JP2003132868A - シート状電池 - Google Patents

シート状電池

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JP2003132868A
JP2003132868A JP2001327233A JP2001327233A JP2003132868A JP 2003132868 A JP2003132868 A JP 2003132868A JP 2001327233 A JP2001327233 A JP 2001327233A JP 2001327233 A JP2001327233 A JP 2001327233A JP 2003132868 A JP2003132868 A JP 2003132868A
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Japan
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sheet
battery
safety valve
sealing
heat
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Application number
JP2001327233A
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Mitsuhiro Marumoto
光弘 丸本
Shogo Tanno
昌吾 丹野
Toshihiro Zushi
敏博 厨子
Seiji Okada
聖司 岡田
Itaru Gosho
至 御書
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単に特定の場所に形成することができ且つ封
止部分全体としては封止能力に優れた安全弁を有するシ
ート状電池を提供する。 【解決手段】負極シートと正極シートとを間にセパレー
タを挟んで交互に積層した積層素子を、外装フィルムで
封止してシート状電池1とする。封止は外装フィルム同
士を帯状に熱融着することで行い、この帯状封止部11
の一部に半円形の未融着部を設けて熱融着幅を近傍部よ
りも狭くした安全弁部13を形成する。過充電や高温等
により、シート状電池1の内部圧力が上がった場合、爆
発や発火と等が生じる前に、安全弁部13が破断してそ
こから内部のガスが外部に出るため、爆発や発火等の危
険性がなく、搭載される電子機器を損傷するおそれがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の負極シート
と複数の正極シートとがセパレータを挟んで交互に積層
されて、この積層物が外装フィルムによって封止されて
いるシート状電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やノート型コンピュータ
等のような携帯型電子機器の小型化、高機能化が進み、
これらを長時間使用したいという要望も大きくなってい
る。そのため、こういった電子機器に用いられる電源に
も小型、軽量、薄型、大容量、高電圧といった特性が求
められている。このような特性を有する電池としては、
シート状リチウム電池を挙げることができる。
【0003】シート状リチウム電池は、基本的には、正
極シート及び負極シートの間にセパレータと電解質を介
在させた状態で適当な外装シートや外装フィルムにて封
止した構造を有している。セパレータと電解質には、両
者の機能を一つに兼ね備えている固体あるいはゲル状電
解質と、セパレータに液体電解質を含浸させたものとが
ある。シート状リチウム電池はこのような構造をしてい
るので、薄くできる、積み重ねられる、缶が不要なので
軽い、形状を自由にできる、といった特長を有してい
る。
【0004】このようにシート状リチウム電池は優れた
特性を有しているが、特開平10−172565号公報
に示されているような正負両極シートをそれぞれ1枚ず
つ積層した電池では、容量を大きくするためには正負両
極シートの面積を大きくする必要があり、製品電池自体
も面積が大きくなってしまう。製品電池自体は小さな面
積のままで大容量とするためには正負両極シートを複数
枚積層すれば良く、このようなやり方としては、1)小
片に打ち抜いた正負両極シートを複数枚交互に積層する
方法、2)一方のシートを長尺とし、他方のシートを小
片に打ち抜いて長尺シートの上に並べて折り畳んで重ね
る方法とが知られている。
