JP2003131789A - リバーシブルキーボード及び情報処理装置 - Google Patents

リバーシブルキーボード及び情報処理装置

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JP2003131789A JP2001331149A JP2001331149A JP2003131789A JP 2003131789 A JP2003131789 A JP 2003131789A JP 2001331149 A JP2001331149 A JP 2001331149A JP 2001331149 A JP2001331149 A JP 2001331149A JP 2003131789 A JP2003131789 A JP 2003131789A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置のキースイッチ部に、表面側ま
たは裏面側のいずれか一方の面を上に向けて装着するこ
とにより、制御機能の異なるキー入力を行う。 【解決手段】 キーゴムが設けられたキーボード装着用
凹部に、表面側または裏面側のいずれか一方の面を上に
向けて装着されるリバーシブルキーボード5であって、
キーゴム33を押し下げするキートップ部51a,51
bと、開口部52a,52bを有する表面側キーキャビ
ネット5a及び裏面側キーキャビネット5bとからな
り、これら開口部52a,52bに、表面側に突出する
表面側のキートップ部51aと裏面側に突出する裏面側
のキートップ部51bとがそれぞれ挿入された状態で、
各キートップ部51a,51bが、表面側キーキャビネ
ット5a及び裏面側キーキャビネット5b内に上下動可
能に収納保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱可能なキーユ
ニットの表面と裏面とを使い分けることにより、機能を
拡張することを可能としたリバーシブルキーボード及び
このリバーシブルキーボードを備えた情報処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、キーボードの両面にキートッ
プ部を設け、キーボードの上下を入れ換えて装置本体に
装着することにより、キー機能の拡張を図った情報処理
装置が提案されている。
【0003】しかしながら、このような情報処理装置
は、キーボードの内部に基板等の電気的構成を備える必
要があるため、キーボード自体が回路的に複雑、かつ大
型化し、コスト的にも安価に提供できないといった問題
があった。
【0004】一方、このような基板等の電気的構成を備
えることなく、キースイッチ部とキートップ部とを分離
する構造のものも提案されている。
【0005】例えば、特開平6−189383号公報に
記載のものは、ワイヤレスリモコンであって、複数の扉
のうちから自分が最も頻繁に使用すると思われる機能の
操作釦が付いている扉を選び出し、これを本体側のヒン
ジ部に取り付ける。そして、この扉を閉めると、扉の裏
面に設けられている凸部が、操作面上の複数の押圧スイ
ッチのいずれかを押し付け、この押圧スイッチのスイッ
チ状態の変化の検出により、扉が閉じられた状態になっ
たことを判別する。この状態で利用者が扉表面の操作釦
を押すと、その真下に位置する本体の操作面上の操作釦
が押されるが、このとき制御回路は、本体操作面側に表
示されている機能ではなく、扉表面側に表示されている
機能について制御を行う構成となっている。
【0006】また、特開2000−87415号公報に
記載のものは、人体局部洗浄装置であって、便座の側方
に袖部が配設されており、この袖部に操作装置が配設さ
れている。この操作装置は、操作スイッチと操作スイッ
チを覆う着脱可能な蓋とからなり、蓋表面に押釦が配設
され、押釦の押圧操作に機械的に連動して操作スイッチ
が押圧される構成となっている。
【0007】また、特開2000−267795号公報
に記載のものは、携帯用電子機器であって、操作スイッ
チを有する機器本体と、操作スイッチを押圧する操作ボ
タンを有し、機器本体に回動自在に装着される操作パネ
ルとを備え、操作パネルを機器本体から着脱自在にする
とともに、別の操作パネルと取り替え可能とする。そし
て、複数種類の操作パネルを用意しておき、操作ボタン
の形状等が異なる操作パネルを選択して機器本体に装着
することで、利用者の嗜好を満足させるとともに、操作
性の向上を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の従来技術は、いずれも操作パネルの差し替え
を前提に創案されたものであり、操作パネル単体として
は1種類のみである。また、操作パネルの裏面を別の操
作パネルとして利用するといった発想も全くない。
【0009】本発明はかかる点に着目して創案されたも
ので、その目的は、情報処理装置のキースイッチ部に、
表面側または裏面側のいずれか一方の面を上に向けて装
着することにより、制御機能の異なるキー入力を行うこ
とのできるリバーシブルキーボード及びこのリバーシブ
ルキーボードを備えた情報処理装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のリバーシブルキ
ーボードは、情報処理装置のキースイッチ部に、表面側
または裏面側のいずれか一方の面を上に向けて装着する
ことにより、制御機能の異なるキー入力を行うことので
きるリバーシブルキーボードであって、前記キースイッ
チ部を押し下げするキートップ部と、このキートップ部
を収納保持する開口部を有するキーキャビネットとから
なり、前記開口部は、キーキャビネットの表面側及び裏
面側に貫通して形成されており、この開口部に、表面側
に突出する表面側キートップ部と裏面側に突出する裏面
側キートップ部とが上下動可能に収納保持されているこ
とを特徴とする。
【0011】このような特徴を有する本発明によれば、
内部に電気的な構成を持たない簡単な構造によって、表
裏両面に異なるキー機能を搭載したリバーシブルキーボ
ードを実現することができる。また、構造が簡易である
ため、小型軽量化、製造原価の低減を図ることができ
る。
【0012】この場合、表面側キートップ部と裏面側キ
ートップ部とは、樹脂等により一体的に形成されて開口
部に収納保持されていてもよい。また、個別に形成され
ていてもよい。この場合には、表面側キートップ部の下
面と裏面側キートップ部の下面とを合わせるようにし、
この合わせ部分を開口部に収納保持すればよい。
【0013】また、表面側キートップ部と裏面側キート
ップ部とは、その外観が異なるように形成してもよい。
例えば、形状、寸法または外観色の少なくともいずれか
1つ以上が異なるように形成する。このように表面側キ
ートップ部と裏面側キートップ部とで外観を異ならせる
ことにより、リバーシブルキーボードのどちらの面を上
にして装着されているかが容易に分かるので、人為的な
操作ミスを低減することができる。
【0014】また、本発明の情報処理装置は、上記各構
成のリバーシブルキーボードが、キースイッチ部に着脱
可能に設けられた情報処理装置であって、前記リバーシ
ブルキーボードの装着の有無を検出する第1検出手段
と、前記リバーシブルキーボードのどちらの面を上に向
けて装着されたかを検出する第2検出手段と、前記第2
検出手段の検出結果に基づき、装着されたリバーシブル
キーボードの装着方向に応じてキー入力による制御機能
を切り替えるキー入力制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0015】このような特徴を有する本発明によれば、
第1検出手段によってリバーシブルキーボードが装着さ
れたことを検出し、第2検出手段によって例えば表面側
を上に向けて装着されたことを検出した場合には、キー
入力制御手段は、キー入力の機能を、表面側のキー入力
機能に切り替えてキー入力制御を行う。また、第1検出
手段によってリバーシブルキーボードが装着されたこと
を検出し、第2検出手段によって裏面側を上に向けて装
着されたことを検出した場合には、キー入力制御手段
は、キー入力の機能を、裏面側のキー入力機能に切り替
えてキー入力制御を行う。
【0016】この場合、第1検出手段及び第2検出手段
としては、プッシュスイッチまたはキースイッチを用い
