JP2003133016A

JP2003133016A - 長さ調整可能の車用電源プラグ

Info

Publication number: JP2003133016A
Application number: JP2001391243A
Authority: JP
Inventors: Chin-Yi Chou; 進益周
Original assignee: Primax Electronics Ltd
Current assignee: Primax Electronics Ltd
Priority date: 2001-10-25
Filing date: 2001-12-25
Publication date: 2003-05-09
Also published as: US6641405B2; TW516256B; US20030082930A1

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】簡単なメカニズムで安易に長さの調整ができる
車用電源プラグを提供する。【解決手段】小口径の円柱形セット部品４２はタバコ点
火器の差込み口に挿入されるプラグ端子４１の本体部分
に連結され、そして大口径の円柱形セット部品４３は車
用電気製品の接続端４４に連結される。円柱形セット部
品４２の径方向上に１個の貫通孔４２１があり、１個の
圧縮スプリング４５１を貫通孔４２１の中に入れ、かつ
スプリング４５１の両端にそれぞれボール４５２を設置
する。貫通孔４２１の中に置かれている該ボール４５２
はそれぞれ貫通孔４２１の両端の開口より稍々露出して
いて、２枚の半円筒片４３１と４３２から成る円柱形セ
ット部品４３がそれぞれ両側から円柱形セット部品４２
上にセットされた時、稍々露出しているボールは半円筒
片４３１と４３２の凹孔４６内に噛合う事ができ長さを
選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の背景】電気製品の軽量化、薄型化、小型化と多
様化に伴い、多くの電気製品は既にすべて自動車の直流
電源（通常１２ボルト）を利用できる機器にまで発展し
てきた。第１図に示すごとく、自動車の直流電源を利用
した車用電源プラグの１個の伝統的構造の見取り図を示
す、その中の第１部分１１はタバコ点火器の差込み口
（図中に示されていない）に差込む事ができるプラグ部
分である、第２の部分１２は電気製品１３に接続する接
続頭の部分である、この接続頭の部分は例として挙げる
とハンズフリーの携帯電話、又は車用閲覧燈、扇風機、
スピーカ、或はディスプレー等と接続する事ができる。
従って異なる位置に設けられるタバコ点火器の差込み
口、と車内に適合する位置に車用電気器具を設置するに
は、該車用電源プラグを用いればより良い長さの調整が
でき、これによって異なる車内の配置情況の個別要求に
応じてマッチさせる事が要求される。

【０００２】従来使用されている車用電源プラグが如何
なる形で造られようが、その長さはすべて固定されてい
る、そしてタバコ点火器の差込み口と電気製品に接続す
る両端はすべて決められた機能と形状に造られている。
それ故、若しこの車用電源プラグの長さを延長させたい
場合は、一般には第２図の（Ａ）と（Ｂ）に示す１個の
アダプタ−を付け加える。第２図（Ａ）に示す従来使用
されている車用電源プラグの長さ追加方式のアダプタ−
２０は車用電源プラグ２１のタバコ点火器差込み口のプ
ラグ端２１１に取り付けられる、この為必ず一組のタバ
コ点火器差込み口のプラグ端２１１と完全に一致したプ
ラグ端２０１をタバコ点火器の差込み口に差込む必要が
ある、そして他の一端２０２は元来の車用電源プラグ２
１のタバコ点火器差込み口のプラグ端２１１と接続する
様に設計し、その後に再び車用電源プラグ２１のタバコ
点火器差込み口のプラグ端２１１の車用電気器具の接続
頭端２１２を用いて車用電気製品に接続する。即ちアダ
プター２０の構造が複雑で、かつ車用電源プラグ２１の
長さを伸ばす以外には単独に別途の使用ができない、そ
の上製造過程が複雑の上、コストがかかる。

【０００３】第２図（Ｂ）に示す他１個の従来使用され
ている車用電源プラグの長さ追加方式には、アダプタ−
３０は車用電源プラグ３１の車用電気器具の接続頭端３
１１に取り付けられ、この為必ず車用電気器具の接続頭
端３１１と完全に一致した一組のプラグ端３０１を車用
電気器具に接続しなければならない。そして他の一端３
０２は元来の車用電源プラグ３１の車用電気器具の接続
頭端３１１と接続する様に設計し、その後再びタバコ点
火器差込み口中に差込まれた車用電源プラグ２１のタバ
コ点火器差込み口のプラグ端３１２によって、アダプタ
ー３０を通して車用電源を該車用電気器具中に引き込
む。同様に、この従来使用されているアダプター３０の
構造も複雑で、製造も難しい、かつ車用電源プラグ３１
の長さを伸ばす以外にはその他の特別な用途がない、そ
の上該車用電源プラグ３１と車用電気器具は予めはずし
てから再びアダプターに取り付けられ、組立てと取り付
けが難しい。

