JP2003133175A - コンデンサユニットおよびコンデンサの取付構造 - Google Patents

コンデンサユニットおよびコンデンサの取付構造

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JP2003133175A JP2001322984A JP2001322984A JP2003133175A JP 2003133175 A JP2003133175 A JP 2003133175A JP 2001322984 A JP2001322984 A JP 2001322984A JP 2001322984 A JP2001322984 A JP 2001322984A JP 2003133175 A JP2003133175 A JP 2003133175A
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capacitor
bus bar
electrode
bus
opening
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JP2001322984A
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Nobuaki Inagaki
信明 稲垣
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスバへのコンデンサの組み付け性向上と配
線インダクタンス低減を図る。 【解決手段】 対向するバスバ10、12に雌ねじを有
する開口部10a、12aを形成する。一方、コンデン
サ14の外装スリーブの上下端部に電極14a、14b
を形成し、各電極14a、14bに雄ねじを形成する。
コンデンサ14をバスバ10、12の開口部に挿入する
ことでコンデンサ14をバスバ10、12に取り付け
る。コンデンサ14内の電極箔を電極14a、14bに
直接接続することで、配線抵抗と配線インダクタンスを
低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンデンサユニット
およびコンデンサの取付構造、特にバスバ(あるいはブ
スバ:bus bar)にコンデンサを取り付ける構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インバータ等のパワーモジュ
ールにおいて、パワーラインにおける配線インダクタン
スを低減させてスイッチング時のサージノイズ発生を抑
制するための種々の技術が提案されており、電源供給用
バスバに平滑用のコンデンサを取り付ける際の取り付け
構造も種々提案されている。
【0003】例えば、特開2000−3833号公報に
は、複数の電解コンデンサをねじによりバスバに固定す
るものにおいて、アルミニウムの端子のねじ穴の外周面
先端部をペーパ上に広げて形成することが記載されてい
る。これによれば、電解コンデンサの金属ケースの高さ
寸法にバラツキがあっても、端子のねじ穴へのねじの締
め付け状態を調整することで金属ケースの高さ寸法のバ
ラツキによる影響を吸収できるとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、電解コンデンサのコンデンサ素子と
端子とは接続部で接続されており、したがって電解コン
デンサ内部に配線抵抗やインダクタンスが存在してしま
う問題がある。
【0005】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、バスバに対するコ
ンデンサの組み付け性を向上させるだけでなく、同時に
配線抵抗やインダクタンスの低減も図ることができるコ
ンデンサユニットおよび取付構造を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、外装スリーブに電極部が形成され、かつ
前記電極部に電源供給用バスバに形成された雌ねじ部と
噛合する雄ねじ部が形成され、前記雄ねじ部を前記雌ね
じ部に挿入することで前記バスバに取り付けられること
を特徴とする。
【0007】また、本発明は、略平行に対向する正及び
負の電源供給用バスバ間にコンデンサを取り付ける構造
であって、前記バスバには、対向する位置に雌ねじが形
成された開口部が設けられ、前記コンデンサには、外装
スリーブの両端に正電極及び負電極が形成され、かつ前
記正電極及び負電極には前記雌ねじと噛合する雄ねじが
形成され、前記正電極及び負電極をそれぞれ正の電源供
給用バスバの開口部及び負の電源供給用バスバの開口部
に挿入することで前記コンデンサを取り付けることを特
徴とする。
【0008】このように、本発明においては、コンデン
サの外装スリーブに電極を形成し、この電極に雄ねじを
形成する。一方、電源供給用バスバに雌ねじを形成し、
コンデンサの電極をバスバに挿入する(ねじ込む)こと
でコンデンサをバスバに取り付ける。コンデンサをバス
バに挿入するだけで取り付けることができるので、容易
に組み付けることができるとともに、仮にコンデンサに
異常が生じたとしても容易に交換することができる。さ
らに、コンデンサの電極はバスバに直接接続されている
ため、従来のようにコンデンサの電極と端子を配線で接
続し、この端子をバスバに接続する場合に比べて配線抵
抗やインダクタンスを低減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について、インバータ等のパワーモジュールに用い
られる平滑用のコンデンサを例にとり説明する。このよ
うな構成の一例としては、高速スイッチング素子を用い
て負荷であるモータを駆動するモータ駆動回路があげら
れる。
【0010】図1には、本実施形態に係るコンデンサ取
付方法が示されている。図1(a)に示されるように、
略平行に対向する正負のバスバ10、12が設けられて
おり、バスバ10、12は図示しない負荷に電源からの
電力を供給する。バスバ10、12にはそれぞれ対向す
