JP2003132458A - 煙又は霧等の検出装置 - Google Patents

煙又は霧等の検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定して精度良く煙又は霧等を検出する。 【解決手段】 カメラから順次得られる各画像につい
て、当該画像における所定領域に対応する画像領域の輝
度ヒストグラムを作成する(ステップS1)。前記所定
領域は、当該所定領域内において大半を占める暗い領域
と、該暗い領域の明るさに比べて十分に明るい領域とを
含む。作成された輝度ヒストグラム中の最大度数の輝度
値を得る(ステップS2)。前記所定領域に対応する画
像領域内での最大輝度値を得る(ステップS3)。得ら
れた最大度数の輝度値と最大輝度値との差を算出する
(ステップS4)。この差の絶対値が所定値より小さい
場合に、煙が発生していることを示す信号を出力する
(ステップS6,S7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、煙又は霧等を検出
する煙又は霧等の検出装置に関するものであり、例え
ば、トンネル内等の煙を検出する煙検出装置や、屋外の
霧を検出する霧検出装置などに適用することができる。
【0002】
【従来の技術】煙又は霧等(すなわち、煙又は霧などの
大気を混濁させる浮遊粒子)の検出は、種々の点から要
請される。例えば、煙の検出は、火災の早期発見や火災
以外の異常事態の発見などの点で、極めて有効な手法で
ある。また、例えば、道路上等において霧等が発生する
と、交通の安全が脅かされることから、霧等の発生によ
り交通規制を行うなどのために、霧等を検出することが
要請される。
【0003】従来から、煙の検出を利用してトンネル内
等の火災を検出する火災検出装置として、トンネル内の
路面、側壁及び天井を含む領域をテレビカメラで撮像
し、テレビカメラから時間経過に従って得られる各画像
について、当該画像の全画像領域の輝度ヒストグラムを
得、この輝度ヒストグラム中の特定の輝度値に対する度
数(画素数)を比較することにより火災発生か否かを判
定することにより、火災を検出する装置が、提案されて
いる(例えば、特開平8−202967号公報)。
【0004】この従来の火災検出装置では、前記輝度ヒ
ストグラム中の特定の輝度値(濃度値)に対する画素数
を比較して火災を検出する具体的な手法として、2つの
手法が提案されている。すなわち、第1の手法では、前
記輝度ヒストグラムにおける輝度値25〜100に対す
る画素数が通常時における輝度値25〜100に対する
画素数よりかなり大きな時に、煙充満状態であると判断
する。これは、煙の検出により火災を検出する手法であ
る。第2の手法では、前記輝度ヒストグラムにおける輝
度値200〜250に対する画素数が通常時における輝
度値200〜250に対する画素数よりかなり大きな時
に、火災発生であると判断する。これは、炎の検出によ
り火災を検出する手法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の火災検出装置では、輝度ヒストグラム中の特定の輝
度値に対する度数(画素数)に基づいて煙を検出するの
で、安定して精度良く煙を検出することが困難である。
すなわち、煙の有無という条件によるだけでなく、トン
ネル内の照明条件(通常、明るさが複数段に変えられ
る。)や、テレビカメラの自動絞り機構の有無及び自動
絞り機構の特性や、大型車の通過などの、様々の条件に
よっても、得られる画像の各画素の輝度値(濃度値)自
体が変動する。それにもかかわらず、前記従来の火災検
出装置では、特定の輝度値に着目して煙を検出するの
で、前述した様々の条件の変化の影響を大きく受け、安
定して精度良く煙を検出することが困難である。このよ
うな事情は、煙の検出のみならず、霧等の検出について
も同様である。
【0006】また、前記従来の火災検出装置では、トン
ネル内の路面、側壁及び天井を含む領域を撮像した画像
の全画像領域の輝度ヒストグラムを利用するので、トン
ネル内で煙が全体的に十分に充満しないと煙を検出する
ことができず、煙発生の初期の段階で煙を検出すること
ができない。
【0007】さらに、前記従来の火災検出装置では、輝