【０００４】

【発明の概要】従って、この発明の目的はアダプターを
付け加える事無く長さの調整ができる車用電源プラグを
提供することである。

【０００５】この発明の他目的は簡単なメカニズムで安
易に長さの調整ができる車用電源プラグを提供すること
である。

【０００６】この発明の第１目的は車用電気製品に利用
できる長さ調整可能な車用電源プラグに関するもので、
それには１個のプラグ端があり、電気を１個の車用電源
に接続するに用いる、これによって該車用電源から該車
用電気製品の必要電源を取得する事ができる；１個の車
用電気製品の接続端が、電気を車用電気製品に接続する
に用い、これによって電源を車用電気製品に転送する；
第１のセット部品が、プラグ端に連結し、プラグ端を支
持するに用いる；第２の本体セット部品が、車用電気製
品の接続端に接続し、車用電気製品を固定するに用い、
かつ第１のセット部品と相互に噛合せる；並びに１個の
固定機構が、第１と第２の本体セット部品が噛合った時
に、１個の外力によって第１と第２の本体セット部品を
複数個の異なる相対位置の間で切替えを行い、かつ固定
して、車用電源プラグの全体の長さを調整する。

【０００７】一実施例中の、固定機構には１個の可撓先
て部材が、突出して第１又は第２の本体セット部品の１
個上に取り付けられ、かつ本体セット部品の径方向に沿
って配置される；並びに１個の収納部材が、第１と第２
の本体セット部品の他１個上に設置され、その形状は可
撓先て部材に合わせ、それが可撓先て部材と正確に合っ
た時に可撓先て部材が錠止され、これによって第１と第
２の本体セット部品の相対位置が固定されるものを含ま
れる。

【０００８】他の実施例中の、第２の本体セット部品は
第１のセット部品の外側にセットされる。固定機構には
１個の弾性部材が、第１のセット部品の径方向に沿って
第１のセット部品を貫通する；第１の錠止部材が、弾性
部材の端点上に付着し、かつ第１のセット部品の表面外
に突出し；並びに第２の錠止部材が、第２の本体セット
部品の内表面上に設置され、その形状は第１の錠止部材
の形状に合わせ、それが第１の錠止部材と正確に合った
時に第１の錠止部材が錠止され、これによって第１と第
２の本体セット部品の相対位置が固定されるものを含ま
れる。

【０００９】その中の、弾性部材は１個の圧縮スプリン
グが望ましい、それは第１のセット部品の径方向上の１
個の貫通孔を通り抜く。第１の錠止部材には２個のボー
ルを含むのが望ましい、それぞれ圧縮スプリングの両端
に設置される。第２の錠止部材は第２の本体セット部品
の軸方向に排列した複数対の凹孔を含むのが望ましい、
各対はすべて第２の本体セット部品の両相対内表面上に
分けて整列し、その寸法はボールに合わせ、それがボー
ルと正確に合った時に錠止される。

【００１０】また一実施例中の、固定機構には第１の錠
止部材が、第１のセット部品の外表面上に突出して設置
され；第２の錠止部材は、第２の本体セット部品の内表
面上に設置され、その形状は第１の錠止部材の形状に合
わせ、それが第１の錠止部材と正確に合った時に第１の
錠止部材が錠止され、これによって第１と第２の本体セ
ット部品の相対位置が固定されるものを含まれる。

【００１１】望ましいのは、第１の錠止部材には１個の
スプリング片が含まれ、その一端は第１のセット部品上
に固定され、他の一端は１個の突起を持つ自由端であ
り、そして第２の錠止部材には第２の本体セット部品の
軸方向に沿って排列された複数個の錠止槽を含み、その
寸法は突起の寸法に合わせ、これによってそれが突起と
正確に合った時に錠止されるものを含む。または第１の
錠止部材が１個の可撓円弧片、そして第２の錠止部材を
１個の滑槽にする事もできる、そして可撓円弧片が１個
の外力によって滑槽内で滑動し、これによって第１と第
２の本体セット部品が相対伸縮運動をなし、かつ外力が
取り除かれると第１と第２の本体セット部品の相対位置
が固定される。

