JP2003133345A - 半導体樹脂封止装置及び樹脂封止方法 - Google Patents

半導体樹脂封止装置及び樹脂封止方法

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JP2003133345A
JP2003133345A JP2001329483A JP2001329483A JP2003133345A JP 2003133345 A JP2003133345 A JP 2003133345A JP 2001329483 A JP2001329483 A JP 2001329483A JP 2001329483 A JP2001329483 A JP 2001329483A JP 2003133345 A JP2003133345 A JP 2003133345A
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tablet
mold
resin
wiring board
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Masaru Fukuoka
大 福岡
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Scinex Corp
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SAINEKKUSU KK
Scinex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮成形を行う際に樹脂タブレットの管理が
容易になり、簡易な構造機で低コストの半導体樹脂封止
装置及び樹脂封止方法を提供する。 【解決手段】 配線板を上下から挟み込む上型3及び下
型2を備えた金型と、上型又は下型の一方を上下に移動
させる昇降機構51,52と、配線板を収納する供給マガジ
ン10と、配線板を収納する収納マガジン12と、供給マガ
ジンから収納マガジンまでに設けられて上型と下型との
間を通過する搬送レール13と、配線板を取り出し、搬送
し、収納するチャック搬送機構5と、樹脂タブレットを
収納するタブレット収納部8aと、タブレット収納部から
樹脂タブレットを取り出し、金型に搬送するタブレット
搬送部6,9と、タブレット搬送部の搬送経路に配置さ
れ、取り出した樹脂タブレットの重量を計量する計量部
7と、昇降機構、チャック搬送機構、タブレット搬送
部、計量部を制御する制御器50とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子を搭載
した配線板(基板、リードフレーム)を樹脂で封止する
半導体樹脂封止装置及び樹脂封止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体樹脂封止装置は、トランス
ファ成形法を用い、短冊状基板はリードフレームと同様
ピック・アンド・ブレースにより金型内に搬送され、成
形後も吸着その他の手段により同様に搬送され、カル、
ランナー部を分離され、収納される。
【0003】樹脂は、短円柱状(錠剤状)に成形された
タブレットを金型に設けたポットに投入し、型締め後プ
ランジャにより押し出され、ランナーを通りキャビティ
に送り込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の半導
体樹脂封止装置は、トランスファ成形法を用いるため、
成形後に被成形品である基板等にゲートとランナーを介
してカルが取り付いた状態にある。このため、簡単な構
造のレール搬送機構等を採用できなかった。
【0005】また、圧縮成形法を用いると、カルとラン
ナーが無く、レール搬送機構を使用でき、さらにカル及
びランナーを除去する機構も不要となり、装置の構造は
極めて簡易化されるが、投入する樹脂タブレットの重量
が成形品の厚さに影響を及ぼす。従って、樹脂重量を厳
しく管理し、輸送中の樹脂タブレットの破損も厳禁とさ
れている。このため従来の樹脂封止技術には次の
(a),(b)の問題がある。
【0006】(a)搬送機構が複雑になる。
【0007】(b)圧縮成形法を用いるには、樹脂タブ
レットの製造・管理を厳しくする必要がある。
【0008】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、圧縮成形を行う際に樹脂タブレットの
管理が容易になり、簡易な構造機で低コストの半導体樹