ることが可能である。すなわち、これらスイッチのオ
ン、オフ状態によって、リバーシブルキーボードの装着
の有無や装着面を検出することができる。
【0017】また、本発明の情報処理装置によれば、こ
のようなリバーシブルキーボードを2種類以上用意する
とともに、これらリバーシブルキーボードの種類を検出
する第3検出手段を備え、前記キー入力制御手段は、第
2検出手段及び第3検出手段の検出結果に基づき、装着
されたリバーシブルキーボードの種類と装着方向とに応
じてキー入力による制御機能を切り替えることを特徴と
する。
【0018】このように、リバーシブルキーボードを複
数用意することで、より多様なキー入力制御を行うこと
が可能となる。
【0019】この場合、第3検出手段も、プッシュスイ
ッチまたはキースイッチを用いることが可能である。す
なわち、このスイッチのオン、オフ状態によって、リバ
ーシブルキーボードの種類を検出することができる。
【0020】また、キースイッチ部に装着されたリバー
シブルキーボードをロックするロック機構部が装置本体
に設けられているとともに、リバーシブルキーボードの
ロックを解除する解除ボタンがロック機構部に設けられ
ていることを特徴とする。
【0021】このように、ロック機構部を設けることに
よって、キーボードを操作中に、リバーシブルキーボー
ドが装置本体から不測に外れるといった事態を確実に防
止することができる。また、リバーシブルキーボードの
操作面を入れ替える場合には、解除ボタンを操作するこ
とによってロックを解除することができる。
【0022】この解除ボタンは、装置本体の裏面側に設
けられており、かつ、装置本体の裏面側に装着された蓋
体によって被覆されている。これにより、キーボードを
操作中に、誤って解除ボタンに触れる心配がないので、
リバーシブルキーボードが装置本体から不測に外れてし
まうといった事態も発生しない。
【0023】また、本発明の情報処理装置は、蓋体が装
置本体から取り外された場合に電源をオフする電源オフ
制御手段を備えている。または、リバーシブルキーボー
ドがキースイッチ部から取り外された場合に電源をオフ
する電源オフ制御手段を備えている。
【0024】これにより、リバーシブルキーボードを着
脱するときに、フリーズ状態等の異常な状態を引き起こ
さず、安全にリバーシブルキーボードの着脱や電池の交
換等を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0026】[実施の形態1]図1ないし図3は、本発
明に係わるリバーシブルキーボードを備えた情報処理装
置の実施の形態1を示しており、図1はリバーシブルキ
ーボードを取り外した状態の情報処理装置の外観斜視
図、図2はリバーシブルキーボードを装着した状態の情
報処理装置の外観斜視図、図3はリバーシブルキーボー
ドを取り外した状態の平面図である。本実施の形態1で
は、情報処理装置としてグラフィック関数電卓に適用し
た例を示している。ただし、図1及び図3には、取り外
した状態のリバーシブルキーボードが、表面側を上に向
けた状態と、裏面側を上に向けた状態の2つの状態で示
されている。
【0027】装置本体1の上面には、その上部に液晶パ
ネル等からなる表示部2が設けられており、その下部に
キー入力部3が設けられている。
【0028】キー入力部3は、装置本体1の上面に固定
的に配置された関数キー31及びカーソルキー32と、
キーボード部分を取り除いた状態のキーゴム(請求項に
記載のキースイッチ部)33とからなる。
【0029】キーゴム33は、装置本体1の上面に矩形
状に形成されたキーボード装着用凹部11の底面に配置
されており、このキーボード装着用凹部11に装着され
るリバーシブルキーボード5と連携して動作する。すな
わち、リバーシブルキーボード5は、キーゴム33の上
に重ね合わせて装着される(図2参照)。
【0030】図4は、図3に示す装置本体1のA−A線
概略断面図である。
【0031】キーゴム33は、装置本体1の上キャビネ
ット1aに設けられており、その下面には、各キー位置
に導電部33aが設けられている。また、キーゴム33
の下部には、そのキー位置に対向してキーパターン21
aが形成されたキー基板21が設けられており、このキ
ー基板21の下部に、下キャビネット1bと一体に形成
された左右一対の電池収納部22,22が設けられてい
る。また、電池収納部22,22を被覆するための電池
蓋23が、下キャビネット1bに着脱可能に取り付けら
れるようになっている。
【0032】図5は、図3に示すリバーシブルキーボー
ド5のB−B線概略断面図である。
【0033】リバーシブルキーボード5は、キーゴム3
3を押し下げする表面側のキートップ部51a,51a
・・・及び裏面側のキートップ部51b,51b・・・
と、表面側のキートップ部51a,51a・・・をそれ
ぞれ収納保持する表面側の開口部53a,53a・・・
を有する表面側のキーキャビネット52a及び裏面側の
キートップ部51b,51b・・・をそれぞれ収納保持
する裏面側の開口部53b,53b・・・を有する裏面
側のキーキャビネット52bとからなる。
【0034】そして、表面側のキーキャビネット52a
の開口部53aに表面側のキートップ部51aを挿入
し、裏面側のキーキャビネット52bの開口部53bに
裏面側のキートップ部51bを挿入して、両キーキャビ
ネット52a,52bを接合することにより、対向する
キートップ部51a,51bが、両キーキャビネット5
2a,52b内で上下動可能に収納保持されている。
【0035】キートップ部51a,51bには、その下
部周辺にリング状のつば部54が形成されており、この
つば部54が開口部53a,53bの内部周辺に当接す
ることで、キートップ部51a,51bがキーキャビネ
ット52a,52bから脱落しないようになっている。
なお、キートップ部51a,51bの形状や構造につい
ては、種々の形態が考えられるが、これについては後述
する。
【0036】また、キーキャビネット52a,52b
は、その内面側であって、開口部53a,53bの周辺
部に、リブ片55が突設されている。このリブ片55が
一方のキーキャビネット52aから突設されている場合
には、他方のキーキャビネット52bの対向部分に凹部
56が形成されており、両キーキャビネット52a,5
2bを接合したときには、リブ片55の先端が対向する
凹部56に嵌まり込み、両キーキャビネット52a,5
2bが安定的に接合されるようになっている。
【0037】このような構成のリバーシブルキーボード
5の前端面5aには、第1検出突起部57と第2検出突
起部58とが設けられており、後端面5bには、ロック
用凹部59が設けられている。
【0038】第1検出突起部57は、リバーシブルキー
ボード5がキーボード装着用凹部11に装着されたか否
かを検出するための突起部であり、前端面5aの左右方
向の中央部に設けられている。また、第2検出突起部5
8は、リバーシブルキーボード5の表面側または裏面側
のいずれの面を上に向けて装着されたかを検出するため
の突起部であり、前端面5aの左側または右側のいずれ
か一方の側に設けられている。なお、装着の有無の検出
及び装着状態(すなわち、装着面のことで以降同様)の
検出については後述する。
【0039】また、ロック用凹部59は、リバーシブル
キーボード5がキーボード装着用凹部11に装着された
とき、その装着状態を固定するために用いられる凹部で
あり、後述するロック機構部6のロック用爪部62が挿
入、係止されるようになっている。
【0040】一方、装置本体1のキーボード装着用凹部
11には、図1に示すように、リバーシブルキーボード
5の前端面5aに対向する前端面11aに、リバーシブ
ルキーボード5に設けられた第1検出突起部57が挿入
される第1開口部12と、第2検出突起部58が挿入さ
れる第2開口部13及び第3開口部14とが形成されて
いる。そして、第1開口部12内に第1検出スイッチ1
5が設けられ、第2開口部13内に第2検出スイッチ1
6が設けられている。また、第3開口部14内にはスイ
ッチは設けられていない。すなわち、第1検出スイッチ
15は、前端面11aの左右方向の中央部に設けられて
おり、第2検出スイッチ16は、本実施の形態では、前
端面11aの右側端部に設けられている。
【0041】そして、第1検出スイッチ15とリバーシ
ブルキーボード5の第1検出突起部57とが、リバーシ