【００１２】この発明の第２の目的は１個の車用電気製
品に適用できる長さ調整可能の車用電源プラグに関し、
それには１個のプラグ端で、電気を１個の車用電源に接
続するに用い、これによって該車用電源から該車用電気
製品の必要電源を取得する事ができる；電気を車用電気
製品に接続するに用い、１個の車用電気製品の接続端
で、これによって電源を車用電気製品に転送する；第１
のセット部品が、プラグ端に接続し、プラグ端を支持す
るに用いる；第２の本体セット部品が、車用電気製品の
接続端に接続し、車用電気製品を固定するに用いる；な
らびに１個の固定機構で、第１と第２の本体セット部品
の相対位置を調整した後に固定して、車用電源プラグの
全体の長さを調整するものを含む。

【００１３】この発明の他の目的は１個の車用電気製品
に適用できる長さ調整可能の車用電源プラグに関し、そ
れには１個のプラグ端を含み、それは電気を１個の車用
電源に接続するに用い、これによって該車用電源から該
車用電気製品の必要電源を取得する事ができる；電気を
車用電気製品に接続するに用い、１個の車用電気製品の
接続端で、これによって電源を車用電気製品に転送す
る；第１のセット部品で、プラグ端に連結し、プラグ端
を支持するに用いる；第２の本体セット部品が、車用電
気製品の接続端に接続し、車用電気製品を固定するに用
い、かつ伸縮方法で第１のセット部品の外にセットされ
る；１個の可撓先て部材が、突出して第１のセット部品
の外表面上に取り付けられ、かつ円柱形セット部品の径
方向に沿って配置する；並びに少なくとも２個の収納部
材が、第２の本体セット部品の軸方向に沿ってその内表
面上に排列し、その形状は可撓先て部材の形状に合わせ
る；その中で、１個の外力によって第１と第２の本体セ
ット部品が１個の相対伸縮動作を起し、該外力を取り除
きかつ可撓先て部材と収納部材の内の１個に正確に合え
ば互いに錠止され、そして該第１と第２の円柱形セット
部品の相対位置が固定され、これによって車用電源プラ
グの全体の長さを調整する。

【００１４】

【好ましい実施例の説明】第３図にこの発明の車用電源
プラグの１個の実施例の分解見取り図を表す。車用電源
プラグには１個のプラグ端４１、１個の比較的小口径の
円柱形セット部品４２、１個の比較的大口径の円柱形セ
ット部品４３、及び１個の車用電気製品の接続端４４等
を含む。円柱形セット部品４２はプラグ端４１の本体部
分に連結され、そして円柱形セット部品４３は車用電気
製品の接続端４４に連結される。円柱形セット部品４２
の径方向上に１個の貫通孔４２１があり、１個の圧縮ス
プリング４５１を貫通孔４２１の中に入れ、かつスプリ
ング４５１の両端にそれぞれボール４５２を設置する。
貫通孔４２１の中に置かれている該ボール４５２はそれ
ぞれ貫通孔４２１の両端の開口より稍々露出していて、
２枚の半円筒片４３１と４３２から成る円柱形セット部
品４３がそれぞれ両側から円柱形セット部品４２上にセ
ットされた時、稍々露出しているボールは半円筒片４３
１と４３２の凹孔４６内に噛合う事ができる。各凹孔４
６のサイズはボール４５２に似ていて、かつ組立て時に
はボール４５２を２列の凹孔４６に合わせる。組立て完
成後の車用電源プラグは第４図（Ａ）と（Ｂ）に示すご
とく、プラグ端４１はタバコ点火器の差込み口に挿入さ
れ、その中から車用電気製品、例えば車用の受話器４７
なしの携帯電話の必要な電源を取る事ができる。車用電
気製品の接続端４４は車用電気製品、例えば車用の受話
器４７なしの携帯電話と接続する。その中の、プラグ端
４１と車用電気製品の接続端４４との間の距離は上述の
セット部品４２と４３の伸縮を通して調整する事ができ
る、従って車用電気製品のタバコ点火器の差込み口の距
離も相対的に調整される。この外に、車用電気製品の接
続端と車用電気製品との間の接続に更に軸回転機能を持
つ物を提供すれば一歩進んで角度を調整する事ができ、
これによって車内の配置情況の要求に更にマッチでき
る。