脂封止装置及び樹脂封止方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体樹脂
封止装置は、配線板を上下から挟み込む上型及び下型を
備えた金型と、少なくとも前記上型又は下型の一方を上
下に移動させる昇降機構と、樹脂封止前の配線板を収納
する供給マガジンと、樹脂封止後の配線板を収納する収
納マガジンと、前記供給マガジンから前記収納マガジン
までに設けられ、前記金型の上型と下型との間を通過す
る搬送レールと、前記供給マガジンから配線板を取り出
し、前記搬送レールに沿って前記金型に該配線板を搬送
し、樹脂封止された配線板を前記金型から取り出して前
記収納マガジンに収納するチャック搬送機構と、樹脂タ
ブレットを収納するタブレット収納部と、前記タブレッ
ト収納部から少なくとも1つの樹脂タブレットを取り出
し、前記金型に搬送するタブレット搬送部と、前記タブ
レット搬送部の搬送経路に配置され、取り出した樹脂タ
ブレットの重量を計量する計量部と、前記昇降機構、前
記チャック搬送機構、前記タブレット搬送部、前記計量
部を制御する制御器とを具備することを特徴とする。
【0010】本発明に係る他の半導体樹脂封止装置は、
配線板を上下から挟み込む上型及び下型を備えた金型
と、少なくとも前記上型又は下型の一方を上下に移動さ
せる昇降機構と、前記供給マガジンから前記収納マガジ
ンまでに設けられ、前記金型の上型と下型との間を通過
する搬送レールと、前記搬送レールの一端側に設けら
れ、テープ状の連続した配線板を前記搬送レールに沿っ
て前記金型に送給する供給リールを有するローダ部と、
前記搬送レールの他端側に設けられ、前記搬送レールに
沿って送給されるテープ状の連続した配線板を巻き取る
収納リールを有するアンローダ部と、前記ローダ部から
前記アンローダ部までの間に設けられ、前記搬送レール
に沿って前記金型に送られてきた前記配線板テープにバ
ックテンションを印加するフィーダ部と、樹脂タブレッ
トを収納するタブレット収納部と、前記タブレット収納
部から少なくとも1つの樹脂タブレットを取り出し、前
記金型に搬送するタブレット搬送部と、前記タブレット
搬送部の搬送経路に配置され、取り出した樹脂タブレッ
トの重量を計量する計量部と、前記昇降機構、前記ロー
ダ部、前記アンローダ部、前記フィーダ部、前記タブレ
ット搬送部、前記計量部を制御する制御器とを具備する
ことを特徴とする。
【0011】本発明に係る半導体樹脂封止方法は、樹脂
タブレットを計量部に搬送し、前記計量部において樹脂
タブレットの重量を金型投入前に計量し、その計量結果
が合格である場合は該樹脂タブレットを金型内に投入
し、配線板を搬送レールに沿って前記金型に搬送し、該
配線板を金型の上型と下型との間に挟み込み、前記金型
内で樹脂タブレットを加熱溶融させるとともに、前記上
型及び下型の少なくとも一方を昇降させて加圧すること
により配線板を樹脂封止成形することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の種々の好ましい実施の形態について説明する。
【0013】(第1の実施形態)図1〜図8を参照して
本発明の第1の実施形態について説明する。
【0014】半導体樹脂封止装置1は、プレス部20、
チャック搬送機構5、タブレット搬送アーム機構6、計
量部7、タブレット収納部8a、タブレット回収部8
b、タブレットエレベータ9、供給マガジン10、マガ
ジンエレベータ11、収納マガジン12、搬送レール1
3を具備している。
【0015】プレス部20は、ヒータ(図示せず)をそ
れぞれ内蔵した下型2および上型3を有し、樹脂タブレ
ット44を加熱溶融させ、溶融樹脂が配線板41を覆う
ように圧縮成形するものである。
【0016】下型2は、図5に示すように圧縮金型21
および枠状金型22を備えている。圧縮金型21は枠状
金型22の枠内に嵌め込まれている。前者は昇降機構5
1により昇降駆動され、後者は昇降機構52により昇降
駆動されるようになっている。これらの両昇降機構5
1,52は制御器50によりそれぞれ独立に駆動制御さ
れるようになっている。圧縮金型21、枠状金型22お
よび上型3により周囲を規定されるスペースがキャビテ
ィCとなる。このキャビティC内に被成形品としての配
線板41および樹脂タブレット44が配置され、所定の
加熱加圧条件下で樹脂封止成形が行われるようになって
いる。
【0017】上型3は、プレス部20の上フレームに固
定され、下型2と向き合っている。上型3は埋設ヒータ