ブルキーボード5の装着の有無を検出するために使用さ
れ、第2検出スイッチ16とリバーシブルキーボード5
の第2検出突起部58とが、リバーシブルキーボード5
の装着状態の検出のために使用される。
【0042】すなわち、第1検出スイッチ15と第1検
出突起部57とは、いずれも左右方向の中央部に設けら
れていることから、リバーシブルキーボード5をキーボ
ード装着用凹部11に装着するとき、リバーシブルキー
ボード5の表面側が上であっても、裏面側が上であって
も、第1検出突起部57が第1検出スイッチ15を押し
込んでオン状態とする。これにより、リバーシブルキー
ボード5がキーボード装着用凹部11に装着されたこと
を常に検出することが可能となる。
【0043】一方、第2検出スイッチ16と第2検出突
起部58とは、左右方向の一方の側にのみ設けられてい
る。そのため、リバーシブルキーボード5をキーボード
装着用凹部11に装着するとき、例えばリバーシブルキ
ーボード5の表面側が上である場合には、第2検出突起
部58がキーボード装着用凹部11の前端面11aの左
側に位置して、第3開口部14に挿入され、第2検出ス
イッチ16はオフ状態のままである。一方、リバーシブ
ルキーボード5の裏面側が上である場合には、第2検出
突起部58がキーボード装着用凹部11の前端面11a
の右側に位置して、第2開口部13に挿入され、第2検
出スイッチ16はオン状態となる。
【0044】従って、この第2検出スイッチ16のオ
ン、オフ状態によって、リバーシブルキーボード5の装
着状態を検出することができる。すなわち、第1検出ス
イッチ15がオン状態であって、かつ、第2検出スイッ
チ16がオフ状態のとき、リバーシブルキーボード5が
表面側を上にしてキーボード装着用凹部11に装着され
ていることになり、第1検出スイッチ15がオン状態で
あって、かつ、第2検出スイッチ16がオン状態のと
き、リバーシブルキーボード5が裏面側を上にしてキー
ボード装着用凹部11に装着されていることになる。
【0045】図6ないし図9は、ロック機構部6の構造
を示しており、図6はキーボード装着用凹部11を一部
拡大した平面図、図7は同底面図、図8は図6のC−C
線概略断面図、図9(a),(b)は図6のD−D線概
略断面図である。
【0046】ロック機構部6は、装置本体1のキーボー
ド装着用凹部11の下部であって、電池収納部22,2
2の間に設けられている。
【0047】すなわち、ロック機構部6は、電池収納部
22,22の間にロック本体部61が設けられている。
このロック本体部61は、左右の電池収納部22,22
に挟持される形で、前後方向(図9中、X1,X2方
向)に摺動可能に設けられている。そして、このロック
本体部61の後部側上面61aに、上方に起立した一対
のロック用爪62,62が形成されている。
【0048】また、ロック本体部61の後端面61bに
は、スプリング用凹部63が形成されており、このスプ
リング用凹部63と対向する装置本体1の上キャビネッ
ト1aにも、同様にスプリング用凹部1a1が形成され
ている。そして、これらスプリング用凹部63,1a1
の間に、スプリング65が装着されている。
【0049】また、ロック本体部61の底面61cに
は、下方に突出したロック解除用ノブ64(ロック解除
機能を備えた請求項に記載の解除ボタン)が形成されて
いる。ロック解除用ノブ64は、図7に示すように、装
置本体1の下キャビネット1bに形成された長方形状の
長穴1b1に嵌め込まれた状態で下キャビネット1bの
下方に露出しており、この長穴1b1内で、前後方向
(X1,X2方向)に摺動可能となっている。つまり、
この長穴1b1によって、前後方向の摺動範囲が規制さ
れるようになっている。ただし、ロック解除用ノブ64
は、下キャビネット1bの下面からは突出しないように
設けられており、電池蓋23を開けた状態でも、指等が
不測に当たってロックが解除されることのないように考
慮されている。
【0050】このような構成のロック機構部6によれ
ば、リバーシブルキーボード5が装着されていない状態
では、図9(a)に示すように、スプリング65の弾発
力によってロック本体部61がX2方向に付勢されてお
り、ロック解除用ノブ64が、長穴1b1の前方側端部
1b11に当接している。また、ロック用爪62は、キ
ーボード装着用凹部11の後端面11bから若干突出し
た状態となっている。
【0051】なお、リバーシブルキーボード5がキーボ
ード装着用凹部11に装着された状態においても、図1
4に示すように、ロック解除用ノブ64の位置は、リバ
ーシブルキーボード5が装着されていない状態と同じ位
置となる。
【0052】一方、この状態で、下キャビネット1bか
ら露出しているロック解除用ノブ64を、スプリング6
5の弾発力に対抗して後方側(X1方向)に摺動させる
と、図9(b)に示すように、キーボード装着用凹部1
1の後端面11bから若干突出していたロック用爪62
が、キーボード装着用凹部11の後端面11bより、上
キャビネット1a内に退没する。
【0053】図10ないし図14は、上記構成のリバー
シブルキーボード5を、上記構成のキーボード装着用凹
部11に装着するときの動作を示している。
【0054】まず最初に、図10に示すように、リバー
シブルキーボード5の中央部の第1検出突起部57と、
キーボード装着用凹部11の第1開口部12との位置を
合わせるとともに、リバーシブルキーボード5の第2検
出突起部58とキーボード装着用凹部11の第2開口部
13または第3開口部14のいずれかと位置合わせを行
う。つまり、リバーシブルキーボード5の表面側を上に
して装着する場合には、図1に示すように、リバーシブ
ルキーボード5の第2検出突起部58を第3開口部14
に位置合わせし、リバーシブルキーボード5の裏面側を
上にして装着する場合には、リバーシブルキーボード5
の第2検出突起部58を第2開口部13に位置合わせす
る。
【0055】次に、この状態で、図11に示すように、
リバーシブルキーボード5の各検出突起部57,58を
対向する開口部12,13(または14)に挿入し、リ
バーシブルキーボード5の後端面5b側を、キーボード
装着用凹部11の後端面11b側に押し込む。
【0056】これにより、図12に示すように、リバー
シブルキーボード5の後端面5bがキーボード装着用凹
部11の後端面11bに沿ってキーボード装着用凹部1
1内に挿入され、その挿入過程で、リバーシブルキーボ
ード5の後端面5bの角部が、ロック用爪62を押圧し
て、ロック用爪62を後方側(X1方向)に押し込み、
ロック本体部61全体が、後方側(X1方向)に摺動す
る。
【0057】そして、図13に示すように、リバーシブ
ルキーボード5がキーボード装着用凹部11内に完全に
嵌め込まれると、後方側に押し込まれていたロック用爪
62が、スプリング65の弾発力によって、リバーシブ
ルキーボード5の後端面5bに形成されたロック用凹部
59に嵌まり込む。これにより、キーボード装着用凹部
11に装着されたリバーシブルキーボード5を、キーボ
ード装着用凹部11内に固定することができる。図14
は、リバーシブルキーボード5がキーボード装着用凹部
11に装着されたときの、ロック用爪62とロック用凹
部59との係合状態を拡大して示している。
【0058】また、図14では、キーボード装着用凹部
11に装着されたリバーシブルキーボード5の左側のキ
ートップ部51aが、キー入力を行うために押し下げら
れた状態となっており、導電部33aとキーパターン2
1aとが接触して導通し、スイッチが入っている状態と
なっている。これにより、押し下げされている左側のキ
ートップ部51aに表記されている機能が動作する。
【0059】図15ないし図18は、装置本体1及びリ
バーシブルキーボード5の他の実施例を示しており、具
体的には、キーボード装着用凹部11に設けられる第1
検出スイッチ15a及び第2検出スイッチ16aの他の
実施例を示している。図15はリバーシブルキーボード
5を取り外した状態の情報処理装置の外観斜視図、図1
6は図15に示すE−E線概略断面図、図17はリバー
シブルキーボード5を表面側を上に向けて装着した状態
を示す概略断面図、図18はリバーシブルキーボード5
を裏面側を上に向けて装着した状態を示す概略断面図で
ある。
【0060】すなわち、本実施例では、第1検出スイッ