【００１５】第３図においてこの発明は複数個の凹孔４
６を提供してボール４５２に合わせているので、多段階
式の長さ調整の選択を提供する事ができる。使用者が力
を用いて組立て後の車用電源プラグを伸縮移動させる
時、第４図（Ａ）と（Ｂ）のごとく、ボール４５２はセ
ット部品４３上の凹孔間の壁の押す力を受け、これによ
って圧縮スプリング４５１が縮み、そしてボール４５２
は継続して外力によって移動する。ボール４５２が凹孔
４６の所迄移動した際、ボール４５２は凹孔４６中に入
りこれによって錠止され、使用者が継続して力を加えな
い限り、ボール４５２は凹孔４６の中に留まる事がで
き、これによってセット部品４２と４３との間の相対位
置が固定され、従って車用電源プラグの長さも確定され
る事に成る。然乍ら、使用者は再び力を加えてボール４
５２を凹孔４６から抜け出す事もできる、これによって
ボールとその他の凹孔との噛合わせによって新たに別の
長さを選択する事ができる。

【００１６】第５図にこの発明の車用電源プラグの他１
個の実施例の分解見取り図を表す。車用電源プラグには
１個のプラグ端５１、１個の円柱形セット部品５２、１
個の円柱形セット部品５３、及び１個の車用電気製品接
続端５４等を含む。円柱形セット部品５２はプラグ端５
１の本体部分に連結され、そして円柱形セット部品５３
は車用電気製品の接続端５４に接続される。円柱形セッ
ト部品５２の外表面上の相対位置の所にワン対の可撓円
弧片５２１がある、そしてセット部品５２の内表面の可
撓円弧片５２１に対応した所に、１個の滑槽５６が分け
て設けられてある。使用者が１個の外力を加える事によ
って、可撓円弧片５２１は滑槽５６中で滑動する事がで
きる、そして使用者が力を加えるのを止めると、可撓円
弧片５２１は滑槽５６中のセット部品片５３１と５３２
の壁に突っ張り、これによってセット部品５２と５３の
間の相対位置が固定され、従って車用電源プラグの長さ
も確定される。この実施例の中の、車用電源プラグの長
さは段無しの伸縮調整方式となる。その他滑槽５６の設
置は必ずしも必要ではない、だがそれは滑動方向の位置
定めと誘導に利点がある。

【００１７】第６図にこの発明の車用電源プラグの又１
個の実施例の分解見取り図を表す。車用電源プラグには
１個のプラグ端６１、１個の円柱形セット部品６２、１
個の円柱形セット部品６３、及び１個の車用電気製品の
接続端６４等を含む。円柱形セット部品６２はプラグ端
６１の本体部分に連結され、そして円柱形セット部品６
３は車用電気製品の接続端６４に連結される。円柱形セ
ット部品６２の外表面上の相対位置の所にワン対のスプ
リング片６２１があり、各スプリング片の一端はセット
部品６２上に固定され、他の一端は自由端である。スプ
リング片の自由端の所に１個の突起６２２があり、その
サイズはセット部品片６３１或は６３２上に設けられた
一系列の錠止槽６６に合わせる。使用者が力を用いて組
立て後の車用電源プラグを伸縮移動させる時、スプリン
グ自由端の突起６２２はセット部品片６３１或は６３２
上の錠止槽間の壁の押す力を受け、これによって圧縮ス
プリング片６２１が縮み、セット部品６２と６３は継続
して外力によって相対伸縮移動をなす。スプリング６２
１が錠止槽６６の所迄移動した際、スプリング自由端の
突起６２２は錠止槽６６の中に入って錠止される、使用
者が継続して力を加えない限り、突起６２２は錠止槽６
６の中に留まり、これによってセット部品６２と６３と
の間の相対位置が固定され、従って車用電源プラグの長
さも確定さる。しかし使用者が再び力を加えて突起６２
２を錠止槽６６から抜け出す事もできる、これによって
突起とその他の錠止槽との噛合わせによって新たに別の
長さを選択する。

【００１８】上述の各実施例に挙げた方法を用いれば、
使用者は別途アダプターを選んで買う必要が無く、簡便
な伸縮錠止方法を使用して車用電源プラグの長さを調整
する事ができ、かつその組立てと取り付けが容易の上、
コストも低い、実に１個の斬新的でかつ進歩性を備えた
設計である。

【００１９】例えば上述の各実施例の中の、先て部材
（例えばボール４２１、可撓円弧片５２１、スプリング
片６２１）と収納部材（凹孔４６、滑槽５６、錠止槽６
６）等はすべて対の設備である、ただし単独１組或は２
組以上配置にする方法もできる。この外に、プラグ端に
接続するセット部品の断面は車用電気製品に接続するセ
ット部品の断面より大きくする様に改めることもでき
る、この場合は先て部材と収納部材の取り付け位置を相
対的に対応させて変更すれば良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】自動車内の直流電源を運用した１個の伝統的な
車用電源プラグの構造斜視図である。