【0005】上記の正負両極シートを複数枚積層した積
層素子は、特開2001−52659号公報に示される
ように、内面側に熱融着性フィルムを有するラミネート
フィルムを用いたブリスターパッケージとして外装及び
固定され、外気と遮断される。ブリスターパッケージと
は、プラスチックフィルムに凹部(ブリスター)を形成
して、そこに収容物を入れ、プラスチックフィルムや紙
等で蓋をする包装容器である。シート状電池の場合は、
蓋部分もブリスターと同じ素材であることが好ましく、
取り扱いの容易さから蓋部分とブリスターとを一体に形
成したものが多く用いられている。この場合は、蓋部分
をブリスター近傍で折り返して、ブリスターに蓋をして
熱融着を行う。
【0006】けれども、ブリスターパッケージされた電
池では、過充電等により電解液が分解したり気化してガ
スが発生し、パッケージが膨張してついには破裂や発火
にいたり、電池を搭載している電子機器の損傷を引き起
こしてしまうという問題点があった。
【0007】この問題点を解決するため、特開2000
−100399号公報には、フィルム外装材の熱融着に
よる封止部の少なくとも一箇所に安全弁として働く低温
融着部を有したポリマーリチウム電池の製造方法に関し
て、また特開2000−277065号公報には、袋状
の外装フィルムに封止された二次電池の、集電リードが
取り付けられている熱溶着封口部の幅が、集電リードの
取り付けられていない熱溶着封口部(安全弁として用い
られる)の幅よりも大きくされている二次電池に関して
開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
公開公報(特開2000−100399号公報)に開示
された技術では、熱融着を二つの温度で行う必要がある
ため、熱融着装置が複雑なものとなり、後者の公開公報
(特開2000−277065号公報)に開示された技
術では、安全弁として用いられる熱溶着封口部の全体の
封止能力が弱くなり、この封口部に力が加わると電解液
が漏れだしてしまい、しかもその位置が特定できないと
いうおそれがあった。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、簡単に特定の場
所に形成することができ且つ封止部分全体としては封止
能力に優れた安全弁を有するシート状電池を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、外装フィルムの熱融着による封止部分の一部に未
融着部分を形成することにより幅狭な安全弁部を形成す
ることとした。
【0011】具体的には、請求項1の発明は、シート状
の負極集電体に負極活物質を塗布してなる複数の負極シ
ートとシート状の正極集電体に正極活物質を塗布してな
る複数の正極シートとがセパレータを挟んで交互に積層
された積層素子と、該積層素子を封止している外装フィ
ルムとを備えたシート状電池を前提とする。
【0012】そして、上記外装フィルムは、熱融着によ
り帯状に上記積層素子を封止していて、この帯状封止部
の少なくとも一箇所に、幅方向の一部に未融着部分が設
けられていることによってその近傍よりも熱融着幅が小
さい安全弁部を備えているものとする。
【0013】請求項1の発明であれば、過充電や高温等
で電池内の圧力が上がって外装フィルムが膨張したとき
に、安全弁部が最初に破断して、電池内部のガスを外部
に導出する。すなわち、電池内圧が上がったときの破断
部分を特定の部分にすることができるともに、破断が生
じる内圧は、安全弁部の熱融着幅によって調節すること
ができる。通常の使用状態では、確実に封止されている
ので、電解液が漏れることはない。また、安全弁部は、
熱融着による封止装置の熱圧着部材の形状を一部切り欠
き状とすることで、簡単に且つ他の封止部と同時に作製
することができる。
【0014】次に、請求項2の発明は、請求項1におい
て、上記安全弁部の熱融着幅は、その近傍部分の熱融着
幅の1/4〜3/4であるものとする。
【0015】請求項2の発明であれば、過充電や高温等
によって電池内圧が上がった場合、爆発や発火等が生じ
て電子機器を破損するほどの内圧となる前に、確実に安
全弁部が破断してガスを安全に外部に導出することがで
きる。
【0016】次に、請求項3の発明は、請求項1におい
て、上記未融着部分は、上記帯状封止部の電池内部側に
設けられているものとする。
【0017】請求項3の発明であれば、過充電や高温等
によって電池内圧が上がった場合、安全弁部の未融着部
