JP2003133060A - 有機el素子とその製造方法 - Google Patents

有機el素子とその製造方法

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JP2003133060A
JP2003133060A JP2001324709A JP2001324709A JP2003133060A JP 2003133060 A JP2003133060 A JP 2003133060A JP 2001324709 A JP2001324709 A JP 2001324709A JP 2001324709 A JP2001324709 A JP 2001324709A JP 2003133060 A JP2003133060 A JP 2003133060A
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sealing material
opening
seal
substrates
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Yukio Nomura
幸生 野村
Yuji Satani
裕司 佐谷
Akira Gyotoku
明 行徳
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
    • H10K50/84Passivation; Containers; Encapsulations
    • H10K50/842Containers
    • H10K50/8426Peripheral sealing arrangements, e.g. adhesives, sealants
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/80Constructional details
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    • H10K50/842Containers
    • H10K50/8428Vertical spacers, e.g. arranged between the sealing arrangement and the OLED

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも陽極および陰極に狭持された1層
もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により構成さ
れる積層体と、それを取り囲むように設けられたシール
材とを2枚の基板で狭持させるという従来の有機EL素
子の封止構成にすると、2枚の基板を貼り合わせる時、
シールに含まれるスペーサーのギャップまでシールを押
しつぶすためシールに囲まれた部分が与圧となって、シ
ール切れによる封止不十分となり有機EL素子の性能に
大きな影響を及ぼした。 【解決手段】 少なくとも陽極および陰極に狭持された
1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により構
成される積層体と、それを取り囲むように少なくとも1
カ所の開口部を有するシール材とが2枚の基板で狭持さ
れるように有機EL素子を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機EL表示素子
に用いられる基板の洗浄、表面脱水化方法および、それ
を用いたTVやコンピュータ画像を表示するフラットパ
ネルディスプレイに用いられる有機EL表示素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有機EL素子に用いられる封止方
法としては、少なくとも、陽極および陰極に狭持された
1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により構
成される積層体と、それを取り囲むように設けられたシ
ール材とが、2枚の基板で狭持されている構成であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの構成
にすると、2枚の基板を貼り合わせる時、シールに含ま
れるスペーサーのギャップまでシールを押しつぶすた
め、シールに囲まれた部分は与圧となって、シール切れ
により封止不十分となり、有機EL素子の性能に大きな
影響を及ぼした。特に、シール硬化時等には熱のため、
シールに囲まれた部分がさらに与圧となるとともに、シ
ール粘度が低下するため、さらに顕著であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するものであり、上記の課題を解決するための有機
EL素子は、少なくとも、陽極および陰極に狭持された
1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により構
成される積層体と、それを取り囲むように少なくとも1
カ所の開口部を有するシール材とが、2枚の基板で狭持
されている構成である。
【0005】この構成にすると、開口部よりガスが抜け
てシールに囲まれた部分は与圧とならないため、シール
切れを起こすことなく封止した状態となる。その結果、
特性の優れた有機EL素子となる。
【0006】また、上記の課題を解決するための有機E
L素子は、素子外部よりシール材を設けることで、開口
部が封口されていることを特徴とする。
【0007】この構成にすると、開口部よりガスが抜け
てシールに囲まれた部分は与圧とならないため、シール
切れを起こすことがない。そして、新たなシール材を設
けて開口部をふさぐので完全に封止した状態となる。そ
の結果、特性の優れた有機EL素子となる。
【0008】また、上記の課題を解決するための有機E
L素子は、シール材が2枚の基板で狭持されることで押
し広がり、開口部が封口されていることを特徴とする。