度ヒストグラム中の特定の輝度値に対する度数(画素
数)に基づいて煙を検出するので、検出した煙の種類
(例えば、火災による煙とそれ以外の煙(発煙筒による
煙など))を判別することは、困難である。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、安定して精度良く煙又は霧等を検出すること
ができる煙又は霧等の検出装置を提供することを目的と
する。
【0009】また、本発明は、煙等の発生の初期の段階
で煙等を検出することができる煙又は霧等の検出装置を
提供することを目的とする。
【0010】さらに、本発明は、検出した煙等の種類を
判別することができる煙又は霧等の検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様による煙又は霧等(すなわち、
煙又は霧などの大気を混濁させる浮遊粒子)の検出装置
は、所定領域を含む領域を撮像する撮像手段と、前記撮
像手段から時間経過に従って得られる各画像について、
当該画像における前記所定領域に対応する画像領域の輝
度ヒストグラムを得る手段と、前記輝度ヒストグラム中
の最大度数の輝度値(濃度値)又はこれに相当する値を
得る手段と、当該画像領域内での最大輝度値を得る手段
と、前記最大輝度値と前記最大度数の輝度値又はこれに
相当する値との差、又は、この差に応じた値に基づい
て、煙又は霧等の有無を判定する判定手段と、を備え、
前記所定領域が、当該所定領域内において大半を占める
暗い領域と、該暗い領域の明るさに比べて十分に明るい
領域とを含むものである。この第1の態様では、必要に
応じて、前記所定領域を構成する指標(例えば、黒色板
とこれを背景にするように配置された光源とで構成した
指標)を用いてもよい。
【0012】この第1の態様では、前記輝度ヒストグラ
ムが作成される対象となる画像領域(以下、「対象画像
領域」)は、撮像手段から得られる画像のうちの、当該
所定領域内において大半を占める暗い領域と該暗い領域
の明るさに比べて十分に明るい領域とを含む所定領域に
対応する、画像領域である。
【0013】したがって、煙又は霧等が発生していなけ
れば、前記所定領域において暗い領域が大半を占めてい
ることから、対象画像領域の輝度ヒストグラム中の最大
度数(最大画素数)の輝度値は、低い値となる。また、
煙又は霧等が発生していなければ、前記所定領域が前記
暗い領域に比べて十分に明るい領域を含んでいるため、
対象画像領域内での最大輝度値は、かなり高い値とな
る。その結果、煙又は霧等が発生していなければ、前記
最大輝度値と前記最大度数の輝度値又はこれに相当する
値との差は、大きくなる。
【0014】一方、煙又は霧等が発生して前記所定領域
を覆うようになる(すなわち、撮像手段と前記所定領域
との間に煙又は霧等が介在するようになる)と、対象画
像領域のほぼ全体に渡って煙又は霧等の明るさを示す輝
度値に近づくことになる。なお、このとき、前記所定領
域の十分に明るい領域から撮像手段に到達しようとする
光は、煙又は霧等により遮られる。このため、煙又は霧
等が、それ自身の性質により、比較的暗いもの(反射率
が低いもの)であったにせよ、あるいは、比較的明るい
もの(反射率が高く外光を散乱等し易いもの)であった
にせよ、いずれにしても、前記最大輝度値も前記最大度
数の輝度値又はこれに相当する値も、煙又は霧等の明る
さに近づくことになる。その結果、煙又は霧等が発生す
ると、前記最大輝度値と前記最大度数の輝度値又はこれ
に相当する値との差は、小さくなる。
【0015】このように、煙又は霧等の有無によって、
前記最大輝度値と前記最大度数の輝度値又はこれに相当
する値との差が異なる。このため、前記第1の態様によ
れば、前記判定手段により、前記最大輝度値と前記最大
度数の輝度値又はこれに相当する値との差、又は、この
差に応じた値に基づいて、煙又は霧等の有無を判定する
ので、煙又は霧等を検出することができる。
【0016】前記第1の態様によれば、輝度ヒストグラ
ム中の特定の輝度値に対する度数(画素数)に基づいて
煙又は霧等を検出するものではなく、前述した原理に基
づいて煙又は霧等を検出するので、例えば、トンネル内
の照明条件や、撮像手段の自動絞り機構の有無及び自動
絞り機構の特性や、大型車の通過などの、様々の条件の