分も膨張するため、安全弁部の熱融着部分に力がかかっ
て、破断が生じやすく、確実に電子機器の損傷を防止で
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】図1は、本実施形態のシート状電池1の斜
視図である。シート状電池1は、積層素子5(図4及び
図5参照)が外装フィルム21に包まれていて、外部に
は二つの電極タブ22,22のみが突き出している。図
1のA−A線断面図の一例が図2であり、他の例が図3
である。図2は、複数の小片とした負極シート2と正極
シート3との間に複数の小片としたセパレータ4を挟ん
で積層した積層素子5を有するシート状電池1の断面図
であり、図3は、複数の小片とした負極シート2と正極
シート3との間に一枚の帯状のセパレータ4をジグザグ
状にして挟んで積層した積層素子5を有するシート状電
池1の断面図である。
【0020】上記積層素子5を示した図が図4,図5で
ある。図4は、両極シート2,3とセパレータ4とを積
層し終えた状態であり、積層素子5には、各両極シート
2,3から一つずつ電極端子23が突き出している。こ
れらの電極端子23を正極と負極とに分けてまとめてそ
れぞれ電極タブ22を取り付けたものが図5である。
【0021】上記負極シート2は、シート状の負極集電
体の両面あるいは片面に負極活物質を塗工したものであ
り、上記正極シート3は、シート状の正極集電体の両面
あるいは片面に正極活物質を塗工したものである。
【0022】負極集電体としては、銅、ニッケル、銀、
SUSなどの導電性金属の、厚さ5〜100μm、特に
8〜50μmの箔や穴あき箔、厚さ20〜300μm、
特に25〜100μmのエキスパンドメタルやメッシュ
メタルなどが好ましい。負極活物質は、炭素質材料であ
って、各種の天然黒鉛や人造黒鉛、例えば、繊維状黒
鉛、鱗状黒鉛、球状黒鉛などの黒鉛類を好ましく挙げる
ことができる。このような黒鉛類にポリテトラフルオロ
エチレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリエチレ
ン、エチレン−プロピレン−ジエン系ポリマーなどの結
着剤を混合して負極集電体の両面に塗工する。負極活物
質の層厚みは、20〜500μmが好ましく、50〜2
50μmがさらに好ましい。また、製品電池となったと
きの負極活物質層の密度は、1.3〜1.6g/cm3
であると、高密度のため電池特性が優れるので好まし
い。
【0023】次に上記正極集電体を構成する材質として
は、アルミニウム、アルミニウム合金、チタンなどの導
電性金属の、厚さ10〜100μm、特に15〜50μ
mの箔や穴あき箔、厚さ25〜300μm、特に30〜
150μmのエキスパンドメタルやメッシュメタルなど
を好ましいものとして挙げることができる。
【0024】上記正極活物質としては、負極との電位差
が少なくとも1Vであるもの、例えば、V25、MnO
2、LiMn24、LiCoO2、LiNi0.5Co0.5
2、LiNiO2、Li−Co−P系複合酸化物(LiC
0.50.52、LiCo0. 40.62、LiCo0.6
0.42、LiCo0.3Ni0.30.42、LiCo0.2
0.20.62など)、TiS2、MoS2、MoO3など
が挙げられる。これらのうちでも電池の起電力や充放電
電圧を特に高くすることができるLi−Co系複合酸化
物が特に好ましい。正極活物質は、粒子径が1〜50μ
mであると、電池特性が向上するので好ましい。このよ
うな正極活物質にポリテトラフルオロエチレン、ポリビ
ニリデンフルオライド、ポリエチレン、エチレン−プロ
ピレン−ジエン系ポリマーなどの結着剤を混合して塗工
する。正極活物質の層厚みは、20〜500μmが好ま
しく、50〜250μmがさらに好ましい。また、製品
電池となったときの正極活物質層の密度は、2.5〜
3.3g/cm3であると、高密度のため電池特性が優
れるので好ましい。
【0025】負極活物質及び正極活物質の塗工方法は、
特に限定されないが、ロールコーティング法やダイコー
ティング法などを挙げることができる。
【0026】また、セパレータは、正極と負極の短絡を
防いで、イオン電導性を有しているものであればどのよ
うなものでも構わないが、取り扱い易さ、電気特性や電
解液に対する安定性の観点などからポーラスなポリマフ
ィルムであることが好ましい。セパレータとして用いら
れるポリマフィルムを構成するポリマとしては、例え
ば、ポリスチレン、ポリブタジエンおよびそれらの共重