【0009】この構成にすると、開口部よりガスが抜け
てシールに囲まれた部分は与圧とならないため、シール
切れを起こすことがない。そして、若干与圧もしくは常
圧でもそのシール材自身で開口部をふさぐので完全に封
止した状態となる。その結果、特性の優れた有機EL素
子となる。また、新たなシール材を設ける必要もなく工
程が省ける。
【0010】また、上記の課題を解決するための有機E
L素子は、積層体を取り囲むシール材の形状が多角形で
あり、その各辺に少なくとも1つの開口部を有すること
を特徴とする。
【0011】この構成にすると、2枚の基板を貼り合わ
せる時、いかなる貼り合わせの位置、角度でも、少なく
とも1カ所の開口部がもとのシール自身でふさがれるこ
となく残り、そして若干与圧もしくは常圧でもとのシー
ル材自身で開口部をふさぐので完全に封止した状態とな
る。その結果、特性の優れた有機EL素子となる。ま
た、新たなシール材を設ける必要もなく工程が省ける。
【0012】上記の課題を解決する有機EL素子の製造
方法は、少なくとも、陽極および陰極に狭持された1層
もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により構成さ
れる積層体を形成する工程と、それを取り囲むように少
なくとも1カ所の開口部を有するシール材を設ける工程
と、それらを2枚の基板で狭持する工程とを有する。
【0013】この製造方法によると、開口部よりガスが
抜けてシールに囲まれた部分は与圧とならないため、シ
ール切れを起こすことなく封止できる。その結果、特性
の優れた有機EL素子を製造できる。
【0014】また、上記の課題を解決する有機EL素子
の製造方法は、少なくとも、陽極および陰極に狭持され
た1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により
構成される積層体を形成する工程と、それを取り囲むよ
うに少なくとも1カ所の開口部を有するシール材を設け
る工程と、それらを2枚の基板で狭持する工程と、開口
部に新たにシール材を設けて封口する工程を有する。
【0015】この製造方法によると、開口部よりガスが
抜けてシールに囲まれた部分は与圧とならないため、シ
ール切れを起こすことがない。そして、新たなシール材
を設けて開口部をふさぐので完全に封止できる。その結
果、特性の優れた有機EL素子を製造できる。
【0016】また、上記の課題を解決する有機EL素子
の製造方法は、少なくとも、陽極および陰極に狭持され
た1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により
構成される積層体を形成する工程と、それを取り囲むよ
うに少なくとも1カ所の開口部を有するシール材を設け
る工程と、それらを2枚の基板で狭持しながら、シール
材を押し広げることで開口部が封口する工程を有する。
【0017】この製造方法によると、開口部よりガスが
抜けてシールに囲まれた部分は与圧とならないため、シ
ール切れを起こすことがない。そして、若干与圧もしく
は常圧でもとのシール材自身で開口部をふさぐので完全
に封止できる。その結果、特性の優れた有機EL素子を
製造できる。また、新たなシール材を設ける必要もなく
工程が省ける。
【0018】また、上記の課題を解決する有機EL素子
の製造方法は、前記シール材を設ける工程において、シ
ール材の塗布厚をa、その幅をb、狭持された2枚の基
板のギャップをc、開口部の口長をdとしたとき、 (a/c−1)×b×0.2<d<(a/c−1)×b の関係となるようにシール材を設けることを特徴とす
る。
【0019】この製造方法によると、ほぼ常圧でもとの
シール材自身で開口部をふさぎ封止できる。また、シー
ル材自身で開口部をふさぎきれないこともない。その結
果、特性の優れた有機EL素子を製造できる。新たなシ
ール材を設ける必要が全くなく工程が省ける。
【0020】また、上記の課題を解決する有機EL素子
の製造方法は、前記シール材を設ける工程において、積
層体を取り囲むシール材の形状が多角形であり、その各
辺に少なくとも1つの開口部を有するようにシール材を
設けることを特徴とする。
【0021】この製造方法にすると、2枚の基板を貼り
合わせる時、いかなる貼り合わせの位置、角度でも、少
なくとも1カ所の開口部がもとのシール自身でふさがれ
ることなく残り、そして若干与圧もしくは常圧でもとの
シール材自身で開口部をふさぐので完全に封止できる。
その結果、特性の優れた有機EL素子となる。また、新
たなシール材を設ける必要もなく工程が省ける。
【0022】また、上記の課題を解決する有機EL素子
の製造方法は、前記シール塗布工程からシールを硬化す
る工程の間に、狭持した2枚の基板を100℃以下で加
熱する工程を少なくとも1つ含むことを特徴とする。
【0023】この製造方法にすると、シール樹脂もしく
は開口部を封口する樹脂の粘度が低下するため、毛細管
現象で樹脂が流れて開口部を封口しやすくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明は、少なくとも、陽極およ
び陰極に狭持された1層もしくは複数層の少なくとも有
機化合物層により構成される積層体と、それを取り囲む
ように少なくとも1カ所の開口部を有するシール材と
が、2枚の基板で狭持されている有機EL素子およびそ
の製造方法である。この構成にすると開口部よりガスが
抜けてシールに囲まれた部分は与圧とならないため、シ
ール切れを起こすことなく封止した状態となる。その結
果、特性の優れた有機EL素子となる。
【0025】なお、本発明に使用される、シール樹脂の
塗布法として、スクリーン印刷などの印刷法の他、ディ
スペンサーを用いた方法などが有効である。
【0026】また、本発明に使用されるシール樹脂もし
くは開口部を封口する樹脂としては、熱硬化性もしくは
光硬化性のどちらでも適用できる。ただ、狭持された内
部の温度上昇により、素子の破壊や、内圧の上昇による