変化の影響が少なくなる。このため、前記第1の態様に
よれば、煙又は霧等を安定して精度良く検出することが
できる。
【0017】本発明の第2の態様による煙又は霧等の検
出装置は、前記第1の態様において、前記判定手段は、
前記差の絶対値又は前記差に応じた値の絶対値が所定値
より小さい場合に、煙又は霧等が存在すると判定するも
のである。この第2の態様は、前記判定手段による判定
の具体例を挙げたものである。
【0018】本発明の第3の態様による煙又は霧等の検
出装置は、前記第1又は第2の態様において、前記所定
領域が、トンネル内における光源部を含む天井付近の領
域であるものである。
【0019】この第3の態様によれば、前記所定領域が
トンネル内における光源部を含む天井付近の領域である
ので、トンネル内の煙を検出することができる。トンネ
ル内に煙が存在することはトンネル内に火災が発生した
り発煙筒が使用されたりしたことを示す異常状態である
ので、結果的に、トンネル内の異常状態を検出すること
ができる。
【0020】そして、前記第3の態様では、前記所定領
域が天井付近の領域であるので、前述した従来の火災検
出装置と異なり、輝度ヒストグラムが作成される対象と
なる画像領域が天井付近の領域に対応する領域に限定さ
れる。煙は、上方に立ち上るので、トンネル内に全体的
に均一に充満していくのではなく、トンネル内の天井付
近から次第に充満していく。したがって、前記第3の態
様によれば、煙がトンネル内の全体に充満される前にト
ンネル内の天井付近のみに充満された、煙発生の初期の
段階で、煙を検出することができる。このため、前記第
3の態様によれば、トンネル内の火災などの異常状態を
早期に検出することができる。
【0021】本発明の第4の態様による煙又は霧等の検
出装置は、少なくとも前記判定手段により煙又は霧等が
存在すると判定された場合に、当該画像に関して得られ
た前記最大度数の輝度値又はこれに相当する値が、当該
画像より前に得られた1つ以上の画像に関して得られた
前記最大度数の輝度値又はこれに相当する値に対して、
所定の増加傾向を示すか否かを判定する手段を、備えた
ものである。
【0022】煙又は霧等には、それ自身の性質により、
比較的暗いもの(反射率が低いもの)ものあるし、比較
的明るいもの(反射率が高く外光を散乱等し易いもの)
がある。このため、煙等が比較的明るいものであれば、
煙等の濃度が高まるにつれて、ある時点で得られる画像
に関して得られる最大度数の輝度値又はこれに相当する
値は、以前に得られた画像に関して得られた最大度数の
輝度値又はこれに相当する値に対して大きくなる。一
方、煙等が比較的暗いものであれば、煙等の濃度が高ま
るにつれて、その時点で得られた画像に関して得られた
最大度数の輝度値又はこれに相当する値は、以前に得ら
れた画像に関して得られた最大度数の輝度値に対して大
きくなるようなことがない。
【0023】したがって、前記第4の態様によれば、所
定の増加傾向を示すか否かを判定する手段を有している
ので、検出した煙又は霧等が比較的暗いものであるか比
較的明るいものであるかを判別することができる。
【0024】ところで、トンネル内の煙には、トンネル
内の火災による煙の他に、発煙筒等による煙などがあ
る。トンネル内の火災は、通常はガソリンが燃える火災
であることから、トンネル内の火災による煙は、温度の
高い煤煙であるので、反射率が非常に低く、暗くなる。
一方、発煙筒等による煙は、反射率が比較的高く、周囲
の光によって明るくなる。したがって、前記第4の態様
をトンネル内の煙検出装置に適用すれば、検出した煙が
トンネル内の火災による煙であるか、それとも発煙筒等
による煙であるかを判別することができる。また、トン
ネル内を走行する自動車の排気ガスは、やはり煤煙であ
るものの、自動車から排気された時点で急速に冷却さ
れ、これにより煤煙の粒子に水滴等が付着して反射率が
高まり、明るくなる。したがって、前記第4の態様をト
ンネル内の煙検出装置に適用すれば、トンネル内の火災
による煙を、排気ガスからも区別することができ、ひい
ては、トンネル内の火災をより精度良く検出することが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明による煙又は霧等の