【図２】（Ａ）１個の従来使用されるアダプターと１個
の伝統的な車用電源プラグの接続を示す斜視図である。（Ｂ）他１個の従来使用されるアダプターと１個の伝統
的な車用電源プラグの接続を示す斜視図である。

【図３】この発明車用電源プラグの１個の実施例の分解
見斜視図である。

【図４】（Ａ）この発明の車用電源プラグの長さを短縮
して使用した状態を示す図である。（Ｂ）この発明の車用電源プラグの長さを伸ばして使用
した状態を示す図である。

【図５】この発明車用電源プラグの他１個の実施例の分
解斜視図である。

【図６】この発明車用電源プラグの他のの実施例の分解
斜視図である。

【符号の説明】

１１，２１１，３１２，４１，５１，６１タバコ点火
器差込み口プラグ端１２，２１２，３１１，４４，５４，６４車用電気器
具の接続頭端１３，４７電気製品２０，３０アダプター２０１アダプタープラグ端２０２，３０２アダプター長さ追加端３０１アダプター車用電気器具の接続頭端４２，５２，６２第１のセット部品４２１貫通孔４３，５３，６３第２の本体セット部品４３１，４３２，５３１，５３２，６３１，６３２第
２の本体セット部品片４５１スプリング４５２ボール４６凹孔５２１可撓円弧片５６滑槽６２１スプリング片６２２突起６６錠止槽

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【手続補正書】

【提出日】平成１４年２月２８日（２００２．２．２
８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図３】