合体、ポリエチレンオキサイド誘導体、ポリプロピレン
オキサイド誘導体、前記誘導体を含むポリマ、ポリアク
リロニトリル、ポリビニルピロリドン、ポリビニリデン
カーボネート、ポリビニリデンフルオライド、ビニリデ
ンフルオライドとヘキサフルオロプロピレンとの共重合
体などを挙げることができる。このようなポリマを適当
な溶剤に溶解させて、成膜、乾燥させてフィルムとす
る。なお、フィルム成膜用の溶液に可塑剤等の添加剤を
加えても良い。このようにしてポーラスなセパレータを
作製する。セパレータの厚みは5〜100μmが好まし
く、20〜60μmであると電池特性が良好となり、さ
らに好ましい。
【0027】なお、電池として完成したときには、セパ
レータには非水系の電解液が含浸されている。このよう
な電解液には、塩類を有機溶媒に溶解させた電解液を使
用することできる。このような塩類としては、LiCl
4、LiBF4、LiPF6、LiAsF6、LiAlC
4、Li(CF3SO22Nなどが例示され、これらの
一種あるいは二種以上の混合物が使われる。有機溶媒と
しては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
ト、ジメチルカーボネート、ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン、γ−ブチロラクトン、1,2−ジメトキシメ
タン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフ
ラン、1,3−ジオキソラン、2−メチルテトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテルなどが例示され、これらの一
種あるいは二種以上の混合物を使用することができる。
【0028】また、セパレータとして、正極シート3と
負極シート2とを実質的に隔離している公知の固体電解
質層を用いてもよい。
【0029】次に、外装フィルム21による封止につい
て説明する。
【0030】図6に、外装フィルム21に絞り成形加工
を施したブリスター包装容器6を示す。この外装フィル
ム21は、厚さ30〜50μmのアルミ箔の一面に樹脂
よりなる外部保護層が積層され、アルミ箔の他面に樹脂
よりなる耐電解液層とさらにその上に熱可塑性樹脂より
なる接着層が積層された四層構造となっている。外部保
護層の樹脂としては、ナイロン樹脂やポリエステル樹脂
等を挙げることができ、接着層の樹脂としては、変性ポ
リオレフィン樹脂等の熱融着により封止することのでき
る樹脂を挙げることができる。外装フィルム21の厚み
は、80〜200μmであることが好ましい。上記ブリ
スター包装容器6は矩形のフィルムに、積層素子5外形
よりやや大きい矩形のブリスター(窪み)7が形成され
ている。ブリスター7の各辺はブリスター包装容器6の
各辺に略平行であって、ブリスター7の一つの辺(外
縁)から外方へ蓋部8が延びている。また、残りの三辺
には、フランジ部9が形成されている。このように、少
なくともブリスター7外縁の蓋部8以外の部分にフラン
ジが形成されている。この蓋部8がある側のブリスター
7の辺は、蓋部8を折り返す直線(折り返し線35)の
一部である。この折り返し線35はブリスター包装容器
6を二分割しているので、折り返し線35で蓋部8がブ
リスター7の開口部を覆うように折り返すと、蓋部8は
ブリスター7開口部全面を覆い隠すとともにフランジ部
9にも重なる。
【0031】後述の熱融着を容易に行うために、まず上
記ブリスター包装容器6の折り返し線35で、蓋部8を
ブリスター7の方に折り返して折り目をつける。すなわ
ち、蓋部8がブリスター7の方に倒れかかっている状態
にする。このときに、外装フィルム21の接着層及び耐
電解液層にクラックが発生しないよう、折り曲げ補助具
を用いて折り返し線35の部分を加熱しながら折り返
す。この折り曲げ補助具は、内蔵のヒータにより先端近
辺が加熱され、外装フィルム21の少なくとも折り返し
部分をその先端で40〜120℃に加熱し、少なくとも
接着層及び耐電解液層を軟化させる。折り曲げ補助具自
体の温度は、外装フィルム21の設定加熱温度よりも5
〜10℃高く設定しておけば、短時間の接触で外装フィ
ルム21を所定温度にまで充分加熱できる。それから、
外装フィルム21を折り返して、折り目がついたら折り
曲げ補助具を取り外す。折り目は、蓋部8を90度以上
折り返した状態が好ましく、より好ましくは120度以
上である。折り返しすぎると、この後積層素子5をブリ
