし、メーカでの
修理などや工場組立時などは工具でストッパ部を外すこ
とで操作部ユニット15を鉛直まで開けることができ蓋11
5を外すことが可能になり、また、ROM113a、113b
自身も外すことが可能になる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、表示部の制御を含
み装置全体を制御する第1の制御基板をカバー部材と操
作部との間に備えることにより、表示部とそれを制御す
る基板との距離を短くし、高い周波数でのデータのやり
取りを可能にするとともにデータ信号の電圧低下を防ぐ
ことにより誤動作を防止し、放射ノイズ等電気ノイズを
防ぐことができる。また、大型のLCDモジュールを操作
部上に配置させることができ、表示情報の多様化に対応
できる
【0069】また、操作部とカバー部材との間に装置全
体を制御する第1の制御基板と操作部を制御する基板を
備え、操作部に取り付けられた表示部は装置全体を制御
する第1の制御基板と直接結線させることにより、最短
の距離で結線させることができる。
【0070】また、カバー部材に蓋部材が設けられ、カ
バー部材を第1の制御基板へ投影させた位置に前記RO
Mが配置されている。これにより、第1の制御基板を覆
う操作部上面と対向した位置に配置されたカバー部材に
設けられた蓋部材を開けることで容易に主制御基板に取
付けられた着脱可能なROMを交換させることができる
ため、サービスマンや製造部門での組立操作性が容易と
なる。
【0071】また、操作部ユニットが一端を回動自在に
軸支されて本体装置に取付けられ、かつ、前記操作部ユ
ニットに固定されたストッパ部材により前記操作部ユニ
ットの回動角度が定められている。これにより、例え
ば、カバー部材が原稿読取の搬送ガイドを兼ねた構成に
させた場合、原稿ジャム処理時において操作部が一端を
回動自在に軸支されているため容易に回動させて原稿パ
スを開放させることが可能となり原稿ジャム処理の操作
性が容易となる。また、原稿搬送路の下方部に画像記録
部が配置されている場合、記録手段のカートリッジ等の
交換作業時においても操作部を回動させて画像記録部上
部を開放させることが可能となりカートリッジ等の交換
作業が容易となる。
【0072】また、一端を回動自在に軸支された操作部
を回動させ、ストッパ部材により最大限に開放させた状
態において、主制御基板を覆うカバー部材に設けられた
蓋部材を取り外すことができず、ストッパ部を外すこと
により蓋部材を取り外すことができるようにした。これ
によりユーザレベルでROM交換をさせないようにさせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る画像処理装置本体の説明断
面図である。
【図2】表示装置を備えた画像処理装置本体の組立て斜
視図である。
【図3】表示装置を備えた画像処理装置の操作部ユニッ
トの分解斜視図である。
【図4】表示装置を備えた画像処理装置の底板ユニット
分解斜視図である。
【図5】表示装置を備えた画像処理装置本体から底板ユ
ニットを外した時の斜視図である。
【図6】表示装置を備えた画像処理装置本体の説明断面
図である。
【図7】表示装置を備えた画像処理装置におけるROM
交換の説明断面図である。
【図8】表示装置を備えた画像処理装置の制御ブロック
図である。
【図9】従来の画像処理装置の断面図である。
【図10】従来の実施の形態に係るROM交換を説明する断
面図である。
【符号の説明】
1 …底板ユニット 2 …ASF部 3 …画像記録部 4 …プリンタユニット 5 …ハンドスキャナ部 6 …ADF部 7 …原稿搬送部 8 …下カバーユニット 9 …上カバーユニット 10 …操作パネル部 11 …フレームユニット 12 …原稿読取部 13 …操作ボタン 14 …表示ユニット 15 …操作部ユニット 24 …下カバー 24a …穴 24b …穴 25 …記録シート 26 …記録シート積載トレイ 27 …記録シートカバー 28 …原稿 29 …開口部 30 …圧板 31 …押圧バネ 32 …記録シート幅スライダー 33 …ピックアップローラ 34 …分離シート 35 …センサ 36 …インクカートリッジ 38 …ガイドシャフト 39 …給送ローラ 40 …ピンチコロ 41 …拍車 42 …排出ローラ 43 …開口部 44 …開口部 45 …原稿スライダー 46 …センサ 47 …分離ローラ 48 …分離片 48a …支点 49 …給送ローラ 50 …バネ 51 …給送コロ 52 …板バネ 53 …コンタクトイメージセンサ 55 …排出ローラ 55a …ローラ 56 …センサ 57 …開口部 58 …キートップ 59 …ゴムキー 60 …操作基板 61 …操作パネル部筐体 61b …切り欠き 62 …LCD下カバー 63 …上カバー 64 …導光板 65 …拡散シート 66 …LCDモジュール 67 …アースシート 68 …クリアカバー 69 …操作ボタン 70 …スイッチ 71 …第1の制御基板 73 …NCU基板 74 …底板 75 …モジュラー端子 75a …穴 76 …第2の制御基板 77 …無線ユニット 78 …コードレス子機基板 79 …電源基板 80 …インタフェイス 81 …アンテナ 83 …アンテナホルダ 84 …フレキ 85 …LEDケーブル 86a、86b、86c …GNDケーブル 87 …スイッチ基板フレキ 88 …フレキケーブル 89 …ハンドスキャナケーブル 90 …スイッチ基板 91、92、93 …フレキ 94 …電源ケーブル 95 …第2のケーブル 96 …ADFフレーム 97 …腕 99 …ケーブル 100 …束線 101 …キャリッジフレキ 102 …ケーブル 103 …束線 104 …スピーカ 105 …スピーカケーブル 106 …束線 107 …原稿搬送路 108 …下面 109 …支点 