検出装置について、図面を参照して説明する。
【0026】[第1の実施の形態]
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態による
検出装置を示す概略ブロック図である。本実施の形態に
よる検出装置は、高速道路等のトンネル内の煙を検出す
る煙検出装置として構成されている。
【0028】本実施の形態による煙検出装置は、図1に
示すように、所定領域を含む領域を撮像する撮像手段と
してのテレビカメラ1と、カメラ1からの画像アナログ
信号を画素ごとに所定の階調(以下の説明では、256
階調とする。)の輝度値(濃度値)を持つデジタル信号
に変換するA/D変換器2と、デジタル信号に変換され
た画像(画像信号)を記憶する画像メモリ3と、画像メ
モリ3からの画像に対して後述する処理を行う処理部4
とを備えている。図面には示していないが、処理部4
は、後述する動作を実現するように、マイクロコンピュ
ータ及び他の電子回路等で構成されている。
【0029】本実施の形態では、前記所定領域が、当該
所定領域内において大半を占める暗い領域と、該暗い領
域の明るさに比べて十分に明るい領域とを含むように、
カメラ1が設置されている。具体的には、カメラ1は、
高速道路等のトンネル内の天井又は高所の壁に所望の間
隔(例えば、約200m間隔)で設置され、前記所定領
域として、トンネル内における照明用の光源部を含む天
井付近の領域が設定されている。カメラ1からフレーム
周期(1/30秒間隔)で順次画像が得られ、各画像が
1/30秒間隔で画像メモリ3に順次取り込まれる。
【0030】この画像の例を図2(a)に示している。
図2(a)において、5は路面(道路)の像、6,7は
トンネルの壁面の像の領域、8はトンネルの天井の像の
領域、9は天井の照明用光源部の像の領域、を示してい
る。前記所定の領域に対応する画像領域R(前記領域
8,9からなる領域)の範囲を、図2(c)にハッチン
グを付して示している。画像領域Rは、後述する輝度ヒ
ストグラムが作成される対象となる領域であるので、以
下の説明では、対象画像領域Rと呼ぶ。図2(a)は煙
が発生していない通常状態の画像を示し、図2(b)は
火災による煙が発生している状態の画像を示している。
なお、図2(b)において、10は炎の像、11は煙の
像である。
【0031】なお、本実施の形態では、画像メモリ3に
は1枚の画像のみが記憶され、順次新しい画像に更新さ
れるようになっている。もっとも、画像メモリ3に複数
の画像が記憶されるようにしてもよい。また、画像の取
り込み時間間隔(画像サンプリング周期)も1/30秒
に限定されるものではない。
【0032】次に、本実施の形態による煙検出装置の動
作について、図3に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0033】まず、カメラ1から得られた1枚の画像が
画像メモリ3内に取り込まれ(ステップS1)、処理部
4は、この画像における対象画像領域Rの輝度ヒストグ
ラムを作成する(ステップS2)。
【0034】この輝度ヒストグラムの実例を図4及び図
5に示す。図4及び図5において、横軸は輝度値(濃度
値)、縦軸は度数(画素数)を示している。この輝度ヒ
ストグラムは、256階調の輝度値(0〜255)の各
々に対して当該輝度値を持つ対象画像領域R内の画素数
を示したものである。
【0035】図4(a)は、図2(a)に示すように煙
が発生していない状態の輝度ヒストグラムを示してい
る。図4(b)は、図2(b)に示すように模擬的に火
災(ガソリンによる火災)を発生させて火災による煙を
発生させ、この煙が天井付近に充満した状態の、輝度ヒ
ストグラムを示している。図4(a)と図4(b)とで
は、煙の有無のみが異なり、他の条件は同一である。
【0036】図5(a)は、図4(a)と同じく、図2
(a)に示すように煙が発生していない状態の輝度ヒス
トグラムを示している。ただし、図4(a)と図5
(a)とでは、輝度ヒストグラムを得た時のカメラ3の
設置場所が異なり、照明光等の条件が異なっているた
め、図5(a)は図4(a)と異なっている。図5
(b)は、発煙筒による煙を発生させ、この煙が天井付
近に充満した状態の、輝度ヒストグラムを示している。