【図６】

【図２】

【図４】

【図５】

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電源接続のためのプラグ端（４１）を一
端に具えた円筒状の第１のセット部品（４２）が他端に
おいて円筒状の第２のセット部品（４３）の一端に固定
機構を介して連結されており、第２のセット部品（４
３）は他端に電気製品への接続端（４４）を有してお
り、第１と第２のセット部品の連結に際して、固定機構
に外力を加えることにより、両セット部品が長さ方向異
なる相対位置で連結され得ることを特徴とする長さ調整
可能な車用電源プラグ。
【請求項２】固定機構が１個の弾性部材で、スプリ
ングを圧縮し、第１のセット部品の径方向の１個の貫通
孔を通り抜き；第１の錠止部材で、それには２個のボー
ルを含み、それぞれ圧縮スプリングの両端位置にあり、
かつ貫通孔の開口の所に部分的に露出し；第２の錠止部
材で、第２の本体セット部品の内表面上に設置され、そ
れには第２の本体セット部品の軸方向に沿って排列した
複数対の凹孔を含み、各対はすべて第２の本体セット部
品の両対応した内表面上に分けて配列され、その寸法は
該ボールに合わせ、これによって該ボールと正確に合っ
た時に互いに錠止されるを有してなることを特徴とする
請求項１項の車用電源プラグ。
【請求項３】固定機構が第１の錠止部材で、１個のス
プリング片が含まれ、その一端は該第１のセット部品上
に固定され、他の一端は１個の突起を持つ自由端であ
り；及び第２の錠止部材には、第２の本体セット部品の
軸方向に沿って排列された複数個の錠止槽が含まれ、そ
の寸法は該突起に合わせ、これによって該突起と正確に
合った時に相互に錠止されるを有してなることを特徴と
する請求項第１項の車用電源プラグ。
【請求項４】固定機構が１個の可撓円弧片で、第１の
セット部品の外表面上に突出して設置され；１個の滑槽
が、第２の本体セット部品の内表面上に設置され、その
中の可撓円弧片は１個の外力によって滑槽内に滑動し、
これによって第１と第２の本体セット部品が相対伸縮運
動をなし、かつ該外力の除去により第１と第２の本体セ
ット部品の相対位置が固定されるを有してなることを特
徴とする請求項１項の車用電源プラグ。
【請求項５】電気製品に適用できる長さ調整可能な車
用電源プラグであって、１個のプラグ端で、電気を１個
の車用電源に接続するに用い、これによって該車用の電
源から該車用の電気製品に必要な電源を取得し；１個の
車用電気製品の接続端で、それは電気を該車用電気製品
に接続するに使用され、これによって電源を該車用電気
製品へ転送し；第１のセット部品が、プラグ端と連結
し、プラグ端を支持し；第２の本体セット部品が、車用
電気製品の接続端と連結し、車用電気製品を固定し；１
個の固定機構で、それを用いて第１と第２の本体セット
部品の相対位置を調整した後に固定し、これによって該
車用電源プラグの全体の長さを調整することを特徴とす
る車用電源プラグ。
【請求項６】第１のセット部品は第１円柱形セット部
品で、第２の本体セット部品は第２の円柱形セット部品
で、両者は伸縮可能なセット部品であることを特徴とす
る請求第５の車用電源プラグ。
【請求項７】固定機構が１個の弾性部材で、第１円柱
形セット部品の径方向に沿って円柱形セット部品を貫通
し；第１の錠止部材で、弾性部材の端点上に付着し、か
つ第１円柱形セット部品の表面外に突出し；及び第２の
錠止部材で、第２の円柱形セット部品の内表面上に設置
され、その形状は第１の錠止部材の形状に合わせ、これ
によって第１の錠止部材と正確に合った時に第１の錠止
部材を錠止し、これによって第１と第２の円柱形セット
部品の相対位置が固定されるを有してなることを特徴と
する請求項６の車用電源プラグ。
【請求項８】固定機構が第１の錠止部材で、第１円柱
形セット部品の外表面上に突出して設置され；及び第２
の錠止部材で、第２の円柱形セット部品の内表面上に設
置され、その形状は第１の錠止部材の形状に合わせ、こ
れによって第１の錠止部材と正確に合った時に第１の錠
止部材を錠止し、これによって第１と第２の円柱形セッ
ト部品の相対位置が固定されるを有してなることを特徴
とする請求項６の車用電源プラグ。
【請求項９】車用電気製品に適用できる長さ調整可能
な車用電源プラグであって；１個のプラグ端で、電気を
１個の車用電源に接続するに用い、これによって該車用
の電源から該車用の電気製品に必要な電源を取得し；１
個の車用電気製品の接続端で、それは電気を該車用電気
製品に接続するに使用され、これによって電源を該車用
電気製品へ転送し；第１のセット部品で、プラグ端と連
結し、プラグ端を支持し；第２の本体セット部品で、車
用電気製品の接続端と接続し、車用電気製品を固定する
に用い、かつ伸縮に第１のセット部品外にし；１個の可
撓先て部材で、第１のセット部品の外表面上に突出して
設置され；及び１個の収納部材が、第２の本体セット部
品の軸方向に沿ってその内表面上に排列し、その形状は
可撓先て部材の形状にあわせ；その中の可撓先て部材は
１個の外力によって第１と第２の本体セット部品が相対
伸縮運動をなし、そして該伸縮動作中に該外力の除去と
可撓先て部材と該収納部材の照準錠止により第１と第２
の本体セット部品の相対位置が固定され、これによって
車用電源プラグの全体の長さが調整されることを特徴と
する車用電源プラグ。
【請求項１０】可撓先て部材には１個の圧縮スプリン
グが、第１のセット部品の径方向上の１個の貫通孔を通
り、及びに２個のボールが、それぞれ圧縮スプリングの
両端に設けられ、かつ貫通孔の開口の所に部分的に露出
し、そして収納部材には複数対の凹孔が第２の本体セッ
ト部品の軸方向に沿って排列し、各対はすべて第２の本
体セット部品の両相対内表面上に分けて排列され、その
寸法は該ボールに合わせ、これによって該ボールと正確
に合った時に錠止されることを特徴とする請求項９の車
用電源プラグ。
【請求項１１】可撓先て部材には１個の可撓円弧片
が、第１のセット部品の外表面上に突出して設置され、
該第１と第２の本体セット部品が互いに噛合った際にそ
れが第２の本体セット部品の内壁上に滑動し、かつ１個
の欲しい位置まで滑動した後に止り、これによって該第
１と第２の本体セット部品の相対位置を固定し、そして
収納部材には１個の滑槽が、第２の本体セット部品の内
表面上に設けられ、可撓円弧片の滑動のガイドに用いる
ことを特徴とする請求項９の車用電源プラグ。
【請求項１２】可撓先て部材には１個のスプリング片
があり、その一端は第１のセット部品上に固定され、他
の一端は１個の突起を持つ自由端であり、そして収納部
材には複数個の錠止槽が第２の円柱形セット部品の軸方
向に沿って排列し、その寸法は突起に合わせ、これによ
って突起と正確に合った際に錠止される。ことを特徴と
する請求項第９の車用電源プラグ。