シール切れを防止する点で、光硬化性樹脂が望ましい。
具体的材料としては、アクリル、エポキシ、シロキサ
ン、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリビニールアル
コール、ポリエチレンのうちの1つ、もしくは少なくと
もそれらのうちの1つを含む共重合体であることが望ま
しい。
【0027】また、本発明に使用される、シール樹脂の
粘度としては、シール樹脂を押しつぶすことで広がりや
すい方がよいため低粘度がよく、ディスペンサーの場合
は1000Pa・s以下、スクリーン印刷の場合は10
000Pa・s以下が望ましい。
【0028】また基板としては、ガラス、金属、プラス
チック、セラミックスなどが有効である。ただし、有機
ELの発光を取り出すために、少なくとも1枚は透明で
ある必要がある。
【0029】(実施の形態1)本発明の有機EL素子の
実施の形態1を図2を用いて説明する。ガラス基板1上
に透明電極2が形成されている。この透明電極2上に有
機化合物層3があり、さらにその上に電極4が形成され
ている。これらの積層体を四角形で取り囲むように幅1
mm、塗布厚20μmの10μmガラスのスペーサー入
りシール材5があり、その1辺の1カ所に幅4mmの開
口部が設けられている。そして、有機化合物層3および
エポキシ系シール材5を狭持するガラス対向基板6を基
板間が略平行になるように保ちながら貼り合わすと、シ
ールを熱硬化させて基板間のギャップが10μmのセル
となる。シールは設けた形状でほぼ硬化しているので、
開口部をさらに外部からの新たなシールを設けて埋め、
これを光硬化させて封止した有機EL素子Aが作製され
る。
【0030】(実施の形態2)実施の形態1の開口部の
幅が0.6mmであることを除き、実施の形態1と同様
に図1に示す有機EL素子Bを作製した。このとき開口
部は元のシール材が押し広げられたためふさがっている
ので、新たに外部からシールを設けなかった。
【0031】また、有機EL素子Bと比較するために、
実施の形態1の開口部がないことを除き、実施の形態1
と同様に図3に示す有機EL素子Rを作製した。このと
きシールに囲まれた内部の圧力はかなりの与圧になって
いたため、シールのあちらこちらの部分で破裂によるピ
ンホールが発生しており、ピンホール部を探しながらさ
らに外部から新たなシールを設けて埋める必要があっ
た。
【0032】以上のことにより、本発明の有機EL素子
は、従来の方法に比べ、封止特性に優れていることがわ
かった。特に、実施の形態2の方法は開口部をふさぐた
めに新たに外部からシールを設ける必要がなく、非常に
量産性に優れる。
【0033】(実施の形態3)実施の形態2の開口部の
長さが0.2、0.3、0.6、0.9、1.0mmで
あることを除き、実施の形態2と同様に有機EL素子B
1、B2、B3、B4、B5を作製した。その結果を
(表1)に示す。
【0034】
【表1】
【0035】この結果より、シール材の塗布厚をa、そ
の幅をb、狭持された2枚の基板のギャップをc、開口
部の口長をdとしたとき、 (a/c−1)×b×0.2<d<(a/c−1)×b の関係となるようにシール材を設けると、封止特性の優
れた有機EL素子となる。
【0036】(実施の形態4)実施の形態2の四角形の
4辺に開口部があることを除き、実施の形態2と同様に
図4に示す有機EL素子Cを作製した。
【0037】有機EL素子Bの作製時における2枚の基
板の貼り合わせ時において、基板間が略平行にならず、
開口部の辺が先に貼り合わさった場合、貼り合わせが完
了する前に開口部が封口してしまうので、内部が与圧に
なる可能性がある。一方、有機EL素子Cの作製時にお
ける2枚の基板の貼り合わせ時において、基板間が略平
行にならなくても、少なくとも1辺の開口部が、貼り合
わせが完了する手前まで封口しないので、内部が与圧に
ならず優れた有機EL素子となる。
【0038】(実施の形態5)実施の形態2の狭持した
直後に2枚の基板を60℃で加熱した工程を除き、実施
の形態2と同様に有機EL素子Dを作製し、有機EL素
子Bとともに、60℃で90%の雰囲気下に100時間
放置し、有機EL素子のダークスポットの大きさを測定
したところ、有機EL素子Bが20μmであるのに対し
有機EL素子Dは15μmであった。これは、温度をか
けることにより開口部が完全に封口されたためであり、
本発明の効果が発揮されていることがわかる。
【0039】なお、温度は高いほどシール材の粘度が低
くなるが、一方でシール材が熱硬化するので100℃以
下、望ましくは80℃以下とする。
【0040】
【発明の効果】本発明は、少なくとも、陽極および陰極
に狭持された1層もしくは複数層の少なくとも有機化合
物層により構成される積層体と、それを取り囲むように
少なくとも1カ所が開口部を有するシール材とが、2枚
の基板で狭持されている有機EL素子およびその製造方
法である。この構成にすると開口部よりガスが抜けてシ
ールに囲まれた部分は与圧とならないため、シール切れ
を起こすことなく封止した状態となる。その結果、特性
の優れた有機EL素子となる。
【0041】従来、有機EL素子に用いられる封止方法
としては、少なくとも、陽極および陰極に狭持された1
層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により構成
される積層体と、それを取り囲むように設けられたシー
ル材とが、2枚の基板で狭持されている構成であった。
しかしながらこの構成にすると、2枚の基板を貼り合わ
せる時、シールに含まれるスペーサーのギャップまでシ
ールを押しつぶすため、シールに囲まれた部分は与圧と
なって、シール切れにより封止不十分となり有機EL素
子の性能に大きな影響を及ぼした。特に、シール硬化時
等には熱のため、シールに囲まれた部分がさらに与圧に
なるとともに、シール粘度が低下するため、さらに顕著
であった。
【0042】しかしながら、本発明はこれらの課題を解
決することができる。特に、シール材が2枚の基板で狭