チ(ゴムキー)15a及び第2検出スイッチ(ゴムキ
ー)16aがキーボード装着用凹部11の底面11cに
配置され、キーゴム33より上方に突出して設けられて
いる。一方、リバーシブルキーボード5の表面側のキー
キャビネット52aには、リバーシブルキーボード5を
裏面側を上に向けてキーボード装着用凹部11に装着し
たとき、第2検出スイッチ16aに対向する箇所に検出
用凹部52a1が設けられた構成となっている。
【0061】すなわち、リバーシブルキーボード5をキ
ーボード装着用凹部11に装着するとき、図17及び図
18に示すように、リバーシブルキーボード5の表面側
が上であっても、裏面側が上であっても、キーキャビネ
ット52a,52bによって第1検出スイッチ15aが
押し込まれ、第1検出スイッチ15aはオン状態とな
る。これにより、リバーシブルキーボード5がキーボー
ド装着用凹部11に装着されたことを常に検出すること
が可能となる。
【0062】一方、リバーシブルキーボード5をキーボ
ード装着用凹部11に装着するとき、例えばリバーシブ
ルキーボード5の表面側が上である場合には、図17に
示すように、裏面側のキーキャビネット52bによって
第2検出スイッチ16aが押し込まれ、第2検出スイッ
チ16aはオン状態となる。一方、リバーシブルキーボ
ード5の裏面側が上である場合には、図18に示すよう
に、表面側のキーキャビネット52aの検出用凹部52
a1に第2検出スイッチ16aが嵌まり込み、第2検出
スイッチ16aはオフ状態のままである。
【0063】従って、この第2検出スイッチ16aのオ
ン、オフ状態によって、リバーシブルキーボード5の装
着状態を検出することができる。すなわち、第1検出ス
イッチ15aがオン状態であって、かつ、第2検出スイ
ッチ16aがオン状態のとき、リバーシブルキーボード
5が表面側を上にしてキーボード装着用凹部11に装着
されていることになり、第1検出スイッチ15aがオン
状態であって、かつ、第2検出スイッチ16aがオフ状
態のとき、リバーシブルキーボード5が裏面側を上にし
てキーボード装着用凹部11に装着されていることにな
る。
【0064】なお、本実施例の第2検出スイッチ16a
と、上記実施例(図1等)の第2検出スイッチ16と
は、検出時のオン、オフ状態が逆になる構成として説明
しているが、本実施例においても、検出用凹部52a1
をリバーシブルキーボード5の裏面側のキーキャビネッ
ト52bに設けることによって、上記実施例(図1等)
の第2検出スイッチ16と同じオン、オフ状態で、リバ
ーシブルキーボード5の装着状態を検出することができ
る。
【0065】図19及び図20は、操作者の誤操作を防
止し、かつ安全に配慮した工夫を示す説明図であり、図
19は電池蓋23を取り外した状態の装置本体1の底面
図、図20(a)は図19のF−F線概略断面図、同図
(b)は電池蓋23を装着した状態の概略断面図であ
る。
【0066】本実施の形態の情報処理装置は、図20
(b)に示すように、通常は、ロック解除用ノブ64を
電池蓋23で覆う構造となっている。これにより、操作
者の誤操作等によってリバーシブルキーボード5が不測
に外れてしまうことを防止している。
【0067】そして、これとは別に、キー基板21に電
池蓋検出スイッチ25が取り付けられており、この電池
蓋検出スイッチ25の可動部分25aが下キャビネット
1bに形成された開口部1b2から若干突出して設けら
れている。一方、電池蓋23の裏面23aには、電池蓋
23を下キャビネット1bに装着したとき、電池蓋検出
スイッチ25の可動部分25aに対向する箇所に、電池
蓋突起部23a1が設けられている。
【0068】これにより、電池蓋検出スイッチ25は、
電池蓋23が取り外されている場合にはオフ状態(図2
0(a)参照)となり、電池蓋23が下キャビネット1
bに装着されている場合にはオン状態(図20(b)参
照)となる。そして、この電池蓋検出スイッチ25のオ
ン、オフ状態により、後述する内部回路の電源をオン、
オフする構成としている。
【0069】すなわち、電池蓋23が下キャビネット1
bに装着されており、電池蓋検出スイッチ25がオン状
態の場合に電源をオンとして内部回路に電流を供給し、
電池蓋23が下キャビネット1bから取り外されて、電
池蓋検出スイッチ25がオフ状態となったとき、電源を
オフとして内部回路に電流を供給しないように構成して
いる。この機構により、電池蓋23を装着した状態でな
いと、情報処理装置が動作せず、安全性に配慮した構造
となっている。
【0070】なお、この例では電池蓋23の開閉を検知
して電源のオン、オフを行っているが、ロック解除用ノ
ブ64の摺動を検知して電源のオン、オフを行うように
構成することが可能である。例えば、図21に示すよう
に、上記の電池蓋検出スイッチ25の代わりに、ロック
本体部61の近傍にノブ検出スイッチ26を設けてお
く。そして、ロック解除用ノブ64が、図中X1方向に
摺動することによって、ノブ検出スイッチ26がオン状
態となるように配置する。これにより、ロック解除用ノ
ブ64を図中X1方向に摺動して、リバーシブルキーボ
ード5の固定を解除すると、ノブ検出スイッチ26がオ
ン状態となって電源をオフし、内部回路に電流を供給し
ないように構成すればよい。
【0071】図22は、リバーシブルキーボード5のキ
ートップ部51a,51bの他の実施例を示している。
すなわち、図5に示したキートップ部51a,51b
は、それぞれ別体として形成されて、両キーキャビネッ
ト52a,52b内に収納保持されているが、本実施例
では、表面側のキートップ51aと裏面側のキートップ
部51bとが、例えば合成樹脂等によって一体成型され
ることにより、一体的に形成されたものである。これに
より、両キートップ部51a,51bは一体となって、
両キーキャビネット52a,52b間を上下動すること
になり、キーを操作するときのがたつきを無くすことが
できる。
【0072】また、図23及び図24は、リバーシブル
キーボード5のキートップ部51a,51bのさらに他
の実施例を示している。すなわち、図5に示した別体の
キートップ部51a,51bを、互いに嵌合することに
よって一体としたものである。
【0073】すなわち、例えば表面側のキートップ部5
1aの内面中央部に、底面開口部より若干下方に突出し
た直方体形状の嵌合突起部51a1を形成し、裏面側の
キートップ部51bの内面中央部に、底面開口部側に向
かって開口する嵌合凹部51b1を形成する。この嵌合
凹部51b1の開口形状は、嵌合突起部51a1が嵌ま
り込む形状とする。そして、両キートップ部51a,5
1bの底面開口部同士、すなわち両つば部54,54同
士を合わせるようにして、両キートップ部51a,51
bを両側から挟み込むように押圧すると、嵌合突起部5
1a1が嵌合凹部51b1に強制嵌合される。これによ
り、両キートップ部51a,51bは一体となって、両
キーキャビネット52a,52b間を上下動することに
なり、キーを操作するときのがたつきを無くすことがで
きる。
【0074】また、図25及び図26は、図23に示す
キートップ部51a,51bの変形例を示しており、図
25は、リバーシブルキーボード5の表面側を上に向け
た状態、図26は、リバーシブルキーボード5の裏面側
を上に向けた状態を示している。
【0075】すなわち、この例では、裏面側のキートッ
プ部51bの外径寸法Zを、表面側のキートップ部51
aの外径寸法Yより、小さく形成している。また、これ
に対応して、裏面側のキーキャビネット52bに形成さ
れる開口部53bの内径寸法も、表面側のキーキャビネ
ット52aに形成される開口部53aの内径寸法より小
さく形成している。
【0076】また、キートップ部51a,51bの外径
寸法や内径寸法を表面側と裏面側とで異ならせるだけで
なく、その外観形状自体も異ならせることができる。例
えば、表面側のキートップ部51aを長方形、裏面側の
キートップ部51bを楕円形等とすることができる。こ
の他にも、円形、三角形、菱形、六角形、星型等、種々
の形状とすることができる。
【0077】また、キートップ部51a,51bが個別
に形成されていることで、キー自体の色も異ならせるこ
とができる。このように、キートップ部の外観形状や寸
法、色等を種々異ならせることで、操作者に、リバーシ
ブルキーボード5のどちら側の面を上に向けてキーボー