(図示せず)により所定の温度に加熱されるようになっ
ている。
【0018】搬送レール13は、図3に示すように、ほ
ぼ水平に延び出す直線状の複数本の平行搬送レールから
なり、供給マガジン10から上下金型2,3相互間を通
過して収納マガジン12までの間に設けられている。
【0019】チャック搬送機構5は、供給マガジン10
側と収納マガジン12側とにそれぞれ1つずつ設けら
れ、それぞれが図示しない駆動機構により搬送レール1
3に沿って移動されるようになっている。
【0020】一方のチャック搬送機構5は、図示しない
開閉駆動機構により上下に開閉動作される上下一対のチ
ャック5a,5bを具備し、図4の(a),(b)に示
すようにチャック5a,5bで配線板41を挟持し、供
給マガジン10から引き出すものである。他方のチャッ
ク搬送機構5は、図4の(c),(d)に示すように閉
じたチャック5a,5bの先細の先端部5cを配線板4
1の端面に当接させ、成形後の配線板41を収納マガジ
ン12内に押し込むものである。
【0021】タブレット搬送アーム機構6は、搬送レー
ル13及びプレス部20よりも装置1の前面側に配置さ
れ、水平アームと、アームを支軸まわりに水平面内で回
動させるスイング機構と、アーム先端に樹脂タブレット
44を吸着させる真空吸着機構とを備えている。このタ
ブレット搬送アーム機構6は、タブレット収納部8aか
ら樹脂タブレット44を1つだけ取り出し、計量部7に
搬送し、合格品は計量部7から下型2に搬送し、不合格
品はタブレット回収部8bに搬送するものである。この
ため下型2、計量部7、タブレット収納部8a、タブレ
ット回収部8bは搬送アーム機構6のアーム先端部が描
く円弧軌跡に沿ってそれぞれ配置されている。
【0022】計量部7は、下型2とタブレット収納部8
aとの間に設けられ、樹脂タブレット44の重量を精密
に計量するものである。本実施形態では計量部7として
ロードセルの原理を利用して被測定物の重量を精密に計
測できる電子天秤を用いているが、電子天秤の代わりに
他の高精度重量測定機器を用いるようにしてもよい。
【0023】タブレット収納部8aは、コイン状のタブ
レットを積み重ね、筒状の収納ケースに収められてお
り、下部よりエレベータ9によりタブレットを規定位置
まで上昇させるものである。
【0024】タブレット回収部8bは、計量部7での計
測の判定結果が不合格になったタブレット44を回収す
る。
【0025】供給マガジン10は、搬送レール13の一
端側に設けられ、成形前の複数の配線板41を収納して
いる。この配線板41はマガジンエレベータ11により
昇降され、チャック搬送機構5により搬送されるもので
ある。
【0026】収納マガジン12は、搬送レール13の他
端側に設けられ、成形後の複数の配線板41を収納し、
マガジンエレベータ11により昇降され、チャック搬送
機構5により成形後の配線板41が搬入されるものであ
る。
【0027】なお、各マガジン10,12の内側壁には
複数の溝が等ピッチ間隔に形成され、これらの溝に配線
板41がそれぞれ差し込み保持されている。
【0028】次に、図2を参照しながら上記装置を用い
て樹脂タブレットを圧縮成形して配線板を樹脂封止する
方法について説明する。
【0029】半導体素子43の搭載および基板42の配
線が完了した配線板41を供給マガジン10内に投入す
る(工程K1)。一方、重量誤差を数ミリグラムオーダ
ーまで抑えるように製造・管理された樹脂タブレット4
4をタブレット収納部8a内に投入する(工程S1)。
タブレット搬送アーム機構6によりタブレット収納部8
aから樹脂タブレット44を1つだけ取り出し、計量部
6に搬送する(工程S2)。
【0030】樹脂タブレット44を計量部6の秤の上に
載せると、秤量結果が数値として直ちにデジタル表示さ
れるとともに、その計量信号が制御器50に入力され
る。制御器50のCPUは入力信号に基づいて計量結果
が合格か否かを判定する(工程S3)。判定結果がYE
Sの場合は、その合格品タブレット44をタブレット搬
送アーム機構6によりプレス部の下型2に搬送し、キャ
ビティ内に投入する(工程S4)。
【0031】一方、判定結果がNOの場合は、その不合
格品タブレットをタブレット搬送アーム機構6によりタ
ブレット回収部8bに搬送し、これに投入する(工程S
5)。
【0032】チャック搬送機構5が、チャック5a,5
bを供給マガジン10内の配線板41と配線板41との
相互間隙に挿入し、配線板41を1枚チャックして、搬
送レール13上に引き出す。そのまま引き続けるか、あ