持されることで押し広がり、開口部が封口される構成の
場合は、開口部よりガスが抜けてシールに囲まれた部分
は与圧とならないため、シール切れを起こすことがな
い。そして、若干与圧もしくは常圧でもとのシール材自
身で開口部をふさぐので完全に封止した状態となる。そ
の結果、特性の優れた有機EL素子となる。また、新た
なシール材を設ける必要もなく工程が省ける。
【0043】そしてこれらの効果によって、高品質、高
信頼性の有機EL素子を提供できることから本発明の効
果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態2における有機EL素子の
構成図
【図2】本発明の実施の形態1における有機EL素子の
構成図
【図3】図1との比較構成図
【図4】本発明の実施の形態4における有機EL素子の
構成図
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 透明電極 3 有機化合物層 4 電極 5 シール材 6 ガラス対向基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 行徳 明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB11 DB03 FA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、陽極および陰極に狭持され
    た1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により
    構成される積層体と、それを取り囲むように少なくとも
    1カ所の開口部を有するシール材とが、2枚の基板で狭
    持されている有機EL素子。
  2. 【請求項2】 素子外部より新たにシール材を設けるこ
    とで、開口部が封口されていることを特徴とする請求項
    1記載の有機EL素子。
  3. 【請求項3】 シール材が2枚の基板で狭持されること
    で押し広がり、開口部が封口されていることを特徴とす
    る請求項1記載の有機EL素子。
  4. 【請求項4】 積層体を取り囲むシール材の形状が多角
    形であり、その各辺に少なくとも1つの開口部を有する
    請求項3記載の有機EL素子。
  5. 【請求項5】 少なくとも、陽極および陰極に狭持され
    た1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により
    構成される積層体を形成する工程と、それを取り囲むよ
    うに少なくとも1カ所の開口部を有するシール材を設け
    る工程と、それらを2枚の基板で狭持する工程とを有す
    る有機EL素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも、陽極および陰極に狭持され
    た1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により
    構成される積層体を形成する工程と、それを取り囲むよ
    うに少なくとも1カ所の開口部を有するシール材を設け
    る工程と、それらを2枚の基板で狭持する工程と、開口
    部に新たにシール材を設けて封口する工程を有する有機
    EL素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも、陽極および陰極に狭持され
    た1層もしくは複数層の少なくとも有機化合物層により
    構成される積層体を形成する工程と、それを取り囲むよ
    うに少なくとも1カ所の開口部を有するシール材を設け
    る工程と、それらを2枚の基板で狭持しながら、シール
    材を押し広げることで開口部が封口する工程を有する有
    機EL素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記シール材を設ける工程において、シ
    ール材の塗布厚をa、その幅をb、狭持された2枚の基
    板のギャップをc、開口部の口長をdとしたとき、 (a/c−1)×b×0.2<d<(a/c−1)×b の関係となるようにシール材を設けることを特徴とする
    請求項7記載の有機EL素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記シール材を設ける工程において、積
    層体を取り囲むシール材の形状が多角形であり、その各
    辺に少なくとも1つの開口部を有するようにシール材を
    設けることを特徴とする請求項7または8のいずれかに
    記載の有機EL素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記シール塗布工程からシールを硬化
    する工程の間に、狭持した2枚の基板を100℃以下で
    加熱する工程を少なくとも1つ含むことを特徴とする請
    求項5から9のいずれかに記載の有機EL素子の製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005327708A (ja) * 2004-04-16 2005-11-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 発光装置およびその作製方法、および電子機器
JP2009070597A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Seiko Epson Corp 発光装置
JP2012064365A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Casio Comput Co Ltd 発光パネルの製造方法及び発光パネルの製造装置

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