スター7に挿入しにくいので、折り返しは165度以下
であることが好ましい。
【0032】こうしてブリスター包装容器6に折り目を
つけたら、ブリスター7に積層素子5を挿入する。図7
は挿入状態をわかりやすくするために、折り目がついて
いない状態での挿入を示している。ブリスター7は、挿
入された積層素子5がブリスター7内で移動しないよ
う、積層素子5外形とほぼ同程度の大きさであり、深さ
も積層素子5の厚みとほぼ同じである。積層素子5の電
極タブ22,22は、フランジ部9よりも長く、フラン
ジ部9から外方に突き出している。
【0033】積層素子5の挿入後、蓋部8を完全に折り
返して積層素子5表面とフランジ部9に重ね合わせて、
図8に示すように、ブリスター7周囲の二辺のフランジ
部9a,9bを蓋部8と熱融着する。熱融着された部分
はクロスハッチングで示すが、この部分が帯状封止部で
ある。熱融着するフランジ部9a,9bは、電極タブ2
2が突き出しているフランジ部9aと、図の奥側のフラ
ンジ部9bである。熱融着しないフランジ部9cは、熱
融着されているフランジ部9a,9bよりもブリスター
7外縁から幅広く延びている。
【0034】この熱融着されていないフランジ部9cと
蓋部8との間から積層素子5に電解液を供給する。それ
から図9に示すように、フランジ部9cの外端の辺を熱
融着して封止し、封止積層素子10とする。
【0035】それから、上記封止積層素子10を、加圧
チャンバーに入れて20〜100℃の一定温度に保っ
て、0.1〜1.5MPaの圧をかけて、電解液をセパ
レータ4にしみ込ませ且つ両極シート2,3及びセパレ
ータ4を互いに密着させる。
【0036】この加圧定温処理を1〜24時間行った
後、封止積層素子10を加圧チャンバーから取り出し
て、フランジ部9cの熱融着部分を切り取って、積層素
子5内に残存していた空気を抜き出す。
【0037】この後に、図10に示すようにフランジ部
9cを再度熱融着して帯状封止部11(図11参照)と
して、シート状電池1が完成する。このとき、封止した
フランジ部9cに安全弁部13を形成する。安全弁部1
3は、帯状封止部11の一部に未融着の部分を形成する
ことにより、熱融着されている幅がその近傍の部分より
も小さくなっている場所である。なお、ここでは、積層
素子5の側面に沿って帯状封止部11が作製されてい
る。
【0038】この安全弁部13の態様を図11に示す。
この安全弁部13は、帯状封止部11の一部に半円形の
未融着部を形成したものである。安全弁部13は、電極
タブ22,22の付近には保護回路の基板を設置するこ
とが多いため、電極タブ22,22から離れた位置、す
なわち電極タブ22,22が存する辺とは別の辺に形成
されていることが好ましく、異常時の外装フィルム21
の膨れが顕著になることから、辺の中央付近に形成する
ことがより好ましい。また、安全弁部13の熱融着幅T
1は、この近傍部分の熱融着幅T2の1/2である。こ
のような熱融着幅T1とすることにより、シート状電池
1の内圧が上がっても、爆発等する前に、安全弁部13
が破断して電池1内部のガスを外部に逃がすことができ
る。従って、発火等により電池1を装着した電子機器を
破壊してしまうおそれはほとんどない。
【0039】上記安全弁部13は、ヒートシーラーで外
装フィルム21を熱融着する際に、一部に半円形の切り
欠きが設けられた熱圧着部材をヒートシーラーに用いて
封止と同時に形成する。
【0040】これまで説明してきたように、本実施の形
態のシート状電池1は、熱融着幅が狭い安全弁部13を
備えているので、過充電や高温等で電池内部圧が上がっ
ても、爆発や発火に至る前に安全弁部13が破断して、
安全にガスを外部に導出でき、電子機器を損傷すること
がない。通常の使用状態においては、安全弁部13も確
実に封止されていて電解液が外部に漏れ出すことはな
い。また、安全弁部13の位置が電極タブ22,22近
辺の保護回路から離れたところであるので、結果的にこ
の保護回路を守ることができる。そして、安全弁部13
は、外装フィルム21を熱融着するときに、一部に半円
形の切り欠きが設けられた熱圧着部材を取り付けたヒー
トシーラーを用いれば、外装フィルム21の封止と同時
に形成されるので、簡単な装置で安価に短時間で安全弁
部13を形成できる。
【0041】(他の実施の形態)上記の実施形態は一つ
の例であって、本発明はこの例に限定されない。すなわ
ち、安全弁部13の形態としては、図12〜15を別の
例として挙げることができる。
【0042】図12は、未融着部が三角形である安全弁