るいはチャックしなおして、下型2の直上(上型3の直
下)まで配線板41を搬送する(工程K2)。その間、
合格品タブレット44が下型2のキャビティ内に投入さ
れている(工程S4)。なお、樹脂タブレット44は、
キャビティC内において枠状金型の周壁22aから離し
て配置される。すなわち、キャビティCのほぼ中央に置
かれた樹脂タブレット44は、底面のみが圧縮金型の上
面21aに接触し、側周面および上面は周囲の金型部材
とは非接触である。
【0033】金型2,3は予め規定温度まで昇温されて
おり、プレスにより上型3と配線板41を挟みこんだ後
に、キャビティ底面(圧縮金型21)が上昇し、投入さ
れた樹脂タブレット44を押しつぶして成形に至る(工
程K4)。枠状金型22の上端面の四隅には、図7に示
すように金型の外部に連通するエアベント23がそれぞ
れ形成され、成形時にキャビティC内のエアが迅速に排
出される。
【0034】また、図8に示すように成形が終了した配
線板41は、チャック搬送機構5あるいは同様に別の機
構により金型から取り出されて搬送され、図4の(d)
に示すように収納マガジン12に収納される(工程K
5)。収納マガジン12も供給マガジン10と同様にマ
ガジンエレベータ11に搭載されており、成形品収納後
に1段移動する。
【0035】(第2の実施形態)次に、図9〜図11を
参照して本発明の他の実施形態について説明する。
【0036】本実施形態の半導体樹脂封止装置1Aは、
ローダ部61、アンローダ部65、製品リール62,6
6、スペーサリール63,67、フィーダ部68、バッ
クテンションスプロケット68a、搬送スプロケット6
8b、トルクモータ69a、サーボモータ69bを具備
している。
【0037】被成形品である製品テープ71は両辺に添
って連続して明けられたスプロケットホール(パーフォ
レーション)を有し、電気的接続を施した半導体素子を
搭載し、ローダ部61の製品リール62に巻かれてい
る。その際、淵にエンボス加工を施した導電性のスペー
サテープ72を同時に巻くことで、半導体素子43と製
品テープ71とが直接接触しないように保護されてい
る。
【0038】ローダ部61は、製品テープ71とスペー
サテープ72が同時に巻かれた製品リール62と、スペ
ーサテープ72のみを巻き取るスペーサリール63とが
掛けられるように2つの回転軸がある。製品リール62
用の軸は受動的に回転する機構(摩擦クラッチなど、慣
性による回転を押える抵抗)に接続されている。スペー
サリール63用軸はモータの回転駆動軸に連結されてい
る。製品リール62の回転により分かれたスペーサテー
プ72をモータの回転により巻き取るようになってい
る。
【0039】フィーダ部68は、2本のガイドレール1
3Aと搬送スプロケット68bとその駆動機構69b
(サーボモータ)、バックテンションスプロケット68
aとその駆動機構69a(トルクモータ)からなり、製
品テープ71は幅方向と高さを拘束するレール13A相
互間を通り、アンローダ部65側に達するように流れ
る。製品テープ71は搬送スプロケット68bの回転に
より搬送方向(図では右方向)に搬送される。その際、
図10に示すようにバックテンションスプロケット68
aが所定の張力を得るように製品テープ71の搬送方向
とは逆方向に力を掛ける。
【0040】アンローダ部65もローダ部61と同様
に、製品リール66とスペーサリール67を掛ける2つ
の回転軸を有する。製品リール用の軸はモータ(図示せ
ず)に連結され、搬送スプロケット68bにより送り出
された製品テープ71とスペーサリール67に巻かれた
スペーサテープ72とを巻き取る。スペーサリール用の
軸は受動的に回転する機構(摩擦クラッチなど、慣性に
よる回転を押える抵抗)に接続されている。
【0041】次に、図10を参照しながら上記装置を用
いて樹脂タブレットを圧縮成形してテープ状の配線板を
樹脂封止する方法について説明する。
【0042】半導体素子43の搭載および基板42の配
線が完了した製品テープ71をスペーサテープ72とと
もにローダ部61の製品リール62に巻き取る。次い
で、スペーサリール63,67を回転させ、製品テープ
71とスペーサテープ72とを分離しつつ製品テープ7
1のみを金型2,3に送給する(工程K21)。スペー
サリール63,67の回転駆動を停止させ、図10に示
すようにバックテンションスプロケット68aが所定の
張力を得るように製品テープ71の搬送方向とは逆方向
の回転力を製品テープ71に印加する(工程K22)。
この間、計量に合格した合格品タブレット44が下型2