110 …ダンパアーム 111 …歯 112 …溝 113a、113b …ROM 114 …窓 115 …蓋 201 …主制御基板 201a1 …CPU 201a2 …ROM 201a3 …RAM 201b …ASIC 201c …符号化/複号化部 201d …バッファメモリ 201e …モデム基板ユニット 201f …データモデム 202a1 …CPU 202a2 …ASIC 202b …プリンタインターフェイス 202c、202d …モータドライバ 203 …基板ユニット 204 …電源基板 205 …操作部 206 …表示部 207 …コードレス子機基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森永 和幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小花 克己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 寺嶋 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西ノ原 隆行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岩田 直宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AQ05 BB08 BB35 CG01 3F101 FB17 FE08 FE15 5C062 AA02 AA05 AB20 AB23 AB25 AB41 AB44 AD01 AD06 AE01 BA00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿搬送路を備え、搬送される原稿の画
    像情報を読み取る画像読取部と、 該画像読取部の上方に位置し、上面に表示部を配置する
    操作部ユニットと、 前記画像読取部の上方に位置し、前記表示部を制御する
    とともに、少なくとも通信制御手段を含む第1の制御基
    板と、 該第1の制御基板に着脱可能に取付けられたプログラム
    データおよび各種データを格納するROMと、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿搬送路を備え、搬送される原稿の画
    像情報を読み取る画像読取部と、 該画像読取部の上方に位置し、上面に表示部を配置する
    操作部ユニットと、 前記画像読取部の上方に位置し、前記表示部を制御する
    とともに、少なくとも画像情報を処理する画像情報処理
    手段を含む第1の制御基板と、 該第1の制御基板に着脱可能に取付けられたプログラム
    データおよび各種データを格納するROMと、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部ユニットの下側に備えられた
    原稿の原稿搬送路の上面を規制するとともに、前記第1
    の制御基板を挟んで操作部ユニット上面と対向して第1
    の制御基板を覆うカバー部材とを有する請求項1または
    2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材と操作部ユニットとを固
    定するとともに、装置本体に対し前記カバー部材及び操
    作部ユニットが一体的に回動可能に保持されており、該
    カバー部材に蓋部材が設けられ、カバー部材を前記第1
    の制御基板へ投影させた位置に前記ROMが配置されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記操作部ユニットとカバー部材との間
    に前記第1の制御基板と、操作部ユニットを制御する操
    作基板を備え、前記表示部は前記第1の制御基板と直接
    結線されていることを特徴とする特許請求項3に記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示部は一万ドット以上のドットに
    より構成されていることを特徴とする請求項1乃至5に
    記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 装置本体に設けられた画像記録部の下側
    に該画像記録部を制御する第2の制御基板、電源基板、
    電話回線制御基板が備えたことを特徴とする特許請求項
    1乃至6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示部が前記操作部ユニットに対し
    回転可能に保持されていることを特徴とする特許請求項
    1乃至7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記操作部ユニットが一端を回動自在に
    軸支されて本体装置に取付けられ、かつ、前記操作部ユ
    ニットに固定されたストッパ部材により前記操作部ユニ
    ットの回動角度が定められていることを特徴とする請求
    項4に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記操作部ユニットに固定されたスト
    ッパ部材により前記操作部ユニットが最大限に回動して
    開放された状態においても、前記第1の制御基板を覆う
    カバー部材に設けられた蓋部材を取り外すことができ
    ず、ストッパ部を外すことにより蓋部材を取り外すこと
    ができることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装
    置。
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