ド装着用凹部11に装着しているのかを明確に認識させ
ることができる。これにより、操作者の誤操作を確実に
防止することができる。
【0078】さらに、キートップ部51a,51bの外
観(寸法、形状、色等)を表面側と裏面側とで異ならせ
るだけでなく、同じ面側においても異ならせることがで
きる。図27は、表面側を上に向けて装着されたリバー
シブルキーボード5において、その上部側に配置された
関数キー(符号511により示す)であるキートップ部
51aを寸法の小さい長方形状とし、下部側に配置され
たテンキー(符号512により示す)であるキートップ
部51aを寸法の大きな長方形状とした例である。ま
た、図28は、裏面側を上に向けて装着されたリバーシ
ブルキーボード5において、その上部側の関数キー(符
号513により示す)キートップ部51bを小さな円形
状とし、下部側のキートップ部51bを大きな長方形状
としたものである。
【0079】図29は、このようなリバーシブルキーボ
ード5の各キートップ部51a,51bにキー文字を記
入した具体例を示している。
【0080】このリバーシブルキーボード5は、関数計
算を行う際のキーボタンのレイアウトの文字例となって
おり、図29(a)に示す表面側のリバーシブルキーボ
ード5のキーレイアウトは、関数機能の中でも高学年
(例えば高等学校等)で使用される機能を表したキーレ
イアウトの例である。これに対し、図29(b)に示す
裏面側のリバーシブルキーボード5のキーレイアウト
は、関数機能の中でも低学年(例えば、中学校等)で使
用される機能を表したキーレイアウトの例である。
【0081】これらのキーレイアウトで、大きいキート
ップ部(符号512,514により示す)は、数字キー
や加算除算キーなどのように、一般の計算機能を表した
文字表示にしておき、表面側及び裏面側の両キートップ
51a,51bの両方ともに同じ文字表示を行い、どち
らを使用しても固定キーとして扱えるようにしている。
【0082】そして、小さいキートップ部(符号51
1,513により示す)は、高学年用と低学年用とで、
関数機能を使用する内容が変わる機能に割り当てるよう
にしている。ただし、高学年と低学年とで関数機能を扱
う種類が同じであれば、小さいキートップ部の中でも、
表面側と裏面側とが同じ関数機能となる場合もあり得る
ことになる。
【0083】なお、キートップ部51a,51bの上部
であって、キーキャビネット5a,5bの部分に関数機
能の文字を表記しているのは、図示しないシフトキー等
の押し下げによる機能拡張により、対応するキートップ
部51a,51bの操作によりこの表記された関数機能
の計算が行えることを示している。
【0084】図31は、上記実施の形態1の情報処理装
置の電気的構成を示すブロック図、及びリバーシブルキ
ーボードの機能ブロック図である。
【0085】この情報処理装置は、キー入力制御手段で
あるCPU100、キー入力部101、液晶パネル等か
らなる表示部102、リバーシブルキーボード5の装着
状態を検出する検出手段103、ROM104、RAM
105からなり、これらの回路ブロックが装置本体1に
収納されている。
【0086】CPU100は、格納されているプログラ
ムに基づいて、情報処理装置全体を制御する。
【0087】キー入力部101は、図1に示すように、
固定部として設けられた関数キー31及びカーソルキー
32と、キーボード装着用凹部11の底面に設けられた
キーゴム33とから構成され、所定のキーを操作するこ
とにより、処理コマンドをCPU100に入力する。
【0088】表示部102は、CPU100から伝えら
れる制御信号により、表示動作を実行する。
【0089】検出手段103は、上記したように、リバ
ーシブルキーボード5の装着の有無を検出する第1検出
スイッチ15と、リバーシブルキーボード5の装着状態
を検出する第2検出スイッチ16とから構成され、検出
した情報(オン、オフ情報)をCPU100に入力す
る。
【0090】ROM104は、情報処理装置の動作に必
要なプログラム及び固定データを格納するとともに、固
定部の関数キー31及びカーソルキー32、リバーシブ
ルキーボード5の表面側及び裏面側の各関数キーやテン
キー等の各キー信号パターンを格納している。
【0091】RAM105は、情報処理装置の処理に必
要なデータを一時的に記憶するものであり、キーの操作
により入力された処理コマンドを格納している。また、
検出手段103により検出された情報に基づき、現在の
リバーシブルキーボード5の装着面のキー信号パターン
もROM104から転送されて格納される。
【0092】一方、リバーシブルキーボード5は、図2
7及び図28に示すように、表面側の関数キー511及
びテンキー512と、裏面側の関数キー513及びテン
キー514と、キーキャビネット52a,52bと、リ
バーシブルキーボード5の装着状態を検出する検出手段
501とからなる。
【0093】検出手段501は、図1に示すように、リ
バーシブルキーボード5がキーボード装着用凹部11に
装着されたか否かを検出するための第1検出突起部57
と、リバーシブルキーボード5の表面側または裏面側の
いずれの面を上に向けて装着されたかを検出するための
第2検出突起部58とから構成され、リバーシブルキー
ボード5が装着されたことにより、伝えられた情報は、
情報処理装置の検出手段103を通じてCPU100に
入力される。
【0094】次に、上記構成の情報処理装置において、
リバーシブルキーボードを装置本体に装着したときの実
行処理、及びリバーシブルキーボードまたは電池の交換
を行ったときの実行処理を、図32及び図33に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
【0095】(1)最初に、リバーシブルキーボード5
を装置本体1に装着したときの処理について、図32に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0096】まず、リバーシブルキーボード5をキーボ
ード装着用凹部11に装着する(ステップS1)。この
ときのリバーシブルキーボード5の装着は、図10〜図
13の手順で行う。そして、電池を電池収納部22,2
2に収納して、電池蓋23を下キャビネット1bに取り
付け、電源をオンにする(ステップS2)。これによ
り、ROM104内に格納されている電池蓋検出プログ
ラムが起動し(ステップS3)、電池蓋検出スイッチ2
5がオンであるかオフであるかを確認する(ステップS
4)。
【0097】電池蓋検出スイッチ25が図20(b)に
示すようにオンであれば、ROM104内に格納されて
いるキーボード検出プログラムを起動する(ステップS
5)。一方、電池蓋検出スイッチ25が装着忘れや装着
ミスなどでオフであれば、ステップS4からステップS
1に戻り、再度やり直しすることになる。
【0098】キーボード検出プログラムを起動すると、
次に、第1検出スイッチ15がオンであるかオフである
かを確認する(ステップS6)。その結果、第1検出ス
イッチ15がオンであれば、ROM104内に格納され
ているキーボード装着方向検出プログラムを起動する
(ステップS7)。一方、第1検出スイッチ15が装着
忘れや装着ミスなどでオフであれば、ステップS6から
ステップS1に戻り、再度やり直しすることになる。
【0099】キーボード装着方向検出プログラムを起動
すると、次に、第2検出スイッチ16がオンであるかオ
フであるかを確認する(ステップS8)。その結果、第
2検出スイッチ16がオフであれば、リバーシブルキー
ボード5がその表面側を上に向けて装着されていること
になるので、表面側のキー信号パターン(オフ時のキー
信号パターン)をROM104から抽出する(ステップ
S9)。また、第2検出スイッチ16がオンであれば、
リバーシブルキーボード5がその裏面側を上に向けて装
着されていることになるので、裏面側のキー信号パター
ン(オン時のキー信号パターン)をROM104から抽
出する(ステップS10)。
【0100】そして、ステップS9またはステップS1
0にて抽出したキー信号パターンをRAM105に転送
し(ステップS11)、リバーシブルキーボード5の装
着状態に対応したキー信号パターンをRAM105に保
存する(ステップS12)。
【0101】この後、装着されたリバーシブルキーボー
ド5のキー入力があれば(ステップS13でYESと判