のキャビティに投入されている(工程S4)。
【0043】圧縮金型21を上昇させ、キャビティ内の
樹脂タブレット44を押し潰し、圧縮成形する(工程K
23)。
【0044】搬送スプロケット68bにより送り出され
た製品テープ71とスペーサリール67に巻かれたスペ
ーサテープ72とを重ねて巻き取る(工程K24)。な
お、本実施形態の工程S1から工程S5までは、図2を
用いて上記第1の実施形態で説明した工程S1から工程
S5までと実質的に同じである。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、供給マガジンから金型
までの成形前の配線板の搬送と、金型から収納マガジン
までの成形後の配線板の搬送とにレール搬送方式を採用
することにより機構を簡略化することができるととも
に、装置全体の小型化と軽量化が図れる。
【0046】また、本発明によれば、圧縮成形を行う際
に樹脂タブレットの管理が容易になり、簡易な構造での
半導体樹脂封止装置及び樹脂封止方法を提供することが
できる。このため、投入前に樹脂を計量することで樹脂
の製造・管理コストを上げることなく、余剰樹脂を必要
としない(あるいは極めて少量で済む)半導体樹脂封止
装置及び樹脂封止方法が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る半導体樹脂封止
装置を示す内部透視斜視図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る半導体樹脂封止
方法を示すフローチャート。
【図3】供給マガジンから配線板を取り出すときのチャ
ック搬送機構および搬送レールを示す斜視図。
【図4】(a)と(b)は供給マガジンから配線板を取
り出すときのチャック搬送機構の動作を示す図、(c)
と(d)は収納マガジンに配線板を収納するときのチャ
ック搬送機構の動作を示す図。
【図5】金型にセットされた成形前の配線板と樹脂タブ
レットを示すブロック断面図。
【図6】成形中の配線板と樹脂を示す内部透視断面図。
【図7】金型内に投入された樹脂タブレットを示す斜視
図。
【図8】成形品である基板に半導体素子を搭載した状態
を示す平面図。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る半導体樹脂封止
装置を示す内部透視斜視図。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る半導体樹脂封
止方法を示すフローチャート。
【図11】両側のスプロケットにより製品テープにバッ
クテンションを印加した場合を示す模式図。
【符号の説明】
1,1A…半導体樹脂封止装置、 2…下型、 20…プレス部、 21…圧縮金型、 22…枠状金型、 3…上型、 5…チャック搬送機構、 5a,5b…チャック、5c…先端部、 6…タブレット搬送アーム機構、 7…計量部、 8a…タブレット収納部、 8b…タブレット回収部、 9…タブレットエレベータ、 10…供給マガジン、 11…マガジンエレベータ、 12…収納マガジン、 13…搬送レール、 13A…ガイドレール、 41…配線板、 42…基板、 43…半導体素子、 50…制御器、 51,52…昇降機構、 61…ローダ部、 62,66…製品リール、 63,67…スペーサリール、 65…アンローダ部、 68…フィーダ部、 68a…バックテンションスプロケット、 68b…搬送スプロケット、 69a…トルクモータ、 69b…サーボモータ、 71…製品テープ(配線板テープ)、 72…スペーサテープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AD03 AG03 AH37 AM19 AP14 CA09 CA11 CB01 CB17 CK52 CL02 CM02 CM12 CQ01 4F204 AA36 AC01 AH37 AM32 AP14 AR15 FA01 FB01 FB12 FF01 FF05 FF36 FF48 FF51 FJ11 FQ01 5F061 AA01 BA01 BA03 CA22 CA26 DE01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線板を上下から挟み込む上型及び下型
    を備えた金型と、 少なくとも前記上型又は下型の一方を上下に移動させる
    昇降機構と、 樹脂封止前の配線板を収納する供給マガジンと、 樹脂封止後の配線板を収納する収納マガジンと、 前記供給マガジンから前記収納マガジンまでに設けら