る位置、すなわちバスバ10、12の面に略垂直な軸線
上に開口部10a、12aが設けられており、開口部1
0a、12aには所定のピッチの雌ねじが形成されてい
る。バスバ10の幅は例えば20mm、厚さは1〜2m
mであり、銅などの高導電材で構成される。また、開口
部10aの直径は例えば15mmとすることができる。
バスバ12についても同様である。
【0011】一方、コンデンサ14は電解コンデンサや
フィルムコンデンサなどであり、外装スリーブの上下端
部に正電極14a及び負電極14bが形成されている。
両電極14a、14bの間は絶縁物で絶縁されている。
また、正電極14a及び負電極14bの表面には、それ
ぞれバスバ10、12の開口部10a、10bに形成さ
れた雌ねじと噛合する雄ねじが形成されており、コンデ
ンサ14の内部の電極箔はそれぞれ正電極14a及び負
電極14bに接続される。なお、コンデンサ14の高さ
はバスバ10、12間の距離に略等しく設定される。
【0012】このように、本実施形態では、コンデンサ
14の正電極14a及び負電極14bに雄ねじが形成さ
れているため、図1(b)に示されるようにコンデンサ
14の正電極14aをバスバ10の開口部10aに挿入
し(ねじ込み)、コンデンサ14の負電極14bをバス
バ12の開口部12aに挿入することで、コンデンサ1
4をバスバ10、12に容易に取り付けることができ
る。また、このような構造により、バスバ10と正電極
14a、及びバスバ12と負電極14bが直接接続さ
れ、正電極14aとコンデンサ14内部の電極箔、及び
負電極14bとコンデンサ14内部の電極箔とは既述し
たように直接接続されているため、従来のようにコンデ
ンサ内部の配線抵抗あるいは配線インダクタンスがほと
んどなく、パワーラインにおける配線インダクタンスを
低減させて不要なサージノイズの発生等を効果的に抑制
することが可能となる。
【0013】図2にはコンデンサ14をバスバ10、1
2に取り付けた状態の縦断面図が示されており、図3に
はコンデンサ14の模式的な説明図が示されている。図
2に示されるように、コンデンサ14の正電極14aは
バスバ10の開口部10a内に挿入され開口部10aの
雌ねじと噛み合ってコンデンサ14を保持する。負電極
14bも同様であり、バスバ12内の開口部12aに形
成された雌ねじと噛み合ってコンデンサ14を保持す
る。バスバ10は正電極14aと直接接続され、図3
(a)に示されるように正電極14aと正電極箔14c
も直接接続されるため、バスバ10とコンデンサ14の
正電極箔14cとは直接接続される。負電極14bにつ
いても同様であり、バスバ12と負電極箔14dとは直
接接続される。
【0014】この場合、図3(b)に示されるように、
コンデンサの正負の電極とラインを接続する配線16、
18は実質的に消失し、コンデンサ内部の配線抵抗やイ
ンダクタンスが低減されることが理解されよう。
【0015】なお、バスバ10とバスバ12は一定の距
離Lだけ離間させて設けられており、コスト低減等のた
めバスバ10及び12はそれぞれ被覆されない状態で使
用されることも少なくないが、本実施形態におけるコン
デンサ14はバスバ10とバスバ12にねじで固定され
ており、バスバ10とバスバ12との離間状態を維持す
るスペーサとしても機能することが可能である。あるい
は、コンデンサ14の存在により、バスバ10とバスバ
12の離間距離を従来よりも短くすることが可能であ
る。
【0016】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更
が可能である。例えば、本実施形態においてはバスバ1
0とバスバ12間に1つのコンデンサ14を取り付ける
場合を例示したが、コンデンサ14の容量が不足する場
合においては、図4に示されるようにバスバ10とバス
バ12の延在方向に複数の開口部を設け、それぞれの開
口部に雌ねじを形成して複数個のコンデンサ14をそれ
ぞれの開口部に挿入して取り付けることも可能である。
【0017】さらに、本実施形態においてはコンデンサ
14の電極をバスバの開口部に挿入することでコンデン
サをバスバに取り付けているが、挿入した後にはんだ付
け、あるいはその他の導電性接着材を用いてバスバとコ
ンデンサをより強固に固定することももちろん可能であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンデンサをバスバに取り付ける際の組み付け性を向上
できるとともに、配線抵抗や配線インダクタンスを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のコンデンサ取付説明図である。
【図2】 コンデンサ取付状態の縦断面図である。
【図3】 コンデンサの説明図である。
【図4】 他の実施形態のバスバ説明図である。
【符号の説明】
10,12 バスバ、14 コンデンサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装スリーブに電極部が形成され、かつ
    前記電極部に電源供給用バスバに形成された雌ねじ部と
    噛合する雄ねじ部が形成され、前記雄ねじ部を前記雌ね
    じ部に挿入することで前記バスバに取り付けられること
    を特徴とするコンデンサユニット。
  2. 【請求項2】 略平行に対向する正及び負の電源供給用
    バスバ間にコンデンサを取り付ける構造であって、 前記バスバには、対向する位置に雌ねじが形成された開
    口部が設けられ、 前記コンデンサには、外装スリーブの両端に正電極及び
    負電極が形成され、かつ前記正電極及び負電極には前記
    雌ねじと噛合する雄ねじが形成され、 前記正電極及び負電極をそれぞれ正の電源供給用バスバ
    の開口部及び負の電源供給用バスバの開口部に挿入する
    ことで前記コンデンサを取り付けることを特徴とするコ
    ンデンサの取付構造。
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