断されれば)、RAM105内に格納されているキー信
号パターンのキー信号を出力し(ステップS14)、出
力されたキー信号の処理を実行する(ステップS1
5)。このようなステップS14、ステップS15の処
理を、キー入力がある度に実行する。なお、ステップS
13でキー入力がなければ、待機状態で終了となる。
【0102】(2)次に、リバーシブルキーボード5ま
たは電池の交換を行った場合の処理について、図33に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0103】まず、電池蓋23を取り外すことにより、
図20(a)に示すように、電池蓋検出スイッチ25が
オフとなる(ステップS21)。このとき、情報処理装
置が計算中かどうかを確認する(ステップS22)。そ
の結果、計算途中であれば(ステップS22でYESと
判断されれば)、その内容をRAMに保存し(ステップ
S23)、その後、電源をオフとする(ステップS2
4)。一方、計算途中でなければ(ステップS22でN
Oと判断されれば)、ステップS24ヘと動作を進め、
そのまま電源をオフとする。
【0104】その後、電池の交換か、リバーシブルキー
ボード5の交換かを確認するために、第1検出スイッチ
15のオン、オフ状態を確認する(ステップS25)。
その結果、リバーシブルキーボード5の交換であれば、
第1検出スイッチ15がオフ状態となるので、ステップ
S23で保存していた計算途中の内容を消去し(ステッ
プS26)、キー信号パターンも消去する(ステップS
27)。そして、リバーシブルキーボード5の交換作業
を終了する(ステップS28)。
【0105】この後、電源をオンすることになるが、そ
の後のステップS29〜ステップS42は、上記したス
テップS2〜ステップS15と同様の処理であるので、
ここでは説明を省略する。
【0106】一方、ステップS25において、リバーシ
ブルキーボード5の交換でない場合には、第1検出スイ
ッチ15はオン状態のままであるので、電池の交換を行
うことになる(ステップS43)。そして、電池を交換
し、その後、リバーシブルキーボード5を交換する場合
(ステップS44でYESと判断された場合)には、ス
テップS25に戻って、その後の処理を行う。一方、リ
バーシブルキーボード5を交換しない場合(ステップS
44でNOと判断された場合)には、電池交換だけであ
ったので、その後に電源をオンにする(ステップS4
5)。そして、ステップS23において、計算途中の内
容をRAM105に保存していた場合には、その計算途
中の内容を復帰させて(ステップS46)、ステップS
40に進み、次のキー入力を行うことになる。
【0107】以上が、実施の形態1の情報処理装置にお
ける処理動作の説明である。
【0108】[実施の形態2]図30は、本発明に係わ
るリバーシブルキーボードを備えた情報処理装置の実施
の形態2を示しており、リバーシブルキーボードを取り
外した状態の情報処理装置の外観斜視図である。ただ
し、図30には、取り外した状態の各リバーシブルキー
ボード5A,5Bが、表面側を上に向けた状態と、裏面
側を上に向けた状態の2つの状態でそれぞれ示されてい
る。
【0109】装置本体1及びリバーシブルキーボード5
A,5Bの基本的な構成は、上記の図1ないし図29を
参照して説明した実施の形態1の装置本体1及びリバー
シブルキーボード5と同様である。従って、実施の形態
1の装置本体1及びリバーシブルキーボード5と同じ構
成の部分については同符号を付すこととし、詳細な説明
を省略する。
【0110】違うところは、上記実施の形態1の情報処
理装置が、単一のリバーシブルキーボード5の装着が可
能であったのに対し、本実施の形態2の情報処理装置で
は、複数(この例では2つ)のリバーシブルキーボード
5A,5Bの装着が可能となっている点である。そのた
め、実施の形態1では必要でなかったリバーシブルキー
ボード5A,5Bの種類の検出が、本実施の形態2では
必要となり、そのための構成を追加した点が実施の形態
1とは異なっている。
【0111】すなわち、本実施の形態2では、装置本体
1のキーボード装着用凹部11の前端面11aに、第2
検出スイッチ16に隣接して、リバーシブルキーボード
5の種類を検出する第3検出スイッチ17が追加されて
いる。
【0112】一方、1つ目のリバーシブルキーボード5
Aは、上記実施の形態1のリバーシブルキーボード5と
全く同じ構成であるが、追加された2つ目のリバーシブ
ルキーボード5Bは、その前端面5Baに、キーボード
の種類を検出するための第3検出突起部70と第4検出
突起部71とが追加されている。第3検出突起部70
は、第2検出突起部58と同じ側に隣接して設けられ、
第4検出突起部71は、第1検出突起部57を挟んで第
3検出突起部70とは反対側の対称位置に設けられてい
る。
【0113】すなわち、第3検出突起部70と第4検出
突起部71とは、左右方向の対称位置に設けられている
ことから、リバーシブルキーボード5Bをキーボード装
着用凹部11に装着するとき、リバーシブルキーボード
5Bの表面側が上であっても、裏面側が上であっても、
第3検出突起部70または第4検出突起部71のいずれ
かが第3検出スイッチ17を押し込んでオン状態とす
る。
【0114】一方、リバーシブルキーボード5Aには、
第3検出スイッチ17をオン状態とする突起部(第3検
出突起部70及び第4検出突起部71)が設けられてい
ないので、リバーシブルキーボード5Aをキーボード装
着用凹部11に装着しても、第3検出スイッチ17はオ
フ状態のままである。これにより、情報処理装置は、リ
バーシブルキーボードの種類、すなわち、リバーシブル
キーボード5Aが装着されているのか、リバーシブルキ
ーボード5Bが装着されているのかを検出することが可
能となる。
【0115】図34は、上記実施の形態2の情報処理装
置の電気的構成を示すブロック図、及びリバーシブルキ
ーボードの機能ブロック図である。
【0116】本実施の形態2の情報処理装置は、図31
に示す実施の形態1の情報処理装置に、第3検出スイッ
チ17と、第3検出突起部70及び第4検出突起部71
とが追加された構成となっている。そのため、実施の形
態1の情報処理装置の構成と同じ構成については同符号
を付すこととし、詳細な説明を省略する。ただし、RO
M104には、1つ目のリバーシブルキーボード5Aの
表面側及び裏面側のキー信号パターンの他に、2つ目の
リバーシブルキーボード5Bの表面側及び裏面側のキー
信号パターンも格納されている。
【0117】次に、上記構成の情報処理装置における処
理動作について説明する。
【0118】実施の形態2における処理動作と、実施の
形態1における処理動作との違いは、リバーシブルキー
ボードの装着時に、第3検出スイッチ17のオン、オフ
状態を検出することにより、装着されているリバーシブ
ルキーボードの種類も検出する点であり、その他の処理
動作は、実施の形態1における処理動作と同様である。
従って、ここでは異なる処理動作についてのみ説明す
る。
【0119】また、上記実施の形態1では、(1)リバ
ーシブルキーボードを装置本体に装着したときの処理
(図32参照)、(2)リバーシブルキーボードまたは
電池の交換を行った場合の処理(図33参照)の2つの
処理についてそれぞれ説明しているが、本実施の形態2
における処理で異なることろは、上記(1)、(2)の
処理に共通に適用できるため、ここでは、上記(1)の
処理に適用した場合について、図35に示す要部のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0120】まず、リバーシブルキーボード5Aまたは
5Bを装置本体1に装着したときの処理について、図3
2に示すステップS6から説明する。
【0121】すなわち、図32に示すステップS6にお
いて、第1検出スイッチ15がオンである場合には、次
に、第3検出スイッチ17のオン、オフ状態を確認し
て、装着されているリバーシブルキーボードの種類を確
認する(ステップS51)。その結果、第3検出スイッ
チ17がオン状態である場合には、装着されているリバ
ーシブルキーボードが2つ目のリバーシブルキーボード
5Bであると判断する(ステップS53)。一方、第3
検出スイッチ17がオフ状態である場合には、装着され
ているリバーシブルキーボードが1つ目のリバーシブル