図5(a)と図5(b)とでは、煙の有無のみが異な
り、他の条件は同一である。
【0037】図4(a)及び図5(a)では、対象画像
領域Rが前記所定領域に対応したものであるので、煙が
発生していないことから、対象画像領域R内の大半を暗
い天井の像の領域8で占めていることを反映して、低い
輝度分布範囲に多くの度数が集中し、また、非常に明る
い照明用光源部の像の領域9を反映して、図4(a)中
の符号B及び図5(a)中の符号Dで示すように、非常
に高い輝度値にも少ない度数が現れている。したがっ
て、煙が発生していない場合には、対象画像領域Rの輝
度ヒストグラム中の最大度数の輝度値Yfと、対象画像
領域R内での最大輝度値Ymaxとの差が、大きくなって
いる。
【0038】図4(b)では、火災による煙が発生して
いるので、この煙は非常に暗いことから、低い輝度分布
範囲に多くの度数が集中し、しかもその最大度数の輝度
値Yfは図5(b)の場合より若干低くなり、また、煙
によって光源部からの光が遮られることから、図4
(a)では現れていた高い輝度値での度数が現れていな
い。このため、図面には示していないが、対象画像領域
R内での最大輝度値Ymaxがかなり小さくなっている。
したがって、図面には示していないが、火災による煙が
発生している場合には、対象画像領域Rの輝度ヒストグ
ラム中の最大度数の輝度値Yfと、対象画像領域R内で
の最大輝度値Ymaxとの差ΔYが、小さくなっている。
【0039】図5(b)では、発煙筒による煙が発生し
ているので、この煙は比較的明るいことから、この煙の
明るさを反映して、中間の輝度値に多くの度数が集ま
り、低い輝度値で度数が現れなくなり、また、図5
(a)では現れていた高い輝度値での度数も現れなくな
って対象画像領域R内での最大輝度値Ymaxが小さくな
る。したがって、図面には示していないが、発煙筒によ
る煙が発生している場合にも、対象画像領域Rの輝度ヒ
ストグラム中の最大度数の輝度値Yfと、対象画像領域
R内での最大輝度値Ymaxとの差ΔYが、小さくなって
いる。また、図5(a)(b)の比較からわかるよう
に、発煙筒による煙が発生すると、対象画像領域Rの輝
度ヒストグラム中の最大度数の輝度値Yfは、かなり大
きくなっている。
【0040】以上の説明からわかるように、対象画像領
域R内での最大輝度値Ymaxとの差ΔYが所定値Aより
小さいか否かを判定すれば、煙が火災によるものである
か発煙筒によるものであるかに拘わらず、煙の有無を判
別でき、煙を検出することができる。
【0041】再び図3を参照すると、処理部4は、ステ
ップS2で対象画像領域Rの輝度ヒストグラムを作成し
た後、ステップS2で最新に作成した輝度ヒストグラム
中の最大度数の輝度値Yfを検索により取得し、この値
Yfを処理部4の内部メモリ(図示せず)に格納する
(ステップS3)。なお、輝度ヒストグラム中に同じ最
大度数の輝度値が2つ以上ある場合には、例えば、その
うちの最も大きい輝度値、そのうちの最も小さい輝度
値、又は、それらの平均輝度値を、最大度数の輝度値Y
fとして用いればよい。前記平均輝度値は、厳密には最
大度数の輝度値とは言えないが、最大度数の輝度値に相
当する値と言える。最大度数の輝度値に相当する値と
は、例えば、前述したような平均輝度値などを含む。
【0042】次に、処理部4は、ステップS2で最新に
作成した輝度ヒストグラムを検索して、対象画像領域R
内での最大輝度値Ymaxを取得し、この値Ymaxを処理部
4の内部メモリに格納する(ステップS4)。なお、輝
度ヒストグラムを用いなくても、対象画像領域R内の画
像データから直接に最大輝度値Ymaxを取得すること
は、可能である。
【0043】次いで、処理部4は、ステップS3で最新
に取得した最大度数の輝度値Yfと、ステップS4で最
新に取得した最大輝度値Ymaxとの差ΔY=Ymax−Yf
(この値は両者の差の絶対値となっている。)を算出す
る(ステップS5)。
【0044】その後、処理部4は、ステップS5で算出
した差ΔYが所定値Aより小さいか否かを判定する(ス
テップS6)。差ΔYが所定値Aより小さければ、処理
部4は、煙が発生していることを示す信号(煙検出信
号)を出力し(ステップS7)、ステップS1へ戻る。
一方、差ΔYが所定値Aより小さくなければ、処理部4