    れ、前記金型の上型と下型との間を通過する搬送レール
    と、 前記供給マガジンから配線板を取り出し、前記搬送レー
    ルに沿って前記金型に該配線板を搬送し、樹脂封止され
    た配線板を前記金型から取り出して前記収納マガジンに
    収納するチャック搬送機構と、 樹脂タブレットを収納するタブレット収納部と、 前記タブレット収納部から少なくとも1つの樹脂タブレ
    ットを取り出し、前記金型に搬送するタブレット搬送部
    と、 前記タブレット搬送部の搬送経路に配置され、取り出し
    た樹脂タブレットの重量を計量する計量部と、 前記昇降機構、前記チャック搬送機構、前記タブレット
    搬送部、前記計量部を制御する制御器とを具備すること
    を特徴とする半導体樹脂封止装置。
  2. 【請求項2】 前記下型のキャビティ底面を構成する部
    分が可動構造であることを特徴とする請求項1又は請求
    項7のいずれか一方に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記タブレット収納部と前記計量部と前
    記金型が、前記搬送レールの配線板搬送方向と概略直交
    する位置に配置されたことを特徴とする請求項1、2、
    7のうちいずれか1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記タブレット収納部と前記計量部と前
    記金型が、同一の円弧上に配置されたことを特徴とする
    請求項1、2、7のうちいずれか1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送レールの少なくとも一端部に隣
    接して、等間隔に短冊状の配線板を積層方向に収納する
    マガジンを搭載するエレベータ機構を具備したことを特
    徴とする請求項1、2、3、4、7のうちいずれか1記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 前記計量部における計量結果が不合格と
    なった樹脂タブレットを回収する回収部を有することを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、7のうちいずれ
    か1記載の装置。
  7. 【請求項7】 配線板を上下から挟み込む上型及び下型
    を備えた金型と、 少なくとも前記上型又は下型の一方を上下に移動させる
    昇降機構と、 前記供給マガジンから前記収納マガジンまでに設けら
    れ、前記金型の上型と下型との間を通過する搬送レール
    と、 前記搬送レールの一端側に設けられ、テープ状の連続し
    た配線板を前記搬送レールに沿って前記金型に送給する
    供給リールを有するローダ部と、 前記搬送レールの他端側に設けられ、前記搬送レールに
    沿って送給されるテープ状の連続した配線板を巻き取る
    収納リールを有するアンローダ部と、 前記ローダ部から前記アンローダ部までの間に設けら
    れ、前記搬送レールに沿って前記金型に送られてきた前
    記配線板テープにバックテンションを印加するフィーダ
    部と、 樹脂タブレットを収納するタブレット収納部と、 前記タブレット収納部から少なくとも1つの樹脂タブレ
    ットを取り出し、前記金型に搬送するタブレット搬送部
    と、 前記タブレット搬送部の搬送経路に配置され、取り出し
    た樹脂タブレットの重量を計量する計量部と、 前記昇降機構、前記ローダ部、前記アンローダ部、前記
    フィーダ部、前記タブレット搬送部、前記計量部を制御
    する制御器とを具備することを特徴とする半導体樹脂封
    止装置。
  8. 【請求項8】 樹脂タブレットを計量部に搬送し、 前記計量部において樹脂タブレットの重量を金型投入前
    に計量し、その計量結果が合格である場合は該樹脂タブ
    レットを金型内に投入し、 配線板を搬送レールに沿って前記金型に搬送し、該配線
    板を金型の上型と下型との間に挟み込み、 前記金型内で樹脂タブレットを加熱溶融させるととも
    に、前記上型及び下型の少なくとも一方を昇降させて加
    圧することにより配線板を樹脂封止成形することを特徴
    とする半導体樹脂封止方法。
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