キーボード5Aであると判断する(ステップS52)。
【0122】そして、ステップS54へと動作を進め、
ROM104内に格納されているキーボード装着方向検
出プログラムを起動する。
【0123】キーボード装着方向検出プログラムを起動
すると、次に、第2検出スイッチ16がオンであるかオ
フであるかを確認する(ステップS55)。その結果、
第2検出スイッチ16がオフであれば、リバーシブルキ
ーボードがその表面側を上に向けて装着されていること
になるので、先のステップS51で検出した種類のリバ
ーシブルキーボード5Aまたは5Bの表面側のキー信号
パターン(オフ時のキー信号パターン)をROM104
から抽出する(ステップS56)。また、第2検出スイ
ッチ16がオンであれば、リバーシブルキーボードがそ
の裏面側を上に向けて装着されていることになるので、
先のステップS51で検出した種類のリバーシブルキー
ボード5Aまたは5Bの裏面側のキー信号パターン(オ
ン時のキー信号パターン)をROM104から抽出する
(ステップS57)。その後の処理は、図32に示すス
テップS11以降の処理となる。
【0124】一方、リバーシブルキーボード5A,5B
または電池の交換を行った場合の処理((2)の処理に
適用した場合)については、図33に示すステップS3
3において、第1検出スイッチ15がオンである場合
に、上記と同様、ステップS51の処理が開始される。
そして、ステップS56またはステップS57の処理を
終了すると、その後の処理は、図33に示すステップS
38以降の処理となる。
【0125】
【発明の効果】本発明のリバーシブルキーボードは、キ
ースイッチ部を押し下げするキートップ部と、このキー
トップ部を収納保持する開口部を有するキーキャビネッ
トとからなり、前記開口部は、キーキャビネットの表面
側及び裏面側に貫通して形成されており、この開口部
に、表面側に突出する表面側キートップ部と裏面側に突
出する裏面側キートップ部とが上下動可能に収納保持さ
れた構成となっている。これにより、内部に電気的な構
成を持たない簡単な構造によって、表裏両面に異なるキ
ー機能を搭載したリバーシブルキーボードを実現するこ
とができる。また、構造が簡易であるため、小型軽量
化、製造原価の低減を図ることができる。
【0126】また、表面側キートップ部と裏面側キート
ップ部とが樹脂等により一体的に形成されていてもよ
い。これにより、部品点数を削減することができるとと
もに、リバーシブルキーボードの製造も簡単なものとな
る。
【0127】また、表面側キートップ部と裏面側キート
ップ部とは、個別に形成されていてもよい。この場合に
は、各キートップ部を薄く形成することができるので、
リバーシブルキーボードの軽量化を図ることができる。
【0128】また、表面側キートップ部と裏面側キート
ップ部とは、その外観が異なるように形成してもよい。
このように、表面側キートップ部と裏面側キートップ部
とで外観を異ならせることにより、リバーシブルキーボ
ードのどちらの面を上にして装着されているかが容易に
分かるので、人為的な操作ミスを低減することができ
る。
【0129】また、本発明の情報処理装置は、上記構成
のリバーシブルキーボードの装着の有無を検出する第1
検出手段と、リバーシブルキーボードのどちらの面を上
に向けて装着されたかを検出する第2検出手段と、第2
検出手段の検出結果に基づき、装着されたリバーシブル
キーボードの装着方向に応じてキー入力による制御機能
を切り替えるキー入力制御手段とを備えた構成としてい
る。このように、着脱可能なリバーシブルキーボードの
表面側と裏面側とを使い分けることにより、キー入力機
能を拡張した情報処理装置を提供することができる。
【0130】この場合、第1検出手段及び第2検出手段
として、プッシュスイッチまたはキースイッチを用いる
ことが可能であり、このようなスイッチのオン、オフ状
態によって、リバーシブルキーボードの装着の有無や装
着面を確実に検出することができる。
【0131】また、本発明の情報処理装置によれば、こ
のようなリバーシブルキーボードを2種類以上用意する
とともに、これらリバーシブルキーボードの種類を検出
する第3検出手段を備え、キー入力制御手段は、第2検
出手段及び第3検出手段の検出結果に基づき、装着され
たリバーシブルキーボードの種類と装着方向とに応じて
キー入力による制御機能を切り替える構成としている。
このように、リバーシブルキーボードを複数用意するこ
とで、より多様なキー入力制御を行うことが可能とな
る。
【0132】この場合、第3検出手段として、プッシュ
スイッチまたはキースイッチを用いることが可能であ
る。すなわち、このスイッチのオン、オフ状態によっ
て、リバーシブルキーボードの種類を確実に検出するこ
とができる。
【0133】また、キースイッチ部に装着されたリバー
シブルキーボードをロックするロック機構部が装置本体
に設けられているとともに、リバーシブルキーボードの
ロックを解除する解除ボタンがロック機構部に設けられ
た構成としている。このように、ロック機構部を設ける
ことによって、キーボードを操作中に、リバーシブルキ
ーボードが装置本体から不測に外れるといった事態を確
実に防止することができる。また、リバーシブルキーボ
ードの操作面を入れ替える場合には、解除ボタンを操作
することによってロックを解除することができる。
【0134】この場合、解除ボタンは、装置本体の裏面
側に設けられており、かつ、装置本体の裏面側に装着さ
れた蓋体によって被覆されている。これにより、キーボ
ードを操作中に、誤って解除ボタンに触れる心配がない
ので、リバーシブルキーボードが装置本体から不測に外
れてしまうといった事態も発生しない。
【0135】また、本発明の情報処理装置によれば、蓋
体が装置本体から取り外された場合に電源をオフする電
源オフ制御手段を備えた構成としている。また、リバー
シブルキーボードがキースイッチ部から取り外された場
合に電源をオフする電源オフ制御手段を備えた構成とし
ている。これにより、リバーシブルキーボードを着脱す
るときに、フリーズ状態等の異常な状態を引き起こさ
ず、安全にリバーシブルキーボードの着脱や電池の効果
等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるリバーシブルキーボードを備え
た情報処理装置の実施の形態1を示しており、リバーシ
ブルキーボードを取り外した状態の情報処理装置の外観
斜視図である。
【図2】リバーシブルキーボードを装着した状態の情報
処理装置の外観斜視図である。
【図3】リバーシブルキーボードを取り外した状態の平
面図である。
【図4】図3に示す装置本体のA−A線概略断面図であ
る。
【図5】図3に示すリバーシブルキーボード5のB−B
線概略断面図である。
【図6】キーボード装着用凹部を一部拡大した、ロック
機構部の構造を示す平面図である。
【図7】キーボード装着用凹部の底面を一部拡大した、
ロック機構部の構造を示す底面図である。
【図8】図6に示すC−C線概略断面図である。
【図9】(a),(b)は図6に示すD−D線概略断面
図である。
【図10】リバーシブルキーボードをキーボード装着用
凹部に装着するときの動作を示す側面より見た概略断面
図である。
【図11】リバーシブルキーボードをキーボード装着用
凹部に装着するときの動作を示す側面より見た概略断面
図である。
【図12】リバーシブルキーボードをキーボード装着用
凹部に装着するときの動作を示す側面より見た概略断面
図である。
【図13】リバーシブルキーボードをキーボード装着用
凹部に装着するときの動作を示す側面より見た概略断面
図である。
【図14】リバーシブルキーボードがキーボード装着用
凹部に装着されたときの、ロック用爪とロック用凹部と
の係合状態を拡大して示す概略断面図である。
【図15】装置本体及びリバーシブルキーボードの他の
実施例であって、リバーシブルキーボードを取り外した
状態の情報処理装置の外観斜視図である。
【図16】図15に示すE−E線概略断面図である。
【図17】リバーシブルキーボードを表面側を上に向け
て装着した状態を示す概略断面図である。
【図18】リバーシブルキーボードを裏面側を上に向け
て装着した状態を示す概略断面図である。
【図19】電池蓋を取り外した状態の装置本体の底面図
である。
【図20】(a)は図19のF−F線概略断面図、