は、煙が発生していない通常状態であることを示す信号
を出力し(ステップS8)、ステップS1へ戻る。
【0045】本実施の形態によれば、輝度ヒストグラム
中の特定の輝度値に対する度数(画素数)に基づいて煙
を検出するものではなく、前述した原理に基づいて煙を
検出するので、例えば、トンネル内の照明条件や、テレ
ビカメラ1の自動絞り機構の有無及び自動絞り機構の特
性や、大型車の通過などの、様々の条件の変化の影響が
少なくなる。このため、本実施の形態によれば、煙を安
定して精度良く検出することができる。
【0046】また、本実施の形態では、輝度ヒストグラ
ムが作成される対象となる対象画像領域Rが、トンネル
の天井付近の領域に対応する領域に限定されている。し
たがって、本実施の形態によれば、煙がトンネル内の全
体に充満される前にトンネル内の天井付近のみに充満さ
れた、煙発生の初期の段階で、煙を検出することができ
る。このため、本実施の形態によれば、トンネル内の火
災などの異常状態を早期に検出することができる。
【0047】[第2の実施の形態]
【0048】図6は、本発明の第2の実施の形態による
煙検出装置の動作を示す概略フローチャートである。図
6において、図3中のステップと同一又は対応するステ
ップには同一符号を付し、その重複する説明は省略す
る。
【0049】本実施の形態が前記第1の実施の形態と異
なる所は、ステップS6でYESと判定された場合に、
ステップS11を経た後、ステップS12又はS13を
経て、ステップS1へ戻る点のみである。
【0050】本実施の形態では、ステップS6でYES
と判定されると(すなわち、煙が発生していると判定さ
れると)、処理部4は、ステップS3で最新に取得した
最大度数の輝度値Yfが、前回以前に得られた1つ以上
最大度数の輝度値Yfに対して、所定の増加傾向を示す
か否かを判定する(ステップS11)。具体的には、例
えば、前回以前に得られた所定数の輝度値Yfの全てに
対して大きい場合に所定の増加傾向を示すと判定した
り、前回以前に得られた所定数の輝度値Yfの全てに対
して大きく、かつ、前回に得られた輝度値Yfより所定
閾値以上大きい場合に、所定の増加傾向を示すと判定し
たりすればよい。
【0051】図4及び図5に関連して既に説明した内容
からわかるように、火災による煙が非常に暗いことか
ら、発生している煙が火災による煙である場合には、ス
テップS3で最新に得られた最大度数の輝度値Yfは、
増加傾向を示さず、寧ろ若干減少傾向を示す。一方、発
煙筒による煙は比較的明るいことから、ステップS3で
最新に得られた最大度数の輝度値Yfは、増加傾向を示
す。したがって、ステップS6の判定により、発生して
いる煙が、火災による煙であるかそれとも発煙筒による
煙などのその他の煙であるかを判別することができる。
また、自動車の排気ガスが異常に充満してきたような場
合には、排気ガスも発煙筒の煙と同様に比較的明るいこ
とから、ステップS3で最新に得られた最大度数の輝度
値Yfは、増加傾向を示す。したがって、ステップS6
の判定によれば、排気ガスを誤って火災による煙である
と検出してしまうような事態も回避することができる。
【0052】ステップS11で増加傾向を示すと判定さ
れると、処理部4は、火災による煙が発生していること
を示す信号(火災検出信号)を出力し(ステップS1
2)、ステップS1へ戻る。一方、ステップS11で増
加傾向を示さないと判定されると、処理部4は、火災以
外による煙が発生していることを示す信号を出力し(ス
テップS13)、ステップS1へ戻る。
【0053】本実施の形態によれば、ステップS11〜
S13を備えているので、検出した煙がトンネル内の火
災による煙であるか、それとも発煙筒等による煙である
かを判別することができる。また、トンネル内の火災に
よる煙を、排気ガスからも区別することができ、ひいて
は、トンネル内の火災をより精度良く検出することがで
きる。
【0054】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0055】例えば、前述した各実施の形態は、本発明
をトンネル内の煙を検出する煙検出装置に適用して例で
あるが、本発明は、例えば、室内等の煙を検出する煙検
出装置や、屋外において霧を検出する霧検出装置などに