部13である。この安全弁部13は図11のものに比較
して、熱融着幅は同じであるが未融着部分の面積が小さ
いため、より大きな内圧になるまで破断しない。また、
未融着部分が狭いために、シールの信頼性は、図11に
示す安全弁部13に比べて向上する。
【0043】図13では、電極タブ22,22が存する
辺に安全弁部13を設けている。保護回路基板を電極タ
ブ22,22の付近に設置しない場合には、この位置に
安全弁部13を設けても構わない。
【0044】図14は、図11と同じ形状の安全弁部1
3,13,13を三つ並べたものである。各安全弁部1
3の形状は、図11に示すものと同じであり、各安全弁
部13が形成されている部分は、矩形のシート状電池1
の電極タブ22,22が存しない辺である帯状封止部1
1である。こうすることにより、エネルギー密度のより
高い電池等で問題が発生したときに、より確実に安全弁
を作動させることができる。
【0045】図15は、安全弁部13の半円形の未融着
部が帯状封止部の電池外側部分に設けられている。すな
わち、未融着部が外気と触れている。この場合は、熱圧
着幅が図11ものと同じであっても、破断する内圧は図
11のものよりも高くなる。
【0046】さらに、安全弁部13の未融着部の形状は
これら以外のもの、例えば矩形等どのようなものでも構
わないし、帯状封止部11の内部に中州状にあっても構
わない。その数も一つでも複数でも構わない。また、熱
融着して帯状封止部11とする前に、安全弁部13の形
状の熱融着を阻止する材料を、熱融着する場所に挟み込
むことにより、安全弁部13を形成しても良い。
【0047】また、積層素子5の製法はセパレータ4を
袋状にしてそこに負極及び正極シート2,3を挿入して
積層するやり方などでもよいし、電極タブ22の取り出
し方や形状等もどのようなものであっても構わない。ま
た、外装フィルム21の構成ももっと多層としても構わ
ないし、2層や3層でも構わない。封止の工程も、最初
に折り目をつける工程を省いてもよいし、別の工程を入
れても良い。フランジ部9の形状も三辺ほぼ同じでも構
わないし、別の形状構成でも構わない。折り返し部分の
加熱も、超音波やレーザ等を用いても良いし、所定の温
度にできればどのような方法でも構わない。さらに、一
つのブリスター包装容器6に複数のブリスター7を設け
て、複数のシート状電池1を同時に作製しても構わな
い。また、折り返し線35とブリスター7との間にフラ
ンジ部分を有していても良い。
【0048】
【実施例】−実施例1− 負極集電体として厚み13μmの銅箔に、負極活物質と
して炭素系活物質、バインダー(ポリビニリデンフルオ
ライド)、有機溶剤とを混合しペースト状にしたものを
ロール転写法で両面にコーティングして乾燥し、活物質
層の厚みが210μmの負極シートを得た。また、正極
集電体として厚み17μmのアルミ箔に、正極活物質と
してLiCoO2、バインダー(ポリビニリデンフルオ
ライド)、有機溶剤とを混合しペースト状にしたものを
ロール転写法で両面にコーティングして乾燥し、活物質
層の厚みが210μmの正極シートを得た。セパレータ
としては、厚み23μmのポリビニリデンフルオライド
系多孔質ポリマーを用い、外装フィルムとしては、厚み
40μmのAl箔の外面に25μmのナイロン樹脂層
(外部保護層)を、内面に15μmの耐電解液層、さら
にその上に30μmのポリプロピレン層(接着層)を積
層したものを用いて、上記実施形態に示す方法で、シー
ト状電池を作製した。このとき、図12に示すように、
5mm幅の熱融着部分に底辺20mm、高さ3mmの二
等辺三角形状に未融着部を設けて安全弁部としたなお、
加圧工程は、50℃、0.5MPaで5時間行った。
【0049】−実施例2− 図11に示すように、未融着部を底辺20mm、高さ3
mmの半円形状として安全弁部を形成した以外は実施例
1と同様にしてシート状電池を作製した。
【0050】−実施例3− 未融着部を底辺5mm、高さ3mmの二等辺三角形状と
して、電極タブの存しない側辺の一つに、全長に渡って
この未融着部を多数並べた形状の安全弁部とした。それ
以外は実施例1と同様にしてシート状電池を作製した。
【0051】−比較例− 安全弁部を形成せずに熱融着によって封止した以外は実
施例1と同様にしてシート状電池を作製した。
【0052】このようにして作製した実施例1乃至3お
よび比較例のシート状電池を過充電状態にして発火発生