(b)は電池蓋を装着した状態の概略断面図である。
【図21】ロック機構部周辺の構造を示す一部拡大した
概略断面図である。
【図22】リバーシブルキーボードのキートップ部の他
の実施例を示す概略断面図である。
【図23】リバーシブルキーボードのキートップ部のさ
らに他の実施例を示す概略断面図である。
【図24】図23に示すリバーシブルキーボードのキー
トップ部の斜視図である。
【図25】図23に示すキートップ部の変形例を示して
おり、リバーシブルキーボードの表面側を上に向けた状
態を示す概略断面図である。
【図26】図23に示すキートップ部の変形例を示して
おり、リバーシブルキーボードの裏面側を上に向けた状
態を示す概略断面図である。
【図27】装置本体に、キートップ部の外観の異なるリ
バーシブルキーボードを、表面側を上に向けて装着した
状態を示す平面図である。
【図28】装置本体に、キートップ部の外観の異なるリ
バーシブルキーボードを、裏面側を上に向けて装着した
状態を示す平面図である。
【図29】リバーシブルキーボードの各キートップ部に
キー文字を記入した具体例を示す説明図であり、(a)
は表面側、(b)は裏面側を示している。
【図30】本発明に係わるリバーシブルキーボードを備
えた情報処理装置の実施の形態2を示しており、リバー
シブルキーボードを取り外した状態の情報処理装置の外
観斜視図である。
【図31】実施の形態1の情報処理装置の電気的構成を
示すブロック図である。
【図32】実施の形態1の情報処理装置において、リバ
ーシブルキーボードを装置本体に装着したときの処理動
作を説明するためのフローチャートである。
【図33】実施の形態1の情報処理装置において、リバ
ーシブルキーボードまたは電池の交換を行った場合の処
理動作を説明するためのフローチャートである。
【図34】実施の形態2の情報処理装置の電気的構成を
示すブロック図である。
【図35】実施の形態2の情報処理装置において、リバ
ーシブルキーボードを装置本体に装着したときの処理動
作、及びリバーシブルキーボードまたは電池の交換を行
った場合の処理動作の要部のみを説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 装置本体 2 表示部 3 キー入力部 5 リバーシブルキーボード 6 ロック機構部 11 キーボード装着用凹部 12 第1開口部 13 第2開口部 14 第3開口部 15,15a 第1検出スイッチ 16,16a 第2検出スイッチ 17 第3検出スイッチ 22 電池収納部 23 電池蓋 31 関数キー 32 カーソルキー 33 キーゴム 51a 表面側のキートップ部 51b 裏面側のキートップ部 52a 表面側のキーキャビネット 52b 裏面側のキーキャビネット 53a 表面側の開口部 53b 裏面側の開口部 54 つば部 55 リブ片 56 凹部 57 第1検出突起部 58 第2検出突起部 59 ロック用凹部 61 ロック本体部 62 ロック用爪部 63 スプリング用凹部 64 ロック解除用ノブ 70 第3検出突起部 71 第4検出突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸尾 英司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B020 DD55

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置のキースイッチ部に、表面
    側または裏面側のいずれか一方の面を上に向けて装着す
    ることにより、制御機能の異なるキー入力を行うことの
    できるリバーシブルキーボードであって、 前記キースイッチ部を押し下げするキートップ部と、こ
    のキートップ部を収納保持する開口部を有するキーキャ
    ビネットとからなり、 前記開口部は、キーキャビネットの表面側及び裏面側に
    貫通して形成されており、この開口部に、表面側に突出
    する表面側キートップ部と裏面側に突出する裏面側キー
    トップ部とが上下動可能に収納保持されていることを特
    徴とするリバーシブルキーボード。
  2. 【請求項2】 前記表面側キートップ部と裏面側キート
    ップ部とが一体的に形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のリバーシブルキーボード。
  3. 【請求項3】 前記表面側キートップ部と裏面側キート
    ップ部とが個別に形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のリバーシブルキーボード。
  4. 【請求項4】 前記表面側キートップ部と裏面側キート
    ップ部の外観が異なることを特徴とする請求項1ないし
    請求項3のいずれかに記載のリバーシブルキーボード。
  5. 【請求項5】 前記表面側キートップ部と裏面側キート
    ップ部とは、形状、寸法または外観色の少なくともいず
    れか1つ以上が異なっていることを特徴とする請求項4
    に記載のリバーシブルキーボード。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載のリバーシブルキーボードが、キースイッチ部に着脱
    可能に設けられた情報処理装置であって、 前記リバーシブルキーボードの装着の有無を検出する第
    1検出手段と、 前記リバーシブルキーボードのどちらの面を上に向けて
    装着されたかを検出する第2検出手段と、 前記第2検出手段の検出結果に基づき、装着されたリバ
    ーシブルキーボードの装着方向に応じてキー入力による
    制御機能を切り替えるキー入力制御手段とを備えたこと
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第1検出手段及び第2検出手段が、
    プッシュスイッチまたはキースイッチであることを特徴
    とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記リバーシブルキーボードを2種類以
    上有するとともに、これらリバーシブルキーボードの種
    類を検出する第3検出手段を備え、 前記キー入力制御手段は、前記第2検出手段及び第3検
    出手段の検出結果に基づき、装着されたリバーシブルキ
    ーボードの種類と装着方向とに応じてキー入力による制
    御機能を切り替えることを特徴とする請求項6または請
    求項7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第3検出手段が、プッシュスイッチ
    またはキースイッチであることを特徴とする請求項8に
    記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 キースイッチ部に装着されたリバーシ
    ブルキーボードをロックするロック機構部が装置本体に
    設けられていることを特徴とする請求項6または請求項
    7に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 リバーシブルキーボードのロックを解
    除する解除ボタンが前記ロック機構部に設けられている
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記解除ボタンが装置本体の裏面側に
    設けられており、かつ、装置本体の裏面側に装着された
    蓋体によって被覆されていることを特徴とする請求項1
    1に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記蓋体が装置本体から取り外された
    場合に電源をオフする電源オフ制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記リバーシブルキーボードが前記キ
    ースイッチ部から取り外された場合に電源をオフする電
    源オフ制御手段を備えたことを特徴とする請求項6ない
    し請求項12のいずれかに記載の情報処理装置。
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