も、適用することができる。
【0056】また、テレビカメラ1に代えて、デジタル
スチルカメラ等の他の撮像手段を用いることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安定して精度良く煙又は霧等を検出することができる煙
又は霧等の検出装置を提供することができる。
【0058】また、本発明によれば、煙等の発生の初期
の段階で煙等を検出することができる煙又は霧等の検出
装置を提供することができる。
【0059】さらに、本発明によれば、検出した煙等の
種類を判別することができる煙又は霧等の検出装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による検出装置を示
す概略ブロック図である。
【図2】カメラにより撮像された画像の例及び対象画像
領域の範囲を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による検出装置の動
作を示す概略フローチャートである。
【図4】輝度ヒストグラムの例を示す図である。
【図5】輝度ヒストグラムの他の例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による検出装置の動
作を示す概略フローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ 2 A/D変換器 3 画像メモリ 4 処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 秀一 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 Fターム(参考) 5C054 AA05 CA04 CE12 EA01 EB05 FC05 FF06 HA19 5C085 AA03 AA20 AB02 AC12 BA33 CA02 5L096 BA02 CA02 FA14 FA37 JA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定領域を含む領域を撮像する撮像手段
    と、 前記撮像手段から時間経過に従って得られる各画像につ
    いて、当該画像における前記所定領域に対応する画像領
    域の輝度ヒストグラムを得る手段と、 前記輝度ヒストグラム中の最大度数の輝度値又はこれに
    相当する値を得る手段と、 当該画像領域内での最大輝度値を得る手段と、 前記最大輝度値と前記最大度数の輝度値又はこれに相当
    する値との差、又は、この差に応じた値に基づいて、煙
    又は霧等の有無を判定する判定手段と、 を備え、 前記所定領域が、当該所定領域内において大半を占める
    暗い領域と、該暗い領域の明るさに比べて十分に明るい
    領域とを含むことを特徴とする煙又は霧等の検出装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記差の絶対値又は前
    記差に応じた値の絶対値が所定値より小さい場合に、煙
    又は霧等が存在すると判定することを特徴とする請求項
    1記載の煙又は霧等の検出装置。
  3. 【請求項3】 前記所定領域が、トンネル内における光
    源部を含む天井付近の領域であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の煙又は霧等の検出装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記判定手段により煙又は霧
    等が存在すると判定された場合に、当該画像に関して得
    られた前記最大度数の輝度値又はこれに相当する値が、
    当該画像より前に得られた1つ以上の画像に関して得ら
    れた前記最大度数の輝度値又はこれに相当する値に対し
    て、所定の増加傾向を示すか否かを判定する手段を、備
    えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の煙又は霧等の検出装置。
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