率を調べた。結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】発火発生率を見ると、各実施例は比較例の
1/3以下であり、特に実施例2においては、20個の
シート状電池の全てが発火しないという優れた結果であ
った。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に述べる効果を奏する。
【0056】シート状電池の外装フィルムによる封止部
分には、熱融着幅が狭い安全弁部が形成されているの
で、過充電や高温等で電池内部圧が上がっても、爆発や
発火に至る前に安全弁部が破断して、安全にガスを外部
に出して内圧を下げられ、電子機器を損傷することがな
い。通常の使用状態では、安全弁部も確実に封止されて
いるので、電解液が漏れ出すことはない。また、安全弁
部は、外装フィルムを熱融着するときに、一部に半円形
等の切り欠きが設けられた熱圧着部材を取り付けたヒー
トシーラーを用いれば、外装フィルムの封止と同時に形
成されるので、簡単な装置で安価に短時間で安全弁部を
形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るシート状電池の斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図の一例である。
【図3】図1のA−A線断面図の他の例である。
【図4】積層素子の斜視図である。
【図5】図4の積層素子に電極タブを取り付けたものの
斜視図である。
【図6】ブリスター包装容器の斜視図である。
【図7】積層素子を挿入したブリスター包装容器の斜視
図である。
【図8】シート状電池の二辺のフランジ部が熱融着され
た状態の斜視図である。
【図9】シート状電池の三辺のフランジ部が熱融着され
た状態の斜視図である。
【図10】完成したシート状電池を蓋部側から見た斜視
図である。
【図11】実施形態に係る安全弁部を示す図である。
【図12】別の安全弁部の例を示す図である。
【図13】別の安全弁部の例を示す図である。
【図14】別の安全弁部の例を示す図である。
【図15】別の安全弁部の例を示す図である。
【符号の説明】 1 シート状電池 2 負極シート 3 正極シート 4 セパレータ 5 積層素子 11 帯状封止部 13 安全弁部 21 外装フィルム
フロントページの続き (72)発明者 厨子 敏博 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 岡田 聖司 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 御書 至 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 5H011 AA13 AA17 CC02 CC06 CC10 DD13 KK01 5H012 AA03 BB04 DD05 DD11 DD17 EE01 FF01 GG01 JJ02 JJ10 5H029 AJ12 AK02 AK03 AK05 AL06 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 AM16 BJ04 BJ06 BJ27 CJ05 DJ03 HJ04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の負極集電体に負極活物質を塗
    布してなる複数の負極シートとシート状の正極集電体に
    正極活物質を塗布してなる複数の正極シートとがセパレ
    ータを挟んで交互に積層された積層素子と、該積層素子
    を封止している外装フィルムとを備えたシート状電池で
    あって、 上記外装フィルムは、熱融着により帯状に上記積層素子
    を封止していて、この帯状封止部の少なくとも一箇所
    に、幅方向の一部に未融着部分が設けられていることに
    よってその近傍よりも熱融着幅が小さい安全弁部を備え
    ていることを特徴とするシート状電池。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記安全弁部の熱融着幅は、その近傍部分の熱融着幅の
    1/4〜3/4であることを特徴とするシート状電池。
  3. 【請求項3】請求項1において、 上記未融着部分は、上記帯状封止部の電池内部側に設け
    られていることを特徴とするシート状電池。
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